記事の概要
「IT業界は将来性があるけど、激務なんでしょ?」と多くの就活生が、そんな不安を抱えている。求人票に書かれた「平均残業20時間」という数字は、果たして本当に信じていいのだろうか。
ここではまず、数字の裏に隠されたカラクリや、今も蔓延る「見えない残業」の実態を明らかにする。
その上で、君がブラック企業を避け、ホワイトな環境でキャリアをスタートさせるための就活戦略を授ける。
この記事は、IT業界の残業の不安を解消し、後悔しない企業選びをするための羅針盤になるだろう。
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1.IT業界とは何をする業界?
ITとは「Information Technology(情報技術)」の略称だ。
コンピューターやインターネットといった技術を使って、情報を「取得」「加工」「保存」「伝達」するためのサービスを提供する業界全体を指している。
現代社会において、情報技術は電気や水道のようなインフラ(社会基盤)と同じくらい重要になっている。あらゆるビジネスがITを基盤としており、IT業界の役割はますます大…
1.IT業界の平均残業時間はどのくらい?
まず、客観的な事実から見ていこう。厚生労働省の統計や民間の調査データを紐解くと、意外な事実と、数字だけでは見えない業界の構造が浮かび上がってくる。
ここで重要なのは、データを鵜呑みにせず、「なぜそうなるのか?」という背景まで考えることだ。
- 日本平均とIT業界の平均残業時間の差
- 【業界別】平均残業時間ランキング
- 【IT職種別】平均残業時間ランキング
1-1.日本平均とIT業界の平均残業時間の差
厚生労働省が発表している「毎月勤労統計調査(令和5年分結果確報)」によると、調査産業全体の一般労働者における月間の平均所定外労働時間(残業時間)は13.8時間であった。
日本平均とIT業界の平均残業時間の差は以下の通りです。
比較対象 | 平均所定外労働時間(残業時間) |
---|
全産業 | 13.8時間 |
IT企業 | 16.2時間 |
参照:毎月勤労統計調査(令和5年分結果確報)
これに対し、IT業界が含まれる「情報通信業」の平均残業時間は16.2時間となっている。
この数字だけを見ると、「あれ、思ったより差がないな」と感じるのではないだろうか。そう、実はIT業界だけが突出して残業が多いというわけではないのだ。
しかし、この「平均」という言葉には注意が必要だ。この数字は、定時で帰る人が多い企業と、月80時間の残業が常態化している企業を全て一緒くたにした結果に過ぎない。
このデータから我々が読み取るべきは、「IT業界の残業時間は企業や働き手によって極端な差がある」という事実なのである。
1-2.【業界別】平均残業時間ランキング
大手転職サービスdodaが発表した「平均残業時間ランキング(2023年)」を見てみると、IT/通信業界全体の平均残業時間は20.5時間となっている。
dodaが2023年に公開した「平均残業時間ランキング【98職種別】」は以下の通りです。
順位 | 職種 | 残業時間 |
---|
第1位 | プロデューサー/ディレクター/プランナー(出版/広告/Web /映像関連) | 42.2時間 |
第2位 | 設計監理/コンストラクションマネジメント | 39.1時間 |
第3位 | 建築設計/デザイン/積算/測量 | 31.1時間 |
第4位 | ITコンサルタント(アプリ) | 30.2時間 |
第5位 | 店長 | 30.0時間 |
参照:平均残業時間ランキング【91職種別】
全98業種の中で見ると、1位の「プロデューサー/ディレクター/プランナー(出版/広告/Web /映像関連)」(42.2時間)や2位の「設計監理/コンストラクションマネジメント」(39.1時間)などと比較すれば、決してトップクラスに多いわけではないことがわかる。
このデータは、IT業界が「残業の多さ」だけで語られるべきではないことを示している。
むしろ、働き方改革の影響もあり、業界全体として労働時間を是正しようという動きが着実に進んでいる証拠ともいえるだろう。
だが、安心するのはまだ早い。問題は業界全体の話ではなく、君が入社する「一社」がどうなのか、という点に尽きるからだ。
1-3.【IT職種別】平均残業時間ランキング
「IT業界」と一括りにする危険性は、職種別のデータを見ると明らかになる。同じくdodaの調査によると、IT技術職の中でも残業時間には大きなばらつきがある。
例えば、「ITコンサルタント」は27.1時間と比較的長い一方、「社内情報システム/ヘルプデスク」は14.5時間、「研究開発」は16.8時間と、日本人の平均よりも短い職種も存在するのだ。
Web・クリエイティブ職に目を向けても、「Webサービスエンジニア」は17.1時間であるのに対し、「プロデューサー/ディレクター」は25.3時間と差がある。
このことから、IT業界で働くといっても、どの職種を選ぶかによって働き方が全く異なることがわかる。
君が目指す職種は残業が多い傾向にあるのか、少ない傾向にあるのか。それを知ることが、企業選びの第一歩となる。
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4.8
Based on 373 reviews
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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2.IT業界における長時間労働との戦い
少し前までは「IT業界=ブラック」というイメージが定着していたのも事実だ。
なぜIT業界は長時間労働の温床となり、今、どのように変わろうとしているのか。歴史的背景を知ることは、業界の体質を理解する上で重要である。
2-1.かつてIT業界は残業の温床だった…
1990年代から2000年代にかけて、IT業界は「新3K(きつい、厳しい、帰れない)」と揶揄されるほど、過酷な労働環境が問題視されていた。
その背景には、急成長する市場に対してIT人材の供給が全く追いついていなかったことがある。
少ない人数で大量の仕事をこなさなければならず、結果として一人当たりの負荷は増大した。加えて、当時は労働時間に対するコンプライアンス意識も低く、徹夜や休日出勤が半ば常態化していた。
クライアントからの急な仕様変更や短納期要求も当たり前で、プロジェクトが炎上し、出口の見えない長時間労働が続く「デスマーチ」は、決して珍しい話ではなかった。
この時代の過酷なイメージが、今もなお語り継がれているのである。
2-2.働き方改革による長時間労働の大幅規制
そんなIT業界の暗黒時代に、大きな転機が訪れた。
それが2019年4月から順次施行された「働き方改革関連法」だ。この改革の目玉の一つが、労働基準法に定められた「36協定」における時間外労働の上限規制である。
これにより、法律で定められた残業時間の上限は「原則、月45時間・年360時間」とされ、臨時的な特別な事情がなければこれを超えることはできなくなった。
違反した企業には罰則が科されるため、企業側もコンプライアンスを意識せざるを得なくなったのだ。
この法的な強制力が、IT業界全体の長時間労働にブレーキをかける大きな要因となった。
つまり、かつてのように「無限に残業させられる」という状況は、法的には過去のものとなった。
3.就活生が知っておきたい平均残業時間のからくり
法規制によって残業は減った。データ上もそうだ。しかし、「IT業界はホワイトになったんだ!」と安心するのはあまりにも早計だ。
なぜなら、君が求人情報で目にする「平均残業時間」という数字には、巧妙なカラクリと、就活生からは見えない闇が隠されているからだ!
- 平均はどこまでいっても平均である
- 平均残業時間はあくまで勤怠上の処理
- 管理職には残業の概念が消え去る件
- 時間ではなく支払いがあるかが重要
3-1.平均はどこまでいっても平均である
「平均残業時間20時間」と聞いて、君はどう思うだろうか?
「1日1時間くらいなら、まあ許容範囲かな」と思うかもしれない。だが、これは大きな罠だ。
平均20時間という数字は、全く残業しない部署の3人と月80時間残業する部署の1人がいる会社でも作り出せる。
君が配属されるのが、その後者の部署だったら目も当てられない。求人情報の平均値は、あくまで会社全体の平均でしかないことを肝に銘じるべきだ。
本当に知りたいのは、自分が配属される可能性のある部署やチームのリアルな残業時間。平均値という心地よい響きに騙されてはいけない。
むしろ、都合の良い数字だけをアピールしてくる企業ほど、警戒が必要かもしれない。
3-2.平均残業時間はあくまで勤怠上の処理
さらに恐ろしいのは、この「平均残業時間」が、あくまでタイムカードや勤怠システム上で記録された時間に過ぎないという事実だ。
IT業界には、残念ながら今も「サービス残業」という悪しき文化が根強く残っている企業がある。
例えば、定時にタイムカードを切り、そこから「自主的な勉強」という名目で仕事を続ける。
あるいは、終わらない仕事を家に持ち帰って深夜まで作業する。これらは勤怠記録に残らないため、表向きの残業時間はゼロとなる。
会社が公表している残業時間が極端に少ない場合、それは本当に業務効率が良いホワイト企業なのか、それともサービス残業が蔓延しているブラック企業なのかを見極める必要があるんだ。
意外と大手でも、持ち帰り残業や記録されていない残業などもあるから実態を知ることが大事!
3-3.管理職には残業の概念が消え去る件
少し先のキャリアの話になるが、知っておいて損はない。労働基準法では、「管理監督者」に対しては残業代を支払う義務がないと定められている。
そのため、企業によっては若手を早期に「名ばかり管理職」に昇進させ、残業代を払わずに長時間労働を強いるケースがある。
君の数年後、役職がついた途端に給料は少し上がるが残業代はゼロになり、責任と労働時間だけが激増する…なんてこともあり得るのだ。
面接などでキャリアパスについて質問する際に、若手管理職の働きぶりについて探りを入れてみるのも、企業の体質を見抜く一つの手かもしれない。
3-4.時間ではなく支払いがあるかが重要
ここまで残業時間の話をしてきたが、本質的な問題を履き違えてはいけない。
重要なのは、労働時間の長さそのものよりも「働いた分の対価が正当に支払われているか」だ。
36協定の範囲内で、働いた分の残業代が1分単位でしっかりと支払われるのであれば、それは健全な状態といえる。
本当に問題なのは、勤怠記録に残らないサービス残業や、みなし残業代の範囲を大幅に超える労働を無給で強いられることだ。
残業時間の長短だけで企業を判断するのではなく、その会社が労働に対して誠実な対価を支払う文化を持っているか。
その視点を持つことが、ブラック企業を見抜く上で最も重要な鍵となる。
4.今だに蔓延るIT業界の見えない残業の正体
法規制をかいくぐり、勤怠記録にも現れない。そんな巧妙で悪質な「見えない残業」は、今もなおIT業界の至る所に存在している。
まるで、平穏な日常に潜む時限爆弾のようだ。いつ、どんな形で君の身に降りかかってくるかわからない。ここでは、特に注意すべき3つの危険なシグナルについて解説する。
- 納期に間に合わなければ勤怠後に…
- デスマーチにランダムエンカウント
- フレックスタイム制という名の悪魔
4-1.納期に間に合わなければ勤怠後に…
IT業界の仕事は、常に「納期」との戦いだ。
クライアントに約束したリリース日、プロジェクトのスケジュール。これらは絶対であり、エンジニアは納期を守るために全力を尽くす。
プロジェクトにトラブルはつきもの。予期せぬバグ、急な仕様変更…。計画通りに進まないことなど日常茶飯事だ。
そうなった時、「納期に間に合わせるためなら仕方ない」という同調圧力のもと、勤怠を切った後に仕事を続ける空気が生まれることがある。
特に真面目で責任感の強い人ほど、このプレッシャーに抗えず、自ら進んでサービス残業の泥沼に足を踏み入れてしまうんだ。
これは個人の問題ではなく、チームや企業のマネジメントの問題である。
4-2.デスマーチにランダムエンカウント
デスマーチとは、プロジェクトが破綻に瀕し、メンバーが心身をすり減らしながら、ただひたすらにゴール(という名の納期)を目指して働き続ける状態を指す。
普段はホワイトな環境の企業でも、無謀なプロジェクト計画、クライアントとのコミュニケーション不全、技術的な問題などが重なると、突如としてデスマーチにエンカウントすることがある。
それは、ある日突然、君の日常を奪い去る災害のようなものだ。一度巻き込まれれば、月100時間を超える残業も珍しくなく、プライベートの時間は消滅する。
このリスクを完全にゼロにすることは難しいが、炎上プロジェクトが多発している企業でないか、見極める必要はある。
デスマーチとは
プロジェクトが破綻寸前でありながら、極端な長時間労働や過酷な労働環境下で開発を続ける絶望的な状況を指す俗語。「死の行進」という文字通りの意味で、心身をすり減らしながら、終わりが見えないゴールに向かって進まざるを得ないプロジェクトの悲惨さを表現している。
4-3.フレックスタイム制という名の悪魔
「フレックスタイム制」と聞くと、自由な働き方ができるホワイトな制度に聞こえるだろう。確かに、多くの場合はそうだ。
しかし、この制度が悪魔に変わる瞬間がある。それは、労働時間の管理が個人の裁量に委ねられすぎた時だ。
例えば、「コアタイムの11時〜15時だけ出社すればOK」というルールだったとしよう。
日中の会議や打ち合わせで仕事が終わらず、残りのタスクは家に持ち帰って夜中まで作業する。勤怠上は定時で退社したことになっている…。
このように、フレックスタイム制は、見かけ上の労働時間を短く見せかけ、実質的な長時間労働を隠蔽するための隠れ蓑として悪用されやすい側面も持っている。
自由な働き方の裏に潜む危険性を、君は見抜けるだろうか。
5.IT業界で残業を華麗に回避するための戦略
ここまで散々、IT業界の残業の闇について語ってきた。もしかしたら、「やっぱりIT業界はやめておこうか…」と怖気づいてしまったかもしれない。
だが、待ってほしい。危険な罠の場所を知っていれば、避けて通ることができる。ここでは、IT業界の構造を逆手に取り、残業を華麗に回避してホワイトなキャリアを歩むための、具体的な3つの戦略を授けよう。
- 実は大手SES企業は残業が少ない
- インフラ職は交代制で残業が出にくい
- 両面型のIT専門の就活エージェントは神
5-1.実は大手SES企業は残業が少ない
「SESは案件ガチャで危険」というイメージがあるかもしれないが、それは一面的な見方に過ぎない。
特に、コンプライアンス意識の高い大手SES企業は、実は残業が少ない優良企業であることが多い。
なぜなら、彼らが残業を抑制するように働いているからだ。SESでは、客先企業との契約で労働時間(例:月140時間〜180時間)が厳密に定められている。
もしこの時間を超えて働かせた場合、客先は追加料金を支払わなければならない。
そのため、客先企業は無駄な残業をさせないように努めるのだ。結果として、エンジニアは契約時間内で仕事を終え、定時で帰りやすいという構造が生まれる。
イメージだけで敬遠せず、ビジネスモデルから働き方を考察することが重要だ。
5-2.インフラ職は交代制で残業が出にくい
職種選びも重要な戦略の一つだ。特に、システムの基盤を支える「インフラエンジニア」は、働き方の特性上、残業が出にくい傾向にある。
サーバーやネットワークは24時間365日、決して止まることが許されない。そのため、インフラエンジニアの多くは、日勤・夜勤といったシフト制・交代制で勤務している。
自分の勤務時間が終われば、次の担当者に業務を引き継いで帰るため、開発職のように「キリの良いところまで」といった曖昧な残業が発生しにくい。
もちろん、大規模な障害発生時には緊急対応が必要になることもあるが、慢性的な長時間労働に陥るリスクは比較的低いといえるだろう。
5-3.両面型のIT専門の就活エージェントは神
最も強力に回避する方法は、「両面型」のIT専門就活エージェントに相談することだ。
就活エージェントには、企業担当と学生担当が分かれている「分業型」と、一人のコンサルタントが企業と学生の両方を担当する「両面型」がある。
「両面型」のコンサルタントは、求人を出している企業の内部事情に詳しい。
普段からその企業の採用担当者と直接やり取りし、どんな人材を求めているか、社内の雰囲気はどうか、実際のところ、残業はどのくらいあるのかといった生の情報を把握しているからだ。
君が知らない企業のリアルな情報を持っており、ミスマッチのない最適な企業を紹介してくれる、まさに「神」のような存在だ。
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4.8
Based on 373 reviews
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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6.IT業界専門の就活支援ならユニゾンキャリア
ここまで読み進めてくれた君なら、もうお分かりだろう。
IT業界でブラック企業を避け、自分に合ったホワイトな環境を見つけるためには、信頼できる情報源とそれを基にした正しい戦略がいかに重要かということを。
その「神」のようなエージェントこそが、何を隠そう、私たち「ユニゾンキャリア」だ。(笑)
私たちは、IT業界に特化した両面型の就活エージェントとして、就活を成功に導くためのサポートをしている。
6-1.ユニゾンキャリアの就活成功体験談①
成功者インタビューより
就活で不安だったことは何ですか?
納得して入社できる企業から内定をもらえるかわからなくて不安でした。
自分が働きたいと思える会社があったとしても、そこから内定もらえるとは限らないし…。
「今、内定もらってる企業は自分にとってベストなんだろうか?」って悩んでました。
就活は妥協するものじゃないと思いつつも、どこにも就職できないんじゃないかっていう不安もあって…。気持ちの整理がつかない時期がありましたね。
何社に応募して何社から内定をもらいましたか?
3社に応募して、1社から内定をもらいました。
第一志望の企業から内定をもらった時点で、1社の選考を辞退したので、2社中1社から内定をもらえました!
橋本さんが企業ごとにの面接対策を教えてくれたおかげです。
ユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
最初から最後まで橋本さんに手厚くサポートいただいて感謝の気持ちでいっぱいです…!
IT業界について知れたおかげで、面接で自信を持って話せました。
橋本さんはいつも親身になって相談にのってくれて、背中を押してくれる存在でしたね。
すごく心強かったですし、就活生のことを本気で考えてくれてると思いました。
6-2.ユニゾンキャリアの就活成功体験談②
成功者インタビューより
いつからITに興味を持ち始めたんですか?
ITに興味を持ったきっかけは、学校の実習先でITシステムを駆使している社員さんの姿を見て、やっぱりITの力は大事なんだなと思ったからです。
実習ではドレスショップの運営をお手伝いしているんですが、そこでITシステムを使ってお客様の個人情報などを管理しています。
具体的には、個人情報の管理にシステム開発ツール「kintone(キントーン)」を使っていたので、ITが必要不可欠なんだなと実感しました。
就職活動で不安だったことはありますか?
そもそもITの知識がなかったので、「IT企業にとって自分は必要ではないのかな」と不安を感じていました。当然、志望企業からの内定をいただけるイメージも湧かず…。
そんな不安をずっと抱える中で、ユニゾンキャリアさんに相談することにしたんです。担当キャリアアドバイザーの橋本さんから就職活動で必要なITの知識を教えてもらったので、選考が通るようになり、自信がつきました。
最後に、ユニゾンキャリアを利用してどう思ったのか、正直な感想をお聞かせください!
本当に感謝しています!担当キャリアアドバイザーの橋本さんには、頭が上がりません。
当初の就職活動は、たまに学校の職員との面談があるだけで基本的に1人で進めていたので、すごく心細かったんです。自分がマイナス思考の性格だったこともあり、就職活動を思うように進められなかった時もありました。
橋本さんは、ITの知識を教えてくれるところから始まり、自分に合った会社の紹介から面接対策まで対応してくれました。橋本さんとの面談を通じて「未経験からIT業界に進んでもいいんだ!」と自信を持って選考を進められました。本当にありがとうございました!
ユニゾンキャリアは、IT業界に特化した両面型の就活エージェントだ。
私たちは企業の採用担当者から、残業時間や社風といったリアルな情報を直接ヒアリングしている。
だからこそ、君が安心して働けるホワイトな企業を厳選して紹介できるんだ。少しでも興味を持ったら、まずは下のボタンから無料相談に申し込んでみて欲しい。