記事の概要
ゲーム業界は、多くの学生が憧れる業界だが、「どんな仕事があるのか」「自分にできる仕事はあるのか」と疑問を持つ人も多い。
ゲーム制作には、プログラミングを行うエンジニアだけでなく、企画を立てるプランナーや、世界観を作り上げるデザイナーなど、実に多様な職種が関わっている。
この記事では、ゲーム業界特有の16職種を3つのカテゴリーに分類して紹介し、新卒でも就職可能な職種や内定獲得のポイントまで解説する。
記事を読む
1.IT職種とは?
IT職種とは、一言でいえば「IT(情報技術)を活用して企業の課題解決やサービスの創出に貢献する仕事」全般を指す。必ずしもIT業界に限定されるものではなく、今やあらゆる業界でIT技術は不可欠な存在だ。
そのため、IT職種はIT業界の企業で働く人々だけでなく、メーカーや金融、商社などで情報システム部門やDX推進部門に所属する人々も含まれる。
1-1.IT職種と非IT職種の違い
IT職種と非IT職…
1.ゲーム業界の職種は3分類できる
ゲーム業界の職種は多岐にわたるが、役割ごとに3つのカテゴリーに分けると理解しやすい。
それぞれの職種が高い専門性を発揮し、チームとして連携し合うことで、一つのゲーム作品が完成する仕組みになっている。
自分がどの分野で力を発揮できそうか、全体像を把握した上で個別の職種を見ていくことが大切になる。ゲーム制作に関わる主な職種分類は、以下のとおりだ。
- 分類①企画・進行管理系の職種
- 分類②エンジニア系の職種
- 分類③クリエイティブ系の職種
1-1.分類①企画・進行管理系の職種
ゲームの根幹となる「面白さ」を設計し、プロジェクト全体を指揮・管理するのが企画・進行管理系の職種だ。
どんなゲームを作るのかというアイデア出しから始まり、詳細な仕様書の作成、開発スケジュールの管理、予算の調整などを行う。
制作現場の司令塔として、プログラマーやデザイナーといった多くのスタッフをまとめ上げるリーダーシップが必要となる。
さらに、リリース後の運営方針を決定したり、ユーザーを楽しませ続けるためのイベントを企画したりしていく。
「ゲームが好き」という情熱に加え、論理的な思考力や円滑なコミュニケーション能力が不可欠なポジションとなる。
文系出身者が多く活躍しており、未経験からでもポテンシャル採用されやすい。
1-2.分類②エンジニア系の職種
企画されたゲームの仕様をもとに、実際に動くプログラムとして形にするのがエンジニア系の職種だ。
キャラクターの滑らかな動き、ゲームのルール判定、画面のエフェクト表示など、ゲーム内のあらゆる挙動を実装していく。
スマホゲーム、コンソールゲーム(家庭用)、PCオンラインゲームなど、開発するプラットフォームによって使用する言語や技術は異なる。
常に進化する技術トレンドを追いかけ、新しい技術を習得し続ける姿勢が求められるため、知的好奇心が旺盛な人に向いている。
その上、大量のユーザーがアクセスしてもサーバーがダウンしないようにインフラを構築したり、バグがないかを検証したりする役割も担う。
高度な技術力と根気強さが求められるが、自分の書いたコードがゲームとして動く喜びは格別だろう。
1-3.分類③クリエイティブ系の職種
ゲームの世界観やキャラクター、音楽など、ユーザーの五感に訴える要素を制作するのがクリエイティブ系の職種だ。
美しいグラフィック、迫力のあるサウンド、没入感のあるストーリーなど、ゲームの魅力を決定づける重要な役割を担っている。
2Dや3Dのデザインツールを使いこなすスキルはもちろん、独自の世界観を表現するセンスや豊かな発想力が求められる。
それだけでなく、ユーザーにとって使いやすい画面設計(UI/UX)を考えたり、演出効果を高めるための工夫を凝らしたりしていく。
自分の作った作品が世界中のユーザーの目に触れ、感動や興奮を与えられることに大きなやりがいを感じられる。
専門的なスキルが必要とされるため、美大や専門学校で基礎を学んだ学生が採用されやすい。
完全無料
手厚いサポートの就活支援!
4.8
Based on 373 reviews
powered by Google
はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
See All Reviews
2.ゲーム業界の企画・進行管理系の職種4選
ここでは、ゲーム制作のプロジェクトを成功に導くために、企画立案から進行管理までを担う重要な職種を紹介していく。
文系出身者が多く活躍している分野であり、コミュニケーション能力や調整力が活かせる仕事が多い。
それぞれの職種がどのような役割を持ち、プロジェクトに関わっているのかを詳しく見ていこう。代表的な職種は以下のとおりだ。
- ゲームプロデューサー
- ゲームプランナー
- ゲームディレクター
- 制作アシスタント
2-1.ゲームプロデューサー
ゲーム開発プロジェクトの最高責任者であり、企画の立ち上げから販売戦略までを統括するのがゲームプロデューサーだ。
「今、市場でどんなゲームが求められているか」というマーケティング視点に基づき、売れるゲームのコンセプトを立案する。
必要な予算や人員を確保し、スケジュール通りにプロジェクトが進むように全体をマネジメントする役割を担う。
クリエイティブな感性だけでなく、ビジネスとして利益を出すための経営的な視点や数字への強さも求められる。
一方、開発現場の細かな指揮はディレクターに任せ、プロデューサーは対外的な交渉や宣伝活動、他社との協業などに注力することも多い。
権限を持つ反面、プロジェクトの成否に対する全責任を負うプレッシャーが大きい。
2-2.ゲームプランナー
ゲームプランナーは、ゲームの企画立案から詳細な仕様書の作成まで、ゲームの中身を作り込む。
「このボタンを押したら何が起きるか」「どんな敵キャラを配置して難易度を調整するか」といった細かいルールを決めていく。
決定した仕様をプログラマーやデザイナーに伝え、意図通りに実装してもらうための指示出しを行うなど、現場の中心となって動く。
開発中は、スタッフからの質問に答えたり、出来上がったものをチェックして修正指示を出したりと、調整業務に追われることも多い。
さらに、リリース後はユーザーの反応データを見ながら、新しいイベントやガチャの企画を行い、ゲームを長期間盛り上げる役割も担う。
豊かな発想力だけでなく、自分のアイデアを論理的に説明し、周りを巻き込んでいく力が求められる。
2-3.ゲームディレクター
開発現場のリーダーとして、制作スタッフを指揮・監督し、クオリティを担保するのがゲームディレクターだ。
プロデューサーが決めた方針や予算の中で、最高のゲームを完成させるために、日々のスケジュール管理やクオリティチェックを行う。
スタッフ一人ひとりの進捗状況を把握し、トラブルが発生した際には迅速に対応策を考えるなど、現場監督としての能力が問われる。
プランナー出身者がキャリアアップしてディレクターになるケースが多く、ゲーム制作に関する幅広い知識と経験が欠かせない。
時には厳しい判断を下すことも必要だが、チーム一丸となって良いものを作り上げるために、強いリーダーシップを発揮できる人が向いている。
現場の士気を高め、スタッフが能力を最大限に発揮できる環境を作っていく。
2-4.制作アシスタント
ディレクターやプランナーの業務をサポートし、プロジェクトが円滑に進むように手助けするのが制作アシスタントだ。
会議の議事録作成、資料の整理、スケジュールの調整、他部署への連絡、備品の管理など、業務内容は多岐にわたる。
未経験からゲーム業界に入るための入り口として募集されることが多く、ここで現場のノウハウや業界用語を学ぶ。
地味な作業も多いが、ゲーム制作の裏側を間近で見ることができるため、将来のキャリアアップにつながる貴重な経験となる。
細かい気配りができ、サポート業務を通じてチームに貢献することにやりがいを感じられる人に適している。
経験を積んだ後は、プランナーやディレクター、あるいはプロデューサーへとステップアップする道がある。
3.ゲーム業界のエンジニア系の職種5選
ゲームを動かすための技術的な基盤を作り上げる、エンジニア系の職種を紹介する。
専門的なスキルが必要とされるが、独学や研修で習得することも可能であり、文系から挑戦する人も増えている。
ゲームの面白さを技術で支える重要なポジションについて、それぞれの特徴を見ていこう。主な職種は以下のとおりだ。
- ゲームプログラマー
- ゲームデバッカー
- XRエンジニア
- インフラエンジニア
- ハードウェアエンジニア
3-1.ゲームプログラマー
ゲームプログラマーは、C++やC#、Unityなどの言語やゲームエンジンを使って、ゲームのプログラムを組む。
キャラクターの移動や攻撃アクション、物理演算による物の動き、AI(人工知能)の挙動など、ゲーム内のあらゆる動作を実装する。
コンシューマゲーム、スマホゲーム、PCオンラインゲームなど、開発する対象によって求められる技術や知識は異なる。
その上、画面側の処理を行うクライアントサイドと、通信処理やデータベースを扱うサーバーサイドで役割が分かれていることも多い。
論理的思考力と数学的な知識が必要とされるが、自分の手でゲームの世界を構築し、命を吹き込む達成感は大きい。
常に新しい技術が登場するため、自ら学び続ける姿勢があれば、市場価値の高いエンジニアとして活躍できる。
3-2.ゲームデバッカー
開発中のゲームを実際にプレイし、バグを見つけて報告するのがゲームデバッカーだ。
「壁に向かって走り続ける」「特定の操作を高速で繰り返す」など、あらゆるパターンを想定してテストを行い、ゲームの品質を保証する。
単にゲームを遊ぶだけでなく、バグの発生条件を特定し、開発チームに正確に伝えるための報告書を作成する能力が求められる。
地道な作業の繰り返しだが、リリース後の致命的なトラブルを防ぎ、ユーザーに快適なプレイ環境を届けるために欠かせない。
未経験からでも始めやすく、ゲームの内部構造や制作フローを理解するための第一歩として選ばれることも多い。
デバッカーとして経験を積み、鋭い観察眼を養った後、プランナーやプログラマーへキャリアチェンジする道もある。
3-3.XRエンジニア
XRエンジニアは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といった先端技術を使って、新しい体験を作り出す。
専用のヘッドセットやスマートグラス向けのアプリ開発を行い、没入感のあるゲームやエンターテインメントコンテンツを制作する。
3D空間の認識技術や、センサー技術との連携、リアルタイムレンダリングなど、通常のゲーム開発とは異なる高度な知識が必要とされる。
メタバースなどの普及により、エンタメだけでなく教育や医療分野でも活用が進んでおり、今後ますます需要が高まるだろう。
新しい技術に興味があり、誰も見たことのない世界や体験を作りたいという強い意欲がある人に向いている。
技術的なハードルは高いが、最先端の分野で活躍できるチャンスが広がっている。
3-4.インフラエンジニア
オンラインゲームやスマホゲームにおいて、サーバーやネットワークの構築・運用を行うのがインフラエンジニアだ。
大量のユーザーが同時にアクセスしてもダウンしないように、サーバーの負荷分散を行ったり、サイバー攻撃への対策を行ったりする。
AWSやGCPといったクラウドサービスの知識が求められることが多く、24時間365日安定してサービスを提供するための守りの要となる。
ゲームの面白さに直接関わるわけではないが、快適なプレイ環境を支える縁の下の力持ちとして、なくてはならない。
もしシステムトラブルが発生した際には迅速な対応が求められるため、責任感と冷静な判断力が必要となる。
大規模なトラフィックを捌く技術は、ゲーム業界だけでなくIT業界全体で重宝される。
3-5.ハードウェアエンジニア
ハードウェアエンジニアは、ゲーム機本体やVRデバイスといった機械を設計・開発する。
ソフトの性能を最大限に引き出すための土台作りを担っており、業務内容は以下のとおり。
- 電子回路の設計や検証
- ゲーム機の筐体や構造の設計
- コントローラーなどの周辺機器開発
主な就職先には、任天堂やソニーなどの大手ハードウェアメーカーや、ゲーミングPC関連の企業がある。
電気・電子工学や機械工学の専門知識が必要とされるため、理系学部の出身者が中心となって活躍している。
画面の中だけでなく、実際に手で触れられるモノづくりに携わりたい人にとって、この仕事は魅力的だ。
4.ゲーム業界のクリエイティブ系の職種7選
ここでは、ゲームの魅力を視覚的・聴覚的に表現し、ユーザーを引き込む世界観を作り上げるクリエイティブ職を紹介していく。
専門的なスキルやセンスが問われる分野だが、作品として形に残るため、大きな達成感を得られる仕事が多い。
それぞれの職種がどのようなクリエイティブを担っているのか確認しよう。具体的な職種は以下のとおりだ。
- シナリオライター
- UI/UXデザイナー
- サウンドクリエイター
- イラストレーター
- 2D/3Dデザイナー
- スクリプター
- Webデザイナー
4-1.シナリオライター
ゲームのメインストーリー、キャラクターのセリフ、アイテムの説明文、世界観の設定などを執筆するのがシナリオライターだ。
単に物語を書くだけでなく、ゲームの進行に合わせて分岐を考えたり、キャラクターの個性を引き立たせるテキストを作成したりする。
RPGやアドベンチャーゲームでは特に重要な役割を担い、プレイヤーを物語の世界に没入させる力が必要となる。
プランナーと兼任する場合もあるが、大規模なプロジェクトでは専門職として募集されることも多い。
構成力や文章力はもちろん、幅広い知識や教養を持っていることが、魅力的なストーリーを生み出す源泉となる。
プレイヤーの感情を揺さぶり、記憶に残る物語を紡ぎ出すことがやりがいとなる。
4-2.UI/UXデザイナー
ゲーム画面のレイアウトや操作性を設計し、ユーザーがストレスなく遊べるようにするのがUI/UXデザイナーだ。
メニュー画面のデザイン、ボタンの配置、画面遷移のアニメーションなどを制作し、情報の見やすさと使いやすさを追求していく。
単にかっこいいデザインを作るだけでなく、「ユーザーがどう感じるか」「どう動けば快適か」を論理的に考える思考力が求められる。
近年のゲームは機能が複雑化しているため、直感的に操作できるUI/UXの重要性はますます高まっている。
デザインツールを使いこなすスキルに加え、心理学や行動経済学などの知識も役立つ。
ユーザーがゲームの世界に没頭できるかどうかは、UI/UXデザイナーの腕にかかっているといっても過言ではない。
4-3.サウンドクリエイター
ゲーム内のBGM(背景音楽)やSE(効果音)、キャラクターボイスの編集など、音に関するすべてを担当するのがサウンドクリエイターだ。
ゲームのシーンや世界観に合わせて楽曲を作曲し、打撃音や足音などの効果音を制作して、臨場感を演出する。
DTMソフトを使って制作を行うのが一般的で、楽器の演奏スキルや音楽理論の知識が欠かせない。
それだけでなく、データ容量の制限の中で高品質な音を鳴らすための技術的な工夫や、ゲームエンジンへの実装作業も求められる。
自分の作った音楽がゲームの名場面を彩り、ユーザーの心に残ることに大きな喜びを感じられる。
4-4.イラストレーター
ゲームに登場するキャラクターや背景などのイラストを描くのがイラストレーターだ。
ソーシャルゲームのカードイラストや、パッケージビジュアル、広告用の宣伝イラストなど、ユーザーの目を引く魅力的な絵を制作する。
デッサン力や色彩感覚はもちろん、PhotoshopやClip Studio Paintなどのデジタル作画ツールを使いこなすスキルが欠かせない。
ゲームの世界観に合わせて様々なタッチで描ける柔軟性や、納期を守って高品質なイラストを量産するスピードも求められる。
自分の描いたキャラクターが人気を集め、ファンアートが描かれるなど、反響をダイレクトに感じられる。
また、クリエイターとして働くだけでなく、フリーランスとして活躍する人も多い。
4-5.2D/3Dデザイナー
ゲーム内のグラフィック全般を制作し、仮想空間を視覚化するのが2D/3Dデザイナーだ。
2Dデザイナーは、ドット絵や背景画、テクスチャ素材などを作成し、3Dデザイナーは、3DCGソフトを使ってキャラクターや背景の3Dモデルを作成する。
さらに、キャラクターに動きをつける「モーションデザイナー」や、魔法や爆発などの特殊効果を作る「エフェクトデザイナー」といった専門職に分かれる。
リアルな表現からアニメ調のデフォルメされた表現まで、ゲームのテイストに合わせたグラフィックを作り出す技術力が必要だ。
常に進化するCG技術を学び続け、表現の幅を広げていく意欲が求められる。
4-6.スクリプター
シナリオライターが書いたテキストや、デザイナーが作った素材を、ゲームエンジン上で統合し、実際にイベントシーンとして動くように組み込むのがスクリプターだ。
簡易的なプログラミング言語(スクリプト言語)を使って、キャラクターの立ち位置、セリフの表示タイミング、BGMの切り替えなどを指定し、演出を作り込んでいく。
プログラマーとプランナーの中間的な役割を担い、物語を魅力的に見せるための演出力が問われる。
映画監督のようにシーンを構成するセンスが必要とされ、プレイヤーの感情を揺さぶるシーンを作っていく。
地道な作業だが、ゲームの完成度や物語への没入感を左右する。演出意図を汲み取り、限られた素材で最大限の効果を生み出す工夫が求められる。
4-7.Webデザイナー
Webデザイナーはゲームの公式サイトやキャンペーンページなどを制作していく。
ゲーム本編を作るわけではないが、ゲームの魅力を外部に伝え、ユーザーを獲得するための重要な役割を担っている。
魅力的なビジュアルを作成するデザインスキルに加え、HTML/CSS/JavaScriptなどのコーディングスキルも必要になる。
リリース前の事前登録キャンペーンや、コラボイベントの告知など、マーケティングチームと連携して仕事を進めることが多い。
Webサイトを通じて多くの人にゲームを知ってもらい、プレイしてもらうきっかけを作ることができる。
ゲームの世界観をWeb上で表現し、ユーザーの期待感を高めるクリエイティブが求められる。
5.新卒から就職できるゲーム業界の職種5選
ゲーム業界には多くの職種があるが、新卒未経験からでも採用されやすい職種と、高い専門性が求められる職種がある。
ここでは、新卒が狙いやすい5つの職種を紹介していく。おすすめの職種は、以下のとおりだ。
- ゲームプランナー
- 制作アシスタント
- ゲームプログラマー
- ゲームデバッカー
- 2D/3Dデザイナー
5-1.ゲームプランナー
ゲームプランナーは、特別な技術スキルがなくても、アイデアと論理的思考力があれば目指せるため、文系出身の新卒に最も人気がある。
入社後は、先輩プランナーのアシスタントとして、データ入力や仕様書の修正、資料作成などの下積み業務からスタートすることが多い。
「ゲームが好き」というだけでなく、「なぜ面白いのか」を客観的に分析できる力や、チームをまとめるコミュニケーション能力が評価される。
未経験可の求人も多いが、学生時代に自分でゲームを企画したり、チーム制作を経験したりしておくと、選考で有利になる。
将来的にディレクターやプロデューサーを目指すための登竜門だ。ユーザーを楽しませるための仕掛けを考え続けたい人にとって、キャリアのスタート地点となる。
5-2.制作アシスタント
制作進行やプロジェクト管理のサポートを行う制作アシスタントも、新卒が入りやすい。
専門的なスキルよりも、事務処理能力やスケジュール調整力、周囲への気配りといったポータブルスキルが重視されるからだ。
開発の現場を肌で感じながら、ゲーム制作の流れや各職種の役割を学ぶことができるため、業界の全体像を把握するのに適している。
ここからプランナーやディレクターへステップアップする人もいれば、バックオフィス業務のプロフェッショナルを目指す人もいる。
まずは業界に入り込み、実務経験を積みながらステップアップしたい人におすすめしたい。
5-3.ゲームプログラマー
情報系の学部出身者や、独学でプログラミングを学んでいる理系学生であれば、新卒からゲームプログラマーとして採用されるチャンスはある。
人手不足が深刻な職種であるため、企業はポテンシャルのある若手を積極的に採用し、自社で育成しようとしているからだ。
入社後の研修制度が充実している企業も多く、基礎からしっかりと技術を身につけられる環境が整っている。
UnityやUnreal Engineを使って簡単なゲームを作った経験や、GitHubにコードを公開している実績があれば、強力なアピール材料になる。
文系であっても、ポートフォリオを作成していれば採用の可能性はあるため、諦めずに挑戦してほしい。
5-4.ゲームデバッカー
アルバイトからの採用が多い職種だが、新卒で正社員として採用する企業も増えてきている。
特別なスキルがなくても始められるため、文系・未経験者にとって最もハードルが低い。
ただし、単にゲームを遊ぶだけの仕事ではなく、正確な検証作業や報告書の作成が求められるため、几帳面さや忍耐力が必要だ。
デバッカーとして経験を積み、ゲームの構造に詳しくなった後、プランナーやプログラマーへキャリアチェンジする道もある。
まずは現場の末端からスタートし、着実にキャリアを積み上げたい人に向いている。
5-5.2D/3Dデザイナー
美大や専門学校でデザインやCGを学んだ学生は、新卒からデザイナーとして採用される。
実務経験がなくても、ポートフォリオのクオリティが高ければ、即戦力の候補として評価される可能性があるからだ。
デッサン力やツールの操作スキルはもちろん、自分の作りたい世界観を表現できるかどうかが重要になる。
企業によって求めるテイスト(リアル系、アニメ系、ポップ系など)が異なるため、志望企業に合わせた作品作りをすることが内定への近道だ。
クリエイティブな仕事で生きていきたいという強い意志があるなら、挑戦する価値はある。
6.新卒でゲーム業界の職種で内定を獲得する方法
人気の高いゲーム業界で内定を勝ち取るためには、ゲーム好きアピールだけでは足りない。
企業が求めているのは、ファンではなく、ビジネスとしてゲーム制作に貢献できる戦力になり得る人材だ。
ここでは、他の就活生と差別化し、選考を突破するための具体的な方法を3つ紹介する。内定に近づくためのポイントは、以下の3つが挙げられる。
- 選考にはポートフォリオがほぼ必須
- 志望会社のテイストに合う作品を作る
- 何らかのゲームを作る経験は必要
6-1.選考にはポートフォリオがほぼ必須
クリエイティブ職やエンジニア職の選考では、自分の技術力を証明するポートフォリオの提出がほぼ必須となる。
口頭だけでは伝わらないセンスや実績を可視化するために、企業は応募段階で作品の提出を求めてくる。
職種ごとに用意すべきものは異なるため、志望先に合わせて以下のような制作物を準備しておくと評価されやすい。
- デザイナー:デッサンや3DCGモデル
- エンジニア:制作したゲームやソースコード
- プランナー:新規タイトルの企画書
提出時は単に作品を並べるだけではなく、「制作時間」や「こだわったポイント」などの解説を加える工夫も欠かせない。
制作の意図などの補足があれば、採用担当者に君の考え方が伝わり、面接でのプレゼン資料としても役立つ。
6-2.志望会社のテイストに合う作品を作る
ポートフォリオは、志望する企業が開発しているゲームのジャンルや世界観に合わせて作る。
企業は自社のプロジェクトで活躍できる人材を探しており、作風が異なると「方向性が合わない」と判断されやすい。
そのため、受ける企業に合わせて中身を差し替えたり、主力タイトルを研究して新作を用意したりする工夫が必要になる。
例えば、ファンタジーRPGに強みを持つ会社であれば、SF作品ではなく、世界観を統一した作品をアピールするとよい。
「御社の〇〇を意識して制作しました」と伝えられれば、企業への理解度と志望度の高さを同時に証明することにつながる。
ポートフォリオを企業ごとに合わせて変えると、採用担当者の目に留まる確率は上がる。
6-3.何らかのゲームを作る経験は必要
ゲーム業界を目指すなら、完成度は低くても、実際にゲームを作った経験を持っておきたい。
Unityなどの開発ツールが無料で使える現代において、制作経験の有無は行動力を判断する。
実際に手を動かすことで、企画から実装、バグ修正といった開発の一連の流れを肌で感じられるメリットは大きい。特に就活のアピール材料として有効な経験は、以下のとおりだ。
- Unityを使って簡単なアクションゲームを完成させる
- 友人とチームを組んで一つの作品を作り上げる
- 制作過程で発生したエラーを自分で解決する
口先だけで「ゲームが好き」と語るよりも、拙くても成果物を見せるほうが、採用担当者に熱意を伝えられる。
失敗も含めた制作プロセスを語れるようになれば、面接での評価を獲得しやすい。
7.ゲーム業界を目指す就活生からのよくある質問
ゲーム業界を目指すにあたって、多くの学生が抱える不安や疑問をピックアップした。
華やかなイメージの裏にある現実や、キャリアに関する疑問を解消して、自信を持って就活に臨もう。特に、よくある質問は、以下のとおりだ。
- 文系・未経験からゲーム業界にいけますか?
- ゲーム業界の年収は高いですか?
- ゲーム業界はやめとけって本当ですか?
- ゲーム業界の仕事って辛いのですか?
7-1.文系・未経験からゲーム業界にいけますか?
文系や未経験からでもゲーム業界に入ることは可能であり、多くの先輩たちが活躍している。
特に、プランナーや制作進行、デバッカーといった職種は、特別な技術スキルよりも、論理的思考力やコミュニケーション能力が重視されるため、文系の強みを活かしやすい。
エンジニアやデザイナーであっても、独学でスキルを身につけたり、未経験可の研修制度がある企業を選んだりすれば、道は開かれている。
大切なのは、「未経験だから」と諦めるのではなく、今からできる準備(ポートフォリオ制作や業界研究など)を始めることだ。
熱意とポテンシャルがあれば、学部学科に関係なくチャンスはあるので、挑戦してほしい。
7-2.ゲーム業界の年収は高いですか?
ゲーム業界の年収は、職種や企業規模、ヒット作の有無によって大きく異なるが、全産業平均と比較しても決して低くはない。
特に、任天堂やスクウェア・エニックスなどの大手パブリッシャーや、ヒット作を持つスマホゲーム会社は、高水準の給与やボーナスが支給される。
また、エンジニアやデザイナーなどの専門職は、スキルに応じて年収が上がる仕組みになっていることが多く、実力次第で高収入を狙える。
一方で、下請けの開発会社などは給与が低めに設定されている可能性が高い。
ただ、好きなことを仕事にしながら、安定した収入を得られる可能性があるのは間違いない。
7-3.ゲーム業界はやめとけって本当ですか?
ネット上で「ゲーム業界はやめとけ」という声を聞くことがあるが、これは激務になりがちな環境や、不安定な雇用形態を懸念してのものだ。
確かに、納期間際のデスマーチ(過酷な残業)や、プロジェクト終了に伴う契約終了といったリスクはゼロではない。
しかし、近年は働き方改革が進み、残業規制や福利厚生の充実に取り組むホワイト企業も増えている。
また、クリエイターとしてのスキルが身につけば、転職や独立もしやすく、キャリアの選択肢は広い。
ネガティブな情報だけに惑わされず、自分の目で企業を見極め、自分に合った環境を選ぶことが大切だ。
7-4.ゲーム業界の仕事って辛いのですか?
ゲーム業界の仕事は、「好き」を原動力にできる分、こだわりすぎて労働時間が長くなったり、産みの苦しみを味わったりすることは確かにある。
ユーザーからの厳しい評価にさらされるプレッシャーや、常に新しい技術を学び続けなければならない大変さもある。
ただ、チーム一丸となって作り上げたゲームが世に出て、多くのユーザーに楽しんでもらえた時の感動は、他の仕事では味わえない。
「辛さ」以上に「楽しさ」や「やりがい」を感じられる人にとっては、天職になり得る。自分が何を大切にして働きたいのか、価値観と照らし合わせて考えてみてほしい。
完全無料
手厚いサポートの就活支援!
4.8
Based on 373 reviews
powered by Google
はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
See All Reviews
8.ゲーム業界を目指すならユニゾンキャリア
ユニゾンキャリアであれば、君にぴったりのゲーム系企業を紹介することができる。
ゲーム業界を含むIT業界専門の就活エージェントとして、大手から隠れた優良企業まで幅広い求人を保有しているからだ。
業界に精通したアドバイザーが、ネットでは見えない企業のリアルな内情や選考通過の秘訣を伝え、君の適性に合ったキャリアプランを提案していく。
8-1.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー①
成功者インタビューより
エンジニアの就活でつまずいたところはありますか?
面接で予想していなかった質問が飛んで来たときに、うまく答えられませんでした。
大学で自動車のシステムについて学んでいたこともあって、「なんで自動車関連の企業ではなくて、IT企業を目指しているんですか?」という質問をよく聞かれたんですけど、準備していなくて、思うように答えられなかったんです。
「学生時代に取り組んだこと」「企業を志望する理由」など、一般的な質問の対策はしていて面接には自信があったんですが…。
いざやってみると想定しない部分を深掘りされることが多くて、困っていました。
ユニゾンキャリアではどんな面接対策を行いましたか?
担当キャリアアドバイザーの奥之園さんに面接でよく聞かれる質問を教えてもらって、その質問に対する答え方を時間をかけて考えてもらいました。
自分が考えた回答について「ここをもうちょっと膨らませたら良いと思います」などのアドバイスをもらって、うまく答えられなかった質問にも答えられるようになったんです。
そのほかにも、話す長さや喋り方とか色々アドバイスがありました。
特に、自分はネガティブなことをそのまま伝えてしまいがちだったので、答え方のアドバイスをしてもらったのが助かりました。
ネガティブなことを伝える時は、「その後どう改善したか」ということも併せて伝えるっていうアドバイスが特に印象に残ってます。
ユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!
奥之園さんがすごく親身に話を聞いてくれて、自分の希望にしっかり応えてくれる会社を紹介してもらったのがありがたかったです。
今思えば、色々と無理を言ってしまっていたかなと思うところもあるんですけど(笑)
すごい頑張って企業を探してくれたんだろうなと思うので、とても感謝しています。
自分ひとりでは、希望に合う企業に内定をもらうのは難しかったと思うので、使ってよかったです!
8-2.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー②
成功者インタビューより
エンジニア以外で志望していた職種はありますか?
就活を始めたときは、自動車が好きだったのでディーラーだったり、営業職全般を幅広く見ていましたね。
当時もプログラミングには興味があったんですが、数学が苦手で文系だったというのもあって、就活を始めたときはエンジニアになることは考えていなかったんです…。
就職活動で不安だったことは何ですか?
エンジニアとして、企業から内定をもらえるかが不安でした。
就活を始めたときは営業職を見てて、人材会社の営業職として内定をもらってたんです。
でも、その会社でインターンとして働いたときにノルマに追われて営業の辛さを知って…。
周りの人もどんどん辞めていく会社だったので内定を辞退して、就活を再スタートすることにしたんです。
ただ、周りの同級生は就活を終えていて、もう後戻りできないというプレッシャーもありました…。
ユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
担当キャリアアドバイザーの橋本さんの対応が早くて助かりました!
3年生の3月に就活を再開したんですが、周りの同級生が内定をもらってたこともあって当時は焦ってて…。
でも、最初の面談から求人の紹介までが早くて、スムーズに就活を進められたので本当にありがたかったです。
そのおかげで、2か月後には内定がもらえて早く就活を終えることができたので橋本さんには本当に感謝しています。
ゲーム業界は職種が多岐にわたり、自分に合う仕事を見つけるのは簡単ではない。
もし職種選びや企業選びに迷っているなら、ぜひユニゾンキャリアに頼ってほしい。IT業界に精通したアドバイザーが、君の適性や希望に合わせて企業を紹介していく。
後悔のない就活をするために、まずは無料相談から始めてみよう。