記事の概要
SIerと自社開発、どちらもエンジニアとして働くことに変わりはないが、ビジネスモデルや働き方は全く異なる。
自分に合わない環境を選んでしまうと、入社後にミスマッチを感じて早期離職につながるリスクもある。
この記事では、SIerと自社開発それぞれの特徴やメリット・デメリットを徹底比較し、新卒にとってどちらが適しているのかを解説していく!
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1.SIerとはどんな企業?
SIerは、企業の課題を解決するためにITシステムを提供する「課題解決のプロ」だ。
銀行のATMシステムやコンビニのPOSレジ、企業の給与計算システムなど、社会を支えるあらゆるシステムの裏側にはSIerの存在がある。
ここでは、SIerの基本から年収事情まで、就活生が知っておくべきポイントを4つに絞って解説していく。
1-1.顧客のシステム開発を行う
SIerの最大の特徴は、自…
1.SIerとは
SIerとは、顧客から請け負ったシステム開発を行う企業のことを指す。銀行のATMや官公庁のシステムなど、社会インフラを支える重要な役割を担っている。
ここでは、SIerの仕事内容や特徴について、以下の6つの観点から解説していく。
- SIerの仕事内容
- SIerの種類は5つ
- SIerで働くメリット
- SIerで働くデメリット
- SIerが新卒採用を行う職種
- SIerの就職難易度
1-1.SIerの仕事内容
SIerの仕事は、顧客の経営課題をIT技術によって解決することにある。
単にプログラムを書くだけでなく、顧客が何を求めているのかを正確に把握する力が求められる。具体的な業務プロセスとしては、以下の流れで進められることが多い。
- 要件定義:顧客へのヒアリングを通じて、必要な機能を決定する
- 設計:システムの全体像や詳細な仕様書を作成する
- 開発:設計書に基づき、プログラミングを行う
- テスト:作成したシステムが正しく動くかを確認する
- 運用保守:稼働後のシステムを監視し、トラブルに対応する
SIerでは、これらの工程を「ウォーターフォールモデル」で進めることが一般的だ。上流工程から下流工程へと段階的に作業を完了させていくため、計画性が重要になる。
さらに、大手SIerでは自社社員が管理業務に専念し、開発はパートナー企業に委託するケースも多い。
1-2.SIerの種類は5つ
SIerはその成り立ちによって、大きく5つのタイプに分類することができる。
それぞれの種類によって、得意とする業界や社風が異なるため、志望企業を見極める指標になる。主な5つの分類は以下の通りである。
- メーカー系:ハードウェア製造をルーツに持ち、親会社の製品に強い
- ユーザー系:商社や金融機関のシステム部門が独立した企業
- 独立系:親会社を持たず、しがらみのない自由な提案ができる
- コンサル系:経営戦略の立案からシステム導入までを一貫して支援する
- 外資系:グローバルに展開し、成果主義的な評価制度を持つ
このように、同じSIerであっても企業によって文化は全く異なるといえる。
メーカー系は福利厚生が手厚く、独立系は若手のうちから裁量を持てる点が魅力だ。
その上で、自分の志向に合った種類のSIerを選ぶことが、納得のいく就活につながる。
1-3.SIerで働くメリット
SIerで働くことには、大規模なプロジェクトに関われるというメリットがある。
特に新卒社員にとっては社会人としての基礎を固められる環境が整う。具体的なメリットとしては、以下のような点が挙げられる。
- 金融や公共など、社会を支える様々な業界の裏側を知れる
- 億単位の予算が動く巨大プロジェクトの一員として働ける
- 充実した研修制度があり、未経験からでもプロを目指せる
- 大手企業が多く、給与や福利厚生が安定している
SIerの顧客は多岐にわたるため、システム開発を通じてビジネスの仕組みを深く学べる。
さらに、自分が携わったシステムが世の中で使われる瞬間の達成感はひとしおだ。
しかも、大手SIerは人材育成に力を入れており、文系出身者でも安心して成長できる。長期的に安定したキャリアを築きたい人にとって、SIerは非常に恵まれた環境といえる。
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1.SIer企業に新卒入社=勝ち組ではない
SIerに入社したからといって、無条件で「勝ち組」になれるわけではない。
SIer業界には「多重下請け構造」というピラミッド型の仕組みがあるからだ。どのポジションの企業に入るかによって、待遇や仕事内容は大きく異なる。
元請けに近い大手企業であれば、高収入や安定したキャリアが約束される可能性が高い。
一方で、下請け構造の末端に近い企業では、長時間労…
1-4.SIerで働くデメリット
多くのメリットがある一方で、SIer特有の構造的な課題も少なからず存在する。
入社してから後悔しないためにも、ネガティブな側面についても理解しておく必要がある。考えられる主なデメリットは、以下の通りだ。
- マネジメント業務が中心となり、コードを書く機会が少ない
- 顧客の納期が絶対であるため、繁忙期には残業が増えやすい
- 安定性を重視するため、古い技術が使われがち
- 客先常駐となり、自社への帰属意識が薄れることがある
大手SIerでは開発実務を委託することが多く、技術志向の人には物足りない。
さらに、金融機関などのシステムでは最新技術よりも実績のある技術が採用されやすい。その上で、自分がエンジニアとして何を重視するのかをよく考えることが大切だ。
技術トレンドを追いかけたい人にとっては、保守的な環境がストレスになる可能性もある。
1-5.SIerが新卒採用を行う職種
SIerの新卒採用では、学生の適性に合わせていくつかの職種で募集が行われる。
職種によって担当するフェーズが異なるため、キャリアパスをイメージして選択しよう。主な募集職種としては、以下のようなものがある。
- システムエンジニア:顧客折衝から設計、進行管理までを担う
- インフラエンジニア:サーバーやネットワークの基盤構築を担当する
- ITコンサルタント:経営課題に対するIT戦略の立案を行う
- セールスエンジニア:技術的な知識を活かして営業活動を支援する
これらの職種は「総合職」として一括採用されることもあるが、最近は「職種別採用」も増えている。やりたい仕事が明確な場合は、職種別採用を選ぶことで配属リスクを減らせる。
それぞれの業務内容を理解し、自分の強みが活かせるポジションを見極めることが重要だ。
1-6.SIerの就職難易度
SIer業界の就職難易度は、企業の規模やブランド力によって大きく二極化している。
人気の大手企業は倍率が高いが、中小規模の企業は人材不足に悩んでいるケースも多い。具体的な傾向としては、以下のようになっている。
- 大手SIer:最難関レベルであり、高学歴層との競争になる
- 中堅SIer:難易度は高いが、対策次第で十分に内定を狙える
- 独立系・中小:採用枠が広く、未経験者や文系学生も入りやすい
大手SIerを目指すなら、Webテスト対策やインターンシップへの参加が必須となる。
さらに、面接では論理的思考力やリーダーシップ経験を具体的にアピールしよう。
一方で、中堅以下のSIerであれば、ITへの熱意や人柄が重視される傾向にある。自分の実力に合った企業を見定め、戦略的に就活を進めることが内定への近道だ。
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
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悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
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Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
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これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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2.自社開発とは
自社開発とは、自社で企画したWebサービスやアプリを開発し、ユーザーに提供する企業を指す。Googleやメルカリなどが代表的で、自社のアイデアを形にするビジネスモデルといえる。
ここでは、自社開発企業の特徴や働き方について、以下の5つの観点から解説していく。
- 自社開発の仕事内容
- 自社開発で働くメリット
- 自社開発で働くデメリット
- 自社開発が新卒採用を行う職種
- 自社開発の就職難易度
2-1.自社開発の仕事内容
自社開発企業の仕事は、自社のサービスをより良くするために機能追加や改善を繰り返す。
SIerのようにシステムを作って納品して終わりではなく、サービスが続く限り開発も続いていく。具体的な業務の流れとしては、以下のサイクルを回していくことが多い。
- 企画:ユーザーの課題を解決する新機能やサービスを考案する
- 開発:アジャイル開発などを用い、スピーディーに実装する
- リリース:開発した機能をユーザーが使える状態にして公開する
- 分析・改善:利用データを分析し、UI/UXを改善する
自社開発では、エンジニアも企画段階から参加し、機能の実現可能性などを議論する。
また、開発スピードが重視され、まずは動くものを作って市場の反応を見ていく。そのため、プログラミングスキルに加え、ユーザー視点での提案力が評価される環境である。
2-2.自社開発で働くメリット
自社開発企業で働くことには、技術力を高めやすく、自由度の高い環境で働ける魅力がある。
特に、新しい技術が好きで、主体的にサービス作りに関わりたい人には刺激的な環境だ。具体的なメリットとしては、以下のような点が挙げられる。
- 自分が作った機能へのユーザーの反応をダイレクトに感じられる
- 最新の技術やツールを積極的に導入し、スキルアップしやすい
- 服装自由やフレックスタイム制など、柔軟な働き方ができる
- 転勤や客先常駐がなく、自社オフィスで仲間と働ける
自分が開発した機能に対する反応が見られた時には、大きな喜びと達成感を感じられる。
さらに、エンジニアの生産性を高めるために、最新のPCやツールが支給されることも多い。
その上で、リモートワークなどを導入している企業が多く、プライベートと両立させやすい。自分のライフスタイルに合わせて働きたい人にとって、自社開発は理想的な職場になり得る。
2-3.自社開発で働くデメリット
自由で魅力的な面が多い一方で、自社開発企業にもビジネスモデル上の厳しさは存在する。
華やかなイメージだけで選んでしまうと、求められるレベルの高さに苦労するかもしれない。考えられる主なデメリットは、以下の通りである。
- サービスの売上が業績に直結するため、浮き沈みが激しい
- 技術の流行り廃りが速く、常に勉強し続けなければならない
- 即戦力が求められる傾向にあり、研修制度が手薄な場合がある
- サービスが終了すると、配置転換や整理解雇のリスクがある
自社サービスがヒットしなければ収益が上がらないため、安定性は大手SIerに及ばないことがある。
しかも、技術トレンドは数年単位で変わるため、業務外でもキャッチアップし続ける姿勢が必要だ。
その上で、手取り足取り教えてもらえる環境ではないことが多く、自走力がなければ評価されにくい。変化を楽しめる人には適しているが、安定を好む人には精神的な負担が大きい。
2-4.自社開発が新卒採用を行う職種
自社開発企業の新卒採用では、技術領域や担当する役割ごとに職種を分けて募集される。
SIerよりも専門性を重視する傾向が強く、特定の技術に対する深い知識が求められる。主な募集職種としては、以下のようなものがある。
- バックエンドエンジニア:サーバーサイドの処理やAPI開発を担当する
- フロントエンドエンジニア:Webブラウザ上のUIや動きを実装する
- アプリケーションエンジニア:iOSやAndroidのアプリ開発を行う
- データサイエンティスト:データを分析し、サービスの改善提案を行う
応募時には、履歴書だけでなくポートフォリオの提出を求められることが多い。学生時代にWebサービスを作ったり、長期インターンで経験を積んだりしていることが前提となる。
総合職ではなく「プロのエンジニア」として採用されるため、実力の証明が不可欠となる。
2-5.自社開発の就職難易度
自社開発企業の就職難易度はSIer以上に高く、特に有名なメガベンチャーは極めて狭き門だ。
採用人数が少ない上に、全国から優秀な学生が集まるため、倍率が数百倍になることもある。難易度が高くなる理由としては、以下の点が挙げられる。
- 採用人数が少ない
- 求められるスキルが高い
- 情報系学生や院生がライバル
内定を勝ち取るには、プログラミングスキルや長期インターンでの経験が必要になる。
単に「プログラミングが好き」ではなく、「技術でどのような価値を生み出せるか」をアピールすべきだ。
未経験から目指すのであれば、相当な努力と覚悟を持って技術力を高めていく必要がある。
3.君はSIerと自社開発どっちに適性がある?
SIerと自社開発、どちらが良いかではなく、「自分の性格や価値観に合っているか」が重要だ。
それぞれの適性を正しく理解し、自分の性格と照らし合わせることが、後悔しない選択につながる。
ここでは、それぞれの企業に向いている学生・向いていない学生の特徴について、以下の4つの視点から解説していく。
- SIerが向いている学生の特徴
- SIerが向いていない学生の特徴
- 自社開発が向いている学生の特徴
- 自社開発が向いていない学生の特徴
3-1.SIerが向いている学生の特徴
SIerに向いているのは、組織の一員としてチームワークを重視し、安定的にキャリアを築きたいタイプだ。
個人の技術力よりも、周囲と協力してプロジェクトを進める力が求められるため、調整役が得意な人に適性がある。具体的には、以下のような特徴を持つ学生が当てはまる。
- 多くの人と協力して大きなプロジェクトを成し遂げたい
- 論理的思考力やコミュニケーション能力に自信がある
- 様々な業界のビジネスに関わりたい
- 安定した企業で、充実した研修を受けながら成長したい
SIerの仕事は団体戦であり、多くの関係者と合意形成を図りながら進める必要がある。
そのため、一人で作業するよりも、会議などで連携を取りながら進めるのが得意な人に向いている。
さらに、システムを通じて社会インフラを支えるという責任感も重要な要素だ。リーダーシップを発揮してチームをまとめられる人材は、SIerで高く評価されるだろう。
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1.新卒の企業選びは適性が何よりも大切
SIerが自分に向いているかを知るには、まず業界の特徴と自分の適性を照らし合わせる。
単に「IT業界だから」という理由で選ぶと、入社後にミスマッチを感じてしまうことが多い。
ここで紹介する以下の3つの視点から、自分の適性を確認してみよう。
1-1.仕事内容との相性はぴったりか
SIerの主な仕事は、顧客の要望を聞き出し、それを満たすシステムを作り上げ…
3-2.SIerが向いていない学生の特徴
一方で、技術へのこだわりが強すぎたり、変化の速い環境を好んだりする学生には、SIerは窮屈かもしれない。
自分の裁量で自由にものづくりをしたいタイプは、SIerの堅実な文化とミスマッチを起こす可能性がある。
以下のような特徴を持つ場合は、慎重に検討した方が良いだろう。
- とにかく自分でコードを書き続けたい
- 最新の技術を使って新しいサービスを作りたい
- 服装や働く場所などのルールに縛られたくない
- 年功序列ではなく、実力ですぐに評価されたい
SIerでは、キャリアを積むにつれてマネジメント業務の比重が増え、技術の現場から離れていく。
「生涯現役プログラマー」を目指す人にとっては、理想のキャリアとは異なる方向に進むリスクがある。
しかも、大手企業ほど社内ルールが厳格であり、自由な発想で動きたい人にはストレスになることもある。
3-3.自社開発が向いている学生の特徴
自社開発に向いているのは、技術への探究心が強く、自ら主体的に行動できるタイプだ。
サービスをより良くするために何が必要かを考え、技術を手段として使いこなせる人に適性がある。具体的には、以下のような特徴を持つ学生が当てはまる。
- プログラミング自体が好きで、休日もコードを書いている
- 自分のアイデアを形にして世の中に出したい
- 変化を楽しみ、新しいことを学ぶのが苦にならない
- 成果主義の環境で、若いうちから裁量を持って働きたい
自社開発では、エンジニア一人ひとりがサービスに対する責任を持ち、改善提案を行うことが求められる。
言われたことだけでなく、「もっとこうすれば良くなる」と自発的に考えられる人に向いている。
その上で、技術の進歩に合わせてスキルをアップデートし続けられれば、充実したエンジニアライフを送れる。
3-4.自社開発が向いていない学生の特徴
逆に、受動的な姿勢であったり、安定志向が強すぎたりする学生には、自社開発の環境は厳しすぎるかもしれない。
変化が激しく、常に成果を求められるプレッシャーがあるため、精神的なタフさが求められる。以下のような特徴を持つ場合は、慎重に検討した方が良いだろう。
- 手取り足取り教えてもらわないと不安だ
- 技術はあくまで仕事の手段であり、プライベートまで使いたくない
- 企業の安定性や福利厚生を最優先したい
- 変化の激しい環境よりも、ルーチンワークを好む
自社開発企業は少数精鋭が多く、教育体制が整っていない場合もあるため、受け身では成長できない。
さらに、事業の方針転換などが頻繁に起こるため、変化への耐性がないと疲弊してしまう。「安定した会社に入れば一生安泰」と考える人には、リスクが高い選択肢といえる。
4.新卒ならSIerと自社開発どっちがいい?
「適性は分かったけど、結局新卒カードを使うならどっちが得なの?」と思うかもしれない。結論として、君が「将来どうなりたいか」によって、おすすめすべき選択肢は変わってくる。
ここでは、5つの判断基準をもとに、SIerと自社開発のどちらを選ぶべきかを解説していく。
- 年収を上げたいのならSIer
- マネジメント志向ならSIer
- 技術力を高めたいなら自社開発
- 自由な働き方なら自社開発
- 客先常駐を避けるなら自社開発
4-1.年収を上げたいのならSIer
新卒から着実に年収を上げていきたいなら、大手SIerを選ぶのが王道であり、最も確実な選択肢といえる。
SIer業界は多重下請け構造の頂点に位置する元請け企業ほど利益率が高く、給与に還元されやすい。
特に野村総合研究所やNTTデータなどのトップ企業は、30代で年収1000万円を得ることが十分に可能だ。
さらに、大手SIerはボーナスや住宅手当などの福利厚生も手厚いため、生活水準は高くなる傾向にある。
自社開発も高年収だが、競争が激しく成果を出さなければ給与が上がりにくい側面もある。
その上で、安定的に高い給与を得たいのであれば、SIerのエリートコースに乗ることが再現性の高いルートだ。
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1.SIerの年収は企業によって大きく異なる
SIerの年収は企業によって異なり、その差は主に商流のどの位置にいるかで決まる。
この商流のどの位置に企業がいるかによって、利益率が大きく変わり、それが社員の年収に還元される仕組みだ。
元請け企業は、上流工程と呼ばれる設計や要件定義を担当することが多く、収益性が高いため給料も高くなる傾向がある。
顧客と直接契約することで、開発費用のコント…
4-2.マネジメント志向ならSIer
将来的にプロジェクトマネージャーとして、組織を動かす立場になりたいならSIer一択だ。
SIerの業務はプロジェクトベースで進むため、若手のうちからリーダーを任される機会が多い。数百人規模のエンジニアや関係者を統括する経験は、SIerでしかなかなか得られない。
また、顧客との折衝や予算管理などのビジネススキルも身につくため、将来的に経営層を目指す上でも武器になる。
「技術も分かる管理者」としての市場価値を高めたいなら、SIerで大規模案件の経験を積むことが最短ルート。人を巻き込んで大きな成果を出したいと考えるなら、SIerは適している。
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1.IT業界はキャリアパスの理解が大切
IT業界、とりわけSIerにおいてキャリアパスを理解しておくことは、長期的な視点で自身の市場価値を高めるために不可欠だ。
技術の進化やビジネス環境の変化が激しいこの業界では、漫然と業務をこなしているだけでは、望むスキルやポジションを得られない。
さらに、キャリアパスへの理解は就職活動の成否にもつながっていく。
面接官は、学生が業界の構造や職種の実態…
4-3.技術力を高めたいなら自社開発
プログラミングスキルや最新のWeb技術を極めたいなら、自社開発企業をおすすめしたい。
自社開発では、サービスの質や開発スピードが技術力に直結するため、コードの品質に強いこだわりを持っている。
モダンな開発環境で、優秀なエンジニアに囲まれて仕事をすることで、技術力は飛躍的に向上するだろう。
さらに、GitHubでのコード公開や技術カンファレンスへの参加を奨励する文化もあり、プレゼンスを高めやすい。
SIerでは触れられない最先端の技術スタックで開発経験を積めることは、何にも代えがたいメリットとなる。
自分の市場価値を「技術力」で定義したいなら、自社開発の環境に身を置くことが最善の選択だ。
4-4.自由な働き方なら自社開発
服装自由、フレックスタイム制、フルリモートワークなど、柔軟な働き方を重視するなら自社開発がおすすめだ。
Web系企業は成果主義の傾向が強く、「結果さえ出せば働き方は自由」というスタンスの会社が多い。
満員電車に乗って毎日出社する必要がなく、自分の最もパフォーマンスが出る環境で働くことができる。
一方で、SIerは顧客のセキュリティルールに従う必要があるため、スーツ着用や定時出社が求められることが多い。
ライフスタイルに合わせてストレスなく働きたい人にとっては、自社開発の環境は非常に魅力的だろう。しかも、副業を解禁している企業も多いため、本業以外でスキルを活かして収入を得ることも可能だ。
4-5.客先常駐を避けるなら自社開発
「会社のオフィスで、仲間に囲まれて働きたい」と願うなら、自社開発を選ぶのが無難だ。
SIerの場合、プロジェクトによっては顧客のオフィスに常駐して作業を行うことがあり、帰属意識を持ちにくい。
自社開発であれば、基本的に自社オフィス(または自宅)での勤務となり、転勤や出向のリスクも低い。
また、自社の文化やビジョンを共有した仲間と一体感を持って働けるため、安心感がある。
「どこで誰と働くか」を自分でコントロールしたい人にとって、客先常駐のない自社開発は安心できる。社内イベントなども活発なことが多く、組織への愛着を持って働けるはずだ。
5.新卒向け!SIer&自社開発の企業ランキング
企業選びの参考になるように、SIerと自社開発それぞれを含めたランキングを紹介する。
ここでは、以下の4つの切り口で優良企業をピックアップした。
- 大手企業ランキングTOP10
- 年収ランキングTOP10
- 残業の少ない企業ランキングTOP10
- ホワイト企業ランキングTOP10
5-1.大手企業ランキングTOP10
| 順位 | 企業名 | 区分 | 平均年収 |
|---|
| 1位 | 楽天グループ | 自社開発 | 820万円 |
| 2位 | 日立製作所 | SIer | 961万円 |
| 3位 | LINEヤフー | 自社開発 | 884万円 |
| 4位 | NTTデータ | SIer | 867万円 |
| 5位 | 富士通 | SIer | 929万円 |
| 6位 | 日本電気 | SIer | 963万円 |
| 7位 | サイバーエージェント | 自社開発 | 800万円 |
| 8位 | 野村総合研究所 | SIer | 1,321万円 |
| 9位 | ディー・エヌ・エー | 自社開発 | 883万円 |
| 10位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | SIer | 1,028万円 |
IT業界を牽引する巨大企業を、SIerとWeb系自社開発の両面から選出した。
日立やNTTデータなどのSIerは、国家プロジェクトを担う安定性が魅力であり、社会的な信頼度も抜群に高い。
一方、楽天やLINEヤフーなどのWeb系メガベンチャーも、圧倒的なユーザー基盤を持ち、大規模なトラフィックをさばく技術力が求められる。
これらの企業はファーストキャリアとして申し分なく、どちらに入っても高いレベルでの経験を積むことができるだろう。
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1.就活生が知るべきSIer業界の基本情報
SIer業界は、社会のITインフラを支える役割を担っている。SIer業界の全体像やビジネスモデルは、複雑で分かりにくい。
ここでは、業界を理解するために不可欠な3つの基本情報を解説していく。これらの知識は、企業研究を進めたり、自分に合う企業を見極めたりするうえで役立つ。
1-1.SIerの中にはSESを含む企業がある
SIerとSESは、契約形態が本質的に異なるビジネ…
5-2.年収ランキングTOP10
| 順位 | 企業名 | 区分 | 平均年収 |
|---|
| 1位 | ジャストシステム | 自社開発 | 1,432万円 |
| 2位 | 野村総合研究所 | SIer | 1,321万円 |
| 3位 | 日本オラクル | 自社開発 | 1,260万円 |
| 4位 | 電通総研 | SIer | 1,123万円 |
| 5位 | メルカリ | 自社開発 | 1,166万円 |
| 6位 | リクルートホールディングス | 自社開発 | 1119万円 |
| 7位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | SIer | 1,028万円 |
| 8位 | 日本総合研究所 | SIer | 900万円 |
| 9位 | 日鉄ソリューションズ | SIer | 900万円 |
| 10位 | ミクシィ | 自社開発 | 700万円 |
SIerのトップ層と、高収益な自社開発企業が拮抗する結果となった。
ジャストシステムや日本オラクルなどのパッケージ・ソフトウェア開発企業は、非常に高い利益率を誇り、それが給与に反映されている。
SIerでは野村総研や電通総研などのコンサル機能を併せ持つ企業が強く、安定して高収入を得られる。
自社開発では、メルカリなどのメガベンチャーが優秀なエンジニア獲得のために高い報酬を提示しており、実力次第で20代から1000万円を狙える環境がある。
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1.就活生が知るべき自社開発企業の基本情報
自社開発企業は、自由な働き方や企画から関われることから、多くの就活生が憧れる存在だ。
そのイメージの裏には、SIerやSESといった業態とは異なる厳しさや注意点が存在する。
ここでは、入社後のミスマッチを防ぐために、就活生が知っておくべき自社開発企業の3つの基本情報を解説する。
1-1.SIerやSESに比べて就職難易度が高い
自社開発企業の採用は、SIer…
5-3.残業の少ない企業ランキングTOP10
| 順位 | 企業名 | 区分 | 平均年収 |
|---|
| 1位 | グーグル合同会社 | 自社開発 | 16.0時間 |
| 2位 | メルカリ | 自社開発 | 16.2時間 |
| 3位 | NTTデータ | SIer | 23.5時間 |
| 4位 | SCSK | SIer | 18.3時間 |
| 5位 | BIPROGY | SIer | 15.2時間 |
| 6位 | サイボウズ | 自社開発 | 19.6時間 |
| 7位 | キヤノンITソリューションズ | SIer | 19.5時間 |
| 8位 | Sky | SIer | 18.3時間 |
| 9位 | エムスリー | 自社開発 | 20時間前後 |
| 10位 | ZOZO | 自社開発 | 20時間前後 |
SIerでも働き方改革が進んでいる企業(SCSK、BIPROGYなど)は、残業が少なくなっている。
自社開発系はGoogleやメルカリなど、成果を出せば時間の使い方は自由という企業が上位に来ている。
サイボウズのように「100人100通りの働き方」を掲げる企業もあり、ワークライフバランスを重視する人には最適だ。
総じて、大手や優良企業ほど労働時間管理が徹底されており、プライベートの時間も確保しやすい環境といえる。
5-4.ホワイト企業ランキングTOP10
| 順位 | 企業名 | 区分 | 平均年収 |
|---|
| 1位 | グーグル | 自社開発 | 無料の食事、ジムなど圧倒的福利厚生 |
| 2位 | NTTデータ | SIer | 住宅手当や家族手当が手厚い |
| 3位 | MIXI | 自社開発 | 独自の手当やリフレッシュ休暇が充実 |
| 4位 | SCSK | SIer | 有給取得率が高く、健康経営を推進 |
| 5位 | ZOZO | 自社開発 | 基本給が高く、自由な社風 |
| 6位 | 日立製作所 | SIer | カフェテリアプランや年金制度が充実 |
| 7位 | サイボウズ | 自社開発 | 副業自由で離職率が低い |
| 8位 | 富士通 | SIer | テレワーク主体の働き方を推進 |
| 9位 | リクルート | 自社開発 | 独立支援制度が盛ん |
| 10位 | Sansan | 自社開発 | 社内交流を促進する制度が多数 |
「ホワイト」の定義は人によるが、ここでは「働きやすさ」と「待遇の良さ」を兼ね備えた企業を選んだ。
SIerは伝統的な福利厚生(住宅手当、退職金)が充実しており、長く安心して働ける環境が整っている。自社開発系は、オフィス環境の豪華さや、副業OKなどの自由度の高さが際立っている。
自分がどちらのタイプの「ホワイト」を求めているのかによって、選ぶべき企業は変わってくるだろう。
6.新卒向け!SIerと自社開発の選考対策
SIerと自社開発では、面接で見られるポイントや評価される経験が異なるため、それぞれの特徴に合わせた対策を行うことが内定への近道となる。
ここでは、新卒がやっておくべき以下の4つの選考対策について解説していく。
- IT系の資格取得を行う
- プログラミング学習を行う
- 長期インターンで実績を作る
- 就活エージェントで面接対策を行う
6-1.IT系の資格取得を行う
SIerを目指す場合、資格取得は非常に有効なアピール手段となる。
特に「基本情報技術者試験」や「ITパスポート」などの国家試験は、ITへの基礎知識と学習意欲の証明になるため、選考で有利に働く。
大手SIerでは、入社までに基本情報技術者の取得を推奨しているところもあるほどだ。
一方で、自社開発企業では資格よりも「実際に何を作れるか」が重視される傾向にある。
ただし、AWS認定資格などの実践的な資格であれば、クラウドスキルの証明として評価される場合がある。
自分の志望する企業群に合わせて、取得すべき資格を見極め、計画的に学習を進めることが大切だ。
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1.ITパスポートは文系の就活を有利にする資格
結論から言うと、ITパスポートがあると文系学生の就活が有利に進む。
IT業界を目指す上で、持っているといないとでは企業に与える印象が変わってくる。なぜなら、ITパスポートの取得は、以下のようなアピールにつながるからだ。
多くの企業は、新卒採用において現時点でのスキルよりもポテンシャルを重視している。
特に文系学生に対しては、「入社後にど…
6-2.プログラミング学習を行う
自社開発企業を目指すなら、プログラミング学習は必須条件である。
PaizaやAtCoderなどのプログラミングコンテストでランクを上げたり、GitHubにコードを公開したりして、技術力を客観的に示せるようにしておこう。
SIer志望であっても、プログラミング経験があることはプラス評価につながる。「なぜITなのか」という志望動機を語る上で、実際に手を動かした経験は強力な根拠になるからだ。
Progateなどの学習サイトを使って、まずは基礎的な言語(PythonやJavaなど)に触れてみることから始めよう。
さらに、アプリを作ってみることで、開発の楽しさや難しさを感じることができるはずだ。
6-3.長期インターンで実績を作る
他の就活生と圧倒的な差をつけたいなら、ベンチャー企業などでの長期インターンに参加するのが一番だ。
実際の開発現場に入り、社員と同じように業務をこなすことで、実務レベルのスキルと経験を積むことができる。
特に自社開発企業では、インターン経由での採用が多いため、早期から動きたい。
SIer志望の場合でも、インターンでのチーム開発経験や、顧客対応の経験などは、面接での自己PRとして強力な武器になる。
「学生時代に頑張ったこと」として具体的なビジネス経験を語れるようになれば、内定はぐっと近づく。
アルバイトではなくインターンを選ぶことで、就活に対する意識の高さもアピールできる。
6-4.就活エージェントで面接対策を行う
一人で対策を進めるのが不安な場合は、IT業界に特化した就活エージェントを利用したい。
SIerと自社開発それぞれの面接でよく聞かれる質問や、求める人物像の違いについて、プロのアドバイスを受けることができる。
また、履歴書やエントリーシートの添削を受けることで、自分の強みをより効果的に伝えることができる。
さらに、就活エージェントしか知らない非公開求人や、選考直結の特別ルートを紹介してもらえることも!
効率的に就活を進め、自分に合った企業を見つけるために、外部のサポートを活用しよう。客観的なフィードバックをもらうことで、自分の課題に気づき、改善することができる。
もし企業選びに迷っているなら、まずは就活エージェントに相談してみよう。
企業選びの悩みは、業界や企業に関する知識が足りないから。就活エージェントのユニゾンキャリアなら、君が教えてほしい就活知識をすべて教えてくれる。
7.IT企業を目指す就活生からのよくある質問
SIerと自社開発の違いに関して、就活生から頻繁に寄せられる質問に回答する。疑問を解消して、自信を持って企業選びを進めてほしい。以下の4つの質問について解説していく。
- 文系からSIerと自社開発どちらも入れますか?
- 新卒ならSIerとSESどっちがいいですか?
- 新卒なら自社開発とSESどっちがいいですか?
- SIerと自社開発どっちの就職難易度が高いですか?
7-1.文系からSIerと自社開発どちらも入れますか?
文系からでも両方に入ることは可能だが、入りやすさには大きな差がある。
SIerは充実した研修制度があるため、文系出身者を大量に採用しており、文系エンジニアの比率も高い。
論理的思考力があれば、プログラミング未経験でもポテンシャルで採用されるチャンスは十分にある。
一方、自社開発企業は即戦力を求める傾向があり、理系や情報系の学生が有利になることが多い。
文系から自社開発を目指すなら、独学やスクールでプログラミングスキルを身につけ、成果物を作ってアピールする必要がある。相当な努力が必要になるが、文系だからといって維持謝意開発を諦める必要はない。
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1.文系こそSIerへの新卒入社がおすすめ
多くの就活生が「エンジニアは理系の仕事」というイメージを持っているが、SIer業界においてはその常識は変わりつつある。
文系がSIerを目指すべき理由は存在し、キャリアをスタートさせる場所として魅力的だ。
ここでは、文系にSIerがおすすめな理由について、以下の4つの視点から解説していく。
1-1.文系からの入社が増えている
IT業界全体で人材不足が叫ば…
7-2.新卒ならSIerとSESどっちがいいですか?
基本的にはSIer(特に元請けや上位下請け)をおすすめする。
SES(客先常駐派遣)は、配属される現場によって業務内容や環境が大きく変わる「案件ガチャ」のリスクがあるからだ。
自分のキャリアを会社主導ではなく、派遣先の都合で決められてしまう可能性がある。
また、SIerの方が研修制度や福利厚生が整っていることが多く、新卒としての基礎能力を固める環境としては優れている。
ただし、どうしても入りたいSIerに入れなかった場合、優良なSES企業を選んで経験を積み、将来的に転職を目指すというキャリア戦略もあり得る。
SESを選ぶ場合は、案件選択制度があるかなど、企業選びを慎重に行う必要がある。
7-3.新卒なら自社開発とSESどっちがいいですか?
技術力を高めたいなら、間違いなく自社開発の方が良い環境といえる。
自社開発であれば、モダンな技術に触れる機会が多く、自社の先輩エンジニアから直接指導を受けられる。サービスの成長に合わせて、自分自身の技術力も向上させていくことができる。
SESの場合、現場によっては古い技術しか使えなかったり、テスト工程ばかりやらされたりする可能性がある。
ただし、自社開発企業は人気が高く狭き門であるため、SES企業の中でも「自社開発案件を持っている」といった優良企業を併願先として検討するのが現実的だ。
まずは自社開発を目指しつつ、視野を広げておくことが大切だ。
7-4.SIerと自社開発どっちの就職難易度が高いですか?
一般的には、人気のある自社開発(Web系メガベンチャーなど)の方が就職難易度は高い。
採用人数が少ない上に、高い技術スキルが求められるため、学生時代からバリバリ開発しているような猛者たちと競うことになる。
大手SIerも難易度は高いが、採用人数が多く、ポテンシャル採用の枠も広いため、対策次第で内定を獲得できるチャンスは十分にある。
自分の現在のスキルレベルと志向に合わせて、現実的な目標設定をすることが大切だ。
どちらが上ということではなく、自分の適性に合った難易度の企業を選ぶことが重要になる。
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手厚いサポートの就活支援!
4.8
Based on 373 reviews
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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8.優良IT企業からの内定獲得ならユニゾンキャリア
SIerか自社開発か、自分に本当に合っている企業を見極めるのは簡単ではない。
ネット上の情報だけでは、企業の社風や実際の働き方までは見えてこないものだ。
間違った選択をして後悔しないために、プロの力を借りて就活を進めてみてはどうだろうか。
ユニゾンキャリアは、IT業界に特化した就活エージェントとして、君の適性や希望に合わせた企業紹介を行っている。
SIerの安定性も、自社開発の技術力も、それぞれのメリット・デメリットを深く理解したアドバイザーが、フラットな視点でアドバイスをくれる。
エントリーシートの添削から面接対策まで、内定獲得に向けてトータルでサポートしてくれる強い味方だ。
8-1.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー①
成功者インタビューより
プログラミングの勉強を始めてから就活はうまくいきましたか?
いえ、うまくいきませんでした…。書類選考は通るんですけど、一次面接で落ちてばかりで。
就活の途中からIT業界に絞ったので、「なぜIT業界を目指すようになったんですか?」と質問されることが多かったんですが、うまく答えられませんでした。
IT業界を目指すようになったのが大学4年の5月ということもあって、「本当にエンジニアになれるのかな」とずっと不安でした。
ひとりで面接対策をするのは難しいと思って、就活エージェントを探すようになりました。
ユニゾンキャリアではどんな面接対策を行いましたか?
面接で聞かれやすい質問をピックアップしてもらって、自分で考えた回答を添削してもらいました。
それと、面接がある日は毎回橋本さんに頼んで、面接の前に面接練習をしてもらっていました。
一次面接になかなか通らない状況だったので、何度も面接練習をしてくれたのはありがたかったです!
最後にユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!
本当に学生に寄り添ってくれる就活エージェントさんだったな、と思います。
橋本さんに朝早くから面談をお願いした時も「高梨さんのためだったら早く来ます!」と言ってくださって。
IT業界の就活がうまくいかなくて悩んでいる人なら、誰にでもおすすめできる就活エージェントさんだなと思います。ありがとうございました!
8-2.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー②
成功者インタビューより
IT以外に志望していた業界はありますか?
就活を始めたころは、食品メーカーやペットフードメーカーなどを考えていました。
私は医療ドラマや犬が好きなので、医療や健康に携われる仕事をしたいという気持ちがあったんです。
でも、改めて自分のキャリアについて考えたときに、メーカーよりもIT業界の方が将来性が高いと思ったんです。
というのも、新型コロナウイルスの流行を経験して、これからはAIによる医療診断や、日々の健康データを活用した予防医療など、ITが生活の中心になると思ったので、IT業界でエンジニアとして働くことに決めました。
就職活動で不安だったことは何ですか?
私はIT知識がなかったので、ちゃんとエンジニアとして内定をもらえるのかが不安でした。
実際「IT業界を目指そう!」と思ったのは良いものの「IT業界ってそもそもどんな業界?」という状態からのスタートだったので、とても苦戦していたんです。
結果的に私は4年生になっても就活をしていて、同級生よりも出遅れていたので「内定がもらえなかったらどうしよう…」とかなり焦っていました。
選考を上手く進めるポイントなどはありますか?
プログラミングの経験がないからこそ、面接で学習意欲を伝えることが大事だと思います!
少しでもいいので資格の勉強をしたり、プログラミングを学んだりすることをおすすめします。
エンジニアは学習が継続できる人が評価されるので、やっておいて損はないと思います!
君のキャリアの第一歩を、ユニゾンキャリアと共に踏み出そう。
相談は無料なので、まずは気軽に話を聞きに行ってみることをおすすめする。
ユニゾンキャリアを使えば、自分一人では気づけなかった可能性に出会える。