記事の概要
IT業界に興味を持って調べていると、「多重下請け構造」や「業界の闇」という言葉を目にして、不安を感じる就活生も多い。
事実、IT業界に深く根ざした課題であり、君が就職した後の働き方や待遇に大きな影響を与えている。
この構造を知らずに会社を選ぶと、入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性もある。
この記事では、IT業界の多重下請け構造の仕組みと問題点、そして就活生がよい会社を見つけるためのヒントを解説する。
記事を読む
1.IT業界とは何をする業界?
ITとは「Information Technology(情報技術)」の略称だ。
コンピューターやインターネットといった技術を使って、情報を「取得」「加工」「保存」「伝達」するためのサービスを提供する業界全体を指している。
現代社会において、情報技術は電気や水道のようなインフラ(社会基盤)と同じくらい重要になっている。あらゆるビジネスがITを基盤としており、IT業界の役割はますます大…
1.多重下請け構造とは?
多重下請け構造とは、クライアントから仕事を受け、企画した会社が、その仕事を別の会社に頼み、さらにその会社が別の会社に頼む…というように、仕事が何段階も下の会社へと流れていく産業の仕組みを指す。
ちょうどピラミッドのような形になる。
IT業界では特にこの仕組みが当たり前になっており、一番上にはクライアントと直接契約を結ぶ「元請け」の会社がいる。
元請けの会社は、プロジェクト全体の計画を立てたり、進み具合を管理したりする上流工程という役割を担う。
そして、実際にシステムを作る仕事(下流工程)は、下の階層の会社に任せるのが一般的である。
一見すると、役割がはっきり分かれていて効率的に見えるが、階層が深くなるほど、途中で会社がお金を抜き取ったり、情報のやり取りが難しくなったり、実際に働くエンジニアの給料が安くなるなど、さまざまな問題が起こる。
2.多重下請け構造の産業例5選
このピラミッド構造は、IT業界だけの特別な話ではない。
私たちの身の回りにある、日本のさまざまな産業で昔から見られる、ある意味「いつもの仕組み」である。社会を支えるような大きなプロジェクトほど、この形になりやすい傾向がある。
IT業界の話を客観的に理解するためにも、他の業界のことも知っておくと、きっと視野が広がるだろう!
2-1.建設業(都市再開発ビル工事)
最もイメージしやすいのが、建設業界である。
例えば、新しい高層ビルを建てるプロジェクトを想像してみてほしい。
土地の持ち主であるデベロッパーから「ビル一棟、よろしく!」と丸ごと仕事を請け負うのが、スーパーゼネコンと呼ばれる「元請け」だ。
元請けは工事全体のリーダーとして、設計から安全管理まで全ての責任を負う。
そして実際の作業は、「鉄骨はA社」「内装はB社」「電気工事はC社」というように、専門分野ごとに「二次請け」の会社に発注される。
さらに二次請けは、現場で作業する鳶(とび)さんや左官屋さんたち、つまり「三次請け」の職人さんたちに仕事を頼む。
こうして、巨大なピラミッドができ、たくさんの人が関わって、一つのビルが完成するのだ。
2-2.IT/SIer(自治体基幹システム刷新プロジェクト)
これは、IT業界の中心の話である。
例えば、市役所が使っている住民情報や税金を管理するシステムを、20年ぶりに新しくする!といった大きなプロジェクトがあったとする。
市役所から直接頼まれるのが、NTTデータや富士通のような大手IT企業、「元請け」である。これらの会社は市の職員と何度も話し合い、システムの全体像を決めていく。
次に、「会計の部分はA社にお願いしよう」「人事給与の部分はB社に任せよう」というように、二次請けの中堅IT企業に開発を振り分ける。
話はここで終わらない。
A社がさらに「この機能はC社に手伝ってもらおう」とか、B社が「人手が足りないから、D社のエンジニアさんに来てもらおう」といったように、階層がどんどん深まっていくのだ。
2-3.自動車産業(EVモーター用サプライチェーン)
日本が世界に誇る自動車産業も、このピラミッド構造の代表例である。
一番上には、もちろんトヨタやホンダのような自動車メーカー(元請け)がいて、自動車の企画から販売まで、全てに責任を持つ。
では、自動車を構成する何万個もの部品は誰が製造しているかというと、デンソーやアイシンといった巨大な一次部品メーカー(二次請け)である。
さらに、その一次部品メーカーも、モーターの中のコイルなど、より細かい部品を二次部品メーカー(三次請け)に依頼する。
二次部品メーカーは、ネジ一本、素材一枚を三次部品メーカー(四次請け)に…と、ものすごく長くて深い部品供給の連鎖で成り立っている。
これはEV(電気自動車)の時代になっても、基本的には変わらない。
2-4.物流業(宅配ラストワンマイル)
ネットで注文した商品が届く、あの宅配便も多重下請け構造と深く関わっている。
ヤマト運輸や佐川急便のような大手宅配会社(元請け)は、東京と大阪を結ぶような拠点間の大量輸送は、自社の大きなトラックで運ぶ。
しかし、営業所からあなたの家まで届ける「ラストワンマイル」(最後の配達)の部分は、その地域をよく知る中小の運送会社(二次請け)に配達エリアごと任せることが多いのだ。
特に忙しい時期には、二次請けの会社が、軽自動車で配達している個人事業主さん(三次請け)に「手伝って!」と頼むこともある。
Amazonの配達で、普通の軽自動車が荷物を運んでいるのを見たことがないだろうか?あれがまさに多重下請け構造の現れである。
2-5.アパレル(ファストファッション向けOEM)
ZARAやユニクロのようなファストファッションブランドも、実は自社で工場を持っていないことが多い。※一部自社工場で製造。
これらのブランドは、「どんな服が売れるか」という企画やデザイン、宣伝に集中し、実際の服を作ることは外部の専門メーカー(OEM/ODMメーカー)に丸ごとお願いする。これが一次請けのような立場だ。
そして、そのメーカーは、ものすごい量の服を作るために、中国や東南アジアにあるたくさんの縫製工場(二次請け)に作業を振り分ける。
さらにその縫製工場も、生地屋さん(三次請け)や、ボタン・ファスナーの工場(三次請け)から材料を仕入れる。
このように、世界中に広がるピラミッド構造があるからこそ、私たちは安くておしゃれな服を手に入れることができるのだ。ちなみに、グッチなどの有名ブランドの製造工場は日本の町工場にあったりする。
完全無料
手厚いサポートの就活支援!
4.8
Based on 373 reviews
powered by Google
はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
See All Reviews
3.IT業界の多重下請け構造はなぜ問題視されるのか?
さて、他の業界にもあるこの仕組みが、どうしてIT業界では特に「問題だ」とか「闇が深い」などと言われるのだろうか?
それは、この構造が「働くエンジニア本人」「クライアント」「業界全体」という三つの立場、その全てにとって、見過ごせない深刻なデメリットを生み出しているからである。
あなたがこれから飛び込もうとしている業界の、現実的な課題として、しっかり心に留めてほしい点である。
3-1.労働者(エンジニア)にとっての問題点
まず、あなたの将来に最も直接関わる話である。はっきり言って、このピラミッドの下の階層に行けば行くほど、エンジニアにとっては厳しい環境になりがちだ。
一番大きな理由は「中間搾取」と言われる、途中で会社がお金を抜き取ることが要因だ。
階層が1つ深くなるたびに、上の会社が手数料を抜いていくので、現場でやっている仕事は同じなのに、一番下で働くエンジニアの給料はどんどん安くなってしまう。
それに、本当はダメなのだが、契約関係のない上の会社の社員から直接「あれやっといて」のように指示される「偽装請負」も起こりやすい。これにより、長時間労働や無理な要求も断りにくくなってしまう。
さらに、下請けの単純作業ばかりをやらされて、本当にやりたいシステム設計の仕事や、スキルアップにつながる経験が全然積めない…ということも、残念ながらよくある話である。
3-2.発注者(クライアント)にとっての問題点
一見すると、お金を払うクライアント側は、大手企業に任せておけば安心だと思いがちである。しかし、実はそうでもない。
まず、クライアントの「こうしたい」という要望が、間に何社も挟まる伝言ゲームのようになり、現場のエンジニアに届く頃には全く違う意味になっていることがある。
結果として、出来上がったシステムが「なんか思っていたのと違う…」ということになりかねない。
さらに、クライアントが支払った高いお金の大部分は、途中の会社の手数料として消えていくことがある。実際に開発に使われるお金はほんのわずか、なんてことも。
これでは、支払ったお金に見合うだけの効果が得られないことになる。関わる会社が増えれば、それだけ大切な情報が外に漏れるリスクが高まるのも、当然の話である。
3-3.業界全体にとっての問題点
もっと大きな視点で見ると、多重下請け構造は、日本のIT業界全体の力を弱めてしまっているとも言われている。
本来、新しい技術で業界を引っ張っていくべき大手企業が、開発の実際の仕事を全て下請けに丸投げし、自分たちは管理ばかりやるようになる。
そうすると、業界全体で技術を育てていく力がどんどん弱くなってしまうのだ。これを「産業の空洞化」と呼んだりする。
結果として、面白い新しい技術やサービスが生まれにくくなり、エンジニアがきちんと評価されて高い給料をもらえる海外のIT企業に、どんどん差をつけられてしまうのだ。
優秀な学生が「IT業界って、なんだか夢がないな…」と敬遠したり、腕のあるエンジニアが海外に出て行ってしまったりする原因にもなっているとしたら、とても悲しいことである。
4.IT業界の多重下請け構造におけるメリット
問題点が多いように見える多重下請け構造だが、なぜこの構造がなくならないのだろうか?と不思議に思うかもしれない。
それは、なんだかんだ言って、この仕組みがそれぞれの会社にとって、それなりに「よい点」や「都合のよい点」があるからである。
物事の片面だけでなく、こういう裏側も知っておくのが、深い業界研究というものだ。
クライアントからすれば、窓口を大手企業1社に絞れるため、管理がとても楽になる。
元請けの大手IT企業にしてみれば、正社員をたくさん抱えるリスクなしに、プロジェクトの大きさに合わせて人を集められる。そして、開発を下請けに任せて、自分たちは手数料でしっかり利益を出す。これが彼らのビジネスの基本なのだ。
では、下請けの中小企業は損ばかりかというと、そうでもない。
自分たちで必死に営業しなくても、上の会社から安定して仕事をもらえる。技術はあるけど営業は苦手、という会社にとっては、まさに生命線である。
こうして、みんながそれぞれのリスクを避けて、足りない部分を補い合う、ある意味で「うまくできた仕組み」として、この構造は今日も回り続けているのだ。
完全無料
手厚いサポートの就活支援!
4.8
Based on 373 reviews
powered by Google
はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
See All Reviews
5.IT業界の就活はピラミッド上位を目指すことが大事
ここまで色々と話してきたが、あなたが就活で目指すべき道は、もうはっきりしたのではないだろうか?
やはり「ピラミッドの上位」を目指すことが、あなたの未来を考えると、とても大切になってくる。
もちろん、会社の大きさだけで全てが決まるわけではない。
しかし、このIT業界の構造に限って言えば、あなたがどの階層の会社に入るかで、給料や仕事の面白さ、そして何よりも将来のキャリアが、良くも悪くも大きく左右されてしまうという現実は、知っておくべきである。
5-1.一次受けの企業は大手SIer・コンサルティングファーム
ピラミッドのてっぺんにあり、お客さんから直接プロジェクトを請け負うのが一番上の会社である。
NTTデータや富士通のような大手IT企業、アクセンチュアのようなコンサルティング会社がこれに当たる。大塚商会や
これらの会社の仕事は、お客さんと話して課題を見つけ、「こんなシステムを作りましょう!」と企画して、プロジェクト全体を成功に導くことだ。
給料や福利厚生は文句なしに業界トップクラスであり、社会に大きな影響を与えるような大きな仕事ができるのは、やはり魅力的である。
ただし、正直に言うと、人気も就職の難しさも非常に高い。
5-2.二次受けの企業は中堅SIer、独立系SIer
一番上の会社から、もっと具体的な開発の仕事を請け負うのが二番目の会社である。
中堅どころのIT企業や、どこかのグループに属さない独立系のIT企業が中心となっている。
一番上の会社よりも、実際に手を動かす「技術」に近い仕事、つまり設計やプログラミングにしっかり関われるのが面白いところだ。
一次受けの会社ほどではないが、働きやすく給料もよい優良企業もたくさんある。逆に言えば、このあたりに内定が取れれば、一般学生にとって就活は大成功といえるだろう。
5-3.三次受けの企業は大手SES(客先常駐)企業
この階層あたりから、SES(システムエンジニアリングサービス)、つまり「客先常駐」という働き方がメインとなる。
自分の会社のオフィスではなく、お客さんや上の階層の会社のオフィスに常駐して働くスタイルだ。
大手や中堅のSES企業が多く、色々な会社のプロジェクトを経験できるというメリットはある。
しかしその反面、自分の会社への愛着が湧きにくかったり、働く環境が常駐先によって全く違ったりする。給料も、二番目の会社までに比べると、少し下がってしまうことが多い。
未経験からでもチャレンジしやすいという意味では、IT業界への入り口としては広いが、その先どうやってキャリアを上げていくかがとても大切になる。
とはいえ、採用枠から考えると多くの学生にとっても大手SES企業に入社することができれば、「大成功」まではいかないが、「成功」といえる。
5-4.四次受けの企業は中規模SES(客先常駐)企業
三番目の会社で人が足りないときに、さらに細かく分けられた作業や、人手不足を補うためにプロジェクトに参加するのが四番目の会社である。中規模のSES企業が多いだろう。
仕事内容も、プログラミングやテストといった、かなり限られた業務が中心になる。ここまで来ると、プロジェクトの全体像がほとんど見えなくて、ただ言われたことをこなす「作業をする人」という感じが強くなってしまうかもしれない。
待遇面もやはり厳しくなってきて、同じITエンジニアという名前でも、ピラミッドの上とは全く違う世界が広がっているのが現実である。
5-5.五次受けは小規模SES(客先常駐)企業、個人事業主(フリーランス)
ピラミッドの下層である。小規模なSES企業や個人事業主(フリーランス)の人がこの立場で仕事をすることもある。
仕事内容は、ひたすらテストを繰り返したり、データを入力したりと、専門スキルがあまりいらない単純作業が増えてくる。
ここで一つ、注意してほしいのが「フリーランス」という言葉の響きである。
なんだか自由でかっこよく聞こえるかもしれないが、スキルも人脈もないうちからフリーランスになっても、結局はこのピラミッドの末端の仕事しかもらえない、なんてことになりがちだ。
そのため、新卒で入社する会社は、将来を見据えてエンジニアとして育成してくれる、ピラミッド上位の優良企業を選ぶことが重要である!!
完全無料
手厚いサポートの就活支援!
4.8
Based on 373 reviews
powered by Google
はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
See All Reviews
6.優良企業への就活はIT専門のユニゾンキャリア
IT業界のリアルな構造と、ピラミッド上位を目指す重要性は理解できたのではないだろうか?
しかし、次に「どうすれば優良企業に入れるのか」という新たな不安は尽きない。例え、ポテンシャルがあっても、就活の情報戦で立ち回れなかったり、自己分析で悩んだりするケースは少なくない。
ユニゾンキャリアでは、IT業界に特化した就職支援を行っているため、ぜひ活用して欲しい。
6-1.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー①
成功者インタビューより
就職活動で不安だったことは何ですか?
企業から内定をもらえるのかが不安でした。
長期インターンにも行ってないし、他の人と差をつけられるガクチカもなかったので、このままだと内定をもらえないんじゃないかと思って…。
このままだったら、内定がないまま就職活動が長引いてしまいそうだなと不安でしたね。
人の手を借りた方がいいかなと思った時に、IT就活に詳しい人を探してユニゾンキャリアさんに出会いました。
何社に応募して何社から内定をもらいましたか?
5社応募して、そのうち2社は辞退、1社から内定をもらいました。
実質、3社中1社から内定をもらえたんですよ!
第一志望の企業からの内定は嬉しかったです。
何社に応募して何社から内定をもらいましたか?
5社応募して、そのうち2社は辞退、1社から内定をもらいました。
実質、3社中1社から内定をもらえたんですよ!
第一志望の企業からの内定は嬉しかったです。
6-2.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー②
成功者インタビューより
就活の軸はなんですか?
開発エンジニアになれるかどうかが一番大きな軸でしたね!そのうえで、業界には特にこだわりはなかったんですけど、自社開発かSIerがいいなって思ってました。
あとは、給与とか社内の雰囲気も結構こだわっていました。やっぱり雰囲気の悪いところでは働きづらいと思うので…
就職活動を始めた時の経歴を教えてください!
就活を始めたのは専門学校1年生の1月頃だったと思います。
まだ学校に入って1年も経っていなかったんですが、2年制の専門学校だったので、IT業界の理解があまり無い状態でも始めなければいけませんでした。
「何から始めればいいんだろう」って感じでした。
ユニゾンキャリアではどんな選考対策を行いましたか?
まず就活の方向性を決めるところから始めました。SIerとかSES、自社開発の違いもよくわかっていなかったんで、担当アドバイザーの橋本さんから資料をもらって解説してもらいました。そしたら「自社開発いいな」って思い始めて。
そこから面接対策に入って、橋本さんからもらった資料をもとに、面談で練習しました。「こんな感じで答えようと思うんですけど、どうですか?」って聞いたら、「そうじゃなくて、こう言った方がいいよ」みたいに具体的にアドバイスしてくれて。
これがめっちゃ役立ちました!自分の言葉で話せるようになったし、自信も持てるようになりましたね。
橋本さんのサポートのおかげで、面接でもしっかり自分をアピールできたと思います。
あなたの可能性を、私たちと一緒に見つけに行きませんか。まずは無料相談で、あなたの悩みや想いをお聞かせください。下のボタンからお気軽にお申し込みください。