こんにちは!ユニゾンキャリア編集部です。
安定性の高さに魅力を感じ、教員を目指していた中村さん。
しかし、教育実習で思ったより労働環境が過酷であることを知り、中高生の頃から興味があったIT業界への就職を考えるように。
ただ、再就活をスタートさせたのは大学4年生の9月後半。すでに採用活動を終えている企業も多いなか、中村さんのチャレンジは無事成功したのでしょうか?
「就活のスタートが遅れて心配」「未経験からエンジニアを目指したい」という方、必見のインタビューです!
就活成功!
その後、希望や適性を配慮して配属部署が決定し、まずは下流工程から実務をスタートさせる予定です。
目次
元々IT業界に興味があったんですか?
そうですね、中高生の頃からITにはすごく興味がありました。
学校の授業で「スクラッチ」というソフトに触れる機会があって、そこからプログラミングって面白いなと思うようになって。
そこから個人的にC#の勉強をしてみたり、プログラミングに関心がある友達と集まったりして、プログラミングにのめり込むようになりました。
部活とは別に同好会みたいなのを自由に作れたので、そこで友人と一緒にゲーム作りをしたのも楽しかったですね。
友達とワイワイ言いながらゲームを完成させて、実際に動いたときはすごく達成感がありましたね。
なので、当時はあくまで遊びの延長でしたけど、「ITって面白いな」っていう気持ちはずっとありました。
就活は最初からエンジニア志望で進められてたんですか?
いえ、エンジニアは考えていなくて、教員になろうと思ってました。
ITへの興味はあったんですけど、自分の中では「とりあえず安定した職に就きたい」っていう意識が強かったです。
それで、「AIが発達しても教員の仕事はなくならないだろう」と思って、教員を目指してました。周りからも勧められていたのも理由としてありましたね。
だから、大学も教育学部に入って、就活も教員一本で進めてました。就活期間は教員免許を取るための勉強とか実習しかやってなかったです。
だからエンジニアになるっていう選択肢は、まったくなかったっていうのが正直なところですね。
なぜ教員からエンジニアになろうと思ったんですか?
一番大きなきっかけは、教育実習で現場の実態を目の当たりにしたことですね。
思ったよりやることが多くて「これを一生続けるのは難しいな」と感じてしまって…。
毎日朝早くから学校にいって夜遅くまで、授業の準備とか生徒の対応に追われる毎日は正直大変でした。
学生は可愛いくて、やりがいも感じていたんですけど、自分の時間を犠牲にしてまで働けるかというと、自信が持てませんでした。
それでも7月に教員採用試験は受けたんですけど、試験が終わったあとに燃え尽き症候群みたいになってしまって。
「本当にこのまま教員になっていいのか」と考えたときに、中高生のときにゲームをつくったことを思い出したんです。
それで「ずっと興味があったことだし、やっぱりIT業界を目指してみようかな」と思うようになって、エンジニアを目指しました!

ちなみに再就活を始められた時期はいつごろですか?
それが本当に遅くて、就活を始めたのは大学4年の9月後半からでした。
エンジニアを目指そうとは思ったものの、「教育学部の自分が今から動いて間に合うのか」という不安がずっとあったんです。
ちょうどその頃、帰省していた兄に悩みを相談したら、「そこまで迷ってるなら、ダメ元でも就活してみれば?」と背中を押してくれて。それで9月後半から就活を始めました。
ただ、時期的に内定式の直前ですし、まだ採用活動をしている企業もほとんど残っていないタイミングじゃないですか?
実際、最初に相談したエージェントさんには「今から紹介できるIT企業の求人はないですね」と断られてしまって…。
でも、IT専門のエージェントならまだ可能性があるかもしれないと思って、ユニゾンキャリアさんを利用しました。
ユニゾンキャリアではどんな選考対策がありました?
担当キャリアアドバイザーの橋本さんからは、IT業界に就職するために必要な勉強とか、ESの書き方とか、本当に手取り足取りサポートしていただきました。
特に助かったなと思うのは、企業からよく質問される内容をまとめた「想定質問シート」を使った面接対策ですね。
「こういう質問が来たらこう話すといいよ」みたいな表面的なことだけじゃなく、深掘りされた時の対応まで教えてもらいました。
あと、今からでも資格の勉強をした方がいいっていうアドバイスもありがたかったです。教育学部出身っていうとこで、なにをアピールすれば良いか分かってなかったので。
それで「ITパスポート」とか「Java Bronze」の勉強をはじめて。ひとりで就活を進めてたら「やる気はあります」しか言えなかったと思うので、サポートしてもらって良かったなと思います!
選考対策は実際の面接でも役に立ちました?
はい、もう本当にそのまま役に立ったというか(笑)
面接対策のときに「逆質問が大事ですよ」っていう話を橋本さんから聞いてたんですけど、実際にしてみたら、面接官の方の反応が明らかに良くなったなと感じました。
面接全体よりも、最後の逆質問で選考結果を決めてるんじゃないかって思うくらいでしたね(笑)
でも、ただ単に逆質問したから評価されたっていうわけじゃないのかなとは思います。
「入社したらどんな仕事をしますか?」みたいなざっくりした質問じゃなくて、「新卒で活躍している人はどんな勉強をしていますか?」くらいの質問を準備してたのが良かったのかなと。
あと、「逆質問の答えが返ってきたら、さらにこういう質問をする」っていうことまで橋本さんと相談してたんですよ。
細かい部分までシミュレーションしてもらったおかげで、面接本番でも緊張せずに話せたので、本当にありがたかったです。
大学4年生9月からの再チャレンジの結果をお聞きしたいです!
2社に応募して、2社から内定をいただくことができました!
かなり遅い時期に就活をはじめたので、思ったより良い結果で終われて嬉しいです。未経験っていうこともありますし。
2社のうち、内定先に入社決めた理由は成長環境がしっかりしていることです。
面接で「将来どんなキャリアを歩みたいか」を聞かれたときに自分のプランを伝えたら、「それなら、うちでは実際にこういう形で仕事をしてもらうことになるよ」と具体的な道筋を説明してくださったんです。
その説明がすごく的確で分かりやすかったので、この会社にしようと思いました。
橋本さんにも「中村さんにはこちらの企業のほうが合ってると思います」と言ってもらえたのも大きかったですね。
大学4年の9月からはじめて、自分に合う企業に内定をいただけて本当に良かったです!

最後にユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!
正直なところ、橋本さんにサポートしてもらってなかったら、エンジニアになるのは難しかっただろうなと思います。
教員からエンジニアを目指そうとは思ったものの、自分で何をすれば良いかまったく分かってなかったので。
面接での立ち振る舞いとか、受け答えとか、いただいたアドバイスが全部役に立って、ありがたかったです。
あと、LINEでこまめに連絡を取ってくださって、不安なことがあればすぐに相談できたのもすごく助かりましたね。
話し方のニュアンスとかLINEで相談が難しい部分は、面談で解決してもらえて、迷わず就活を進められました。
一人だったら途中で心が折れていたかもしれないので、最後まで親身に支えていただいて、本当に感謝しています!

