IT業界の就職活動完全ガイド!プロが教える新卒がIT就活で優良企業に入社する方法がわかる
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最終更新日 : 2025.08.25
記事の要約
IT業界は将来性も年収も高く、今の就活生に最も人気のある業界の一つだ。
しかし、専門性の高さから「何から手をつければいいか分からない」「文系・未経験でも大丈夫だろうか」と不安に思う方も多いのではないだろうか?
この記事は、そんな君たちのための「IT就活の完全攻略本」である。
IT業界の全体像から、職種ごとの具体的な対策、学歴に自信がなくても優良企業から内定を勝ち取るための戦略まで、プロの視点で余すところなく解説していく。
1.IT業界の就活でやるべき対策はこの流れ!

IT業界の就活は、闇雲にエントリーシートを出したり、面接を受けたりしても、なかなかうまくいかない。
専門性が高く、企業や職種によって求められるスキルが大きく異なるからだ。だからこそ、正しい順序で対策を進めることが、成功への最短ルートになる。
IT業界の内定獲得までの進め方
- ステップ1:業界・職種理解
IT業界にはどんな分野(Web、SIer、SESなど)や職種(SE、インフラ、Webエンジニアなど)があるのかを理解する。市場規模や将来性、働き方といった全体像を掴むことで、自分の進むべき方向性が見えてくる。
- ステップ2:自己分析とキャリアプランの策定
自分の興味・関心、得意なこと(自己分析)と将来どうなりたいか(キャリアプラン)を考える。「自分は〇〇なエンジニアになりたい」という具体的な目標(目的地)を設定する。
- ステップ3:企業研究と目標企業の設定
目的地が決まったら具体的な企業を探す。企業の事業内容、技術力、社風などを調べ、自分の軸に合った企業をリストアップする。
- ステップ4:スキル習得と書類対策
目標企業にアピールするための武器を揃える。ITパスポートや基本情報技術者試験などの資格取得、プログラミング学習、学習の成果を示すポートフォリオ作成がこれにあたる。
- ステップ5:面接対策
書類選考を突破したら、「なぜIT業界なのか」「なぜこの職種なのか」「なぜ当社なのか」という3つの「なぜ」を、自分の言葉で論理的に説明できるように準備する。
- ステップ6:内定獲得と入社準備
内定はゴールであると同時に、社会人としての新たなスタートだ。複数の内定から自分に最も合った企業を選び、入社までの期間でさらに学習を進めるなど、良いスタートを切るための準備をしよう。
この一連の流れを理解し、ステップバイステップで進めていくことが何よりも重要だ。
このロードマップ通りに進めれば、君は就活のゴールである「納得内定」に必ずたどり着けるだろう。
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2.IT業界の全体像を理解する
IT就活を始めるにあたって、まずやるべきことは「敵を知る」こと、つまりIT業界の全体像を正確に把握することだ。
市場はどれくらい大きくて、将来どうなっていくのか。給料はどれくらいで、どんな働き方ができるのか?
こうした全体像を理解することで、君がこれから飛び込もうとしている世界の解像度が上がり、志望動機にも深みが増す。まずは大枠を掴むことから始めよう。
2-1.IT業界の市場規模と今後
IT業界の市場規模は、経済産業省の調査でも明らかなように、今もなお拡大を続けている。これは、あらゆる産業でDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいることが大きな要因だ。
つまり、ITはもはやIT業界だけのものではなく、金融、製造、医療、教育といった、すべての業界を支えるインフラになっている。
特にAIやクラウド、IoTといった先端技術分野の成長は著しく、これらの技術を扱える人材の需要は今後ますます高まるだろう。
人手不足が続いているからこそ、君たちのような若い力が必要とされているんだ。
学び続ける意欲さえあれば、学歴や現時点での経験に関わらず、大きなチャンスを掴めるのが今のIT業界だと言える。

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2-2.IT業界の年収と働き方
IT業界が人気な理由の一つに、やはり年収の高さが挙げられる。
国税庁の調査でもIT業界の平均年収は他業界より高い水準にあり、特に高いスキルを持つエンジニアは20代で年収1000万円を超えることも珍しくない。
もちろん、これはあくまで実力次第の世界だからだ。また、リモートワークやフレックスタイム制など、場所に縛られない自由な働き方がしやすいのも大きな魅力だろう。
ただし、こうした自由な働き方は、自律して行動できる人材に限られる。
入社後も受け身にならず、常に新しい技術を学び、スキルアップしていく姿勢が求められることは覚えておいてほしい。自由には責任が伴うということだな。
2-3.IT業界のトレンド技術
IT業界のトレンドを追いかけることは、将来性のある企業や職種を見極める上で非常に重要だ。
特に注目すべきは、AI(人工知能)、クラウド、IoT(モノのインターネット)、サイバーセキュリティの4つだ。
例えば、AIは医療画像診断の精度を向上させ、クラウドはNetflixのような動画配信サービスを支えている。
このように、トレンド技術が社会をどう変えているのか具体的な事例を交えて理解しておこう。
「自分ならこの技術をどう活用して社会に貢献したいか」まで考えを巡らせておくと、面接で他の就活生にはない深みのある視点を示せ、高く評価されるはずだ。
3.IT職種でキャリアの方向性を理解する
「IT業界で働きたい」という漠然とした思いだけでは、就活の軸は定まらない。「IT業界で、どんなプロフェッショナルになりたいのか」を考えることが重要だ。
ここで代表的な職種のキャリアを理解し、君自身の興味や適性と照らし合わせながら、進むべき方向性を見極めていこう。
3-1.システムエンジニア(SE)のキャリアパス

システムエンジニア(SE)は、顧客の課題をヒアリングし、それを解決するための情報システムを設計・開発する仕事だ。
フェーズ | 役職例 | 主な業務内容 |
---|---|---|
新卒~3年目 | プログラマー/ジュニアSE | プログラミング、テスト、保守・運用 |
4年目~ | システムエンジニア(SE) | 要件定義、基本設計、詳細設計 |
7年目~ | プロジェクトリーダー(PL) | 小規模チームのマネジメント、進捗管理 |
10年目~ | プロジェクトマネージャー(PM) | プロジェクト全体の責任者、予算・品質管理 |
キャリアチェンジ | ITスペシャリスト | 特定技術分野の専門家(DB、NW、セキュリティ等) |
キャリアチェンジ | ITコンサルタント | 経営課題をITで解決する戦略立案 |
特にコミュニケーション能力と論理的思考力が求められる。
一般的な学生にとっては、まずSES企業などでプログラミングの基礎を固め、徐々に上流工程に挑戦していくのが王道のキャリアパスといえる。
3-2.インフラエンジニアのキャリアパス

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークといった、ITシステムの土台となる基盤(インフラ)を設計、構築、運用する仕事だ。
フェーズ | 役職例 | 主な業務内容 |
---|---|---|
新卒~3年目 | 運用・監視オペレーター | サーバー・ネットワークの監視、障害対応 |
4年目~ | インフラエンジニア | サーバー・ネットワークの設計、構築 |
7年目~ | インフラスペシャリスト | クラウド、セキュリティ等の専門家 |
10年目~ | プロジェクトマネージャー(PM) | インフラ構築プロジェクトの管理 |
キャリアチェンジ | ITアーキテクト | システム全体の基盤構成を設計する専門家 |
インフラエンジニアは縁の下の力持ち的な存在で、安定したシステム稼働を支える責任感が求められる。
クラウド技術の普及により、近年需要が急増している職種の一つでもある。
未経験からでも、運用・保守業務からスタートして知識を身につけ、設計・構築へとステップアップしていくキャリアが一般的だ。
3-3.Webエンジニアのキャリアパス

Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの開発を行う仕事だ。普段君が使っているSNSやECサイトなどを作っている。
フェーズ | 役職例 | 主な業務内容 |
---|---|---|
新卒~3年目 | ジュニアエンジニア | 機能開発、テスト、バグ修正 |
4年目~ | Webエンジニア | 新規機能の設計・開発、コードレビュー |
7年目~ | テックリード | 開発チームの技術的な意思決定、メンバー育成 |
10年目~ | プロダクトマネージャー | プロダクトの企画、開発ディレクション |
キャリアチェンジ | フルスタックエンジニア | フロントエンドからバックエンドまで幅広く担当 |
キャリアチェンジ | フリーランス | 独立して複数のプロジェクトに参画 |
トレンドの移り変わりが激しい分野であり、常に新しい技術を学び続ける探求心が不可欠だ。フロントエンド(見た目部分)とバックエンド(裏側の仕組み)に分かれるが、どちらも高い専門性が求められる。
自社開発企業やWeb系企業で活躍することが多い。
フロントエンドは習得が簡単なため、就活で評価されにくい。だからバックエンドPHPやJavaといった言語を習得することをおすすめする。
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悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
4.IT企業で身に付くスキルを見極める
IT業界には、大きく分けて「SES」「SIer」「自社開発」という3つの企業形態が存在する。
どの企業に入るかによって、身に付くスキルや働き方、キャリアの進め方が大きく変わってくる。
それぞれの特徴を正しく理解し、君が目指すキャリアパスに合った企業形態を選ぶことが、ファーストキャリアを成功させるための鍵となる。
4-1.SES企業で身に付くスキル
SES(システムエンジニアリングサービス)は、自社のエンジニアを顧客企業に派遣するビジネスモデルだ。
最大のメリットは、様々な業界のプロジェクトに参加し、短期間で多様な開発環境や技術に触れられる点にある。
特に実務未経験の人にとっては、まずSESでプログラミングやテストといった下流工程の経験を積み、エンジニアとしての基礎体力をつけるのが有効な戦略だ。
ただし、企業によっては研修が不十分なまま現場に出されたり、スキルアップにつながらない案件を転々とさせられたりするケースもある。
入社前に研修制度の充実度や、キャリアパスについて親身に相談に乗ってくれるかを見極めることが重要だ。
4-2.SIer企業で身に付くスキル
SIer(システムインテグレーター)は、顧客からシステム開発を請け負い、企画から運用までを一貫して手掛ける。
特に大手SIerは金融や官公庁などの大規模システムを扱うことが多く、プロジェクトマネジメント能力や顧客の業務を深く理解し課題を解決する力が身に付く。
ウォーターフォール型開発のノウハウなど、大規模開発ならではの経験を積めるのが魅力だ。ただし、人気が高く学歴フィルターが存在する企業も少なくない。
また、自社ではなく顧客先のオフィスで働くことも多いため、企業文化に馴染めるかも重要なポイントになるだろう。
4-3.自社開発企業で身に付くスキル
自社開発企業は、自社で企画したWebサービスやソフトウェアを開発・運営している。
エンジニアが企画段階から関わることが多く、自分のアイデアをサービスに反映させやすいのが魅力だ。
ユーザーの声を直接聞きながらサービスを改善していく経験は、大きなやりがいになる。最新技術を積極的に採用する傾向があり、専門性の高いスキルを磨ける。
一方で、即戦力を求める企業が多く、未経験からの就職はハードルが高い。
完成度の高いポートフォリオを準備するなど、高い技術力を示す必要がある。スピード感のある開発や、フラットな組織文化を好む人に向いていると言える。
5.IT業界の特性に合った書類対策をする
IT業界の書類選考は、他の業界とは少し違う。単なる熱意やポテンシャルだけでなく、「現時点でどれだけITに興味を持ち、自ら行動しているか」という点がシビアに見られる傾向にある。
だからこそ、IT業界の特性に合わせた対策が必要不可欠だ。
5-1.エントリーシートの頻出質問
IT業界のエントリーシートでは、定番のガクチカや自己PRに加え、ITへの興味・関心度を問う質問が頻出する。
頻出質問 | 回答のポイント |
---|---|
IT業界を志望する理由は? | なぜ他の業界ではなくITなのか。社会課題とITを結びつけて語れると良い。 |
最近気になったIT関連のニュースは? | ニュースの概要だけでなく、自分なりの考察や意見を述べることが重要。 |
どんなエンジニアになりたいか? | 具体的な職種像と、そうなりたい理由、そのための努力を語る。 |
プログラミング学習経験は? | 学習した言語、期間、作成したもの(あれば)を具体的に記述する。 |
チームでの開発経験は? | 役割や貢献したこと、困難をどう乗り越えたかをエピソードで語る。 |
これらの質問に、君自身の言葉で、具体的なエピソードを交えて答えられるかが重要だ。
5-2.ポートフォリオを作成する
ポートフォリオは、君のスキルと実力を証明する「作品集」だ。特にWebエンジニアやプログラマーを目指すならあったほうがいい。
どんなに「プログラミングができます」と口で言っても、動く成果物がなければ説得力に欠ける。だから、自分で作ったWebサイトやアプリを提示することで、技術力、学習意欲、そして「モノづくりが好き」という熱意をアピールできる。
新卒の段階では完成度がものすごく高くなくていいが、自分で課題を見つけ、試行錯誤した過程はわかるようにしておこう。
GitHubでコードを公開する際は、READMEファイルに作品の概要や使用技術、苦労した点などを丁寧に記述する。
採用担当者は君の思考プロセスを見ていることを忘れてはならない。
5-3.資格取得で選考通過率を上げる
「文系・未経験だから不安だ」という君にこそ、資格取得をおすすめしたい。
資格は、ITに関する基礎知識と学習意欲を客観的に証明してくれる強力な武器になるからだ。
まずはITパスポートでITの全体像を掴み、次に基本情報技術者試験でエンジニアとしての土台を固めよう。これらを持っているだけで、本気度が伝わり書類選考の通過率は大きく上がる。
さらに、応用情報技術者試験や、AWS認定資格のような専門資格に挑戦すれば、他の就活生と圧倒的な差が付く。
学習計画を立てて努力した経験自体も、面接での良いアピール材料になるのだ。
6.IT業界の特性に合った面接対策をする
面接は、君という人間と、企業とのマッチング度を測る場だ。IT業界の面接では、コミュニケーション能力といった基本的な要素に加え、「論理的思考力」「学習意欲」「技術への興味」が特に重視される。
付け焼き刃の知識ではなく、君自身の言葉で、自分の考えをロジカルに伝えられるかが合否を分ける。
6-1.IT業界で評価されるポイント
IT業界の面接官は、「この学生は入社後、エンジニアとして成長し、活躍してくれるか?」という視点で見ている。
具体的には、①論理的思考力、②主体性・学習意欲、③技術への好奇心の3点が重要だ。
例えば、論理的思考力は「サークル活動で発生した課題を、原因分析、解決策の立案、実行というステップで解決しました」のように、具体的なエピソードで示せるといい。
学習意欲は資格取得やポートフォリオ作成の経験で、技術への好奇心は普段から技術ブログを読んだり、読破した本だったりが話せれば、勉強している姿勢がアピールできる。
これらの客観的な証明を、君自身の経験と結びつけて語ることが面接突破の鍵だ。
6-2.IT業界の面接で聞かれる頻出質問
IT業界の面接では、自己PRやガクチカといった一般的な質問に加えて、IT業界ならではの質問がされる。
頻出質問 | 回答のポイント |
---|---|
これまでで一番苦労した経験は? | 課題に対してどう考え、どう行動し、何を学んだかというプロセスを語る。 |
チームで何かを成し遂げた経験は? | チーム内での自分の役割と貢献を具体的に話す。 |
5年後、10年後どうなっていたいか? | 企業の事業内容と絡め、具体的なキャリアプランを提示する。 |
IT業界のどんなところに魅力を感じるか? | 技術が社会をどう変えるか、自分なりの視点で語る。 |
逆質問 | 必ず複数準備する。事業内容や技術、キャリアに関する質問で意欲を見せる。 |
なぜITなのか、なぜこの職種なのか、なぜウチの会社なのか。
この「3つのなぜ」を深掘りされることが多い。事前に自己分析を徹底し、一貫性のあるストーリーで語れるように準備しておく必要がある。
6-3.IT業界の面接で聞かれる技術質問
エンジニア職の面接では、技術的な知識や理解度を問う質問がされることがある。
頻出質問 | 回答のポイント |
---|---|
OS、ミドルウェア、アプリケーションの違いは? | ITシステムの階層構造を理解しているか。基本的な知識を問う質問。 |
TCP/IPとは何か、簡単に説明して。 | インターネット通信の基本的な仕組みを理解しているか。 |
APIとは何か、どんなメリットがあるか? | ソフトウェア同士を連携させる仕組み。自分の言葉で説明できるように。 |
クラウド(AWS,Azure,GCP)について知っていること | 主要なクラウドサービスの特徴や、利用経験(あれば)を語る。 |
(学習経験のある言語について)その言語の特徴は? | なぜその言語を選んだのか、他の言語との違いなどを話せると良い。 |
これらの質問は君がどれだけ本気で技術と向き合っているかを見るためのものだ。
完璧に答えることよりも、知らないことでも知ったかぶりをせず、現時点での理解を正直に伝え、学んでいくという姿勢を見せることが大切だ。
質問は応募する職種によって違うため、個別で対策することをおすすめする。技術志向の優良企業を狙うなら結構、難しい質問をされることを覚えておこう。
この辺の対策は他社とは違うユニゾンキャリアの得意分野なので、ぜひ相談いただきたい。
7.IT就活の情報収集と自己分析で明確化したい3つのなぜ?
IT就活を成功させるためには、情報収集が欠かせない。しかし、ただ漠然と情報を集めるだけでは意味がない。情報収集の目的は、君自身の就活の軸を明確にし、志望動機を研ぎ澄ませることにある。
そのために、常に「なぜ?」と自問自答しながら情報を集め、自分なりの答えを見つけていく必要がある。
特に重要なのが、「なぜIT業界なのか」「なぜその職種なのか」「なぜその会社なのか」という3つの「なぜ」だ。
7-1.なぜIT業界を志望するのか?
「将来性があるから」という理由だけでは、面接官には響かない。「なぜ君は、IT業界でなければならないのか?」を突き詰める必要がある。
そのためには、君自身の原体験や問題意識をITと結びつけるのが有効だ。
例えば「過去に〇〇で困った経験があり、それを解決できるのがITの力だと知った。現在はそのために〇〇を学んでおり、将来的にはITの力で〇〇な社会を実現したい」といったような具合だ。
過去・現在・未来のストーリーで語ることで、志望動機に圧倒的な説得力と君だけのオリジナリティが生まれる。
社会課題とITを結びつけ、君自身の言葉で語ろう。
前提として、IT技術者は人の「こうしたい」「ああしたい」「めんどくさい」を解決するために、5分の作業を3時間かけて自動化する仕事だ。
7-2.なぜ〇〇職を志望するのか?
「なぜシステムエンジニアなのか?」この問いに明確に答えるには、職種への深い理解が不可欠だ。
Webで調べるだけでなく、大学のOB・OG訪問や、IT企業の開催するイベントなどを活用して、現場で働くエンジニアの生の声を聞くことを強くおすすめする。
どんなやりがいを感じ、どんなことで悩んでいるのかを知ることで、職種への理解は格段に深まる。
「〇〇という経験から、人と話して課題を解決するのが得意だと分かり、顧客と直接関わるSEになりたいと思いました」のように、君自身の価値観と職種の特性を、具体的なエピソードを交えて結びつけることが重要だ。
エンジニアに直接話を聞く機会などがない場合は、ユニゾンキャリアのほうでカバーするので、ぜひ相談いただきたい。
\IT業界の優良企業に内定獲得/
7-3.なぜ当社を志望するのか?
「なぜうちの会社なのか?」という最重要質問に答えるには、徹底的な企業研究が不可欠だ。
企業の公式サイトだけでなく、技術ブログ、上場企業であればIR情報(決算資料など)、社員の口コミサイト(OpenWorkなど)まで目を通そう。
そこから、その企業の事業内容、技術力、企業文化を深く理解し、「貴社の〇〇という技術に惹かれた」「〇〇というビジョンに共感した」と、具体的な根拠を持って語る。
他の会社ではダメな理由、その会社でなければならない理由を論理的に伝えることが、内定を掴むための最後の鍵となる。
8.IT業界の就活で面接通過率を爆上げする勉強
「学歴に自信がない」「文系でプログラミング未経験だ」そんな君が、ライバルたちと差をつけ、面接官に「おっ」と思わせるためには、やはり「勉強」が一番の武器になる。
IT業界は、学歴よりも実力や意欲が評価される世界。就活の段階でどれだけ自主的に学び、行動しているかを示すことができれば、面接の通過率は劇的に向上する。
ここでは、即効性があり、かつ効果の高い3つの勉強法を紹介する。
8-1.資格取得(ITパスポート・基本情報)
何度でも言うが、資格は君の努力と意欲を客観的に証明してくれる最強の武器だ。
特に、国家資格であるITパスポートと基本情報技術者試験は、IT業界を目指す上での必修科目と言える。
これらの資格を取得する過程で、ITの体系的な知識が身に付き、面接での技術的な質問にも自信を持って答えられるようになる。
何より、「資格取得のために計画を立てて勉強しました」という事実は、君の主体性や学習意欲を伝える何よりの証拠になる。
8-2.プログラミング言語はバックエンドを
プログラミングを学ぶなら、フロントエンド言語(HTMLやCSS)からやってもいいが、バックエンド言語までやることをおすすめする。
バックエンド言語はJavaやPython、PHP、Rubyといった言語が代表的だ。多くの企業の基幹システムで使われており求人数が多く、汎用性が高い。
例えば、Javaは大規模なエンタープライズシステム、PythonはAI・データ分析分野、PHPやRubyはWeb系のスタートアップでよく使われる。
さらにフロントエンドはAIで作るのも難しくないので、消去法的にもバックエンド言語の習得は必要だ。
システムの裏側の仕組みを理解することで、ITの全体像をより深く把握できる。一つの言語を学べば、他の言語の習得も容易になるはずだ。
8-3.ポートフォリオは言語や環境などを可視化
ただポートフォリオを作るだけでは不十分だ。そのポートフォリオが「どんな技術を使って作られているのか」を明確に可視化し、説明できるようにしておくことが重要だ。
GitHubのREADMEには、使用技術一覧だけでなく、「なぜその技術を選んだのか」という選定理由や、「開発中に直面した課題と、それをどう乗り越えたか」という問題解決のプロセスまで記述しよう。
君の技術力だけでなく、思考力や課題解決能力までアピールできる。面接官は、完成度よりも君が何を考え、どう学んだかを知りたがっている。
9.IT業界の職種別の対策傾向
IT業界と一口に言っても、職種によって求められる人物像や選考で重視されるポイントは大きく異なる。
君が目指す職種に合わせて、対策の力点を変えることが、効率的な就活につながる。
ここでは、主要な5つの職種について、それぞれの就活対策の傾向とポイントを解説する。自分の目指す職種の項目を熟読し、戦略を立ててほしい。
9-1.システムエンジニア(SE)の就活対策
SEの就活では、コミュニケーション能力が重視されるため、文系・未経験でも比較的目指しやすい。
顧客の要件定義からシステム設計まで担うため、技術的な理解力と同時に、相手に分かりやすく説明する能力が不可欠だからだ。
面接では、仕様書や設計書といったドキュメント作成能力もアピールできると良い。
学生時代の経験などを通して、どのように合意形成を図ったか、情報をどう整理して伝えたか、といった具体的なエピソードを語れるように準備しておこう。
「なぜそのシステムが必要か」というビジネス視点まで持てていると、他の就活生と差をつけられるだろう。
基本情報などの資格があれば、業界の共通言語としての知識があると判断されやすいので選考通過しやすくなるぞ!
9-2.インフラエンジニアの就活対策
インフラエンジニアの就活では、システムの基盤を支える責任感と、障害対応への適応力が重視されるため、こちらも文系・未経験でも目指しやすい。
24時間365日の安定稼働がミッションのため、責任感の強さと緊急時に冷静に対応できる能力をアピールすることが重要だ。
クラウドエンジニアを目指す場合は、TerraformのようなIaC(InfrastructureasCode)ツールに触れた経験があれば、高く評価されるだろう。
職務への理解度と覚悟を見られていることを意識しておこう。
インフラエンジニア一択で進めるならCCNAという資格の取得をおすすめする。
9-3.Webエンジニアの就活対策
Webエンジニアの就活では、自主的な学習能力とユーザー視点が評価されるため、文系でも目指せるが、何もわかりません状態だと内定は出ない。
Web技術は変化が激しいため、継続的に学ぶ意欲と、実際に手を動かして何かを作った経験が重要だ。
ポートフォリオは特に重要で、ReactやVue.jsといったモダンなJavaScriptフレームワークを使ったWebアプリを公開できると理想的だ。
技術だけでなく、「なぜこのサービスを作ったのか」「どんなユーザーに使ってほしいのか」というサービス全体を考える視点をアピールしよう。
技術ブログなどで学習過程を発信することも、意欲を示す有効な手段だ。
9-4.データサイエンティストの就活対策
データサイエンティストは、統計学・機械学習・プログラミングという3つの基礎スキルが幅広く求められる。
非常に専門性が高く、基本的に理系や情報系の学生が対象で、大学院卒の採用が多いのが実情だ。
技術面ではPythonやR言語、SQLの使用経験が評価される。
それに加え、分析結果をビジネスサイドの人間にも分かりやすく説明するコミュニケーション能力が極めて重要だ。
研究などでデータを活用して問題を解決した経験を、専門用語を噛み砕いて説明する練習をしておこう。
9-5.ITコンサルタントの就活対策
ITコンサルタントの就活では、技術的な深さよりも、論理的思考力、コミュニケーション能力、幅広いビジネス知識が重視される。
ITを活用してビジネス課題を解決する視点が何よりも重要だ。
選考では、「企業の売上向上にITをどう活用するか」といったテーマのケース面接が頻繁に実施される。常に最新の業界動向や技術トレンドにアンテナを張り、自分なりの意見を持っておくことが対策の第一歩だ。
顧客の経営層と接する機会も多いため、リーダーシップを発揮した経験や、堂々とプレゼンテーションできる姿勢も高く評価される。
あくまで僕の見解だが、システムエンジニアからスタートさせてITコンサルに進むルートのほうが最終的に年収面でも高くなりやすいので、あえて目指す必要はないように思える。
もちろん、志望企業がITコンサルしかないのであれば別だが。
10.IT業界の就活で成功するための優良企業の見極め方9選
就活のゴールは、ただ内定を取ることではない。君が入社後にスキルアップし、いきいきと働ける「優良企業」に入ることだ。
しかし、求人票や企業のWebサイトだけでは、その会社が本当に自分に合っているのかを見極めるのは難しい。
ここでは、君がIT業界で長期的にキャリアを築いていける、いわゆる「ホワイトな優良企業」を見極めるための9つのチェックポイントを紹介する。
- 上流工程の仕事比率を確認する
- 求人に業務が詳しく書かれている
- 研修内容が詳しく書かれている
- 面接質問でかなり深堀りされる
- スキル支援制度・資格補助がある
- 技術について詳しく書かれている
- 面接回数が最低2回以上ある
- 社員平均年齢が30~40代である
- 従業数が多すぎず少なすぎず
10-1.上流工程の仕事比率を確認する
優良なIT企業は、上流工程(要件定義、基本設計)の仕事が多く、下流工程(プログラミング、テスト)だけに偏っていないかを確認しよう。

上流工程に携わることで、システムの全体像を理解でき、より付加価値の高いスキルが身に付くからだ。これは君の市場価値に直結する。
面接では「新卒入社後のキャリアステップについて、具体的なモデルケースを教えていただけますか」と質問し、将来の働き方をイメージできるか確認することが重要だ。
逆に上流の割合が多すぎる場合は、顧客折衝がメインでスキルが身に付きにくかったりする。
この点においては、当社まで問い合わせいただければ、最適な企業を提案をさせていただく。
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10-2.求人に業務が詳しく書かれている
優良企業の求人票には、具体的な業務内容が詳しく記載されているかは要チェックだ!
「システム開発」といった抽象的な表現ではなく、「〇〇業界向け基幹システムの開発(Java、Oracle使用)」のように、使用技術や顧客層まで明確な企業を選ぼう。
業務内容が詳しく書かれているのは、採用に真摯で、入社後のミスマッチを防ごうとする姿勢の表れだ。君自身も働き方を明確にイメージでき、安心して選考に進めるだろう。
業務内容の判別が難しい場合も、当社で求人の内容を丁寧に教えてからサポートするので安心していただきたい。
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10-3.研修内容が詳しく書かれている
新卒の育成に力を入れている企業は、研修制度も詳細に説明している。
特に未経験の人にとって、充実した研修は成長の基盤となる。最低でも3ヶ月、できれば半年程度の研修期間がある企業が望ましい。
研修内容が「ビジネスマナーとJavaの基礎」といったレベルで終わらず、チームでの模擬開発演習などが含まれていると、より実践的なスキルが身に付く。
研修後のフォロー体制(メンター制度など)も確認しておくと、入社後も継続的にサポートを受けられるため安心だ。
「研修制度が充実!」だけの場合は、エンジニアの仕事をさせないいわゆる騙し企業の可能性があるので、不安な場合は相談いただきたい。
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10-4.面接質問でかなり深堀りされる
優良企業の面接は、深掘りした質問が多い。
「なぜそう思ったのか」「具体的にどう行動したのか」といった質問は、君の思考プロセスや人間性を真剣に理解しようとしている証拠だ。
大変に感じるかもしれないが、企業が君に期待していることの裏返しでもある。
逆に、誰にでも当てはまるような質問しかされない場合は、個性を重視しない文化の可能性もある。ただ、1次面接ではあまり深堀りされないこともあるので、その点は押させておこう。
自分の経験や考えを論理的に説明できるよう、しっかりと自己分析をして面接に臨むと難なく答えられるぞ!
このあたりの模擬面接からもできるので、本番さながらの深堀りを体験したい方は、当社にお問い合わせを。
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10-5.スキル支援制度・資格補助がある
社員のスキルアップに投資している企業は、長期的な視点で人材を育成しようとしている傾向にある。
資格取得支援、技術書籍購入補助、外部研修参加支援などの制度がある企業を選べたらベストだ。
じつのところ、研修制度よりもこちらを重要視したほうが継続的に成長できる環境である可能性が高いので、優先で見て欲しい。
IT業界は技術の変化が激しいため、こうした制度が整っている企業では、自身の市場価値を高め続けることができる。
面接の逆質問で「社員の皆さんは、どのような制度を活用してスキルアップされていますか」と聞いてみるのも、企業の姿勢を知る良い方法だ。
表立って書かれていない場合もあるので、求人で悩んだ場合はぜひ優良企業を紹介させていだだく。
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10-6.技術について詳しく書かれている
技術力を重視する企業は、使用している技術スタックや開発手法に関する情報を積極的に公開している。
企業の技術ブログや、エンジニアが個人で発信しているSNS、登壇情報などをチェックしてみよう。
技術情報をオープンにしているのは、技術力に自信があり、エンジニアを大切にする文化があることの表れだ。君が学びたい技術領域と、企業が注力している領域が一致しているかどうかも、重要な判断基準になる。
入ってから思ってたのと違ってExcelエンジニアかよ!ってツッコまなくて済むようになるぞ!
新卒の離職あるあるでよくあるのが、IT事務だったパターンなので、安全策を取るならユニゾンキャリアにご相談いただいたほうが無難だ。
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10-7.面接回数が最低2回以上ある
しっかりとした優良企業は、1回の面接だけで合否を決めることは少ない。
最低でも2回、多くの場合は3回以上の面接を通じて、候補者をじっくりと評価する企業のほうが優良企業である可能性が高い。
企業が採用に真剣で、入社後のミスマッチを防ごうとしている証拠でもある。
1回だけで内定を出す企業は、人手不足などの理由がある可能性も考えられるため、少し慎重に判断した方が良いだろう。
面接回数が増える分、難易度が高い企業とも言えるので、対策は任せて欲しい。
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10-8.社員平均年齢が30~40代である
社員の平均年齢も重要な指標だ。平均年齢が30代〜40代前半の企業は、若手とベテランのバランスが取れており、新卒が育ちやすい環境である可能性が高い。
ロールモデルとなる先輩社員が多く、キャリアパスを描きやすい。若すぎる企業は離職率が高い可能性、高すぎる企業は年功序列で新陳代謝が少ない可能性を考慮しよう。
ただし、設立年数が浅いスタートアップはこの限りではないため、企業のフェーズと合わせて判断することが重要だ。
基本的に優良ホワイト企業の場合は、年功序列になっているのは覚悟していただきたい。就活の成功というのはひとつではないので、まずは君の希望を聞かせて欲しい。
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10-9.従業数が多すぎず少なすぎず
企業規模も重要な選択基準だ。従業員数が100名〜1000名程度の中堅企業は、大企業の安定性と中小企業の機動力を併せ持っている場合が多く、成長実感を得やすい。
新卒でも責任ある仕事を任されやすく、経営層との距離も近い。
大企業は安定しているが個人の裁量が小さい、小規模企業は逆の傾向がある。
自分がどんな環境で、どんなスピード感で成長したいかを考えて、最適な規模の企業を選ぶことが重要だ。
11.IT業界特化の就活相談先でおすすめなのは3つ
IT就活は情報戦だ。一人で戦うには限界があるからこそ、頼りになるのがIT業界に特化した就活エージェントだ。
プロの視点から、君に合った企業を紹介してくれたり、選考対策を手伝ってくれたりする。数あるサービスの中でも、特に新卒のIT就活で実績があり、信頼できるのは以下の3つに絞られると私は考えている。
11-1.ユニゾンキャリア就活

手前味噌で恐縮だが、まずは我々ユニゾンキャリアを挙げさせてもらいたい。
私たちの強みは、IT業界での実務経験を持つキャリアアドバイザーが、転職支援で培った知見を活かし、入社後のキャリアパスまで見据えた長期的な視点でサポートできる点だ。
君が3年後、5年後にどんなエンジニアになっていたいか、そこから逆算して「今、入るべき企業」を一緒に考える。
未経験からIT業界を目指す方へのサポート実績も豊富なので、ぜひ一度無料相談を活用してほしい。
サポートの手厚さは、ほかのエージェントに負ける気はしない!納得内定するならユニゾンキャリアとおぼえてもらっておいて良いぞ!
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11-2.レバテックルーキー

レバテックルーキーは、ITエンジニア専門のエージェントとして業界最大手のレバテックが運営する新卒向けサービスだ。
長年の実績からくる企業との太いパイプが最大の強みで、他では見られないような優良企業の求人を多数保有している。
特にプログラミング経験のある学生への技術的なサポートに定評があり、ポートフォリオへのアドバイスなども期待できる。
企業の説明会に参加などの面で非常に優れているので、体感志向のひとにはかなりおすすめできる。本当はうちを使って欲しいが…。笑
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11-3.paiza新卒

paiza新卒は、プログラミング問題を解いて得られるスキルランクに基づき、企業からスカウトが届くサービスだ。
自分のスキルを客観的に証明し、それを評価してくれる企業と効率的に出会えるのが魅力だ。
SランクやAランクといった高いランクを獲得すれば、書類選考なしで面接に進める企業も多い。
プログラミングスキルに自信がある君にとっては、実力で勝負できる格好のプラットフォームと言えるだろう。一方で、スキルランクが低いと応募できる企業が限られるため、一長一短といった感じだ。
学習プラットフォームとして使用して、Cランクを取得したら、その称号をもとに自分で企業に応募するか、就活エージェントに依頼すると上手くいきやすい。
12.IT業界の就活で失敗しないためのよくあるQ&A
ここでは、IT就活生からよく寄せられる質問に、私の見解を交えながら答えていきたい。多くの人が抱える疑問や不安は、君だけのものではない。
正しい知識を得て、余計な不安は解消してしまおう。
12-1.文系・未経験でもIT業界にいけますか?
結論から言うと、全く問題ない。実際に当社が支援した学生の多くも文系・未経験から優良企業に内定している。
ITの仕事は、技術力だけでなく、顧客の意図を汲み取る読解力や、論理的な文章構成力といった、文系ならではのスキルも大いに活かせるからだ。
ただし、ITパスポートレベルの知識習得や、簡単なプログラミングに触れてみるといった、意欲を示す行動はしたほうが良い企業にいきやすい。
12-2.IT業界の就活はやっぱり東京ですか?
確かに東京は企業の数が圧倒的に多く、選択肢が広い。
しかし、近年は札幌、福岡、仙台といった地方都市にもIT企業が進出し、独自のコミュニティが形成されている。
地方にも優良なIT企業は数多く存在するし、リモートワークの普及で、地方在住のまま東京の企業で働くことも可能になった。
とはいえ、新卒や未経験といった人を育てられる体力のある企業はかなりすくないので就活で難航する可能性は高いだろう。
キャリア序盤は一度、東京でスキルを身に付けて地元の企業やリモートワークを選択するといった選択肢を取ったほうがいいのは間違いない。
これをUターンといったりするが、実際は住めば都みたいなケースは少なくない。
12-3.新卒からでもリモートワークできますか?
可能なケースはあるが、正直に言うと個人的にはおすすめしない。
新卒のうちは、先輩の働き方を間近で見たり、雑談の中から新しい知識を得たり、同期と励まし合ったりと、オフィスだからこそ得られる学びが非常に多いからだ。
リモートワークは、ある程度自律して仕事を進められるようになってからの方が、恩恵を最大限に享受できる。
まずは出社ベースでしっかりとスキルと信頼関係を築くことを考えた方が、長い目で見て君のためになるはずだ。
逆にいきなりリモートワークの場合は、君は放置されて5年後、10年後にスキルがついていない地獄を体感することになるかもしれない。
12-4.やっぱり大手を目指したほうがいいですか?
一概には言えない。それぞれのメリット・デメリットを理解し、君の価値観に合う方を選ぶべきだ。
大手は「安定性、充実した福利厚生、大規模プロジェクト」が魅力だが、「業務の細分化、成長スピードの鈍化」の可能性がある。中堅・ベンチャーは「早い成長、大きな裁量権、経営との近さ」が魅力だが、「教育制度の未整備、不安定さ」のリスクもある。
大切なのは、君自身が何を重視するかだ。企業の規模や知名度だけでなく、事業内容や企業文化など、多角的な視点で判断しよう。
いまの日本の不安定さを見てたらわかるだろうが、一生安泰の企業なんか存在しない。
大手でも最近は大量のレイオフ(リストラ)も多く、そうなったときに頼りになるのは、君が身に付けたスキルだけだ。
12-5.IT業界は難しそうですが学歴は必要ですか?
IT業界は他の業界に比べ、学歴よりも実力を重視する傾向が強い。特にエンジニア職では、学歴よりもポートフォリオや資格取得状況のほうが評価される。
ただし、一部の大手企業やコンサルでは、今も学歴フィルターが存在するのは事実であり、なんなら学歴ファーストに近い部分もある。
しかし、それは絶対ではない。学歴に自信がないのなら、その分、資格取得やポートフォリオ作成で意欲と実力を示せばいい。
君が作り上げた成果物は、どんな学歴よりも雄弁に君の価値を語ってくれる。仮にFラン大学だったとしても実力で逆転できるのが、IT業界の面白さだ。
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Google口コミ
総数件
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
13.手厚いサポートを受けるならIT専門のユニゾンキャリア
ここまでIT就活の全体像から具体的な対策まで解説してきたが、いざ一人で進めるとなると、不安なことや分からないことも多いだろう。
そんな時は、ぜひユニゾンキャリアに頼ってほしい。私たちは、君が納得のいくファーストキャリアを歩み出すため、全力でサポートすることを約束する。
13-1.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー①

成功者インタビューより
就活で不安だったことは何ですか?
納得して入社できる企業から内定をもらえるかわからなくて不安でした。
自分が働きたいと思える会社があったとしても、そこから内定もらえるとは限らないし…。
「今、内定もらってる企業は自分にとってベストなんだろうか?」って悩んでました。
就活は妥協するものじゃないと思いつつも、どこにも就職できないんじゃないかっていう不安もあって…。気持ちの整理がつかない時期がありましたね。
選考を上手く進めるポイントなどはありますか?
IT業界についてよく知ることが大事だと思います。
面接でIT業界について聞かれたときに、知識が浅く上手く答えられなかったことがあって…。
「IT業界で何をしたいか」などの質問への回答を準備したら、想定外の質問にも落ち着いて答えられるようになりました!
ユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
最初から最後まで橋本さんに手厚くサポートいただいて感謝の気持ちでいっぱいです…!
IT業界について知れたおかげで、面接で自信を持って話せました。
橋本さんはいつも親身になって相談にのってくれて、背中を押してくれる存在でしたね。
すごく心強かったですし、就活生のことを本気で考えてくれてると思いました。
\IT業界の優良企業に内定獲得/
13-2.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー②

成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけは何ですか?
高校3年生のときに選択科目でプログラミングに触れたのがきっかけです。
授業でプログラミングをやってみたら、すごく楽しかったんです!
もっとプログラミングを極めたいと思って、エンジニアを目指すようになりました。
ユニゾンキャリアではどんな選考対策を行いましたか?
面接対策をしていただきましたね。
担当キャリアアドバイザーの橋本さんが面接で聞かれる質問を教えてくれたんです。
自分で考えた質問への回答をWordに書き出して、橋本さんに添削をしてもらってましたね。
面接で注意したほうが良いことも教えてもらい、自分に足りないことがわかりました。
今後の目標を教えてください!
入社後は、まず仕事に早く慣れようと思ってますね。
5〜10年後にはプロジェクトマネージャーになれたらいいなと考えてます!
将来的には、インフラも開発もどちらもできるようになりたいです。
\IT業界の優良企業に内定獲得/
13-3.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー③

成功者インタビューより
IT以外に志望していた業界・職種はありましたか?
自己分析したらモノづくりが向いていたので、特に興味があったメーカーやインテリア業界で商品開発をしようと思ったんですが、商品開発職は狭き門だったので同じ業界で営業職も見てました…。
ただ、営業職はスキルが可視化しづらい職種なので、将来が不安だったんですよね。
やっぱり、確実にキャリアを築いていける技術力が身につくような職種を目指したいと思うようになりました。
内定先の企業に入社を決めた理由は何ですか?
新人教育に力を入れているところが決め手でした。
文系だったので、スキルを付けるには理想の会社だなと思ったんです。
入社後の新人研修では基本情報の勉強をする予定で、資格取得のサポートがあるのも魅力でした。
ユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
ひとことで言えば、本当に良かったですね。
他の就活エージェントと同じように一気に企業を紹介されなかったところが良かったです。
大量に企業を紹介されると押しつけな感じがして、どうやって選んで応募していいのかわからなかったんで…。
担当キャリアアドバイザーの橋本さんが求人を厳選してくれて、しかも企業の内部事情まで教えてくださったのが、すごく良かったです!
この記事を読んで、少しでもIT就活に希望を持ってもらえたなら、これほどうれしいことはない。君の挑戦を、私たちは心から応援している。
もし、もう少し詳しい話が聞きたい、自分の場合はどうすればいいか相談したいと思ったら、ぜひ下のボタンから無料相談に申し込んでみてほしい。