記事の概要
新卒からSIerを目指すのなら、プライムベンダーに入るのをおすすめしたい。
プライムベンダーと呼ばれるSIerのほとんどが大企業で、経営も安定している。ただ、大企業がゆえに、個別の業務が最適化された結果、「技術力が身につかない」「社内調整ばかりでつまらない」といったミスマッチに苦しむことになる可能性がある。
この記事では、SIerの業界構造からプライムベンダーの特徴、企業一覧まで紹介していく。
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1.SIerとはどんな企業?
SIerは、企業の課題を解決するためにITシステムを提供する「課題解決のプロ」だ。
銀行のATMシステムやコンビニのPOSレジ、企業の給与計算システムなど、社会を支えるあらゆるシステムの裏側にはSIerの存在がある。
ここでは、SIerの基本から年収事情まで、就活生が知っておくべきポイントを4つに絞って解説していく。
1-1.顧客のシステム開発を行う
SIerの最大の特徴は、自…
1.【前提】IT業界は多重下請け構造
SIerを理解する上で避けて通れないのが「多重下請け構造」という仕組みだ。
これは、建築業界のゼネコン構造によく似ている。顧客(発注者)からシステム開発の依頼を直接受ける企業を頂点とし、その下に二次請け、三次請けとピラミッド状に連なっている。
なぜこのような構造になるのか疑問に思うかもしれない。その理由は、大規模なシステム開発には数百人から数千人規模の人員が必要になるからだ。
一つの企業だけでそれだけの人員を常時抱えるのは、コストやリスクの面で現実的ではない。
そのため、開発の規模に応じて他の企業に業務を委託し、協力しながらプロジェクトを進める手法が定着している。
この構造の中で、どの立ち位置の企業に入社するかによって、年収や業務内容、そしてキャリアパスが大きく変わることをまずは理解してほしい。
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
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エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
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また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
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水野貴仁09:51 04 Jun 25
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仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
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これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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2.SIerのプライムベンダーとは?
SIer業界を目指す上で、「プライムベンダー」の定義と役割を正確に把握することは重要だ。
ここでは、プライムベンダーがどのような立ち位置にあり、他の企業と何が違うのかを詳しく解説していく。
- SIer業界の頂点に立つ企業
- プライムベンダーは5種類
- 二次請けとの違い
- ITコンサルとの違い
2-1.SIer業界の頂点に立つ企業
プライムベンダーとは、顧客から直接システム開発の案件を受注する企業のことを指す。「一次請け」や「元請け」と呼ばれることもある。
彼らはプロジェクトの総責任者として、顧客との折衝から要件定義、全体のスケジュール管理や品質管理を担う。
実際に手を動かしてプログラミングを行うことよりも、プロジェクト全体を指揮・監督するマネジメント業務が中心となる。
IT業界のピラミッド構造において最上位に位置するため、権限が大きく、プロジェクトの方向性を決定する力を持つ。
そのため、大規模なシステムに関わりたい、ビジネスの上流工程から携わりたいと考える学生にとって、目指すべき企業といえる。
2-2.プライムベンダーは5種類
プライムベンダーは、その成り立ちや得意とする領域によって、5つの系統に分類される。
それぞれの系統で社風や働き方、求められるスキルが異なるため、特徴を理解しておくことが重要だ。企業選びのミスマッチを防ぐためにも、以下の5つの分類を押さえておこう。
| 系統 | 特徴 |
|---|
| メーカー系 | ハードウェア製造から発展。親会社の製品と組み合わせた提案が得意。 |
| ユーザー系 | 金融や商社などのシステム部門が独立。業界知識が豊富で経営が安定している。 |
| 独立系 | 親会社を持たない。しがらみがなく、顧客に最適な自由な提案ができる。 |
| 外資系 | 海外に本社を持つ。成果主義の文化が根付いており、実力で評価される。 |
| コンサル系 | 経営戦略の立案からシステム導入までを一気通貫で行い、最上流から関わる。 |
それぞれの系統には、背景に基づいた明確な強みや文化の違いが存在する。
例えば、メーカー系SIerは親会社の技術力を背景に大規模なインフラ構築が得意。ユーザー系SIerなら特定の業界業務に精通しているため、上流工程から深く関わることができる。
このように、同じプライムベンダーでも環境は大きく異なる。そのため、自分の志向に合ったSIerを見極めることが、就活を成功させるための重要な鍵だ。
2-3.二次請けとの違い
プライムベンダーと二次請け企業の決定的な違いは、「誰と契約しているか」と「業務の裁量権」にある。
プライムベンダーは顧客企業と直接契約を結び、システム全体の完成に責任を持つ。
一方、二次請け企業はプライムベンダーから業務の一部を委託される形で契約を結ぶ。
そのため、二次請け企業は顧客と直接話す機会が少なく、プライムベンダーの指示に従って詳細設計やプログラミング、テストを行うことが多くなる。
また、収益構造の面でも違いがある。上流に位置するプライムベンダーの方が利益率が高くなりやすく、結果として社員の年収も高くなる。
ただし、技術力を磨くという点では、実際に手を動かす機会の多い二次請け企業の方が有利な場合もあることは覚えておきたい。
2-4.ITコンサルとの違い
プライムベンダーとITコンサルは、業務領域が重なる部分も多く、混同されやすい。
基本的な違いは、「システムの導入」に重きを置くか、「経営課題の解決」に重きを置くかにある。
ITコンサルは、企業の経営戦略に基づき、ITを使ってどのように課題を解決するかという「構想策定」や「業務改革」がメインの仕事だ。
対してSIerのプライムベンダーは、その構想を実現するための「システム構築」と「運用保守」を主戦場としている。
しかし、近年ではSIerが上流のコンサルティング領域に進出したり、逆にコンサルファームが開発部隊を持ったりと、境界線は曖昧になりつつある。
就活においては、企業がどのフェーズを強みとしているかを確認することが大切だ。
3.新卒でSIerのプライムベンダーはおすすめ!
就活生にとって、SIerのプライムベンダーは魅力的な選択肢の一つだ。
なぜ多くの学生がここを目指すのか、その理由と実態についてメリット・デメリットの両面から解説していく。
- SIerの中で安定感は抜群
- 大企業が多く年収が高い
- 未経験なら中途より入りやすい
- プロジェクト管理が中心
- 年功序列でつまらない
- 技術志向なら合わない
3-1.SIerの中で安定感は抜群
プライムベンダーの多くは、官公庁や金融機関、大企業といった顧客基盤を持っている。
一度システムを導入すれば、その後の保守・運用やリプレース(刷新)などで数年、数十年単位の長い付き合いになることが一般的だ。
そのため、景気の変動に左右されにくく、経営が非常に安定しているのが大きな特徴である。
IT業界は変化が激しいと言われるが、その中でもプライムベンダーは堅実なビジネスモデルを確立している。
「長く安心して働きたい」「倒産のリスクが少ない企業がいい」と考える学生にとって、これほど恵まれた環境は少ない。
社会インフラを支える大規模案件に関わる機会も多く、仕事のスケールの大きさも魅力の一つだ。
3-2.大企業が多く年収が高い
ピラミッド構造の頂点にいるプライムベンダーは、下請け企業に比べて利益率が高いビジネスを行っている。
その豊富な資金力は、社員の給与や福利厚生に還元される。
実際に、四季報やオープンデータを見ても、プライムベンダーの平均年収はIT業界全体の平均を大きく上回ることが多い。
また、住宅手当や退職金制度、研修制度などの福利厚生も充実しているケースがほとんどだ。
若いうちから安定した収入を得られるだけでなく、ライフステージが変化しても働き続けやすい環境が整っている。
「高い給与を得たい」「充実した福利厚生の中で働きたい」という希望を持つなら、まずはプライムベンダーを目指すべきだろう。
3-3.未経験なら中途より入りやすい
意外に思われるかもしれないが、未経験からプライムベンダーを目指すなら、新卒採用が最大のチャンスだ。
中途採用の場合、即戦力となるプロジェクトマネジメント経験や高度な専門スキルが求められるため、ハードルが高い。
しかし、新卒採用では「ポテンシャル」が重視されるため、文系やプログラミング未経験でも十分に採用される可能性がある。
大手企業ならではの充実した研修制度があり、入社後に基礎からしっかりとITスキルやビジネススキルを学ぶことができるからだ。
最高の環境でキャリアをスタートさせたいのなら、プライムベンダーに就職するをおすすめする。
3-4.プロジェクト管理が中心
プライムベンダーに入社した場合、主な仕事はプログラミングではなく「プロジェクト管理」になることを理解しておこう。
顧客との打ち合わせ、要件定義、スケジュールの調整、協力会社のマネジメントなどが業務の大半を占める。
実際にコードを書くのは、協力会社である二次請け、三次請けのエンジニアであることが多い。
そのため、「バリバリ開発をして技術を極めたい」という思いだけで入社すると、ギャップを感じることになる。
逆に言えば、多くの人を巻き込んで大きなプロジェクトを動かしたい、リーダーシップを発揮したいという人にはうってつけの環境だ。
「技術」よりも「マネジメント」や「ビジネス」に関心がある人に向いている。
3-5.年功序列でつまらない
歴史ある大手企業が多いプライムベンダーでは、良くも悪くも日本的な企業文化が残っている。
昇進や昇給が年功序列で決まるケースが多く、若いうちにどれだけ成果を上げても、すぐに役職に就けるとは限らない。
また、意思決定のスピードが遅かったり、社内調整のための会議や資料作成に時間を取られたりすることも少なくない。
「若いうちから裁量を持って働きたい」「実力主義で評価されたい」という意欲的な学生にとっては、物足りなさや窮屈さを感じる場面がある。
安定している反面、変化を嫌う保守的な側面があることも理解しておこう。ベンチャー企業のようなスピード感を求める人には、合わない可能性がある。
3-6.技術志向なら合わない
もし君がプログラミング言語を使って開発したいのなら、プライムベンダーは慎重に選ぶべきだ。
前述の通り、プライムベンダーの社員は管理業務がメインとなり、技術的な詳細部分は協力会社に任せることが多い。
その結果、IT企業にいるにもかかわらず、プログラミングスキルがあまり身につかないという事態も起こり得る。
「エンジニア」という肩書きでも、実際は「ExcelとPowerPointばかり使っている」と嘆く若手社員もいるのが実情だ。
スペシャリストを目指すのであれば、自社開発企業や、技術力に定評のある二次請け企業の方が、理想のキャリアに近い。
4.SIerのプライムベンダー一覧を紹介
プライムベンダーと一言で言っても、その数は多く、企業規模も様々だ。
ここでは、就活生が押さえておくべき主要な企業を紹介していく。
4-1.SIerの大企業10社一覧
大手SIerは、経営の安定性が高く、就活生にとって安心感のある選択肢である。
メーカー系、ユーザー系、独立系など様々な系統の大手企業が名を連ねている。代表的な企業としては以下のとおりだ。
- NTTデータグループ
- 野村総合研究所
- SCSK
- BIPROGY
- 日立製作所
- 富士通
- 日本電気
- 大塚商会
- TIS
- ネットワンシステムズ
これらの企業は業界内での影響力も大きく、待遇面でも高水準であることが多い。
さらに、福利厚生や研修制度も充実しているため、長期的に働きやすい環境が整っている。
就活においては、まずはこれらの企業をチェックし、それぞれの強みや特徴を比較検討してみることをおすすめする。
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1.就活生が知るべきSIer業界の基本情報
SIer業界は、社会のITインフラを支える役割を担っている。SIer業界の全体像やビジネスモデルは、複雑で分かりにくい。
ここでは、業界を理解するために不可欠な3つの基本情報を解説していく。これらの知識は、企業研究を進めたり、自分に合う企業を見極めたりするうえで役立つ。
1-1.SIerの中にはSESを含む企業がある
SIerとSESは、契約形態が本質的に異なるビジネ…
4-2.SIerの中堅企業30社一覧
大手企業だけでなく、中堅規模のプライムベンダーにも優良企業は数多く存在する。
特定の業界に特化していたり、独自の技術力を持っていたりと、キラリと光る強みを持つ企業が多い。主な中堅企業としては以下のとおりだ。
- クレスコ
- システナ
- アイネット
- ランドコンピュータ
- CACHoldings
- クロスキャット
- アルファシステムズ
- ジャステック
- DTS
- インフォコム
これらの企業は、大手企業に比べて選考倍率が落ち着いている場合もあり、穴場の優良企業が見つかる可能性も高い。
しかも、若手のうちから責任ある仕事を任されるチャンスが多い傾向にある。知名度だけで判断せず、自分のやりたいことができる企業かどうかをしっかり見極めてほしい。
5.SIerのプライムベンダーランキング
ここからは、系統別に代表的なプライムベンダーをランキング形式で紹介する。年収や残業時間などのデータを参考に、自分に合った企業を探してほしい。
- メーカー系SIer企業ランキングTOP5
- ユーザー系SIer企業ランキングTOP5
- 独立系SIer企業ランキングTOP5
- 外資系SIer企業ランキングTOP5
- コンサル系SIer企業ランキングTOP5
5-1.メーカー系SIer企業ランキングTOP5
メーカー系SIerは、親会社が製造するハードウェアと連携したシステム開発に強みを持つ。
公共インフラや大規模な金融システムなど、社会基盤を支えるプロジェクトに関わることが多い。そのため、仕事の規模が大きく、社会貢献性を肌で感じられるのが魅力である。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 / 初任給 / 平均残業時間 |
|---|
| 1位 | 日立製作所 | 961万円 / 26.9万円 / 33.6時間 |
| 2位 | 日本電気 (NEC) | 963万円 / 29.4万円 / 27.0時間 |
| 3位 | 富士通 | 929万円 / 31.5万円 / 23.1時間 |
| 4位 | ソニーグループ | 1,118万円 / 31.3万円 / 27.9時間 |
| 5位 | 東芝デジタルソリューションズ | 約920万円 / 24.0万円 / 24.5時間 |
これらの企業は、長期的なキャリアを築きたい安定志向の学生に特におすすめできる。
グループ全体の規模が大きいため、社内公募制度などを利用して多様なキャリアパスを描くことも可能だ。
ただし、組織が大きいため意思決定に時間がかかる側面もあることは理解しておきたい。
それでも、世界をリードする技術力と安定性は、何物にも代えがたい大きな武器となるはずだ。
5-2.ユーザー系SIer企業ランキングTOP5
ユーザー系SIerは、親会社である商社や金融機関のシステム部門が独立して設立された。
親会社の業務ノウハウを深く理解しており、特定の業界に特化したシステム構築を得意としている。そのため、要件定義などの上流工程からプロジェクトに深く関わることができる。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 / 初任給 / 平均残業時間 |
|---|
| 1位 | 野村総合研究所 | 1,321万円 / 33.6万円 / 43.5時間 |
| 2位 | 電通総研 | 1,123万円 / 28.0万円 / 34.3時間 |
| 3位 | NTTデータグループ | 923万円 / 30.0万円 / 30.7時間 |
| 4位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 743万円 / 29.5万円 / 31.5時間 |
| 5位 | SCSK | 788万円 / 32.0万円 / 22.0時間 |
高年収を狙いたい学生にとって、ユーザー系SIerは魅力的な選択肢となる。
特に上位企業は、コンサルティング領域にも強みを持っており、高い専門性を身につけられる。しかも、福利厚生が手厚く、ワークライフバランスを取りやすい企業が多い。
特定の業界知識を深めながら、安定した環境で長く働きたい人に向いている。
5-3.独立系SIer企業ランキングTOP5
独立系SIerは、親会社を持たず、特定のメーカーや製品に縛られない自由な提案ができる点が強みである。
顧客にとって本当に最適な解決策を、柔軟に組み合わせて提供することが可能だ。
さらに、自社の成長がそのまま社員の評価につながりやすいため、実力主義の傾向が強い企業が多い。若いうちから責任ある仕事を任され、成果を出せば高収入を得られる。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 / 初任給 / 平均残業時間 |
|---|
| 1位 | オービック | 814万円 / 30.0万円 / 32.7時間 |
| 2位 | TIS | 806万円 / 29.4万円 / 27.1時間 |
| 3位 | BIPROGY | 846万円 / 27.2万円 / 24.3時間 |
| 4位 | 大塚商会 | 993万円 / 27.4万円 / 15.2時間 |
| 5位 | 富士ソフト | 640万円 / 23.9万円 / 25.0時間 |
独立系SIerは、技術力と提案力の両方を磨きたい学生にとって理想的な環境である。
親会社の意向を気にする必要がないため、純粋に顧客の課題解決に向き合える面白さがある。
しかも、経営判断のスピードが速く、新しいビジネスモデルや技術への挑戦も活発だ。自分の力でキャリアを切り拓いていきたいというバイタリティのある人におすすめしたい。
5-4.外資系SIer企業ランキングTOP5
外資系SIerは、グローバルな知見と世界最先端の技術力を持ち合わせているのが特徴である。
日本企業にはないフラットな組織文化があり、年齢や社歴に関係なく実力で評価される成果主義が根付いている。
そのため、若くして重要なプロジェクトのリーダーを任されたり、大幅な昇給を実現したりすることも可能だ。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 / 初任給 / 平均残業時間 |
|---|
| 1位 | 日本マイクロソフト | 1,298万円 / 非公開 / 29.4時間 |
| 2位 | 日本オラクル | 1,260万円 / 25.5万円 / 26.0時間 |
| 3位 | 日本アイ・ビー・エム | 1,050万円 / 27.9万円 / 34.1時間 |
| 4位 | SAPジャパン | 1,122万円 / 非公開 / 26.5時間 |
| 5位 | セールスフォース・ジャパン | 1,198万円 / 非公開 / 34.0時間 |
外資系での経験は、キャリアアップのための転職市場でも高く評価される傾向にある。
最先端技術に触れながら、自分の市場価値を高めていきたい学生には最適な選択肢だ。
しかも、多様なバックグラウンドを持つ同僚と働くことで、視野を広げることができる。挑戦を恐れず、常に高い目標に向かって努力できる人なら、大きな成功を掴める。
5-5.コンサル系SIer企業ランキングTOP5
コンサル系SIerは、経営戦略の立案からシステムの実装・運用までを一気通貫で支援する企業である。
顧客の経営課題を直接解決する最上流の工程から関わることができるため、ビジネス視点を養うのに役立つ。
給与水準は業界トップクラスであり、若いうちから高収入を得ることが可能だ。その分、求められるアウトプットの質も高く、激務になりがちだが、圧倒的な成長スピードが期待できる。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 / 初任給 / 平均残業時間 |
|---|
| 1位 | シグマクシス・ホールディングス | 1,208万円 / 54.0万円 / 45.0時間 |
| 2位 | アクセンチュア | 872万円 / 37.5万円 / 33.7時間 |
| 3位 | アビームコンサルティング | 809万円 / 37.0万円 / 37.3時間 |
| 4位 | フューチャー | 900万円 / 37.5万円 / 34.0時間 |
| 5位 | ベイカレント・コンサルティング | 1,349万円 / 非公開 / – |
コンサル系SIerは、SIerとコンサルティングファームの両方の側面を持っており、高い専門性が身につく。
経営層と直接対話する機会も多く、視座の高い仕事ができるのが魅力である。
さらに、優秀な人材が集まっているため、刺激を受けながら切磋琢磨できる環境がある。厳しい環境でも自分を追い込み、最短距離で成長したいと考える学生におすすめしたい。
6.SIerのプライムベンダーの見分け方
プライムベンダーだと思って入社したら、実は二次請けばかりだったという失敗は避けたい。
ここでは、確実にプライムベンダーを見分けるための5つの方法を紹介していく。
- 企業のHPで取引先一覧を確認する
- OB/OG訪問で案件のリアルを聞く
- IT系の就活サイトで情報収集する
- IT専門の就活エージェントを使う
- 口コミサイトで企業の実態を見る
6-1.企業のHPで取引先一覧を確認する
企業のホームページには、必ずと言っていいほど「主要取引先」のページがある。
ここをチェックすることが、最も基本的かつ重要な見分け方だ。
取引先に、トヨタ自動車や三菱UFJ銀行、官公庁といった「エンドユーザー」の名前が多く並んでいれば、プライム案件が多いといえる。
逆に、取引先の大半が大手SIer(NTTデータや日立製作所など)の名前ばかりであれば、その企業は二次請け、三次請けがメインである可能性が高い。
もちろん、両方が混在している場合もあるが、エンドユーザーとの直接取引がどれくらいの割合を占めているか、事例紹介の内容を見て推測することができる。
6-2.OB/OG訪問で案件のリアルを聞く
ホームページや説明会の情報は、企業にとって都合の良い側面しか見えない。
よりリアルな実態を知るためには、現場で働く社員に直接聞くのが一番だ。OB/OG訪問を行い、「普段の業務で、顧客と直接話す機会はどれくらいありますか?」と聞いてみよう。
「週に何度も打ち合わせがある」「要件定義から入っている」といった回答ならプライムの可能性が高い。
逆に「顧客とはPMしか話さない」「仕様書通りに作ることが多い」という場合は、下流工程がメインかもしれない。
実際に、「一次請け案件の比率はどれくらいですか?」とズバリ聞いてみるのも有効だ。
6-3.IT系の就活サイトで情報収集する
IT業界に特化した就活サイトや、企業研究サイトを活用するのも効率的な方法だ。
マイナビやリクナビといった大手サイトだけでなく、OpenWorkやVorkersのような口コミサイトも併用してほしい。
そこには、企業のビジネスモデルや商流に関する情報が掲載されていることが多い。
特に、企業の「強み・特徴」の欄に「プライム案件100%」や「直請けメイン」といった記述があれば、プライムベンダーだと判断して良いだろう。
また、就活サイトの特集記事やインタビュー記事にも、開発体制に関するヒントが隠されていることがあるので、隅々までチェックしよう!
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1.ITエンジニアの就活サイト次第で就活の成否が決まる
ITエンジニアを目指す君にとって、どの就活サイトを選ぶかは、就活の成功を左右する。
就活サイトによって掲載されている企業の種類や、得られる情報、受けられるサポートが全く違う。
IT業界は広く、SIer、Web系、SESなど多様な企業が存在し、それぞれ求める人物像やスキルも異なる。こうした多様な企業を探すため、就活生は様々なサイトを使い分…
6-4.IT専門の就活エージェントを使う
自分だけで判断するのが不安な場合は、プロの力を借りるのが最も確実だ。
IT業界に特化した就活エージェントは、各企業の商流や案件の傾向を熟知している。
彼らは企業の採用担当者から直接聞いているため、ホームページには載っていない裏事情まで把握している。
「プライムベンダーを中心に受けたい」と伝えれば、条件に合った企業をピックアップしてくれるだろう。
また、もし二次請け企業であっても、技術力が高く待遇が良い「隠れ優良企業」を紹介してくれることもある。情報の質と量を確保するのに、就活エージェントが役に立つ。
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1.就活生が知らざる就活エージェントの裏側
就活エージェントは、君と企業の間に立ち、就職活動を個別にサポートするサービスだ。
しかし、その実態は運営会社によって大きく異なる。手厚いサポートを期待して利用しても、必ずしもそうとは限らない。利用する前に、その裏側を理解しておく必要がある。
1-1.ナビサイトにはない就活支援体制がある
就活エージェントを使う最大のメリットは、一般的な就…
6-5.口コミサイトで企業の実態を見る
OpenWorkや転職会議などの口コミサイトは、企業のリアルな姿を映す鏡だ。
現役社員や元社員の書き込みには、商流に関する不満や実情が赤裸々に綴られている。
「客先常駐ばかりで帰属意識が持てない」「二次請け案件がメインで給与が上がらない」といった口コミが散見される場合は注意したい。
逆に、「若いうちから顧客折衝を任される」「上流工程に関われる」といったポジティブな意見が多ければ、プライムベンダーとしての環境が整っていると判断できる。
ただし、口コミはあくまで個人の主観であるため、一つの意見を鵜呑みにせず、複数の情報を照らし合わせて判断しよう。
7.SIerのプライムベンダーで働く先輩たちの声
憧れのプライムベンダーに入社したものの、理想と現実のギャップに悩む先輩も少なくない。
ここでは、実際に働いている人たちがどのような点に不満や後悔を感じているのか、生の声を紹介していく。
- 技術力を身につけたかった…
- 会議や資料作成ばかりだった…
- 好待遇だがキャリアアップが…
7-1.技術力を身につけたかった…
「文系出身でITスキルを身につけたくて入社したが、配属されたのはパートナー企業の管理業務ばかり。プログラミングは研修で触った程度で、実務ではほとんど書いていない」
これは、プライムベンダーに入社した若手社員からよく聞かれる嘆きだ。
SIerの構造上、実装工程は協力会社に外注することが多いため、自社の社員はコードを書く機会が極端に少なくなる。
エンジニアとして手に職をつけたい人にとって、技術から離れていく現状はストレスとなる。
転職を考えたときに、「マネジメント経験はあるが、技術的なスキルがない」という状態になり、市場価値に不安を感じるケースも多い。
7-2.会議や資料作成ばかりだった…
「一日の大半が会議で終わる。残りの時間は議事録や報告書の作成。何のために働いているのか分からなくなることがある」
大規模プロジェクトを動かすプライムベンダーでは、関係者が多岐にわたるため、調整業務が膨大になる。
顧客との定例会、社内チームの進捗確認、協力会社との仕様調整など、とにかく会議が多い。そして、それぞれの会議のために資料を作成し、合意形成を図るプロセスが延々と続く。
泥臭い調整や根回しが必要な場面が多いため、クリエイティブな仕事をイメージしていた人にとっては、退屈な仕事に映る。
7-3.好待遇だがキャリアアップが…
「給料は良いし、休みも取れる。でも、このままこの会社にいて自分は成長できるのだろうか」
プライムベンダーは待遇が良く、居心地が良い環境であることが多い。
しかし、その環境に甘んじてしまうと、社外で通用しない「社内政治力」や「社内システムの知識」ばかりが身についてしまう。
専門的な技術スキルが身につかないまま年齢を重ねると、いざキャリアアップを目指して転職しようとしても、選択肢が限られてしまうことがある。
「飼い殺し」のような状態への危機感から、あえて転職して環境を変える決断をする人もいる。安定は魅力的だが、それが自身の成長を止める要因にもなり得ることを知っておくべきだ。
8.新卒がSIer企業選びの失敗を防ぐ方法
SIer選びで後悔しないためには、入社前にしっかりと情報を集め、自分なりの判断基準を持つことが大切だ。
ここでは、SIer選びで失敗を防ぐための3つのポイントを解説していく。
- プライム案件の比率を確認する
- 入社後の研修内容とキャリアを聞く
- SIerに強い就活エージェントを使う
8-1.プライム案件の比率を確認する
企業選びの際、「プライムベンダーかどうか」を0か1かで判断するのは危険だ。
多くの企業は、プライム案件と二次請け案件の両方を持っている場合が多い。重要なのは、その「比率」である。
プライム案件が7割以上を占める企業であれば、上流工程に関われるチャンスは高い。
しかし、名目上はプライムベンダーでも、実は特定の部署だけが直請けで、他は二次請けというケースもある。
会社説明会や面接の逆質問で、「全案件のうち、プライム案件の比率はどのくらいですか?」と具体的に数字で聞くようにしよう。
また、自分が配属される可能性のある部署の状況も確認しておくと、より確実だ。
8-2.入社後の研修内容とキャリアを聞く
入社後のミスマッチを防ぐためには、研修制度とキャリアパスの確認が欠かせない。
特に、技術研修の期間や内容、現場配属後のOJTの体制について詳しく聞こう。
プログラミングをしっかり学べるカリキュラムがあるか、それともすぐにマネジメント研修に移るのかによって、身につくスキルは大きく異なる。
また、若手社員がどのようなキャリアステップを踏んでいるかも重要だ。
「入社3年目の人はどのような業務を任されていますか?」「スペシャリストの道はありますか?」といった質問を通じて、自分が思い描く将来像と企業の方向性が合致しているかを見極める必要がある。
8-3.SIerに強い就活エージェントを使う
数あるSIerの中から、自分にぴったりの企業を見つけ出すのは至難の業だ。
そこで活用したいのが、SIer業界に強い就活エージェントだ。彼らは各企業の商流や案件比率、社風といった内部情報を豊富に持っている。
ネット上の情報だけでは分からない、「実は技術力重視のプライムベンダー」や「若手でも裁量が大きい企業」などを紹介してくれる。
また、君の志向に合わせて、メーカー系がいいのか、独立系がいいのかといったアドバイスも受けられる。
プロの視点を入れることで、企業選びの精度は格段に上がるはずだ。効率的に、かつ確実に優良企業と出会うために、就活エージェントを使い倒してほしい。
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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9.大手SIerからの内定獲得ならユニゾンキャリア
SIerのプライムベンダーは、安定性や高待遇を求める就活生にとって理想的な環境といえる。
しかし、人気が高い分、選考の難易度も高いのが現実だ。また、自分に合った系統のSIerを見極めるのも簡単ではない。
そこで頼りになるのが、IT業界専門の就活エージェント「ユニゾンキャリア」だ。
9-1.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー①
成功者インタビューより
就職活動で不安だったことは何ですか?
エンジニアとして、企業から内定をもらえるかが不安でした。
就活を始めたときは営業職を見てて、人材会社の営業職として内定をもらってたんです。
でも、その会社でインターンとして働いたときにノルマに追われて営業の辛さを知って…。
周りの人もどんどん辞めていく会社だったので内定を辞退して、就活を再スタートすることにしたんです。
ただ、周りの同級生は就活を終えていて、もう後戻りできないというプレッシャーもありました…。
ユニゾンキャリアではどんな選考対策を行いましたか?
エントリーシートの作成から面接対策まで、一貫してサポートしてもらいました。
私の場合、長期インターン先から内定をいただいていたこともあり、実はエントリーシートを書くのがはじめてだったんです。
何から書けばいいか分からなかったんですが、橋本さんが一から丁寧に教えてくれて、悩んでいた自分の長所の書き方も的確なアドバイスをもらえたので本当に助かりました。
面接対策では、面接のコツがわかる対策シートをもらって、面接で話す内容や伝え方を準備しました。
そのおかげで、最終的にはアドリブもできるようになって、面接に対する苦手意識を持たずに済みました!
アルバイトで接客業をしていたので話すことは得意だったんですが、面接での話し方とはまた違うのでアドバイスをもらえて良かったです。
ユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
担当キャリアアドバイザーの橋本さんの対応が早くて助かりました!
3年生の3月に就活を再開したんですが、周りの同級生が内定をもらってたこともあって当時は焦ってて…。
でも、最初の面談から求人の紹介までが早くて、スムーズに就活を進められたので本当にありがたかったです。
そのおかげで、2か月後には内定がもらえて早く就活を終えることができたので橋本さんには本当に感謝しています。
9-2.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー②
成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけは何ですか?
ものづくりが好きだったことがきっかけです。
子どものころは図工、今は料理や動画編集など、何かをつくることが好きで…!
就活を始めた時にものづくりの仕事を調べていたら、エンジニアに辿り着きました。
エンジニアの仕事はものづくりに似ていたので、自分に合っていると思ったんです。
内定先の企業に入社を決めた理由は何ですか?
AIに特化していて、最新技術を扱うところに魅力を感じました。
せっかく、エンジニアになるなら最新技術にも携わりたいという気持ちがあったので、新卒で入社するならこの企業だって思ったんです!
あと、教育体制もあって成長できる環境があるのも決め手でしたね。
今後の目標を教えてください!
まずは基礎をしっかり身につけて、一人前のエンジニアになりたいです。
私と同じように未経験で入ってくる方に、自分が先輩として教えられるようになりたいですね。
女性エンジニアのロールモデルとして誰かの参考になれたらいいなとも思っています。
エンジニアはリモートワークなど柔軟な働き方ができて、女性にもすごくおすすめの仕事だと思うので、もっと女性が増えてほしいです…!
ユニゾンキャリアは、IT業界に特化しているからこそ、SIer各社の詳細な内部情報や選考のポイントを熟知している。
君の適性や希望を丁寧にヒアリングし、「マネジメント志向ならこのユーザー系」「技術も磨きたいならこの独立系」といった具体的な提案が可能だ。
応募書類の添削から面接対策まで、内定獲得に向けて徹底的にサポートする。
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