記事の概要
「新卒でSESはやめとけ」という言葉に、不安を感じていないかな。ネットの評判だけ見ると、悪いイメージがあるかもしれないね。
確かに、過去には労働環境が良くない企業も存在したんだ。でも、SESが日本のITシステムを支えているのも事実だよ。
この記事では、なぜ「やめとけ」と言われるのか、その本当の理由と、君が就活で後悔しないための方法を解説していく。正しい知識を身につけて、自分に合った企業を見つけよう!
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1.IT企業とは?業種とビジネスモデル
「IT企業」という大きな括りを理解するために、内側にある「業種」と「ビジネスモデル」について見ていこう!
これらは企業の性質を決定づける重要な要素であり、働き方にも直結する。自分がどんな環境で働きたいかを考える上で、この分類は非常に重要な指針となる。
1-1.IT業界の業種と企業の構造分類
IT業界の企業は、提供するサービスや製品によっていくつかの…
1.就活生が知るべきSESの世界
SESという働き方は、ネガティブなイメージとIT業界を支える重要な役割という、二つの側面を持っているんだ。
「客先常駐」や「多重下請け」といった言葉から良くない印象を持つかもしれないけど、その背景と実態を正しく知ることが大切だよ。
ここでは、SESの世界を深く理解するために、以下の3つのポイントを解説していくね。
- SESがIT業界の根幹を支えている
- 数年前に悪徳SESが横行していた
- SESにはガチャ要素が盛りだくさん
1-1.SESがIT業界の根幹を支えている
SESは、日本のIT業界にとってなくてはならない存在なんだ。
なぜなら、多くの企業がシステム開発を行う際に、SES企業の力を借りているんだよ。大企業であっても、自社だけで必要なエンジニアを全員集めるのは難しい。
そこで、専門的なスキルを持つエンジニアに、必要な期間だけプロジェクトに参加してもらうんだ。
君が普段使っているスマホアプリや銀行のATMシステムなど、社会のあらゆる場面でSESのエンジニアが活躍している。
厚生労働省の調査では、IT企業の約9割が客先常駐を行っているというデータもある。この数字からも分かるように、SESという働き方がなければ、日本のITシステムの多くは成り立たない。
IT業界を根幹から支える重要な役割を担っていると、まずは理解しておくのが大切だよ。
参照:厚生労働省
1-2.数年前に悪徳SESが横行していた
「SESはやめとけ」と言われるようになった大きな原因は、数年前に一部の悪徳なSES企業が横行していた点にあるんだ。
そうした企業は、エンジニアを会社の利益を上げるための「駒」としか見ていなかった。エンジニア本人の成長やキャリアを全く考えていなかったんだよ。
例えば、以下のような問題があったんだ。
- スキルを無視した配属
- 低賃金かつ長時間労働
- 違法な状態で働かせる
このような働かせ方が広まった結果、「SESはエンジニアを使い潰すブラックな働き方だ」というイメージが定着してしまった。
もちろん、現在では業界全体でコンプライアンス意識が高まり、労働環境の改善は進んでいる。
それでも、まだ一部に問題のある企業が残っているのも事実だ。だからこそ、君自身の目で優良な企業を見極める力が必要になるんだよ。
1-3.SESにはガチャ要素が盛りだくさん
SESで働く面白さでもあり、難しさでもあるのが「案件ガチャ」の存在だ。
これは、どのプロジェクト(案件)に配属されるかによって、働く環境が大きく変わることを指す。会社は同じでも、勤務場所から人間関係まで、すべてが配属先次第で決まるんだ。
具体的には、プロジェクトごとに変化する要素は以下のとおりだよ。
- 勤務地とオフィス環境
- プロジェクトの人間関係
- 担当する業務の内容
- プロジェクトで使用する技術
運良く希望する技術を使えるプロジェクトや、尊敬できる上司がいる現場に配属されれば、エンジニアとして大きく成長できる。
一方で、スキルアップにつながらない雑用ばかりの案件や、人間関係が良くない現場に当たってしまう可能性もゼロではない。
この「ガチャ」をいかにコントロールし、自分にとってプラスの経験に変えていくかが、SESでキャリアを築く上で重要なポイントになるんだよ。
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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2.ネット上の新卒でSESはやめとけ論に回答
ネット上の「SESはやめとけ」という評判は、そのすべてが正しいわけではないんだ。
なぜなら、それらの意見には誤解や一面的な見方が含まれている場合が多いんだよ。君が不安に思う気持ちはよく分かる。
だからこそ、ここではよくある5つの評判を取り上げて、その実態を一つずつ解説していくね。
- 「客先常駐はやめとけ」に回答
- 「多重下請け構造だからやめとけ」に回答
- 「精神を病むからやめとけ」に回答
- 「経歴詐称があるからやめとけ」に回答
- 「SESは派遣だからやめとけ」に回答
2-1.「客先常駐はやめとけ」に回答
客先常駐は、環境が変わりやすいことから「やめとけ」と言われることがあるんだ。
確かに、プロジェクトが変わるたびに人間関係やルールを覚え直す必要があり、人によってはストレスを感じるかもしれない。自社への帰属意識を持ちにくいという側面もあるだろう。
しかし、客先常駐にはメリットもたくさんあるんだ。
- 大手企業の最先端の現場
- 普段は関われない業界
- 様々な企業の文化や働き方
このような環境に身を置くことで、普通に働いていては得られないような貴重な経験が積める。視野が大きく広がるはずだ。
環境の変化に対応する力が自然と身につくのも、メリットといえる。客先常駐という働き方が、君自身の価値観やキャリアプランに合っているかどうかを考えるのが大切なんだよ。
2-2.「多重下請け構造だからやめとけ」に回答
大切なのは企業選びだよ。「多重下請け構造だからやめとけ」という意見は、商流の浅い良い企業を選ぶと問題にならない。
確かにIT業界にはピラミッド型の構造があり、下層の企業ほど給与が低く、仕事もテストなどの下流工程が中心になるのは事実だ。でも、全てのSESが下流工程の仕事ばかりじゃない。
例えば、大手SIerから直接仕事を受ける「二次請け」のような企業なら、上流工程のチャンスも多く待遇も安定している。君が避けるべきなのは、ピラミッドの下層にいる企業なんだよ。
だから、仕組み全体を理由にSESを諦めるのはもったいない。君が入る会社がどの階層にいるのか、その一点をしっかり見極めよう!
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1.多重下請け構造とは?
多重下請け構造とは、クライアントから仕事を受け、企画した会社が、その仕事を別の会社に頼み、さらにその会社が別の会社に頼む…というように、仕事が何段階も下の会社へと流れていく産業の仕組みを指す。
ちょうどピラミッドのような形になる。
IT業界では特にこの仕組みが当たり前になっており、一番上にはクライアントと直接契約を結ぶ「元請け」の会社がいる。
一見する…
2-3.「精神を病むからやめとけ」に回答
「SESで働くと精神を病む」という話は、配属先の環境と自社のサポート体制に大きく左右される問題なんだ。
例えば、客先の社員から理不尽な要求をされたり、プロジェクトの人間関係が悪かったりすると、精神的に追い詰められてしまうケースはある。
しかし、これはSESに限った話ではなく、どんな働き方でも起こりうることだ。大切なのは、何か問題があった時に、君を守ってくれる自社の存在だよ。
- 営業担当が定期的に面談
- 悩みや問題がないかを確認
- 必ずチーム単位で配属する
上記のような配慮をしている優良なSES企業は、社員を大切にしている。
会社のサポート体制がしっかりしているかどうかが、安心して働くための重要な見極めポイントになる。君一人を現場で孤立させない会社を選ぼう。
2-4.「経歴詐称があるからやめとけ」に回答
経歴詐称は、コンプライアンス意識の低い一部の悪質な企業が行うことであり、業界全体の話ではないんだ。
過去に一部の企業で、未経験のエンジニアを経験者のように偽って、高い単価でクライアントに売り込むという行為があったのは事実だ。
これはエンジニアにとっても大きなリスクを伴う。なぜなら、現場で求められるスキルと実際の実力にギャップがあり、苦労するのはエンジニア自身だからだよ。
しかし、現在ほとんどのまともな企業では、このような行為は行われていない。
企業選びの際には、誠実な経営をしているか、エンジニアのキャリアを長期的な視点で考えているかを見極める必要がある。
口コミサイトの評判をチェックしたり、面接で会社の価値観について質問したりすることで、企業の姿勢を感じ取れるはずだよ。
2-5.「SESは派遣だからやめとけ」に回答
SESと派遣は、法律上の契約形態が異なるんだ。「SESは派遣と同じ」というのは誤解だよ。
一番大きな違いは、エンジニアへの「指揮命令権」がどこにあるかだ。指揮命令権とは、簡単に言うと「仕事の指示を出す権利」を指す。
- SESは自社に指揮命令権がある
- 派遣は客先に指揮命令権がある
つまり、SESの場合、仕事の進め方などに関する指示は、自社のリーダーから受けるのが原則だ。客先の社員が直接SESのエンジニアに作業を命令することはできない。
この違いを理解しておくことは、働き方を正しく知る上でとても重要だよ。働き方が似ているからといって、同じものだと決めつけないのが大切だ。
3.新卒でSES企業に就職するメリット
新卒でSES企業を選ぶことには多くのメリットが存在する。特に、これからエンジニアとしてのキャリアをスタートさせる君にとっては、成長の機会に溢れているんだ。
ここでは、SES企業に就職するメリットを5つ紹介する。
- 技術力を身につけやすい
- スキルに応じて年収が上がる
- キャリアアップしやすい
- SIerなどより入社難易度が低い
- 残業が少なくプライベート充実
3-1.技術力を身につけやすい
SESで働く最大のメリットの一つは、多様な技術に触れる機会が多い点だ。
自社開発企業の場合、使う技術はその会社のサービスに依存するため、数年間同じ技術を使い続けることも珍しくない。
その点、SESはプロジェクトごとに開発環境や使用言語が変わることが多い。
例えば、ある現場ではJavaを使ったシステム開発、次の現場ではAWSを使ったインフラ構築といったように、短期間で様々な技術を経験できる可能性があるんだ。
好奇心が旺盛で、幅広くスキルを身につけたいと考えている人にとっては、最高の環境といえるだろう。
未経験からエンジニアになる上で、多くの技術に触れられるのは大きなアドバンテージになるんだよ。
3-2.スキルに応じて年収が上がる
SESは、エンジニアのスキルが会社の売上に直結するビジネスモデルだ。エンジニアの市場価値が上がれば、それが会社の利益となり、給与として還元されやすい構造になっている。
そのため、多くのSES企業では、スキルアップを評価する仕組みが整っているんだ。
- 資格取得で毎月手当支給
- 合格時に報奨金を支給
- スキルに応じて給与を見直し
自分の頑張りが直接給与に反映されやすい点は、モチベーションを高く保ちながら働く上で大きな魅力になる。
スキルを磨けば磨くほど、年収アップを目指せる世界なんだよ。君の努力が報われやすい環境ともいえるね。
3-3.キャリアアップしやすい
SESでは様々な業界や企業規模のプロジェクトに参加できるため、自然と視野が広がる。
多くの現場を経験する中で、「自分はWeb系の開発が向いているな」「インフラの分野をもっと極めたい」といった、自身の適性や興味の方向性を見つけやすいんだ。
また、多様なバックグラウンドを持つエンジニアと一緒に働く機会も多い。そうした人々との出会いを通じて、自分が目指したいキャリアのロールモデルを見つけることもあるだろう。
一つの会社に留まっていると見えにくいキャリアの選択肢が、SESでは豊富に存在する。
将来的に専門性を高めたい、あるいはマネジメントに進みたいといった、君が思い描くキャリアプランを実現するための土台を作りやすい環境なんだよ。
3-4.SIerなどより入社難易度が低い
大手SIerや有名自社開発企業は、就活生に人気がある分、競争率も高く入社のハードルは決して低くない。
特に文系未経験から挑戦する場合、なかなか内定を得られずに苦労することもあるだろう。
その点、SES企業はポテンシャル採用を積極的に行っている場合が多い。現時点でのスキルよりも、入社後の学習意欲や成長の可能性を重視してくれるんだ。
そのため、大手SIerなどと比較すると入社しやすい傾向がある。
まずはSES企業で実務経験を積み、スキルを磨いてから、将来的に他の企業へステップアップするというキャリアパスを描くこともできる。
エンジニアとしての第一歩を踏み出すための門戸が、広く開かれているんだよ。
3-5.残業が少なくプライベート充実
SES企業の場合、残業は少ない傾向にある。なぜなら、SESはクライアントとの契約によって、エンジニアの労働時間が明確に定められているからだ。
契約時間を超える労働は、追加料金の発生や契約違反につながるため、クライアント側も残業をさせにくい。
もちろん、プロジェクトの状況によっては一時的に忙しくなることもある。しかし、自社の勤怠管理がしっかりしている企業であれば、サービス残業が発生することはほとんどない。
定時で帰りやすい環境が整っているため、平日の夜に資格の勉強をしたり、趣味の時間に充てたりと、プライベートを充実させやすい。
ワークライフバランスを重視したい人にとって、SESは魅力的な働き方の一つなんだよ。
4.新卒でSES企業に就職して後悔すること
もちろん、SESには良い面ばかりではない。企業選びや配属される案件によっては、「こんなはずじゃなかった」と後悔につながるケースもある。
ここでは、先輩たちが実際に経験したSESでの後悔を3つのパターンに分けて紹介する。同じ失敗を繰り返さないために、ぜひ参考にしてほしい。
- 案件ガチャで外れを引いた
- 研修後にすぐ待機期間が発生
- 同期との関係が希薄で仲間ゼロ
4-1.案件ガチャで外れを引いた
SESで最もよく聞く後悔が、「案件ガチャ」で外れを引いてしまったケースだ。
「開発の仕事ができると聞いていたのに、配属されたらテストや資料作成ばかりだった」といった声は少なくない。
希望と異なる案件に配属されてしまうと、スキルアップが見込めないだけでなく、仕事へのモチベーションも大きく低下してしまう。
特にエンジニアとして成長したいという思いが強いほど、このギャップは大きなストレスになるだろう。
こうした事態を避けるためには、エンジニアの希望をしっかりとヒアリングし、案件探しに反映してくれる企業を選ぶことが何よりも重要になるんだ。
君のキャリアを一緒に考えてくれる会社かどうか、しっかり見極めよう。
4-2.研修後にすぐ待機期間が発生
入社後の研修が終わり、いよいよエンジニアとしての一歩を踏み出す。そんな希望に満ちたタイミングで、配属される案件が見つからずに「待機」となってしまうことがある。
これは、会社の営業力が弱いか、君のスキルに合う案件が見つからない場合に発生するんだ。
待機期間中は、自宅や自社オフィスで自習をすることになるが、給与が減額されたり、ボーナスの査定に響いたりするケースもある。
何より、「自分は必要とされていないのではないか」という焦りや不安を感じてしまうことが一番つらい。
同期が現場で活躍している話を聞くと、その気持ちはさらに強まるだろう。企業の営業力や、どれだけ多くの案件を抱えているかは、入社前に見極めるべきポイントなんだよ。
4-3.同期との関係が希薄で仲間ゼロ
SESでは、社員がそれぞれ別のクライアント先で働くのが基本だ。そのため、同期入社の仲間がいても、研修期間が終われば顔を合わせる機会はほとんどなくなってしまう。
自社開発企業であれば、隣の席で働く同期に気軽に仕事の相談をしたり、ランチに行ったりできる。しかし、SESではそうしたコミュニケーションが生まれにくい。
現場で悩みを抱えても、周りはクライアントの社員ばかりで、なかなか本音を話せる相手がいない。
帰社日や社内イベントを設けている企業もあるが、それでも孤独を感じやすい環境であることは否めない。特に、初めての社会人生活で不安が多い時期に、気軽に話せる仲間がいないのは精神的につらいものだよ。
5.新卒で入れるホワイトSES企業の見分け方
ここまで読んで、SESで後悔しないためには企業選びが何よりも重要だと感じたはずだ。
ここでは、就活生でも実践できるホワイトSES企業の見分け方を6つ紹介する。このポイントを押さえて、君に合った企業を見つけてほしい。
- 3年後5年後のキャリアが明確
- 研修や資格補助が豊富にある
- 希望した案件にアサイン可能
- 先輩と共にチームで配属される
- 直近の口コミに悪評がない
- 就活エージェントで企業の内情を聞く
5-1.3年後5年後のキャリアが明確
エンジニアの成長を真剣に考えている企業は、社員のキャリアパスを示してくれる。
例えば、「入社1〜3年目はプログラマーとして開発の基礎を固め、4年目以降はリーダーとして上流工程に挑戦する」といったように、明確なモデルプランがあるかを確認しよう。
説明会や面接の場で、キャリアプランについて質問してみるのが有効だ。その回答が具体的で、納得のいくものであれば、社員一人ひとりのキャリアと向き合っている良い会社である可能性が高い。
逆に、曖昧な答えしか返ってこない場合は、注意が必要かもしれない。君の将来を真剣に考えてくれる会社を選ぼう。
5-2.研修や資格補助が豊富にある
特に未経験からエンジニアを目指す君にとって、入社後の教育体制は生命線ともいえる。ホワイトなSES企業は、未経験者を一人前のエンジニアに育てるための投資を惜しまない。
具体的には、企業のHPや採用ページで以下の点を確認しよう。
- 研修期間は十分か
- 研修内容は実践的か
- 資格取得支援は充実か
研修制度が充実している企業は、それだけ人材育成に力を入れている証拠であり、入社後も安心してスキルアップに励むことができるはずだよ。
制度が整っているか、しっかりチェックしよう!
5-3.希望した案件にアサイン可能
「案件ガチャ」で後悔しないためには、会社がエンジニアの希望をどれだけ尊重してくれるかが鍵になる。
優良企業は、エンジニアのキャリアプランや習得したいスキルを定期的にヒアリングし、それを案件探しに活かす仕組みを持っているんだ。
例えば、営業担当者との定期的な面談制度があったり、社内の案件紹介システムで自ら希望を出せたりするかどうかを確認しよう。
面接の際に、案件配属で本人の希望がどの程度考慮されるか直接質問してみるのも一つの手だ。
エンジニアを単なる「駒」ではなく、一人の人間として尊重し、キャリア形成を一緒に考えてくれる会社を選ぶことが、納得のいく働き方につながるんだよ。
5-4.先輩と共にチームで配属される
新卒の社員を、いきなり一人でクライアントの職場に送り込むような会社は避けるべきだ。右も左も分からない状況で一人放り出されれば、不安になってしまうのは当然だろう。
ホワイトなSES企業は、必ず自社の先輩社員がいるチームに新人を配属する。すぐそばに質問や相談ができる先輩がいれば、安心して業務に取り組める。
また、チームで配属されることで、客先で孤立するのを防ぐ効果もあるんだ。説明会や面接で、配属はチーム単位で行われるか確認してみよう。
5-5.直近の口コミに悪評がない
企業のHPや説明会では、良い情報しか得られないことも多い。そこで参考にしたいのが、社員による企業の口コミサイトだ。
実際に働いている人のリアルな声は、企業の実態を知る上で貴重な情報源になる。ただし、数年前の古い情報や、個人的な恨みが書かれているような極端な意見は、あまり参考にしない方がいい。
注目すべきは、「直近1〜2年以内」の口コミで、特に「退職理由」や「労働環境」に関するものだ。
複数の口コミを読んで、共通して指摘されている問題点がないかを確認しよう。あくまで参考情報の一つとして、客観的な視点で活用するのが大切だよ。
5-6.就活エージェントで企業の内情を聞く
自分一人で企業の良し悪しを判断するのは、情報が限られていて難しいものだ。そこでおすすめしたいのが、就活エージェントを活用する手だよ。
特に、IT業界に特化した就活エージェントは、ネットには載っていない企業の内部情報を持っていることが多い。
紹介してくれる企業について、聞きにくい質問も率直に教えてくれる。多くの就活生を支援してきたプロの視点から、君の希望や適性に合ったSES企業を紹介してくれるはずだ。
客観的なアドバイスをもらうことで、企業選びの精度は格段に上がるんだ!
6.新卒でSESを目指す人からよくある質問
SESについて調べていると、色々な疑問が湧いてくるよね。特に、SIerや自社開発といった他の働き方との違いは、多くの就活生が悩むポイントだ。
ここでは、SESを目指す君からよく寄せられる3つの質問に、分かりやすく回答していくよ。
- SESとSIerどっちがいいですか
- SESと自社開発どっちがいいですか
- SESと派遣の違いは何ですか
6-1.SESとSIerどっちがいいですか
どちらが良いかは「君がどのような働き方をしたいか」によるんだ。
SIerは、顧客からシステム開発を直接請け負い、プロジェクト全体の管理を主導する役割を担う。大規模なシステムの企画や設計といった上流工程に、若いうちから関われる。
一方、SESは様々なプロジェクトに参加し、プログラミングやインフラ構築といった実務を中心に経験を積む。幅広い技術に触れながら、スキルを磨きたい人に向いている。
大規模プロジェクトを管理したいならSIer、多様な技術を身につけたいならSES、というように、自分の志向に合わせて選ぶのが大切なんだ。
6-2.SESと自社開発どっちがいいですか
SESと自社開発も、働き方が大きく異なるため、どちらが良いかは個人の価値観次第だよ。
自社開発は、自社で企画・開発したサービスやプロダクトに携わる。一つのサービスに愛着を持ち、ユーザーの反応を見ながら改善を重ねていくことにやりがいを感じる人に向いている。
一方、SESはクライアントのシステム開発に携わる。様々な業界のビジネスに触れられる面白さがある。勤務地はクライアント先となり、プロジェクトごとに環境が変わる働き方だ。
一つのサービスをじっくり育てたいなら自社開発、色々な現場で経験を積みたいならSES、という選択になるだろう。
6-3.SESと派遣の違いは何ですか
これは非常に重要な違いなので、もう一度詳しく説明するね。SESと派遣は、客先で働く点は同じでも、法律上の契約が全く違う。一番の違いは「指揮命令権」の所在だ。
- SES:指揮命令権は自社にある
- 派遣:指揮命令権は客先にある
また、SESは自社の「正社員」として雇用されるのが一般的だ。
一方で、派遣の場合は派遣会社との間で有期雇用契約を結ぶなど、正社員以外の雇用形態も多い。安定した雇用のもとで働きたいのであれば、SESの方が適しているといえるだろう。
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
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悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
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何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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7.新卒でSESを目指すならユニゾンキャリア
ここまでSESの世界について解説してきたけれど、膨大な数の企業の中から、自分に合ったホワイトな一社を自力で見つけ出すのは、本当に大変な作業だ。
ネットの情報だけでは分からないことも多く、一人で悩みを抱え込んでしまう就活生も少なくないんだ。
そんな時は、IT業界の就活を熟知したプロに相談するのが、後悔しないための方法だよ。
7-1.SES企業への就活成功インタビュー①
成功者インタビューより
インフラエンジニアを選んだ理由を教えてください!
正直、最初は開発とインフラの違いもよく分かってなかったんです(笑)
でも、担当キャリアアドバイザーの橋本さんが職種の違いやキャリアプランについて丁寧に説明してくれて、「あ、インフラいいな」って思いました!
ITってほとんどの企業で使われてるじゃないですか。その根幹を支えるITインフラに携わることで、社会貢献ができそうだなって思ったんです。
それに私、どちらかというとチームで働く方が好きなんです。インフラエンジニアならチームワークを活かせて働けるとのことだったので、そこも魅力的でした。
ユニゾンキャリアを利用しようと思った理由は何ですか?
7月までに自力で内定が取れなかったので、IT業界特化型のエージェントに相談してみようと思ったのがきっかけです。
実は、ユニゾンキャリアさんを利用する前に、別のエージェントを使ったことがあったんです。
その時の印象があまり良くなくて。「今すぐ申し込んでください!」みたいに急かされた記憶が強く、エージェントに対して良いイメージを持てずにいたんです。
そんな時に、ユニゾンキャリアさんのホームページを見つけたんです。正直、業界特化型のエージェントがあることも知らなかったんですよ。
「IT専門のエージェントなら、もしかしたら違うかも」って思って。最初は相談だけでもしてみようくらいの軽い気持ちだったんです。
でも実際に利用してみたら、前のエージェントとは全然違って。急かされることもなく、自分のペースで進められたのが本当に良かったです。
結果的に、ユニゾンキャリアさんに相談してみて正解だったなって思います。IT業界特化だからこそ、的確なアドバイスをもらえたし、自分に合った企業を紹介してもらえました。
エージェントに対する印象が180度変わりましたね。ユニゾンキャリアさんのおかげで、理想の就職先が見つかったので、本当に感謝しています。
就職活動にかかった期間はどれくらいですか?
6か月半になります。ユニゾンキャリアさんを利用した期間だけで言うと1ヶ月半ですね。
IT業界にシフトした3月頃からユニゾンキャリアさんを利用するまでの5か月間は、なかなか内定が出ずに焦っていました…
でもユニゾンキャリアさんを使用してからは、担当キャリアアドバイザーの橋本さんのサポートのおかげもあり、スムーズに就活を進めていくことができましたね。
7-2.SES企業への就活成功インタビュー②
成功者インタビューより
就活で不安だったことは何ですか?
納得して入社できる企業から内定をもらえるかわからなくて不安でした。
自分が働きたいと思える会社があったとしても、そこから内定もらえるとは限らないし…。
「今、内定もらってる企業は自分にとってベストなんだろうか?」って悩んでました。
就活は妥協するものじゃないと思いつつも、どこにも就職できないんじゃないかっていう不安もあって…。気持ちの整理がつかない時期がありましたね。
何社に応募して何社から内定をもらいましたか?
3社に応募して、1社から内定をもらいました。
第一志望の企業から内定をもらった時点で、1社の選考を辞退したので、2社中1社から内定をもらえました!
橋本さんが企業ごとにの面接対策を教えてくれたおかげです。
選考を上手く進めるポイントなどはありますか?
IT業界についてよく知ることが大事だと思います。
面接でIT業界について聞かれたときに、知識が浅く上手く答えられなかったことがあって…。
「IT業界で何をしたいか」などの質問への回答を準備したら、想定外の質問にも落ち着いて答えられるようになりました!
ユニゾンキャリアは、エンジニアの就活を専門にサポートしている就活エージェントだ。
君がSES業界でどのようなキャリアを歩みたいのか、どんな働き方をしたいのかを一緒に深く考えることができる。
さらに、ネットの口コミだけでは分からない、企業のリアルな情報を持っているのが強みだよ。
各企業がどのような研修を行っているか、社員のキャリアパスをどう考えているか、社内の雰囲気はどんな感じかまで、詳しく教えることができるんだ。
君にぴったりの会社を見つける手伝いができるから、まずは下のボタンから無料相談をしてほしい。