記事の概要
ハードウェア業界は、PCやスマホ、自動車など、形ある製品を生み出すものづくりの中心だ。
職種は多岐にわたり、設計開発を行うエンジニアから、技術知識を活かす営業、生産管理まで幅広い。IoTやAIの普及で技術革新が進み、文系・理系問わず活躍の場は広がっている。
この記事では、ハードウェア業界の職種を一挙紹介し、将来性や選び方まで解説していく。
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1.IT職種とは?
IT職種とは、一言でいえば「IT(情報技術)を活用して企業の課題解決やサービスの創出に貢献する仕事」全般を指す。必ずしもIT業界に限定されるものではなく、今やあらゆる業界でIT技術は不可欠な存在だ。
そのため、IT職種はIT業界の企業で働く人々だけでなく、メーカーや金融、商社などで情報システム部門やDX推進部門に所属する人々も含まれる。
1-1.IT職種と非IT職種の違い
IT職種と非IT職…
1.ハードウェア業界の職種は5分類できる
ハードウェア業界の職種は、大きく5つのカテゴリーに分けられる。
技術職だけでなく、文系でも活躍できる職種が多く存在する。それぞれの役割を理解することが、自分に合ったキャリアを見つける第一歩となる。
- 技術力を持つエンジニア職
- 技術的な知識を持つ営業職
- 技術的なサポートを行う職
- 生産現場を支える技術職
- 企業活動を支える管理系職
これらの職種は互いに連携し合いながら、一つの製品を世に送り出している。
エンジニアが設計したものを、生産現場が形にし、営業が顧客へ届けるという流れがある。さらに、管理部門が組織全体を支えることで、企業活動が成り立つ。
それぞれの職種が持つ役割の重要性を認識し、全体像を把握することから始めてほしい。
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Based on 373 reviews
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
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特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
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また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
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水野貴仁09:51 04 Jun 25
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仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
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何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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2.ハードウェア業界の職種一覧
ハードウェア業界には、製品の開発から販売、サポートに至るまで、多様な職種が存在する。
ここでは、それぞれの職種がどのような役割を担い、どのようなスキルが求められるのかを紹介する。自分がどのポジションで力を発揮できそうか、イメージしながら読み進めてほしい。
- 技術力を持つエンジニア職一覧
- 技術的な知識を持つ営業職一覧
- 技術的なサポートを行う職一覧
- 生産現場を支える技術職一覧
- 企業活動を支える管理系職一覧
2-1.技術力を持つエンジニア職一覧
ものづくりの根幹を担うのが、技術力を持つエンジニア職だ。
この分野では、専門的な知識と技術力が求められるため、理系出身者が多く活躍しているが、職種によっては文系出身者がプログラミングスキルを身につけて活躍するケースもある。
以下に、代表的な職種をまとめた。
| 職種名 | 概要 | 主な業務内容 |
|---|
| 組み込みエンジニア | ハードウェアを動かすソフトを作る | 家電や自動車の制御システム開発 |
| 回路設計エンジニア | 電子回路の設計を行う | 基板設計、回路シミュレーション |
| 機械設計エンジニア | 製品の形状や機構を作る | 筐体設計、構造解析、3D-CAD作成 |
| 研究開発職 | 新技術や新素材を研究する | 次世代技術の実験、プロトタイプ作成 |
上記は、ものづくりの最前線に立ち、技術力で世界を変える役割を担う職種です。
なぜなら、革新的な製品を生み出すためには、各分野の専門家が知識を結集させる必要があるからだ。
一つのスマホを作るにしても、筐体を作る機械設計、基板を作る回路設計、動作を制御するソフト設計が連携しなければ完成しない。
自分の技術が形になり、多くの人に使われる達成感を得たい人にとって、これ以上ない環境となる。
2-2.技術的な知識を持つ営業職一覧
自社の製品を顧客に提案し、導入につなげるのが営業職の役割だ。
ハードウェア業界の営業は、単に商品を売るだけでなく、技術的な提案が求められる場面が多い。そのため、製品の仕組みや技術的な仕様を深く理解する必要がある。
実際に、営業職には以下のような職種がある。
| 職種名 | 概要 | 主な業務内容 |
|---|
| セールスエンジニア | 技術的なサポートを行う営業 | 顧客への技術提案、導入支援 |
| プリセールス | 営業段階で技術支援を行う | 要件ヒアリング、デモ実施、見積作成 |
| 海外営業 | 海外市場へ製品を展開する | 現地代理店管理、輸出業務、展示会出展 |
製品の魅力を正しく伝え、顧客のビジネスを成功に導くのが技術営業職の使命になる。
高度な技術製品を扱うハードウェア業界では、顧客の課題を技術的な視点で理解し、最適な解決策を提示する力が不可欠だからだ。単にカタログを渡すだけでなく、顧客の現場に入り込み、導入後の運用まで見据えた提案を行うケースも多い。
技術への知的好奇心と対人スキルを掛け合わせ、顧客と開発現場の架け橋になりたい人に適している。
2-3.技術的なサポートを行う職種一覧
製品を導入した顧客が、安心して使い続けられるように支援するのがサポート職だ。
トラブルが発生した際の対応や、定期的なメンテナンス、使い方の指導などを行う。
顧客満足度を維持・向上させるために欠かせない存在であり、技術的な知識に加え、丁寧な対応力が求められる。この職種は、以下のように分類される。
| 職種名 | 概要 | 主な業務内容 |
|---|
| テクニカルサポート | 技術的な問い合わせに対応 | トラブルシューティング、操作案内 |
| フィールドエンジニア | 現場で修理や点検を行う | 機器の設置、保守点検、修理対応 |
| カスタマーサクセス | 顧客の成功を支援する | 活用方法の提案、解約防止、利用促進 |
| サービスエンジニア | 機器のメンテナンスを行う | 定期点検、部品交換、緊急修理 |
顧客と長期的な信頼関係を築き、製品の価値を最大化するのがサポート職の役割となる。
製品は売って終わりではなく、安定して稼働し続けることで初めて顧客の役に立つ。
現場での迅速な修理対応や、問い合わせに対する的確なアドバイスは、企業の評判を左右する。
そのため、サポート職は困っている人を助けることに喜びを感じ、誠実な対応で信頼を得たいと考える人に向いている。
2-4.生産現場を支える技術職一覧
生産技術職は、設計された製品を、高品質かつ効率的に量産するための体制を整える。
工場のライン設計や品質管理、生産計画の立案などを担当する。製品のコストや納期に直結する重要なポジションであり、ものづくりの現場を指揮する司令塔のような役割を果たす。
主な職種は、以下のとおりだ。
| 職種名 | 概要 | 主な業務内容 |
|---|
| 生産技術 | 製造ラインの構築・改善 | 設備導入、工程設計、コストダウン |
| 品質管理 | 製品の品質を保証する | 不良品分析、検査基準作成、ISO管理 |
| 生産管理 | 生産のスケジュール管理 | 納期管理、在庫管理、資材発注 |
| 工場長候補 | 工場全体の運営管理 | 労務管理、予算管理、安全管理 |
高品質な製品を、効率よく世界中に届けるための基盤を作るのが生産関連の技術職だ。
設計図を実製品にするプロセスには、コスト、納期、品質といった多くの制約があり、それをクリアするのが腕の見せ所だろう。
工場の設備導入から日々の生産コントロールまで、現場の指揮官として多くの関係者を巻き込みながら業務を進めていく。
そのため、生産関連の技術職は、チームで成果を上げることにやりがいを感じる人におすすめしたい。
2-5.企業活動を支える管理系職一覧
管理系の職種は、企業の経営資源である「ヒト・モノ・カネ・情報」を管理し、組織全体を支える。
直接製品を作るわけではないが、エンジニアや営業が円滑に仕事を進めるための環境を整える重要な役割を担う。
ハードウェア業界ならではの専門知識が求められることもある。代表的な職種を見てみよう。
| 職種名 | 概要 | 主な業務内容 |
|---|
| 社内SE | 社内システムの運用管理 | インフラ構築、ヘルプデスク、DX推進 |
| 資材調達・購買 | 部品や材料を仕入れる | サプライヤー選定、価格交渉、納期管理 |
| 事務職(営業事務など) | 現場の業務をサポート | 受発注処理、書類作成、電話対応 |
| 人事・総務 | 社員や職場環境の管理 | 採用活動、給与計算、福利厚生整備 |
組織の根幹を支え、企業の成長エンジンを止めないのが管理系職の務めになる。
エンジニアや営業が前線で戦うためには、物資の供給やIT環境、人材管理といった後方支援が機能していなければならない。
世界中から最適な部品を調達したり、社内システムを最新化して業務効率を高めたりと、経営に直結するダイナミックな仕事も多い。
組織全体を見渡し、自分の専門性を活かして会社を安定させたいと願う人にとって、魅力的な選択肢となる。
3.ハードウェア業界のおすすめ職種ランキング
ハードウェア業界の職種選びにおいて、「何を重視するか」は人それぞれ異なる。
年収の高さ、残業の少なさ、将来性など、重視するポイントによっておすすめの職種も変わってくる。
ここでは、いくつかの切り口でハードウェア業界の職種をランキング形式で紹介していく。君の価値観に合った職種を見つけるヒントにしてほしい。
- 高年収の職種ランキングTOP5
- 残業が少ない職種ランキングTOP5
- 将来性のある職種ランキングTOP5
- 文系におすすめ職種ランキングTOP5
- 理系におすすめ職種ランキングTOP5
3-1.高年収の職種ランキングTOP5
| 順位 | 職種名 | 推定平均年収 |
|---|
| 1位 | 組み込みエンジニア | 574万円 |
| 2位 | セールスエンジニア | 573万円 |
| 3位 | 研究開発職(R&D) | 548万円 |
| 4位 | 回路設計エンジニア | 517万円 |
| 5位 | 海外営業 | 497万円 |
専門性が極めて高く、企業の利益創出に直接的に貢献する職種ほど、年収が高くなる。
代替不可能なスキルを持つ人材や、グローバルな舞台でビジネスを動かせる人材は、企業にとって価値が高いからだろう。
例えば、次世代の革新的な技術を生み出す研究職や、ハードウェアとソフトウェアの両方を深く理解するエンジニアは、どの企業でも引く手あまたの存在となっている。
また、海外市場を開拓する営業職なども、その成果が報酬やインセンティブとして反映されやすい。
高いスキルを身につけ、難易度の高い課題を解決できる人材になることが、高収入を得るための確実なルートとなる。
参照:doda、求人ボックス、厚生労働省
3-2.残業が少ない職種ランキングTOP5
| 順位 | 職種名 | 推定平均年収 |
|---|
| 1位 | 組み込みエンジニア | 574万円 |
| 2位 | セールスエンジニア | 573万円 |
| 3位 | 研究開発職(R&D) | 548万円 |
| 4位 | 回路設計エンジニア | 517万円 |
| 5位 | 海外営業 | 497万円 |
ワークライフバランスを取りやすい職種は、業務スケジュールを自分で管理しやすく、見通しが立ちやすい。
顧客からの突発的なトラブル対応に追われるよりも、社内の計画やルーチンに基づいて動く業務のほうが、時間をコントロールしやすいからだ。
社内システムを管理する仕事や、決まった手順や基準で検査を行う品質管理などは、繁忙期などの特定時期を除けば定時で帰りやすい環境が整っている。
この他にも、事務職などのサポート業務も、役割範囲が明確で業務量を調整しやすい。
プライベートの時間を大切にしたいなら、突発的な業務が少なく、計画的に働ける職種を選ぼう。
3-3.将来性のある職種ランキングTOP5
| 順位 | 職種名 | 残業時間の目安(月) |
|---|
| 1位 | IoTエンジニア | あらゆるモノがネットにつながるため |
| 2位 | 組み込みエンジニア | AI家電や自動運転車の普及 |
| 3位 | ロボットエンジニア | 人手不足による自動化ニーズの拡大 |
| 4位 | データサイエンティスト | 製品から得られるデータの活用 |
| 5位 | セキュリティエンジニア | サイバー攻撃への対策需要 |
今後も長期的な成長が見込まれる職種は、急速に普及するデジタル技術や自動化技術と密接に関わっている。
社会全体がDXや省人化へと向かう中で、それを支える技術者の需要は増え続けるに違いない。
あらゆるモノがネットにつながるIoT分野や、AIを搭載した高度な製品開発に関わるエンジニアは、これからさらに活躍の場が広がる。
また、サイバー攻撃のリスクが高まる中で、製品やシステムのセキュリティを守る専門家の重要性も高い。
時代の変化に合わせて新しい技術を柔軟に吸収できる職種に就くことが、長く安定して働き続けるための鍵となる。
3-4.文系におすすめ職種ランキングTOP5
| 順位 | 職種名 | おすすめの理由 |
|---|
| 1位 | 営業事務 | 正確性とサポート力が活きる |
| 2位 | 生産管理 | 調整力や管理能力が求められる |
| 3位 | 調達・購買 | 交渉力が重要になる |
| 4位 | テクニカルサポート | 丁寧な対応と言語化能力が必要 |
| 5位 | 社内SE(IT戦略) | 業務改善の視点が活きる |
文系出身者が活躍しやすい職種は、高度な専門知識よりも、周囲との調整力やコミュニケーション能力が成果につながる。
ハードウェア業界であっても、人と人をつなぎ、複雑なプロジェクトを円滑に進める役割は絶対に欠かせない。
顧客の要望を正確に汲み取る営業サポートや、製造現場と営業の間に入って納期を調整する管理業務などは、文系ならではの対人スキルが活かされる。
技術的な知識は入社後の研修で十分に習得できることが多い。
自分の強みである「話す力」や「聞く力」を活かせる職種を選ぶことで、理系が多い業界の中でも存在感を発揮できる。
3-5.理系におすすめ職種ランキングTOP5
| 順位 | 職種名 | 残業時間の目安(月) |
|---|
| 1位 | 研究開発職 | 専門知識を深め、新技術を探求できる |
| 2位 | 回路設計エンジニア | 電気・電子の知識が必須となる |
| 3位 | 機械設計エンジニア | 力学や材料の知識を活かせる |
| 4位 | 組み込みエンジニア | ハードとソフトの両方の知識が必要 |
| 5位 | 生産技術 | 工学的な知識で現場を改善できる |
理系学生におすすめの職種は、大学での研究内容や専攻分野の知識が現場でそのまま役立つ。
電気、機械、情報といった工学的な基礎知識があることで、入社後の技術習得スピードが圧倒的に早くなり、即戦力として期待されるからだ。
複雑な回路図を読み解く力や、力学計算に基づいた設計などは、大学で学んだ基礎があってこそ成り立つ。
実験データの分析や論理的な課題解決プロセスも、研究を通じて培ったスキルが活きる。
自分の専攻を活かせる職種を選んで、技術者としてキャリアをスムーズにスタートさせよう。
4.ハードウェア業界の職種の将来性
「ハードウェア業界は今後どうなるのか」と不安に思う人もいるだろう。
結論から言えば、業界全体は今後も成長が見込まれるが、求められるスキルや職種のあり方は変化していく。変化に対応できるかどうかが、キャリアを築く上でのカギとなる。
ハードウェア業界で働くことを目指しているのなら、以下の点には注意しよう。
- ハードウェア業界自体は伸びる
- AIによって必要なスキルが変化
- 技術力がある人だけ重宝される
- 仕事のガラパゴス化リスクあり
4-1.ハードウェア業界自体は伸びる
ハードウェア業界は、今後も底堅い成長が期待できる。
IoTの普及により、これまでインターネットに繋がっていなかった家電や自動車、工場設備などがネットワーク化されているからだ。
これにより、新しい製品への買い替え需要や、新しいデバイスの開発が活発になっている。家庭内のスマート家電化や、工場のスマートファクトリー化はまだ始まったばかりであり、これからさらに加速していく。
また、EV(電気自動車)へのシフトも、電子部品やバッテリーなどのハードウェア需要を押し上げている。
ガソリン車からEVに変わることで、必要な部品の構成が大きく変わり、新たなビジネスチャンスが生まれている。
形ある製品へのニーズがなくなることはないため、業界としての基盤は盤石だろう。
4-2.AIによって必要なスキルが変化
AI技術の進化は、ハードウェア業界の職種にも大きな影響を与えている。
例えば、設計業務の一部はAIによって自動化されつつあり、エンジニアには「AIを使いこなすスキル」や「AIにはできない創造的な設計」が求められるようになる。
単純な図面作成や、過去のデータに基づいた最適化などは、AIの方が速く正確だ。その分、人間はよりコンセプトの立案や、複雑な課題解決に集中する必要が出てくる。
また、製品自体にAIが搭載されることが当たり前になり、ハードウェアエンジニアであっても、AIやソフトウェアに関する知識が不可欠になってきている。
単にハードウェアを作るだけでなく、データ活用やソフトとの連携を理解することが重要だ。
4-3.技術力がある人だけ重宝される
技術の高度化に伴い、エンジニアの二極化が進む可能性がある。
単純な作業や定型的な設計は、海外へのアウトソーシングやAIへの置き換えが進む一方で、高度な技術力や新しい発想を持つエンジニアの価値は高騰している。
例えば、高度なセキュリティ技術を持つ人材や、複雑なAIアルゴリズムをハードウェアに実装できる人材は少ない。
企業はこうした優秀な人材を確保するために、高い報酬を用意するようになっている。
常に新しい技術を学び続ける姿勢がある人だけが、長く第一線で活躍し、良い条件で働くことができる。
4-4.仕事のガラパゴス化リスクあり
特定の企業でしか通用しない技術や、古い技術しかないとと、キャリアのリスクになる。
「その会社でしか使わない独自のツール」や「レガシーなシステム」に詳しくなっても、一歩会社の外に出れば通用しない可能性があるからだ。
これをスキルの「ガラパゴス化」と呼ぶ。特に歴史の長い大手メーカーなどでは、独自の社内規格や古い開発手法が残っていることがあるため注意したい。
転職市場でも評価される汎用的なスキル(例えば、C言語やPython、一般的なCADソフトの操作など)を意識して身につけることが、自分のキャリアを守ることにつながる。
市場のトレンドを意識し、自分のスキルが他社でも通用するかどうかを定期的に確認しよう。
5.新卒でハードウェア業界を選ぶべきか
就職先としてハードウェア業界を選ぶ際には、業界特有の働き方や文化を理解しておきたい。
Web業界などのIT企業とは異なる点が多いため、入社後のギャップに苦しまないよう、事前に確認しておきたいポイントを解説していく。
- 在宅勤務は他業界より少ない
- 生産拠点に住まいが左右
- 年功序列の風土が残る
- 成長速度か企業の安定か
- 働き方の自由度を重視か
5-1.在宅勤務は他業界より少ない
ハードウェア業界、特にエンジニア職は、リモートワークがしにくい環境にあることが多い。
なぜなら、開発には実機(実際の製品や試作品)が必要であり、専用の測定器や設備がある会社に行かなければ仕事ができないからだ。
回路の動作確認や、試作品の組み立てなどは、物理的にその場にいる必要がある。自宅に高価な測定機器を持ち帰ることは難しく、チームで実機を囲んで議論することも多い。
また、セキュリティの観点から、開発中の製品データを社外に持ち出すことが厳しく制限されている場合も多い。
Webエンジニアのように「どこでも働ける」という環境を期待していると、実態との違いに戸惑うことになる。
5-2.生産拠点に住まいが左右
工場や研究所は、広大な土地が必要なため、地方や郊外に立地していることが多い。
そのため、技術職や生産管理職として採用されると、勤務地が都心から離れた場所になる可能性が高い。
「東京のおしゃれなオフィスで働きたい」と考えている場合、配属先によっては希望が叶わないこともある。北関東や東海地方など、工場の集積地に住むことになるケースも一般的だ。
転勤の可能性も含めて、自分がどのような生活環境を望むのか、ライフプランと照らし合わせて考える必要がある。
一方で、地方勤務には、生活費が安い、通勤ラッシュが少ない、自然豊かな環境で暮らせるといったメリットもある。
5-3.年功序列の風土が残る
歴史のある大手メーカーなどは、依然として年功序列の風土が残っている企業が少なくない。
長く勤めることで着実に給与が上がり、雇用が安定しているというメリットがある一方で、若いうちから実力で評価されたい人には物足りなく感じる。
意思決定のスピードが遅かったり、若手の意見が通りにくかったりすることもあるだろう。稟議を通すために多くのハンコが必要だったり、根回しが重要だったりする文化も残っている。
ただし、最近ではソニーや日立のように、ジョブ型雇用を導入し、実力主義へシフトする企業も増えてきている。
企業の採用ページや口コミサイトを確認し、その会社がどのような評価制度を導入しているかを事前にリサーチすることが重要だ。
5-4.成長速度か企業の安定か
ハードウェア業界は、製品の開発サイクルが長く、一つのプロジェクトに数年かかることも珍しくない。
そのため、Web業界のように「作ったものをすぐにリリースして反応を見る」というスピード感を求める人には、成長速度が遅く感じられるかもしれない。
数年かけてじっくりと設計し、試験を繰り返してようやく製品が世に出る。その分、完成した時の感動は大きく、社会インフラを支えるような大規模な仕事に関われる。
時間をかけて高品質なものを作り上げる姿勢や、大規模なプロジェクトに関われる点は、メーカーならではの醍醐味だ。
じっくりと技術を磨き、社会に大きな影響を与える仕事がしたい人には向いている。自分の性格がどちらのスピード感に合っているか考えてみよう。
5-5.働き方の自由度を重視か
工場の稼働に合わせて休日が決まる職種の場合、祝日が休みにならない代わりに、GWやお盆、年末年始に長期連休が設定されることがある(トヨタカレンダーなどが有名)。
また、生産管理や工場勤務の場合、シフト制になることもある。夜勤や早番などが発生する場合もあり、生活リズムを整える工夫が必要になるかもしれない。
フレックスタイム制を導入している企業も多いが、職種によっては時間の融通が利かない。
自分が「いつ休みを取りたいか」「どのような時間帯で働きたいか」という希望と、企業の働き方がマッチしているかを確認することが大切だ。
6.ハードウェア業界の職種選びは慎重に!
新卒での職種選びは、その後の長いキャリアを決定づける最初の分岐点となる。
特にハードウェア業界は、職種ごとに求められる専門知識が深く、役割が明確に分業化されているため、一度配属された職種からのキャリアチェンジが他業界に比べて難しい。
例えば、入社後に「やっぱり開発がしたい」と思っても、生産管理や品質保証として数年の経験を積んでしまうと、そこから設計部門へ異動するには、大学レベルからの再学習や実績作りが必要になることが多い。
企業側も即戦力としての専門性を重視して育成を行うため、年次が上がるほど専門分野が固定化され、職種間の壁は厚くなっていく。
単に「ものづくりに関わりたい」という漠然とした憧れだけで職種を選んでしまうと、入社後に「想像していた仕事と違う」と後悔することになりかねない。
自分が現場で手を動かしたいのか、それとも全体を管理したいのか、適性を深く見極める必要がある。
やり直しがききにくい環境だからこそ、OB訪問やインターンシップを通じて仕事のリアルな部分に触れ、納得のいく選択をすることが自身の未来を守ることにつながる。
7.ハードウェア業界の職種の選び方
自分に合った職種を選ぶためには、いくつかの視点を持って仕事を見極める必要がある。
ここでは、後悔しない職種選びのための4つのポイントを紹介する。自己分析と企業研究を掛け合わせて考えてほしい。
- 技術者として生きていくかどうか
- 大学の研究を活かせるかどうか
- 好きな製品に携われるかどうか
- 10年後も活躍できる職種かどうか
7-1.技術者として生きていくかどうか
まず考えるべきは、「技術のスペシャリスト」になりたいのか、それとも「技術を活かしてビジネスをする側」になりたいのかという点だ。
もし、手を動かしてモノを作ることに没頭したいなら、設計開発や組み込みエンジニアなどの技術職が向いている。
一方で、人と話すのが好きで、技術を使って顧客の課題を解決したいなら、セールスエンジニアや技術営業が合っているだろう。
技術職は専門性を深める面白さがあり、営業職は多くの人と関わりながらビジネスを動かすダイナミズムがある。
自分がどちらの働き方に喜びを感じるか、過去の経験を振り返ってみてほしい。
学生時代の実験が好きだったか、それともサークル活動などで人と交渉するのが得意だったか、自分の適性を見つめ直してみよう。
7-2.大学の研究を活かせるかどうか
理系学生の場合、大学での専攻や研究内容が活かせるかどうかも判断基準になる。
電機系の学生ならメーカーの設計職、情報系の学生ならソフトウェア開発などが選択肢だ。
自分の専門性が活かせる職種につけば、入社後の立ち上がりが早く、周囲からの評価も得やすい。即戦力として期待されることもあり、自信を持って仕事に取り組める。
ただし、必ずしも専攻に縛られる必要はない。物理系の学生が情報通信分野に進むなど、理系としての基礎学力を活かして新しい分野に挑戦することもできる。
ポテンシャル採用を行っている企業も多いため、視野を狭めずに幅広い職種を考えてほしい。
7-3.好きな製品に携われるかどうか
ハードウェア業界で働く魅力は、自分が関わった製品が世の中で使われることだ。
「自動車が好き」「最新のガジェットが好き」といった製品への愛着は、仕事のモチベーションを維持する大きな原動力になる。
街中で自分の関わった製品を見かけた時の喜びは、何物にも代えがたい。開発の苦労も、製品への愛着があれば乗り越えられる。
辛いことがあっても、好きな製品のためなら頑張れるという人もいる。
企業を選ぶ際は、その会社が作っている製品に興味を持てるか、その製品を通して社会にどのような価値を提供したいかを考えてみよう。
7-4.10年後も活躍できる職種かどうか
目先の仕事内容や働き方だけでなく、中長期的な視点も持って職種を選んでほしい。
時代の流れが早まっている中で、その職種で身につくスキルは、10年後も通用するだろうか。
例えば、特定の古い設備の保守しかできないスキルでは、その設備がなくなれば仕事もなくなってしまう。
技術のトレンドは常に変化しており、今のスキルが将来も必要とされる保証はない。汎用性の高いスキルを身につけられる環境かどうかが重要になる。
逆に、汎用的なITスキルや、プロジェクトマネジメント能力、語学力などが身につく職種であれば、万が一業界の構造が変わっても、別の場所で活躍できる。
8.ハードウェア業界を目指す就活生によくある質問
ハードウェア業界を目指す就活生から、よく寄せられる質問とその回答をまとめた。
就活における不安や疑問を解消して、自信を持って就活に臨んでほしい。
- 文系・未経験でもハードウェア業界に行けますか?
- 資格がないとハードウェア業界に行けませんか?
- ハードウェア業界はやめとけって本当ですか?
- ハードウェア業界に属する大企業はどこですか?
- SIerやSESでハードウェアに携われますか?
8-1.文系・未経験でもハードウェア業界に行けますか?
文系や未経験でもハードウェア業界への就職は可能だ。
営業職や管理部門、生産管理などの職種では文系出身者が活躍している。
また、エンジニア職であっても、ITスキルを身につける意欲があれば、SIerや組み込みソフト開発の分野で採用されるチャンスはある。
入社後の研修制度が充実している企業を選べば、ゼロからでも専門知識を身につけられる。理系知識がないことを引け目に感じる必要はない。
大切なのは、モノづくりへの興味と学ぶ姿勢だ。自ら学習する意欲をアピールすれば、内定を獲得できる可能性が高まる。
8-2.資格がないとハードウェア業界に行けませんか?
資格は必須ではない。新卒採用では、現時点でのスキルや資格よりも、ポテンシャルや人柄が重視される。
資格を持っていなくても、入社後に取得すれば問題ないと考えている企業が大半だ。
もちろん、基本情報技術者試験や、電気・機械系の資格を持っていればアピール材料にはなるが、なくても内定はもらえる。資格がないからといって諦める必要は全くない。
むしろ、なぜハードウェア業界なのかという志望動機や、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)をしっかりと伝えることのほうが評価される。
資格取得に時間を使いすぎるより、企業研究や自己分析に時間を割くほうが得策といえる。
8-3.ハードウェア業界はやめとけって本当ですか?
ネット上で「やめとけ」と言われる主な理由は、納期のプレッシャーが強いことや、古い体質の企業があること、勤務地が地方になりやすいことなどが挙げられる。
確かに、開発の遅れが許されない厳しい局面や、アナログな業務が残っている職場がある。しかし、これは全ての企業に当てはまるわけではない。
もちろん、安定した経営基盤を持ち、福利厚生が充実しているホワイト企業も数多く存在する。
ネットの情報を鵜呑みにせず、自分の目で企業を見極めたい。OB訪問やインターンシップを活用して、実際の働き方を確認しよう。
8-4.ハードウェア業界に属する大企業はどこですか?
ハードウェア業界の大企業といえば、日立製作所、ソニーグループ、パナソニック、三菱電機などの総合電機メーカーが代表的だ。
これらの企業は、家電から社会インフラまで幅広い製品を手掛けている。
また、電子部品のキーエンスや村田製作所、半導体製造装置の東京エレクトロンなども世界的に有名な大企業だ。
これらの企業は、高い技術力とブランド力を持ち、待遇面でも優れている場合が多い。
研究開発費も潤沢で、最先端の技術に触れる機会も多いだろう。ただし、大企業ゆえの分業制や転勤の多さといった特徴もあることは理解しておきたい。
8-5.SIerやSESでハードウェアに携われますか?
SIerやSESといった企業でも、ハードウェアに関わる仕事は可能だ。
特に、「組み込み系」や「制御系」と呼ばれる分野に強い企業であれば、自動車や家電、産業機器などの制御ソフトウェア開発に携わることができる。
メーカーでは採用人数が限られているが、パートナー企業であるSIerなどは採用枠が多い。そのため、技術力を磨く場として適している。
メーカーに就職するのが難しい場合でも、こうした企業を経由して、大手メーカーのプロジェクトに参加し、最先端の製品開発に関わるチャンスを得ることはできる。
そこで経験を積み、将来的にメーカーへ転職する方法も検討してほしい。
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4.8
Based on 373 reviews
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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9.ハードウェア業界の職種選びならユニゾンキャリア
ユニゾンキャリアであれば、君にぴったりの会社を紹介することができる。
文系からエンジニアを目指す場合や、自分に合った職種がわからない場合でも、プロのアドバイザーが君の適性を見極め、最適なキャリアプランを提案していく。
実際のサービス内容は、以下のインタビューから確認してほしい。
9-1.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー①
成功者インタビューより
最初からIT業界で就職活動を進めていましたか?
最初は大学で音楽活動をやってたので、「自分の好きなことを仕事にできたらいいな」と思って、音楽業界で就活していたんですよ。
でも、実際に内定をもらったりする中で、年収や将来性のことで不安を感じるようになって…。音楽業界ってやっぱり給料が低くて、残業時間も月40時間以上あったりもして。
だから、「好き」だけでやっていける世界ではないのかなって、現実を考えちゃいました。
将来性も、今はYouTubeとか面白いものが分散してるじゃないですか?
だから昔みたいに大きなものを作るのは、だんだん難しくなるのかなあって思って。
その点、IT業界なら需要もなくならないだろうし、スキル次第で年収も上げられるって聞いて。将来ITから音楽業界に関わることはできても、その逆はちょっと難しい気がして、IT業界を目指すことにしました。
ユニゾンキャリアを利用してIT業界の理解は深まりましたか?
はい、深まったというか、見方が全然変わりました。
やっぱりIT特化のエージェントさんっていうだけあって、担当キャリアアドバイザーの橋本さんが教えてくれる情報がすごくリアルでした。
例えば、「文系の未経験だと、SESっていう働き方で自分の希望とは違う現場に派遣されちゃうこともあるよ」とか、ほかのエージェントさんでは教えてくれなかったIT業界の現実をしっかり教えてくれたんです。
おかげで、それまで僕がぼんやり考えていた「エンジニア」のイメージと、実際のキャリアパスには違いがあるんだって理解できました!
会社ごとの詳しい情報もたくさん持ってて、自分に合っているか判断するのにすごく助かりました。
最後にユニゾンキャリアを利用した感想を率直に教えてください!
シンプルに一言でいうと、すごく親切でした!
バイトしながら就活していたので、土日とか夜遅い時間でもすぐにLINEで返信してくれたのがありがたかったですね。
ほかのエージェントさんだと、ここまで対応してくれなかったので、すごく助かりました。
橋本さんのお話で、IT業界のリアルな部分についてちゃんと知ることができたので、本当にありがたかったなと。
おすすめしてくれた求人も「この会社はこういう技術を使っているから将来こういうキャリアを目指せる」っていう部分まで詳しく教えてくれたので、迷わずに就活を進められました!ありがとうございました!
9-2.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー②
成功者インタビューより
映画制作をされていたんですね!映画業界に興味はなかったんですか?
正直ありました(笑)。本気で映画を撮りたいと思ってたので、就活を始める前は、映画の専門学校に通うことも考えて、色々調べたりもしました。
でも、労働環境がちょっと気になってしまって…。ワークショップに参加して現場の方のお話を聞く機会があったんですけど、どうしても撮影期間は忙しくて定時には上がれなかったり、給料も不安定だったりするところがあるみたいで。
ここにいて大丈夫かなって不安になりそうだったので、一旦は諦めました。もし今後、本当にこの道に進みたいと思う時が来たら、チャレンジするのもありかなとは思ったりもしますけど(笑)。
なので、まずは社会人としてのファーストステップとして、IT業界に進もうと決めたんですよね。
IT業界に興味を持った理由はなんですか?
一番のきっかけは、映画サークルの先輩ですね。僕の2つ上の先輩と1つ上の先輩が、2年連続でIT業界に就職されていて。その方々がインフラエンジニアとして働いているんですけど、なんというか、すごく楽しそうにしてたんです。
先輩方が就活の相談に乗ってくれたり、仕事の話をしてくれたりする中で、「良さそうだな」ってシンプルに感じました。大学にいた頃よりも生き生きしているように見えて。
「1ヶ月かかる案件を1週間で終わらせて、あとは結構自由」みたいな話を聞いて、そういう働き方もできるんだなと。そういう先輩方の姿を見て、エンジニアを目指そうかな、と思いました!
あとは、将来的にいろんな選択肢があるんじゃないかなっていう、漠然としてるんですけど、そういう期待もありました。
最後にユニゾンキャリアのおすすめポイントをお聞きしたいです!
僕、結構怠けがちな性格なので、定期的に面談の日程を決めてくれたのがありがたかったです!なんというか、「背中を押してくれる存在」が僕には必要だったので(笑)。
面談っていう期限があるからこそ、そこに向けてちゃんと対策しようっていう習慣ができましたし、それが一番おすすめポイントかなって思います。
竹内さんがすごく親身に相談に乗ってくださるので、この人のためにも頑張ろう、という気持ちにもなれましたし。
それと、企業を紹介してくださるときに、ただ「ここが良いよ」ってだけじゃなくて、どういう企業なのかちゃんと時間をかけて説明してくださったのもありがたかったです。おかげで、会社のことをしっかり知ったうえで、選考に進めたので。
何から始めればよいか分からない状況からのスタートだったので、エンジニアになれて本当に良かったです。お世話になりました!
ハードウェア業界は職種が多岐にわたり、自分に合う仕事を見つけるのは簡単ではない。
もし職種選びや企業選びに迷っているなら、ぜひユニゾンキャリアに頼ってほしい。ハードウェア業界に精通したアドバイザーが、君の適性や希望に合わせて最適な企業を紹介する。
後悔のない就活をするために、まずは無料相談から始めてみよう。