記事の概要
すでにAIを使って文章を書くのは当たり前の時代になっている。
筆者も含め、ほとんどの社会人が日常的にAIを使っているのに、就活生だけAIを使うと評価されないなんて不公平だろう。ただし、「AI使って楽しよう!」といった思考だと、痛い目に遭うのは以前と変わらない。
この記事では、AIによるエントリーシート作成が選考に与える影響や、企業の考え方、メリット・デメリットまでを解説していく。
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1.エントリーシート(ES)とは?
エントリーシート(ES)とは、企業が採用選考の初期段階で、応募者の個性や価値観、ポテンシャルを知るために提出を求める独自の応募書類のことである。
多くの企業で、書類選考はこのESを中心に行われる。
つまり、ESは面接に進むための「通行手形」であり、就職活動における最初の関門といえる。
なぜこの会社で働きたいのか、入社後にどう貢献できるのか、あなた自身の…
1.AIを使った文章作成は当たり前の時代
AIを使った文章作成は、すでに特別な技術ではなく、日常で使うものになった。
多くの社会人がメール作成、資料の要約、データ分析にAIを使い、仕事の効率を上げている。
就職活動中の学生がエントリーシートの作成にAIを使う場合、「選考で不利になるのでは」と心配するかもしれない。
AIにすべてを任せる「丸投げ」では、もちろん選考を通過しない。AIはあくまで文章作成を補助するツールとして扱う。
AIが出した回答をそのまま使うのではなく、自分の言葉で書き直す必要がある。
AIの回答は参考にするだけにして、自分の経験をもとに修正していく。AIを補助としてうまく使えば、書類作成の時間を短縮できて効率が良い。
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手厚いサポートの就活支援!
4.8
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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2.AIの活用がバレても選考に影響しにくい理由
AIでエントリーシートを作成しても、過度に恐れる必要はない。
企業が重視するのは、書かれた手段よりもエントリーシートに書かれている内容そのものだ。君の魅力が伝われば、AIを使ったかどうかは大きな問題にならない。
ここでは、AIの活用が選考に影響しにくい3つの理由を解説していく。
- 内容や文章が自然で質が高ければ問題ない
- ESと面接の回答に一貫性があれば大丈夫
- 企業側も業務でAIを活用している
2-1.内容や文章が自然で質が高ければ問題ない
エントリーシートの内容がしっかりしていれば、AIの使用は問題視されにくい。
採用担当者が知りたいのは、君が学生時代の経験から何を学び、なぜ自社を志望したかという内容そのものになる。
文章が自然な日本語で書かれ、君の考えや人柄が伝わる内容なら、作成方法を問わず評価が下がることはない。
例えば、 AIを使って文章の構成を整えたり、分かりにくい表現を修正したりする。むしろ、AIの補助によって分かりやすく整理された文章は、読みやすいと評価される。
大切なのは、AIが出力した文章をそのまま使わないことだ。AIが作成した文章は、誰にでも当てはまるような一般的な内容になりがちで、君の個性が見えにくい。
必ず自分の言葉で修正を加え、君自身の経験にもとづくオリジナルの内容に仕上げよう。
2-2.ESと面接の回答に一貫性があれば大丈夫
エントリーシートと面接での回答に一貫性があれば、AIの使用は問題にならない。
採用担当者はエントリーシートの内容が君自身のものかを確認するため、面接で質問を深掘りしていく。
例えば、エントリーシートのエピソードについて「なぜそう行動したの」と聞かれたとしよう。この時に自分の言葉でスラスラ答えられれば、その内容は君自身のものだと判断される。
逆に、AIが作った文章の丸暗記では、少し角度の違う質問に詰まってしまう。AIはあくまで思考を整理する相手として使おう。
最終的には自分の言葉で語れるようにしておくのが大切だ。
2-3.企業側も業務でAIを活用している
多くの企業が業務効率化のためにAIを活用しているのも理由の一つだ。
日々の資料作成やデータ分析など、ビジネスの現場ではAIはすでに当たり前のツールになっている。だからこそ、企業側もAIの利便性をよく理解している。
学生がエントリーシートの作成にAIを使うことを、頭ごなしに否定することはしない。むしろ、新しいツールを使い、作業を効率化できる能力は、将来性のあるスキルとして評価される可能性もある。
もちろん、AIに考えさせるような丸投げは論外だ。あくまで補助として賢く活用する姿勢が、これからの時代に求められる。
3.AIによるES作成に対する企業の考え方
ここでは、AIによるエントリーシート作成が広がる中、会社側が応募者をどのように見ているか解説していく。
会社側の評価を知ると、AIをどのように使えば良いかが分かる。会社側の考え方には、主に以下の3点がある。
- 丸投げはNGだがAIを補助で使うのはOK
- AIを使ってほしくないという本音も
- 最終的には面接での受け答えで判断する
3-1.丸投げはNGだがAIを補助で使うのはOK
AIにエントリーシート作成を丸投げするのは不適切だが、文章作成の補助として利用するのは問題ない。
AIをエントリーシートの作成の補助として使う手順は、以下のとおりだ。
- 自分の経験をAIに入力
- 複数の表現案を出させる
- 自分の言葉で修正する
AIに短文だけ入れて作らせた文章は、誰にでも当てはまる一般的な内容になりやすい。
君自身の考えや経験が伝わらず、採用担当者にはすぐ見抜かれる。自分の強みや経験をAIに入力し、伝わりやすい文章表現を考える補助に使う。
AIが作った文章をそのままエントリーシートに貼り付けない。AIは自分の考えを整理したり、文章を整えたりするツールとして使おう。
3-2.AIを使ってほしくないという本音も
AIの利用を容認しつつも、本音では自分の言葉で書いてほしい。
エントリーシートは、君の論理的思考力や文章力、そして人柄を知るための重要な資料だからだ。
AIが整えたきれいな文章よりも、多少拙くても君自身の言葉で一生懸命に書かれた文章の方が、熱意が伝わると感じる採用担当者もいる。
特に、企業の理念や文化への共感を重視する会社では、その傾向が強い。AIを使う場合でも、最終的には君自身の言葉で想いを込める作業が欠かせない。
AIの出力結果は、あくまで下書きやたたき台だと考えるようにしよう。
3-3.最終的には面接での受け答えで判断する
採用担当者は、面接での受け答えを重視し、最終的な合否を判断する場合が多い。
採用担当者は、エントリーシートに書かれた文章そのものよりも、面接での会話を大切にする。面接では、君の考え方や人柄、そしてエントリーシートに書かれた内容が本物かを確認しようと聞く。
AIを使ってエントリーシートの文章を作成して、その内容について面接で質問されたときに、自分の言葉で説明できなければ、評価を得るのは難しい。
逆に、AIの文章を参考にした場合でも、面接で自分の考えとしてしっかり話せれば問題ない。
エントリーシートの作成は面接で自分の考えをはっきりと伝えるための準備として取り組もう。
4.AIによるES作成&添削を行うメリット
AIをエントリーシートの作成に活用すると、時間を短縮するだけでなく、内容の質を高める上でも多くのメリットがある。
これまでエントリーシートの作成に苦手意識を持っていた君も、AIを上手に使えば、選考を突破できるエントリーシートを効率的に作れるようになる。
ここでは、AIを活用するメリットを3つ紹介していく。
- エントリーシートの作成時間を短縮できる
- エントリーシートのクオリティを高められる
- 質問への回答内容の幅が広がる
4-1.エントリーシートの作成時間を短縮できる
生成AIを使うと、エントリーシート作成にかかる時間を大幅に短縮できる。
自己分析や企業研究で集めた情報をAIに入力すれば、文章の案をすぐに出力できる。AIで短縮して生まれた時間を、他の選考準備に充てられるだろう。
自分で一から文章を考えると、1通あたり数時間かかる場合も珍しくない。
AIというツールを活用すれば、文章構成や表現のヒントを短時間で入手できる。エントリーシート作成にかかる心理的な負担も減る。
多くの会社に応募する学生にとって、この時間短縮は大きな助けになるはずだ。
空いた時間を面接練習などに使うことで、選考対策がより充実する。効率良く就活を進める上で、AIの利用は欠かせない。
4-2.エントリーシートのクオリティを高められる
AIは文章を論理的で分かりやすく整え、エントリーシートの質を高めてくれる。
膨大なテキストデータを学習しているため、文法的に正しく、論理的な文章を生成できる。自分で書くと冗長になりがちな表現を簡潔にしたり、より適切な言葉遣いを提案してくれたりする。
また、自分では気づきにくい誤字脱字なども客観的にチェックしてくれる。
これにより、ケアレスミスを防ぐことにもつながるんだ。文章を書くのが苦手な人でも、AIのサポートを受ければ、採用担当者に意図が明確に伝わる質の高いエントリーシートを作成できる。
4-3.質問への回答内容の幅が広がる
AIを利用すると、自分では思いつかないアピールの切り口を見つけられる。
例えば、自分のアルバイト経験をAIに入力し、いくつかの文章を作るよう指示していく。AIは、同じ経験でも「協調性」や「粘り強さ」といった、異なる切り口で文章を作成してくれる。
AIが作った複数の文章を読むことで、新しいアピールの方法が見つかる。自分では「普通」と思っていた経験が、アピールになることに気づくこともあるだろう。
応募する会社が求める人物像に合わせて、どの切り口を使うかを選べるようになる。
AIの回答はそのまま使わず、エントリーシートを書くヒントとして利用していきたい。AIの出力結果を参考にして、最終的には自分の言葉で文章をまとめる必要がある。
5.AIによるES作成&添削を行うデメリット
エントリーシート作成にAIツールを使うと、時間を短縮できて便利だ。
とはいえ、AIに頼りすぎると予期せぬ落とし穴にはまる危険性がある。便利なツールだからこそ、そのデメリットを事前に把握しておかなければ、選考で不利になるかもしれない。
ここでは、AI利用時に注意すべき3つのデメリットを解説していく。
- 独自性がなくなる
- 不自然な文章が残る
- 面接で話せなくなる
5-1.独自性がなくなる
AIが生成した文章は、他の就活生と内容が似てしまい独自性がなくなる。
多くの学生が同じAIツールを使うと、どうしても文章の構成や言い回しが似てきてしまう。
その結果、君自身の個性や魅力が採用担当者に伝わりにくくなる。採用担当者が「どこかで読んだような文章だな」と感じると、君への興味を失ってしまうかもしれない。
- AIの文章はあくまで素材と考える
- 君自身の体験したエピソードを盛り込む
- 感じたことや考えたことを加える
AIが生成した文章をそのまま使うのではなく、君だけの言葉でオリジナリティを加えていく作業が必要だ。
5-2.不自然な文章が残る
AIが作った文章には、不自然な日本語の表現が残ることがある。一見すると流暢で完璧に見えるけれど、細かく読むと文脈に合わない単語が使われている場合がある。
特に、専門的な内容を説明させようとすると、AIが文脈を完全に理解できず、ちぐはぐな文章を生成するケースも少なくない。
これらの不自然な点を修正せずに提出すると、採用担当者に注意力が足りないと判断される原因になる。
必ず自分の目で読み返し、違和感のない自然な文章に整える作業を怠ってはいけない。
5-3.面接で話せなくなる
AIツールに頼りすぎると、面接での受け答えに詰まる危険性が高まる。
面接官からエントリーシートの内容について深く質問された際、言葉に詰まってしまう。
例えば、ガクチカのエピソードについて「その時、一番難しかった点は何ですか」や「どう乗り越えましたか」と聞かれても、AIが作った文章では具体的な内容を自分で説明できない。
面接官は、君がどのような工夫をしたのか、その経験から何を感じたのかを知りたがっている。AIが生成した文章をそのまま使うと、内容が薄くなり、君自身の考えが伝わらない。
エントリーシートは、あくまで面接で会話するための資料だ。AIをたたき台として使う場合でも、必ず自分の経験にもとづいて、自分の言葉で語れるように修正する必要がある。
6.ES作成&添削に特化した神AIツール5選
AIを使ったエントリーシート作成は、使い方を間違えると評価を下げる原因になる。
AIを使う際に注意すべき3つの点を知っておくと、よくある失敗を避けられる。注意点については、以下のとおりだ。
- エントリーシートの達人
- ESMaker
- 就活AIbyジェイック
- AI就活サポたくん
- SmartES
6-1.エントリーシートの達人
「エントリーシートの達人」は、LINEで手軽にエントリーシートの文章を自動作成できるツールだ。
自己PRやガクチカなど、エントリーシートで頻出の8つの質問項目に対応している。使い方はとても簡単で、LINEで友達追加し、質問に答えていくだけ。最短30秒でエントリーシートの文章が完成する。
生成された文章は、コピーしてすぐに使える手軽さが魅力。エントリーシートの作成に時間をかけたくない人や、文章のたたき台を素早く手に入れたい人にとっては、心強い味方になる。
まずは気軽に試してみて、AIによるエントリーシートの便利さを体感するのに役立つ。
6-2.ESMaker
「ESMaker」は、Webサイト上で手軽にエントリーシートを作成できるツールだ。
会員登録不要で、自己PR、ガクチカ、長所・短所、志望動機の4つの主要な質問に対応。エピソードに関するキーワードや文字数を入力するだけで、AIが自動で文章を生成してくれる。
特に、文字数指定ができる点は、企業ごとの細かい要件に対応しやすい。
生成された文章をベースに、自分の言葉で修正を加えれば、効率的に質の高いエントリーシートが完成する。
6-3.就活AIbyジェイック
「就活AIbyジェイック」は、就職支援会社が提供するAIチャットサービスだ。
このツールの強みは、エントリーシートの作成だけでなく、自己分析のサポートから面接対策まで、就活全般の相談に乗ってくれる点にある。
エントリーシートの作成においては、キーワードを伝えるだけで自己PRやガクチカの文章を生成してくれる。
- ES作成をサポート
- 自己分析を手伝う
- 面接対策の相談に乗る
就活のプロのノウハウが詰まっているため、企業に評価されやすいポイントを押さえた文章を作成できる可能性が高い。
6-4.AI就活サポたくん
「AI就活サポたくん」も、LINEで利用できる手軽なAIアシスタントだ。
自己PRや志望動機など、エントリーシートに関する15項目以上の質問に対応しており、幅広い設問をカバーしている。
簡単な質問に答える形式で進めていくだけで、君に合ったエントリーシートの文章を提案してくれる。
また、エントリーシートの作成以外にも、業界研究や企業研究、面接練習の相手もしてくれるなど、多機能な点が魅力だ。
一つのツールでエントリーシートの対策から面接対策まで幅広く行いたいと考えている君には、ぴったりのサービスといえる。
6-5.SmartES
SmartESは、AIがエントリーシートを添削するサービスとして知られる。
過去に選考を通過した2万枚以上のエントリーシートのデータをAIが学習している。その学習データをもとに、AIが君の書いたエントリーシートを評価していく。
文章の構成や分かりやすさ、使われている言葉などで改善点を指摘してくれる。 一般的な文章作成ツールとは異なり、SmartESは「添削」に特化している。
自分では気づきにくい文章の癖や、伝わりにくい表現を見つけるのに向いているだろう。
自分で書いた文章を、別の視点で見直したい場合に適している。 完成したエントリーシートを提出する前の、最終確認として使うとクオリティが増す。
7.【汎用型】ES作成&添削を補助する生成AI3選
エントリーシート特化型ツールも便利だけど、より柔軟な使い方をしたいなら、汎用型の生成AIを活用するのも一つの手だ。
これらのツールは、使い方次第でエントリーシートを作成するのに役立つアシスタントになる。
ここでは、代表的な3つの汎用型生成AIと、それぞれのエントリーシート作成における活用法を紹介していく。
7-1.ChatGPT
ChatGPTは、対話形式で自然な文章を作るAIツールとして使える。
AIに指示(プロンプトと呼ばれる)を出すことで、君の意図に近い文章を作らせる。具体的な活用方法は、以下のとおりだ。
自分で書いたエピソードをAIに入力し、「この経験を300字で要約して」のように指示していく。AIは文章の要点を掴み、指定された文字数で文章を短くまとめる。
また、完成した自己PRやガクチカの文章をAIに読み込ませる。「誤字脱字を修正して」や「もっと分かりやすい表現にして」と頼むと、文章の質を高める助けになるだろう。
7-2.Gemini
Geminiは、Googleが開発したAIで、エントリーシート作成の補助に使える。
Geminiの大きな特徴は、一つの指示に対し複数の回答案を同時に提示する機能を持つ点だ。
例えば、 自己PRの作成を指示した際、切り口の異なる3パターンの文章が示される。 君はそれらの案を見比べ、どの表現が自分の考えに最も近いかを選ぶことができる。
また、自分の書いた文章を入力し、「別の表現で書き直して」と指示する使い方もできる。志望動機やガクチカの文章を、異なる切り口で作成させたい場合にも向いている。
文章の要約や、分かりにくい言葉を平易な表現に直す作業も得意とする。自分の考えをより伝わりやすい形に整えるために、Geminiを活用していこう。
7-3.Claude
「Claude」は、長文の読解と生成、そして自然な文章作成に定評があるAIだ。
一度に大量のテキストを読み込ませることができるため、企業のIR情報などを要約させ、それに基づいたエントリーシートのアイデアを出させるのに向いている。
また、他のAIに比べて、より丁寧でビジネスシーンに適した文章を生成する傾向がある。
企業の真面目な社風に合わせて、堅実で誠実な印象を与えるエントリーシートを作成したい場合に、Claudeは良い相談相手になってくれるだろう。
8.AIによるES作成を行う手順4STEP
AIを効果的に活用して質の高いエントリーシートを作成するためには、正しい手順を踏むことが重要だ。
ただ闇雲にAIに文章を作らせるだけでは、君の魅力が伝わるエントリーシートにはならない。
ここでは、AIを最大限に活かすための4つのステップを紹介していく。
- STEP1:自己分析と企業分析を行う
- STEP2:過去のエピソードをまとめる
- STEP3:各設問ごとにツールを使って出力
- STEP4:生成AIに全文を入れて内容チェック
8-1.STEP1:自己分析と企業分析を行う
エントリーシートの作成でAIツールを利用する前に、自己分析と企業分析を済ませる。
AIは入力された情報が「エントリーシートの材料」となるため、精度の高い文章を作るには準備が欠かせない。 AIに入力するために、以下の2点は必ず言語化しておく。
- ガクチカなど過去の経験にもとづく自分の強みや価値観
- 志望企業の事業内容と、企業がどのような人物を求めているか
分析が浅い状態でAIを利用しても、ありきたりな文章しか生成できない。自分と企業への理解が不足したままでは、AIはツールとして機能しない。
エントリーシートを効率良く書くためにも、土台となる分析作業を丁寧に行う。AIの性能を最大限に引き出すには、入力する情報の質が最も影響を与える。
8-2.STEP2:過去のエピソードをまとめる
次に、エントリーシートでアピールしたいエピソードを整理することが大切だ。
自己分析と企業分析が終わったら、アピールしたいエピソードをいくつか書き出してみよう。その際、STARメソッドを意識して、状況や自分の役割、行動、そして結果をまとめておく。
- Situation:状況
- Task:課題
- Action:行動
- Result:結果
この整理されたエピソードが、AIへの的確な指示となり、説得力のある文章を生成するための土台となる。
8-3.STEP3:各設問ごとにツールを使って出力
いよいよAIツールの出番だ。準備した自己分析の内容や企業情報、そしてエピソードをAIに入力し、エントリーシートの設問ごとに文章を生成させてみよう。
このとき、「〇〇という強みを、△△のエピソードを使って400字で自己PRを作成して」のように、できるだけ詳しく指示を出すのがコツだ。
一度で完璧な文章が出てくるとは限らない。
出力された内容を見て、「もっと〇〇の点を強調して」「違う表現で書き直して」といった追加の指示を出し、対話を繰り返しながら文章の精度を高めていく作業が大切になる。
8-4.STEP4:生成AIに全文を入れて内容チェック
最後に、完成したエントリーシートの全文を別の生成AIでチェックしてもらおう。
質問ごとの文章が完成したら、それら全体を別のAIに読み込ませて確認してもらう。
例えば、「このエントリーシート全体を読んで、論理的に矛盾している点や、表現が不自然な箇所を指摘してください」といった指示を出す。
これにより、自分では気づかなかった文章の矛盾や、全体のトーンのずれなどを洗い出せる。
第三者による推敲のような効果が期待でき、エントリーシート全体の完成度をもう一段階高めるための有効な手段となるだろう。
9.AIによるES作成&添削を行う際の注意点
AIはエントリーシート作成のプロセスを劇的に効率化してくれるが、その利用にはいくつかの注意点がある。
これらのポイントを意識しないと、せっかくのツールが逆効果になってしまうこともある。
AIを真の味方にするために、ここで紹介する3つの注意点を必ず押さえておいてほしい。
- 自己分析やエピソードの質がエントリーシートの質に直結する
- 文法や内容の整合性は必ずチェック
- 質が低い出力しかないAIを使わない
9-1.自己分析やエピソードの質がエントリーシートの質に直結する
エントリーシートの質は、AIに入力する自己分析の深さで決まる。
AIは入力された情報をもとに文章を作成するツールであり、君の経験をゼロから生み出すことはできない。AIが質の高い文章を作るためには、具体的なエピソードの提供が必要だ。
- どのような状況だったか(例:飲食店のアルバイトで)
- どのような課題があったか(例:スタッフ間の連携ミスが多発)
- 君がどう行動したか(例:自分が率先して声がけルールを提案した)
- 結果どうなったか(例:ミスが半減した)
このように、ガクチカの背景や行動を詳細に入力したい。
そうすれば、AIは君のオリジナリティが反映された文章の土台を作成してくれる。AIを有効活用するためにも、まずは自己分析を徹底的に行い、具体的なエピソードを準備しておこう。
9-2.文法や内容の整合性は必ずチェック
AIが作成した文章は、提出前に君自身の目で確認しておく。
AIは便利なツールだが、完璧ではない。AIは時として、事実とは異なる内容を出力したり、文脈がおかしい日本語を作ったりする。
例えば、企業研究の内容をAIに要約させても、古い情報や誤った情報をもとに文章を作る恐れがある。書かれている内容が本当に正しいか、君自身で確認しなければならない。
特に、文章全体の流れに矛盾がないかどうかも確認したい。日本語として自然な表現になっているのかも見る。
AIが出力した文章であっても、提出するのは君自身だ。エントリーシートの内容に関する最終的な責任は、すべて君が負うことになる。
9-3.質が低い出力しかないAIを使わない
使用しているAIの性能が低いと感じるなら、すぐに別のAIツールを試す。
世の中には多くのAIツールがあるが、性能には大きな差が存在する。文章を作成する能力が低いAIツールも少なくない。
例えば、過去の経験を入力しても、誰にでも当てはまるような平凡な文章しか作れない場合がある。何度指示を修正しても、ありきたりな内容しか出てこないAIもあるだろう。
そのような性能の低いAIツールを使い続けるのは、時間の無駄になる。質の低いエントリーシートでは、採用担当者に君の良さを正しく伝えることができない。
君の評価を下げることにもつながりかねない。もしAIの出力が良くないと感じるなら、そのツールを使い続ける必要はない。
大学の友人や先輩が使っている他のAIツールを聞く。または、ChatGPTやGeminiなど、高性能な別のAIに切り替えよう。
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手厚いサポートの就活支援!
4.8
Based on 373 reviews
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
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エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
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これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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10.IT業界の選考に苦戦中ならユニゾンキャリア
IT業界の選考通過に苦戦している場合、就活エージェントの利用が役立つ。
IT業界の選考は、企業によって評価ポイントが異なる。そのため、自分一人で企業ごとの対策を進めるのは難しい。
IT業界を専門とする就活のプロは、各企業の選考基準や面接の傾向を把握している。そのため、就活のプロからのアドバイスを受けることで、内定獲得に必要な準備を効率良く進められる。
10-1.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー①
成功者インタビューより
IT以外に志望していた業界はありますか?
就活を始めたころは、食品メーカーやペットフードメーカーなどを考えていました。
私は医療ドラマや犬が好きなので、医療や健康に携われる仕事をしたいという気持ちがあったんです。
でも、改めて自分のキャリアについて考えたときに、メーカーよりもIT業界の方が将来性が高いと思ったんです。
というのも、新型コロナウイルスの流行を経験して、これからはAIによる医療診断や、日々の健康データを活用した予防医療など、ITが生活の中心になると思ったので、IT業界でエンジニアとして働くことに決めました。
ユニゾンキャリアを利用しようと思った理由は何ですか?
初回面談で、担当キャリアアドバイザーの橋本さんが「絶対に内定をお出しします」と言ってくださったので、すごく心強いなと思い、ユニゾンキャリアを利用することを決めました。
エンジニアを目指しはじめたときは、既に大学4年の4月中旬だったこともあり、他の就活エージェントからは厳しいと言われてたんです。
でも橋本さんだけはそんなことを言わずに、ずっと前向きな言葉をかけてくれて…!それが本当に嬉しかったですね。
選考を上手く進めるポイントなどはありますか?
プログラミングの経験がないからこそ、面接で学習意欲を伝えることが大事だと思います!
少しでもいいので資格の勉強をしたり、プログラミングを学んだりすることをおすすめします。
エンジニアは学習が継続できる人が評価されるので、やっておいて損はないと思います!
10-2.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー②
成功者インタビューより
どんな時にプログラミングを面白いなと感じましたか?
コードを綺麗に書けたときに「プログラミングって面白いな」と感じました。
自分が書いたコードを見返してると、「ダラダラ長いコードになっちゃてるな」っていう時って、やっぱりあるんですよ。
そういうコードを書き直して、綺麗に整理できた瞬間ってすごい気持ちいいんですよね。
ユニゾンキャリアではどんな面接対策を行いましたか?
担当キャリアアドバイザーの奥之園さんに面接でよく聞かれる質問を教えてもらって、その質問に対する答え方を時間をかけて考えてもらいました。
自分が考えた回答について「ここをもうちょっと膨らませたら良いと思います」などのアドバイスをもらって、うまく答えられなかった質問にも答えられるようになったんです。
そのほかにも、話す長さや喋り方とか色々アドバイスがありました。
特に、自分はネガティブなことをそのまま伝えてしまいがちだったので、答え方のアドバイスをしてもらったのが助かりました。
ネガティブなことを伝える時は、「その後どう改善したか」ということも併せて伝えるっていうアドバイスが特に印象に残ってます。
ユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!
奥之園さんがすごく親身に話を聞いてくれて、自分の希望にしっかり応えてくれる会社を紹介してもらったのがありがたかったです。
今思えば、色々と無理を言ってしまっていたかなと思うところもあるんですけど(笑)
すごい頑張って企業を探してくれたんだろうなと思うので、とても感謝しています。
自分ひとりでは、希望に合う企業に内定をもらうのは難しかったと思うので、使ってよかったです!
ユニゾンキャリアは、IT業界を専門とする就活エージェントである。
君が受ける企業が求める人物像や、面接で評価されるポイントを把握している。面接対策なども、君に合わせて進めていく。
選考を突破するために必要な対策を行うので、まずは下のボタンから無料相談をしてほしい。