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エントリーシート(ES)の自由記入欄は何書く?NG例と例文10選を紹介
1.エントリーシートの自由記入欄とは何か? エントリーシートの自由記入欄は、企業が就活生の個性や創造性を測るために設けている。通常の設問とは異なり、決まった回答形式がないため、君自身の発想力が試される。 自由記入欄の特徴については、以下のとおりだ。 1-1.テーマが何もない完全に自由な記入欄 自由記入欄の特徴は、テーマや形式が一切指定されていないことだ。 企業から与えられたテーマがな…
2025.11.27
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最終更新日 : 2026.10.23
記事の概要
エントリーシートの志望動機欄を前に、例文をいくつも読んだのに自分の言葉に直せず、手が止まっていないだろうか。型に当てはめて書いても、別の企業名で成立する文章になっていないか不安になるのは自然だ。
型は表現の枠にすぎず、自分の経験・価値観と企業の事実をつなぐ素材を作れて初めて、通過水準の文章になる。書く前の準備と企業固有の書き分けを押さえれば、ダメな例と良い例の差も自分で判断できる。
この記事では、志望動機の基本構成と書き出しの型、例文、ダメな例、履歴書や面接との使い分けまで解説していく。
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1.エントリーシートの自由記入欄とは何か? エントリーシートの自由記入欄は、企業が就活生の個性や創造性を測るために設けている。通常の設問とは異なり、決まった回答形式がないため、君自身の発想力が試される。 自由記入欄の特徴については、以下のとおりだ。 1-1.テーマが何もない完全に自由な記入欄 自由記入欄の特徴は、テーマや形式が一切指定されていないことだ。 企業から与えられたテーマがな…
2025.11.27
エントリーシートの志望動機は、「なぜこの会社なのか」を自身の経験と企業の事実を結びつけて示す文章である。企業はここから、入社意欲、企業理解、自分との適合性、入社後の活躍イメージの4点を見極めている。
志望動機の質は、文章の巧拙よりも「自分の経験・価値観」と「企業の事実」の接点を言葉にできるかで決まる。
そのため、書く前の準備として、大切にしてきた価値観や経験を整理し、企業の事業内容を自分の言葉で説明できるようにした上で、両者の接点を一文で表すことが不可欠である。
自己分析や企業研究が不足したまま焦って例文を真似ても、企業名を入れ替えても成立するような薄い内容になりやすい。
評価される文章の基本構成は、「結論」「理由」「具体的な経験」「入社後に貢献したいこと」の4段階である。型は表現の枠であり、中身を埋めるのは自分の素材である。
各段階を一文で言い切り、結論と理由のつながりを崩さないことが重要となる。完璧な一文を目指すより、まずは接点を1つ見つけることから始めればよい。
型と準備の両方をそろえることで、自分の言葉でその企業に響く志望動機を作成できるのである。
エントリーシートの志望動機で企業が見ているのは、「なぜこの会社なのか」という問いへの答えである。ただし、企業は文章の上手さよりも、その答えに説得力があるかを重視している。
ここでは、企業が志望動機から見極めている4つの評価ポイントを整理する。企業は入社意欲・企業理解・自分との適合性・入社後の活躍イメージの4点から志望動機を評価している。
4つのポイントを知ると、何を書けばよいかが具体的に見えてくる。志望動機は思いつきで書くものではなく、評価軸に沿って素材を組み立てる文章である。
企業がまず確認するのは、その会社に本当に入りたいと思っているかという入社意欲である。志望度の高さは、文章の熱量ではなく、どの事実に関心を持ち、どこまで調べたかという具体性に表れる。
「御社の事業に興味があります」だけでは、他社にも同じ文を使い回せてしまう。企業側から見ると、志望度が高い学生は、会社の特定の取り組みや製品に触れた上で、その理由を述べられる。
入社意欲が伝わっているかは、次の項目で確かめられる。
入社意欲が伝わっているかを確認する項目
上の項目を満たせていれば、入社意欲は文面の中で自然に伝わる。逆に一つでも欠けていると、志望度が低いと受け取られやすい。
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企業は、事業内容や強みを学生が自分の言葉で理解しているかを見ている。理解の深さは、事業の仕組みや顧客への価値を、自分なりの言葉で説明できるかに表れる。
専門用語を使うこと自体は評価されず、なぜその事業が社会で必要とされるかを語れるかが問われる。
例えば、同じIT企業でも「システムを開発している会社」と「業務の課題を整理してから開発を進める会社」では、読み手に伝わる理解の深さが変わる。前者は表面的で、後者は仕事の進め方まで踏み込んでいる。
| 理解の段階 | 文面の例 | 企業から見た印象 |
|---|---|---|
| 浅い | 事業内容に魅力を感じた | どの会社にも言える |
| 標準 | 特定のサービスの仕組みに関心を持った | 調べた形跡がある |
| 深い | 顧客の課題を解決する手順に共感した | 会社の強みを理解している |
表の深い段階に近づけるには、事業の顧客・提供価値・強みの3点を自分の言葉で書き出すことが有効である。この整理ができると、次の適合性の説明にもつなげやすくなる。
企業は、学生の価値観や強みが、自社が求める人物像と合っているかを確認している。優秀さだけでなく、入社後に長く力を発揮できるかどうかを見ているためである。
適合性は、自分の経験から導いた強みと、企業の仕事内容が噛み合うかで判断される。経験と企業の求める姿が結びついていれば、志望動機に説得力が生まれる。
確認方法は、自分の強みを一文で書き、それが企業のどの仕事で活きるかを考えることである。例えば、粘り強く取り組んだ経験があるなら、長期の開発プロジェクトに向いていると説明できる。適合性は、入社後に活躍する姿を描くための土台になる。
企業は、入社後に何を担い、どう貢献できるかを具体的に描けているかを見ている。入社後の姿が見えない志望動機は、入社意欲が強くても評価されにくい。
活躍イメージは、大きな目標ではなく、最初に任される仕事と自分の強みの組み合わせで示すと伝わりやすい。新卒の段階で求められるのは、将来の大計より、現実的に貢献できる道筋である。
例えば、営業職なら「まずは顧客の声を社内に届ける役割を担い、経験を活かして提案力を高めたい」と書ける。役割と成長の順序が見えると、企業は入社後の姿を想像しやすくなる。
4つのポイントは別々に評価されるのではなく、一つの志望動機の中で互いにつながっている。次の段階では、この評価軸に沿って書く素材をどう集めるかを見ていく。
志望動機は文章力よりも、書く前に集めた素材の質で決まる。素材とは、自分の経験と価値観、企業の事実、そして両者をつなぐ接点の3つだ。
ここでは、この3つを順番に作る方法を解説する。本章で順に見る内容を、先に示しておく。
志望動機の土台になるのは、自分が何を大切にして行動してきたかという価値観の言語化である。ここが曖昧なまま文章を書くと、どの企業にも当てはまる抽象的な文面になりやすい。
価値観は、過去の経験を振り返ると見つけやすい。部活動、アルバイト、ゼミ、ボランティアなどで、自分から工夫した場面や、粘り強く取り組んだ場面を思い出してみてほしい。
その場面で何に力を注いだのかを書き出すと、自分の軸が見えてくる。書き出しの手順は簡単だ。まず経験を3つ挙げ、それぞれについて「何をしたか」「なぜそうしたか」「何を得たか」を一行ずつ書く。
次に、その一行の中から繰り返し出てくる言葉を探す。その言葉が、自分の価値観の候補になる。棚卸しで確認する項目を具体的に挙げると、下記の通りだ。
棚卸しで確認する項目
この3点を見れば、自分が何に動かされる人間なのかが分かる。それが後の志望動機で「なぜこの会社か」を語るときの出発点になる。
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次に必要なのは、企業について事実として言える情報を集めることだ。ここでいう事実とは、企業の公式サイトや採用ページ、IR資料、社員インタビューなどで確認できる内容を指す。印象や憧れだけで書くと、他社にも通用する文章になってしまう。
集める情報は、事業内容、主力の商品やサービス、社風、求める人物像の4つに絞ると整理しやすい。とくに社風や求める人物像は、採用ページや社員インタビューに具体的な言葉で書かれていることが多い。
企業が自ら示している言葉を拾うことが、志望動機の根拠を強くする。
情報を集めたら、確認項目と調べる場所を表にして整理すると判断が速くなる。例えば、志望企業と同業の他社を並べて、事業の強みや働き方の特徴を比べてみる。違いが明確になるほど、その企業を選ぶ理由が具体的になる。
| 確認項目 | 調べる場所 | 志望動機で使う見方 |
|---|---|---|
| 事業内容 | 公式サイト・IR資料 | どの課題を解決しているかを確認する |
| 社風・働き方 | 社員インタビュー・採用ページ | 自分の価値観と合うかを判断する |
| 求める人物像 | 採用ページ・説明会資料 | 自分の経験と重なる部分を探す |
表を作り終えたら、どの項目が自分の経験と重なりそうかに印を付けてみてほしい。印が付いた項目が、次の接点づくりの材料になる。
最後に、棚卸しした自分の価値観と、集めた企業の事実を結びつける。この結びつきが「その企業だからこそ」の根拠になる。
ここが言葉になっていないと、志望動機は型どおりの文章に留まる。接点は「自分の経験×企業の事実×自分がやりたいこと」の三つをつなげて作る。
例えば「ゼミで意見の違いを調整した経験」と「企業が多様な立場の意見を集めて案件を進めていること」を結びつけ、「その進め方の中で自分の調整力を生かしたい」と書ける状態を目指す。
経験と企業の事実を並べただけでは、接点にはならない。「なぜその企業でなければならないのか」が一文で言えるかを確認してほしい。言えない場合は、企業の事実をもう一つ集め直すと見つかりやすい。
また、企業名を入れ替えても成立する文章になっていないかも確認する。入れ替えても通じる文章は、接点が不足している合図だ。
接点が言葉にできたら、その一文を志望動機の結論部分に置く。ここから理由、経験、入社後の貢献へ話を広げれば、論理の筋が通った文章になる。
志望動機は、型どおりに書けば通るものではない。書く前の素材と、型の使い方をそろえて初めて評価される文章になる。ここでは、迷わず書き進められる基本構成を順に確認する。ここから解説するステップを、先に順番で示しておく。
志望動機の書き出しは、「なぜこの会社を志望するのか」の核を一文で示すことから始める。判断軸は、結論が一文で言い切れているかどうかだ。結論は冒頭の一文に置き、理由の説明はその後に続ける。
読み手である採用担当者は、ES(エントリーシート)を大量に読む。結論が後ろにあると、どの会社向けの文章かを判断する前に読み流されやすい。結論を先に出すことで、以降の経験や企業情報が何を支える文章なのかが伝わる。
結論の一文は、「私は〇〇の分野で△△に取り組みたいと考え、貴社を志望する」のように、志望分野と目指す姿を入れる形が書きやすい。
例えば「貴社の業務システム開発を通じて、現場のITに詳しくない社員も使いやすい仕組みを作りたい」のように、自分の目的が具体的に見える一文にする。
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結論を裏づける根拠は、自分の経験の中から選ぶ。判断軸は、その経験が結論の志望理由とつながっているかどうかだ。根拠は数を増やすより、結論と直接つながる経験を1つに絞る方が伝わりやすい。
経験の選び方は、アルバイト、サークル、ゼミ、個人での制作など、どれでも構わない。大切なのは、その場面で自分が何を考え、どう行動して、何が変わったかを説明できることだ。
学生時代の経験は、大きな成果がなくても、行動と思考の過程があれば根拠として使える。例えば、飲食店のアルバイトで注文ミスを減らすために手順書を作った経験は、現場の課題に気づき改善する力を示せる。
この経験を結論の「現場で使いやすい仕組みを作りたい」と結びつければ、志望理由の一貫性が生まれる。
| 経験の種類 | 結論とつなげる視点 | 例 |
|---|---|---|
| アルバイト | 現場の課題をどう改善したか | 手順書の作成で作業ミスを減らした |
| サークル・ゼミ | チームの課題にどう向き合ったか | 役割分担を見直して議論を進めた |
| 個人の制作 | 目的に対して何を工夫したか | アプリの利用者調査をもとに機能を絞った |
表の3つのうち、結論と最も近い経験を1つ選ぶ。選んだ経験は、課題・行動・結果の3点で短く整理してから文章にすると、書き漏れが減る。
次に、なぜこの会社でなければならないのかを、企業の事実と自分の志望理由の接点で示す。判断軸は、他社に当てはめても成立しない根拠があるかどうかだ。
企業固有の事実と、自分の経験・価値観を結びつけて初めて、志望動機は他社と区別される。企業の事実は、採用ページ、事業紹介、IR資料、社員インタビューなどから集める。
読者が見るべき項目は、事業の特徴、大切にしている価値観、求める人物像の3つである。企業名を入れ替えても通る文章は、企業の事実が書かれていないことが多い。
例えば「社員の声を開発に反映する文化がある」という事実を見つけたら、ステップ2の経験と接続できる。現場の声を拾って改善した経験があるなら、「その姿勢に共感した」と具体的に書ける。
最後は、入社後に何をしたいかで締める。判断軸は、入社後の行動が結論と経験の延長線上にあるかどうかだ。入社後の貢献は、大きな目標ではなく、結論の志望理由をどの場面で実現したいかで書く。
締めの段落では、入社後に担当したい業務や関わりたい場面を1つ示す。その際、会社の規模や華やかな仕事を理由にすると、評価される根拠になりにくい。
入社後の姿が具体的であるほど、採用担当者は入社後の活躍を想像しやすくなる。例えば「入社後は、現場担当者と開発チームの間に立ち、利用者の声を仕様に反映する役割を担いたい」と書けば、ステップ1〜3の流れが一本につながる。
入社後の貢献を書いた後は、冒頭の結論に戻って一貫しているかを読み返すとよい。
志望動機の字数は、会社ごとに200字、400字、500字などの指定がある。字数が変わっても、結論・根拠・企業との接点・入社後の貢献という骨組みは変えない。
また、字数に応じて削るのは説明の重複であり、結論と企業との接点は最後まで残す。数を増やすときは、同じ内容の言い換えではなく、判断材料を足すことを意識する。
字数の指定がない場合は、400字前後を目安にすると過不足なく書ける。短すぎると企業との接点が伝わらず、長すぎると要点がぼやけるためである。
提出前には、指定字数の9割以上を使えているかも確認しておく。字数に余裕を残しすぎると、意欲が低いと受け取られるおそれがある。
字数の判断に迷ったら、各段落が「結論」「根拠」「接点」「貢献」のどれを担っているかを確認する。役割が重なる段落があれば、そこを削るか統合する方が読みやすくなる。
志望動機の書き出しは、読み手の関心を最初の一文でつかむ役割を担う。ESの評価者は多くの応募書類を短時間で読むため、冒頭で「この学生は何者か」が伝わらなければ、その後の文章は読まれにくい。
ここでは、書き出しに使える代表的な型を4つ取り上げる。どの型を選ぶかは、自分の材料のうちどれが最も強いかで決めるとよい。
この型は、企業が掲げる理念やビジョンに自分が共感した点から書き始める方法である。理念への共感を冒頭に置くと、入社意欲が一文目から伝わる。
企業側は「その会社の考え方を理解した上で応募しているか」を重視しているため、この型は評価されやすい。ただし、理念の言葉をそのまま引用するだけでは共感は伝わらない。
理念のどの部分に、自分のどの経験が重なったのかを一文で結ぶことが必要になる。
例えば、地域の課題解決をうたう企業に対して、学園祭の運営で地元商店街と調整した経験を結びつけるといった形である。この型を選んだ場合は、理念と自分の経験の接点を一つに絞り、その企業ならではの事業内容と結びつけて書き直すとよい。
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この型は、説明会や社員との面談などで得た実感から書き始める方法である。
実感から書き出すと、企業研究をしたという事実を一文目で示せる。ただし、「社風が良さそうだと感じた」だけでは根拠が弱い。どの場面で、どの社員のどの発言や行動から、その印象を持ったのかを書く必要がある。
例えば、若手社員が失敗を共有しながら改善策を話していた場面が挙げられる。その場面で自分が何を感じたかを一文添えると、読み手にも情景が伝わる。社風の実感を書く際の確認項目を、下に整理した。
社風の実感を書く際に確認したい項目
実感の記述が印象論で終わると、評価者には判断材料が残らない。そのため、社風の描写は「自分はこの環境で何をしたいか」まで書き切ることが重要になる。
この結びつけができれば、社風の型は志望動機の説得力を大きく高められる。
この型は、自分が就活で大切にしている軸と、企業の特徴が重なる点から書き始める方法である。軸と企業の特徴を重ねると、なぜこの会社なのかという問いに対して論理的に答えられる。
志望動機で最も問われるのは、この企業でなければならない理由であり、この型はその答えを構造的に示しやすい。
軸を書くときは、抽象的な言葉に留めないことが大切になる。「成長したい」「社会に貢献したい」だけでは、どの企業にも当てはまってしまう。
成長の中身や貢献の対象を具体化し、企業の事業や制度と対応させると、志望動機として通用する水準になる。
例えば「若いうちから裁量を持って仕事を任されたい」という軸であれば、若手が早期に担当案件を持つ制度を持つ企業と重ねる。軸と制度が一対一で対応しているかを確認すると、書き出しの説得力を判断できる。
この型は、過去の経験から志望理由につなげて書き出す方法である。自分の原体験を冒頭に置くと、志望動機に人柄や価値観が表れ、他の応募者との違いが出やすい。原体験から入る型は、読み手に「この学生の動機は本物だ」と感じさせやすい。
ただし、経験を語るだけでは志望動機にならない。経験から得た気づきが、その企業で何をしたいかにつながっているかを示す必要がある。
原体験から入る際に確認したい項目
原体験の型は、経験の話が長くなりすぎると志望動機の中心がぼやける。経験は三文程度に絞り、残りの文章は企業との接点に使うと全体の構成が安定する。
この配分を意識することで、書き出しから結論までの流れが自然になる。
志望動機の例文は、理由の種類によって書き出しの形が変わる。ここでは理由別に7つの例文を取り上げ、それぞれのポイントを整理する。
ただし、例文はそのまま使うものではない。自分の経験と企業の事実に置き換えて初めて、評価される志望動機になる。
企業理念への共感を軸にする場合、最初に確認したいのは「その理念のどの部分に惹かれたのか」である。理念の言葉をなぞるだけでは、他社でも通用する志望動機になってしまう。
そのうえ、理念が評価される理由は、企業が理念を通じて採用後の行動基準を示しているからだ。理念と自分の経験が結びつくと、入社後の働き方まで具体的に語れる。
例文は次のような形になる。
例文
「大学時代の地域清掃ボランティアで、住民同士が協力できる仕組みの大切さを知った。御社の『人と人をつなぐ』という理念は、その経験と重なる。入社後は、現場の声を仕組みに変える仕事で貢献したい。」
理念への共感は、経験の具体性が伴って初めて伝わる。理念と経験の接点を一文で言えるかを基準にしてほしい。
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事業内容に興味を持った場合は、どの事業のどの部分に、どんな根拠で関心を持ったかを示すことが重要になる。「面白そう」だけでは、企業は関心の深さを判断できない。
例文は次のような形になる。
例文
「御社の物流管理サービスは、中小の製造業でも導入しやすい料金体系を持つ。アルバイトで在庫管理の非効率さを見た経験から、現場で使われる仕組みに関心を持った。」
根拠は、企業の公開情報や製品・サービスの特徴から拾える。事実に基づく関心は、企業理解の深さとして評価されやすい。
| 確認項目 | 良い書き方 | 避けたい書き方 |
|---|---|---|
| 関心の対象 | 具体的な事業名・サービス名 | 「事業が魅力的」 |
| 根拠 | 公開情報や特徴から拾った事実 | 印象だけの感想 |
| 自分との接点 | 経験や価値観との結びつき | 関心の理由が書かれていない |
表の三項目が揃えば、事業への関心は他社と書き分けられる。事業の事実と自分の経験を並べて書けるかを確認してほしい。
社風や社員への魅力は、説明会や座談会などで実際に得た実感を根拠にすると説得力が増す。ホームページの雰囲気だけで書くと、どの企業にも当てはまる文章になりやすい。
さらに、実感は、社員の発言や職場の雰囲気など、自分が見聞きした事実から作る。実感を書くときは、感想ではなく場面として描くことがポイントになる。
例文は次のような形になる。
例文
「説明会で若手社員が、失敗した企画の振り返りを率直に話していた。その姿勢に、挑戦を前向きに扱う社風を感じた。自分も失敗を次に活かす働き方で貢献したい。」
社風の魅力は、場面を具体的に書けるかで伝わり方が変わる。いつ誰のどの場面で感じたかを言えるかを見直してほしい。
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成長環境や働き方を重視する理由は、そのまま書くと待遇の希望に聞こえやすい。成長や働きやすさを、自分が会社にどう貢献するかに結びつけて書くことが必要になる。
なお、企業は、入社後に長く活躍してくれる人材かどうかを見ている。成長を求める理由が貢献の意欲につながると、志望動機として成立する。
例文は次のような形になる。
例文
「若手のうちから顧客への提案を任される環境に魅力を感じた。自分は学生時代の研究で培った分析力を活かし、早期に提案の質を高めたい。その成果を組織に還元したい。」
成長環境の話は、貢献の方向まで書いて初めて評価につながる。成長の先に何をしたいかを一言で示せるかを確認してほしい。
インターンシップが志望のきっかけになった場合は、参加の理由と、そこで得た気づきを軸にして書くことが基本になる。参加したという事実だけでは、志望の理由は伝わらない。
あわせて、気づきは、業務の中で感じた違和感や発見から生まれる。参加前の関心と参加後の変化を並べると、志望の理由に流れが生まれる。
例文は次のような形になる。
例文
「参加前は営業の仕事を華やかだと考えていた。実際には、顧客の業務を丁寧に聞く地道な作業が成果を支えると知った。その姿勢に共感し、志望の気持ちが強くなった。」
インターンシップは、気づきの質で志望動機の厚みが変わる。参加前後の変化を一文で言えるかを基準にしてほしい。
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部活動やゼミの経験を軸にする場合は、経験そのものより、そこから得た学びを志望理由につなげることが重要だ。経験の内容を詳しく書くほど、志望との接点が薄くなりやすい。
そのうえ、学びは、課題に直面したときの行動や考え方に表れる。学んだことが企業の仕事でどう活きるかを示すと、説得力が出る。
例文は次のような形になる。
例文
「ゼミで意見の違うメンバーをまとめた経験から、論点を整理して合意を作る力を学んだ。御社の開発現場では、部門をまたぐ調整が求められると知った。この力を活かして貢献したい。」
経験は、学びに変換して初めて志望動機の材料になる。経験から何を得て、それを企業でどう使うかを言えるかを確認してほしい。
社会課題や原体験から志望する場合は、課題への問題意識と、企業の事業がその課題にどう応えているかを対応させることが核になる。想いの強さだけでは、企業の事業との関係が伝わらない。
実際、原体験は、課題を自分事として捉えたきっかけを示す。原体験を一つの出来事として書くと、読み手に状況が伝わりやすくなる。
例文は次のような形になる。
例文
「祖父が地方の病院で、紙の記録を探すのに時間を取られている姿を見た。御社の医療情報システムは、その課題を解消する仕組みを持つ。入社後は、現場で使いやすい設計に関わりたい。」
原体験は、企業の事業と結びついて初めて志望動機になる。課題・原体験・企業の事業の三つを一本の線で説明できるかを確認してほしい。
エントリーシートと履歴書は、どちらにも志望動機の欄がある。そのため、同じ文面を流用しても問題ないと考える就活生は多い。
ただし、両者は目的も読まれ方も異なる。この違いを押さえてから使い回しの範囲を決めることが、整合性のある志望動機への近道となる。
履歴書の志望動機は、応募者の基本情報を補足する位置づけで書かれることが多い。採用担当者は、学歴や資格と並べて短時間で目を通す。
一方で、エントリーシートは、設問ごとに企業が知りたい情報を深掘りする書類である。書類ごとの目的を先に確認することが、書き分けの出発点になる。
履歴書は文字数が少なく、形式も定まっている。そのため、要点を一文から数文で伝える必要がある。
エントリーシートは設問の文字数が多く、経験の背景や企業との接点を具体的に説明する余地が大きい。同じ志望動機でも、求められる深さが変わる点を理解しておきたい。
具体的には、設問の聞き方と字数を見比べると違いが分かりやすい。例えば「当社を志望する理由」という一行だけの設問なら履歴書と近い答え方になる。
「当社で実現したいことと、その理由を400字で」という設問なら、ESは経験と将来像をつなぐ文章になる。履歴書は要点を絞り、ESは根拠と具体例を厚くする。この順序で書けば、同じ軸でも役割の違う文章になる。
使い回してよいのは、志望動機の軸となる部分である。例えば「どの価値観に共感したか」「どの分野で力を発揮したいか」といった判断の芯は、書類が変わっても大きく変わらない。
軸は共通にして、企業固有の部分を書き分けるのが基本の考え方となる。一方で、企業ごとの事実や接点は多くの場合書き分ける必要がある。企業の事業内容、社風、求める人物像などは会社によって異なる。
別の企業の情報をそのまま残すと、採用担当者は志望度を疑いやすい。企業名を入れ替えても成立する文章は、評価されにくいと考えておきたい。
この仕分けを表にしておくと、どこを直せばよいか一目で分かる。
| 要素 | 使い回し | 書き分け |
|---|---|---|
| 経験の要点 | 可 | 設問に合わせて切り出す |
| 自分の価値観・軸 | 可 | 企業の事業と結びつけ直す |
| 企業の事実・接点 | 不可 | 企業ごとに多くの場合書き換える |
| 入社後の貢献 | 不可 | 企業の事業や職種に合わせる |
表で整理すると、使い回しの可否が判断しやすくなる。共通にしてよいのは自分の軸で、企業固有の部分は多くの場合作り直す。この線引きを守れば、効率よく書きつつ志望動機の質を保てる。
志望動機の書き方や就活の進め方に迷っているなら、IT業界専門の就活エージェントであるユニゾンキャリアを活用してほしい。また、一人で悩みを抱えたまま就活を続けても、同じ失敗を繰り返して、貴重な時間を無駄にしてしまうリスクが高い。
プロのサポートを受けることで、君の強みを引き出し、最短距離で自分に合った企業から内定を獲得できる。
成功者インタビューより
ちなみに就活はいつ頃はじめられたんですか?
めちゃくちゃ遅くて、大学4年の9月後半ぐらいからです。
ユニゾンキャリアさんに登録したのが、就活を始めようと思った3日前とかなので、本当にゼロの状態からのスタートでした。
周りの友人は6月くらいに内定をもらってる人が多かったですけど、僕はその時期に就活は始めてなかったですね。
友人同士であんまり就活の話をしなかったので、気づいたらみんな内定を持ってるという状況でした。
焦りがなかったわけではないですけど、人に比べたらそこまで焦ってはいなかったと思います。マイペースというか、楽観的すぎたのかもしれませんね。
ユニゾンキャリアではどんなサポートがありましたか?
どんなサポートというか…もう全部、奥之園さんに頼りきりでした。
エントリーシートも、最初はフォーマットを送ってもらったんですけど、結局奥之園さんに相談しながら完成させましたね。
面接の受け答えとかも、僕が話しやすいように内容を一緒に考えてもらって、すごく助かりました。
あと、選考に通るためにはプログラミングの勉強もしたほうが良いって言われて、その勉強もしたりしました。
自分で就活を進めてたら、プログラミングを勉強することは絶対なかったと思うので、教えてもらってよかったです。
自分は面倒くさがりなので、ここまで手厚くサポートしてもらえなかったら、正直途中で投げ出していたかもしれません。
相談しやすい雰囲気だけじゃなくて、エントリーシートの添削とか面接対策とか色々サポートしてくれてありがたかったです。
最後にユニゾンキャリアを利用した感想をお願いします!
全部お任せして、ゼロから内定までいけたので感謝しています。
内定までにやるべきことを教えてもらって、それに従って準備すれば良いっていう状態にしてもらえて助かりました。
もし自分でやっていたら、多分エントリーシートも出せずに動けなくなっていたんじゃないかと思うので、本当に利用して良かったです。
だから、自分みたいにやりたいことが決まっていない人や、どう動けばいいか分からない人にはすごく合っているんじゃないですかね。
おかげで大学生活最後の期間は、卒業旅行の計画を立てたりと、思いっきり遊ぶことができそうです(笑)
自分一人じゃ絶対に無理だったので、相談して正解だったなと思います。お世話になりました!
\優良企業から穴場企業までカバー/
成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください
病気の治療に欠かせない医療機器の研究などを行える大学に入り、大学で学んだことを活かしたいと思ったので、医療業界でエンジニアになりたいなと思ったことがきっかけです。
ただ、実際に就活を進めてみると難しかったです。面接の時に「ITはどんなことを勉強していますか?」と聞かれることがあったんですが、全然答えられなくて…。
それで、プログラミングの勉強を始めたんですが、思ったよりも面白かったんですよね。
勉強を進めていく中で、「別に医療を絡める必要もないな」と思うようになって、IT業界に絞って就活を進めるようになりました!
ぶっちゃけユニゾンキャリア以外も就活エージェントは利用していましたか?
はい、使ってました(笑)
ただ、以前使っていた就活エージェントさんは、相談させてもらっている途中で音信不通になって、全然連絡が取れなくなったんです。
正直、就活エージェントの印象はかなり悪くなっていたんですけど、どうすれば面接に通るのか分からなかったので、ユニゾンキャリアさんを利用することにしました。
利用してみると、担当キャリアアドバイザーの橋本さんはすごく親身に相談に乗ってくれて。
「めちゃめちゃ良い人だな。この人だったら頼ってもいいのかな」と思うようになりました!
最後にユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!
本当に学生に寄り添ってくれる就活エージェントさんだったな、と思います。
橋本さんに朝早くから面談をお願いした時も「高梨さんのためだったら早く来ます!」と言ってくださって。
IT業界の就活がうまくいかなくて悩んでいる人なら、誰にでもおすすめできる就活エージェントさんだなと思います。ありがとうございました!
ユニゾンキャリアは完全無料のサービスであり、適性に合った企業選びから模擬面接の実施まで一貫してサポートを行っている。
さらに、IT企業の人事担当者から聞いたリアルな働き方や選考基準をもとに、君にぴったりの求人を厳選して紹介する
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