記事の概要
新卒の面接においては、頻出する質問への対策は合否を分ける重要な鍵となる。
しかし、マニュアル通りの回答では、面接官の心に響かないのが現実だ。
この記事では、よく聞かれる質問の意図を紐解き、自分の言葉で熱意を伝えるためのポイントを解説する。事前の準備で不安を払拭し、自信を持って本番に挑んでほしい。
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1.IT企業の面接官に聞いた面接の評価ポイント
IT業界の面接では、単に質問に答えるだけでは不十分だ。面接官が何を見ているのか、その裏側にある意図を理解しておかなければならない。
ここでは、実際にIT企業の面接官に聞いた面接の評価ポイントを6つ解説する。
1-1.ITに関する興味関心
IT業界は技術の進化が非常に速い世界だ。そのため、面接官は君がどれだけITに対して興味を持ち、自発的に情報…
1.新卒の面接質問には嘘ではない建前で答えよう
就活の面接において、「正直に話すこと」と「本音をぶちまけること」はイコールではない。
企業は君のありのままの姿を見たいと思っている一方で、組織の一員として適切に振る舞える「社会性」も同時に評価しているからだ。
例えば、「給料が良いから」「リモートワークができるから」という理由は紛れもない本音かもしれないが、そのまま伝えてしまうと、「条件だけで会社を選んでいる」と判断されるリスクが高い。
だからこそ、嘘をつくのではなく、企業の視点に立った「建前」をうまく使い分けることが重要になる。
ここで言う「建前」とは、自分のやりたいことと、企業が求めていることの重なり合う部分を強調して伝える技術のことだ。
本音をポジティブな言葉に変換し、企業の利益につながるように伝えるのが重要となる。
また、建前を使うことは決して悪いことではなく、相手への配慮やビジネスコミュニケーション能力の証明にもなる。
自分の本音を大切にしつつも、面接の場にふさわしい「建前」のオブラートに包んで届け、内定を勝ち取ろう。
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4.8
Based on 373 reviews
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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2.新卒ITエンジニアの面接は職種別に攻略せよ!
ITエンジニアの面接を突破するためには、職種ごとの特性を理解し、それに合わせた対策を講じることが欠かせない。開発職とインフラ職では、求められるスキルセットもマインドセットも異なるからだ。
ここでは、職種別にどのような視点で対策を練るべきか、そのポイントを以下のとおり解説する。
- ITエンジニアの職種は多種多様
- ITエンジニア採用≒IT総合職採用
- 仕事内容はHPや求人で確認が可能
- 職種別でよく聞かれる質問がある
2-1.ITエンジニアの職種は多種多様
ITエンジニアといっても、その職種は多岐にわたり、それぞれ求められる適性やスキルが異なる。
例えば、システム全体の設計を行うシステムエンジニアもいれば、実際にコードを書くプログラマー、ネットワーク環境を整えるインフラエンジニアもいる。
君がどの職種を目指すかによって、アピールすべきポイントは変わってくるのが現実だ。
まずは職種ごとの特徴を理解し、自分の強みがどこで活かせるのかを見極めることが不可欠となる。
その上で、自分に合った職種を選択することができれば、志望動機にも説得力が生まれるはずだ。さらに、的確な職種選びは入社後のミスマッチを防ぐことにもつながる。
自分自身のキャリアを大切にするためにも、事前の職種研究は徹底して行うようにしてほしい。
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1.IT業界はエンジニア職種が最もおすすめ!
IT業界には営業職や企画職など様々な職種が存在するが、新卒で入社するならエンジニア職種が最もおすすめだ!
エンジニアならプログラミングなどのスキルが身につくことで、キャリアの選択肢が圧倒的に広がる。
また、ITコンサルタントとして企業の経営課題を解決するキャリアも描ける。初めにエンジニアとしての専門性を身につけることは、君のキャリアにとって…
2-2.ITエンジニア採用≒IT総合職採用
多くのIT企業では、新卒採用を特定の技術職としてではなく、「IT総合職」として一括で行うケースが多い。
これは、入社後の研修や適性を見て配属先を決めるためで、最初から特定の職種に固執しすぎると視野が狭いと判断されることがある。
企業は君の現在のスキルよりも、どのような環境でも適応し、成長できるポテンシャルを重視しているのが実情だ。
だからこそ、面接では特定の職種へのこだわりを見せすぎず、柔軟な姿勢を示すことが重要になる。
実際に、入社後の研修を通じて新たな適性が発見されることも少なくない。
どのような業務であっても前向きに取り組む意欲を見せることが、採用担当者に好印象を与えるコツとなる。
2-3.仕事内容はHPや求人で確認が可能
採用ページや求人サイトをしっかりと読むことで、志望する企業の仕事内容はある程度把握できる。
面接で「どのような仕事をするのですか?」と聞くのは、準備不足を露呈するようなものであり、非常に印象が悪い。
事前に調べた情報をもとに、「御社の〇〇という事業で、私の強みである粘り強さを活かしたい」と伝えるのが面接の基本だ。
その上で、HPだけでは分からない現場の雰囲気や具体的なプロジェクトの進め方について質問すると良い。
そうすることで、君が企業研究をしっかりと行っているという事実が伝わる。
事前のリサーチ量は、そのまま君の熱意として評価されることを覚えておいてほしい。
2-4.職種別でよく聞かれる質問がある
面接では、志望する職種によって聞かれる質問の傾向がはっきりと分かれている。
開発系の職種であれば「これまで何を作ったか」という技術的な経験が問われるし、顧客と接する職種ならコミュニケーション能力を試す質問が多くなる。
それぞれの職種で何が重視されるのかを理解し、想定問答を準備しておくことが大切だ。
さらに、職種ごとの頻出質問を押さえることで、本番でも落ち着いて回答できるようになる。
予測できる質問に対して完璧な準備をしておけば、突飛な質問が来たときにも余裕を持って対応できるはずだ。自信を持って面接に臨むためにも、職種別の対策は欠かせないステップといえる。
3.新卒ITエンジニアの質問で落としたい学生の特徴
面接官は、採用したい学生を探す一方で、早期離職やミスマッチのリスクがある学生を見極めようとしている。特にIT業界に対する甘い認識や、働く目的が不明確な場合は、厳しい評価を下されることが多い。
ここでは、面接官が「この学生は採用できない」と判断する4つのポイントについて解説する。
- 興味本位でITエンジニアになりたい
- リモートワーク目的で志望している
- 仕事内容をまったく理解していない
- 論理的に物事を考えられていない
3-1.興味本位でITエンジニアになりたい
「なんとなくカッコいいから」「流行っているから」といった興味本位だけの志望動機では、厳しいエンジニアの仕事は務まらないと判断される。
ITエンジニアの仕事は、地道な学習とトラブル対応の連続であり、華やかなイメージとは裏腹に泥臭い側面も多い。
単なる憧れではなく、技術を身につけて何を成し遂げたいかという明確な目的意識を示すことが必要だ。
さらに、プログラミングに触れた経験など、行動の裏付けがないと説得力に欠ける。
もし未経験であるならば、現在どのような学習をしているかを具体的に伝えるべきだ。
本気でエンジニアを目指している姿勢を行動で示すことが、面接官の懸念を払拭する唯一の方法となる。
3-2.リモートワーク目的で志望している
働き方の自由さを求めてIT業界を志望する学生は多いが、面接で「リモートワークがしたい」と伝えるのは避けるべきだ。
新卒のうちは、先輩から直接指導を受ける必要があり、出社して学ぶ姿勢が求められることが多い。
権利ばかりを主張する学生は、「扱いづらい」「成長意欲が低い」と見なされるリスクが高い。
あくまで業務を通じて貢献したいという姿勢を見せ、働き方はその結果ついてくるものだと捉えよう。
実際に、リモートワークは自律的に成果を出せるようになって初めて認められるケースが多い。
まずは一人前のエンジニアになるために、泥臭く学ぶ覚悟があることを伝えるようにしてほしい。
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1.新卒のシステムエンジニアは在宅勤務が可能なのか?
新卒でシステムエンジニアになってすぐに在宅勤務ができるかどうかについて、多くの就活生が関心を寄せている。
ここでは、新卒の在宅勤務の実情について詳しく解説する。
1-1.不可能ではないが実現性は低い
新卒がいきなり在宅勤務をするのは、不可能ではないが難しい。
在宅勤務は一人で業務を完結できるスキルと、信頼があって初めて成り立つた…
3-3.仕事内容をまったく理解していない
「ITエンジニア=プログラミングをする人」という程度の曖昧な認識で面接に臨むと、職種ごとの役割の違いを突っ込まれたときに答えられず、不合格になる。
IT業界にはSIer、Web系、SESといった業態の違いもあり、それぞれ働き方や求められるスキルが大きく異なる。
業界研究や企業研究を怠り、イメージだけで語る学生は、入社後のミスマッチを懸念されてしまう。
そのため、その企業がどのようなビジネスモデルで利益を出しているかの理解は最低限必要だ。
さらに、OB・OG訪問などを通じて、実際の業務内容についてリアルな話を聞いておくと良い。
具体的な業務イメージを持っている学生は、それだけで志望度が高いと評価されることが多い。
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1.システムエンジニアの仕事内容とは
システムエンジニアの仕事は、「上流工程」「下流工程」とシステム開発の全工程に関わる。
それぞれの工程で求められる役割やスキルが異なるため、まずは全体像を把握することが大切になる。
1-1.上流工程はシステムの設計書を作る
上流工程とは、顧客の要望をヒアリングして、システムの設計に落とし込むフェーズを指す。
顧客が抱える課題を正確に理解し、IT技術…
3-4.論理的に物事を考えられていない
エンジニアは、システムを論理的に組み立てる仕事であり、面接の受け答えでも論理的思考力が厳しくチェックされる。
質問に対して結論から話せなかったり、話の辻褄が合わなかったりすると、適性がないと判断されかねない。
PREP法(結論・理由・具体例・結論)を意識し、相手にわかりやすく伝える工夫をすることが大切だ。
感情論や感覚的な言葉ばかりで話すのではなく、根拠を持って説明できるよう準備しておこう。
また、質問の意図を正しく理解し、的確に回答するコミュニケーション能力も求められる。
普段から論理的に話す練習をしておくことで、面接本番でも落ち着いて対応できるようになるはずだ。
4.新卒ITエンジニアの全職種共通の質問&例文11選
どの職種を受けるにしても、必ず聞かれる「王道」の質問がある。これらを完璧に準備しておくことが、面接突破の最低条件だ。
ここでは、エンジニアの全職種に共通する頻出の11問について、評価されるポイントと回答例を紹介する。
- 自己紹介をしてください
- 志望動機を教えてください
- IT業界を選んだ理由は何ですか?
- なぜITエンジニアになりたいですか?
- 就活の軸を教えてください
- 学生時代に頑張ったことは何ですか?
- 自己PRをしてください
- 長所と短所は何ですか?
- 今、学んでいることはありますか?
- 5年後、10年後にどうなりたいですか?
- 最後に質問はありますか?
4-1.自己紹介をしてください
【例文】
〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。大学では情報社会学を専攻し、ITが現代社会に与える影響について学んでまいりました。学業の傍ら、カフェでのアルバイトでは時間帯責任者を務め、チーム運営の円滑化に尽力しました。本日は、私の強みである「課題発見力」をどのように貴社の業務で活かせるかをお伝えできればと考えております。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。
自己紹介は、面接の第一印象を決める重要な時間だ。
ここで長々と自分語りをするのではなく、氏名、大学名、現在力を入れていること、そして挨拶を簡潔に述べる必要がある。
自己紹介でのトーンや表情が、その後の面接の雰囲気を左右するといっても過言ではない。
明るくハキハキと話し、「この学生となら一緒に働けそうだ」と感じさせることが大切だ。
さらに、自分の強みや特徴を少しだけ盛り込んでおくと、その後の質問につながりやすくなる。たった1分の自己紹介だが、準備次第で面接の流れを大きく変えることができる。
4-2.志望動機を教えてください
【例文】
ITの技術を用いて、企業の業務効率化を根底から支える仕事がしたいと考え、貴社を志望しました。飲食店のアルバイトで、予約管理システムが導入されたことで業務負担が劇的に減った経験から、ITの課題解決力に魅力を感じました。中でも貴社は、顧客の現場に深く入り込み、運用まで一貫してサポートする姿勢を大切にされています。私の強みである「相手の立場に立つ力」を活かし、顧客に最適なシステムを提案・開発したいです。
志望動機を伝える際は、「なぜIT業界なのか」「なぜエンジニアなのか」「なぜこの会社なのか」という3つの要素を一本の線でつなげることが極めて重要だ。
その上で、単に「御社の理念に共感した」といった誰にでも言える抽象的な内容で終わらせてはいけない。
自分の過去の原体験に基づいた具体的なエピソードを盛り込むことで、話の説得力が格段に増す。
さらに、企業が持つ独自の特徴と、君自身の強みがどのようにマッチするかを具体的に伝える工夫も必要になる。
そうすることで、採用担当者に「この学生なら自社で活躍してくれそうだ」という入社後のイメージを持たせることができるはずだ。
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1.志望動機でIT業界の採用担当者が確認したいこと
IT業界の採用担当者は、志望動機から君の将来性や人柄を見極めようとしている。
評価されるポイントは主に3つあり、これらを理解するのが内定への第一歩になる。
1-1.本当にIT業界や自社に興味があるか
採用担当者は、君のIT業界や自社への本気度を確認している。その理由は、IT業界が常に進化し続ける世界だからだ。
技術は日々新しくなるので…
4-3.IT業界を選んだ理由は何ですか?
【例文】
私がIT業界を選んだ理由は、技術の力で人々の生活を便利で豊かにできる可能性に惹かれたからです。大学の講義で、DXによって地方の過疎化問題が解決に向かっている事例を学び、ITが社会課題を解決する手段として非常に有効だと実感しました。私もエンジニアとしてスキルを身につけ、社会の仕組みをより良く変えていく一翼を担いたいと強く考えています。変化の激しい環境で、常に学び続けることができる点も魅力です。
この質問では、ITに対する君の興味・関心の強さと、社会貢献への視点が見られている。
単に「パソコンが好きだから」という理由だけでなく、ITが社会インフラとして不可欠であることを理解しているかどうかがポイントだ。
自分がITを通じて何を実現したいのか、将来のビジョンと絡めて話すと良い評価につながる。
さらに、IT業界は変化が激しい業界であるため、常に新しいことを学び続ける意欲があるかどうかもチェックされている。
知的好奇心が旺盛であり、変化を楽しめる人材であることをアピールすると効果的だ。社会的な意義と個人的な興味をうまくリンクさせて、説得力のある回答を作り上げよう。
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1.面接官が「なぜIT業界を選んだのか」を聞く理由
面接官は、君がIT業界で本当に活躍できるか見極めたいと考えている。
この質問には、君が入社後に早期離職せず、成長し続けてくれるか判断する意図が隠されている。実際に面接官が特に確認しているのは、以下の3つのポイントだ。
面接官は、まず君のIT業界への理解度を確認している。業界研究が浅いと、入社後にミスマッチが起きてすぐに退職するのではな…
4-4.なぜITエンジニアになりたいですか?
【例文】
自分の手でシステムを作り上げ、それが実際に動いて誰かの役に立つという「モノづくり」の側面に強く惹かれたからです。プログラミングの学習サイトで簡単なアプリを作成した際、エラーを乗り越えて完成させたときの達成感は忘れられません。また、エンジニアはチームで協力して一つのプロジェクトを進める仕事だと認識しています。部活動で培ったチームワークを活かし、技術力を磨きながら仲間に貢献できるエンジニアになりたいです。
「エンジニアになりたい理由」は、職種への適性を見るための重要な質問だ。
営業や企画ではなく、なぜ技術職なのかを明確に答える必要がある。
技術習得への意欲はもちろん、課題解決へのこだわりや、チームでの開発に興味があることを伝えよう。
さらに、「モノづくり」を通して誰かの役に立ちたいという具体的な思いがあると、より説得力が増す。
プログラミング経験がある場合は、その時の達成感や楽しさをエピソードとして交えるのがベストだ。エンジニアという職業の厳しさも理解した上で、それでも挑戦したいという覚悟を示そう。
4-5.就活の軸を教えてください
【例文】
私の就活の軸は、「チームで協力し、顧客の課題を解決できる環境があるか」です。学生時代のサークル活動で、メンバーと協力してイベントを成功させた経験から、チームワークの重要性を学びました。貴社はチーム制での開発を重視されており、若手でも意見を出し合える風土があると伺いました。そのような環境でこそ、私の協調性を発揮し、顧客にとって最高の価値を提供できると考えています。
就活の軸は、君の価値観や働く上で大切にしていることを確認するためのものだ。
給与や福利厚生などの条件面ばかりを挙げるのは避け、働き方や企業の方向性に関する軸を答えよう。
その軸が、受けている企業の特徴と一致していることが、志望動機の裏付けとなる。
さらに、なぜその軸を大切にしているのか、背景にあるエピソードを話せるようにしておくと説得力が増す。
企業は、自社の社風と君の価値観がマッチしているかを重視している。自分自身の言葉で語られた軸は、君の人柄を伝えるツールになるはずだ。
4-6.学生時代に頑張ったことは何ですか?
【例文】
私が学生時代に力を入れたのは、テニスサークルの新歓代表として、新入生を例年の1.5倍に増やしたことです。当初は知名度不足が課題でしたが、SNSを活用した広報活動と、オンライン相談会の実施を提案・実行しました。部員と協力して毎日情報を発信し続けた結果、多くの新入生に興味を持ってもらうことができました。この経験から、目標達成のために現状を分析し、周囲を巻き込んで行動する大切さを学びました。
いわゆる「ガクチカ」は、君の課題解決能力や行動特性を見るための質問だ。
派手な実績である必要はなく、どのような課題に対して、どう考え、どう行動したかというプロセスが評価される。
エンジニアの仕事に通じる「論理的な思考」や「粘り強さ」が伝わるエピソードを選ぼう。
さらに、その経験を通じて何を学び、どう成長したかまで話せると、入社後の活躍イメージを持ってもらいやすくなる。
失敗談であっても、そこから改善策を考えて実行した経験なら、高い評価につながることが多い。
結果だけでなく、そこに至るまでの努力や工夫を具体的に伝えることが大切だ。
4-7.自己PRをしてください
【例文】
私の強みは「継続力」です。大学入学と同時に始めた英語学習では、毎日30分の学習を欠かさず続け、TOEICのスコアを400点から800点まで伸ばしました。停滞期もありましたが、学習方法を見直し、洋画を活用するなど工夫して乗り越えました。この継続力は、技術の進化が速いIT業界において、新しい知識を習得し続ける上で必ず役に立つと考えています。貴社でも、日々の業務に真摯に取り組み、着実に成長していきたいです。
自己PRは、企業にとって「君を採用するメリット」を伝える場だ。
自分の強みが、エンジニアとしての業務にどう役立つかを具体的にイメージさせることが重要となる。
抽象的な言葉だけでなく、数字や具体的なエピソードを交えて話すことで、説得力が格段に増す。
さらに、その強みが独りよがりなものではなく、組織やチームに貢献できるものであることを強調しよう。
例えば、「継続力」があるなら、技術の習得や長期プロジェクトでの粘り強さにつなげることができる。
企業が求めている人物像と、自分の強みが重なる部分を見つけてアピールするのがコツだ。
4-8.長所と短所は何ですか?
【例文】
私の長所は「責任感が強いこと」です。役割を与えられた仕事は、最後までやり遂げることを信条としています。一方で、短所は「一人で抱え込みすぎてしまうこと」です。責任感が強すぎるあまり、頼るのが苦手な面があります。しかし、現在はこれを改善するため、進捗が遅れそうなときは早めに周囲に相談し、チーム全体で解決することを心がけています。これにより、以前よりも円滑に業務を進められるようになりました。
長所と短所は表裏一体であり、自分の性格を客観的に理解しているかが見られている。
そのため、短所を伝える際は、「短所です」と言いっ放しにするのではなく、それを克服するためにどのような工夫をしているかをセットで話すことが重要だ。
自分の短所を理解し、それを克服する姿勢を見せるのは、自己分析ができていることの証明にもなる。
また、長所については、それが実際の業務でどのようにプラスに働くかを関連付けて話すと良い。
短所を隠そうとするのではなく、正直に伝えた上で前向きな改善策を示す姿勢が好感を生む。
完璧な人間などいないからこそ、自分の弱さとどう向き合っているかが評価のポイントになる。
4-9.今、学んでいることはありますか?
【例文】
現在は、ITパスポートの取得に向けて毎日1時間勉強しています。ITの基礎知識を体系的に学ぶことで、エンジニアとしての土台を作りたいと考えたからです。また、Progateなどの学習サイトを利用して、Javaの基礎文法についても触れています。まだ初歩的な段階ですが、実際にコードを書いて動かす楽しさを感じており、入社までに基本情報技術者試験の合格レベルまで知識を深めたいと考えています。
未経験からエンジニアを目指す場合、この質問への回答が合否を分けることもある。
口先だけでなく、実際に行動しているかどうかが問われるからだ。
専門的な内容でなくても構わないので、書籍を読んでいる、資格の勉強をしているなど、具体的なアクションを伝えよう。
さらに、学んだ内容をどのように実践しているか、あるいは今後どう活かしていきたいかまで話せるとベストだ。
自主的に学ぶ姿勢は、変化の激しいIT業界で生き残るために最も必要な素質といえる。
現時点でのスキルレベルよりも、成長意欲の高さを見せることが内定への近道だ。
4-10.5年後、10年後にどうなりたいですか?
【例文】
5年後は、プロジェクトリーダーとしてチームを牽引できるエンジニアになりたいです。まずは下流工程で技術の基礎を固め、3年目には詳細設計などの上流工程にも携わりたいと考えています。そして10年後には、プロジェクトマネージャーとして、大規模なシステムの開発を統括し、顧客のビジネスに貢献できる人材になることが目標です。そのために、技術力だけでなく、マネジメントスキルも積極的に学んでいきたいです。
将来のビジョンを語ることで、長期的に働く意思があることを示せる。
企業のキャリアパスを事前に調べ、それに沿った目標を述べることが大切だ。
「フリーランスになりたい」といった独立志向を匂わせるのは、早期退職を懸念されるため避けたほうが良い。
さらに、自分が成長するだけでなく、リーダーとして後輩を育成したいといった組織への貢献意欲も見せると良い。
企業は長く活躍してくれる人材を求めているため、会社の未来と自分の未来を重ね合わせて語ることが重要になる。
具体的なロールモデルがいる場合は、その人に触れながら話すのも一つの方法だ。
4-11.最後に質問はありますか?
逆質問は、やる気をアピールする最後のチャンスだ。「特にありません」と答えるのは絶対に避けよう。自分の状況に合った質問を選んで準備しておくとよい。
意欲を示せる逆質問の例は以下のとおりだ。
- 御社で活躍するために、入社までに勉強しておくべきことはありますか?
- 新卒で入社された方は、3年後どのような業務を任されていますか?
- 〇〇様(面接官)が、仕事をしていて一番やりがいを感じるのはどんな時ですか?
- チームでの開発において、御社が最も大切にされていることは何ですか?
- 配属後の教育研修では、具体的にどのような技術を学べますか?
- 現場のエンジニアの方々は、どのように技術情報のキャッチアップをされていますか?
- どのような成果や行動が評価され、昇進につながるのでしょうか?
- 今後、御社が特に力を入れていきたい技術領域や事業分野はありますか?
- 社員の皆様は、平均してどのくらいの期間で一人前のエンジニアとして独り立ちされますか?
- 私の強みである〇〇は、御社の〇〇事業で活かせると考えていますが、いかがでしょうか?
逆質問をすることで、企業への関心の高さや入社意欲を改めて伝えることができる。
さらに、面接官との会話を通じて、企業の社風や働き方が自分に合っているかを確認する良い機会にもなる。
質問の内容次第では、「この学生はよく調べてきているな」と評価を上げることも可能だ。
だからこそ、事前に用意した質問をただ読み上げるのではなく、その場の会話の流れに合わせて自然に質問するように心がけよう。
最後まで気を抜かず、熱意を持ってコミュニケーションを取ることが内定獲得への鍵となる。
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1.新卒システムエンジニアの逆質問の使い方
逆質問は、面接官に対して入社意欲をアピールできる。逆質問を有効に使うことで、それまでの面接の評価を変えることも可能だ。
ここでは、逆質問の主な2つの役割について解説する。
1-1.入社意欲やポテンシャルをアピール
逆質問は、君のやる気を面接官に伝えるためのツールになる。
ただ企業のHPを見れば分かるような質問をするのは避けてほしい。それで…
5.新卒ITエンジニアの職種別・頻出質問15選
職種が変われば、面接で聞かれることもガラリと変わる。それぞれの職種で何が重視されるのかを知り、専用の対策を練ることが内定への近道だ。
ここでは、エンジニアの主要な5つの職種について、頻出質問とその意図を以下のとおり解説する。
- システムエンジニアの頻出質問3選
- Webエンジニアの頻出質問3選
- アプリケーションエンジニアの頻出質問3選
- プログラマーの頻出質問3選
- インフラエンジニアの頻出質問3選
5-1.システムエンジニアの頻出質問3選
システムエンジニア(SE)は、顧客の要望を聞き出し、システムの設計図を作るのが主な仕事であり、技術力以上に「聞く力」と「伝える力」が重視される。
そのため、面接ではチームでの経験や、困難な状況をどう乗り越えたかというエピソードがよく聞かれる。
以下の表にあるような質問を通じて、君の対人スキルや論理的な説明力が試されることが多い。
| 質問内容 | 質問の意図 |
|---|
| チームで意見が対立した際、どう解決しましたか? | 調整力や協調性があるかを確認 |
| 苦手なタイプの人とどう接しますか? | 組織での対人ストレス耐性を見る |
| 難しい内容を専門外の人にどう説明しますか? | わかりやすく伝える能力があるか測る |
システムエンジニアは顧客とエンジニアの橋渡し役となるため、相手の意図を汲み取る力が不可欠だ。
面接では、単に自分の意見を主張するだけでなく、相手の立場に立って考え、行動できる人物であることをアピールしよう。
過去の経験から、周囲と協力して成果を出したエピソードを用意しておくとスムーズに回答できる。
さらに、システムエンジニアはプロジェクト全体を見渡す視点も求められる。自分の役割だけでなく、チーム全体の成功を考えて行動した経験があれば、ぜひ話してほしい。
5-2.Webエンジニアの頻出質問3選
Webエンジニアは、WebサイトやWebサービスの開発を担当するため、新しい技術への関心や自主的に学ぶ姿勢が求められる。
以下の質問は、君の技術への好奇心と学習意欲を確認するためのものだ。
| 質問内容 | 質問の意図 |
|---|
| 最近気になっているWeb技術は何ですか? | 技術トレンドへの感度を確認 |
| プライベートでコードを書いていますか? | 自発的な学習習慣があるかを見る |
| 作成したポートフォリオのこだわりは何ですか? | 技術力と開発への熱意を測る |
Webエンジニアを目指すなら、実際に作ったポートフォリオを示すのが最も効果がある。
未経験であっても、独学で簡単なアプリやサイトを作った経験があれば、面接官からの評価は高い。
また、面接では、技術的な課題にどう向き合い、どう解決したかというプロセスを語ることも求められる。
その際、苦労した点や工夫した点を具体的に話すことで、君の実践的なスキルが伝わるはずだ。
技術に対する情熱こそが、面接官の心を動かす最大の武器になる。
5-3.アプリケーションエンジニアの頻出質問3選
アプリケーションエンジニアは、スマホアプリや業務システムなどのアプリケーション開発を行う仕事で、ユーザーの使いやすさを考える視点が大切だ。
利用者がどのような場面で使うのかを想像し、それを形にする力が求められる。
以下の質問は、君がユーザー目線を持っているか、そして地道な開発作業に取り組めるかを確認するものだ。
| 質問内容 | 質問の意図 |
|---|
| 普段よく使うアプリの改善点はありますか? | ユーザー視点で物事を考えられるか見る |
| バグが発生した際、どう対処しますか? | 問題解決能力と忍耐力を確認 |
| なぜWebではなくアプリなのですか? | 職種への理解度と志望度を測る |
アプリケーションエンジニアは、技術力はもちろんのこと、ユーザーにとっての価値を追求する姿勢が評価される。
自分が開発に携わることで、世の中をどう便利にしたいかというビジョンを持っていると強い。
また、チーム開発の経験があれば、そこでの役割や貢献について詳しく話せるようにしておこう。
実際の開発現場では、多くのメンバーと協力して一つのアプリを作り上げることになるからだ。コミュニケーション能力の高さも、技術力と同じくらい重要なアピールポイントといえる。
5-4.プログラマーの頻出質問3選
プログラマーは、仕様書に基づいてコードを書き、システムを動かす役割を担っており、集中力と正確性が何よりも重要だ。
コツコツとした作業を継続できるか、論理的にプログラムを組み立てられるかが面接での焦点となる。
以下の質問は、君がエンジニアとしての基礎適性を持っているかを見極めるためのものだ。
| 質問内容 | 質問の意図 |
|---|
| プログラミング学習で挫折したことはありますか? | 困難に対する耐性と解決策を見る |
| エラーが出たとき、どのように解決しますか? | 自走力と調査能力を確認する |
| 一つの作業に没頭できるタイプですか? | 職務への適性を判断する |
プログラマーにとって、エラーやバグは日常茶飯事であり、それを苦にせず楽しめるかどうかが適性の分かれ道だ。
学習過程で詰まったときに、どのように調べて解決したかというプロセスを話せると、実務でも活躍できるイメージを持ってもらえる。
地道な努力を継続できる力をアピールすることが大切だ。さらに、コードを書く速さだけでなく、誰が見ても分かりやすいコードを書く丁寧さも評価される。
几帳面な性格や、細部までこだわる姿勢があれば、それも強みとして伝えてほしい。
5-5.インフラエンジニアの頻出質問3選
インフラエンジニアは、サーバーやネットワークといったITの基盤を支える仕事で、システムの安定稼働を守る責任感と慎重さが求められる。
派手さはないが、社会インフラを支えるという強い使命感が必要な職種だ。
以下の質問は、責任を持って取り組める人物かどうかを確認するためのものである。
| 質問内容 | 質問の意図 |
|---|
| なぜ開発ではなくインフラなのですか? | 職種理解と志望動機の深さを知る |
| 部活動や勉強などで何かやり遂げた経験はありますか? | 責任感とプレッシャー耐性を見る |
| ITインフラと聞いて何をイメージしますか? | 業務内容を正しく理解しているか確認する |
インフラエンジニアは、縁の下の力持ちとしてシステムを支えることにやりがいを感じる人に向いている。
面接では、コツコツと学習を続けられる姿勢や、ミスなく物事を進める慎重さをアピールすると良い。
資格取得(CCNAなど)への意欲を示すことも、志望度の高さを証明する有効な手段だ。
また、トラブルが発生した際に冷静に対応できるメンタルの強さも重視される。突発的な事態にも動じず、論理的に解決策を導き出せる頼もしさをアピールしよう。
6.新卒ITエンジニアの頻出質問を確認できる方法
面接対策を進める中で、実際にその企業で何が聞かれたのか、リアルな情報を知りたいと思うのは当然だ。過去の質問傾向を知ることで、より精度の高い準備が可能になる。
ここでは、頻出質問を確認するための3つの方法を紹介する。
- OB・OG訪問で実際に聞かれた質問を確認
- 就活の口コミサイトで面接体験談を確認
- 就活エージェントで頻出質問と答え方を確認
6-1.就活の口コミサイトで面接体験談を確認
「みん就」や「エン カイシャの評判」などの就活口コミサイトには、過去の受験者が投稿した面接の体験談が数多く掲載されている。
質問内容だけでなく、面接官の人数や雰囲気、回答に対する反応まで詳しく書かれていることが多い。
これらを参考にすることで、頻出質問の傾向を掴み、自分なりの回答案を練ることができる。
ただし、情報はあくまで過去のものであるため、参考程度に留めておく冷静さも必要だ。
すべての情報が正しいとは限らないので、複数のサイトを比較して情報の精度を高める工夫も大切になる。
あくまで補助的なツールとして活用し、最後は自分の目で見て判断するようにしよう。
記事を読む
1.ITエンジニアの就活サイト次第で就活の成否が決まる
ITエンジニアを目指す君にとって、どの就活サイトを選ぶかは、就活の成功を左右する。
就活サイトによって掲載されている企業の種類や、得られる情報、受けられるサポートが全く違う。
IT業界は広く、SIer、Web系、SESなど多様な企業が存在し、それぞれ求める人物像やスキルも異なる。こうした多様な企業を探すため、就活生は様々なサイトを使い分…
6-2.就活エージェントで頻出質問と答え方を確認
IT業界に強い就活エージェントを利用すれば、プロの視点から具体的なアドバイスをもらえる。
エージェントは企業の採用担当者と太いパイプを持っており、過去にどのような質問が出たか、どのような回答が好まれるかという詳細なデータを持っている。
自分一人では得られない非公開情報を入手できるため、効率的に対策を進めたい人には最適だ。
模擬面接を通じてフィードバックをもらうことで、面接本番でも落ち着いて対応できる。
さらに、自分の強みや適性に合った企業を紹介してくれるため、ミスマッチを防ぐことにもつながる。
一人での就活に不安を感じたら、プロの手を借りるのがおすすめだ。
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1.就活生が知らざる就活エージェントの裏側
就活エージェントは、君と企業の間に立ち、就職活動を個別にサポートするサービスだ。
しかし、その実態は運営会社によって大きく異なる。手厚いサポートを期待して利用しても、必ずしもそうとは限らない。利用する前に、その裏側を理解しておく必要がある。
1-1.ナビサイトにはない就活支援体制がある
就活エージェントを使う最大のメリットは、一般的な就…
6-3.OB・OG訪問で実際に聞かれた質問を確認
志望企業の先輩社員に直接話を聞くOB・OG訪問は、最も信憑性の高い情報を得る手段だ。
実際に面接を受けた経験者だからこそわかる、面接の雰囲気や、予想外の質問について聞くことができる。
また、社員の人柄や社風を肌で感じることで、面接での「逆質問」のネタ探しにも役立つ。
大学のキャリアセンターやマッチングアプリを活用して、積極的にアポイントを取ってみよう。
さらに、OB・OG訪問で得た情報は、志望動機に盛り込むことで「現場の声を理解している」というアピール材料になる。
現場の声を聞くための情報収集を怠らず、他の就活生と差をつけるための行動を起こしてほしい。
7.新卒ITエンジニアの就活に関するよくある質問
エンジニア就活を進める上で、多くの学生が疑問に思うポイントをまとめた。不安を解消し、自信を持って選考に臨めるようにしよう。
ここでは、就活生から寄せられるよくある質問について、以下のとおり回答していく。
- 面接の前にITについて勉強が必要ですか?
- 技術質問では何がよく聞かれますか?
- 一次面接でよく聞かれる質問はありますか?
- 最終面接でよく聞かれる質問はありますか?
7-1.面接の前にITについて勉強が必要ですか?
結論から言えば、勉強しておくに越したことはないが、必須ではないケースも多い。
特に「未経験歓迎」の企業や、研修制度が充実しているSIerなどでは、入社後のポテンシャルを重視するため、現時点での知識量はそれほど問われない。
しかし、ITの基礎知識を知っていると、面接官の話が理解しやすくなり、志望度の高さもアピールできる。
全くの無知で挑むよりは、少しでもITに触れておいたほうが良いのは間違いない。
さらに、自分なりに勉強した形跡を見せることで、「自ら学ぶ意欲がある」というポジティブな評価を得やすくなる。
入社後のスタートダッシュを決めるためにも、今のうちからITの基礎知識を身につけておこう。
7-2.技術質問では何がよく聞かれますか?
技術面接や、理系学生向けの選考でよく聞かれる質問をまとめた。文系未経験枠では聞かれないこともあるが、準備しておくと安心だ。
| 質問内容 | 回答のポイント |
|---|
| 得意なプログラミング言語は何ですか? | 触ったことがある言語と、何を作ったかをセットで答える |
| 最近気になったITニュースは何ですか? | AIやセキュリティなど、自分の意見を添えて話す |
| インターネットがつながる仕組みは? | 基本的なネットワーク知識があるかを確認される |
| オブジェクト指向について説明してください | 概念をわかりやすく噛み砕いて説明できるか重要 |
| データベースの正規化について説明してください | 情報系学部なら必須の知識、未経験なら学習意欲を示す |
これらの質問は、知識そのものを問うだけでなく、技術に対する興味や関心の深さを測る意図がある。
答えられない場合でも、「今は分かりませんが、勉強して理解できるようになります」と前向きに答えることが大切だ。
さらに、分からないことを素直に認める誠実さも、エンジニアとして重要な資質の一つとされている。
知ったかぶりをせず、等身大の自分でぶつかることが、結果的に良い評価につながることが多い。
7-3.一次面接でよく聞かれる質問はありますか?
一次面接は、人事担当者や若手社員が担当することが多く、基本的なコミュニケーション能力やマナー、志望動機の一貫性がチェックされる。
以下に、一次面接でよく聞かれる質問と評価ポイントをまとめた。
| 質問内容 | 回答のポイント |
|---|
| 自己紹介をお願いします | 第一印象、話し方の明瞭さ |
| 学生時代に力を入れたことを教えてください | 行動特性、課題解決プロセス |
| 志望動機を教えてください | 業界・企業への理解度、熱意 |
| 当社の強みは何だと思いますか? | 企業研究の深度 |
| 周囲からどんな人だと言われますか? | 客観的な自己分析、人柄 |
一次面接では、素晴らしい実績よりも「一緒に働きたいと思えるか」という人柄が重視される傾向にある。
そのため、明るくハキハキと受け答えをし、基本的なビジネスマナーを守ることが何よりも重要だ。
また、志望動機と自己PRの内容に矛盾がないかどうかも、チェックされている。
たとえスキルが高くても、話の内容に一貫性がなければ、信用できない人物だと判断されてしまう可能性がある。
そのため、一貫性のある回答を心がけ、面接官に安心感を与えることが、次のステップに進むために大切だ。
7-4.最終面接でよく聞かれる質問はありますか?
最終面接は役員や社長が出てくることが多く、入社への覚悟や、企業のビジョンとマッチするかどうかが確認される。
最終面接でよく聞かれる質問と評価のポイントは、以下のとおりだ。
| 質問内容 | 評価のポイント |
|---|
| 他社の選考状況と志望順位は? | 入社意思の固さ、正直さ |
| 入社後にやりたいことは? | 長期的なキャリアビジョン |
| 内定を出したら就活を辞めますか? | オワハラではなく覚悟の確認 |
| あなたにとって仕事とは? | 仕事への価値観、職業観 |
| 最後に言いたいことはありますか? | 最後の熱意アピール |
最終面接まで進んだということは、能力的には採用基準を満たしているということだ。
あとは、「本当にこの会社に入りたいのか」という熱意をどれだけ伝えられるかが勝負の分かれ目になる。
さらに、企業の理念やビジョンに深く共感していることを示し、将来の幹部候補としての期待を持たせることも大切だ。
最後まで気を抜かず、自分の言葉でしっかりと想いを伝えることが、内定を勝ち取るための最後のひと押しになる。
完全無料
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4.8
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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8.優良IT企業の面接突破ならユニゾンキャリア
ユニゾンキャリアは、ITエンジニア専門の就活エージェントとして、君が志望する企業の面接情報を詳しく把握している。
一人で想定問答を考えるのが難しくても、キャリアアドバイザーが過去の事例をもとに、君だけの回答作成をサポートしてくれるから安心だ。
本番で緊張してしまわないよう、模擬面接で練習を重ねることもできるので、ぜひ利用してほしい。
8-1.優良IT企業の面接突破&内定インタビュー①
成功者インタビューより
最初からIT業界で就職活動を進めていましたか?
最初は大学で音楽活動をやってたので、「自分の好きなことを仕事にできたらいいな」と思って、音楽業界で就活していたんですよ。
でも、実際に内定をもらったりする中で、年収や将来性のことで不安を感じるようになって…。音楽業界ってやっぱり給料が低くて、残業時間も月40時間以上あったりもして。
だから、「好き」だけでやっていける世界ではないのかなって、現実を考えちゃいました。
将来性も、今はYouTubeとか面白いものが分散してるじゃないですか?
だから昔みたいに大きなものを作るのは、だんだん難しくなるのかなあって思って。
その点、IT業界なら需要もなくならないだろうし、スキル次第で年収も上げられるって聞いて。将来ITから音楽業界に関わることはできても、その逆はちょっと難しい気がして、IT業界を目指すことにしました。
ユニゾンキャリアを利用してIT業界の理解は深まりましたか?
はい、深まったというか、見方が全然変わりました。
やっぱりIT特化のエージェントさんっていうだけあって、担当キャリアアドバイザーの橋本さんが教えてくれる情報がすごくリアルでした。
例えば、「文系の未経験だと、SESっていう働き方で自分の希望とは違う現場に派遣されちゃうこともあるよ」とか、ほかのエージェントさんでは教えてくれなかったIT業界の現実をしっかり教えてくれたんです。
おかげで、それまで僕がぼんやり考えていた「エンジニア」のイメージと、実際のキャリアパスには違いがあるんだって理解できました!
会社ごとの詳しい情報もたくさん持ってて、自分に合っているか判断するのにすごく助かりました。
ちなみに面接への自信はつきました?
はい、つきました!「AIだけじゃ足りないな」っていう部分を橋本さんに補ってもらいました。
面接に自信がなかったので、自己紹介とか自己PRで話したほうが良いことをしっかり教えてもらえたのはすごく心強かったです。
「IT業界の人にはこういうことを言った方が響くよ」とか、過去の人の回答を見せてもらいながらアドバイスしてくれたので、すごくわかりやすかったです!
企業に合わせて面接で話すことをカスタマイズしていくっていうのは、業界をちゃんと知っている方にお願いしないと難しいので、本当に助かりました。
8-2.優良IT企業の面接突破&内定インタビュー②
成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけは何ですか?
ものづくりが好きだったことがきっかけです。
子どものころは図工、今は料理や動画編集など、何かをつくることが好きで…!
就活を始めた時にものづくりの仕事を調べていたら、エンジニアに辿り着きました。
エンジニアの仕事はものづくりに似ていたので、自分に合っていると思ったんです。
ユニゾンキャリアではどんな選考対策を行いましたか?
主に面接対策ですね。
私は面接に自信がなかったので、面接で聞かれる質問への回答をまとめて、担当キャリアアドバイザーの橋本さんに添削してもらいました。
実は初めての面接で想定外の質問をされて頭の中が真っ白になったんです…。
橋本さんから面接で聞かれる質問を教えてもらってからは、面接の準備ができたのでどんな質問にでも答えられるようになりました!
就職活動にかかった期間はどのくらいですか?
大学3年生の9月から始めて、6か月程度かかりましたね。
ユニゾンキャリアを利用してから1か月半で第一志望の企業から内定をもらえたんです。
もっと早く利用すればよかったと思いました…!
ユニゾンキャリアは、企業の採用担当者から直接、求める人物像や評価ポイントを聞いている。
そのため、君の強みを最大限にアピールできる話し方や、企業ごとに響く逆質問の内容までアドバイスできる。
以下のボタンから無料相談に申し込み、万全の状態で面接に挑んでほしい。