

ITエンジニア専門の転職支援サービス
「ユニゾンキャリア」が送るお役立ちメディア
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。 「ITエンジニアの面接って何を聞かれるんだろう…」 このような不安の声を、転職相談の現場では数多くいただきます。 確かに、技術力の証明から人物面のアピールまで、準備すべきポイントは多岐にわたります。 1.ITエンジニアの採用面接で会社側が質問する理由 ITエンジニアの採用面接で企業がいくつも質問する理由は、以下のようなことをチェックしたいからです。 転職支援をしている身なので大声では言えませんが、実際、採用にはかなりお金がかかります。 加えて、日本の法律上、「会社に合わなかったからやめてくれ」とはなかなか言いづらく、会社に人を抱えるというのは、固定費を上げるリスクにもなるのです。 そのため、面接を受けたときにかなり細かく確認されて、理詰めされているような気分になった方も多いかもしれません。しかし、これは企業側が慎重に採用をしようとしている証拠でもあります。※もちろん、高圧的なケースは違いますが…。 このような背景から、企業側もかなり慎重に採用について判断せざるを得ないというのもあります。 裏を返せば、企業がこの人なら採用しても大丈夫そうと思ったら内定が出るというわけです。まずは、企業が「何を求めているのか?」から考えて、自分にできることを探して話せるように準備すると内定に大きく近づきます。 2.ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問【定番10選】 ITエンジニアの採用面接で聞かれやすい、定番の質問10選をご紹介します。回答のポイントと例についても解説していくので、ぜひ参考にしてください。 2-1.自己紹介をお願いします 自己紹介は、制限時間の指示がない場合も、約1〜2分で行うようにしましょう。 自己紹介は面接での最初の印象を決めるため、かなり重要です。面接の全体の質問の流れをコントロールすることもできるため、しっかりと準備します。 自己紹介でありがちなのが、「文章読んでそう」と思われるパターンです。もちろん、準備してきたことは評価をされますが、Web面接などは文章読んでるんだろうなと思われてしまいます。 身振りや笑顔など、Chat GPTではできない部分をしっかりと準備することが重要です。 2-2.志望動機を聞かせてください 志望動機は、選考で特に重視されるポイントです。必ず企業について深く調査を行い、志望度の高さをアピールします。 志望動機におけるキーワードは「親和性」です。あなたがどのくらい企業との親和性が高いのかを説明できれば、面接官も納得しやすくなります。 上記の例文は、ビジョンへの共感という部分でもっとも転用しやすい構成になっています。企業理念への共感は最近、聞き飽きているという話がWeb上ではあふれていますが、実際のところ本質を捉えられてはいません。 この構成では、「情報収集をしている」⇒「自分の仕事観」⇒「見据える将来」⇒「企業との親和性」という流れとなっており、主張の一貫性をアピールすることができます。 2-3.なぜエンジニアになろうと思ったのですか? エンジニアを志した理由を、シンプルな言葉で表現してください。 この質問では、きっかけから現在の行動までの感情と行動の変化を聞いています。ここで重要なキーワードは「本気度」です。 上記の構成では、前職での経験を交えて話すと同時に「過去軸」⇒「現在軸」⇒「将来軸」の流れになっています。最終的に、自分のきっかけに回帰することで、一貫性をアピールすることができます。 重要なのは、現在に至るまでに、具体的な行動として「何をしてきたか」です。思うのは簡単ですが、行動にまで移していることで「本気度」のアピールが可能です。 2-4.勉強していることはありますか? 勉強内容を、端的にわかりやすく説明してください。 勉強した内容を話したあとは、詳細を聞かれるつもりで回答してください。 例えば、このような回答をした場合、「じゃあ、ディストリビューション層の話はわかる?ちょっと説明してみて。」といったふうに聞かれる可能性があります。 中途半端な勉強具合では、答えられなかったときに、全然勉強できてないじゃんと思われてしまいます。そのため、どんな話が聞かれそうかは抑えておくことをおすすめします。 2-5.学生時代に一番力を入れたことは? IT業界の面接では、学生時代の話もかなり聞かれます。未経験なら年齢30代でも聞かれるので自分の過去の棚卸しをしておいてください。 学生時代の話を聞く理由は、現在のあなたの状況が後天的なものか、先天的なものかを判断する要素になります。また、人生を通じて努力できるタイプなのかなど、その人の価値観部分を聞きたい意図があります。 学生時代の話を聞かれたときに、よく「あれもやった」「これもやった」など複数の内容を出してしまいがちですが、実際、面接官の印象に残りません。 重要なのは、情報を追加するということではなく、掘り下げるということです。より具体的にわかりやすい内容にするように回答を準備してください。 2-6.退職理由、転職理由 採用担当は長く自社で働いてほしいと考えているので、不安要素の排除のために聞いています。 退職理由や転職理由で意識すべきことは面接官を「安心」させることです。社風にもよりますが、少しでも続かなさそうであったり、辞めそうと感じさせると落とされる可能性が上がります。 上記の回答は、問題の原因を自分に置くことで、誰も傷つけない回答です。また、自分の原因を理解して、失敗しないように分析していることで、素直さのアピールが可能です。 加えて、いままでやってきたことを0とするのではなく、転用可能な場面を伝えることで仕事内容の理解や企業へのメリットを提示しています。 2-7.どのようなエンジニアの職種に興味がありますか? 未経験の場合、これから挑戦してみたいエンジニアの職種について尋ねられることもあります。 開発エンジニアとインフラエンジニアは技術領域が異なるため、どっちも回答すると情報収集能力に難ありと判断されかねません。 この興味があるかという質問は実は意地悪な質問です。一般的に興味があるかと聞かれたら、やってみたいことを回答すると思いますが、面接の文脈においては完全にNGです。 面接官が聞きたいのは「どのくらい調べて、現実的に考えられているか?」です。つまり、行動ベースで何を調べているのかを聞いています。 2-8.どんなエンジニアになりたいですか? これから目指したいエンジニアの理想像について、具体的に説明します。 ここでは、あなたが目指しているエンジニア像と企業情報に書かれているエンジニア像が似ていることをアピールすることが重要です。 上記の回答では、ソリューション提案から運用支援まで行っている企業に刺さりやすいにフォーカスして作成しています。 自分の強みや分析力をアピールしながら、どこまで解決するのかを提示することで、エンジニアとして広い視点を持ちたいことをアピールできます。 企業に合わせてアピールする内容を変えることで内定が取りやすくなるため、企業情報をしっかりと調べておいてください。 2-9.自己PRをお願いします 自己PRは、採用面接でほぼ必ず質問される内容です。 自己PRというと何か特別なことを話す必要があるように感じるかもしれませんが、重要なのはエンジニアとして会社に貢献できるかという点です。キーワードとなるのは企業への「メリット」の提示です。 あまり派手な自己PRはのちのち首を絞めることにもなるため、自分の良さを最大限に生かせるアピールを目指してください。 ここで重要なのは、企業側があなたを採用して得られるメリットがしっかりと伝わることです。ビックマウスをかまさなくても、いぶし銀のようなアピール方法もあることは覚えておいて欲しいです。 2-10.他社の選考状況について教えてください 応募企業以外に、エンジニアと関連のある企業にエントリーしているかどうかを確認されます。 ここはある種腹芸に近い質問です。うちに来てくれるのかを企業側が探っているといってもいいです。 あなたに対する面接官の評価にもよりますが、ここまでの面接回答を実践できているのであれば、間違いなく好印象で終わっているはずです。 そういう意味で、お互いに駆け引きの質問になります。応募者側からすると、安く買いたたかれないように、企業側は高く買いすぎないようにというラインでのせめぎ合いです。 大袈裟すぎず、謙虚になおかつ、他社からの引き合いを意識させるみたいな部分が重要です。 ユニゾンキャリアでは、面接対策から年収交渉まで「完全無料」でサポートします。 「ちゃんと面接で話せるか不安…。」「細かい駆け引きみたいなのは苦手だな~。」という方は、ぜひ一度ご相談ください。 3.ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問~人柄やこれまでの経験12選~ ITエンジニアの採用面接で頻繁に聞かれる、人柄や過去の経験に関する質問を12個ご紹介します。 ここでも、回答のポイントと回答例も合わせて解説していきます。 3-1.前職について教えてください。 前職で学んだことやスキルについて、具体的なエピソードを交えながら説明してください。 抽象的な表現ではなく、具体的な工夫や考え方、進め方などが問われています。ここでのキーワードは「前職での努力」になります。 多くの方が数字を語りたがりますが、実際のところ求められているのは「何をしたのか」です。何をしたのかが具体的に説明ができることが、自分が主導で行った証として伝わります。 どうしても抽象的な表現になってしまう場合は、前の仕事で成功した内容の流れをすべて書き出してみてください。 3-2.これまでに人と対立したり、衝突した経験はありますか?それはどのように解決しましたか? 人と対立した際の対処方法を見ることで、社会人としての人柄をチェックします。 まずは、前提として対立することが悪いことではないと認識して、それをどのようにクリアしたのかを問われていると考えれば答えは見えてきます。 ありがちなのは、自分の意見を通した系ですが、それはよくありません。 A案とB案が出たときはお互いの良いところを取り入れたC案を考えられる人が社会人としては優秀に見られます。 3-3.過去の失敗経験とそれをどのように乗り越えたか教えてください 失敗を乗り越えた経験を尋ねることで、困難に向かって努力できる人間かどうかを判断します。 失敗を語るのではなく、解決方法まで開示するようにしてください。 構成的にはかなりシンプルで、過去の経験から今の成長した自分があるという流れを意識します。最終的に、将来の自分の展望へと話をつなげるとよりグッドです。 3-4.外部の方と折衝をした経験はありますか? 応募者のコミュニケーションスキルや、顧客との交渉力を確認するために質問します。 世間的にあまり折衝経験がなさそうな職業についていた場合に聞かれます。とはいえ、面接官がなさそうと思っているだけなので、シンプルに経験を伝えればよいです。 面接官の大丈夫かな?を解決するのが、この質問に対する回答です。回答の内容をみて、大丈夫そうだなという感想を抱いてもらうことがゴールになります。 3-5.どんな時に仕事のやりがいを感じますか? 仕事のやりがいは、業務内容とモチベーションの相関性を調べるために尋ねられます。 エンジニアはフロントに立って折衝するケースもありますが、自己成長にやりがいを置いておくと適正を示すことができます。 現在の職種で一般的に言われているやりがいではなく、エンジニアのやりがいに近いものに調整して回答してください。 あなたが応募しているのはエンジニア職であるということが前提にあるため、それが証明できることが重要です。 3-6.どんな時に仕事のモチベーションが下がりますか? この質問も、業務内容とモチベーションの関連性を見ています。 ここはネガティブな要素をどう捉えているのかという質問です。 ネガティブな質問は基本的に逆境への対応力を聞いているケースが多いです。上記の回答例では、改善するために今動いていることが伝わる内容となっています。 3-7.気になっているIT業界のニュースやトレンドがあれば教えてください IT業界への興味関心や、エンジニア職への適性をチェックしています。 業界への関心度と情報収集の習慣があるのか?という質問です。 ニュースや情報収集は単に知っているでは意味がありません。そこに自分の考察を加えてブラシュアップするようにしてください。 3-8.入社後の目標や実現したいことについて教えてください この質問では、あなたがエンジニアとしてどのように成長し、企業にどう貢献していきたいかを明確に伝えることが大切です。 どんな環境で、どのような力を身につけて、どんな価値を発揮していきたいかを具体的に語ることで、面接官に意欲と現実感のある印象を与えることができます。 この回答では、前職の経験を土台にしながら、エンジニアとしてどうステップアップしていきたいかを明確にしています。「1年後・3年後の姿」を語れると、面接官にも成長イメージが伝わりやすくなります。 3-9.5年後、10年後の自分像について教えてください この質問では、あなたが長期的にどんなキャリアを目指しているのか、どのような価値を会社や社会に提供していきたいと考えているのかが問われます。 この質問は、企業があなたの「成長意欲」や「定着見込み」を見るためのものでもあります。そのため、「御社で〜したい」という要素や、自分の強みを活かしたストーリーがあると効果的です。 この回答は、短期(5年)・中長期(10年)で役割が変化していく様子を明確にイメージできる構成です。特に「若手育成」や「時代に合った価値」という表現を入れることで、成長意欲や柔軟性も伝えることができます。 3-10.趣味を教えてください この質問では、あなたの人柄や価値観、ストレス耐性や継続力といった「人物面」を見られています。 特に未経験の場合、「趣味からの学び」や「継続性・工夫する力」を伝えることで、ポテンシャル評価につながることがあります。 このように、趣味の中にある「学ぶ姿勢」や「工夫する習慣」を伝えることで、ただの雑談ではなく、「この人と一緒に働いてみたい」と思ってもらえるような回答になります。 3-11.他者から見た自分像について教えてください この質問では、あなたが周囲からどう評価されているか、そして自分を客観視する力があるかを見られています。 「自分はこう見られている」と把握している人は、職場でも客観的に振る舞えると判断されやすいです。 このように、評価される言葉+具体的なシーン+自己理解のコメントまで含めると、より説得力のある回答になります。 3-12.長所や短所を教えてください この質問では、自己分析ができているか、自分の特性をどう仕事に活かそうとしているかを見られています。 「長所は◯◯、短所は△△です」だけでは不十分です。「だからこそ、こう活かせる・こう直している」という姿勢が大切です。 このように、長所は実績・習慣レベルで語り、短所は改善中であることを明言すれば、信頼感を持たれやすくなります。 4.ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問~過去のエンジニア経験9選~ この段落では、過去のエンジニア経験に関する質問を9個ご紹介します。回答ポイントと回答例を参考にしながら、自分の回答を考えてください。 4-1.なぜその言語や分野を勉強しようと思ったのですか? この質問では、「選択の動機」や「学習姿勢」「技術選定の視点」など、実務経験者としての思考や背景が問われます。 企業は「この人は技術にどう向き合っているか」を見ようとしています。そのため、理由+工夫+展望の流れで話せると好印象です。 このように、「使い始めたきっかけ」と「学ぶ中で感じた価値」「今後の展望」が整理されていると、経験者としての説得力がぐっと増します。 4-2.弊社のどのサービスに興味がありますか? この質問では、企業研究の深さと、自社とのマッチ度を見られます。単なるサービス名の羅列ではなく、なぜ興味を持ったか、どんな視点で見ているかを語ることが重要です。 表面的な紹介ではなく、「自分だからこそそこに惹かれた」という視点があると面接官の印象に残ります。 このように、サービスへの共感+自身の経験+今後の貢献意欲まで言及することで、企業理解の深さが伝わりやすくなります。 4-3.学生時代どのような研究をしていましたか? この質問は、あなたの論理的思考力・課題解決力・学びへの姿勢を見るためのものです。研究分野が直接仕事に関係していなくても、取り組み方や得た学びをどう伝えるかがポイントになります。 研究成果よりも、取り組む姿勢や思考のプロセスに焦点を当てると評価されやすくなります。 このように、「どんなテーマか」よりも「どう考え、どんな力が身についたか」にフォーカスすることで、実務との関連性をアピールできます。 4-4.普段どのようにしてプログラミングの勉強をしていますか? この質問では、エンジニアとしての学習習慣・情報感度・技術への向き合い方が問われます。経験者であれば、「学び方」だけでなく「何を学んでいるか」「なぜそうしているか」まで説明できると好印象です。 面接官は、継続的に学び続ける姿勢があるかを確認しています。 このように、インプット→実践→改善という流れが伝わると、「仕事でも自走できるエンジニア」として評価されやすくなります。 4-5.(開発経験がある場合)今までにチームや自分でどのようなものを開発しましたか? この質問は、開発経験の実績・担当範囲・チームでの役割など、実務における再現性を確認するために行われます。 単なる作ったもの紹介にとどまらず、どんな課題に対しどう貢献したかを語れると強い印象を残せます。 このように、「何を作ったか」+「どう貢献したか」+「どんな成果があったか」の三点を含めると説得力が出ます。 4-6.(開発経験がある場合)今までの開発で最も権限が与えられた役割はどのようなものでしたか? この質問では、任されていた責任の大きさや意思決定の影響力を確認する意図があります。 単に「リーダーをやりました」だけでなく、どこまで裁量を持ち、どんな判断を行ったかが伝えられると効果的です。 このように、技術・仕様・進行管理の中で、どこまで決定権がありどう動いたかを具体的に示すと、実力の裏付けができます。 4-7.(開発経験がある場合)開発の際の問題解決はどのようになさっていますか? この質問では、トラブル時の対応力・論理的思考・主体性が問われます。 経験者であれば、「調べた」「聞いた」だけでは弱く、どう考えて動いたか、どんな工夫をしたかが評価されます。 このように、「どう考えたか」「どう動いたか」「どう解決したか」の3点が揃っていると、トラブル時でも信頼して任せられる印象を与えることができます。 4-8.(チーム開発経験がある場合)チームで開発する際に重要だと思うことは何だと考えますか? この質問では、チームプレーに対する理解・協調性・コミュニケーション力を見られています。 チーム開発は技術力だけでなく、連携・共有・信頼構築なども非常に重要な要素になります。 このように、「抽象的な価値観」+「具体的な行動」+「成果や学び」をセットにすると、実践的な協調性を伝えることができます。 4-9.(開発経験がある場合)これまでの開発経験を弊社でどのように活かせると考えていますか? この質問では、自分の経験と応募先企業の事業や課題との接点をどれだけ理解し、具体的に活かすイメージを持っているかが問われます。 「これまでの経験=御社の役に立つ」ことを、自分の言葉でつなぐことが大切です。 このように、「やってきたこと」→「御社でこう活かせる」→「どんな貢献ができるか」という構成で伝えると、論理的かつ好印象です。 5.ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問~その他4選~ ITエンジニアの採用面接で頻繁に聞かれる、その他の質問を取り上げて解説します。しっかり対策を行い、完璧に解答できるようにしましょう。 5-1.勤務時間や勤務形態についての希望はありますか? この質問では、応募者がどのような働き方を望んでいるのか、また企業の働き方に柔軟に適応できるかを確認されています 「希望がある=NG」ではなく、理由や前向きな姿勢とセットで伝えることが大切です。 このように、「今はとにかく現場で学びたい姿勢」と「柔軟に合わせる意欲」をセットで伝えることで、安心して任せられる印象を与えることができます。 5-2.希望年収を教えてください この質問では、応募者の市場感覚・キャリアプラン・柔軟性が問われます。 ここで高い金額と答えたとしても、入社後の給与にその金額が反映されるわけではありません。 年収に対して一貫性のある理由や姿勢を示すことで、「現実的に交渉できる人」という安心感を与えることが大切です。 結局のところ、年収は面接であなたがどれだけ魅力的に見えているかで決まります。そのため、内定が取れそうなラインを見極めるために面接官が聞いています。 5-3.(SES企業の場合)勤務地は自宅から何時間まで可能ですか? この質問は、案件先によって勤務地が変動するSES(客先常駐)企業において非常に重要な確認項目です。 企業側は、「通勤負担が大きすぎて続けられないリスクがないか」「柔軟性があるか」を見ています。 このように、「希望(片道90分程度)」→「過去の実績」→「場合に応じて柔軟に検討可」という構成にすることで、信頼感と現実性のバランスを両立できます。 6.ITエンジニア採用面接で印象が良くなる逆質問ランキングTOP15 この段落では、ITエンジニアの採用面接でぜひ使っていただきたい、理想的な逆質問について解説します。 おすすめの逆質問を15個取り上げてランキング化したので、ぜひご覧ください。 6-1.逆質問はするべきか? ITエンジニア採用面接終盤で「なにか質問はありますか?」と尋ねられるのが、逆質問です。 採用試験に合格したいなら、逆質問は積極的に行うべきです。主な理由は、下記の通りです。 逆質問を行わない応募者は、「入社意欲がない」と判断されることもあります。 積極的に行動できる人材だとアピールするためにも、逆質問は絶対にしてください。なお、NGな項目は以下のようになります。 6-2.印象が良くなる逆質問ランキングTOP15 ここからは、担当者からの印象が良くなる逆質問を15個集め、ランキング形式で紹介します。 第1位:御社で一早く活躍するために、入社までに必要なスキルや知識があれば教えてください。 入社意欲の高さと、事前準備を怠らない姿勢を伝えられる逆質問です。 「入社=スタート地点」ではなく、「入社前から努力を始めている」という熱意を面接官に印象づけられます。事前学習や習得目標の明確化にも役立ちます。 第2位:私と同年代の方はどのような活躍をされていますか? 同世代の活躍を尋ねることで、現場の温度感やロールモデルを具体的にイメージできます。 自身のキャリアビジョンと照らし合わせ、現実的なギャップを知る手がかりにもなります。志望度と学ぶ姿勢を両方アピールできる質問です。 第3位:入社した場合、まず携わることになる業務についてお伺いさせてください 実務の理解を深めようとする姿勢が評価される逆質問です。 業務内容の把握は早期立ち上がりにつながり、企業側も「ミスマッチの少なさ」を感じられます。あいまいな志望動機を避ける効果もあります。 第4位:御社が技術者に対して特に求めているスキルは何でしょうか? 企業ごとに重視するスキルの種類は異なるため、価値観のすり合わせに有効です。 自分の強みと合致しているか確認できるだけでなく、学習の方向性も明確になります。技術に真剣な印象を与えられる良い質問です。 第5位:御社で活躍している方の特徴や共通点などがあれば教えてください 「成果を出す人材」の傾向を知ることで、自分がその会社で活躍できるかを見極めやすくなります。 また、求められる行動や価値観に自分を合わせようとする前向きな姿勢が伝わります。 社風への適応力も間接的にアピールできます。 第6位:御社の求める人物像の中で、最も重視されていることはどれですか? 具体的な人物像を聞くことで、企業と自分の適性を確認できます。 もしも自分のアピールポイントと被っていた場合は、「その内容をお聞きして、大変嬉しく感じました。私は○○の部分に共通点があります」と話してみましょう。 第7位:未経験で転職された方がどのようにご活躍されているか教えてください もしも未経験者がITエンジニアとして求人に応募する場合、この質問は必ず聞きましょう。 プログラミングの勉強やほかの技術者との関係構築方法などを知ることで、入社後のイメージが浮かびやすくなります。 第8位:1日の業務の流れを簡単に教えてください こちらも、業務未経験者におすすめの質問です。 エンジニアの1日の流れを教えてもらうことで、入社後の自分が想像しやすくなります。 通常のスケジュールと、繁忙期のスケジュールを両方質問するのもいいでしょう。 第9位:この会社を選んだ理由やきっかけがありましたら教えてください 面接官に対して、この企業に入社したきっかけや魅力を尋ねます。 ライフワークバランスの両立しやすさや、案件の取り組みやすさなど、従業員だからこそ理解できる長所を教えてもらえるでしょう。 第10位:御社で働く上で、どのようなやりがいがありますか? 面接官に対して、この会社の一員として働くやりがいを尋ねます。 他社では感じられないやりがいを説明された場合は、会社の志望度を上げてもいいかもしれません。 ほかの企業とは異なるメリットがある、優良企業だと判断できるからです。 第11位:これまでの業務で一番大変だと感じたことを教えてください 面接官がもっとも大変だった業務を質問することで、入社までの心構えができます。 あるいは、少しでも業務負担を減らせるように、今の自分が向上させておくべきスキル内容も見えてくるでしょう。 大変だった業務の解決方法を尋ねれば、社内のチームがまとまっているかどうかもチェックできます。 第12位:どのようなチーム体制で業務を行っていますか? チーム体制について細かく質問しておくと、どのような業務形態で仕事を行うことになるのか想像できます。 エンジニアはチームプレイが基本なので、チーム体制が崩れている会社には入社すべきではありません。 回答の内容によっては、志望度を調整しましょう。 第13位:御社では、スキルや知識を共有するための勉強会などは実施されていますか 会社側が、エンジニアのスキルアップのために投資してくれる環境かどうかを確認してください。 勉強会の開催だけでなく、資格取得にかかる費用を全額支給してくれる企業も存在します。 第14位:御社の今後の事業展開と〇年後の展望を教えて下さい 企業側が想定している事業展開と、今後の展望を聞いておきましょう。 自分の目標と照らし合わせれば、企業との相性も見えてきます。 回答をもらったあとは、自分がどう企業に貢献できるかをアピールしてください。 第15位:社内の評価制度はどのような基準でおこなわれていますか? 従業員の人事評価制度について質問すれば、企業が従業員に対して何を重要視しているかわかります。 透明性が高い評価制度(360°評価やスキルのデータベース化など)を選んでいるかどうかもチェックできます。 7.インフラエンジニアの転職タイミングに迷ったらユニゾンキャリア 企業は、面接での質問を通して、「自社が求める理想の従業員に近い人材」を探しています。 面接では、ただ質問に答えるのではなく、「この人材がほしい」と思わせるような戦略的な回答を用意しましょう。 7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴 ユニゾンキャリアは、エンジニアに特化した転職・就職支援サービスです。 当社のアドバイザーは、元エンジニアなどIT業界に精通したプロ集団です。最新の転職市場の動向や企業情報を熟知しているため、専門的なアドバイスが受けられます。 キャリアプランの構築も一緒に行い、あなたが納得できる転職を実現します。質の高い情報と転職ノウハウがあるため、1人で進めるよりも最善の選択が可能です。 さらに、弊社では選考の対策も徹底的に支援しています。 プロと一緒に優良企業から内定を取るための対策ができるため、受かる確率は格段に上がります。 オンライン面談を中心に、お電話やメール、LINEでのご相談も可能ですので、お気軽に弊社へお問い合わせください。 7-2.インフラエンジニアのキャリアアップ成功事例 ユニゾンキャリアは求人を紹介するだけではなく、丁寧にヒアリングをしたうえでキャリアプランの構築や必要なスキルのアドバイスなども行っています。 エンジニア転職に詳しいアドバイザーがご相談から内定まで「完全無料」でサポートしますので、お気軽にお問い合わせください。
[balloon]なぜIT業界を選んだ理由を上手く説明できない…[/balloon] [balloon]IT業界の志望動機って何書けばいいんだろう?[/balloon] 面接でIT業界を志望している理由を聞かれたけど、上手く答えられなくて落ち込んでいる方や、これから就職活動するけど、IT業界についてあまり詳しくないと不安に感じている方はいませんか? この記事では、IT業界で就職活動をする時に、知っておくべきことについて詳しく解説しています。 IT業界を志望していて、就職活動に少しでも不安がある方は、必ず最後までお読みください。 1.新卒で「なぜIT業界を選んだのか」と聞かれたときの例文4選 新卒が「なぜIT業界を選んだのか」と聞かれた際の例文を紹介します。 1-1.IT業界を選ぶ理由の例 例文の前に、まずはIT業界を選ぶ新卒によくある理由を紹介します。 IT業界を選んだ理由を聞かれた際の回答の参考にしてください。 ●最新技術に触れることができる 新卒がIT業界を選ぶ理由の1つは、最新の技術にたずさわれることがあげられます。 IT業界では、日々新しい技術やツールが開発されています。 たとえば、以下の技術です。 IT技術の最前線に立つことで、刺激的で充実感のある仕事ができます。 また、さまざまな技術を活用して、自分の知識やスキルを向上することも可能です。 そのため、最新技術に触れられることがIT業界を選んだ理由にあげられることが多いです ●世界的に需要が高まっている IT業界は日本だけでなく、世界中で需要が高まっている分野です。 近年、世界中でデジタル化が急激に進み、ほとんどの業界でIT活用が求められています。 さまざまな分野でITエンジニアの必要性が高まっており、将来性に期待できるためIT業界を志望する学生が増えています。 また、ITスキルがある人材を必要とする企業は多く需要が高いことから、高年収を目指すことも可能です。 国内外でキャリアチャンスが広がっているなどのメリットがあるため、多くの学生がIT業界を目指しています。 ●新しいビジネスモデルやサービスを生み出す創造性がある IT業界は、自分のアイデアや創造性を活かして新しいビジネスモデルやサービスを生み出すチャンスが豊富にあります。 その理由は次の3つです。 特にスタートアップ企業では、自分のアイデアを実現し、事業をつくる環境が提供されています。 そのため、「自分のアイデアを形にしたい」「世界中で使われるサービスの開発にたずさわりたい」という思いから、IT業界を選ぶ新卒は多いです。 ※DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術の活用により企業の改革をおこない、競争力を高める取り組みのこと。 ●IT技術を用いて社会に貢献することができる IT業界では、自分の持っている技術を用いて社会に貢献できる機会が多いです。 以下のようなさまざまな分野で、ITを活用した課題解決の取り組みが進んでいます。 たとえば、医療分野ではオンライン診療・治療が可能になったり、教育分野ではオンライン学習サービスが充実してきています。 エンジニアとして自分のスキルにより社会の課題を解決でき、その成果を実感できることは大きな魅力といえます。 大きなやりがいを得られることから、IT業界を希望する新卒が多いです。 弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の就活・転職支援サービスを行っています。 業界研究の仕方が分からない方やIT業界に関する知識に不安を感じている方は、「完全無料」で利用できますのでお気軽にご相談ください。 1-2.新卒が「なぜIT業界を選んだのか」と聞かれたときの例文 ここからは、前章を踏まえて新卒が「なぜIT業界を選んだのか」を問われたときの例文を4つ紹介します。 例文1 私がIT業界を志望するのは、ITを用いて企業や社会の課題を解決したいからです。 私はコロナ渦の中、サークルの新勧活動を行いました。対面での新勧が出来ない中で、戦略的にSNSを運用し、結果として約40名の新入生を集めることが出来ました。 私はこの経験を通じて、インターネットの力を用いて課題を解決することの楽しさを感じました。従ってITに関わり、様々な課題を解決する仕事につきたいと考えました。 例文2 私がIT業界を志望したのは、ITを用いて社会にインパクトを与えたいと考えたからです。 私は大学1年生から個人経営のアパレルショップで働いており、ECサイトを立ち上げたところ売り上げが20~30%伸びました。 IT技術を活用して実際に売り上げが上がっているのを見たとき、大きなやりがいを感じることができた経験から、ITの開発に関わり、社会にインパクトを与える仕事をしたいと考えております。 例文3 私がIT業界を志望したのは、モノづくりや新しい技術に興味関心があるからです。 私は大学ではITを中心に学んでおり、その中でも新しいことを学んだり、最新技術に触れることが好きです。また実際にアプリを開発した経験もあり、モノづくりをすることにやりがいを感じます。 そのため、将来的にも新しい技術に関わり、自分が作り出したサービスによって社会に貢献できるような仕事をしたいと考え、IT業界を志望しました。 例文4 私がIT業界を志望したのは、ITの力で日本中の暮らしを豊かにしたいと考えたからです。 私は大学入学のタイミングで四国から上京したのですが、インターネットの普及率や活用度が全く異なっていました。インターネットがビジネスモデルや人々の生活にも大きく影響を与えているのを見て、とても驚きました。 この経験から、ITの力で地方を含めた日本中をより活性化させ、豊かにしたいと考えました。 「なぜIT業界を選んだのか」という質問は、新卒面接での定番ともいえる質問です。 上記の例文の構成や具体性の盛り込み方などを参考に、しっかりと対策を行っていきましょう。 IT専門の就職・転職エージェントであるユニゾンキャリアでは、エントリーシートのアドバイスや面接の対策も無料でおこなっております。 良い回答が浮かばなかったり、面接での受け答えが不安な方はユニゾンキャリアへお気軽にご相談ください。 2.「なぜIT業界を選んだのか」に答えるために新卒が知っておくべきこと IT業界は新卒から人気があり、競争率の高い業界になっています。 応募者が多いことから、選考に通過するには採用担当者の印象に残る回答でなければいけません。 ここでは、「なぜIT業界を選んだのか」を考える前に知っておくべきIT業界の基礎を解説します。 IT業界に対する理解を深めることで、より説得力のある回答になるでしょう。 2-1.IT業界とは IT業界とは、コンピューターやインターネットなどの情報技術を用いて新しいサービスやプロダクトを開発し、さまざまな問題を解決する業界です。 IT業界の業種は大きく分けて以下の5つです。 業種 概要 インターネット・Web ・インターネットサービスを提供する業界 ・SNSやWebサイト、ECサイトなどの制作を行う 通信 ・インターネットや光回線など通信インフラを扱う業界 情報処理 ・情報システムの構築・運用保守をおこなう業界 ソフトウェア ・ソフトウェアの開発・提供を行う業界 ・LinuxなどのOSやアプリケーションソフトなどを扱う ハードウェア ・パソコンやスマホ、周辺機器を扱う業界 ・ハードウェアの設計・開発・販売を担う また、IT業界の職種は大きく「開発系」「インフラ系」「マネジメント系」「その他」の4つに分けられます。 それぞれ代表的な職種は以下のとおりです。 分野 職種 開発系 アプリケーションエンジニア 組み込みエンジニア AIエンジニア インフラ系 ネットワークエンジニア セキュリティエンジニア クラウドエンジニア マネジメント系 プロジェクトマネージャー システムエンジニア ブリッジSE その他 データサイエンティスト 社内SE ITヘルプデスク IT業界に対する理解を深めることは、その業界を選択した理由を考えるうえで欠かせません。 知識を身につけることで、さまざまな企業を分析・研究できるようになるため、説得力のある内容になります。 次の記事では、就活生向けにIT業界を徹底解説しています。 気になる方はぜひ参考にしてみてください。 【就活生必見】IT業界を徹底解説!就活成功のためにやるべきこと 2-2.IT業界が求める人物像 ここでは、IT業界が求める人物像を詳しく紹介します。 新卒がなぜIT業界を選んだのかを説明する際に、ここで紹介する特徴をあげることで採用担当者に良い印象を与えられるでしょう。 ●勉強熱心な人 IT業界では、勉強熱心で自己啓発に励み、新たな知識を積極的に取り入れられる人材が求められています。 IT業界は日々進化しており、新しい技術やツールが頻繁に登場します。 たとえば、プログラミング言語やフレームワーク、セキュリティ手法などは短期間で変わりやすいです。 そのため、自主的にキャッチアップしてスキルを向上していける人は多くの企業で必要とされています。 ●柔軟性がある人 IT業界では、柔軟性の高さも求められています。 プロジェクトの途中で急に要件が変更されることがよくあるため、その際に柔軟性をもって上手く対処することが必要だからです。 また、トラブルが起きた際には即座に対応しなければいけません。 柔軟性がある人は変化に対応し、柔軟に計画を立て直す能力を持っています。 プロジェクトの円滑な進行に貢献できるため、突発的なトラブルが多いIT業界では貴重な人材です。 ●コミュニケーション能力が高い人 IT業界では技術的な専門知識だけでなく、コミュニケーション能力も非常に重要です。 なぜなら、プロジェクトに取り組む際に異なるバックグラウンドを持つ人と関わるからです。 仕事内容や知識量が異なる人とプロジェクトを進めるには、意見や要件を明確に伝える能力が求められます。 さらに、ITに詳しくない顧客や利用者とのコミュニケーションも頻繁に発生します。 技術的な情報を専門用語を使わずにわかりやすく説明できる人は、IT業界で重宝される存在です。 ●パソコンスキルが高い人 IT業界において、パソコンスキルは基本的な要素です。 たとえば、以下の知識をいいます。 職種によっては、プログラミングやデータベース操作のスキルも求められる場合があります。 高いパソコンスキルを持つ人は日常の業務を効率的におこなえるため、高い生産性が期待できます。 IT業界で活躍したいなら、基礎的なパソコンスキルは事前に身につけておきましょう。 2-3.IT業界の現状と将来性 IT業界は現代社会において重要な役割を果たしており、なくてはならないものです。 そのため、高い将来性が期待されます。 ここでは、IT業界の現状と将来性を詳しく見ていきましょう。 ●IT業界の現状 2023年現在、IT業界は急速に成長しており、以下のような特徴があります。 2022年に発表された矢野経済研究所の調査結果によると、日本のIT市場規模は年々増加しています。 2018年度に1兆2493億円だったIT市場規模は、2024年度には1兆4600億円にのぼる見通しです。 さらに、DXの普及にともないITサービスの需要は拡大し続けています。 一方で、現在の日本はIT人材不足が深刻な問題です。 経済産業省の調査によれば、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足するとされています。 このように、現代はデジタル化がさまざまな分野で進んでおり、最新の技術を活用した新しいサービスの需要が高まっています。 一方で、人材不足が深刻なため国や企業はIT人材を育てていく必要がある状況です。 ●IT業界の将来性 IT業界は高い将来性が見込まれます。 その理由は、以下のとおりです。 今後もIT技術の発展とともにデジタル化は加速し、これまで以上に社会全体でIT企業・人材の必要性が高まることが予測されます。 そのため、IT企業・人材の需要は今後も高まり続けるでしょう。 3.新卒がIT業界の志望動機を書く時のポイント ここからは、新卒がIT業界の志望動機を書く際に大事な3つのポイントを解説します。 3つのポイントを意識し、なぜIT業界を選んだのかを伝えることで採用担当者の印象に残る志望動機ができるでしょう。 3-1.なぜIT業界を選んだのかを明記する IT業界を目指す新卒が志望動機を書く際に最も重要なポイントの一つは、なぜIT業界を選んだのかを明確にすることです。 志望動機は、あなたが決断に至った背後にある理由や熱意を採用担当者に伝える重要な機会です。 具体的な理由を述べることで、あなたのIT業界への情熱と真剣さをアピールできます。 たとえば、以下のような伝え方があります。 「IT業界に惹かれたのは、学生時代に自分でWebサイトを作り、コーディングの楽しさを実感したからです。」 3-2.なぜその企業なのか伝える なぜIT業界を選んだのかだけでなく、特定の企業に応募する理由も明確に伝えることが不可欠です。 企業独自の価値観や事業内容、製品・サービスに共感し、その企業でのキャリアを追求したいという熱意をアピールするようにしましょう。 たとえば、以下のとおりです。 「貴社に応募した理由は、業界でのリーダーシップと成長機会に魅力を感じるからです。」 3-3.自分が貢献できることを具体的に書く 自分がその企業にどのように貢献できるかを具体的に示すことも重要です。 習得したスキルや資格、学習したことをあげ、それを活かす意欲をアピールしましょう。 新卒はポテンシャル採用の部分があるため、企業に対する強い意欲があれば採用されるケースが多いです。 具体的には、以下のように貢献できることを伝えましょう。 「私は分析と課題解決が得意です。これらの能力を活かして、ユーザーからのフィードバックを分析し、システムやサービスの改善点を見つけ出すことに自信があります。」 4.IT業界を目指す新卒の志望動機の例文 ここでは、IT業界を目指す新卒の志望動機の例文を2つ紹介します。 例文1 私が貴社を志望する理由は2つあります。 1つ目は、様々な業界の企業のDXを推進させたいと考えたからです。 私は予備校で塾講師をしており、コロナ渦をきっかけにオンラインでの教材提供や進捗管理のシステムを導入しました。結果として生徒たちの成績を伸ばすことが出来、ITの力によって社会にインパクトを与える仕事をしたいと考えるようになりました。 中でも御社は幅広い業界に対して、親身な支援をしており、魅力に感じました。 2つ目は、貴社の挑戦する社風に合っていると考えたからです。 私は小さいころから何事にも積極的な性格で、大学でもバイトリーダーに立候補したり、短期留学に行ったりと様々な活動を自主的に行ってきました。 この積極性を活かして貴社に貢献できると考えています。 例文2 私が貴社を志望する理由は、地方のデジタル化にも注力をしているという点に惹かれたからです。 私は高校まで地方で育ち、大学進学のタイミングで上京しました。その際にインターネットの普及率の違いや、インターネットがビジネスモデルや人々の生活に大きな影響を与えていることに大変驚きました。 この経験から私はITの力で、地方を含めた日本中の暮らしを活性化させたいと考えており、地方のデジタル化にも注力している貴社に興味を持ちました。 また大学時代にはゼミ長やサークルの幹事を務めていたので、将来的にはチームをまとめながらプロジェクトを推進していけるようになりたいです。 新卒で就職活動をする際に、もっとも躓きやすいのが「志望動機」です。 上記の例文を参考に、ぜひ納得のいく志望動機を作り上げてください。 良い志望動機が浮かばない方はユニゾンキャリアの無料就活支援サービスをご利用ください。皆さんの経験に合わせた志望動機を考えるサポートをさせていただきます。 5.新卒が知っておきたいIT業界の企業の選び方 新卒がIT企業を選ぶ際に重要なポイントを5つ紹介します。 企業選びは、自分のキャリアを築く重要なステップなので、入念に行うことが大切です。 5つのポイントを押さえて、自分に合ったIT企業を選びましょう。 5-1.自分のスキルや興味が合致するかどうかを確認 IT業界の事業内容は多岐にわたり、企業ごとに異なります。 一般的なイメージだけでなく具体的な事業内容を調べ、それが自分のスキルや興味と合致しているか確認しましょう。 自分が関心のある分野やスキルを伸ばしたい分野に合致する企業を選ぶことで、楽しさとモチベーションが維持しやすくなります。 一方で、自分の希望に合っていない仕事を選んでしまうとやりがいを感じにくく、長続きしづらいでしょう。 また、自分の強みを活かせない環境では、スキルアップも難しくなります。 5-2.社員教育やキャリアアップ制度 企業が提供する社員教育やキャリアアップ制度は、将来のキャリアパスに大きな影響を与えます。 教育やキャリアアップ支援制度が整っている企業では、長期的なキャリアプランを立てやすく目標の達成が可能です。 また、資格取得支援などの制度がある場合、スキルアップしやすくキャリアの選択肢が広がります。 具体的には、入社後の研修やスキルアップ支援、資格取得支援制度を調べるようにしましょう。 5-3.自分のライフスタイルに合致するか 働く環境が自分のライフスタイルと合致することは、生活の質を高めるために非常に重要です。 自分のライフスタイルと合っている企業ならストレスが少なく、生活の満足度が高まります。 近年は、ライフワークバランスを重視する企業が増えており、在宅ワークやノー残業デーなどが実施されています。 高いモチベーションを持って長く活躍するためにも、自分の生活に合った働き方を提供している企業を選びましょう。 自分のライフスタイルと合わない場合、仕事とプライベートのバランスが取りにくく、つらくなってしまいます。 5-4. 評判や口コミ、求人情報などから企業評価を調べる 企業の公式情報だけでなく、実際に働いている社員や元社員の声を聞くことが重要です。 社員や元社員のリアルな声は、企業の文化や雰囲気を知る上で貴重な情報源です。 社員の声を聞くことで、実際の職場文化や仕事環境を理解でき、入社後の適応がスムーズになります。 また、自分の目標に合致した企業を見つけるのに役立つでしょう。 もし可能なら、OB・OG訪問やインターンシップに参加することがおすすめです。 実際に働いている人から直接話を聞くことで、その企業での日常や将来の展望を想像しやすくなります。 6.「なぜIT業界を選んだのか」の回答に自信を持てない新卒におすすめの就活エージェント ここまで新卒が「なぜIT業界を選んだのか」に回答するためのポイントや例文を紹介しました。 しかし、中には自分の文章や内容に自信を持てない人もいるのではないでしょうか。 そんなときは、就活エージェントの活用がおすすめです。 就活エージェントとは、就職活動で必要な応募書類の準備や選考の対策、企業紹介、業界研究などを無料でサポートしてくれるサービスです。 就活エージェントには、主にIT特化型と総合型のサービスがあります。 新卒の場合は幅広い選択肢を持つためにも、これから紹介するIT特化型と総合型のエージェントを併用するのがおすすめです。 6-1.ユニゾンキャリア ユニゾンキャリアはITエンジニア専門の就活エージェントで、IT業界に必ず就職したい方におすすめのサービスです。 IT業界に精通したアドバイザーが業界の実情や企業の特徴をお伝えしております。 また、ESや面接の対策も充実しており、「なぜIT業界を選んだのか」や「その企業を選んだ理由」の専門的なアドバイスを受けることが可能です。 さらに、エンジニア求人が豊富に揃っており、自社開発から大手SIer、メガベンチャーまでご紹介しております。 登録は30秒ほどで終わるので、この機会にぜひご利用してみてください。 6-2.マイナビ新卒紹介 マイナビ新卒紹介は新卒に特化した総合型の就活エージェントです。 総合型のためIT業界以外の求人もチェックでき、多くの選択肢から自分に合った企業を探せるのが特徴です。 ユニゾンキャリアと同じく、ESや面接の対策も支援しています。 マイナビ新卒紹介では、経験豊富なアドバイザーがあなたの経験・希望から、強みや可能性を再発見するカウンセリングを実施しています。 適性にマッチした業界・業種・職種を教えてもらえるので、まだ業界を絞り込めていない人や多くの選択肢を持ちたい人におすすめです。 7.まとめ:「なぜIT業界を選んだのか」は必ず聞かれる! 本記事では、新卒がなぜIT業界を選んだのかを問われた際の例文や重要なポイントなどを紹介しました。 あらためて大切なポイントをまとめます。 新卒がIT業界を選ぶ理由によくあるのは、以下の4つです。 上記のポイントは、新卒がなぜIT業界を選んだのかを考える際に参考となるでしょう。 また、採用担当者の心に残るIT業界を選んだ理由を考えるには、以下の内容を把握することが重要です。 上記を参考にIT業界に対する理解を深めることで、なぜこの業界を選んだのかを説明する際に役立ちます。 なぜIT業界を選んだのかは必ず聞かれる質問です。 そのため、しっかり答えられるよう入念に準備する必要があります。 客観的なアドバイスや自分の回答で良いのか不安な方は、就活エージェントを積極的に活用しましょう。 客観的な視点からのアドバイスにより、新しい自分が発見できることもありますよ。 弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の就活・転職支援サービスを行っています。 専任のアドバイザーがあなたの状況をヒアリング。キャリアプランの構築から最適な企業の内定までトータルでサポートいたします。 ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。 本記事のトピックスはこちら! オブジェクト指向について学びたいけど「本で読んでも、ネットで調べてもわかりにくい!」と感じ躓いてしまう方は多いです。 そんな方にオブジェクト指向を扱うメリットから魅力まで細かくお伝えします。 事前に読みたい⇒【職種・レベル別】ITエンジニアにおすすめの勉強法!本・サイト・アプリを徹底比較&紹介|就職・転職者職業ガイド 1.オブジェクト指向とは 「オブジェクト指向」とは、ソフトウェア開発の考え方のひとつで「処理を部品化して、部品を組み合わせることで1つのプログラムを作る考え方」のことを指します。 人がシステム開発を効率的に行うために、多くの言語で取り入れられている概念です。 オブジェクト指向は、車の例にして表現されることが多くあります。車の部品を個々に作っておけば、色んな車に転用できますよね? 各車に必要な共通の機能は、同じ機能を使って作成し、各車に独自に備わっている機能を独自に作りこんで実装する。 これをプログラムに落とし込んだ考え方が「オブジェクト指向」なのです。 ユニゾンキャリアではオブジェクト指向を研修でしっかりと学べる企業を紹介しています。 気になる方は、下記から無料相談をお試しください。 2.オブジェクト指向で使われる概念 オブジェクト指向に触れていると、以下のワードが頻出します。 それぞれ、オブジェクト指向型言語を扱うために必要なワードです。 キーワード 概要 オブジェクト オブジェクト指向プログラミングにおいては、クラスやインスタンスなどを抽象的に「オブジェクト」と呼んでいる。 クラス オブジェクト指向プログラミングにおいて、オブジェクトの設計図に相当するもの。 インスタンス クラスはそのまま使うことはできないため、オブジェクトとして使うためにメモリ上に「クラスの実体」を作る必要がある。 この実体を「インスタンス」と呼ぶ。 プロパティ 不用意にデータを編集しないように、一部のデータだけを編集できるようにする機能。 メソッド 「クラスの中で定義された関数」を指す。 関数には「単独で呼び出せるもの」と「クラスを通じて呼び出されるもの」があり、後者を”メソッド”と呼ぶ。 3.オブジェクト指向の三原則 オブジェクト指向の考え方をプログラムに落とし込むためには、「オブジェクト指向の三原則」を理解する必要があります。 3-1.継承 継承とは「既存のクラスの機能を受け継いだ新しいクラスを作ること」です。 簡単に言うと、「共通して使えるものを使いまわせるようにする機能」です。 3-2.ポリモーフィズム(多態性) ポリモーフィズムは簡単に言うと、「同じ名前の機能で、全く違う動きをする処理を実装できること」です。 ポリモーフィズムを実装するために、以下の2つの機能が使われています。 ●オーバーライド オーバーライドを簡単に説明すると、「継承で引き継いだメソッドを、同じ名前のまま別の処理として上書きできる機能」です。 オーバーライドを理解するためには、先ほどの「継承」を理解している必要があります。 その時に役に立つのが、「オーバーライド」という機能なのです。 例えば、「通常の敵」というクラスを継承して、「ボス敵」というクラスを新たに作りました。 この時、[Attack]という名前のまま、通常の敵とは違うボス敵用の[Attack]を作りたいですよね? そこで使うのが「オーバーライド」の機能です。 こうすることで、ボス敵だけの強い攻撃が可能になります。 ●オーバーロード オーバーロードを簡単に説明すると、「同じ名前の関数(メソッド)を複数宣言できる機能」のことです。 オーバーロードの説明に入る前に、まず関数を使う際の用語についておさらいしましょう。 下記の画像では、「CalcIntという関数」に、「int型の変数numA」と「int型の変数numB」を引数として渡しています。 用語 概要 関数 関数とは、何か特定の動作を行うための機能を持った処理。 Excelでよく使われる「SUM」や「AVERAGE」も関数。 SUM関数であれば、「合計値を計算する機能」を持った関数。 引数 関数に渡す値のこと。 SUM関数であれば、SUM()の括弧内に指定しているものが引数。 データ型 データ型とは、その名の通りデータの種類を意味する。 画像のint型は「整数型」と呼ばれ、このint型を持つ変数には整数を入れることができる。 変数 変数とは、数値や文字など、データを入れるための領域のこと。 プログラミングでは、この変数にデータを入れて処理を行う。 ●オーバーロードの利点 関数は、引数のデータ型や引数の数が変わるごとに、それに対応した関数を作らなければなりません。 オーバーロードの機能を使わない場合、全ての関数に違う名前を付ける必要があります。 「同じような名前の関数が沢山出来てしまってわかりにくい…」 「関数が沢山できて、どの関数を使えばいいかわからない…」 こういう時、オーバーロードの機能を利用すると全部同じ名前の関数として定義できるのです。 オーバーロードの機能を使うと、似たような関数が沢山できてしまうことや、どの関数を使えばいいかわからないなんてことをなくせるのです。 「でも同じ名前の関数を沢山作ったら、プログラムがどれを使えばいいかわからなくなるのでは…?」と思いますよね。 これを「オーバーロード解決」と呼びます。 ●オーバーロードの使用例 上記のプログラムを実行すると、以下の結果が出力されます。 それぞれの呼び出しに対して、適切なメッセージが出力されたのがわかると思います。 これが「オーバーロード」の機能です。この機能を使うことによって、引数ごとに使う関数を意識する必要なく開発できます。 3-3.カプセル化 カプセル化とは、「オブジェクトのデータを、カプセルに入れて他の機能から隠ぺいすること」です。 外から見えたままだと、誰でも簡単にデータを編集出来てしまうためオブジェクトのデータをカプセルに入れて、外から見えないように隠ぺいするのです。 データが知らないところで勝手に編集されないよう、守るための機能が「カプセル化」なのです。 4.オブジェクト指向の言語の一覧 オブジェクト指向の考え方は、幅広い言語で取り入れられています。 ここでは、その一例をご紹介いたします。 言語 概要 Java アプリケーション開発などで幅広く使われている言語。 オブジェクト指向の代表例として挙げられることもあり、ノウハウ本が多く出版されている。 PHP 主にWEBアプリケーションのバックトエンド開発で使われている言語。 ネットショップ等のECサイトや、WordPress等で用いられている。 Ruby 日本の技術者が開発したプログラミング言語で、WEBアプリケーション開発等で用いられる。 シンプルで初心者にも学びやすく、日本語でのノウハウが多い言語。 JavaScript WEBアプリケーションのフロントエンド開発で使われている言語で、ブラウザ上でWebページに動きをつけるために用いられている。 Python 人工知能をはじめとした幅広い分野で使われている言語。 コードが短くわかりやすいため初心者にも学びやすい言語。 Swift. Apple社が2014年に発表したプログラミング言語で、Apple製品向けソフトウェア開発に向いている言語。 R言語 統計分析など、データの解析を行うことに特化した言語。 人工知能や機械学習の普及に伴い、需要が増えている言語でもある。 C# Microsoft社が開発した言語でC言語とJavaを元に作られており、どちらかといえばJavaに近いプログラミングが可能。 C++ C言語にオブジェクト指向の機能等を加え、改良した言語。 C言語を拡張した言語であるため、C言語と互換性があることが特徴。 VB.Net Microsoft社が開発した言語で、フォームを使ったプログラミングが特徴的。 Windows系アプリケーションで使用されることがある。 5.オブジェクト指向を扱うメリット オブジェクト指向の考え方は様々な言語で取り入れられていますが、オブジェクト指向を意識することでどんなメリットがあるのでしょうか。 5-1.効率的に開発が行える オブジェクト指向プログラミングでは、処理を部品化するという考え方でプログラミングを行います。 「全ての処理を1から作成していく」のではなく「使いまわせるところは使いまわす」ことで、効率的に開発を行えます。 5-2.メンテナンスがしやすい オブジェクト指向では、使いまわせる処理は使いまわすようにプログラミングをしています。 修正漏れがなくなることから、メンテナンス性は高いと言えるでしょう。 6.オブジェクト指向を扱うデメリット オブジェクト指向は理解するのに時間がかかるというのがデメリットとして挙げられるでしょう。 オブジェクト指向を完全に理解するためには、実際にプログラミングを行って徐々に理解していくのが一番の近道になります。 7.オブジェクト指向を勉強するのにおすすめな本 オブジェクト指向言語を学んでいく上で、参考になる本ピックアップしました。 今後オブジェクト指向を使った開発をしていきたい方は、是非参考にしてみてください! ●新わかりやすいJava オブジェクト指向徹底解説 第2版 出典:Amazon オブジェクト指向を勉強するのにはこの一冊がいいでしょう。オブジェクト指向を勉強する上で難しい単語を、対話や図、プログラムを用いて丁寧に説明してくれています。 プログラミングを始めた方、オブジェクト指向を勉強して詰まってしまった方におすすめです! ●良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方 出典:Amazon オブジェクト指向やプログラミングの勉強をした後、プログラマーが必ずぶつかる壁が以下の3つです。 本書はそんな方に向けて、良いコードの書き方と悪いコードの書き方を比較しながら解説している本になります。 オブジェクト指向を使ったコードの例にも触れているので、正しいオブジェクト指向プログラミングを知りたい方におすすめの一冊です! 8.オブジェクト指向のご相談はユニゾンキャリアへ オブジェクト指向を簡単に説明すると、「処理を部品化して、部品を組み合わせることで1つのプログラムを作る考え方」のことです。 また、本記事を通してもオブジェクト指向についてイマイチよく分からなかったという方も多くいるでしょう。 ユニゾンキャリアへご相談してもらえればオブジェクト指向に限らずITに関する不安や疑問などを丁寧に解消できます。 「すぐに相談してみるのは怖い」「ユニゾンキャリアで本当に解決できるの...?」とお考えの方は実際にユニゾンキャリアを利用してみた人の意見を見てみてください。
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。 IT知識やスキル不足を理由をして、「文系からエンジニアやSEになるのはやめとけ」と言われることがあります。 ですが、理系学生でも即戦力になるようなIT知識やスキルを持っている人は非常に少ないです。 そして、文系出身者でもコミュニケーション能力や向上心を活かして活躍している方は多くいらっしゃいます。 つまり、文系でもエンジニアは全く不可能なキャリアではないのです。 1.「文系がエンジニアやSEになるのはやめとけ」と言われる理由 文系出身者が想像しているエンジニアや、SEの理想と、現実には大きな差があるため、「文系がエンジニアになるのはやめとけ」と言われています。 理想とのギャップに苦しみ、エンジニアやSEになれたとしてもやめてしまう方もいるようです。 他にも文系がエンジニアやSEになるのはやめとけと言われる理由としては、以下のような理由がよく挙げられています。 一つずつ理由を解説していきます。 1-1.ITに関する知識・スキルが足りない 文系大学出身でも、授業でパソコンを使うため基本的なパソコンの使い方はわかるでしょう。 しかし、大学でプログラミングやプログラミングに必要な知識を4年間かけて学んだ人達と比べると、圧倒的に知識やスキルに差が生じてしまいます。 エンジニアやSEは基本的なパソコンの使い方やプログラミングだけではなく、IT周りの知識やスキルが必要となります。 IT関連の用語はとても多く、その数は1000個近くあるとも言われています。 また、知識不足が原因で、現場経験の長い人と上手くコミュニケーションが取れないといったこともあります。 そういったことが理由で、現場に入ったあと技術的にも人間関係的にもうまくいかず、退職するケースは少なくありません。 1-2.勤務時間が長い SEやエンジニアは絶対的に納期を守らないといけません。 そのため、進行が滞り終わらない可能性が見えた場合には、終電まで残業をしたり、徹夜で作業をすること、休日に出勤をするなども多くあります。 そのため、結果的にSEやエンジニアの勤務時間は長くなってしまいます。 会社によりますが、定時帰宅をしたいという願望が強い人にとっては、SEやエンジニアの労働環境は苦痛に感じるかもしれません。 1-3.給料が低い 文系に限らずではありますが、エンジニアやSEに対して給料が高いイメージを持っている方も多くいます。 確かに、他の職種よりも比較的収入は高い傾向にあります。 しかし、予期せぬことがあった場合には終電まで働くなどはよくあることで、定時以外での働きをすると考えると、収入が高いのも頷けます。 エンジニアやSEの仕事はハードで、「割に合う」とは言い難いものがあります。 1-4.離職率が高い エンジニアやSEは離職率がとても高い職種でもあります。 厚生労働省の資料によると、情報通信業の入職者数は180,700人に対し、離職者数は142,000人もいます。 産業別入職者・離職者状況 出典:厚生労働省 他の業種と比べても割合的には多くはありませんが、新型コロナの影響を受けづらい職種と考えると、離職数が少ないとは言い難いでしょう。 エンジニアやSEではない人からも「ハード、休みがなさそう」と思われるほどイメージがついており、離職率が高いと思われがちな仕事のため、やめとけと言われるのかもしれません。 1-5.ブラック企業が多い SEやエンジニアはブラック企業が多いと言われる業界です。 入社前は最初の数ヶ月は研修があると言われていたのにも関わらず、ろくに研修を行ってくれなかったり、労働時間外に研修をさせたりする企業が実際にあります。 また、未経験者を採用し研修を装い、家電量販店やコールセンターに派遣させるブラック企業も存在します。 2.文系出身のエンジニアやSEが活躍できる理由 文系出身者はエンジニアやSEで活躍ができないのか?と問われれば、それは違います。 文系からSEやエンジニアになるのはやめとけと言われますが、理系出身者にはない強みもありますので、以下で紹介していきます。 2-1.文系出身者でも活躍している【データあり】 実は文系出身者もエンジニアやSEで活躍をしていることが情報処理推進機構(IPA)のデータから読み取れます。 グラフから、文系出身者がIT業界で活躍している割合は約30%であることがわかります。 IT従業者の最終学歴 出典:情報処理推進機構(IPA) 技術や知識は後からでも身についていくために、文系であるからと諦めずに、意欲的に向上心を持って取り組めば活躍できるエンジニア・SEとなれるでしょう。 2-2.コミュニケーション能力を活かせる エンジニアやSEは、クライアント先やプロジェクトのグループの方々、プログラマーなどとやり取りを行いながら仕事を進めていくために、コミュニケーション能力が求められます。 クライアントの要望を聞き、プログラマーにわかりやすいように正確に伝えるパイプ役には、伝える力や物事を理解する力が必要なので、文系出身者でも活躍できる場所は多くあります。 3.文系からエンジニアやSEになるためにすべきこと 文系出身者でもエンジニアやSEになって成功している方も沢山います。 自分とは合わない会社やブラック企業に入らずに、エンジニアやSEになるには何をすべきなのか確認していきましょう。 3-1.IT業界に関する知識を付ける 自分がやりたい仕事に就くためにも事前にどのような職種があり、その職種の仕事内容や、なるために必要なスキルが何なのかを確かめておくとよいでしょう。 全くIT業界に関する知識がない状態で転職活動を始めてしまうと、自分がやりたかった業務ができなかったり、ブラック企業に入社してしまう可能性が高くなってしまうかもしれません。 エンジニア、SEと一言で言っても、Webサービスやシステム開発、ソフトウェア開発、ハードウェアなどジャンルは多岐に渡ります。 それぞれの特徴や雰囲気を調べてみて自分に向いている場所はどこなのか絞っていくのがよいです。 3-2.プログラミング知識・スキルを身に付ける 文系出身者がエンジニアやSEになるためには、まずは「プログラミング」に多く触れることです。 書籍でもいいですし、今では無料で遊びながらプログラミングに触れられるプログラミングが勉強できるサイトなどもあります。 プログラミングについての動画も多くアップされているので、お金をかけずとも学ぶことが可能です。 独学に自信がない方は、プログラミングスクールに通う方法もあります。 しかし、授業料が高額なスクールが多いため、金銭的に心配な方は無料のスクールを選んでみると良いでしょう。 下記の記事で、エンジニアやSEを目指す方へおすすめのスクールを紹介していますので、興味のある方はぜひご確認ください。 3-3.企業研究をする、転職・就活エージェントを利用する 企業が出している求人や公式ホームページ、口コミなどにおかしな点はないか確認するようにしましょう。 また、企業がブログやSNSなどをやっている場合は、社内環境が確認できるのでチェックすることをおすすめします。 上記のポイントをチェックすると、ブラックな企業を避けて優良企業に入社できる確立が上がります。 とはいえ、自分でブラック企業かどうか見抜くのは難しいです。 確実に優良企業へ入社したい方はIT特化の転職エージェントを利用してみると良いでしょう。 弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。 専任のアドバイザーがあなたの状況をヒアリング。キャリアプランの構築から最適な企業の内定までトータルでサポートいたします。 ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。 4.文系でエンジニアやSEに向いている人の特徴 文系出身者でエンジニアやSEに向いている人の特徴を紹介します。 自分に何が当てはまっていて、何が不足しているのか確認しておきましょう。 それでは、詳しく解説していきます。 4-1.コミュニケーション能力がある SEはコミュニケーション能力が求められる職業です。 一人で黙々と作業をするのではなく、チームで動いたり、クライアントとの打ち合わせをするポジションだからです。 クライアントからは何が要望なのかを聞き出すヒアリング能力から、信頼関係を築き上げる力、一緒にプロジェクトを進行をするためのマネジメント力など、コミュニケーション力を基盤としたスキルが求められます。 4-2.勉強を継続的に続けることができる IT業界は熟成仕切っていないジャンルなので、毎日新しいことが生まれています。 1年前に新しかったものが古くなっていることもあり、継続的に勉強をしていく癖がないと、経験を積んだとしても、能力的には新しく入ってきたIT参入者に抜かされるリスクがあります。 新しいスキルや知識を身につけることに対して意欲的であり、継続できる人はエンジニアに向いていると言えるでしょう。 4-3.論理的に物事を考えることができる SEやエンジニアは、どうしたらクライアントの要望通りのシステムが作れるのかを考えたり、バグに対応する際などに論理的思考力が必要になります。 文系出身者であっても、論理的に話すのが好き、論理的に物事を考える癖があるという人は向いているといえます。 4-4.臨機応変に対応できる エンジニアやSEとして働いていると、必ずと言っていいほどエラーが発生します。 イレギュラーな問題が出た際に、臨機応変に対応する必要があります。 また、クライアントが依頼内容を度々変更してくることもあるため、そういった状況下でも冷静に対処をする力があるとやりやすいでしょう。 4-5.心身共にタフ 忙しくない日は定時で帰ることができますが、納期前やトラブルが発生した際には残業や休日出勤をする必要も出てきますので、忙しい日々に耐えられるタフさは必要とされるでしょう。 また、エンジニアはクライアントから仕様変更や追加を求められることがあります。 要望が多いと業務量が増えてしまうことから、残業に繋がりやすくなります。 無理な要望を「無理です」と言えない場合、ストレスを感じやすくなるでしょう。 5.文系からエンジニアやSEになって後悔すること 文系からエンジニアやSEになった際に、後悔することにはどういったことがあるのでしょうか。以下にて紹介していきます。 5-1.納期に追われストレスが溜まる SEやエンジニアは納期厳守なので、納期に追われ周りの環境もピリついてしまうことがあります。 しかし、作業を進めないと納期に間に合わないため、休む暇もなく働かなければならず、ストレスが溜まってしまうようです。 5-2.毎日の勉強が大変 IT業界は頻繁に新しい情報が公開されるため、毎日の情報収集と勉強が欠かせません。 これは文系出身者と理系出身者のどちらにも言えることです。 最新のIT技術に追いつくことができないと業務に支障が出てしまうこともあるため、業務時間外でも勉強を確保する必要があり、結果としてプライベートの時間が削られてしまいます。 6.文系未経験者がエンジニアやSEになれる? 近年では生産労働人口の減少から理系だけでなく、文系出身者の募集も多くあります。 また、文系だからこその強みをわかっている会社では、理系出身者だけでなく、文系も多く採用しています。 さらに、そういった企業には、入社後に研修制度が用意されているなど、文系未経験者であってもエンジニアやSEとして働いていくことができる環境が整っています。 実際にある、研修制度が充実している未経験歓迎求人の一部をご紹介いたします。 弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。 専任のアドバイザーがあなたの状況をヒアリング。キャリアプランの構築から最適な企業の内定までトータルでサポートいたします。 ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。 7.文系からエンジニアやSEになった人のキャリアプラン 文系からエンジニアやSEになった人にはどういったキャリアプランがあるのでしょうか。 いくつか紹介していきます。 7-1.セールスエンジニア セールスエンジニアとは、技術スキルを身につけている営業職です。 具体的な仕事内容としては、自社のサービスや製品を提案販売する仕事になります。 製品やサービスの知識があるだけでは商談は勝ち取れません。 自社の商品知識だけでなく、クライアントが困っていることを解決するための提案力・技術力なども問われる仕事です。 7-2.プロジェクトマネージャー プロジェクトマネージャーは管理職の一つです。 プロジェクトマネージャーはその名前の通り、プロジェクトの責任者です。全体を管理・進行をして、予算や品質、成果物のクオリティまで全責任を負うポジションです。 技術スキルだけでなく、専門知識、コミュニケーション能力、マネジメント能力など多くの能力が求められる仕事となります。 7-3.ITコンサルタント ITコンサルタントとは企業の課題を解決する仕事です。 企業に対して、IT戦略からシステムの見直し、システムの最適化などを行います。 顧客から情報を引き出し、問題を見つけ、問題解決まで導くための専門知識や経験、コミュニケーション能力が求められるために、文系出身だからこそのコミュニケーション能力の高さを活かせます。 ITコンサルタントに必須な資格やスキルとしては、プロジェクトマネージャーとしての経験や中小企業診断士などがあるといいと言われています。 また、以下の記事ではエンジニアにおすすめのキャリアパスについて詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。 8.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア ITエンジニアの転職支援サービス「ユニゾンキャリア」のサービス特徴とインフラエンジニアの転職成功事例を紹介します。 8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴 ユニゾンキャリアでは、IT業界の転職や就職に特化した専門の転職支援サービスです。あなたの将来的なキャリアを踏まえたうえで、最適な優良企業をご紹介いたします。 IT業界を知り尽くしたプロの転職アドバイザーが業界構造や職種の解説、おすすめの企業や選考対策までを徹底的にサポートします。 紹介させていただく求人は全て、事前に求人先企業の人事担当者やエンジニアにヒアリングを行っているため、求人情報では得られない詳細な内部事情を知ることも可能です。 もちろん、IT企業と称してコールセンターや携帯ショップなどに派遣するようなブラック企業とは取引をしていないのでご安心ください。 IT業界のプロがインフラエンジニアとしての長期的なキャリアを見据えたうえで、最適な求人紹介をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。 8-2.インフラエンジニアの転職成功事例 ユニゾンキャリアはあなたの適性や興味に合わせて、最適なIT職種や企業をご紹介させていただきます。 未経験者のキャリアチェンジや就職支援、経験者の年収アップなど幅広く対応可能ですのでぜひお気軽にご相談ください。 オンライン面談やお電話、メールやLINEなどでも相談可能です。相談料などは一切かかりませんので、エンジニア転職を実現させたい人はぜひ弊社にお問い合わせください。
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。 「未経験からエンジニアになったら、実務経験は積めるのかな。。」「実務経験を積めずにスキルがつかなかったらどうしよう」と不安な方もいるのではないでしょうか? エンジニアとしてキャリアを築くには、実務経験が欠かせません。 しかし、ブラックSESやヘルプデスクなど、プログラミングスキルを身につけるチャンスがなく、思い描いたキャリアが歩めない職種も中には存在します。 この記事を読んでいるあなたが、後悔のないキャリアを実現できるように実務経験が積めない時の対処法を紹介します。 1.未経験者が開発エンジニアになっても実務経験は積めない? 「未経験者が開発エンジニアになっても実務経験は積めない」という話を聞いたことがある方がいらっしゃる方がいるかもしれません。 結論から申し上げますと、未経験者が開発エンジニアになったとしても実務経験を積むことはできます。 しかし、未経験者が開発エンジニアになった場合実務経験が積みにくいのは事実です。 そのため未経験の方が開発エンジニアを目指す場合には、以下の理由からインフラエンジニアを進められることが多いです。 まず開発系のプログラミング言語を書くことができる人材がエンジニアの転職市場において飽和状態のため、未経験の開発エンジニアを募集している企業がそもそも少ない現状があります。 たとえ未経験で開発系のエンジニアに転職することができたとしても、経験者が優先的に良いポジションへ配属をされます。 未経験のエンジニアは実務経験を積むことができないようなポジションに配属されてしまうことが多くいのが現状です。 また、自社開発の企業では特定の言語や技術に触れる機会が多いため、入社後に幅広い実務経験を積むことが難しいです。 開発エンジニアの転職市場はこのような状態になっているため、未経験者はマニュアル通りに業務を進めやすいインフラエンジニアへの転職を進められてしまうことが多くなっています。 しかし開発エンジニアとしての実務経験を積むためには、このような状況下で優良企業を見抜く必要があります。 自分一人で企業選びが難しいと感じる方には、転職エージェントを活用することをおすすめします。 現在の職場で実務経験を積めないと感じている方や、未経験から実務経験を積むことができる企業へ転職を考えている方は、IT専門の転職エージェントを利用してみてください。 弊社ユニゾンキャリアはIT専門の転職支援を行っています。専任のアドバイザーがあなたの要望にぴったりなキャリアプランからサポートします。 ご相談から内定まで「完全無料」でご利用できますのでお気軽にお問い合わせください。 2.エンジニアの実務経験と開発経験の違い 実務経験と似ている言葉に、開発経験があります。 ここでは、それぞれの経験に求められるスキルを解説していきます。 2-1.エンジニアの実務経験として求められるスキル エンジニアの実務経験には、主に5つのスキルが求められます。 それぞれのスキルを詳しく解説していきます。 ●クライアントの要求をヒアリング エンジニアはクライアントの要求を聞き取り、その要求に応えるシステムの要件定義を行う必要があります。 クライアントの要望に応えるためには、制作の目的・ニーズ・達成したい目標などをエンジニアが細かくヒアリングします。 その際にエンジニアに求められる具体的なスキルが、要求を正しくヒアリングするスキルです。 ●設計書を見て実装 設計書に記載された要件のとおりに実装をすることができるプログラミングスキルも、エンジニアには必要なスキルです。 また、エンジニアはプログラミング設計書だけでなくインターフェース仕様書などの資料も読み取る必要があります。 自分が好きなように実装するのではなく、設計された設計書を正確に読み取ったうえでクライアントの要求に沿ったものを実装しなくてはなりません。 ●納期を守る エンジニアが仕事として開発を行う上で必ず守らなくてはならないものが納期です。 納期を過ぎてしまうとクライアントの要求に応えられなかったことになるため、期日までにシステムを完成するためにはマネジメントスキルも求められます。 納期を守ったうえで質の高いプログラミングを行うのはエンジニアの仕事の大前提であり、実務経験で求められるスキルです。 ●セキュリティを守って開発 プロジェクトごとに決められたセキュリティ要件を守って開発するスキルも、エンジニアの実務経験として求められるスキルです。 なぜなら、セキュリティに欠陥があるシステムは、情報漏洩やデータの改ざんが起きやすくなるからです。 エンジニアは、セキュリティを守る意識を持ちながら開発を行うことが重要です。 ●Gitを用いたチーム開発 エンジニアの実務経験のスキルとして、Gitを使ったチーム開発の業務フローを理解し、実際に使用できることが求められます。 Gitとは、複数人でシステム開発をおこなう際に欠かせない管理ツールです。 エンジニアはチームになってプロジェクトに取り組むため、このような管理ツールを正しく用いるスキルはとても重要です。 2-2.エンジニアの開発経験として必要なスキル エンジニアの開発経験には、主に4つのスキルが求められます。 これらは、アマチュアとして業務をおこなう場合でも身につけられるスキルです。 それでは、各スキルを詳しく説明していきます。 ●プログラミング能力 プログラミング脳力とは、プログラミング言語を扱ってシステムの構築ができるスキルです。 エンジニアとして開発をするためには最低限身につけていなくてはならないスキルとなります。 開発経験のある人であればある程度のプログラミング能力はついていることが多いと思いますが、エンジニアとして活躍するには仕事として開発をすることができるレベルのプログラミング能力が求められます。 ●GitHubを用いてのポートフォリオ作成 GitHubを使ってポートフォリオを作成しておくと、転職活動で役に立ちます。 GitHubとは、自分が作成したソースコードなどを保存・公開できるWebサービスのことです。 ポートフォリオは自分のスキルを企業に示すことができるものとなりますので、それ自体を制作し提出することで他の転職者と差をつけることができます。 また、エンジニアとしての実務経験がないとしても、ポートフォリオで開発経験をアピールすることができます ●DBとサーバーの知識 エンジニアの開発経験として、DB(データベース)とサーバーの知識も求められます。 具体的にお伝えすると この2つの知識が最低限必要となります。 ●タイピングスキル エンジニアには、キーを見なくても文字の入力ができるレベルのタイピングスキルも求められます。 タイピングスキルが身についていることによって、スピーディーに業務をこなすことが可能となり、生産性が高まるからです。 エンジニアはコンピューターを用いて様々な業務に取り組むため、タイピングスキルは必須です。 3.エンジニアの実務経験が積めない例 ここからは、エンジニアとしての実務経験が積めない職場の例を挙げます。 このような職場では実務経験を積めないことが多いため、実務経験を積みたい方は避けた方が良いです。 3-1.ブラックSES SESの契約内容 SESとは、クライアント企業にSES企業が技術者を出向させる技術支援サービスのことです。 SES企業は常駐するクライアント企業によって経験する業界も仕事内容も変わるため、エンジニアとして幅広い実務経験をつむことができる環境といえます。 しかし、ブラックSESの場合は幅広い実務経験を積むことができないどころか、そもそもエンジニアの業務を任せてもらえないことがあります。 ブラックSESでは、研修と偽ってコールセンター、家電量販店、携帯販売ショップなどに派遣され、エンジニア業務ではなく電話応対や販売業務などを強いられることがあります。 当然実務経験を積むことはできませんし、エンジニアとしてスキルアップしていくことができる環境は整っていないと言えないでしょう。 3-2.地方エンジニア 東京や大阪などの都心と比べると、地方はエンジニアの求人やクライアント数が少ない傾向にあります。 そのため、そもそも取り扱う業務が少なく実務経験を積む機会に恵まれていないことが多いです。 もちろん地方で勤務しているからといって全員が実務経験を積めないわけではありませんが、都市部のエンジニアよりは実務経験を積むチャンスが減ってしまいます。 3-3.専門知識が必要ないエンジニア業務をさせられる 専門知識を必要としないエンジニア業務ばかり任せる企業も実務経験を積めないことが多いため要注意です。 具体的に専門知識が必要ないエンジニア業務として以下の例が挙げられます。 このようなエンジニア業務は入社直後は良い勉強になりますが、エンジニアとして実務経験を積んでより良いキャリアを描くためには、このような業務ではなく要件定義やシステムの設計などが適しています。 いつまで経っても専門知識が必要ないエンジニア業務しかできない企業では、実務経験が積めないです。 3-4.ヘルプデスク ヘルプデスクとは、ユーザーや社員からの問い合わせに対応する職種のことで、社内外に向けてITシステムの利用をサポートします。 技術的な知識も求められる職種ですが、エンジニアに必要な開発スキルや高度なIT知識はあまり身につきません。 エンジニアとして活躍したいなら、ヘルプデスクとして勤務し続けることは避け、実務経験を積むことができる環境に身を置くようにしましょう。 4.エンジニアの実務経験が積めない原因 続いて、エンジニアの実務経験が積めない原因について見ていきましょう。 エンジニアの実務経験が積めない企業の特徴は以下の通りです。 エンジニア転職の際には、このような特徴が当てはまっていない企業を探すようにしましょう。 4-1.外部のプログラマーに開発業務を任せている 1つ目のエンジニアの実務経験が積めない企業の特徴は、外部のプログラマーに開発業務を任せていて、自社のエンジニアにはマネジメントや雑用の業務を行わさせていることです。 このような企業は、一般的に大手企業や中小企業のSIerに多い傾向があります。 企業としては現場での作業効率は良くなるメリットがあるものの、エンジニアが実務経験を積むのは厳しい職場環境となるため、おすすめしません。 実務経験が積めない企業を避けるためには、できるだけ上流工程の業務が経験できるような企業に転職するのが良いです。 ただし、大手企業や中小企業のSIerであったとしても上流工程の業務ができていれば問題はないと言えます。 4-2.本人のスキルが足りていない 2つ目のエンジニアの実務経験が積めない原因は、本人のスキルが足りないことです。 研修制度が整備されていない企業に未経験者として入社すると、エンジニアとしてのスキルがなかなか上がりません。 すると、スキルがないことを理由に雑用ばかりを担当させられる企業もあります。 エンジニアとして実務経験を積みたいなら、スキルを高めることができる研修制度が整った企業を選ぶと良いでしょう。 4-3.ブラックSESだから 3つ目のエンジニアの実務経験が積めない原因は、企業がブラックSESであることです。 SESの中でも労働環境が劣悪な企業に入社すると、研修の名目でコールセンターや家電量販店などに派遣されることがあります。 エンジニアならではの業務を任せてもらえないうえに、研修が業務時間外におこなわれることも少なくありません。 さらに、実務経験を伴うエンジニア業務の研修が不十分であるがゆえに、業務時間外に自身で勉強しなければいけないこともあります。 もしこのようなブラックSES企業に入社した場合はエンジニアの実務経験は積めないため、すぐに転職を考えましょう。 5.エンジニアとしての実務経験を積む方法 次に、エンジニアとして実務経験を積む具体的な方法について解説します。 エンジニアの実務未経験者・経験者の2種類に分けて説明します。 5-1.エンジニアの実務未経験者 エンジニアの実務を経験したことがない人は、以下の方法がおすすめです。 それぞれ解説していきます。 ●実務経験が積める企業に転職・就職 エンジニアとしての実務経験を積むためには、エンジニアの実務経験が積める企業に転職・就職することが手っ取り早いです。 しかし、エンジニアの実務経験が積めない企業の特徴が分かっているとしても、実務経験が積める企業の求人を見つけることは難しいと考える方が多いでしょう。 そんなエンジニア転職者の方には、IT業界に特化した転職エージェントを活用することをおすすめします。 弊社ユニゾンキャリアはIT専門の転職支援を行っています。専任のアドバイザーがあなたの要望にぴったりなキャリアプランからサポートします。 未経験の就業決定率95%を記録しているため、未経験からエンジニアを目指す方にもおすすめです。 ご相談から内定まで「完全無料」でご利用できますのでお気軽にお問い合わせください。 ●インターンシップへの参加 IT企業が主催しているインターンシップに参加することで、エンジニアの実務経験を積むことができます。 インターンシップにはさまざまな種類がありますが、数カ月間報酬をもらいながら参加する長期インターンシップをおすすめします。 インターンシップへ参加することによって、開発現場に身を置きながら実務的なスキルを高められるため、実務経験を積むことができます。 ●アルバイト IT企業にアルバイトとして雇われることでも、実務経験を積むことができます。 インターンシップと同様、実際に開発現場の雰囲気を間近に感じられるうえに、IT業界の人脈も形成できます。 アルバイトから正社員に採用されることも多いため、注目すべき選択肢の1つです。 5-2.エンジニアの実務経験者 すでにエンジニアの実務経験を積んでいる人は、以下の方法でさらに実務経験を積むことができます。 現在エンジニアとして働いているものの実務経験を積めない企業で働いている場合にも、おすすめの方法となります。 ●実務経験が積める企業に転職 もし今の企業では実務経験を積めないと感じているのであれば、今よりエンジニアの実務経験が積める企業に転職する方法をおすすめします。 その際は自分1人で転職活動を行うよりも、転職エージェントを活用したほうが効率が良いです。 エージェントを利用すると、面接や履歴書作成のサポートを受けられる上に、非公開求人の紹介を受けることもできます ●副業 エンジニアの実務経験を積める業務を副業とすることで実務経験を積む方法もあります。 エンジニアの実務経験を積むことができる副業としては、Webサイトの制作や、システム構築があります。 副業の収入が増えてきてからそちらを本業に移行すると、実務経験を十分に積んだうえでエンジニア転職をすることができるでしょう。 弊社ユニゾンキャリアはIT専門の転職支援を行っています。専任のアドバイザーがあなたの要望にぴったりなキャリアプランからサポートします。 ご相談から内定まで「完全無料」でご利用できますのでお気軽にお問い合わせください。 6.エンジニアの実務経験を積める・積めない企業を見極めるコツ エンジニアとして実務経験を積める企業を探し出すには、いくつかのコツがあります。 ここでは、主なコツを4つご紹介します。 6-1.給与水準が低い 1つ目のコツは、給与水準が低い企業を選択肢から除くことです。 なぜなら、給与水準が低い企業は3,4次の下請け企業であることや、そこで働いているエンジニアのスキルが乏しいことが多いからです。 そのような企業では良い案件が少ないため実務経験を積むことができず、さらに周りに参考になるエンジニアもいないため、エンジニアとしてスキルアップするには適していません。 実務経験を積むことができる企業を見つけるためには、給与水準を確認して、低すぎる場合には注意をしましょう。 6-2.良い案件があるか 2つ目のコツは、良い案件を受け持っている企業を探すことです。 案件の数が豊富な企業や、幅広い案件がある企業は、エンジニアとして実務経験を積みやすいでしょう。 テスター案件を取っている企業は、他の案件の質も低い可能性があるため、注意が必要です。 6-3.営業力があるか 3つ目のコツは、営業力がある企業を選ぶことです。 営業力が乏しい企業に入社すると、獲得した案件数そのものが少ないため、やりたい案件をなかなか選べません。 企業に営業力がないと選べる案件が少なく、やりたい案件ではなくその時ある案件を受けることになってしまいます。 自分の興味のある案件に力を注ぐことが、他社からも評価されるような実務経験を積むことにつながります。 転職活動の際には、企業が受け持つ案件の内容を調べ、営業力の高さを確認しましょう。 また、エンジニアが案件を選ぶことができる企業であるかどうかも確認するようにしましょう。 6-4.1次請けであるか IT業界の多重下請け構造 4つ目のコツは、1次請け、または1次請けになるべく近い企業に入社することです。 IT業界は、このような多重下請け構造がよく見られます。 多重下請け構造とは、クライアントから委託された案件を2次請け企業、3次請け企業へと再委託することで、構造下部の企業になるほど給与が低くなり、業務も忙しくなる傾向にあります。 1次請けの企業に入社すれば、よりよい環境で実務経験を積むことが可能です。 7.エンジニアの実務経験を積める企業に転職・就職する方法 エンジニアとして実務経験を積める企業に転職・就職するには、どのような方法をとればいいのでしょうか。 今回は、大きく分けて3つの方法を取り上げます。 7-1.IT特化の転職エージェントを利用する 転職エージェントの仕組み 1つ目の方法は、IT特化型転職エージェントを利用することです。 転職エージェントとは、就職希望者に求人の紹介や就活サポートをおこなうサービスを指します。 転職エージェントを利用すると、以下のようなメリットを感じられます。 1人で転職活動をおこなうよりも、スムーズに理想の転職先を見つけることができるでしょう。 弊社ユニゾンキャリアはIT専門の転職支援を行っています。専任のアドバイザーがあなたの要望にぴったりなキャリアプランからサポートします。 ご相談から内定まで「完全無料」でご利用できますのでお気軽にお問い合わせください。 7-2.口コミサイトを確認する 2つ目の方法は、口コミサイトを確認することです。 実際に該当企業で働いていた人の意見や感想を読むことができるため、実務経験を積みやすい企業を探せます。 ただし、嘘が書かれる場合もあるため、参考程度に留めることが大切です。 ●OpenWork OpenWork 「OpenWork」では、在籍中・退職済の企業に関する「社員クチコミ」を確認できます。 クチコミ数が約1,530万件あり、国内最大級です。 待遇面の満足度・社員の士気などをはじめとした8つの評価項目から、各企業のスコアもチェック可能です。 ●転職会議 転職会議 「転職会議」では、375万件以上もの転職口コミ情報をチェックできます。 有給消化率や残業時間なども調べられるので、気になる企業のリアルな職場環境を知ることが可能です。 業界・勤務地・評価項目などに分けて口コミを検索できます。 7-3.企業研究を徹底的にする 3つ目の方法は、徹底的に企業研究をおこなうことです。 これはエンジニアに限った話ではありませんが、企業研究に力を入れなければ、優良企業から内定を獲得することは難しいでしょう。 該当企業の求人サイトや企業ブログなどに目を通し、企業の情報を細部まで調べることが必要です。 8.エンジニアの転職はユニゾンキャリア 未経験者が開発エンジニアになった場合も、実務経験を積むことは可能です。 配置されやすいポジションの種類や未経験者OKの求人が少ないことから、実務経験を積めないといわれていますが、適切な企業に入社すれば問題ないでしょう。 また、エンジニアとしての実務経験を積む方法は、以下のとおりです。 もっとも効果的な方法は、IT特化型の転職エージェントを利用して転職することです。 8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴 転職したいけど、様々な悩みがあって決心がつかない方は、IT専門の転職支援サービスであるユニゾンキャリアをご利用ください。ユニゾンキャリアはIT業界専門の転職支援サービスです。 アドバイザーは業界知識が豊富な元エンジニアなので、あなたの希望に合わせて理想のキャリアプランを提案可能です。 転職の相談だけでなく、応募書類の添削や面接対策、内定後のサポートまで「完全無料」で承っております。 8-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例 ユニゾンキャリアのアドバイザーはあなたの希望を第一に考えます。 無理な転職を強いる、早期の転職を煽ることはいたしません。 転職のご相談から内定後のサポートまで、「完全無料」ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。 「ITエンジニアになれば、将来は安泰!」そんな甘い考えで転職を決めてしまうと、後悔するかもしれません。 未経験からITエンジニアへの転職を目指す人は、まず、いくつかの「危険ポイント」を理解するのが重要です。 IT業界の真実を知らずに転職をして辛い思いをしたり、「転職しなければよかった」と後悔することにならないように、ITエンジニアのリアルな実態をお伝えします。 1.未経験からITエンジニア転職して後悔した人の失敗エピソード5選 未経験からITエンジニアを目指す人が知らないとやばい5つの真実は以下の通りです。 以下で詳しく説明していきます。 1-1.エンジニアの年収はすぐには上がらない エンジニア=高収入というイメージをそのまま信じるのは、やばいです。 とくに、未経験からエンジニアになった場合の初年度年収はわずか240万円〜350万円。 国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」 によれば、2021年の日本の平均年収は443万円で、これを大きく下回っています。 エンジニアは経験やスキルがそのまま報酬に直結する仕事ですので、エンジニアとして勤務する期間が10年を超えないと年収は大きく上がらないというデータもあります。 参考:国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」 ですので、エンジニア=高収入を鵜呑みにしないように注意しましょう。 1-2.コードを書く業務を任せてもらえない場合がある エンジニアとして採用しておきながら違う仕事をさせるやばい企業もあります。 このような企業は「半年間研修しながら、その間は派遣先で販売業務をこなしていこう!」など意味わからないことを言ってきます。 研修期間中はしっかりITのスキルを身につけることに専念し、研修後にエンジニアの業務をスタートするのが通常の流れです。 絶対に騙されないようにしましょう。半年経ってもエンジニアの仕事をさせてもらえないのが実状です。 1-3.若い人の方が有利 エンジニアの未経験歓迎求人で「年齢不問」とあっても、そのまま信じてしまうのはやばいです。 未経験歓迎の企業は、より若い人を求めているのが実情です。 理由としては、少しでも若い方が知識の吸収も早く、企業側からすればより長期間にわたる教育コスト回収が期待できるためです。 確かに「年齢不問」は嘘ではないかもしれません。 しかし、同じ未経験歓迎の求人に20代、30代、40代が応募すれば、採用される確率が高いのは20代となります。 未経験からエンジニアを目指す中高年の方は、若い人よりも不利という点に注意してください。 1-4.ポートフォリオの提出が必須なことも多い エンジニアを目指す多くの未経験者がぶち当たる壁がポートフォリオです。 ポートフォリオとはこれまでの実績をまとめたものですが、当然のことながら未経験者にはまだ実績がありません。 では、ポートフォリオ提出を必須としている企業を受ける場合、未経験者はどうすればいいのでしょうか。 ひとつには、独学でWebサービスを立ち上げたり、スマホアプリを作ったりしてみるという方法があります。 なぜならば、ポートフォリオは仕事ではなく個人的に作った制作物でも構わないからです。 とはいえ、未経験者がポートフォリオ制作するのはかなり難しいです。 どんなものを作ればいいか分からない…などのお悩みをお持ちの方は、ぜひユニゾンキャリアにご相談ください。 元エンジニアのキャリアアドバイザーがあなたのエンジニア転職を「完全無料」で徹底サポートいたします。 1-5.未経験者歓迎の会社のほとんどはSES企業 未経験者歓迎の会社の多くは、客先常駐(SES)の形態をとる会社です。 一度SESで働いた経験がある人の多くが「あれは、やばい」と、口をそろえます。 いったいなぜなのでしょうか。 そもそも、SESとは具体的にどのような働き方なのか、気になった人もいるかもしれません。 次の章でSES企業がやばい理由と併せて詳しく解説していきます。 2.客先常駐(SES)中心の企業はやめとけ IT業界にはSES企業というものが存在しますが、多くの人から「やめとけ」という意見が出る企業です。 その理由と、SESについての解説をしていきます。 2-1.客先常駐(SES)とは 「SES」(エスイーエス / System Engineering Service)とは、システム開発の契約方法の1つです。 クライアントの企業にシステムエンジニア(SE)の労働力を提供する契約形態のことを指します。 SESエンジニアの雇用形態は以下のようになります。 SES企業とクライアント企業の間でSES契約が結ばれているのが特色です。 SESの契約内容 エンジニア視点では、SES企業と雇用契約を結び、そこからクライアント企業へ派遣され、常駐することになるというわけです。 ですので、雇用契約を結んでいる企業で働くことはほぼ無く、基本的に派遣先の企業で働くことになります。 2-2.SESはやめとけと言われている理由 「SESはやめとけ」という経験者の悲痛な声はネット上でも数多く存在します。 その理由としては、以下のことが挙げられるでしょう。 以上について詳しく解説していきます。 スキルアップが難しい SES企業は「監視工程」という、マニュアル化されている簡単な業務を請け負うことがほとんどです。さらに、SESエンジニアがクライアント企業に派遣されるのは約3ヶ月~1年の決められた期間のみとなります。 したがって、1つの案件でスキルをじっくりと積み上げる時間を確保できないため、スキルアップを目指したい人にはおすすめできない環境です。 給料がカットされることがある SES企業とクライアント企業の契約が終了となれば、SESエンジニアは常駐先から引き上げなければいけません。 契約終了後、次の常駐先がなかなか決まらず待機期間となってしまうこともあります。 また、SES企業は、待機中のSESエンジニアの給料を30〜40%カットするところも少なくありません。 生活していくうえで、給料を減らされるのはかなりの痛手ですよね。 さらに、SES企業とクライアント企業の関係悪化で契約が終了してしまうなど、エンジニアが企業に振り回されることもあります。 プロジェクト毎に人間関係を築く必要がある SESエンジニアはSES企業にいわれるまま、プロジェクトごとに違うクライアント企業に派遣されます。 そのたびに新しい人達との人間関係を構築しなくてはいけないのがストレスに感じるという人もいるでしょう。 常駐先が変わるたびに人間関係をリセットし、新たに構築していくのには努力も必要です。 とくに人見知りの傾向がある人には苦痛ともいえます。 プロジェクト毎に業務内容を一から覚えないといけない SESエンジニアはプロジェクトごとに新しい取引先に派遣されますが、それに伴い業務内容も大きく変わることは珍しくありません。 その都度、新しい業務内容を覚える必要があります。 ポジティブに考えれば「対応できる業務範囲が広がる」ともいえるかもしれません。 しかし、前述のようにSESエンジニアが関わるのはおもに下流工程のため「浅く広く」となりがちなのも事実です。 一人派遣がある SESエンジニアはクライアント企業に一人派遣される可能性があり、寂しい思いをするかもしれません。 というよりも「寂しい」ですむ問題ではなく、それは違法行為です。 なぜならばSES契約ではSESエンジニアはクライアント企業から直接指示を仰ぐことが禁じられています。 クライアント企業→SES企業の管理責任者→SESエンジニアという指示系統が必要で、最低でも二人派遣でなければいけません。 それにもかかわらす、一人派遣が結構多いというのもSESエンジニアがやばい点です。 派遣先が選べない SESエンジニアは、基本的に派遣先の企業を選べません。 そういったことがあるため「案件ガチャ」などと呼ばれており、その時点でやばい話です。 「案件ガチャ」で当たりを引くには、希望する分野や職種を担当者に日頃からアピールしておくのもひとつの方法かもしれません。 しかし、それでもSES企業の都合次第で希望とはかけ離れた派遣先に飛ばされてしまう可能性も十分あります。 以上、SES企業のやばい面ばかりを紹介してしまいましたが、実は良い企業もあります。 3.未経験ITエンジニアが転職して入るとやばい会社の特徴 未経験ITエンジニアでは、どこがやばい会社なのか見抜くのは難しいのではないでしょうか。 未経験からITエンジニアを目指す方に転職の際に参考にして欲しい、やばい会社を見極めるための参考ポイントを紹介します。 3-1.未経験者歓迎のスタンスをとる会社 未経験者歓迎の会社はSES企業である場合が多いです。 SES企業にはやばい会社が多く存在しますので、未経験歓迎だからと言って飛びついてはいけません。もちろん優良なSES企業もありますが、未経験では判断するのも難しく、外れを引く可能性も大です。 さらに、未経験者歓迎の会社は「重大な障害発生中でとにかく人手が欲しい」というデスマーチ状態に陥っているケースも。 そういった企業に入社してしまうと、休みを取れない、長時間勤務を強いられるなど、やばい状況に足を踏み入れることになってしまいます。 3-2.従業員数が多い会社 やたらと従業員数が多い会社も、何らかの危機的状況にある可能性が少なくありません。 とにかくかき集めたメンバーでどうにかしようとしている可能性があります。 また、大量採用している会社は、それだけ辞める人が多いという可能性もあります。 多くの人が辞めてしまう何かがその会社にはあるので、気をつけましょう。 さらに、従業員数が多い会社は、一人ひとりが薄給ということもめずらしくありません。 くれぐれも従業員数が多い=信頼できると思い込まないようにしましょう。 3-3.みなし残業制を採用している会社 みなし残業とは、賃金の中にあらかじめ一定の残業代を含めている制度のことです。 「固定残業制度」ともいわれています。 みなし残業制そのものは違法ではありませんが、長時間労働や未払い賃金発生リスクが高いやばい制度です。 エンジニアの求人情報でも、給与の欄に「月30時間の残業を含む」というようなところが結構あります。 それはみなし残業制を採用している会社なので注意してください。 弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。 専任のアドバイザーがあなたの状況をヒアリング。キャリアプランの構築から最適な企業の内定までトータルでサポートいたします。 ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。 4.ITエンジニアに向いていない人の特徴 そもそもITエンジニアを目指すことそのものがやばい人もいます。 未経験の今なら引き返すこともできますので、自分が次のような特徴を持っていないかどうか、一度、見つめ直してみましょう。 4-1.勉強を継続できない人 ITエンジニアの世界はめまぐるしく進歩を続けています。 日々アップデートされる情報を追いかけ、スキルアップのために勉強できなければ、いずれ最新の技術についていけなくなってしまいます。 そうなってしまうと、ITエンジニアを続けるのは難しいでしょう。 以下の記事ではエンジニアの勉強について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。 4-2.IT技術を好きになれない人 エンジニアとして働くうえで、技術的な問題を解決しなければいけないケースは必ず出てきます。 その際に、IT技術の知識が身についていなければ仕事になりません。 そうならないためにも、普段からIT技術に興味関心を持ち、取り入れることが求められます。 また、IT技術は日々進歩しているため、エンジニアは常に最新のIT技術を追い続けなければなりません。 もしIT技術に関心を持てなければ、進化していくIT技術についていけなくなってしまいます。 4-3.コミュニケーション能力が低い ITエンジニアというと、一人でコツコツと作業をしているようなイメージかもしれませんが、コミュニケーション能力も必要です。 プロジェクトに関わるさまざまな人と円滑なコミュニケーションを取る必要があるため、相手の意見を汲み取り、自分の意見を相手に伝わるように話すことができるレベルは最低限求められます。 弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。 専任のアドバイザーがあなたの状況をヒアリング。キャリアプランの構築から最適な企業の内定までトータルでサポートいたします。 ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。 5.未経験からITエンジニアになれるのか? 未経験からITエンジニアを目指すプロセスには、ITの業務をさせてもらえない企業があるなどの様々なやばいトラップがあることがわかりました。 しかし、やり方さえ間違えなければ未経験者でも転職を成功させる可能性に満ちている業界でもあります。 なぜならば、IT業界には以下のような特徴があるからです。 次にこれらの特徴について詳しく解説していきます。 5-1.未経験歓迎の求人数が豊富 複数の求人サイトを調べてみると、ITエンジニアの求人では未経験者歓迎としている企業が豊富なのがわかります。 求人サイト未経験者歓迎のITエンジニア求人数doda4,615マイナビ転職715リクナビNEXT2,844type449(2023年2月24日現在) ただし、「未経験者歓迎」のITエンジニア求人は未経験者が踏みがちな地雷が潜んでいることも多いため、やばいSES企業ではないか、やばいデスマーチ現場ではないか、注意深く調べるようにしてください。 5-2.IT業界全体は人材不足 IT業界は慢性的な人材不足状態です。 この傾向はこの先も続くことが、経済産業省の調査でも予測されています。 下記のグラフから読み取れる通り、2018年時点で20万人以上不足しており、2030年には最大で79万人が不足することになるだろうといわれています。 参考:経済産業省 ITエンジニアは長い目で見ても職を失う可能性が少ない、将来性のある職業ともいえそうです。 今後も需要が高く、将来性のある職業であるエンジニアは未経験からでも目指すことができます。 未経験からITエンジニアへの転職を目指す人に向けた具体的なアドバイスについて、こちらの記事でさらに詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。 6.未経験からITエンジニアへの転職を失敗させない秘訣 エンジニアの転職・就活で気を付けるべきことは次の2点です。 これらについて詳しく解説していきます。 6-1.携帯販売ショップ、家電量販店派遣させる企業に入社するな 面接では「エンジニアとして働いていただきます」といいながら、実は携帯販売ショップ、家電量販店への派遣スタッフを探している企業もあります。 このようなやばい企業には絶対に入社してはいけません。 とくに未経験の場合、できるだけ早く実務経験を増やしていく必要があるので、販売員をしている時間はないと思ってください。 とはいっても、このようなやばい企業はなかなか見抜けません。 企業の公式サイトも、ソフトウェア開発会社であるかのように装っていたりするので要注意です。 6-2. できれば研修がある企業に入社しよう 全くの未経験から、すぐに実務を任せる企業は危険です。 入社してエンジニアの仕事をするならば、未経験であろうと仕事に責任が生じます。 そんな仕事を研修なしでやらせるのは、あまりにも無責任なやばい企業といえるでしょう。 未経験から入社するのであれば、研修やOJTなど、最初のフォローアップが万全なところを選ぶようにしてください。 7.未経験からITエンジニアへの転職を失敗させない秘訣 未経験からITエンジニアへ転職する場合、次の3つの方法があります。 それぞれのメリット、デメリットを見ていきます。 7-1.転職エージェントを利用する【1番オススメ!】 「転職エージェント」とは人材紹介サービスの一種です。 転職希望者が転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーからさまざまなサービスを受けられるようになります。 転職エージェントの仕組み 未経験者が転職エージェントを利用することは、次のような数多くのメリットがあります。 したがって、未経験者がITエンジニアに転職するには、転職エージェントを利用するのが一番おすすめといえるでしょう。 さらに、エンジニアへの転職を成功させたいならば、ITに特化した転職エージェントを使うのがポイントになります。 弊社ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。 専任のアドバイザーがあなたの状況をヒアリング。キャリアプランの構築から最適な企業の内定までトータルでサポートいたします。 ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。 7-2.転職サイトを利用する 転職エージェントに頼らなくても、自分一人で転職サイトから求人情報を探して応募するという方法もあります。 履歴書作成にも面接対策にも自信があるという人は、それでも心配ないでしょう。 転職サイトを活用する際には、ひとつに頼り切りになるのではなく、いくつかのメディアを併用するのがおすすめです。 おすすめの転職サイトには次のようなものがあるので、参考にしてください。 7-3.スクールを利用する ITエンジニアになるにはプログラミングスクールに通うという方法もあります。学費はかかりますが、独学よりも効率的にプログラミングを学べるというメリットは見逃せません。 さらに、受講後に転職支援を受けられるスクールもあります。 学びながら転職活動を行えるため「勉強したことを無駄にせず、転職を成功させたい」という人にもおすすめです。 ただ、やはり高額な学費がかかってしまうスクールがほとんどです。 なかには無料で通えるスクールもあるので、あまりお金をかけたくない…という人は、そちらを利用すると良いでしょう。 ユニゾンキャリアでは、「完全無料」でITスクールの利用と転職支援が受けられます。 未経験からITエンジニアを目指している方で、お金をかけずに、でも確実にエンジニアになりたい!という方は、ぜひ活用してみてください。 8.エンジニアの転職タイミングに迷ったらユニゾンキャリア インフラエンジニアの転職するタイミングに迷ったら、ぜひ一度ユニゾンキャリアへご相談ください。 8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴 ユニゾンキャリアは、エンジニアに特化した転職・就職支援サービスです。 弊社のアドバイザーは、IT業界に精通したプロ集団です。最新の転職市場の動向や企業情報を熟知しているため、専門的なアドバイスが受けられます。 キャリアプランの構築も一緒に行い、あなたが納得できる転職を実現します。 質の高い情報と転職ノウハウがあるため、1人で進めるよりも最善の選択が可能です。 さらに、弊社では選考の対策も徹底的に支援しています。 プロと一緒に優良企業から内定を取るための対策ができるため、受かる確率は格段に上がります。 オンライン面談を中心に、お電話やメール、LINEでのご相談も可能ですので、お気軽に弊社へお問い合わせください。 8-2.インフラエンジニアのキャリアアップ成功事例 ユニゾンキャリアは求人を紹介するだけではなく、丁寧にヒアリングをしたうえでキャリアプランの構築や必要なスキルのアドバイスなども行っています。 エンジニア転職に詳しいアドバイザーがご相談から内定まで「完全無料」でサポートしますので、お気軽にお問い合わせください。
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。 「ITエンジニアの面接って何を聞かれるんだろう…」 このような不安の声を、転職相談の現場では数多くいただきます。 確かに、技術力の証明から人物面のアピールまで、準備すべきポイントは多岐にわたります。 1.ITエンジニアの採用面接で会社側が質問する理由 ITエンジニアの採用面接で企業がいくつも質問する理由は、以下のようなことをチェックしたいからです。 転職支援をしている身なので大声では言えませんが、実際、採用にはかなりお金がかかります。 加えて、日本の法律上、「会社に合わなかったからやめてくれ」とはなかなか言いづらく、会社に人を抱えるというのは、固定費を上げるリスクにもなるのです。 そのため、面接を受けたときにかなり細かく確認されて、理詰めされているような気分になった方も多いかもしれません。しかし、これは企業側が慎重に採用をしようとしている証拠でもあります。※もちろん、高圧的なケースは違いますが…。 このような背景から、企業側もかなり慎重に採用について判断せざるを得ないというのもあります。 裏を返せば、企業がこの人なら採用しても大丈夫そうと思ったら内定が出るというわけです。まずは、企業が「何を求めているのか?」から考えて、自分にできることを探して話せるように準備すると内定に大きく近づきます。 2.ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問【定番10選】 ITエンジニアの採用面接で聞かれやすい、定番の質問10選をご紹介します。回答のポイントと例についても解説していくので、ぜひ参考にしてください。 2-1.自己紹介をお願いします 自己紹介は、制限時間の指示がない場合も、約1〜2分で行うようにしましょう。 自己紹介は面接での最初の印象を決めるため、かなり重要です。面接の全体の質問の流れをコントロールすることもできるため、しっかりと準備します。 自己紹介でありがちなのが、「文章読んでそう」と思われるパターンです。もちろん、準備してきたことは評価をされますが、Web面接などは文章読んでるんだろうなと思われてしまいます。 身振りや笑顔など、Chat GPTではできない部分をしっかりと準備することが重要です。 2-2.志望動機を聞かせてください 志望動機は、選考で特に重視されるポイントです。必ず企業について深く調査を行い、志望度の高さをアピールします。 志望動機におけるキーワードは「親和性」です。あなたがどのくらい企業との親和性が高いのかを説明できれば、面接官も納得しやすくなります。 上記の例文は、ビジョンへの共感という部分でもっとも転用しやすい構成になっています。企業理念への共感は最近、聞き飽きているという話がWeb上ではあふれていますが、実際のところ本質を捉えられてはいません。 この構成では、「情報収集をしている」⇒「自分の仕事観」⇒「見据える将来」⇒「企業との親和性」という流れとなっており、主張の一貫性をアピールすることができます。 2-3.なぜエンジニアになろうと思ったのですか? エンジニアを志した理由を、シンプルな言葉で表現してください。 この質問では、きっかけから現在の行動までの感情と行動の変化を聞いています。ここで重要なキーワードは「本気度」です。 上記の構成では、前職での経験を交えて話すと同時に「過去軸」⇒「現在軸」⇒「将来軸」の流れになっています。最終的に、自分のきっかけに回帰することで、一貫性をアピールすることができます。 重要なのは、現在に至るまでに、具体的な行動として「何をしてきたか」です。思うのは簡単ですが、行動にまで移していることで「本気度」のアピールが可能です。 2-4.勉強していることはありますか? 勉強内容を、端的にわかりやすく説明してください。 勉強した内容を話したあとは、詳細を聞かれるつもりで回答してください。 例えば、このような回答をした場合、「じゃあ、ディストリビューション層の話はわかる?ちょっと説明してみて。」といったふうに聞かれる可能性があります。 中途半端な勉強具合では、答えられなかったときに、全然勉強できてないじゃんと思われてしまいます。そのため、どんな話が聞かれそうかは抑えておくことをおすすめします。 2-5.学生時代に一番力を入れたことは? IT業界の面接では、学生時代の話もかなり聞かれます。未経験なら年齢30代でも聞かれるので自分の過去の棚卸しをしておいてください。 学生時代の話を聞く理由は、現在のあなたの状況が後天的なものか、先天的なものかを判断する要素になります。また、人生を通じて努力できるタイプなのかなど、その人の価値観部分を聞きたい意図があります。 学生時代の話を聞かれたときに、よく「あれもやった」「これもやった」など複数の内容を出してしまいがちですが、実際、面接官の印象に残りません。 重要なのは、情報を追加するということではなく、掘り下げるということです。より具体的にわかりやすい内容にするように回答を準備してください。 2-6.退職理由、転職理由 採用担当は長く自社で働いてほしいと考えているので、不安要素の排除のために聞いています。 退職理由や転職理由で意識すべきことは面接官を「安心」させることです。社風にもよりますが、少しでも続かなさそうであったり、辞めそうと感じさせると落とされる可能性が上がります。 上記の回答は、問題の原因を自分に置くことで、誰も傷つけない回答です。また、自分の原因を理解して、失敗しないように分析していることで、素直さのアピールが可能です。 加えて、いままでやってきたことを0とするのではなく、転用可能な場面を伝えることで仕事内容の理解や企業へのメリットを提示しています。 2-7.どのようなエンジニアの職種に興味がありますか? 未経験の場合、これから挑戦してみたいエンジニアの職種について尋ねられることもあります。 開発エンジニアとインフラエンジニアは技術領域が異なるため、どっちも回答すると情報収集能力に難ありと判断されかねません。 この興味があるかという質問は実は意地悪な質問です。一般的に興味があるかと聞かれたら、やってみたいことを回答すると思いますが、面接の文脈においては完全にNGです。 面接官が聞きたいのは「どのくらい調べて、現実的に考えられているか?」です。つまり、行動ベースで何を調べているのかを聞いています。 2-8.どんなエンジニアになりたいですか? これから目指したいエンジニアの理想像について、具体的に説明します。 ここでは、あなたが目指しているエンジニア像と企業情報に書かれているエンジニア像が似ていることをアピールすることが重要です。 上記の回答では、ソリューション提案から運用支援まで行っている企業に刺さりやすいにフォーカスして作成しています。 自分の強みや分析力をアピールしながら、どこまで解決するのかを提示することで、エンジニアとして広い視点を持ちたいことをアピールできます。 企業に合わせてアピールする内容を変えることで内定が取りやすくなるため、企業情報をしっかりと調べておいてください。 2-9.自己PRをお願いします 自己PRは、採用面接でほぼ必ず質問される内容です。 自己PRというと何か特別なことを話す必要があるように感じるかもしれませんが、重要なのはエンジニアとして会社に貢献できるかという点です。キーワードとなるのは企業への「メリット」の提示です。 あまり派手な自己PRはのちのち首を絞めることにもなるため、自分の良さを最大限に生かせるアピールを目指してください。 ここで重要なのは、企業側があなたを採用して得られるメリットがしっかりと伝わることです。ビックマウスをかまさなくても、いぶし銀のようなアピール方法もあることは覚えておいて欲しいです。 2-10.他社の選考状況について教えてください 応募企業以外に、エンジニアと関連のある企業にエントリーしているかどうかを確認されます。 ここはある種腹芸に近い質問です。うちに来てくれるのかを企業側が探っているといってもいいです。 あなたに対する面接官の評価にもよりますが、ここまでの面接回答を実践できているのであれば、間違いなく好印象で終わっているはずです。 そういう意味で、お互いに駆け引きの質問になります。応募者側からすると、安く買いたたかれないように、企業側は高く買いすぎないようにというラインでのせめぎ合いです。 大袈裟すぎず、謙虚になおかつ、他社からの引き合いを意識させるみたいな部分が重要です。 ユニゾンキャリアでは、面接対策から年収交渉まで「完全無料」でサポートします。 「ちゃんと面接で話せるか不安…。」「細かい駆け引きみたいなのは苦手だな~。」という方は、ぜひ一度ご相談ください。 3.ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問~人柄やこれまでの経験12選~ ITエンジニアの採用面接で頻繁に聞かれる、人柄や過去の経験に関する質問を12個ご紹介します。 ここでも、回答のポイントと回答例も合わせて解説していきます。 3-1.前職について教えてください。 前職で学んだことやスキルについて、具体的なエピソードを交えながら説明してください。 抽象的な表現ではなく、具体的な工夫や考え方、進め方などが問われています。ここでのキーワードは「前職での努力」になります。 多くの方が数字を語りたがりますが、実際のところ求められているのは「何をしたのか」です。何をしたのかが具体的に説明ができることが、自分が主導で行った証として伝わります。 どうしても抽象的な表現になってしまう場合は、前の仕事で成功した内容の流れをすべて書き出してみてください。 3-2.これまでに人と対立したり、衝突した経験はありますか?それはどのように解決しましたか? 人と対立した際の対処方法を見ることで、社会人としての人柄をチェックします。 まずは、前提として対立することが悪いことではないと認識して、それをどのようにクリアしたのかを問われていると考えれば答えは見えてきます。 ありがちなのは、自分の意見を通した系ですが、それはよくありません。 A案とB案が出たときはお互いの良いところを取り入れたC案を考えられる人が社会人としては優秀に見られます。 3-3.過去の失敗経験とそれをどのように乗り越えたか教えてください 失敗を乗り越えた経験を尋ねることで、困難に向かって努力できる人間かどうかを判断します。 失敗を語るのではなく、解決方法まで開示するようにしてください。 構成的にはかなりシンプルで、過去の経験から今の成長した自分があるという流れを意識します。最終的に、将来の自分の展望へと話をつなげるとよりグッドです。 3-4.外部の方と折衝をした経験はありますか? 応募者のコミュニケーションスキルや、顧客との交渉力を確認するために質問します。 世間的にあまり折衝経験がなさそうな職業についていた場合に聞かれます。とはいえ、面接官がなさそうと思っているだけなので、シンプルに経験を伝えればよいです。 面接官の大丈夫かな?を解決するのが、この質問に対する回答です。回答の内容をみて、大丈夫そうだなという感想を抱いてもらうことがゴールになります。 3-5.どんな時に仕事のやりがいを感じますか? 仕事のやりがいは、業務内容とモチベーションの相関性を調べるために尋ねられます。 エンジニアはフロントに立って折衝するケースもありますが、自己成長にやりがいを置いておくと適正を示すことができます。 現在の職種で一般的に言われているやりがいではなく、エンジニアのやりがいに近いものに調整して回答してください。 あなたが応募しているのはエンジニア職であるということが前提にあるため、それが証明できることが重要です。 3-6.どんな時に仕事のモチベーションが下がりますか? この質問も、業務内容とモチベーションの関連性を見ています。 ここはネガティブな要素をどう捉えているのかという質問です。 ネガティブな質問は基本的に逆境への対応力を聞いているケースが多いです。上記の回答例では、改善するために今動いていることが伝わる内容となっています。 3-7.気になっているIT業界のニュースやトレンドがあれば教えてください IT業界への興味関心や、エンジニア職への適性をチェックしています。 業界への関心度と情報収集の習慣があるのか?という質問です。 ニュースや情報収集は単に知っているでは意味がありません。そこに自分の考察を加えてブラシュアップするようにしてください。 3-8.入社後の目標や実現したいことについて教えてください この質問では、あなたがエンジニアとしてどのように成長し、企業にどう貢献していきたいかを明確に伝えることが大切です。 どんな環境で、どのような力を身につけて、どんな価値を発揮していきたいかを具体的に語ることで、面接官に意欲と現実感のある印象を与えることができます。 この回答では、前職の経験を土台にしながら、エンジニアとしてどうステップアップしていきたいかを明確にしています。「1年後・3年後の姿」を語れると、面接官にも成長イメージが伝わりやすくなります。 3-9.5年後、10年後の自分像について教えてください この質問では、あなたが長期的にどんなキャリアを目指しているのか、どのような価値を会社や社会に提供していきたいと考えているのかが問われます。 この質問は、企業があなたの「成長意欲」や「定着見込み」を見るためのものでもあります。そのため、「御社で〜したい」という要素や、自分の強みを活かしたストーリーがあると効果的です。 この回答は、短期(5年)・中長期(10年)で役割が変化していく様子を明確にイメージできる構成です。特に「若手育成」や「時代に合った価値」という表現を入れることで、成長意欲や柔軟性も伝えることができます。 3-10.趣味を教えてください この質問では、あなたの人柄や価値観、ストレス耐性や継続力といった「人物面」を見られています。 特に未経験の場合、「趣味からの学び」や「継続性・工夫する力」を伝えることで、ポテンシャル評価につながることがあります。 このように、趣味の中にある「学ぶ姿勢」や「工夫する習慣」を伝えることで、ただの雑談ではなく、「この人と一緒に働いてみたい」と思ってもらえるような回答になります。 3-11.他者から見た自分像について教えてください この質問では、あなたが周囲からどう評価されているか、そして自分を客観視する力があるかを見られています。 「自分はこう見られている」と把握している人は、職場でも客観的に振る舞えると判断されやすいです。 このように、評価される言葉+具体的なシーン+自己理解のコメントまで含めると、より説得力のある回答になります。 3-12.長所や短所を教えてください この質問では、自己分析ができているか、自分の特性をどう仕事に活かそうとしているかを見られています。 「長所は◯◯、短所は△△です」だけでは不十分です。「だからこそ、こう活かせる・こう直している」という姿勢が大切です。 このように、長所は実績・習慣レベルで語り、短所は改善中であることを明言すれば、信頼感を持たれやすくなります。 4.ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問~過去のエンジニア経験9選~ この段落では、過去のエンジニア経験に関する質問を9個ご紹介します。回答ポイントと回答例を参考にしながら、自分の回答を考えてください。 4-1.なぜその言語や分野を勉強しようと思ったのですか? この質問では、「選択の動機」や「学習姿勢」「技術選定の視点」など、実務経験者としての思考や背景が問われます。 企業は「この人は技術にどう向き合っているか」を見ようとしています。そのため、理由+工夫+展望の流れで話せると好印象です。 このように、「使い始めたきっかけ」と「学ぶ中で感じた価値」「今後の展望」が整理されていると、経験者としての説得力がぐっと増します。 4-2.弊社のどのサービスに興味がありますか? この質問では、企業研究の深さと、自社とのマッチ度を見られます。単なるサービス名の羅列ではなく、なぜ興味を持ったか、どんな視点で見ているかを語ることが重要です。 表面的な紹介ではなく、「自分だからこそそこに惹かれた」という視点があると面接官の印象に残ります。 このように、サービスへの共感+自身の経験+今後の貢献意欲まで言及することで、企業理解の深さが伝わりやすくなります。 4-3.学生時代どのような研究をしていましたか? この質問は、あなたの論理的思考力・課題解決力・学びへの姿勢を見るためのものです。研究分野が直接仕事に関係していなくても、取り組み方や得た学びをどう伝えるかがポイントになります。 研究成果よりも、取り組む姿勢や思考のプロセスに焦点を当てると評価されやすくなります。 このように、「どんなテーマか」よりも「どう考え、どんな力が身についたか」にフォーカスすることで、実務との関連性をアピールできます。 4-4.普段どのようにしてプログラミングの勉強をしていますか? この質問では、エンジニアとしての学習習慣・情報感度・技術への向き合い方が問われます。経験者であれば、「学び方」だけでなく「何を学んでいるか」「なぜそうしているか」まで説明できると好印象です。 面接官は、継続的に学び続ける姿勢があるかを確認しています。 このように、インプット→実践→改善という流れが伝わると、「仕事でも自走できるエンジニア」として評価されやすくなります。 4-5.(開発経験がある場合)今までにチームや自分でどのようなものを開発しましたか? この質問は、開発経験の実績・担当範囲・チームでの役割など、実務における再現性を確認するために行われます。 単なる作ったもの紹介にとどまらず、どんな課題に対しどう貢献したかを語れると強い印象を残せます。 このように、「何を作ったか」+「どう貢献したか」+「どんな成果があったか」の三点を含めると説得力が出ます。 4-6.(開発経験がある場合)今までの開発で最も権限が与えられた役割はどのようなものでしたか? この質問では、任されていた責任の大きさや意思決定の影響力を確認する意図があります。 単に「リーダーをやりました」だけでなく、どこまで裁量を持ち、どんな判断を行ったかが伝えられると効果的です。 このように、技術・仕様・進行管理の中で、どこまで決定権がありどう動いたかを具体的に示すと、実力の裏付けができます。 4-7.(開発経験がある場合)開発の際の問題解決はどのようになさっていますか? この質問では、トラブル時の対応力・論理的思考・主体性が問われます。 経験者であれば、「調べた」「聞いた」だけでは弱く、どう考えて動いたか、どんな工夫をしたかが評価されます。 このように、「どう考えたか」「どう動いたか」「どう解決したか」の3点が揃っていると、トラブル時でも信頼して任せられる印象を与えることができます。 4-8.(チーム開発経験がある場合)チームで開発する際に重要だと思うことは何だと考えますか? この質問では、チームプレーに対する理解・協調性・コミュニケーション力を見られています。 チーム開発は技術力だけでなく、連携・共有・信頼構築なども非常に重要な要素になります。 このように、「抽象的な価値観」+「具体的な行動」+「成果や学び」をセットにすると、実践的な協調性を伝えることができます。 4-9.(開発経験がある場合)これまでの開発経験を弊社でどのように活かせると考えていますか? この質問では、自分の経験と応募先企業の事業や課題との接点をどれだけ理解し、具体的に活かすイメージを持っているかが問われます。 「これまでの経験=御社の役に立つ」ことを、自分の言葉でつなぐことが大切です。 このように、「やってきたこと」→「御社でこう活かせる」→「どんな貢献ができるか」という構成で伝えると、論理的かつ好印象です。 5.ITエンジニアの採用面接でよく聞かれる質問~その他4選~ ITエンジニアの採用面接で頻繁に聞かれる、その他の質問を取り上げて解説します。しっかり対策を行い、完璧に解答できるようにしましょう。 5-1.勤務時間や勤務形態についての希望はありますか? この質問では、応募者がどのような働き方を望んでいるのか、また企業の働き方に柔軟に適応できるかを確認されています 「希望がある=NG」ではなく、理由や前向きな姿勢とセットで伝えることが大切です。 このように、「今はとにかく現場で学びたい姿勢」と「柔軟に合わせる意欲」をセットで伝えることで、安心して任せられる印象を与えることができます。 5-2.希望年収を教えてください この質問では、応募者の市場感覚・キャリアプラン・柔軟性が問われます。 ここで高い金額と答えたとしても、入社後の給与にその金額が反映されるわけではありません。 年収に対して一貫性のある理由や姿勢を示すことで、「現実的に交渉できる人」という安心感を与えることが大切です。 結局のところ、年収は面接であなたがどれだけ魅力的に見えているかで決まります。そのため、内定が取れそうなラインを見極めるために面接官が聞いています。 5-3.(SES企業の場合)勤務地は自宅から何時間まで可能ですか? この質問は、案件先によって勤務地が変動するSES(客先常駐)企業において非常に重要な確認項目です。 企業側は、「通勤負担が大きすぎて続けられないリスクがないか」「柔軟性があるか」を見ています。 このように、「希望(片道90分程度)」→「過去の実績」→「場合に応じて柔軟に検討可」という構成にすることで、信頼感と現実性のバランスを両立できます。 6.ITエンジニア採用面接で印象が良くなる逆質問ランキングTOP15 この段落では、ITエンジニアの採用面接でぜひ使っていただきたい、理想的な逆質問について解説します。 おすすめの逆質問を15個取り上げてランキング化したので、ぜひご覧ください。 6-1.逆質問はするべきか? ITエンジニア採用面接終盤で「なにか質問はありますか?」と尋ねられるのが、逆質問です。 採用試験に合格したいなら、逆質問は積極的に行うべきです。主な理由は、下記の通りです。 逆質問を行わない応募者は、「入社意欲がない」と判断されることもあります。 積極的に行動できる人材だとアピールするためにも、逆質問は絶対にしてください。なお、NGな項目は以下のようになります。 6-2.印象が良くなる逆質問ランキングTOP15 ここからは、担当者からの印象が良くなる逆質問を15個集め、ランキング形式で紹介します。 第1位:御社で一早く活躍するために、入社までに必要なスキルや知識があれば教えてください。 入社意欲の高さと、事前準備を怠らない姿勢を伝えられる逆質問です。 「入社=スタート地点」ではなく、「入社前から努力を始めている」という熱意を面接官に印象づけられます。事前学習や習得目標の明確化にも役立ちます。 第2位:私と同年代の方はどのような活躍をされていますか? 同世代の活躍を尋ねることで、現場の温度感やロールモデルを具体的にイメージできます。 自身のキャリアビジョンと照らし合わせ、現実的なギャップを知る手がかりにもなります。志望度と学ぶ姿勢を両方アピールできる質問です。 第3位:入社した場合、まず携わることになる業務についてお伺いさせてください 実務の理解を深めようとする姿勢が評価される逆質問です。 業務内容の把握は早期立ち上がりにつながり、企業側も「ミスマッチの少なさ」を感じられます。あいまいな志望動機を避ける効果もあります。 第4位:御社が技術者に対して特に求めているスキルは何でしょうか? 企業ごとに重視するスキルの種類は異なるため、価値観のすり合わせに有効です。 自分の強みと合致しているか確認できるだけでなく、学習の方向性も明確になります。技術に真剣な印象を与えられる良い質問です。 第5位:御社で活躍している方の特徴や共通点などがあれば教えてください 「成果を出す人材」の傾向を知ることで、自分がその会社で活躍できるかを見極めやすくなります。 また、求められる行動や価値観に自分を合わせようとする前向きな姿勢が伝わります。 社風への適応力も間接的にアピールできます。 第6位:御社の求める人物像の中で、最も重視されていることはどれですか? 具体的な人物像を聞くことで、企業と自分の適性を確認できます。 もしも自分のアピールポイントと被っていた場合は、「その内容をお聞きして、大変嬉しく感じました。私は○○の部分に共通点があります」と話してみましょう。 第7位:未経験で転職された方がどのようにご活躍されているか教えてください もしも未経験者がITエンジニアとして求人に応募する場合、この質問は必ず聞きましょう。 プログラミングの勉強やほかの技術者との関係構築方法などを知ることで、入社後のイメージが浮かびやすくなります。 第8位:1日の業務の流れを簡単に教えてください こちらも、業務未経験者におすすめの質問です。 エンジニアの1日の流れを教えてもらうことで、入社後の自分が想像しやすくなります。 通常のスケジュールと、繁忙期のスケジュールを両方質問するのもいいでしょう。 第9位:この会社を選んだ理由やきっかけがありましたら教えてください 面接官に対して、この企業に入社したきっかけや魅力を尋ねます。 ライフワークバランスの両立しやすさや、案件の取り組みやすさなど、従業員だからこそ理解できる長所を教えてもらえるでしょう。 第10位:御社で働く上で、どのようなやりがいがありますか? 面接官に対して、この会社の一員として働くやりがいを尋ねます。 他社では感じられないやりがいを説明された場合は、会社の志望度を上げてもいいかもしれません。 ほかの企業とは異なるメリットがある、優良企業だと判断できるからです。 第11位:これまでの業務で一番大変だと感じたことを教えてください 面接官がもっとも大変だった業務を質問することで、入社までの心構えができます。 あるいは、少しでも業務負担を減らせるように、今の自分が向上させておくべきスキル内容も見えてくるでしょう。 大変だった業務の解決方法を尋ねれば、社内のチームがまとまっているかどうかもチェックできます。 第12位:どのようなチーム体制で業務を行っていますか? チーム体制について細かく質問しておくと、どのような業務形態で仕事を行うことになるのか想像できます。 エンジニアはチームプレイが基本なので、チーム体制が崩れている会社には入社すべきではありません。 回答の内容によっては、志望度を調整しましょう。 第13位:御社では、スキルや知識を共有するための勉強会などは実施されていますか 会社側が、エンジニアのスキルアップのために投資してくれる環境かどうかを確認してください。 勉強会の開催だけでなく、資格取得にかかる費用を全額支給してくれる企業も存在します。 第14位:御社の今後の事業展開と〇年後の展望を教えて下さい 企業側が想定している事業展開と、今後の展望を聞いておきましょう。 自分の目標と照らし合わせれば、企業との相性も見えてきます。 回答をもらったあとは、自分がどう企業に貢献できるかをアピールしてください。 第15位:社内の評価制度はどのような基準でおこなわれていますか? 従業員の人事評価制度について質問すれば、企業が従業員に対して何を重要視しているかわかります。 透明性が高い評価制度(360°評価やスキルのデータベース化など)を選んでいるかどうかもチェックできます。 7.インフラエンジニアの転職タイミングに迷ったらユニゾンキャリア 企業は、面接での質問を通して、「自社が求める理想の従業員に近い人材」を探しています。 面接では、ただ質問に答えるのではなく、「この人材がほしい」と思わせるような戦略的な回答を用意しましょう。 7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴 ユニゾンキャリアは、エンジニアに特化した転職・就職支援サービスです。 当社のアドバイザーは、元エンジニアなどIT業界に精通したプロ集団です。最新の転職市場の動向や企業情報を熟知しているため、専門的なアドバイスが受けられます。 キャリアプランの構築も一緒に行い、あなたが納得できる転職を実現します。質の高い情報と転職ノウハウがあるため、1人で進めるよりも最善の選択が可能です。 さらに、弊社では選考の対策も徹底的に支援しています。 プロと一緒に優良企業から内定を取るための対策ができるため、受かる確率は格段に上がります。 オンライン面談を中心に、お電話やメール、LINEでのご相談も可能ですので、お気軽に弊社へお問い合わせください。 7-2.インフラエンジニアのキャリアアップ成功事例 ユニゾンキャリアは求人を紹介するだけではなく、丁寧にヒアリングをしたうえでキャリアプランの構築や必要なスキルのアドバイスなども行っています。 エンジニア転職に詳しいアドバイザーがご相談から内定まで「完全無料」でサポートしますので、お気軽にお問い合わせください。
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。 面接の最後に設けられている逆質問の時間。あなたはこれまで面接官にどのような逆質問をしましたか? 「気になったことを自由に質問している」「『特にありません』で済ませてしまった」という人もいらっしゃいます。しかし、逆質問の時間は工夫次第で面接官の評価を上げるチャンスタイムになり得るのです。 1.エンジニアの面接官が求める逆質問の意図は3つ 逆質問とは候補者が面接官に対して質問を行うことです。 面接の最後に面接官から「何か質問はありますか?」という問いかけを受けた後で逆質問を行うのが定番の流れとなっています。 逆質問の時間は候補者の疑問や不安を解消するために設けられているわけではありません。 むしろ、候補者は面接官の意図を汲み取り、自己PRができる内容の逆質問を行うべきです。 面接官が逆質問を求める意図を詳しく説明すると下記のとおりです。 まず「①候補者の企業研究の度合いを確認したい」は入社意欲の高い候補者に内定を出したいと考えているため、求職者の行動を見ています。 次に「②候補者の入社意欲や活躍の可能性を確認したい」という意図に応えるためには、入社後の業務内容やプロジェクトチームの体制などの逆質問といった、候補者の関心度を示す必要があります。 最後に「③候補者の人柄や考え方を深掘りしたい」には、候補者のコミュニケーション能力や企業との相性を測りたいという面接官の思いがあります。 「御社に入社する前に勉強しておくべきことはありますか?」など、真面目さや積極性が垣間見える質問をすると効果的です。 逆質問の内容からは候補者の本質的な部分が見えます。よって、自分に将来性があることを面接官に示せる逆質問を事前に考えておいてください。 ユニゾンキャリアではIT専門の就活・転職支援サービスを行っています。 エンジニアに転職するために「何が必要なのか」「どういう企業に入ったらいいのか」といったご相談から受け付けております。 ご相談から内定まで「完全無料」でご利用できますので、ぜひ一度、お問い合わせください。 2.【例文付き】逆質問のNGを押さえて失敗を回避 逆質問の中には面接官の評価を大幅に下げてしまったり、採用見送りにつながる「NG逆質問」があります。 2-1.面接の準備をしていないと感じる質問3選 面接準備が不十分な候補者は採用を見送られます。また、面接の準備を行っていたとしても、伝わらない逆質問をすると同様の結果になってしまうので注意が必要です。 下記の質問例が面接の準備不足を感じさせる逆質問に該当します。 は企業研究を全く行っていないことが伝わる逆質問です。ネットで調べればすぐに分かる情報について聞くのは準備不足としかいいようがありません。 また、「御社の近くにある美味しいランチスポットを教えていただけますか?」「御社のオフィス内で、休憩時間にくつろげるスペースはありますか?」のように、事業や業務への関心が感じられない質問も意欲が低いと捉えられます。 2-2.入社意欲や活躍を感じられない質問3選 入社意欲や活躍したいという熱意が感じられない逆質問もNGです。下記の逆質問がこのパターンに当てはまります。 はいずれも待遇に関する逆質問です。 入社後の待遇は気になる点ですが、逆質問の時間に確認すると「会社の利益よりも自分の利益を優先する人」「待遇で会社を選んでいる人」という印象を面接官に与えます。 また、「私は早期の昇進を望んでいますが、御社ではどのくらいのスピードで昇進できますか?」という逆質問は完全に他責思考です。 「会社に何をしてもらえるか」ではなく「会社に何ができるか」という視点を持ち、事業や業務への興味・関心を示す質問を心がけます 2-3.聞かれて嬉しくないネガティブ質問3選 聞かれて嬉しくないネガティブな逆質問を面接官に投げかけるのも避けるべきです。 上記の例のような逆質問は、面接官の印象や面接の雰囲気が悪くなるだけでなく、会社や社員に対する敬意がないとみなされます。 逆質問の時間はコミュニケーション能力も測られています。 エンジニアはチーム単位で業務を行うことが多いので、コミュニケーション能力は欠かせません。周囲への思いやりに欠ける発言をする人はチームワークを乱す要因になりかねないと判断され、採用を見送られがちです。 よって、逆質問においては「御社の競合他社と比べて、どのような点で劣っていると感じますか?」というネガティブな聞き方はNGです。 「御社が今後さらに強化したいと考えている分野や取り組みはありますか?」といったポジティブな聞き方を心がけ、建設的な質問をしてください。 3.エンジニアの面接で効果的な逆質問をするメリット エンジニアの面接で逆質問を有効活用するメリットは3つあります。 まず「①企業理解を深められる」ですが、企業研究でクリアにならなかった情報や、最新の情報について聞くことができます。 次に「②ピークエンド効果に期待ができる」のも逆質問のメリットです。ピークエンド効果は、「人間はある体験のピークの記憶と最後の記憶が最も印象に残り、その二つの記憶で体験全体を評価する」という法則です。 逆質問の時間は面接の最後のパートです。そのため、面接官に良い印象を与える逆質問ができれば、これまでの印象を変えられる可能性があります。 重複しますが、逆質問は「③入社意欲をアピールできる」機会でもあります。採用側のニーズとマッチするので積極的に行ってください。 このように、逆質問は面接官の意図を汲んで効果的に行えば面談で必ずプラスに働きます。 ユニゾンキャリアではIT専門の就活・転職支援サービスを行っています。 エンジニアに転職するために「何が必要なのか」「どういう企業に入ったらいいのか」といったご相談から受け付けております。 ご相談から内定まで「完全無料」でご利用できますので、ぜひ一度、お問い合わせください。 4.【一次・二次面接】ITエンジニアの逆質問例文 一次面接・二次面接は人事担当や現場のITエンジニアが面接官になることが多いです。実際の業務や会社の雰囲気などを掘り下げ、入社意欲の高さをアピールします。 4-1.「私と同年代の方はどんな活躍をされていますか?」 同世代の社員が会社でどのような役割を担っているか、どのようなプロジェクトに携わっているかなどが確認できる逆質問です。 同世代の社員の活躍を聞くことによって、自分のキャリアパスをイメージしやすくなります。また、会社が社員に成長の機会を与えているかどうかも判断することが可能です。 さらに「自分はこのような役割(プロジェクト)で力を発揮し、活躍できると考えている」といった自己PRを加えれば、面接官側に「会社の事業に貢献したいと考えている積極的な人物」という印象を持ってもらえます。 入社後の業務やキャリアパスのイメージを明確にしたい人、成長意欲を面接官にアピールしたい人に適した逆質問です。 4-2.「御社で活躍している方の共通点や特徴などがあれば教えてください」 活躍している社員が持っているスキルや性格を確認するための逆質問です。 会社に高く評価されている社員の特徴を知ることで、会社が重視する価値観や行動を把握することができます。自分と活躍している社員との共通点が多いほど企業文化・風土に合っている可能性が高いです。 面接官が回答した要素の中に自分と共通するものがあれば言及し、会社とのマッチング度が高いことをアピールしてください。 この逆質問は会社が社員を評価する際に重視する項目や、自分の適性を知りたい人におすすめです。 4-3.「一日の業務の流れを簡単に教えてください」 一日のスケジュールの流れや担当する業務について確認するための逆質問です。 実際に会社で働いている社員の一日の過ごし方を聞くことで、自分の入社後の働き方を具体的にイメージすることができます。また、スケジュールから社員の忙しさや仕事のペースも把握できるので、自分がその会社で働き続けられるかどうか判断することも可能です。 さらに、面接官はこの質問をされることで候補者に「業務内容に関心を持っている」「入社に対して積極的」という印象を持つため、面接合格に一歩近づく可能性があります。 入社後のスケジュール・業務内容・忙しさを事前に把握しておきたい人、自分が勤務を継続していけるか判断したい人はこの逆質問を行ってください。 また、ブラック企業対策にも効果的です。 4-4.「この会社を選んだ理由やきっかけがありましたら教えてください」 面接官が会社に対して感じている魅力や強みを知ることができる逆質問です。 回答は面接官によって異なるため、自分が企業研究を行っていた時に気づかなかった企業の長所を発見できるチャンスになります。会社に対する理解が深まるのがこの逆質問のメリットです。 そこから面接官が入社後に感じたギャップについて話題を発展させることができれば、社員の会社に対するリアルな感想を知ることもできます。 会社の魅力を多角的に知りたい人や、入社前と入社後のイメージのギャップなどを知りたい人にはこの逆質問がおすすめです。 4-5.「御社で働いていて、どんなことにやりがいを感じますか?」 エンジニアとして仕事をするうえで、どのような瞬間にやりがいを感じるか尋ねる逆質問です。 実際に現場で働いているエンジニアの生の声を聞くことによって、会社や業務に対する満足度を測ることができます。また、会社がエンジニアに対して成長する機会を提供しているかどうかも知ることが可能です。 「御社で働いていて」と前置きすることで、他社にはない、その会社ならではの魅力や強みを聞ける可能性もあります。 この逆質問のメリットは、「やりがいを求めている」と暗にアピールすることで、面接官に自分の向上心や入社意欲が伝わる点です。 現役エンジニアの仕事の充実度や会社に対する満足度を知りたい人、自分の向上心や意欲の高さを面接官にアピールしたい人にはこの逆質問がおすすめです。 4-6.「これまでの業務で一番大変だと感じたことを教えてください」 自分が直面する恐れがある困難について確認する逆質問です。 大変な業務を事前に把握しておくことで、入社前から心構えができるのがこの逆質問のメリットです。また、困難に対してどのようにアプローチしたかを聞くことで、会社のサポート体制や社内のチームワークの様子についても知ることができます。 この質問はネガティブな人物である印象を与えるため、単体で使ってはいけません。 先に「これまでの業務で一番やりがいを感じたことを教えてください」という逆質問をし、その一方で大変だった業務を聞くと自然です。 新しい環境で起こりうる事態を事前に把握しておきたい人、問題解決能力の高さを面接官にアピールしたい人に適した逆質問です。 4-7.「どのようなチーム体制で業務を行っていますか?」 エンジニアはチーム単位で業務を行うことが多いです。 この逆質問を行うことで、チームの規模やプロジェクトの進め方などを事前に把握することができます。 さらに追加の質問を行えば、役割分担・タスクの割り振り・コミュニケーションの手段などの詳細な情報や、チームワークを行ううえで大切にしていること・注意していることといった社員の価値観まで深掘りすることも可能です。 面接官からの回答を聞くことで、自分が会社で業務を円滑に行えるかどうかが判断できます。同時に面接官に対して積極的な姿勢を示すこともできる効果的な逆質問です。 会社での働き方を具体的にイメージしたい人・自分の適性を探りたい人・入社への積極性をアピールしたい人はこの逆質問を行ってください。 4-8.「御社では、スキルや知識を共有するための勉強会などは実施されていますか」 会社のエンジニアに対するスキルアップ支援の状況について尋ねる逆質問です。 勉強会などでスキル共有の機会を積極的に設けている会社は、エンジニアに対する投資を惜しみなく行っているといえます。また、そのような会社はエンジニア間のコミュニケーションも活発であることが多いです。 上記の逆質問は、会社のエンジニアに対する価値観や社内の雰囲気を把握し、自分と会社とのマッチング度を測るのに効果的です。 ただ、自身でも勉強している旨を先に面接官に理解してもらっていないと、他責な人という印象になるので注意が必要です。 入社後のイメージを膨らませたい人、自分の適性を知りたい人、成長意欲をアピールしたい人に適した逆質問です。 4-9.「入社までに必要なスキルや知識などがあれば教えてください」 入社後に必要とされるスキルや知識を確認するための逆質問です。 会社が求めるスキルと知識を理解し、事前に習得しておくことで、入社後の業務をスムーズに進めることが可能になります。 また、面接官に対して入社意欲を見せ、さらに自身が不足しているものを積極的に補おうという姿勢をアピールすることができるのも上記の逆質問のメリットです。 面接を受ける時点でスキル不足であっても、この逆質問をすることによって成長意欲が伝わり、好印象を持たれる可能性があります。 4-10.「実際に働く中で感じる、御社の強みはなんですか?」 面接官が思う会社の強みを聞く逆質問です。 社員が現場で働いていて実際に感じる会社の長所は、ネットや書籍に掲載されている情報よりもリアリティがあります。また、会社の働きやすさや社員の満足度を知る手がかりになります。 転職候補先が複数ある場合は、各社の面接官の回答を比較して入社する会社を決めるのもおすすめです。 面接官に対しては上記の逆質問をすることで会社への関心の高さをアピールできます。 社員の会社に対するリアルな感想を知りたい場合や、入社意欲の高さを伝えたい場合に有効な逆質問です。 5.【最終面接】ITエンジニアの逆質問例文 最終面接では役員や社長が面接官になります。役員や社長が面接官する場合の大半は減点方式ではなく、加点方式です。自社のビジネスを推進してくれそうと思ってもらうことがゴールになります。 5-1.「御社の今後の事業展開と〇年後の展望を教えて下さい」 会社の今後のビジョンや戦略を確認するための逆質問です。 会社が成長を目指す事業を自分のキャリアプランと照らし合わせることによって、入社後に自分が成長・活躍できるかどうかを見極めることができます。 面接官の回答を聞いたら、自分が会社の成長にどう貢献できるかアピールします。 この逆質問は、自分と会社とのマッチング度を測りたい場合や、貢献意欲を伝えたい場合に有効です。 ただし、事業展開について面接中に説明があったり、会社の公式サイトに掲載されていたりした場合はこの逆質問は避けてください。「人の話を聞いていない」「入社意欲が低い」とみなされる恐れがあります。 5-2.「御社がエンジニアに対して特に求めているスキルは何でしょうか?」 会社がエンジニアに対して求める具体的なスキルを確認する逆質問です。 会社が重視するスキルを把握し、磨いていくことは、キャリアアップへの近道になります。また、入社前から必要なスキルを習得しておくことで、順調なスタートを切ることができるのも上記の逆質問のメリットです。 面接官には「会社の方向性に合わせて成長する意欲がある人物」というポジティブな評価を与えられます。 習得・強化すべきスキルを知りたい人、成長意欲を面接官にアピールしたい人に最適な逆質問です。 5-3.「御社の求める人物像の中で、最も重視されている要素は何ですか?」 会社で活躍している人の特徴を確認するための逆質問です。 活躍する社員の特徴を知ることは、会社が評価する価値観や行動を把握することに繋がります。そこから自分が会社の文化に適応し、実力を発揮していけるか判断することも可能です。 会社で活躍できる可能性を探りたい人、面接官に活躍の意欲を示したい人にもってこいの逆質問です。 5-4.「未経験で転職された方がどのようにご活躍されているか教えてください」 エンジニア未経験者がどのような役割を担い、どのようなプロジェクトに携わっているか尋ねる逆質問です。 未経験からエンジニアに転職する場合、同じく未経験で入社してきた社員がどのように活躍しているか知ることで、入社後のイメージを膨らませたり、キャリアパスを描いたりすることができます。 エンジニア未経験者は面接官に実績をアピールすることはできませんが、上記の逆質問で仕事への意欲を示すことは可能です。 「エンジニアとしての経験はないけれど、どうしてもIT業界に転職して活躍したい」と考えている人はぜひこの逆質問を行ってください。 6.【オファー面談】ITエンジニアの逆質問例 オファー面談は人事担当者と内定後に勤務条件をすり合わせる場です。内定取り消しになることはないため、面接では聞けなかった質問をぶつけられます。 あまりにも変なことを聞くと入社後、変な目でみられるため、注意は必要です。 6-1.「面接ではどのような点を評価いただけたでしょうか?」 面接官が高く評価した自分のスキル・特性を確認することができます。 評価されている能力から、会社が自分にどのような成長や活躍を期待しているか推測できるのが上記の逆質問をするメリットです。 また、人事担当者に「自分の能力を発揮して会社に貢献したいと考えている人物だ」というポジティブな印象を与えることもできます。 もし人事担当者の回答が自分の思い描くキャリアプランに合わないと感じた場合は、入社するかどうか一度立ち止まって検討することをおすすめします。 6-2.「入社した場合、まず携わることになる業務についてお伺いさせてください」 入社してからどのような業務を担当するのか人事担当者に確認するための逆質問です。事前に入社後の予定を聞いておくことで、仕事に対する心構えができます。 また、入社後に携わる仕事から、会社が自分に期待するキャリアパスが推測できるのも上記の逆質問のメリットです。 追加で「入社までに勉強しておくべきことはありますか?」と尋ねれば、入社前の準備を万全に整えることも可能になります。人事担当者にはモチベーションの高さをアピールできるので一挙両得です。 入社後の仕事のイメージを膨らませたい人、積極性を人事担当者に示したい人にはこの逆質問をおすすめします。 6-3.「御社で叶えられるキャリアプランはどのようなものがありますか?」 現場で働く社員がどのようなキャリアプランを想定し、どのようなステップで実現させているか聞くための逆質問です。 自分の理想に近いキャリアプランを実現させている社員がいれば、自分の思い描くキャリアプランも実現できる可能性が高いということになります。 また、この逆質問をすることで、会社が社員にどのような成長機会を提供しているか把握することも可能です。 自分と会社とのマッチング度や、会社のサポート体制について探りたい人はこの逆質問を行ってください。 6-4.「私と近い年齢の方のモデル年収を教えてください」 同年代の社員のおおよその年収を確認するための逆質問です。 この逆質問を行うことによって、提示される年収がどの程度になるか、希望年収とマッチしているかなどが推測できます。また、事前に給与水準を聞いておくことで、入社後のミスマッチを防ぐことが可能です。 入社後の年収を把握しておきたい人、会社が自分にマッチしているか確認したい人はこの逆質問をしてください。 ただし、エンジニアは年齢だけでなくスキルによっても年収に差が出ます。近い年齢の社員が必ずしも同程度の年収であるとは限りません。 6-5.「社内の評価制度はどのような基準でおこなわれていますか?」 会社の評価制度について人事担当者に確認するための逆質問です。 評価基準は業績・スキル・目標達成度など、会社によってさまざまです。入社を検討している会社の評価制度を事前に把握しておくことで、自分が入社後どのように成長・活躍していけば良いかが明確になります。 評価基準が自分の価値観と合わない場合は、社内でのキャリアアップの実現が難しくなることが予想されます。その際は入社するかどうか一度立ち止まって検討すべきです。 評価制度から入社後の働き方を想定しておきたい人、入社後のミスマッチを防ぎたい人はこの逆質問を行ってください。 6-6.「(客先常駐の場合)何名ほどでお客様先に常駐することになりますか?」 IT企業の中には、エンジニアを客先に常駐させる会社があります。上記の逆質問は、客先常駐の体制について確認するためのものです。 チームの人数に関する逆質問から話題を展開することによって、業務の規模・担当することが予想される役割や業務内容・常駐先でのサポート体制などを把握することができます。 客先での勤務についてイメージを膨らませたい人にはこの逆質問が有効です。 ただし、客先の情報開示をしない方針の会社もあるため、無理に聞き出すのは避けてください。 7.面接の逆質問の終わり方は感謝と意欲がポイント 逆質問が終わった後は、面接官に感謝と意欲を伝えることが重要です。下記のような文言で締めくくることをおすすめします。 「①丁寧にご説明いただき、ありがとうございます。御社の魅力や働き方について、より具体的にイメージを膨らませることができました。②ぜひこの情報を活かして、入社後は御社に貢献したいと思います。」 ①では面接官の回答に対する感謝を述べています。逆質問に対応し回答を提示した面接官に感謝の言葉を伝えるのは、社会人としてのマナーです。 また、感謝の言葉を述べることは、面接官に「礼儀正しい人だ」という印象を持ってもらえるメリットがあります 面接の最後にポジティブな印象を与えることは、ピークエンド効果で面接全体の評価を上げることに繋がります。 ②では得られた情報を今後に活かしたいという意欲を示しています。面接官に改めて入社意欲の高さや活躍への熱意を伝える、いわば「最後の一押し」です。 逆質問が終わった後で気を抜いてしまい、面接官の印象を下げてしまうのは非常にもったいないことです。例文のような感謝と意欲を見せる言葉で逆質問を終え、最後まで前向きな印象を与えるよう意識してください。 8.エンジニアの転職はユニゾンキャリア 本記事では逆質問のメリットや効果的な逆質問の例について取り上げました。 面接準備に限らず、「エンジニア転職の進め方が分からない」と悩む方は多いです。そんなときは、転職エージェントと二人三脚で転職を進めてみませんか? 転職サポートのプロと一緒に転職活動を進めることで疑問や不安が解消でき、さらに内定獲得のアドバイスまで受けられます。 8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴 ユニゾンキャリアはIT業界専門の転職支援サービスです。エンジニアを目指すあなたの悩みに寄り添い、相談から内定までを全て無料でサポートします。 未経験者の就業成功率はなんと95%で、数多くの転職希望者を成功に導いてきた実績があります。 未経験からエンジニアに転職する場合、「新しい会社でちゃんとやっていけるのだろうか」と不安に感じるのではないでしょうか? ユニゾンキャリアでは、未経験からでも安心して働けるよう、充実した研修制度を提供する優良企業の求人を1万件以上取り扱っています。あなたの希望に合わせて最適な企業を紹介することが可能です。 というお悩みやご要望をお持ちの方、大歓迎です。悩む前にぜひ、当社にご相談ください。あなたのキャリアプランに合わせて、徹底的にサポートいたします。 ともにITエンジニアを目指しましょう! 8-2.ユニゾンキャリアの転職成功インタビュー ユニゾンキャリアでは、あなたの希望と異なる求人に応募させる、転職を急かすといったことは一切ありません。自身のペースで、納得のいく転職ができるように、企業を厳選して紹介します。 相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。 「面接で『入社後にしたいことは?』と聞かれたとき、どう答えればいいの?」と思ったことはありませんか? この質問は、企業が応募者の企業理解度や志望度をチェックするため によく使われます。 エンジニアとしてのキャリアを考える上で、「入社後にどのような仕事をしたいのか?」を明確にしておくことはとても重要です。 しかし、漠然とした回答や、企業の事業内容と合わない発言をしてしまうと、「志望度が低い」「自社で活躍できるイメージが湧かない」と判断され、不採用の要因 になることもあります。 1.企業がエンジニア志望者に「入社後にしたいこと」を聞く理由 入社後にしたいことの答え方の前に、まずはエンジニア志願者に「入社後にしたいこと」を尋ねる理由を知ることが大切です。 ここでは企業がエンジニア志望者に「入社後にしたいこと」を聞く4つの理由を紹介します。 ここで紹介するポイントを理解して、説得力のある受け答えを目指していきましょう。 1-1.企業理解度を図るため 企業はエンジニア志願者に「入社後に何をしたいか」を尋ねることで、自社への理解度を確かめようとしています。 これから取り組みたいことを見つけるには、その企業をきちんと知っていなければいけません。 事業やサービス内容をきちんと把握している人は活躍が期待できるだけでなく、チームに良い影響を与えてくれる人材と評価されます。 一方で、自社のことを理解していない人は、「興味が薄く、すぐ辞めてしまうのでは」と不採用となる可能性が高いです。 転職する際はその企業を入念に研究して、取り組みたいことを聞かれた際に的確に述べられるように準備しておきましょう。 1-2.志望度の高さを確かめるため 入社後にしたい業務をエンジニア志願者に尋ねる理由に、本気度の高さをチェックしようとしていることもあげられます。 本気で入社を希望する人は企業に対する理解が深く、自分がどのように働きたいのかをはっきりと話せるからです。 そのため、受け答えする際はしっかり調査して、その応募先だからできること・取り組みたいことを話す必要があります。 また、取り組みたいことは配属先やポジションの決定にも影響するので、自信を持って述べられるようにしておきましょう。 1-3.入社後のミスマッチを防ぐため エンジニア志願者の希望と自社の方針にミスマッチがないことを確かめたいというのも、入社後にしたいことを尋ねる1つの理由です。 ミスマッチがあった場合、転職してからモチベーションを保てず、短期間で辞められてしまうリスクがあります。 退職されてしまうと採用や教育にかけたコストが無駄になるので、企業はミスマッチを可能な限り防がなければいけません。 そのため、入社後に取り組みたいことを尋ねて、応募者のビジョンと自社の環境が合っているのか確認するのです。 応募者が高評価を得るには、自分が企業の方針や雰囲気にマッチし、長く活躍できることを主張する必要があります。 1-4.仕事に対する姿勢を知るため エンジニア志願者に入社後にしたいことを尋ねるのは、業務に対する価値観や姿勢をチェックしたいからです。 業務に対する姿勢はあなたの活躍・成長だけでなく、チームの雰囲気にも大きく影響します。 それらが企業のスタイルに合っている人は、好印象を与えられるでしょう。 また、業務に対する姿勢は、配属先やポジションを決定するために必要な要素です。 希望を実現するには、企業の雰囲気や求める人物像に自分が最適であることを主張する必要があります。 2.エンジニアとして入社後にしたいこと【考え方編】 エンジニアへの転職を成功させるには、入社後にしたいことをきちんと考えなければいけません。 では、選考で取り組みたいことをうまく答えるにはどのようにすれば良いのでしょうか? この章では、入社したら取り組みたいことを探す方法をステップごとに紹介します。 2-1.自己分析をする 入社後にしたいことを見つけるには、まず自分自身を知ることが大切です。 自分を深く理解すると、適性や強みを活かせる業務をより見つけやすくなります。 具体的には、以下の点を明らかにしていきましょう。 根拠や理由なく、ただ単にしたいといっても相手にあなたの思いは伝わりません。 「自分はどういう人間でどんなことが得意だから、この業務・企業を選びました」と論理的に説明することが大切です。 自分の適性や強みを理解するためにも、まずは自己分析からはじめましょう。 2-2.自分の目標像を考える 自分のことを理解できたら、どのようなエンジニアになりたいのか目標を立てましょう。 目標を決めて逆算することでやるべきことが明らかになり、入社後にしたいことを考えるときに役立ちます。 目標を立てる際は、以下のポイントを具体的に考えてみましょう。 2-3.念入りに企業研究を行う 入社後にしたいことを明らかにするには、念入りな企業研究が欠かせません。 企業の事業や社風に沿った受け答えができなければ、「うちでは実現できない」と思われ、不採用となるからです。 相手に「うちに本気で入りたいんだな」と思わせるには、入念に企業を調べる必要があります。 企業研究する際は、以下の点をよく調べましょう。 調査するときは、OB訪問のほかホームページ、会社四季報などを活用して情報を集めてみてください。 探すのがむずかしかったり、得られる情報量が少ない時は、IT転職エージェントの力を借りるのがおすすめです。 2-4.自分の強みがどのように生かせるのかを考える 相手に「あなたを採用したい」と思わせるためには、自分がその企業で活躍できることを示す必要があります。 相手があなたを雇うメリットを感じなければ、合格にはなりません。 「わたしは〇〇の強みを発揮してこのように貢献できます」といったメリットを提示できるように準備しておくことが重要です。 そのためには、企業と自分の強みを理解する必要があります。 自分の強みがわからない人は、褒められた経験や他の人よりもうまくできたことを深掘りしていくことがおすすめです。 むずかしい場合は、IT転職エージェントや自己分析ツール、マインドマップなどを活用すると良いでしょう。 2-5.その企業でないといけない理由を伝えられるようにする 入社後にしたいことは、その企業でなければやれないことを述べるようにしましょう。 どこの企業でも実現できることなら、「うちじゃなくても良いよね」と思われてしまいます。 採用されるには他社ではなく、その企業だからこそ実現できることを自分の言葉で説明することが重要です。 ただ、その企業である必要性を見つけるのがむずかしい人もいますよね。 そんなときは「応募先を選択した理由=他社より魅力的な点」と置き換えて探すのがおすすめです。 応募先をよく調べていることが伝われば、モチベーション高く働き成長してくれそうという期待を持てるため、採用が近づきます。 3.エンジニアとして入社後にしたいこと【伝え方編】 エンジニアへの転職時は、入社後にしたいことの中身はもちろんですが、伝え方も大事なポイントです。 ここでは、より熱意を理解してもらえる伝え方を紹介します。 3-1.結論ベースで話す エンジニア志願者が入社後にしたいことを述べるときは、結論ファーストを大事にしましょう。 はじめに簡潔に伝えることで、相手が話を理解しやすくなるからです。 結論を先にいわずにダラダラ話してしまうと、「結局何がいいたいんだろう」と相手を悩ませてしまいます。 結論に続けて根拠を端的に述べられれば、スマートな印象を与えられるでしょう。 3-2.具体的な仕事内容や事業に触れる 入社後にしたいことを述べるときは、具体的な事業内容や業務に関連づけて訴求することが大切です。 その企業の得意とする分野や特徴に触れると、本気で入りたい情熱を理解してもらえるでしょう。 抽象的な言葉では、「本気で入りたいのかな」「入社してから活躍できるのかな」と相手に不安を与えてしまう可能性が高いです。 企業調査をしっかりおこない、自分の取り組みたいことを明らかにしてみてください。 企業の詳しい事業や業務を知りたいときは、OB・OG訪問をするのがおすすめです。 できない場合は、IT転職エージェントを活用して詳しく教えてもらうと良いでしょう。 3-3.自分の強みがその企業に貢献できることを伝える 入社後にしたいことを話す際は、エンジニアの立場からどう寄与できるのかを伝える必要があります。 「これがしたい、あれもしたい」と口だけでは、会社のために何ができるのかわかってもらえません。 自分の強みを活かして貢献できることを積極的に訴えかけることにより、あなたと一緒に働くイメージを持たせられます。 また、熱い思いが伝えれば、入りたい意欲の高さや業務に対する姿勢を評価してくれるでしょう。 3-4.実現するために自分がする努力を話す 入社後にしたいことの最後は、それを達成するために努力する姿勢でまとめましょう。 ただ頑張るというだけでなく、結果につなげるための具体的なアクションプランを述べることが大切です。 努力する姿勢やプランを説明すれば、本気度や意欲を理解してくれるでしょう。 また、自分で考えて主体的に動ける人という好印象を持たせることにもつながります。 4.エンジニアとして入社後にしたいこと【回答例】 この章では、エンジニア志願者が入社後にしたいことを尋ねられた際の良い回答例を紹介します。 パターンは以下の3つです。 ぜひ、例文を参考にして、取り組みたいことを考えてみてください。 4-1.エンジニア志望の「入社後にしたいこと」回答例① 業務内容に触れている例 4-2.エンジニア志望の「入社後にしたいこと」回答例② 自分の強みを活かせることを主張する例 4-3.エンジニア志望の「入社後にしたいこと」回答例③ 達成するためにしている努力を伝える例 5.エンジニア志望が入社後にしたいことを伝えるときの注意点 この章では、エンジニア志願者が入社後にしたいことを伝える際の注意点を5つ紹介します。 選考を通過するために大事なことなので、しっかり理解しておきましょう。 5-1.「志望動機」と「入社後にしたいこと」は異なることを知っておこう エンジニア志願者のなかには、入社後にしたいことと入りたい理由を混同して考えてしまう人がいます。 しかし、「志願する理由」と「入社したら取り組みたいこと」では、見られている点が異なるため注意が必要です。 志願理由では「なんでその企業を選択したのか」が問われるのに対し、入社したら取り組みたいことは「目指しているキャリアや希望する業務」を聞かれています。 「入社したら取り組みたいこと」では、決して応募先を選んだ理由を問われているわけではないので注意しましょう。 5-2.ネガティブな表現は避けるようにする 入社後にしたいことに限らず、選考ではネガティブな表現を使わないことを意識しましょう。 日本人は謙虚に伝えようとする傾向がありますが、選考で控えめになりすぎると自信がない人と思われてしまいます。 特に、面接などの緊張する場面では控えめになりやすいので、ポジティブな表現を使うことを意識しましょう。 5-3.業種に合った内容を話すようにする 入社後にしたいことでは、必ずその企業の事業に沿った内容を話すことが大切です。 事業と関係ないことを述べた場合、「あまり自社に興味がないのでは?」「うちでは叶えられない」と思われてしまいます。 採用されるためには企業の事業や業務内容を調べたうえで、貢献できることや取り組みたいことを答えるようにしましょう。 5-4.仕事への熱意を伝えられるようにする 入社後にしたいことを答えるときは、応募先のエンジニアとして働く熱意を込めましょう。 熱意のない回答をしてしまうと「やる気不足」と受け取られ、選考で不利になります。 選考では自分の要望ではなく、業務に対する責任や情熱を見せることが重要です。 5-5.将来はフリーランス志望であることは伝えないようにする 入社したらしたいことを聞かれているのに、フリーランスを目指していると述べてしまうと選考に受かりません。 企業は自社に長期で貢献してくれる人材を求めているからです。 フリーランスになりたいという目標はあっても、選考で述べるべきではありません。 選考では企業に貢献する姿勢や熱意、長期的なキャリアに焦点を当てることが鍵となります。 目標がフリーランスになることでも、選考時は企業で取り組みたいことを述べるようにしましょう。 6.エンジニアとして入社後にしたいこと【NG例】 入社後にしたいことを述べる際に、エンジニア志願者がやってはいけないNG例を紹介します。 自分勝手な意見や仕事以外を重視したりするなど、企業によって魅力的に映らないような内容を言ってしまうと、選考が不利になってしまう点に注意しましょう。 6-1.エンジニア志望の「入社後にしたいこと」NG例① 自分本位になってしまっている例 6-2.エンジニア志望の「入社後にしたいこと」NG例② ネガティブな表現を使っている例 6-3.エンジニア志望の「入社後にしたいこと」NG例③ 仕事への熱意が伝わらない例 7.入社後にしたいことが思いつかない人は転職エージェントを活用しよう 入社後にしたいことが思いつかない人やうまく書けない人は、IT転職エージェントを活用しましょう。 IT転職エージェントを使うと、IT専門アドバイザーがあなたとのカウンセリングを通して、客観的に強みや性格を分析してくれます。 ほかにも、ESなどの応募書類の作成や面接対策もおこなってくれるため、1人でやるよりも質の高い準備ができます。 ユニゾンキャリアはIT専門の転職支援サービスを行っています。 専任のアドバイザーがあなたにあったキャリアプランから最適な企業をご提案します。 ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。 8.【まとめ】入社後にしたいことの回答は事前にしっかり考えておこう 本記事では、エンジニア志願者向けに入社後にしたいことの回答例や注意点を紹介しました。 あらためて、ポイントをおさらいしましょう。 企業がエンジニア志願者に「入社後にしたいこと」を聞く理由は、以下の4つです。 回答を考える際は上記のポイントを意識し、企業の立場に立って考えることが大切です。 入社後にしたいことがわからない場合は、以下の質問に1つずつ答えてみましょう。 また、より良い受け答えにするためには、以下の点を意識してください。 本記事で紹介したポイントをしっかり確認して、自分の言葉で取り組みたいことを考えてみましょう。 もし、「良い文章が思いつかない」「客観的なアドバイスがほしい」など悩みがありましたら、ぜひ弊社へ一度ご相談ください。 弊社と一緒に転職を成功させ、理想を叶えましょう。 8.エンジニアの転職はユニゾンキャリア エンジニアの転職するタイミングに迷ったら、ぜひ一度ユニゾンキャリアへご相談ください。 8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴 ユニゾンキャリアはIT業界専門の転職支援サービスです。 エンジニアを目指すあなたの悩みに寄り添い、ご相談から内定までを「完全無料」でサポートしています。 エンジニア経験者は市場価値が高く、書類選考などは通りやすい傾向にあります。 しかし、キャリア的に効果のある転職ができずに「あまり年収が上がらなかった」や、「思っていた働き方と違った」などの不満が出ることも多いです。 弊社アドバイザーは、企業と直接やり取りをしているため、入社する企業の情報を詳しく理解しています。 「他のエージェントでは詳しく教えてもらえなかった」「HPを見ても何をPRしていいのかわからない」といったお悩みを抱えている方はぜひ、ユニゾンキャリアまでご相談ください。 8-2.ユニゾンキャリアの転職成功インタビュー ユニゾンキャリアでは、あなたの希望と異なる求人に応募させる、転職を急かすといったことは一切ありません。自身のペースで、納得のいく転職ができるように、企業を厳選して紹介します。 ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。 エンジニアに興味はあるけど、「種類が多くて複雑でよく分からない」「どんなエンジニアの職種が自分に向いているのだろうか?」といった相談を多くいただきます。 たしかに、エンジニア職は複数の職種があるため、自分の性格やスキルに合う職種がどれなのか判断しがたいですよね。 実際、どの職種を選ぶかでキャリアの描き方が大きく変わってきます。 1.エンジニアの職種・種類の基礎知識 ITエンジニアは、職種によって仕事内容や年収、必要なスキルが大きく変わります。 そのため、エンジニアの職種を知ったうえで、キャリアを逆算して職種を慎重に選択する必要があります。 しかし、ITエンジニアは職種の関連性が複雑で分かりにくいのが現状です。職種が混沌としている背景には以下のようなものがあります。 IT業界は日本ではまだ比較的若い業界です。また、IT業界は新しい技術の生まれるスピードが速い業界なため、新しい職種も生まれやすく、呼び名も複雑化しています。 しかし、エンジニアの職種や種類は厚生労働省が分類表を提示しています。厚生労働省の職業分類表をもとに図にまとめました。 参考:職業分類表(厚生労働省) これを見ると、世の中でいわれているエンジニアの職種と大きく異なることが分かります。 転職サイトや各企業で名称に相違があるのは、ブランディング観点などから各社が様々なエンジニア名称をオリジナルでつけていることにあります。 また、エンジニアは社内で複数の役割を跨ぐことがあるため、明確に切り分けることが困難です。 この複雑化したエンジニアの職種の名称を、キャリアプランが組みやすいように当社で分類をまとめました。 2.エンジニアの全名称26種類の分類一覧 以下の職種分類一覧は、厚生労働省の発表する情報と世間的な情報の間を取る形で、職種と種類の分類を行っています。 以下の中から知りたい職種を押すとその解説に飛ぶようになっているので、気になる区分についてはこちらをご利用ください。 2-1.開発エンジニア(システム) 開発エンジニア(システム)の区分はいわゆるシステム全体を見た場合の「縦型の区分」です。システム開発のエンジニアは、システム全体の企画から開発・運用までを指しています。 業務を縦割りした場合の呼称のため、システムエンジニアの中にはWebエンジニアもアプリケーションエンジニアもすべて含まれます。また、一般的に求人では、システムオペレーターもシステムエンジニアとして出されていたり、応募する際には詳しく業務内容を見ないと痛い目を見やすい職種名です。 一般的には、開発における上流工程に関わるエンジニアをシステムエンジニア、下流工程に関わるエンジニアをプログラマー(テストエンジニア)と総称で呼ぶことが多くなっています。 2-2.開発エンジニア(アプリケーション) 開発エンジニア(アプリケーション)は開発エンジニアの中でもシステム内に作るアプリケーションを開発するエンジニアを指しています。 ハードウエアやミドルウエアなどの土台で区分が分かれていますが、一般的にアプリケーションエンジニアが指す業務の区分は以下の3つになることが多いです。 わかりやすくいえば、全体のシステムを設計するのがシステムエンジニアだとすると、その中のアプリケーションを設計・開発するのがアプリケーションエンジニアの役割です。 アプリケーションエンジニアの多くは、最新の開発ツールやフレームワークを活用し、効率的で高品質なコードを書くスキルが必要となるため、かなり技術志向の高い職種になります。 2-3.開発エンジニア(組み込み) 組み込みエンジニアとは私たちの身近にある、家電製品や自動車、医療機器などのソフトウェアを開発するエンジニアです。 まずクライアントや顧客のニーズを考えて、より生活を豊かにする製品を企画します。その後システム設計を行い、ハードウェアとソフトウェアの連携を最適化し、リアルタイム性や低消費電力などの要件を満たすシステムを設計します。 組み込みエンジニアが活躍できる業界は幅広く、主に以下のような業界です。 生活に身近な製品に携わることができるため、やりがいを感じることができます。 また、人工知能(AI)やlotの需要が伸びてきているため、組み込みエンジニアは将来性があるといえます。 2-4.開発エンジニア(その他) その他の開発エンジニアは主にAIエンジニア、QAエンジニア、ゲームエンジニアの3つに分類しています。 AIエンジニアとゲームエンジニアはかなり高いレベルの技術を要する職業で、未経験から転職する場合は、ほぼ難しいといっても過言ではありません。 AIエンジニアと巷で言われているものは、APIで連携してシステムにAIの機能を引き込む方式のものがほとんどのため、実際にはほかの開発職種が扱います。AIエンジニアはAI自体の開発を行うエンジニアと認識しておくのが良いです。 また、QAエンジニアはテストエンジニアと混同されがちですが、「品質計画」「動作テスト」「品質管理」「品質改善」「品質保証」の工程を担当します。 内部のテストするのではなく、ソフトウエア全体をテストするといった違いがあります。これらの仕事はいずれも専門性が高い職業であるといっても差し支えないです。 2-5.インフラエンジニア インフラエンジニアとは主に通信ネットワークに関係するもののシステムの基盤となるインフラストラクチャの設計、構築、運用を担当するエンジニアのことです。 開発したソフトウエアを動かすための土台を作る役割で、インフラエンジニアがいないとシステムが動かないと言っても過言ではありません。 ネットワークやサーバー、セキュリティ、クラウドなどの幅広い知識が求められます。 ネットワークエンジニアの仕事内容は、ネットワークの設計・構築・運用、セキュリティエンジニアはシステムのセキュリティ対策の立案、実装です。 システムの安定稼働とパフォーマンス最適化がインフラエンジニアの重要な役割です。 2-6.プロジェクト管理 プロジェクト管理とは主に上流工程に関わっており、システムの企画・設計からプロジェクトの管理や運用に関わるエンジニアです。システム開発のプロジェクトの計画、実行、監視、コントロールを行います。 システム開発を行う際には、様々な人が関わって一つのプロジェクトを進めています。 適時プロジェクトの進捗を確認し、プロジェクトの目的にずれが生じていないか、同じ方向を向いて取り組んでいるか確認することが必要です。 プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体の管理を、プロジェクトリーダーは技術的な意思決定や問題解決を行います。 2-7.その他エンジニア 開発やインフラに該当しないIT知見を持って周囲をサポートする仕事をする人をその他のエンジニアとして分類しています。 他の職種と比べるとエンジニアとしての仕事の割合が低いです。しかし、それぞれ専門性の高い知識やスキルが求められます。 そのため、「営業職⇒セールスエンジニア」の転職は難しく、「技術職⇒セールスエンジニア」のキャリアアップが一般的です。 3.開発エンジニア名称12種類の年収・仕事内容・転職難易度 開発エンジニアは「システム」「アプリケーション」、「組み込み」の3つに分けられます。 3つに分けた開発エンジニアの業務をさらに細分化した12種類の職種について「仕事内容」「年収」「難易度」について解説します。 ※年収は、「求人ボックス、給料ナビ、doda、indeed、マイナビ」に記載されている年収を平均して算出しています。 3-1.システムエンジニア(SE) システムエンジニアとは、クライアントの要求や課題の解決のためにシステムの設計と開発を行うエンジニアのことです。 システム開発における上流工程を担当するエンジニアがシステムエンジニアに該当します。 項目詳細仕事内容・システムの仕様を決定し、要件定義書や設計書の作成、開発プロセスの管理、テスト計画の立案などを行う・開発チームへの技術的な指示出しや、品質管理を担当・顧客折衝とシステム設計のバランスを取ることが重要年収485万円・国税庁が発表している「民間給与実態統計調査結果」によると、日本全体の平均年収は443万円であるため日本の平均年収より高い傾向転職難易度★★★★・転職難易度は高め・常に高い技術力を求められるため、スキルや実務経験がない未経験からの転職は難しい傾向があります。 システムエンジニアになる方法は「新卒または第二新卒でシステムエンジニアを目指す方法」、「システム運用・監視からプログラマーを経験して上流に行く方法」「インフラエンジニアとして経験を積んでキャリアチェンジする方法」の3パターンあります。 転職で一般的なのは、システム運用から上流に進んでいく方法です。 そのため、一般的には上流工程のエンジニアを指しますが、求人票には運用・監視オペレーターだとしても、システムエンジニアと書かれているケースがあるので注意が必要です。 また、アプリケーションや組み込みなども上流工程のシステム全体を担当していたらシステムエンジニアと呼ばれるため、何の領域を担当するエンジニアかを確認するようにしてください。 なお、海外ではシステムエンジニアという職種はなく、日本特有であるというのも面白い点です。 3-2.プログラマー(PG) プログラマーとは、プログラミング言語を扱って作業を行うエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・コンピュータを動かす「プログラミング言語」を使用して、ITシステムの構築や開発を行う・ソフトウェア開発におけるコーディングを主な職種とし、設計書に基づいてプログラムを作成年収419万円(厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」から)・日本の平均年収を下回っている・プログラマーの仕事は高いスキルがあれば、高収入を狙うことも可能転職難易度★★~★★★★・プログラマーの仕事は主に下流工程を担うため、システムエンジニアと比較しても転職難易度は高すぎることはない・案件によって使用する言語の種類が複数あるため、複数のプログラミング言語を習得する必要がある・案件によって転職難易度が変わる プログラマーも指すものが多岐にわたり、Web系でも業務系でも組み込み系でもプログラミングを行っていれば、プログラマーといいます。 プログラミングをしている人は、すべてプログラマーに該当するといっても過言ではありません。 プログラマーという職種自体はかなり抽象度が高い状態なので、プログラマーを目指している人は何のジャンルのどの言語を扱うのかまで明確にすることをおすすめします。 3-3.テストエンジニア テストエンジニアとは、ソフトウェアが仕様通り動作しているかどうかテストや検証を行うエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・仕様の策定段階から完成まで開発中のプログラムに対してソフトウェアの品質を確保するためにテストの計画、設計、実行、報告を担当・要件定義書や設計書に基づいて、テストケースを作成し、手動および自動テストを実施・バグや不具合を発見し、詳細な報告を行うことで、開発チームがソフトウェアの品質を改善できるようにサポート年収367万円(dodaが実施したITエンジニアの年収調査より)・他のエンジニアの職種の年収より低い傾向ですが、管理者としての経験を積むことで年収アップは可能転職難易度★・エンジニアの職種の多くが、経験者を優先して採用する傾向があるが、テストエンジニアは比較的未経験からでも受け入れている企業が多い テストエンジニアはよくテスターと混同されることが多いですが、テストエンジニアの場合、テスト計画やテストの実施、レポートティング、改善策の立案まで幅広く担当します。 一方、テスターはテストエンジニアが作ったテスト計画書に基づき、バグを発見したり、レポート業務を行ったり、範囲は限定的です。 テストエンジニアにもテスト設計といった、基本設計と一緒に作業を行う上流工程が存在します。 そのため、下流の単体テストや結合テストといったものはプログラマーが、システムの全体を確認する運用テストやシステムテストといった内容はシステムエンジニアが兼任する場合も少なくありません。 3-4.アプリケーションエンジニア アプリケーションエンジニアはユーザーが使用する部分の開発を行うフロントエンドエンジニアと、サーバ側の開発を行うバックエンドエンジニアに分けられます。 フロントエンドはお客様やユーザーに直接見える部分で、バックエンドはフロントエンドの入力に対して応答を作る側と考えるとわかりやすいです。 項目詳細仕事内容・Webアプリ、スマホアプリ、業務のアプリの開発を行う。・JavaやPython、Ruby、PHPなどのプログラミング言語を使用し、要件定義から設計、プログラミング、運用まで行う。・アプリをリリースした後もサービスの向上に向けて機能の追加や改善を行う年収526万円・日本の平均年収より高い傾向・エンジニアのほかの職種と比較しても高め転職難易度★★★・人気な職種のため転職希望者が多い・ソフトウェアやネットワーク、ハードウェアなどシステム開発全般の知識と経験が必要 アプリケーションエンジニアは「Webアプリ」「スマホアプリ」「業務のアプリ」の3つの領域がメインになっています。 アプリケーションエンジニアと聞いて、多くの方がイメージされるのが、Webアプリやスマホアプリではないでしょうか? アプリケーションエンジニアを目指す場合は、JavaやPython、PHPなどのバックエンド言語の学習からスタートしてください。 3-5.フロントエンドエンジニア フロントエンドエンジニアとは、Webサイトやアプリケーションのフロントエンド(ユーザーが接触する部分)の設計・開発を行うエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・ユーザーインターフェース(UI)の設計と実装などを行う・HTML、CSS、JavaScriptを使用してWebサイトやWebアプリケーションのレイアウトやデザインを作成し、動的な機能を実装・プログラミングのほかにデザインスキルが求められる年収611万円・エンジニアの中でも比較的高年収である。・スキルによって年収に差がでやすい職種転職難易度★★★★・転職希望者が多く、技術の移り変わりが激しいため、転職難易度が高い・未経験からの転職も可能ですが、プログラミング言語など基礎的な知識は身につけておくのが良い フロントエンジニアは、ユーザーと直接触れ合う部分を作成するため、プログラミングスクールなどで人気が高い職種です。そのため、競争率が非常に高い職種となっています。 しかし、実際にはデザインの知識やマーケティングの知識、バックエンドができるといった前提条件が必要になることが多く、競争率が非常に高くなっています。 あなたが手に職をつけるのであれば、バックエンド言語の習得が必要になります。「HTMLやCSSがちょっとできます。」「Webサイトを自分で作ってみました。」ぐらいだと、採用してくれる企業がほとんどないのが実態です。 3-6.マークアップエンジニア マークアップエンジニアとは、デザイナーが作成したWebデザインをWebサイトとして機能するように、文章構成やレイアウト、装飾を指定するエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・HTMLやCSSといったマークアップ言語を使ってWebサイトのコーディングを行う・コーディングの品質がWebサイトのパフォーマンスに直結するため、ユーザビリティやSEOを意識したコーディングを行う必要。年収549万円・日本の平均年収より高い傾向・HTML5やCSS3など新しい言語を身につけると年収アップを目指せる転職難易度★★★★・未経験からでも比較的参入障壁が低い・IT技術の発達などによりマークアップエンジニアの需要が低下しつつあるため転職難易度が高め 主に、WebサイトのSEOやUI/UXを最適化するために用いられます。代表的なマークアップ言語は「HTML」「XML」「XHTML」などWebサイトの構造を※Webクローラーに伝えるための言語が多いです。 マークアップエンジニアも広義はフロントエンドエンジニアです。コーディングがメインの仕事になり、言語自体もあまり難しいものではないため、市場価値としては少し低めです。 また、AIを利用したコーディング支援ツールなどが現れて、少しずつですが、市場が奪われてきている領域です。今後のことを考えると大手を振っておすすめはできないというのが、率直な感想です。 ※Webクローラーとは、インターネットを周回してWebサイトなどの情報を持ち帰るbotのこと。代表的なものにGooglebotなどが挙げられる。 3-7.バックエンドドエンジニア バックエンドエンジニアとは、WebサービスやWebアプリケーションのバックエンド(ユーザーの目に見えない所)の開発や設計を行うエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・サーバーサイドの設計、開発・保守を担当・システムの設計や構築、プログラム開発、保守・運用・システムアーキテクチャの設計や、パフォーマンス最適化・Webアプリケーションの裏側の処理やデータの保存・取得など年収416万円・年収の幅が広い職種・企業に常駐するフリーランスのバックエンドエンジニアは特に年収が高い傾向がある転職難易度★★★・転職希望者が多く、転職するには資格取得が必須・習得すべきスキルが多いだけでなく、バックエンドで使用するプログラミング言語もフロントエンドエンジニアより難易度が高いため未経験からの転職を目指す場合は準備が必要 開発未経験から目指す場合は、バックエンドエンジニアから入るのがおすすめです。 とはいえ、開発側自体が競争率が高く転職難易度が高いため、JavaSilverなどの資格を取得してから臨んだほうが無難です。 バックエンドエンジニアにおすすめな言語としては、「Java」「PHP」「Python」「Ruby」「C++」です。 3-8.サーバーサイドエンジニア サーバーサイドエンジニアとは、Webアプリケーションの開発で使われるバックエンドエンジニアの名称です。 項目詳細仕事内容・構築されたサーバー内に新たな機能を実装させたり、セキュリティ対策を行う・サーバーサイドの処理を設計、開発、運用保守するエンジニアの職種・システム開発と言ってもWebアプリケーションの開発に携わることがほとんど年収600万円・平均値より高い傾向にある。・スキルや経験にも左右される転職難易度★★★・転職希望者が多く、転職するには資格取得が必要・未経験からの転職は不可能ではないが、難易度が高い こちらもWeb系エンジニアの中で使われる特殊な名称です。 ユーザーから見える部分をバックエンド、見えない部分をフロントエンドを上記では説明しましたが、Web系ではユーザーから見え部分をクライアントサイド、見えない部分をサーバーサイドといいます。 サーバーサイドエンジニアはサーバーエンジニアと混同されがちですが、明確に違いがあります。 サーバーエンジニアは「サーバー本体」を指し、サーバーサイドエンジニアは「サーバー上のシステム」を扱うという違いがあります。分かりやすくいえば、サーバーは土地で、サーバーサイドは家のような関係です。 サーバーサイドエンジニアは、実際のところサーバーに関する知識が必要なため、バックエンドエンジニアという名称より、若干技術領域が広いとされています。 3-9.組み込みエンジニア 組み込みエンジニアとは、家電、自動車、医療機器などの機械を動かすためにソフトウェアを開発するエンジニアです。 項目詳細仕事内容・生活に欠かせない炊飯器や自動車のエンジンの制御システムの開発を行う・組み込みシステムを作るには、ソフトウェアだけでなくシステムを組み込むためのハードウェアも設計する必要がある・商品開発から携わることができ、製品が出来上がった時に達成感がある年収458万円・日本の平均年収より高い傾向にある・スキルや経験があれば年収が上がる転職難易度★★★★・C言語やアセンブリ言語の知識が必要・ハードウェアの知識も必要となるため、転職難易度が高い 組み込みエンジニアは別の名称としてベンデットエンジニアなどの名称があります。 自動車業界、家電業界、電子・電気業界など幅広い業界で活躍できます。 近年では、人工知能(AI)やIotの需要が伸びてきており組み込みエンジニアの需要は年々伸びてきています。 ハードウエアという制限が大きいため、組み込みエンジニアには物理学や数学など機械系に必要な知識が求められることも多く、文系よりも理系のほうがフィットする職種です。 さらに、プログラミング言語の中でも難易度が高いC言語がメインで使われており、プログラミングが苦手な人はかなりきつい可能性が高いです。大学時代に、授業でC言語を触っていたという方が転職すると◎です。 3-10.ゲームエンジニア(ゲームプログラマー) ゲームエンジニア(ゲームプログラマー)とは、スマートフォンゲームアプリや、PCゲームアプリの企画から設計、開発を行うエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・ゲームエンジニアは主に以下の4つに職種が分けられる・ゲームプログラマー、グラフィックプログラマー、サウンドプログ ラマー、ネットワークプログラマー・Unity、Unreal Engineなどのゲームエンジンを使用・プログラミングスキルだけでなく、グラフィック、物理演算、AIなどの知識も必要・ゲーム上に表示されるキャラクターやオブジェクトを動かすために、ベクトルや三角関係など数学の知識と、力学などの物理学の知識が必要年収571万円・他のエンジニア職と比べても高い傾向がある・ゲーム業界で年収アップさせるには、最新技術を使えるよう日々の勉強が必須転職難易度★★★★★★・人気の高い職種かつ、高度な専門スキルが必要 ゲーム業界は現在、非常に人気が高く、多くの方が目指している状況です。しかし、イメージよりも難易度が高く、かなり専門的な知識が必要です。 空間認知能力や高度な数学の知識、物理学の知識がないとゲームで立体感を作るのは非常に困難です。 簡単なスマホアプリは難易度は高くはないですが、ゲームとなるとグラフィックやサウンドといった複合的な知識が必要なため、いきなり転職で目指せるレベルの仕事ではありません。 また、近年のゲームは継続的なアップデートや新コンテンツのリリースがなくては、ユーザーが離れていく状況のため、リリース後からサービス終了までかなりの長い期間並走することが多くなっています。 プログラマーとしての経験を積んで、それでもゲームをやりたいという強い意思を持って転職することが求められます。 また作る側ではなく、インフラ側からでもゲームに携わる機会はあるので、あえてインフラ側からのルートを目指すのも1つの手としてあります。 3-11.QAエンジニア QAエンジニアとは、ソフトウェアのテストや品質管理を担当するエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・開発されたソフトウェアが仕様通りに動作するかどうか確認し、バグの発見・報告、テストの計画、実行などを行う・リリース前の最終チェックを行うため重要な役割・プログラミングのスキルのほかに、論理的思考力とコミュニケーション能力が求められる年収578万円・平均年収と比べても比較的高い傾向・高度なスキルがある人が、年収が上がりやすい転職難易度★・需要が高いが、競争率が低い・複雑で高度なシステムほどバグが起こりやすく、発見するのも困難なため、スキルの高いQAエンジニアの需要が高まっている QAエンジニアのQAは、Quality Assuranceの頭文字です。日本語訳では「品質保証」を意味します。 そのため、「品質保証エンジニア」などの呼ばれ方をすることもあります。 プログラムのテストではなく、製品のテストをするというのがテストエンジニアとの大きな違いです。 何回動作して、どのくらいの期間バグやエラーが発生せずに居られるかといった耐久テストなどを行っているエンジニアを想像すると分かりやすいと思います。 ISO9001などの品質管理に関連した規格にも精通する必要があり、日本の製品の品質を保つ役割といっても過言ではありません。 3-12.AIエンジニア AIエンジニアとは、人工知能(AI)を活用したシステムやアプリケーションの開発を行うエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・プログラミングによってAIを開発し実装するプログラミング分野・機械学習によって生まれたデータを解析し、プログラムの改善を図る業務がメインになるアナリティクス分野・自然言語処理や画像認識、推薦システムなどの開発に携わる・プログラミングの知識のほかに、データサイエンスの知識、機械学習、ディープラーニングの知識が必要年収600万円・世界中で評価されている職業のため高度なスキルを持ち合わせている人材は年収が高い傾向がある転職難易度★★★★★★・高度な専門スキルが必要なため、未経験からの転職は困難・最新技術を使いこなせるように常に勉強が必要 スマートフォンの音声認識や自動車の自動運転、お掃除ロボットなどAIやディープラーニングの仕組みを使ったサービスが普及しています。また、ChatGPTのような大規模言語モデルなどの広がりから非常に人気があります。 今後もさらに発展することが予想されているため、AIエンジニアの活躍の場もあらゆる分野で広まることが予想されています。 だだ、AIの開発は機械学習やデータサイエンスの知識が必要となるため、大学の中でも高度な学習をしていないとなかなか職につけない非常に難しい仕事です。 東大の松尾研究所などは有名なAI先端の研究所となっています。 将来的にAIエンジニアを目指したいと考えている方は、東大クラスの学力を持っている必要があるため、非常に難しく狭き門であるというのは想像に難しくないはずです。 4.インフラエンジニア名称5種類の仕事内容と適性 インフラエンジニアはシステムの基盤となるインフラストラクチャの設計、構築、運用を担当します。 主に5つに分けられ、それぞれの職種の「仕事内容」「年収」「難易度」について解説します。 4-1.ネットワークエンジニア ネットワークエンジニアとは、ネットワークシステムの設計から構築、運用などを広く担うエンジニアのことです。 分かりやすいところでいえば、インターネットサービスプロバイダ(ISP)や通信会社などがイメージしやすいと思います。 項目詳細仕事内容・ネットワークの設計や、構築、運用・保守を行う・ネットワーク機器の設定、トラブルシューティングにも対応し仕事は多岐にわたる・快適なネットワーク環境の整備のために企業内LANやWANの構築、ルータやスイッチの設定、通信障害の対応などを行う・ネットワークプロトコルやセキュリティなど幅広い知識が必要年収458万円・他のエンジニア職に比べると低い傾向・日本の平均年収より若干高い転職難易度★・需要が高く安定した職種・競争率が低いため、転職難易度は低い ネットワークエンジニアの領域は年々変わってきており、今までは自社内にある物理的なネットワークの構築ができれば良かったです。 しかし、近年では、仮想空間上にネットワークを構築しなくてはならなかったり、技術の範囲は依然と比べて広がってきています。 クラウドエンジニアを目指すような場合は、ネットワークの知識が必須となっていたりします。 4-2.サーバーエンジニア サーバーエンジニアとは、アプリやシステムが問題なく稼働できるように基盤を作るエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・サーバーの設計、構築、運用・保守を担う・Webサーバーやデータベースサーバーの構築、OSやアプリケーションのアップデート、性能改善などを行う・OSやミドルウェアの知識、パフォーマンスチューニングなどのスキルが必要・システムの可用性や拡張性を確保することが重要な役割年収502万円・日本の平均年収より高い傾向がある転職難易度★・需要が高く安定しているが、競争率が低い・最初に任せられる仕事内容はそれほど難しくないため、未経験からでも挑戦しやすい サーバーエンジニアはシステムを動かすための土地を作っているエンジニアと考えると非常に分かりやすいです。 サーバーは役割ごとに「Webサーバー」「アプリケーションサーバー」「データベースサーバー」といった3階層式が用いられることが多くなっています。 現在では、古い技術からクラウドへの移行が進んでいるため、こちらもクラウドの知識を身につけることで業務の幅が広がる職種です。 4-3.セキュリティエンジニア セキュリティエンジニアとは、システムのセキュリティ対策の立案と実装を行うエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・ファイアウォールやウイルス対策ソフトの導入、セキュリティポリシー策定、不正アクセスの検知と対応などを行う・脆弱性診断やインシデント対応なども担当・常に最新のセキュリティ動向を把握し適切な対策を講じる必要がある。・クライアントから要望を適切に聞き取るコミュニケーション能力も求められる年収525万円・日本の平均年収より高い傾向がある。・現場で経験を積んで、マネージャーやリーダー職に就くことで年収アップを目指せる転職難易度★★・IT技術の進化と普及により需要が高まっている・未経験採用は少ないため、システムエンジニアやインフラエンジニアで経験を積んでから転職するのが一般的・競争率が低いため、転職難易度は低め セキュリティエンジニアは「ホワイトハッカー」と呼ばれたりします。 日本の社会はセキュリティが脆弱といわれており、海外からのハッキングを受けたりというのは、実は日常茶飯事で起きていたりします。 このような情報流出を未然に防いだりするのがセキュリティエンジニアの役割です。一見すると、表に見えない地味な仕事に見える仕事のため目指す方は少ない状況が続いています。 そのため、転職の難易度は低くなっていますが、今後の日本の社会において間違いなく重要なポジションといえます。 私自身もセキュリティエンジニアを目指す人が増えたらよいというのは心から思っています。 4-4.データベースエンジニア データベースエンジニアとは、データベースの容量を決めたり、データを保存し、データを整理整頓したりするエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・データベースの設計、構築、運用、最適化を担当・リレーショナルデータベースやNoSQLデータベースの設計、パフォーマンスチューニング、バックアップと復旧などを行う・SQL、NoSQLなどのデータベース技術の知識が必要・データモデリングとクエリ最適化がデータベースエンジニアの重要なスキル年収476万円・日本の平均年収より高い傾向がある。・他のエンジニアの職種と比較したら低め転職難易度★★・需要が高く安定しているが、競争率が低い・未経験採用は少ないが、ゼロではない データベースとは、企業が所持しているデータを保持し、必要な時に瞬時に取り出せるように、整理整頓されたボックスのようなものです。 そこから検索画面を通じて、この記事が配信されているという状況です。 また、混同する職種として、データエンジニアが挙げられますが、データエンジニアはデータの取得方法からデータを加工して分析などに使用できるようにしています。 データベースエンジニアはその中で入れ物の容器や容量、保存の方法を決めているエンジニアと考えると分かりやすいです。 4-5.クラウドエンジニア クラウドエンジニアとは、インターネット上のクラウドサービスを利用してシステム基盤の設計や構築、保守を行うエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・クラウド上でサーバの構築、ストレージ管理、ロードバランシングなどを行う・代表的なクラウドプラットフォーム「AWS」、「Azure」、「GCP」などの知識が必要年収610万円・エンジニアの職種の中でも年収が高い傾向がある。・比較的新しい職種で高度なスキルが必要となるため、年収が高め転職難易度★★★・需要が高く安定している職種・未経験からの転職はかなり厳しい・インフラエンジニアの延長線上にあるため、まずはインフラエンジニアとして知識や経験を積んでからのキャリアアップが理想 クラウドエンジニアは他の職種に比べてまだ若い職種です。 自社にサーバーを置いて利用する「オンプレミス」よりクラウドサービスを利用したほうがコストを抑えることができるため、クラウドサービスを利用する企業が多くなったため需要が伸びています。 クラウドサービスには3つのタイプがあり「土地と建物全て用意されているSaaS」「土地と建物のカスタマイズセットが用意されているPaaS」「土地と建物全てがカスタマイズできるIaaS」のサービスが存在します。 クラウドエンジニアはインフラエンジニアの中でも総合的な知識が必要となるため、転職の難易度が高くなっています。 しかし、その他のインフラエンジニアの経験があれば、次のキャリアアップとして狙っていける職業です。 5.プロジェクト管理の名称5種類の仕事内容と適性 前述したとおり、プロジェクト管理は主に上流工程に関わっており、システムの企画・設計からプロジェクトの管理や運用に関わります。 プロジェクト管理は、主に5種類に分けられます。それぞれの職種の「仕事内容」「年収」「難易度」について解説します。 5-1.プロジェクトマネージャー(PM) プロジェクトマネージャー(PM)とは、プロジェクト全体の管理を行い、品質、コスト、納期の目標達成に責任を持つ職種です。 項目詳細仕事内容・プロジェクトの計画立案、進捗管理、リソース配分、ステークホルダーとのコミュニケーションなどを行う・顧客との折衝、チームマネジメントを担当するためリーダーシップとマネジメントスキルが必要・ハードスキルだけではなくソフトスキルを身につける必要がある年収636万円・日本の平均年収より非常に高い・他のエンジニア職を比較しても高め・幅広い知識とマネジメント能力やプロジェクトの責任が求められるため年収が高い転職難易度★★★★★★・マネジメント職のため未経験からの転職は不可能・セカンドキャリアとしての転職でも幅広い知識やスキル、実務経験が求められるため、転職難易度が非常に高い プロジェクトマネージャー(PM)はプロジェクトを計画的に進め成功するためにプロジェクト全体を統括する重要な役割を果たします。 プロジェクトマネージャーは予算や納期、プロジェクトの進行などをコントロールする立場にあり、トラブルが発生した時には解決策を講じて意思決定を行うポジションです。 そのため、開発やインフラにおける総合的な知識に加え、顧客折衝経験やビジネスの上流における経験が必要です。 未経験からプロジェクトマネージャーを目指すのは事実上、不可能なため、エンジニアとしてのスキルを身に付けた先のキャリアとして想定しておくと良いです。 5-2.プロジェクトマネジメントオフィサー(PMO) プロジェクトマネジメントオフィサー(PMO)とは、プロジェクトの計画、実行、監視、統制を行いプロジェクト成功に向けて、組織をサポートする職種です。 項目詳細仕事内容・プロジェクトマネジメントの標準化、ベストプラクティスの導入、リスク管理などを通して、プロジェクトの品質と効率を向上を行う・複数のプロジェクトを横断的に管理し、リソースの最適化や課題の早期発見・解決を促進・ステークホルダー間のコミュニケーションを円滑にし、プロジェクトの進捗状況や成果を可視化することで、意思決定をサポート年収600万円~900万円(大手求人サイトで募集されているPMOの年収を調べた結果)・エンジニアのほかの職種と比較しても、非常に高い水準・フリーランスPMOだと、年収1000万円超えるケースも珍しくない・高度なスキルとマネジメント力を兼ね備えている人材は貴重なため年収が高くなる傾向がある転職難易度★★★★★・マネジメント職のため未経験からの転職は不可能・セカンドキャリアとしての転職でも幅広い知識やスキル、実務経験が求められるため、転職難易度が非常に高い 先ほど説明したPMと同じような仕事内容に思えますが、以下のような違いがあります。 プロジェクトマネジメントオフィサー(PMO)はビジネス上の交渉などを行ったり、品質管理や業務の効率化だったりといったプロジェクトの進行を円滑にするイメージを持っておくと良いです。 プロジェクトマネージャーはリーダーシップが求められるのに対して、プロジェクトマネジメントオフィサーは知識体系や方法論を熟知しておく必要があります。 こちらも未経験から目指すのは難しく、上流工程の経験を積んだのちのキャリアの選択肢となります。 5-3.プロジェクトリーダー(PL) プロジェクトリーダー(PL)とは、プロジェクトにおけるチームのリーダーとして、メンバーの工数、進捗などを管理する職種のことです。 項目詳細仕事内容・プロジェクトのリーダーとしてチームを率いて、技術的な意思決定や問題解決を行う・技術的な課題の解決方法を提案し、メンバーの作業を調整しながらプロジェクトを進行させる・開発メンバーの作業分担や進捗管理などを行うため、技術的な幅広い知識だけでなく、リーダーシップも必要なスキル年収586万円・日本の平均年収より非常に高い・他のエンジニア職を比較しても高め・リーダーとして技術の知識だけでなくチームをまとめるスキルが必要とされるため、年収が高い転職難易度★★★★・リーダー職のため、未経験からの転職は不可能・幅広い知識やスキル、実務経験が求められるため、転職難易度が高い プロジェクトマネージャーが全体のマネジメントをするのに対して、プロジェクトリーダーは担当するチームのマネジメントを担当するポジションになります。 分かりやすくいえば、現場のエンジニアにとって最も身近なまとめ役をイメージしておくと良いです。 チームのまとめ役となるため、エンジニアとしての実績に加え、リーダーシップが必要なポジションのため、未経験からいきなり目指すことはできません。 上流工程の経験を経てからになるので、セカンドキャリアとして狙っていくことをおすすめします。 5-4.ブリッジSE(ブリッジエンジニア) ブリッジSEとは、オフショア開発を円滑に進めるために、日本と海外スタッフとのコミュニケーションで繋げる役割を持つエンジニアの職種です。 項目詳細仕事内容・顧客とシステム開発チームの間に立ち、コミュニケーションを円滑にし業務の効率化を図る・海外の開発チームへの要件定義の伝達、進捗管理などを行う・技術的な知識の他に、コミュニケーション能力が必要・オフショア先の海外企業の言語を流暢に話せるスキルが必要・海外企業と日本企業で言語や文化の違い、時差があるため海外文化を理解し時差を考慮しながら業務を進める必要がある年収460~850万円(レバテックキャリアの登録データより)・日本の平均年収より非常に高い・他のエンジニア職を比較しても高め転職難易度★★★★★・システムエンジニアのスキルと多言語コミュニケーションが必要なため、転職難易度が高い ブリッジSEはエンジニアのスキルと英語や中国語などを使い、海外の開発チームに依頼や折衝を行う橋渡し役となります。 このような開発方式を「オフショア開発」といって、国内よりコストが低い海外でシステムの開発や業務の一部を委託することです。 コスト削減以外にも、海外の優秀なIT人材を確保する目的もあります。 オフショア開発の海外企業はベトナムやフィリピン、中国が人気なため、中国語や英語が公用語として使われている英語を使ってコミュニケーションを行うことが多いです。 こちらもエンジニアとしての知識が必須となるため、セカンドキャリアとして狙っていくような職業となります。 5-5.ITコンサルタント ITコンサルタントとは、顧客の業務課題を分析し、最適なITソリューションを提案する職種です。 項目詳細仕事内容・クライアント企業からヒアリングをし業務の課題の洗い出しからスタートしプロジェクトの計画立案から実行まで、ITシステム導入の全工程に関与し、プロジェクトの成功に導く・顧客のビジネス戦略に合わせたITの活用方法を提言するため、業界動向や最新技術に関する深い知見を持つ必要がある・顧客との信頼関係を構築し長期的なパートナーシップを通じて、継続的な価値提供を行う年収647万円(求人ボックス給料ナビより)・日本の平均年収より非常に高い・他のエンジニア職を比較しても高め転職難易度★★・転職難易度自体はそこまで高くはないが、競争率が高い ITコンサルタントは経営課題をあぶり出して、導入すべきシステムを提案する仕事です。 エンジニアからでなくても目指せる職業ではありますが、近年ではエンジニアの先のキャリアとして注目が集まっています。 会社によってはシステムエンジニア(SE)の上級職として位置付けている企業も多く、エンジニアの知見と経営の視点を組み合わせる必要があったからだと想像できます。 実際には、ITコンサルタントがヒアリングを行っているところにシステムエンジニアが立ち会うケースが多かったため、一緒にできたほうが良くないか?と考える経営者が増えるのは自然です。 このような背景からITコンサルタントになるのは未経験からでも目指せますが、エンジニアとしての経験を積んでから目指したほうが市場価値としては高くなりやすいです。 6.その他エンジニア名称4種の仕事内容と適性 前述したとおり、当社では開発やインフラに該当しないIT知見を持って周囲をサポートする仕事をする人をその他のエンジニアとして分類しました。 その他のエンジニアの中でもさらに4つの職種に分けてそれぞれの職種の「仕事内容」「年収」「難易度」について解説します。 6-1.セールスエンジニア セールスエンジニアとは、技術的な知識を生かして、自社製品やサービスの提案・販売を行う職種です。 項目詳細仕事内容・製品のデモンストレーションや技術的な説明、見積もりの作成など行う・エンジニアとして培ってきた知識を活かしてより説得力のある提案が可能になる・個人で企業を訪問するケースと、営業担当に同行して技術面でサポートするケースがある・顧客のニーズを理解し適切なソリューションを提案する能力が求められる・技術知識だけではなく、製品を売る営業スキルが求められる年収599万円・日本の平均年収よりも高い・営業職の中でも、セールスエンジニアは年収が高い傾向がある転職難易度★★★★・未経験からの転職は厳しい・エンジニアとしてスキルや知識が必要・エンジニア経験に加えて、営業経験があると尚良し 近年、多くの企業がIT製品を導入するようになりニーズの増加に伴い、セールスエンジニアが注目を集めています。 セールスエンジニアは営業職に該当しますが、エンジニアの経験が必要なため、職種転換のような形になります。 実際、セールスエンジニアは技術的知識が必要で、営業としての能力も求められるため、意外にも転職難易度はかなり高めです。 「エンジニアとして働いたけど、やっぱり持っていた営業力を活かしたい!」といった方には非常にぴったりな職業です。 6-2.社内SE(社内システム企画) 社内SEとは、自社内の業務に特化し、社内のIT環境の整備、システムの導入、運用・保守を行うエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・社内ネットワークの管理、PCの設定、ソフトウェアのインストールなどを行う・社内ユーザーからのお問合せ対応やトラブルシューティングも担当・社内業務知識とIT知識の両方が必要年収502万円・日本の平均年収よりも高い・管理職へキャリアアップできれば年収アップが目指せる転職難易度★★★・未経験からの転職は厳しい・エンジニアとしてひとりである程度なんでもできるレベルの人材が求められる 社内SEに関しては正直、難易度はあってないものです。 未経験から社内SEになれる求人も存在しますが、このような求人の場合はヘルプデスクのような働き方になり、エンジニアとしての経験はおろか、ほぼ雑用みたいな仕事を振られることが多いです。 そのため、エンジニアとしての経験を積んだうえで、転職をしないと将来の市場価値という点で大いに不安の残る結果になります。 社内SEは、情報システム部(情シス)という部署に配属されたり、社外とのシステム開発の企画をつくるポジションになったりと、かなり定義が幅広いです。 そのため、どういったポジションでの募集かどうかはしっかりと押さえておく必要があります。 6-3.ITヘルプデスク ヘルプデスクとは、顧客や社員からの技術的なお問い合わせや製品の使い方などのトラブルに対応する職種です。 項目詳細仕事内容・PCの操作方法の説明、ネットワーク接続の問題解決、ソフトウェアのトラブル対応などを行う・IT全般の知識に加え、ユーザーの立場に立って分かりやすく説明するコミュニケーション能力が必要・クレーム対応もあるため、どんな相手でも丁寧なコミュニケーション能力と忍耐力が必要年収393万円・日本の平均年収よりも少し低い・他のエンジニア職種に比べても低い傾向がある転職難易度★・IT全般の知識は入社して身につける必要はあるが、資格や経験がない未経験でも転職は可能・需要はあるが、エンジニアとしてのスキルが磨きにくく競争率が低い ITヘルプデスクはエンジニアの採用として募集されているケースを見かけますが、実際にはエンジニアの経験者の間では「エンジニアではない」という認識をされています。 ヘルプデスクという職業自体は社会的な必要性が高く、需要も高いのですが、市場価値が伸びにくいのがボトルネックです。 そのため、私としてもヘルプデスクへの転職は正直おすすめはしません。 とはいえ、未経験の場合は案件としてIT知見を広げるためとして、ヘルプデスクに入る場合もあるので、完全にダメといい切れない部分もあるのが実情です。 企業によってはずっとヘルプデスクをさせられるようなケースもあるので、見極めはしっかりと行う必要があります。 6-4.フィールドエンジニア フィールドエンジニアとは、顧客先のパソコンやプリンター、制御装置、計測システム、医療機器などに不具合が起きた場合に、現場に駆け付けトラブルを解決するエンジニアのことです。 項目詳細仕事内容・通信設備、産業機器、医療機器など様々な分野で活躍・緊急の障害対応や定期メンテナンスを通じてシステムの安定稼働を確保する・現場で直接顧客と対話し、技術的問題を解決することで、顧客満足度と製品・サービスの信頼性の向上を目指す・トラブル発生時以外にも、定期的に点検作業を行う・技術的専門知識に加え、コミュニケーション能力やプロジェクト管理スキルを備えた総合的な問題解決能力が求められる年収446万円 (求人ボックス給料ナビ より)・日本の平均年収よりも高い・他のエンジニアの職種と比較しても平均的な水準転職難易度★・需要が高く安定していて人気がある職種・未経験からでも応募できる企業はある・顧客折衝の経験がある人は、転職時にアピールすると良い フィールドエンジニアは基本的に営業職と共に機械設備等の点検や整備、トラブルシューティングなどを行います。 エンジニアとして生産の工程に携わった経験がある方のほうが、市場価値は高くなる傾向にあります。 フィールドエンジニアは未経験でも目指せる職業ですが、あなたがイメージしているITエンジニアとはちょっと違った働き方になるかもしれません。 7.エンジニア種類別の平均年収比較トップ10 エンジニアの職種・種類の仕事内容、年収、転職難易度について詳細にお伝えしました。エンジニアのほとんどの職種において、日本の平均年収の443万円を超えています。 お伝えした職種や種類の平均年収のランキングを作成しました。 順位エンジニア区分種類平均年収年収帯1位プロジェクト管理プロジェクトマネジメントオフィサー750万円700~800万円2位プロジェクト管理ITコンサルタント647万円600~700万円3位プロジェクト管理プロジェクトマネージャー636万円600~700万円4位開発エンジニアフロントエンドエンジニア611万円600~700万円5位インフラエンジニアクラウドエンジニア610万円600~700万円6位開発エンジニアAIエンジニア600万円600~700万円7位開発エンジニアサーバーサイドエンジニア600万円600~700万円8位その他のエンジニアセールスエンジニア599万円500~600万円9位プロジェクト管理プロジェクトリーダー586万円500~600万円10位開発エンジニアQAエンジニア578万円500~600万円 エンジニアの中でも特に高収入なのは、「プロジェクト管理」の部門です。 エンジニアとしての知識やスキル、経験があるだけではなく、チームをまとめるマネジメント能力を兼ね備えている人材は多くの企業が欲しているため、年収が高い傾向です。 「エンジニアは高収入だから異業種から転職してみたけど、実際はそこまで高くない」といった声をよく聞きます。実は、未経験エンジニアの場合、1年目の年収は250万円〜350万円程度といわれています。 1年目の年収が思ったよりも高くない理由は、スキルや経験が少ないからです。2年目以降になると、持っているスキルに応じて年収が大幅に増加していく傾向にあります。 さらにキャリアアップすることで、大幅な年収アップも実現できるのが、エンジニア業界の特徴です。 8.未経験者におすすめなエンジニア職種ランキング ここまで複数の職種を紹介しましたが、エンジニア未経験から転職可能なおすすめのエンジニア職を7つ紹介します。 ランキングおすすめのエンジニア職種特徴詳細1サーバーエンジニア・サーバーの設計、構築、運用・保守を行う・OSやミドルウェアの知識が必要GoogleやMicrosoftなどの大手企業でも需要が高い。幅広い知識を身につけられ、キャリアアップしやすい。2ネットワークエンジニア・ネットワークの設計、構築、運用・保守を行う・ネットワーク機器の設定やトラブルシューティングを行うネットワークの知識や技術は他のエンジニア職種とも親和性が高く、需要が安定している。3QAエンジニア・テストの計画や設計、品質管理を行う・バグや不具合の発見・報告を行う製品の品質管理にかかわるため、システム全体の幅広い知識が養える。4アプリケーションエンジニア・Webアプリ、スマホアプリ、業務アプリの開発を行う・JavaやPython、Ruby、PHPなどの言語を使用需要が高く、未経験でもJavaSilverなどの資格取得でアピール力を高められる。5バックエンドエンジニア・Webサービスやアプリのサーバーサイドの設計、開発を行う・システムの設計や構築、パフォーマンス最適化を行う現在のWeb系エンジニアに必要とされている。フロントエンドの知識も身につけられるが、習得難易度は高め。6セキュリティエンジニア・システムのセキュリティ対策の立案と実装を行う・脆弱性診断やインシデント対応を行う現代において欠かせない職種。未経験からは難易度が高いが、競争率は比較的低い。7データベースエンジニア・データベースの設計、構築、運用、最適化を行う・SQL、NoSQLなどの知識が必要データを扱う仕事に興味がある未経験者に特におすすめ。将来的に経営課題にも関われる可能性がある。 現在の市場の動向から開発系のエンジニアよりインフラ系のエンジニアの転職の難易度が低めになっています。 開発エンジニアに進む場合は、自身で学習を進めてポートフォリオを作成したり、年齢が若くて高学歴だったりかなり条件が厳しくなっています。 また、プログラミングスクールに行ってWebサイトを作ったことがあるぐらいだと、ポートフォリオとしてもあまり役立ちません。絶対に開発エンジニアになりたいという強い意志がない場合は避けたほうが無難です。 インフラエンジニアも開発エンジニアも給料は変わらないため、お金を稼ぐための仕事としてエンジニアを選択する場合は、インフラエンジニアも検討しておくとよいです。 9.将来性が高く経験者におすすめなエンジニア職種 経験者に向けて、将来性が高く転職するのにおすすめなエンジニア職種について紹介します。 9-1.セカンドキャリアにおすすめなエンジニア職種 おすすめ職種特徴・メリットフロントエンドエンジニア・現在のWeb系エンジニアに必要とされるスキル・バックエンドエンジニアの経験を活かせる・市場価値と給料が高いクラウドエンジニア・コスト削減のためクラウド導入企業が増加・今後の成長が見込まれる・インフラエンジニアからの転職がしやすいセキュリティエンジニア・サイバー攻撃の増加に伴い注目度が上昇・社会全体で情報セキュリティへの意識が高まっているシステムエンジニア・上流工程に関われる・様々なスキルが身につく・自分の市場価値を高められる社内SE(社内システム企画)・自社内の業務に特化するため、業界に縛られない・会社によってはワークライフバランスが充実 セカンドキャリアでは、年収やスキル、ワークライフバランスなどが改善される職種に転職するのが良いです。 今一歩先に進みたい、これからもっとスキルの範囲を広げていきたいなど、セカンドキャリアでは転職で何を実現できるのかを再度洗い出してから職業選択をするのがベストです。 9-2.高度なスペシャリストにおすすめなエンジニア職種 おすすめ職種特徴・メリットAIエンジニア・人工知能技術の発展に伴い需要が高まっている・比較的新しい職種でAIエンジニア人口が少ない・AIエンジニアを必要としている企業が多い組み込みエンジニア・生活に身近な自動車や家電などの製品を制作できる・達成感を得られる・インフラやAIの知見があればIoTエンジニアになれる可能性もプロジェクトマネージャー・エンジニアの中でも高収入を狙える・スキルや経験を兼ね備えたPMはビジネスをけん引できるゲームエンジニア・日本のゲームは世界中で人気・ゲームカルチャーの中心を担う・人気職種だが、プログラミングスキル以外にもグラフィックや物理学の知識が必要・転職難易度が高い エンジニアのキャリアは逆算が重要です。 将来、どんな働き方をしたいか、どんなスキルを身につけたいかを明確にし、キャリアプランを考えることで目標を実現することができます。 10.ITエンジニアの転職ならユニゾンキャリア ITエンジニアの職種・種類について詳細に説明しました。未経験から転職できる職種から転職難易度の高い職種までかなり幅広いです。 これからエンジニアでのキャリアを積むにあたって、1社目の職種決めはかなり重要です。 10-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴 ユニゾンキャリアはITエンジニア専門の転職支援サービスを行っています。 ありがたいことに、Googleの口コミでは「★4.8」を獲得。未経験者の就業率は驚異の95%越え、経験者の5人に4人が年収アップを実現させています。 当社サービスの特徴は、IT知識ゼロの未経験の方でも「エンジニアってどういう職種なのか」から丁寧に教えます。 また、求人だけ紹介してあとはたくさん応募という形式ではなく、企業の詳しい説明から納得いただいた企業を狙って対策を行っていく形式です。 エンジニアの転職は技術職になるため、一般的な面接対策ではカバーできないケースがあります。当社では、面接対策を強みとしていますので、あなたが自信を持って面接に臨めるまで何度でも模擬面接を実施します。 ご相談から内定後のサポートまで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。 10-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例 当社は、ひとりの求職者につきひとりのIT業界を知り尽くしたプロのアドバイザーがご相談から内定まで「完全無料」でサポートします。まずは、お気軽にお問い合わせください。
本音で向き合う「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。 求人を眺めていると「この企業、大丈夫なのかな?」だったり、実際に応募したらするする選考が進んで「え?この企業大丈夫?」ってなったりすることありますよね。 そんな時に、いろいろと情報を集めていると「SES やめとけ」といったワードが出てきて不安に…。 1.SESがやめとけと言われる理由7選 SESはどうして、やめとけといわれているのでしょうか? 私の肌感覚として「理由は多種多様だな〜。」という印象を受けています。 あくまで、それぞれの価値観の違いであり、「決定的にこれだ!」と言い切るのが難しい状況というのが、これまでの経験を含めての感想です。 というわけで、SESからの転職希望者が挙げる7つの理由をピックアップしました。あなたの性格と合わせて参考にしてください。 1-1.なかなか給料が上がらず評価基準が不満 エンジニアは比較的給料が良いという話を聞いていたにも関わらず、「自分の給料は少ない、なかなか上がらない」ということが、やめておいたほうが良いという理由の1つになっています。 たしかに、SESエンジニアは、客先常駐が仕事の基本です。 そのため、SES企業の人が評価をして給料を調整していることに疑問を感じてしまいますよね。 「なんで仕事の内容を見ていないお前に給料を決められなくちゃいけないんだ!」と、つい、いってしまいそうなのも想像に難くありません。 だから、SESはやめておいたほうがいい。という結論になるのも納得です。 1-2.なかなか案件が決まらず自信をなくしてしまった SESは客先常駐をする際に、クライアント先の企業と顔合わせとして面談を行います。 これはクライアント企業が求める人材像にマッチしているかどうかを判断するために行われ、SES面談といわれています。 SES面談の詳細についてはこちら⇒問、違法性、落ちる人を解説】 この面談で落とされてしまって、なかなか案件が決まらないということが起こることがあります。 「エンジニアとしてがんばるぞ!」と思っていた矢先に、こういうことが起こると気持ち的にも萎えてしまうのが分かるので、やめとけといってしまう理由の1つになりますね。 1-3.次の案件が決まるまでの待機時間に不安を感じる 「SES面談を無事に乗り越えて、案件が終わるまで乗り切った!」と一息付きたいのも束の間、今度は次の案件が決まるのかどうか不安になるのも頷けます。 エンジニアという仕事の性質上、何かを作ったりする間は、たくさんの人員が必要です。 しかし、作り終わったらそんなに人員がいても…。という状態になってしまいます。 人員補給として依頼されていたSESエンジニアは案件終了という形で、次の案件を待つ状態になります。 この間、会社からお給料はもらえるものの、通常の6割しかもらうことはできません。 こんな時、次の案件がはじまるまで、なんとも不安な気持ちになってしまいます。これもやめとけといわれる理由の1つです。 1-4.客先常駐が自分の性格に合わない 客先常駐が辛いという方の理由にはいくつかありますが、大半はコミュニケーションの問題です。 私も人見知りなので新しい場所にいくときは「客先から嫌われないようにしないと。」「話しやすい人だったらいいな。」「理不尽に怒られたりしないかな。」と不安を感じていたのを覚えています。 コミュニケーションは得手不得手があるので、客先と0から関係構築をしないといけないSESの仕事は、やめておいたほうが良いというのも非常に納得の理由です。 1-5.スキル不足で客先に切られるか不安 取引先が変わると、業界知識や業務知識も変わります。 教育業界のシステム開発をやった後に、医療業界のシステム開発をアサインされるなど、SESで派遣される業界も多種多様です。 そのたびに毎回1から業務内容や業界のことを覚えなければいけないのも、SESの大変なところの1つです。 すごく待遇が良くて良い案件だと思ったけど、客先の求める基準に達していなかったということで、人員を変えて欲しいという話が出た時にはもう断腸の思いです。 「戦力にならないと思われないかな?」「なんでも良いから役に立つことをしないと。」と内心でびくびくしていることも…。 こういった不安もまた、やめたほうがいいという理由の1つです。 1-6.案件にガチャ要素があって伸ばしたいスキルと違う SESは基本的にクライアント企業からの依頼を受けて業務にあたります。 仕事の性質上、クライアント企業からの案件によって仕事内容が毎回異なるというのは、どうしても起こってしまいます。 ※このことをエンジニア界隈では案件ガチャといっていたりします。 自身が伸ばしたいスキルがあっても、そのスキルを使用しない案件の場合、望んだ仕事内容以外のことをしなくてはいけません。 このように、自身がやりたいことと違うというのもやめたほうがいいと主張する理由の1つとなっています。 1-7.そもそも業界構造に問題があるのでは?と懐疑的になる これはSESに限った話ではありませんが、システム開発は作業を分解して下請けに依頼するという業界構造があります。 SESには、基本的にエンド企業から下請けした仕事が回ってくるため、どうしても途中の中抜きが発生するため、損をした気分になってしまいがちです。 上流工程の仕事ができる人からすると、たしかに、中抜けされた状態で仕事をするのは、ばかばかしく感じてしまって、やめたほうが良いというのもわかります。 多様な立場や性格の特徴から「それぞれの主張」として、やめたほうが良いといわれているというのが実態です。 2.SESはやめとくべきなのか?SESの成功体験談 こちらは実際に弊社でキャリアアップ転職をされた方の体験談です。 ファーストステップとして優良SES企業を利用し、仕事の合間でしっかりと勉強してキャリアアップに繋いでいる事例です。 この方の意見を聞くと、SESでも優良企業であれば自身の意思次第で、確実にキャリアアップを積むことができることが分かる内容です。 ユニゾンキャリアでは、ITエンジニア専門の就活・転職支援サービスを行っています。 IT業界に精通した専任のアドバイザーがあなたの状況を徹底的にヒアリング。ITエンジニア特化だからこそできる企業の内部情報の提供や面接対策、内定後のサポートまで圧倒的な強みを持っています。 ご相談から内定まで「完全無料」でご利用できますので、ぜひ1度弊社までご相談ください。 3.客観分析!本当にSESはブラックなのか? ここまで「SESはやめとくべき理由」と「SESでの成功体験」の両軸について見てきました。 しかし、ここで1つ疑問に思います。果たして、本当にSESはブラックでやめとくべきなのでしょうか? 客観的に分析すると、やはり、SESという職業が問題であるというよりは「やめとくべき」といっている方の性格的要素や置かれている立場、あるいはポジショントーク的な意味合いが強いのではないかと思います。 また、入った企業の体質がたまたまブラックな環境だっただけというのが、どうしても拭うことができませんでした。 このように考察するのにはいくつか理由があります。 理由①の多重下請け構造は、なにもIT業界に限った話ではありません。 多重下請け構造の例として首相官邸ホームページでは「自動車業界」を例にしており、別段IT業界だけが特別というわけではないのです。 理由②の「ネガティブに捉えるか」「ポジティブに捉えるか」というのは非常に簡単な話で、雨が降った時に「うれしいと思う人」と「最悪と思う人」がいるというだけです。 好き嫌いであったり、やれることであったり、それぞれ違うのが人間なので、合う・合わないが発生します。 理由③の収入に関しては、確かに平均年収という意味でみれば少し劣るように感じますが、年代別で比較した場合、若い世代ではむしろ多いぐらいです。 そもそも、平均と中央値とでは考え方が異なります。 参照:厚生労働省大臣官房統計情報部 これらの要素を考慮すると、やはり「やめとけ」というのは、ポジショントークに近く、シンプルに所属する企業に外れが多いということではないでしょうか? 4.エンジニア未経験ならSESはおすすめ! ここまでの現状と考察を踏まえて、SESはどんな人におすすめなのか?というと、「エンジニア未経験」の人です。その理由として、SESは未経験者の採用を積極的に行っている背景があります。 通常、エンジニアへの転職で一番見られるのは、実務経験の有無です。 技術職ということもあり、ITエンジニア業界自体がなかなか未経験での参入が難しい状況といえます。 つまり、現実的にエンジニア未経験の方が将来的なキャリアビジョンを実現するためには、SESは実務経験をつけるために一度は経由する必要があるということです。 なので、エンジニア未経験の方は問題のある企業に当たらないように適切に企業の選定をして、転職することが重要です。 正しく、言い換えるのであれば、「エンジニア未経験の方はSESの優良企業への転職がおすすめである」ということになります。 弊社、ユニゾンキャリアでは未経験からエンジニアを目指す方へ最適なキャリアプランの提案からあなたにあった優良企業への入社までサポートを行っています。 ご相談から内定まで「完全無料」でご利用できますので、お気軽にお問い合わせください。 5.【絶対に避けるべき】やばいブラックSES企業の特徴 では、未経験からエンジニアを目指す前提として、どんな企業は避けるべきかについて理解を深めていきましょう。 結論からいうと、業務内容がそもそも全然エンジニアと関係がなかったり、倫理的に完全にアウトなケースの会社です。 ※ほんとかよ?とツッコみたくなりますが、フィクションではなく実話となっています。 5-1.SES面談で経歴詐称を強要される SES企業が獲得してくる案件の中には、即戦力かつ高技術を持った人を求めている場合があります。 このような案件は単価が高かったり、企業側の今後の取引に影響してきたりするため、何としても落としたくないSES企業が、経歴を偽ってSES面談を受けるように強要してくるケースです。 SES企業にとっては契約が成立してしまえばOKですが、業務を始めたら経歴を偽っていたことがバレてしまいます。 派遣先の企業との関係は最悪になり、なんとも惨めな空気に晒されることになります。 また、スキルシート自体は「エンジニアが作成するもので、企業は関与していない」と言い訳をして逃げられるため、責任が個人にのしかかってしまうのも問題です。 SESの経歴詐称についての詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。 5-2.家電量販店やコールセンターに派遣させる 未経験歓迎の求人の中には「まずは家電量販店やコールセンターなどで研修を行い、コミュニケーション能力がついてきたらエンジニアの仕事を任せていきます」と力説してくる企業があります。 多くの場合、エンジニアの業務を本当にアサインされることは少なく、案件の変更を希望しても以下のような内容で説得してきます。 結果、エンジニアを目指しているにも関わらず、いたずらに時間だけを奪われ、異なる仕事をさせられているという状況が生まれてしまいます。 非常に残念ながら、これらの企業は「エンジニアの職に就ける」「しっかり研修してから派遣する」と言葉巧みに伝えてくるため、何も知らない状態で見抜くのは至難の技です。 このようなリスクを減らすには、転職エージェントの利用がおすすめです。 転職エージェントは企業の状況や欲しい人材の詳細を知ったうえで仲介を行っているため、企業の裏側を知るのに利用するのが最適な使い方です。 弊社、ユニゾンキャリアでは、優良SES企業からあなたに合ったキャリアプランまでご提案いたします。 「転職したい」だけでなく、「転職の準備を始めたい」とご希望の方は、お気軽にご相談ください。 6.優良SES企業の見分け方 では、弊社がおすすめしている個人でもできる優良企業に入社するために、ブラック企業を事前に見分ける以下の2つの方法を解説します。 私自身も転職の際に使用していたので、再現性はお約束します! 6-1.転職系の口コミを利用する 転職の口コミサイトには、その企業に在籍する人や退職した人のリアルな意見が書き込まれています。 そのため、企業の内情を知るためにも、有用な手段の1つです。 ただ、1点注意すべき点として、基本的にネガティブな書き込みのほうが多いということは、予め頭に入れておく必要があります。 というのも、冒頭の「SESはやめといたほうがいいのか?」という話と同様に、現状に不満を持った人のほうが性質上、書き込む人の割合が増えます。 このことを前提に、自身の転職で一番叶えたい軸と合わせて検討をしてください。 おすすめの転職口コミサイトは以下の2つです。できれば両方、少なくとも片方はチェックするようにしましょう。 6-1-1.Openwork OpenWork OpenWork(オープンワーク)は、オープンワーク株式会社が運営している「企業に関する企業口コミサイト」です。 6-1-2.転職会議 転職会議 転職会議は、株式会社リブセンスが運営している「企業に関する企業口コミサイト」です。 転職の口コミを見る段階は、実際に応募する直前に、「本当にこの企業に応募していいのか?」「時間を無駄にしてしまわないか?」を確認するタイミングで利用するのがおすすめです。 6-2.面接最後の逆質問を工夫する 面接の最後には、逆質問と呼ばれる「なにかご質問はありますか?」という質問を大抵されます。 この機会を利用して、面接の最後に効果的な「逆質問」を行うのがおすすめです。 以下のような逆質問が、ブラック企業かホワイト企業かを見分ける上で有効となります。 SES面談の質問・逆質問について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。 6-2-1.入社後の具体的な仕事内容を確認する 入社してからの具体的な仕事内容を聞くことで、どういった業務を行う可能性があるのか、どういう働き方をしていくのかを知ることができます。 「入社後にどんな仕事がアサインされるのか」「同じく未経験で入社した先輩がどんな業務にアサインされているのか」等の質問が効果的です。 6-2-2.入社前に勉強しておくべき項目を聞く 技術力を持ったエンジニアほど、幅広い範囲の業務にアサインされやすいです。 どんな技術を習得していけばいいかので、案件の内容をしっかりと把握している社員がいるのかどうかが分かります。 「どんな技術・知識があれば業務にアサインされやすいか」「取っておくと役に立つ資格はあるか」等の質問は最適です。 6-2-3.どのような研修が行われているか尋ねる 研修ありと求人に記載されている企業の場合は、どのような研修が行われているかを聞くのも効果的です。 研修期間や研修内容などの具体的な話を聞いてみることで、入社してからのイメージが湧きやすくなります。 「研修の日程はどうなっているか」「研修の内容や形式はどのようなものか」等の質問が有効です。 逆質問をしたときに、ホワイト企業であれば具体的な回答が多く、ブラック企業であればふわっとした良いことばかりをいう傾向があります。 もし、逆質問をしても分からず突っ込んだ話ができなかった場合は、内定通知後に行われるオファー面談を希望して聞いてみてください。 7.SESの大手ホワイト企業ランキング 以上を踏まえて、SESのいわゆるホワイトカラーと呼ばれるものを厳選してランキング形式で紹介するので、企業選びや類似点探しという点でご活用ください。 順位企業名従業員数平均年収有休消化率1位SIGグループ428名662万円52.9%2位鈴与シンワート738名632万円43.3%3位ソルクシーズ481名614万円53.5%4位富士ソフト9,040名600万円68.5%5位コムチュア1,520名600万円56.5%6位オプティム393名579万円69.5 %7位昭和システムエンジニアリング461名540万円52.0%8位ランドコンピュータ553名531万円58.1%9位Branding Engineer168名525万円80.3%10位ビーブレイクシステムズ131名502万円55.4%11位システムサポート1,028名492万円73.2%12位システナ3,826名484万円63.0%13位日本ラッド296名478万円92.6%14位エクストリーム414名446万円66.1%15位アイフリーク モバイル562名304万円58.7% ※2023年12月現在、SES事業を行っている大手企業のランキングです。 8.SESを活用し、最適なキャリアプランを! 「SESはやめとけ」という風潮が流れていますが、正しく情報収集を行い、良い企業に就職することで自身のキャリアの土台を積むことができます。 また、近年では転職は1社に留まるのではなく、流動的に自分のスキルアップとして企業を転々とするのがスタンダードとなっています。 転職は思い切らないとなかなか難しい話ですが、仕事をしながら情報収集することも含めて転職活動として捉えておくことが重要です。 私自身も転職の予定はなくとも、年に1回は職務経歴書を書き直して、スキルや業務の棚卸しを行っています。 特にエンジニアは、自分の業務実績を積みながら専門的な領域を見つけて、どの段階にいくべきかを見つけていくことがとても大切です。 第一歩としてSESで幅広い範囲で業務をこなし、自分の性格やスキル、やりたいことなどを具体化していくのに利用してみてはいかがでしょうか。 弊社、ユニゾンキャリアでは、あなたの目指すキャリアビジョンから最適なキャリアプランを一緒に考えていきます。 まずは、現在のお悩みや改善したいことからお気軽にご相談ください。 世間の噂でがっかりするのではなく、本音のIT転職で成功しませんか?ご相談から転職まで「完全無料」です。 9.エンジニアの転職タイミングに迷ったらユニゾンキャリア エンジニアの転職するタイミングに迷ったら、ぜひ一度ユニゾンキャリアへご相談ください。 9-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴 ユニゾンキャリアは、エンジニアに特化した転職・就職支援サービスです。 弊社のアドバイザーは、元エンジニアなどIT業界に精通したプロ集団です。最新の転職市場の動向や企業情報を熟知しているため、専門的なアドバイスが受けられます。 キャリアプランの構築も一緒に行い、あなたが納得できる転職を実現します。 質の高い情報と転職ノウハウがあるため、1人で進めるよりも最善の選択が可能です。 さらに、弊社では選考の対策も徹底的に支援しています。 プロと一緒に優良企業から内定を取るための対策ができるため、受かる確率は格段に上がります。 オンライン面談を中心に、お電話やメール、LINEでのご相談も可能ですので、お気軽に弊社へお問い合わせください。 9-2.エンジニアのキャリアアップ成功事例 ユニゾンキャリアは求人を紹介するだけではなく、丁寧にヒアリングをしたうえでキャリアプランの構築や必要なスキルのアドバイスなども行っています。 エンジニア転職に詳しいアドバイザーがご相談から内定まで「完全無料」でサポートしますので、お気軽にお問い合わせください。
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。 仕事を始めるにあたって、あるいは仕事をしていると「なんだか資格を取った方が拍が付くんじゃないか?」と思って取りたくなりますよね。 恥ずかしながら、私も資格をたくさん取りまくろうと思っていた時期があります。 それはお前だけ?(失礼いたしました。) そんな資格大好きの私が、同志であるあなたに、何の資格がおすすめなのか?「これは取って損をしない最強資格」を紹介します。 1.ITエンジニアに資格は必要なのか? ITエンジニアに資格は必要なのか?ですが、「必須ではないが、条件によっては必要になる」というのが結論です。 では、その条件についてみていきます。 じつのところ、「開発職」か「インフラ職」で資格に置かれるウエイトは大きく変わります。 つまり、開発職は技術を身に付ける前にちゃんと知識を入れられているか?が重要であり、インフラ職は資格を取って勉強を続けているか?が重要であるということです。 これは業務内容による違いで、開発職はクライアントの要望によって扱う技術が異なり、インフラ職はシステムを安定稼働させるために対応策を知らないといけないという求められる素養が異なるからです。 とはいえ、あなたが未経験なのであれば、いずれにせよ、資格は取った方が有利というのが答えになります。 2.IT技術系の資格には3種類の区分がある! IT技術系の資格は、資格発行元によって大きく以下の3つに分類されます。 2-1.国家資格 国家資格は、国や政府機関が認定する信頼性の高い資格です。 情報処理推進機構(IPA)が実施し、経済産業省が認定しています。 試験範囲は広く、プログラミング、ネットワーク、セキュリティなど多岐にわたるため、初学者は計画的な学習が必要です。 しかし、合格すれば確かな知識があると証明できるため、キャリアアップにつながる大きな強みとなります。 2-2.ベンダー資格 ベンダー資格は、特定のIT製品やサービスを提供する企業が独自に認定する資格です。 こうした資格は、企業が採用している最新技術に即した内容となっており、実務に直結するため、現場で即戦力として活躍できる可能性が高まります。 初めて資格に挑戦する方でも、興味を持った分野から学習を始めることで専門性を高められます。 2-3.ベンダーニュートラル資格 ベンダーニュートラル資格は、特定のメーカーに依存せず、IT全般の知識と技術を幅広く証明できる資格です。 未経験者でもIT業界に挑戦しやすく、将来的にさまざまな分野へ進むための土台となる資格です。 段階的な学習を通じ、全体像を把握する力が向上します。 区分発行元・認定機関内容・対象例国家資格国・政府機関(IPA、経済産業省)IT全般の基礎から応用まで幅広い知識を問う基本情報技術者試験、システムアーキテクト試験ベンダー資格IT製品・サービス提供企業特定の製品や技術に特化した専門知識を証明CCNA、OracleMaster、MOSベンダーニュートラル資格民間団体IT全般に必要な知識と技術を広くカバーCompTIA A+、HTML5プロフェッショナル認定試験資格発行元による資格の種類 なお、当サイトでは、ベンダー資格とベンダーニュートラル資格は合わせて民間資格として扱っています。 3.【職種別】ITエンジニアの資格おすすめ一覧! 先ほどは、「開発職」と「インフラ職」と簡単にいいましたが、もっと具体的な職種別でおすすめの資格を紹介します。以下が、職種別のおすすめ資格一覧です。 職種名資格システムエンジニア・基本情報技術者試験・応用情報技術者試験・システムアーキテクト試験・プロジェクトマネージャ試験プログラマー・Oracle Certified Java Programmer, Silver SE11・Javaプログラミング能力認定試験・Ruby技術者認定試験・PHP8技術者認定 (レベル2準上級/ レベル3上級)・Pythonエンジニア認定試験・C言語プログラミング能力認定試験インフラエンジニア・LPIC/LinuC・CCNA/CCNP・AWS認定資格Webエンジニア・Javaプログラミング能力認定試験・PHP技術者認定初級試験・Webクリエイター能力認定試験・HTML5プロフェッショナル認定試験【ITエンジニア】主要種別おすすめ資格一覧 3-1.システムエンジニア システムエンジニアとは主にシステム開発の企画や設計を行うエンジニアです。 クライアントから希望条件をヒアリングしたりシステムの仕様書を作成したりする重要な工程を担当します。 さらに開発後に行うテストや運用も含めたシステム開発全般に携わる仕事です。 企業や役職によってはプロジェクトの品質管理や人員配置などのマネジメント業務を行うこともあります。 基本情報技術者試験 ITエンジニアの登竜門に位置づけられている国家資格です。 ITに関するシステム、ネットワーク、サーバーなどの全般的な基礎知識があることを証明できます。 試験概要詳細試験時間科目A:90分科目B:100分合格率25%目安の勉強時間初学者 200時間出題数科目A:60問科目B:20問出題形式科目A:多肢選択式(四肢択一)科目B:多肢選択式受験方式CBT方式受験費7,500円(税込)受験場所全国(試験会場)開催時期通年URL公式ページ ※CBT方式:コンピューターを利用して実施する試験 入門レベルでありながら開発の一般知識を1から習得できる内容になっています。そのためエンジニアスキルの基本や業界・職種の理解に役立ちます。 システムエンジニアを目指す未経験の方におすすめの資格です。 応用情報技術者試験 ITエンジニアに必要な応用レベルの技術を問われる国家資格です。 取得すれば、開発現場で受けた指示内容を理解し、自分の力で解決できる技術があることを示せます。 試験概要詳細試験時間午前(9:30~12:00):150分午後(13:00~15:30):150分合格率25%目安の勉強時間初学者 500時間出題数午前:80問午後:11問出題形式科目A:多肢選択式(四肢択一)科目B:多肢選択式受験方式会場での筆記試験受験費7,500円(税込)受験場所全国(試験会場)開催時期4月、10月URL公式ページ 実践的なスキルの証明になるので、システムエンジニアとしてさらにレベルアップしたい方向けの資格です。 システムアーキテクト試験 システム開発の上級スキルを証明する国家資格です。 「アーキテクト」は建築家の意味で、「システムアーキテクト」はシステムの基盤をつくる設計者のことを指します。 試験概要詳細試験時間午前Ⅰ(9:30~10:20):50分午前Ⅱ(10:50~11:30):40分午後Ⅰ(12:30~14:00):90分午後Ⅱ(14:30~16:30):120分合格率13%~15%前後合格ライン60点以上受験資格縛りなし目安の勉強時間エンジニア経験者が120時間~200時間程度出題数午前Ⅰ:30問午前Ⅱ:25問午後Ⅰ:4問午後Ⅱ:3問出題形式午前Ⅰ:多肢選択式(四肢択一)午前Ⅱ:多肢選択式(四肢択一)午後Ⅰ:記述式午後Ⅱ:記述式受験方式筆記試験受験費7,500円(税込)受験場所全国主都市開催時期4月URL公式ページ 実務経験者を対象とした企画・設計レベルを問う難関資格で、合格率は約1割とされています。 取得することでマネージャーへの昇進や年収アップできる企業への転職など、様々なキャリアアップが可能になります。 プロジェクトマネージャ試験 情報処理推進機構(IPA)がが認定している国家資格です。プロジェクトを管理・統括する人材をターゲットにしています。 試験概要詳細試験時間午前Ⅰ(9:30~10:20):50分午前Ⅱ(10:50~11:30):40分午後Ⅰ(12:30~14:00):90分午後Ⅱ(14:30~16:30):120分合格率14%前後合格ライン60点以上受験資格縛りなし目安の勉強時間実務経験有:180時間程度実務経験なし:220時間以上出題数午前Ⅰ:30問午前Ⅱ:25問午後Ⅰ:4問午後Ⅱ:3問出題形式午前Ⅰ:多肢選択式(四肢択一)午前Ⅱ:多肢選択式(四肢択一)午後Ⅰ:記述式午後Ⅱ:記述式受験方式筆記試験受験費7,500円(税込)受験場所全国主都市開催時期10月URL公式ページ 合格率は15%と難しいため、プロジェクトマネージャー試験に合格することでマネジメントに関する高度な知識・スキル・適性を有していることが証明できます。 上流工程のスキルを高めていくには、おすすめの資格です。 3-2.プログラマー プログラマーとは、主にシステムやアプリ開発のプログラミング(コーディング)を行うエンジニアのことです。 システムエンジニアが決定した設計書を基にプログラム言語を使ってあらゆるシステムやアプリを作ります。 このようなシステムにはプログラミングの技術が欠かせません。 開発に必要な言語やツールの種類はシステムごとに異なるので、システムエンジニアからの指示に沿って業務を行います。 Oracle Certified Java Programmer, Silver SE11 Java SliverはOracle社が主催する、Java SEの認定資格です。 Java開発における、プログラミングの基礎知識や、上級者指導のもとで開発作業をすることが可能です。こちらの資格は3段階のレベルで分けられています。 Bronzeの資格は難易度が低く、Goldの資格は難易度が高くなっています。 試験概要詳細試験時間180分合格率63.0%目安の勉強時間80時間〜100時間程度出題数80問出題形式選択問題受験方式CBT方式受験費37,730円(税込)受験場所全国のテストセンター開催時期通年URL公式ページ まず、未経験の方が資格を取得するなら「Java Sliver」がおすすめです。 Ruby技術者試験認定試験 Ruby言語を使用した開発スキルを認定する資格です。 Rubyの特徴として日本生まれの言語で国内知名度が高く、シンプルな構文であることが挙げられます。 試験はSilverとGoldの2種類あり、Silverは基礎知識、Goldはより専門性の高い応用知識を認定します。 試験概要Ruby SilverRuby Gold試験時間90分90分合格率非公開非公開合格ライン75%以上の正答75%以上の正答受験資格縛りなしRuby Sliverを取得済目安の勉強時間50時間程100時間程出題数50問50問受験方式CBT方式CBT方式受験費16,500円(税込)16,500円(税込)受験場所全国のテストセンター全国テストセンター開催時期通年通年URL公式ページ公式ページ Rubyで開発されている、実用例として「クックパッド」や「食べログ」などのWebサイトが有名です。 PHP8技術者認定 (レベル2準上級/ レベル3上級) PHPの基本的な知識や技能を問う資格です。 PHPはWebサイトに適しており、Facebookなど大手企業に採用されている人気の高い言語です。 構文が簡潔なので覚えやすく、資格に合格すれば初心者からでもプログラミングの工程に携われるチャンスがあります。 試験概要詳細試験時間120分合格率50%以上(準上級)70%以上(上級)目安の勉強時間50時間程度出題数30問出題形式選択問題受験方式CBT方式受験費16,500円(税込)受験場所全国のテストセンター開催時期通年URL公式ページ 難易度が「初級」「上級」「ウィザード」に分かれており、転職を有利にするなら、「上級」の資格は必要です。 Python 3 エンジニア認定基礎試験 Pythonを使用した文法や専門知識を証明する資格です。 ジャンルは「基礎」「データ分析」「実践」がありますが、未経験の場合は基礎試験からチャレンジしてください。 Pythonは短いコードが特徴です。エラーが出たときも修正しやすいので短時間で開発をすることができます。 試験概要詳細試験時間60分合格率75%以上合格ライン正答率70%以上目安の勉強時間200時間程度出題数40問出題形式選択問題受験方式CBT方式受験費11,000円(税込)受験場所全国のテストセンター開催時期通年URL公式ページ Pythonは機械学習やAIの領域でトップのシェア率を誇るため、今後、Pythonができるエンジニアを求める企業が増えていくと考えられています。 C言語プログラミング能力認定試験2級 C言語を駆使して応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)を作成する能力を認定します。 2級を取得すると基本的なアルゴリズムを理解しており、500行程度のプログラムが適切に書けることを証明できます。 試験概要詳細試験時間90分合格率70.3%合格ライン正答率60%以上目安の勉強時間150時間程度出題数8問出題形式選択問題受験方式CBT方式受験費2級:6,400円(税込)受験場所webリモートテスト開催時期年により開催時期が変動URL公式ページ 難易度は3級から1級までの3段階に分かれており、1級が最も難しくなっています。 3-3.インフラエンジニア システムの運用に不可欠なネットワークやサーバーを設計・構築するエンジニアです。 インフラエンジニアといっても職種は様々です。 システムの運用に必要なネットワークや個人情報の保護を行うセキュリティなど、様々な側面からITの基盤を支える重要な仕事です。 LPIC、LinuC 正式名称は「Linux技術者認定試験」で、Linuxのスキルを証明する資格です。 Linuxとは主にサーバーを操作する際に使用される基本ソフトウェア(OS)のことです。 サーバーの専門技術に加え、ネットワークやセキュリティといったインフラ全般の知識を習得できます。 試験概要LPICレベル1LinuCレベル1試験時間90分90分対象試験101試験 102試験(5年以内に両方取得)101試験 102試験(5年以内に両方取得)合格率50%前後非公開合格ライン正答率65%~70%以上正答率65%以上目安の勉強時間実務経験有:100時間~初学者:150時間~200時間実務経験有:100時間~初学者:150時間~200時間出題数約60問約60問出題形式選択問題選択問題受験方式CBT方式CBT方式受験費101:16,500円(税込)102:16,500円(税込)101:16,500円(税込)102:16,500円(税込)受験場所全国のテストセンター全国のテストセンター開催時期通年通年URL公式ページ公式ページ 試験の種類はレベル1からレベル3まであり、未経験の方はレベル1の資格取得からおすすめです。 LPICとLinuCの違いはほとんどありませんが、違いについては以下で詳しく解説しています。 CCNA ネットワーク機器分野で高いシェアを誇るCisco Systems社が提供するネットワークエンジニアの技能を認定する資格です。 Cisco製のネットワーク機器やそれらを扱える技術を保有している証に加え、ネットワークの基礎知識を習得することができます。 どのシステムやアプリにしても、ネットワークがなければ利用することはできません。そのため、ITインフラを構築する上でネットワークは需要の高い分野になります。 合格すればネットワークに特化した企業への転職がかなり有利になります。 試験概要詳細試験時間120分合格率非公開合格ライン正答率約65%以上目安の勉強時間初学者140時間~200時間程度出題数102問出題形式選択問題、ドラッグ&ドロップ受験方式CBT方式受験費36,960円(税込)受験場所全国のテストセンター開催時期通年URL公式ページ AWS認定資格 Amazon社のクラウドプラットフォームであるAWS(Amazon Web Service)の認定資格です。 クラウドとはインターネットを通してデータを保存し、そのデータをオンライン上でいつでも取り出したり保管したりできるサービスのことです。 AWSはサーバーやデータベースなどの多様な機能をクラウド上で利用でき、運用ができればインフラエンジニアとしての市場価値の上昇に繋がります。 試験概要詳細試験時間90分合格率非公開合格ライン700点以上(1000点満点中)受験資格18歳以上目安の勉強時間初学者40~80時間程度出題数65問出題形式単一/複数選択受験方式CBT方式受験費約12,100円(税込)※ドル計算のため費用は上下受験場所全国のテストセンター開催時期通年URL公式ページ 初心者の方はIT未経験者向けの「クラウドプラクティショナー」から挑戦するのがおすすめです。 3-4.Webエンジニア Web上で利用できるシステムやアプリを開発するエンジニアです。 主にWebサイト、ECサイト、ブログサイト、SNSなどの開発を行います。 Webエンジニアは開発領域によって「フロントエンドエンジニア」「バックエンドエンジニア」に分けられます。 開発する機能が違うため、使用する言語や求められるスキルも異なります。 まずは、バックエンドエンジニアを目指すことをおすすめします。 Javaプログラミング能力認定試験 Java言語の知識やプログラミング力が問われる資格です。 Javaは汎用性が高く、開発分野においてシェア率の高い人気言語です。 特にWebアプリの内部機能の開発に多く使用されています。Javaを扱えるようになれば、バックエンドエンジニアへの転職の近道になります。 試験概要3級2級1級試験時間60分90分150分合格ライン全得点の60%以上全得点の60%以上全得点の60%以上合格率59.4%(2021年度平均合格率)59.4%(2021年度平均合格率)59.4%(2021年度平均合格率)目安の勉強時間70時間100時間120時間出題数6問7問2問(実技試験)出題形式選択問題選択問題受験方式CBT方式CBT方式受験費5,200円(税込)6,400円(税込)7,800円(税込)受験場所リモートwebテストwebリモート方式札幌、東京(23区内)、名古屋、大阪、福岡開催時期年によって変動年によって変動年によって変動URL公式サイト公式サイト公式サイト 未経験採用をしている企業の多くはJavaスキルを求めているため、IT初心者からWebエンジニアを目指している方にもおすすめの資格です。 Webクリエイター能力認定試験 WebデザインやWeb開発における基本的な技能を測定する試験です。 Webサイト制作に必要なHTMLやCSSなどの言語の問題に加え、デザイン力も評価されます。 スタンダードの場合、試験範囲が開発環境やWebサイトの構成といった基礎から始まります。合格率も9割を超えるため、初心者からでも挑戦しやすい資格です。 試験概要スタンダードエキスパート試験時間130分220分合格率90.5%(2021年度平均合格率)90.5%(2021年度平均合格率)合格ライン65%以上の正答65%以上の正答目安の勉強時間24時間38時間出題数実技:1テーマ約6実技:1テーマ/知識:20問受験方式CBT方式CBT方式受験費5,900円(税込)7,500円(税込)受験場所全国のテストセンター全国のテストセンター開催時期通年通年URL公式ページ公式ページ これらはWebサイトの画面を作り上げるスキルなので、フロントエンドエンジニアを目指す最初のステップとして取り入れてみてください。 HTML5プロフェッショナル認定試験 HTML5、CSS3、JavaScriptなどの言語を扱う技術力を証明する資格です。 HTMLはWebサイトのテキストを、CSSはテキストの色やフォントを、JavaScriptは画面に動きを持たせる言語です。 試験概要レベル1レベル2試験時間90分90分合格率非公開非公開合格ライン約70%以上の正答約70%以上の正答受験資格なしレベル1を取得済目安の勉強時間3か月~半年程度半年~1年程度出題数約60問40~45問受験方式CBT方式CBT方式受験費16,500円(税込)16,500円(税込)受験場所全国テストセンターまたはOnVUE受験全国テストセンターまたはOnVUE受験開催時期通年通年URL公式ページ公式ページ 資格勉強を通してWebサイトやアプリを構築していくためのプログラミングスキルを養えます。 取得できれば、フロントエンド領域で活躍できる人材であることを示せます。 ※OnVUE受験:自宅や職場からオンラインで受験する 4.ITエンジニアが資格を取得するメリット ITエンジニアになりたい方やITエンジニアとして就業されている方に資格取得をおすすめしている理由は以下の4つです。 4-1.自分の知識やスキルを証明できる 資格は、自分が身につけたITの知識や技術を客観的に示す証明書です。 これにより、面接や履歴書で自信を持って自分のスキルをアピールできるため、企業側からの信頼も高まります。 未経験の方でも、資格取得の勉強過程で基礎を固め、段階的にスキルアップできるメリットがあります。 4-2.給料が上がる IT業界では、資格取得が給与アップに直結するケースが多く見られます。 これは、資格が専門知識や技術力の証明となり、企業が即戦力として評価するためです。 未経験者が資格勉強に取り組むことで、将来的な昇給や待遇改善を見据えたキャリア形成が期待でき、経済面でのメリットも大きくなります。 4-3.体系的に学ぶことができる 資格取得のための学習は、ITエンジニアに必要な知識を基礎から応用まで体系的に学ぶ絶好の機会です。 勉強過程では、単なる暗記に留まらず、実際の業務で必要な考え方や問題解決の方法も学べるため、資格取得後は自信を持って業務に取り組むことができます。 未経験者でも、基礎からしっかり学べるのは大きなメリットです。 4-4.キャリアアップに役立つ 資格を取得することで、自分の知識や技術が正式に認められ、職場内での評価が向上します。 これにより、より高度な業務やプロジェクトのリーダーを任される機会が増え、キャリアアップに直結します。 また、資格は転職活動においても強みとなり、より高待遇の企業へキャリアチェンジする際の武器にもなります。 未経験から始める場合も、体系的なスキルアップの一環として大きな意味があります。 5.ITエンジニアの資格を取得する際の注意点 ITエンジニアにおすすめの資格を取得する際には以下の点に注意してください。 5-1.自分のキャリアや目的に合った資格を選ぶ ITエンジニアとして活躍するためには、自分の目指すキャリアや専門分野、将来的な目標を明確にすることが大切です。 何も目的を定めずに複数の資格に手を出すと、学習が散漫になり、時間や労力が無駄になる恐れがあります。 自分の興味や将来像に沿った資格を選ぶことで、学習効率が上がり、転職活動においても強いアピール材料となります。 5-2.取得までの学習計画を立てる 資格合格には、計画的な学習が欠かせません。試験日から逆算して、各科目や分野ごとの学習スケジュールを具体的に決めることが重要です。 自分の生活リズムや仕事との両立も考慮し、現実的な目標を掲げることがポイントです。 こうした計画は、モチベーション維持にもつながり、着実なスキルアップと合格への道筋を作る助けとなります。 5-3.試験概要を確認しておく 受験を決めた資格の試験概要を事前にしっかり把握することは、効率的な対策に直結します。 出題形式や問題の傾向、試験時間、合格発表までの流れなど、基本的な情報を確認しておくと、どの分野に重点を置くべきかが明確になり、学習計画が立てやすくなります。 試験の具体的な仕様を理解しておくことで、当日の緊張を軽減でき、安心して試験に臨むための準備が整います。 ユニゾンキャリアでは、IT専門の転職支援サービスを行っています。 専任のアドバイザーがキャリアプランから取得すべき資格のご相談まで対応いたします。 ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。 6.ITエンジニアの資格を取得するための勉強方法 ぜひ実践してほしい資格取得に向けた勉強方法を解説します。 6-1.本で勉強する まずは参考書や教科書を使用して勉強する方法です。 書籍は資格を運営している団体やエンジニアのプロが監修していることが多いです。試験合格に必要な情報が体系化されており、効率よく学習することができます。 区分内容メリット・体系的に学習ができる・スキマ時間に勉強できる・電子書籍の普及により手軽に購入できるデメリット・分からない部分を質問できない・実践的なスキルが身につかない 最近では電子書籍を購入することができるので、時間や場所を選ばずに知識をインプットすることが可能です。 一方で、解説を読んでも分からない問題があったときは自力で調べるしかありません。またプログラミングなどの実務に近い学習がしにくい点も挙げられます。 資格名おすすめの本基本情報技術者試験令和05年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 (情報処理技術者試験) 応用情報技術者試験令和05年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本 (情報処理技術者試験)システムアーキテクト試験情報処理教科書 システムアーキテクト 2023~2024年版Ruby技術者認定試験RUBY技術者認定試験 公式ガイドPHP技術者認定初級試験徹底攻略PHP7技術者認定[初級]試験問題集Pythonエンジニア認定試験Pythonチュートリアル 第4版LPIC1週間でLPICの基礎が学べる本-第3版-1週間シリーズ-中島-能和CCNAシスコ技術者認定教科書-CCNA-完全合格テキスト-対応試験-200-301AWSAWS認定資格試験テキスト-AWS認定-クラウドプラクティショナー-山下-光洋Javaプログラミング能力認定試験やさしいJava 第7版Webクリエイター能力認定試験Webクリエイター能力認定試験HTML5対応エキスパート公式テキスト―サーティファイWeb利用・技術認定委員会公認HTML5プロフェッショナル認定試験HTML教科書 HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 スピードマスター問題集 Ver2.0対応IT資格おすすめ参考書一覧 6-2.学習サイトを活用する 次にWebサイトを利用して学習を行う方法です。 区分内容メリット・いつでもどこでもアクセスできる・動画で視覚的に理解できる・サポートや機能が充実しているデメリット・信頼性が低いサイトもある・スマートフォンやインターネット環境が必要 学習サイトはスマートフォンがあればすぐにアクセスできます。 また、オンデマンド教材や動的な解説など、一目見て理解できるコンテンツが多くあります。 サイトによってはチャットで質問ができたり模擬試験モードで実際の試験に近い勉強ができたりと様々なサービスを活用できます。 資格名おすすめの本基本情報技術者試験IPA応用情報技術者試験応用情報技術者試験ドットコムシステムアーキテクト試験システムアーキテクト試験 過去問Ruby技術者認定試験CTC教育サービスPHP技術者認定初級試験PHP技術者認定機構Pythonエンジニア認定試験DIVE INTO EXAMLPICPing-t、UdemyCCNAPing-t、UdemyAWSQiitaJavaプログラミング能力認定試験サーティファイWebクリエイター能力認定試験サーティファイHTML5プロフェッショナル認定試験HTML5道場IT資格おすすめ学習サイト一覧 無料で利用できるサイトがほとんどなので、お試しで試験問題に挑戦できます。本格的に試験勉強を始めるか迷っていたらまずはお試しでスタートしてみてください。 7.エンジニアの転職はユニゾンキャリア ユニゾンキャリアでは、ITエンジニア専門の転職支援サービスを行っています。 エンジニアにおすすめの資格から勉強の方法まで、エンジニアのキャリアについては当社までお任せください。 7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴 本記事をここまで読んでいただきありがとうございました。 どの資格がいいかわかりましたか?結論を言えば、未経験からエンジニアを目指す場合は、開発職なら「Java Silver」、インフラ職なら「CCNA」を取得してください。 IT業界の謎文化ですが、未経験からの転職の場合、若い方のほうが転職で圧倒的に有利です。 もし、あなたがエンジニアの転職を考えているのであれば、早めの転職もしくは資格を取得してギャップを埋めるかの2択になります。 まずは、あなたのご状況からお聞かせいただけますと幸いです。 ITエンジニアの転職に精通した専任のアドバイザーが、あなたの転職をキャリアプランからサポートいたします。 資格の取得から面接で聞かれる技術質問の内容まで、バッチリ対策可能です。 ご相談から内定後のサポートまで「完全無料」でご利用できますので、お気軽にご相談ください。 7-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例 ユニゾンキャリアでは、あなたの資格勉強の進捗に合わせた転職の支援も行っています。 現在、勉強中でこれから転職活動を本格的にスタートしたいという方は、ぜひ、ユニゾンキャリアをご利用ください。転職に必要な準備は当社のほうでサポートいたします。