記事の概要
SIer業界を目指す際、会社名で選ぶ「就社」ではなく、職種やスキルで選ぶ「就職」の視点を持つことが重要だ。
BtoBビジネスが中心で見えにくい業界だからこそ、知名度だけで選ぶと「技術が身につかない」といったミスマッチに苦しむことになる。
この記事では、SIer業界で後悔しないための「就活の軸」の決め方を、本音と建前の両面から解説していく!
記事を読む
1.SIerの新卒面接に受かるのに必要な準備
面接は事前の準備が合否を大きく分ける要因となる。特にSIerは業務内容が多岐にわたるため、業界や企業への理解が浅いと志望動機が薄くなってしまう。
ここでは、面接前に必ずやっておくべき準備について5つのポイントに分けて解説する。
1-1.SIer各社の仕事内容を確認
まずは、志望する企業が具体的にどのようなシステムを作っているのか、詳しく調べることが…
1.SIer就活の軸がないのが当たり前
就活を始めたばかりの段階で、明確な「就活の軸」を持っている学生は極めて少ない。
特にSIer業界は、外から見えにくい業務が多く、企業ごとの違いを理解するのに時間がかかる。
ここでは、なぜSIer志望の学生が軸を定めるのに苦労するのか、以下の3つの理由について解説していく。
- どのSIer企業も同じに見える
- まだやりたいことが明確じゃない
- まだ経験してないから分からない
1-1.どのSIer企業も同じに見える
SIer業界の企業研究を進めていくと、どの会社も「ソリューション提供」「顧客の課題解決」といった似たような言葉を掲げていることに気づくはずだ。
これは、SIerのビジネスモデル自体が、顧客の要望に合わせてシステムを構築するという受動的な側面を持っていることに起因する。
そのため、Web系企業のように「自社サービス」で差別化することが難しく、学生の目にはどこも同じような会社に見えてしまう。
さらに、採用ホームページに掲載されている社員インタビューも、やりがいや成長といった抽象的な内容が多く、具体的な業務の違いを掴みにくいのが現状だろう。
結果として、企業ごとの「色」が見えず、何を基準に選べばいいのか迷子になってしまう学生が後を絶たない。
まずは業界地図などを活用し、ユーザー系や独立系といった分類から大枠の特徴を掴むところから始めてみてほしい。
記事を読む
1.就活生が知るべきIT企業とは?
「IT企業」と一括りにするのは、就職活動において非常に危険である。
なぜなら、そのビジネスモデルによって仕事内容や求められるスキル、企業の文化が全く異なるからだ。
多くの就活生がこの違いを理解しないまま、知名度やイメージだけで企業を選んでしまい、入社後のミスマッチに苦しむことになる。
これは本当にもったいないことだ。IT業界は、社会を支えるインフ…
1-2.まだやりたいことが明確じゃない
大学で学んでいることと、社会に出てやりたいことが直結しているとは限らない。
研究室でプログラミングに触れていたとしても、それを職業として一生続けたいのか、あるいは上流工程でマネジメントに関わりたいのか、現時点で決断するのは難しいことだ。
SIerの仕事は、要件定義から保守運用まで多岐にわたり、関わる業界も金融、製造、流通と幅広い。
選択肢が多すぎるがゆえに、自分の中で「これがやりたい」という確固たる意志を持てないのは、ある意味で当然の反応といえる。
焦って無理やりやりたいことを捏造するのではなく、まずは「やりたくないこと」や「譲れない条件」から消去法で考えていこう。
そのため、「自分のやりたいことを見つける作業」を時間をかけて丁寧に行う必要がある。
1-3.まだ経験してないから分からない
「就活の軸」を定めるためには、ある程度の判断材料が必要だが、実務経験のない学生にはその材料が圧倒的に不足している。
インターンシップに参加したとしても、それは業務のほんの一部を切り取った体験に過ぎず、実際の現場の泥臭さやプレッシャーまでは分からない。
例えば、「チームで開発するのが好き」だと思っていても、仕事として納期や予算に縛られた状態で同じように楽しめるかは別問題だ。
未知の領域に対して、確信を持って「これが軸だ」と言い切ることに不安を感じるのは、慎重さや誠実さの表れともいえる。
分からないことを恥じる必要はなく、OB/OG訪問や就活エージェントなどで現場のリアルな情報を集めながら、少しずつ解像度を上げていけば問題ない。
完全無料
手厚いサポートの就活支援!
4.8
Based on 373 reviews
powered by Google
はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
See All Reviews
2.企業ベースのSIer就活による失敗例
就職活動において「会社名」や「規模」を軸にしてしまうと、入社後に大きな後悔をすることになる。
特にSIer業界は、企業によって技術力や働き方に差があるため、慎重な見極めが必要だ。
ここでは、企業ベースで選びがちな失敗例について、以下の4つのパターンで解説していく。
- 初任給は高いが年収が上がらない
- 技術力が身に付く仕事ができない
- コードが書けず調整業務ばかり
- 他で通用するスキル習得できない
2-1.初任給は高いが年収が上がらない
近年、IT人材の不足により、新卒の初任給を引き上げる企業が増えているが、これに飛びつくのは危険だ。
初任給が高いからといって、その後の昇給率が高いとは限らず、数年働いても年収がほとんど変わらないケースも存在する。
見かけの数字に惑わされず、平均年収や昇給制度、賞与の実績などを確認しなければならない。
また、基本給は高くても、みなし残業代が含まれていたり、住宅手当などの福利厚生が削られていたりする場合もある。
その上で、生涯賃金で考えたときに、初任給の数万円の差は誤差でしかないことを理解し、長期的な視点で待遇を見極める必要がある。
目先の金銭的条件だけで企業を選んでしまうと、将来的に経済的な不満を抱えることになるだろう。
給与テーブルや評価制度の詳細まで踏み込んで確認することが、就活で後悔しないために欠かせない。
記事を読む
1.SIerの年収は企業によって大きく異なる
SIerの年収は企業によって異なり、その差は主に商流のどの位置にいるかで決まる。
この商流のどの位置に企業がいるかによって、利益率が大きく変わり、それが社員の年収に還元される仕組みだ。
元請け企業は、上流工程と呼ばれる設計や要件定義を担当することが多く、収益性が高いため給料も高くなる傾向がある。
顧客と直接契約することで、開発費用のコント…
2-2.技術力が身に付く仕事ができない
SIerには、開発の実働部隊を持たず、協力会社への発注や管理だけを行う企業も少なくない。
「エンジニア」として採用されたはずなのに、配属された先ではExcelでの進捗管理や、電話やメールでの連絡業務に忙殺される日々が待っていることもある。
多くの学生は、技術的な課題解決やモノづくりに興味を持っているはずだが、そうした実務に関われないストレスは計り知れない。
技術の裏付けがないまま管理業務だけを続けても、エンジニアとしての厚みは出ず、市場価値も上がりにくい。
自ら手を動かして開発する機会があるのか、それとも管理専門なのか、企業のビジネスモデルや配属リスクを事前に確認しておくことが不可欠だ。
開発経験を積みたいのであれば、内製化を進めている企業や、開発工程を重視する独立系SIerなどを視野に入れてほしい。
記事を読む
1.SIerに技術力がないといわれる理由
SIerに対して「技術力がない」というレッテルが貼られるのには、業界特有の構造的な要因が大きく関係している。
実際に働いているエンジニアの声や、業務の実態を知ることで、なぜそのような評判が生まれるのかが見えてくるはずだ。
ここでは、SIerに技術力がないと言われる主な4つの理由について解説する。
1-1.プロジェクトの調整業務が多い
SIer、特に大手や…
2-3.コードが書けず調整業務ばかり
前述の通り、SIerの構造上、上流工程を担当する企業ほど、プログラミングなどの実装工程は下流工程を担う企業に丸投げすることが多い。
「上流工程ができる」といえば聞こえはいいが、実態は顧客と下請け企業との板挟みになりながら、仕様の調整や納期の交渉を行う調整屋になる可能性がある。
コードを書いてシステムを動かす楽しさを求めている学生にとって、一日中会議と資料作成に追われる毎日は苦痛でしかない。
もちろん、マネジメント能力は重要だが、技術の基礎がないまま調整業務ばかりを行っても、エンジニアとしての成長は頭打ちになる。
自分がどのようなキャリアを歩みたいのかを明確にし、コードを書ける環境があるかどうかを見極める必要がある。
プログラミングスキルを武器にしたいなら、SIerの中でも技術志向の強い企業を選ぶか、自社開発企業も検討しよう。
記事を読む
1.SIerがつまらないと感じた新卒の声
新卒で希望に燃えてSIerに入社したものの、数年経たずに「仕事がつまらない」と感じてしまうケースは少なくない。
彼らが直面するのは、華やかなIT業界のイメージとはかけ離れた、地味で泥臭い業務の連続だからだ。
入社後に「こんなはずじゃなかった」とならないために、リアルな声に耳を傾けておこう。
ここでは、実際に現場で働く若手社員たちが抱える不満や悩みを…
2-4.他で通用するスキル習得できない
大手SIerの子会社や、特定の業界に特化したベンダーに入社した場合、その会社でしか通用しない独自ツールや古い技術ばかりを扱うことになるリスクがある。
社内独自のフレームワークや、すでにサポートが終了しかけているレガシーな言語での開発に従事させられると、市場価値の高い汎用的なスキルが身につかない。
IT業界は技術の移り変わりが早いため、ポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)を習得できない環境に長くいることは、エンジニアとしてのキャリアにとって致命的だ。
もし将来的に転職を考えた際、履歴書に書ける技術スタックが貧弱だと、選択肢が大幅に狭まってしまう。
会社の看板ではなく、どのような技術環境で働けるかを重視しなければならない。
JavaやPython、AWSといった、市場ニーズの高い技術に触れられる環境かどうかを、事前にチェックしておこう。
3.【本音】SIer就活の軸は超シンプルに決めよう
面接で話す「建前」の軸を考える前に、まずは自分自身の「本音」の軸を固めることが先決だ。
綺麗事を並べた軸で企業を選んでも、自分の欲求が満たされなければ、長く働き続けることはできない。
ここでは、学生が本当に求めている以下の6つの本音の軸について解説していく!
- とにかく年収を上げていきたい
- 給料よりも残業をしたくない
- AIなどの最新技術に触れたい
- 安定した環境で長く働きたい
- チームで協力して仕事がしたい
- どこでも通用する人になりたい
3-1.とにかく年収を上げていきたい
「お金」は働く上で最も基本的かつ重要なモチベーションの一つであり、これを軸にすることは決して悪いことではない。
SIer業界は多重下請け構造になっており、商流の上流に位置する元請け企業(プライムベンダー)ほど利益率が高く、給与水準も高くなる傾向がある。
年収を最優先にするなら、大手SIerや外資系ベンダー、あるいは高収益な独立系SIerを目指すべきだ。
しかも、評価制度が実力主義なのか、年功序列なのかによっても、若いうちから稼げる金額は大きく変わってくる。
もし高年収を目指すのであれば、どの企業群に入ればそれが叶うのか、業界構造を理解した上でターゲットを絞り込む必要がある。
四季報などのデータを活用し、平均年収だけでなく、年齢別のモデル年収なども詳しく調べておこう。
記事を読む
1.【前提】IT業界は多重下請け構造
SIerを理解する上で避けて通れないのが「多重下請け構造」という仕組みだ。
これは、建築業界のゼネコン構造によく似ている。顧客(発注者)からシステム開発の依頼を直接受ける企業を頂点とし、その下に二次請け、三次請けとピラミッド状に連なっている。
一つの企業だけでそれだけの人員を常時抱えるのは、コストやリスクの面で現実的ではない。
そのため、開発の規…
3-2.給料よりも残業をしたくない
ワークライフバランス(WLB)を重視し、プライベートの時間もしっかり確保したいと考える学生も多い。
SIer業界は「激務」「残業が多い」というイメージが強いが、近年は働き方改革が進み、企業によって状況は大きく異なっている。
定時退社を推奨している企業や、有給休暇の取得率が高い企業、フレックスタイム制を導入している企業などを選ぶことで、理想の働き方を実現できる。
ただし、「残業が少ない=楽ができる」と勘違いしてはいけない。限られた時間の中で成果を出す生産性の高さが求められるからだ。
給料の高さよりも、精神的なゆとりや健康的な生活を優先したいという軸は、長く働き続けるための重要な指針となる。
就活エージェントや口コミサイトなどを活用し、実際の残業時間や休日出勤の有無、ノー残業デーの実施状況などをリサーチしておこう。
記事を読む
1.SIerには残業が少ない企業が多い
近年の働き方改革やコンプライアンス意識の高まりにより、労働環境は改善されている。
特に大手企業やそのグループ会社では、徹底した労務管理が行われており、無理な残業を強いることは少なくなった。
働き方改革の推進により、残業時間の上限が法律で明確に定められ、有給休暇の取得も義務化されるようになった。
また、IT業界全体で深刻化する人手不足も、企業が環…
3-3.AIなどの最新技術に触れたい
知的好奇心が旺盛な学生にとって、最先端の技術に触れられる環境は大きな魅力だ。
AI、クラウド、IoT、ブロックチェーンなど、新しい技術を使ったプロジェクトに携わることで、エンジニアとしてのスキルを高めたいと考えるのは自然なことといえる。
しかし、多くのSIerでは、安定稼働が求められる基幹システムの保守運用など、枯れた技術(レガシー技術)を使う案件が大半を占めている。
最新技術を軸にするなら、R&D(研究開発)部門を持つ大手や、特定の技術領域に強みを持つ特化型SIerを探そう。
ただ、「入社してみたらCOBOLしか触らせてもらえなかった」という悲劇を避けるためにも、企業の技術スタックや開発実績を入念に調べるべきだ。
技術ブログや登壇資料などをチェックし、その企業が現在進行形でどのような技術に取り組んでいるかを確認してほしい。
記事を読む
1.SIer全体の将来性は明るいが…
SIerへの就職を検討する際、将来性を不安視する声が耳に入ることは多いかもしれない。
しかし、IT業界全体の成長や企業のDX推進を背景に、SIerの需要は依然として高い水準にある。
ここでは、業界の成長性と、その一方で淘汰される企業の存在について解説する。
1-1.IT業界は今後も成長が続く産業
IT業界は、現在も急速な成長を続けている産業の一つだ。
企業のDX(…
3-4.安定した環境で長く働きたい
変化の激しいIT業界においても、雇用の安定や経営基盤の盤石さを求める学生は少なくない。
特に、親会社を持つユーザー系SIerやメーカー系SIerは、親会社のシステム案件が恒常的にあるため、経営が安定しており、福利厚生も充実している傾向がある。
リストラの心配をせずに、腰を据えてじっくりとスキルを磨きたい、ライフイベントに合わせて柔軟に働き方を変えたいと考えるなら、経営の安定性は外せない。
ベンチャー企業のような爆発的な成長は望めないかもしれないが、着実にキャリアを積み重ねることができる環境は、精神的な安心感につながる。
企業の平均勤続年数や離職率などのデータを参考に、長く働ける土壌があるかを確認しよう。
さらに、産休・育休の取得実績や復帰率なども、長期的なキャリア形成を考える上で重要な指標となる。
3-5.チームで協力して仕事がしたい
SIerの仕事は基本的にプロジェクト単位で動くため、チームワークが不可欠だ。
一人で黙々とコードを書くよりも、メンバーとコミュニケーションを取りながら、一つのシステムを作り上げることに喜びを感じる人もいるだろう。
チームでの協調性を重視する企業風土であれば、困ったときに助け合ったり、知見を共有し合ったりする文化が根付いていることが多い。
逆に、個人主義が強い企業や、客先常駐でメンバーがバラバラに働く環境では、孤独感を感じてしまうかもしれない。
OB/OG訪問などを通じて、社員同士の仲の良さや、プロジェクトの進め方、チームの雰囲気などを肌で感じておくことが大切だ。
「誰と働くか」を重視することは、日々のモチベーション維持に大きく関わってくる。
3-6.どこでも通用する人になりたい
特定の会社に依存せず、自分の腕一本で生きていける「専門性」を身につけたいという軸だ。
終身雇用が崩壊しつつある現代において、会社の看板がなくても評価されるスキルセットを持つことは、最強のリスクヘッジになる。
そのためには、汎用性の高いプログラミング言語、クラウドインフラの構築スキル、プロジェクトマネジメントの経験など、市場価値の高いスキルを習得できる環境を選ぼう。
研修制度が充実しているか、資格取得支援があるか、若手のうちから裁量のある仕事を任せてもらえるかといった点がチェックポイントになる。
将来的にフリーランスや転職も視野に入れているなら、この軸を持って企業を選別することで、キャリアの選択肢を広げることができる。
どのようなプロジェクトにアサインされるかという配属の決定プロセスも、成長速度を左右する重要な要素だ。
4.【本音】職種別・SIerで後悔しない就活の軸
SIerと一口に言っても、目指す職種によって働き方や求められるスキルは異なる。
自分がどの職種でキャリアを築きたいかによって、就活の軸も微調整する必要がある。
ここでは、代表的な以下の5つの職種別に、後悔しないための軸のポイントを解説していく。
- SEとしてWLB重視で働きたい
- 開発職として技術力を上げたい
- 最新技術のインフラ構築を担いたい
- PMとして年収を上げていきたい
- ITコンサルで年収1000万円になりたい
4-1.SEとしてWLB重視で働きたい
システムエンジニアとして働きつつ、プライベートも大切にしたいなら、労働環境の管理が徹底されている企業を選びたい。
特に、親会社が大手企業であるユーザー系SIerは、コンプライアンス遵守の意識が高く、過度な残業を抑制する仕組みが整っていることが多い。
また、客先常駐ではなく自社内開発がメインの企業であれば、納期の調整もしやすく、比較的コントロールしやすい環境で働ける。
軸としては、「残業時間の平均が20時間以内」「リモートワークの導入率」「有給休暇の取得しやすさ」などを具体的な指標として持つと良い。
システムエンジニアは激務になりがちだからこそ、企業選びの段階でワークライフバランスへの取り組みを厳しくチェックすることが、入社後の幸福度を左右する。
社員が疲弊していないか、長く働いている社員が多いかといった点も、ホワイト企業を見極めるための手がかりとなる。
記事を読む
1.自分に合うシステムエンジニアの企業の選び方
システムエンジニアとして自分に合う企業を選ぶ際には、いくつかの注意点が存在する。
給与や企業の知名度だけで選んでしまうと、入社後に「思っていた仕事と違う」と後悔する可能性もある。
ここでは、君が企業を選ぶうえで確認すべき点を解説していく。
1-1.今後も役立つ技術力が身につく
企業選びでは、今後も役立つ技術力が身につく環境かどうかを…
4-2.開発職として技術力を上げたい
プログラミングが好きで、技術力を磨き続けたいなら、エンジニアの技術力向上に投資している企業を選ぶ必要がある。
独立系SIerや、技術力に定評のある中堅SIerの中には、モダンな開発手法を取り入れ、エンジニアのスキルアップを推奨しているところがある。
軸としては、「開発工程を自社で担当している比率」「研修や勉強会の頻度」「新しい技術スタックの採用実績」などを重視すると良い。
また、キャリアパスとして「マネジメント職」だけでなく「スペシャリスト職」が用意されているかどうかも重要なポイントだ。
一生現役のエンジニアとして活躍したいなら、技術を軽視せず、エンジニアを大切にする文化がある企業を見つけ出そう。
技術書の購入補助や、カンファレンス参加費の負担など、学習を支援する制度の有無も確認しておきたい。
記事を読む
1.新卒アプリケーションエンジニアの就活は難しい
新卒でアプリケーションエンジニアを目指すのは、決して簡単な道のりではない。
特に自社開発企業などは人気が高く、即戦力に近いスキルを持つ学生がライバルとなるため、倍率は高い。
さらに、IT業界は技術の進化が速く、求められるスキルセットも年々変化している。
自分が学んできたことが実務で通用するのか、そもそも自分に向いているのかを見極…
4-3.最新技術のインフラ構築を担いたい
サーバーやネットワークなどのインフラ領域で、特にクラウド技術(AWS、Azureなど)に携わりたいなら、クラウド案件に強みを持つSIerを選ぶべきだ。
従来のオンプレミス環境の保守ばかりを行っている企業では、最新のクラウド技術に触れる機会はほとんどないといっていい。
軸としては、「クラウドベンダーとのパートナー認定ランク」「クラウド案件の比率」「資格取得者数」などを確認すると、その企業の実力が分かる。
インフラエンジニアは、システムの根幹を支える重要な役割であり、クラウド化の流れに乗ることで市場価値を一気に高めることができる。
安定稼働だけでなく、新しい技術による効率化や最適化に挑戦できる環境を選ぼう。
大規模なトラフィックをさばく経験や、セキュリティ要件の高い案件に関われるかどうかも、スキルアップの観点からは重要だ。
記事を読む
1.インフラエンジニアの大半は企業選びに失敗
インフラエンジニアとしてのキャリアは、最初の企業選びが重要になる。
多くの就活生が企業選びの基準を誤解し、入社後にミスマッチを感じている人が多いためだ。
もちろん、それらの仕事もITインフラを支える上で欠かせない。しかし、設計や構築といった上流工程のスキルを身につけなければ、高年収のエンジニアとして成長するのは難しい。
インフラエンジ…
4-4.PMとして年収を上げていきたい
プロジェクトマネージャー(PM)として大規模な案件を動かし、高年収を目指すなら、一次請け(プライムベンダー)の大手SIerを目指すのが王道だ。
下請け企業では、そもそもプロジェクトマネージャーとしての裁量権が小さく、予算管理や全体指揮といった上流のマネジメント経験を積むことが難しい。
就活の軸としては、「プライム案件の比率」「平均年収の高さ」「大規模プロジェクトの実績」などを重視すべきだ。
プロジェクトマネージャーは、技術力だけでなく、顧客折衝能力、予算管理能力、チームビルディングなど総合的なスキルが求められるため、報酬も高くなる傾向がある。
若いうちからリーダー経験を積めるか、プロジェクトマネージャーへのキャリアパスが明確かを確認し、将来的に高給取りになるための道筋を描こう。
億単位のプロジェクトを任されるプレッシャーはあるが、それをやりがいに変えられる人には最適な環境といえる。
記事を読む
1.SIerにおけるPMの役割
SIerにおけるPMは、システム開発の責任者として、プロジェクトを成功に導くためのあらゆる業務を行う。
エンジニアが設計やプログラミング、テストなどを担当するのに対し、PMはプロジェクト管理を担う。
ここでは、PMの役割と、自社開発企業のPMとの違いについて解説していく。
1-1.プロジェクト全体の責任者
PMは、プロジェクトの開始から終了まで、全ての工程における最終…
4-5.ITコンサルで年収1000万円になりたい
SIerでの経験を活かして、より上流のITコンサルタントを目指し、年収1000万円プレイヤーになりたいなら、コンサルティング機能を持つSIerや、外資系企業を選びたい。
単にシステムを作るだけでなく、顧客の経営課題をITで解決するための戦略立案から関わることが求められるからだ。
軸としては、「上流工程特化」「コンサルティング部門の有無」「成果主義の評価制度」などを挙げることができる。
ITコンサルタントは激務になりがちだが、その分リターンも大きく、若くして高年収を実現できる可能性が高い。
論理的思考力やプレゼンテーション能力を磨き、実力をつけられる環境を選ぼう!
5.【建前】面接で使えるSIer就活の軸の例一覧
本音の軸が定まったら、それを面接官に響く「建前」の言葉に変換する必要がある。
企業は「自社で活躍してくれそうな学生」を採用したいのであって、単に「楽がしたい」「稼ぎたい」だけの学生には魅力を感じないからだ。
ここでは、本音をベースにしつつ、面接で好印象を与える以下の5つの軸の例と、その伝え方を紹介する。
- 社会貢献:インフラを支えたい
- チームワーク:チームで仕事がしたい
- 成長:専門的なスキルを身につけたい
- 挑戦:AIなど最新技術に携わりたい
- 顧客視点:課題解決に貢献したい
5-1.社会貢献:インフラを支えたい
金融、鉄道、電力といった社会インフラを支えるシステムに携わりたいという軸は、堅実さや責任感をアピールできる。
特に大手SIerやユーザー系SIerを受ける際に使える軸といえる。
【例文】
私の就活の軸は、ITの力で社会の当たり前を支えることです。昨今、システム障害が社会生活に与える影響の大きさを目の当たりにし、止まらないシステムを作ることの重要性を痛感しました。貴社は金融システムの基盤を長年支えており、その高い技術力と信頼性に魅力を感じています。責任感を持ってシステム構築に携わり、人々の安心な生活を裏側から支えたいと考えています。
このように、社会的な意義と自分の責任感をリンクさせることで、信頼できる人物像を印象付けることができる。
なぜ「当たり前」を支えたいのか、原体験を交えて話せるとさらに説得力が増すだろう。
5-2.チームワーク:チームで仕事がしたい
チームで協力して成果を出すことを重視する軸は、プロジェクトベースで動くSIerの働き方と相性が良い。
特に、協調性やコミュニケーション能力の高さをアピールしたい場合に役立つ。
【例文】
私は、チーム一丸となって一つの目標を達成することにやりがいを感じます。大学の研究活動では、メンバーそれぞれの得意分野を活かして役割分担を行い、困難な課題を乗り越えた経験があります。システム開発も同様に、多くの関係者と連携しながら進めるものだと認識しています。貴社の『チームワークを大切にする』という社風の下で、周囲と協力しながら最高の結果を出したいと思い、志望しました。
この軸を使う際は、単に「仲良くしたい」ではなく、「多様な価値観を認めて成果を最大化したい」という視点を盛り込むことがポイントだ。
過去のチーム経験でのエピソードを用意しておくと、面接官もイメージしやすくなる。
5-3.成長:専門的なスキルを身につけたい
エンジニアとして技術力を高めたい、専門性を身につけたいという軸は、向上心の高さや学習意欲のアピールになる。
ただし、「教えてもらう」という受身の姿勢ではなく、「自ら学び貢献する」というスタンスで伝えることが重要だ。
【例文】
私は、確かな技術力を身につけ、プロフェッショナルとして顧客に価値を提供できる人材になりたいと考えています。貴社は充実した研修制度に加え、若手から挑戦できる風土があると伺いました。入社後は、基礎を徹底的に学ぶとともに、自己研鑽を続け、一日も早くプロジェクトの中核を担えるエンジニアとして成長し、貴社の技術力向上に貢献したいです。
成長したい理由が「顧客への貢献」にあることを示すことで、独りよがりなスキルアップではないことをアピールできる。
どのようなエンジニアになりたいか、具体的なロールモデルがいれば合わせて伝えると良い。
5-4.挑戦:AIなど最新技術に携わりたい
新しい技術への関心を軸にする場合は、単なる興味本位ではなく、それをどうビジネスに活かしたいかまで言及すると説得力が増す。
変化を恐れず、新しいことに挑戦する姿勢を評価してもらえる。
【例文】
私の軸は、最新技術を活用して企業のDXを推進することです。AIやクラウドといった技術は、業務効率化だけでなく、新しいビジネス価値を創出する可能性を秘めていると感じています。貴社はAI技術の研究開発に注力されており、数多くの導入実績をお持ちです。最先端の技術に触れられる環境で、顧客の課題に対して革新的なソリューションを提案し、企業の成長を後押ししたいと考えています。
その企業が注力している技術分野と、自分の興味が一致していることを示すことが鍵となる。
事前に企業の技術戦略や導入事例を調べておくことで、本気度を伝えることができる。
5-5.顧客視点:課題解決に貢献したい
顧客の課題に寄り添い、ITで解決策を提示したいという軸は、SIerの本質を突いており、面接官からの評価も高い。
以下のような就活の軸にすることで、技術はあくまで手段であり、目的は顧客の成功であるという視点を持っていることを示せる。
【例文】
私は、顧客の課題をITで根本から解決し、ビジネスの成長に貢献することを軸に就職活動をしています。アルバイト先で業務効率化のツールを導入し、スタッフの負担を減らした経験から、ITによる課題解決の喜びに目覚めました。貴社は顧客との対話を重視し、要件定義から運用まで一貫してサポートする体制を持っています。顧客の真のニーズを引き出し、最適なシステムを構築することで、信頼されるパートナーになりたいです。
具体的なエピソードを交えることで、「なぜ課題解決なのか」という動機に深みを持たせることができる。
顧客の喜びを自分の喜びにできる共感性の高さをアピールしてほしい!
6.SIer就活の軸が作れない際に役立つ方法
ここまで読んでもまだ「自分の軸が定まらない」と悩む学生もいるだろう。
頭の中で考えているだけでは答えが出ないときは、外部の情報を活用して視点を広げることが有効だ。
ここでは軸作りに行き詰まったときに試してほしい、以下の3つのアクションを紹介する。
- 就活口コミサイトで企業実態を確認
- OB/OG訪問でリアルな働き方を確認
- IT専門の就活エージェントに相談
6-1.就活口コミサイトで企業実態を確認
OpenWorkや就活会議といった口コミサイトは、企業のリアルな実態を知るための宝庫だ。
実際に働いている社員や元社員の書き込みには、説明会では語られない「残業の実態」「給与の上がり幅」「職場の雰囲気」などが赤裸々に綴られている。
これらを読み込むことで、「自分はこういう環境では働きたくない」「こういう制度がある会社がいい」といった、軸の種を見つけることができる。
例えば、「若手の意見が通らない」という口コミを見てネガティブに感じるなら、「風通しの良さ」が君にとって重要な軸になるかもしれない。
企業の建前ではなく本音の部分に触れることで、自分の中の譲れない条件が浮き彫りになってくるはずだ。
ただし、退職者の意見はネガティブになりがちなので、情報を鵜呑みにせず、傾向を掴む程度に留めるバランス感覚も必要となる。
記事を読む
1.ITエンジニアの就活サイト次第で就活の成否が決まる
ITエンジニアを目指す君にとって、どの就活サイトを選ぶかは、就活の成功を左右する。
就活サイトによって掲載されている企業の種類や、得られる情報、受けられるサポートが全く違う。
IT業界は広く、SIer、Web系、SESなど多様な企業が存在し、それぞれ求める人物像やスキルも異なる。こうした多様な企業を探すため、就活生は様々なサイトを使い分…
6-2.IT専門の就活エージェントに相談
自分一人で考えることに限界を感じたら、プロのアドバイザーに相談するのも賢い選択だ。
特にIT業界に特化した就活エージェントであれば、SIer業界の構造や各社の特徴を熟知しているため、的確なアドバイスをもらえる。
君の性格や希望、学んできたことなどをヒアリングした上で、「君ならこういう企業が合っている」「こういう軸でアピールするといい」といった提案をしてくれる。
客観的な視点からのフィードバックは、自分では気づかなかった強みや価値観を発見するきっかけになる。
膨大な企業情報の中から、自分にマッチする企業を効率的に探せる点も大きなメリットだ。
面接対策やES添削も受けられるため、就活の軸のブラッシュアップだけでなく、選考突破力を高めるためにも役立つ。
記事を読む
1.就活生が知らざる就活エージェントの裏側
就活エージェントは、君と企業の間に立ち、就職活動を個別にサポートするサービスだ。
しかし、その実態は運営会社によって大きく異なる。手厚いサポートを期待して利用しても、必ずしもそうとは限らない。利用する前に、その裏側を理解しておく必要がある。
1-1.ナビサイトにはない就活支援体制がある
就活エージェントを使う最大のメリットは、一般的な就…
6-3.OB/OG訪問でリアルな働き方を確認
ネットの情報だけでなく、実際に働いている先輩社員から直接話を聞くことも非常に役立つ。
OB/OG訪問では、具体的な仕事内容や一日のスケジュール、やりがいや苦労などを詳しく聞くことができる。
「なぜその会社に入ったのか」「入社してギャップはあったか」といった質問をぶつけることで、自分が働くイメージを具体的に持つことができるようになる。
自分に近い価値観を持つ先輩が見つかれば、その人の就活の軸を参考にさせてもらうのも一つの手だ。現場の生の声は、君の軸をより現実的で説得力のあるものにしてくれる。
そのため大学のキャリアセンターなどを活用して、積極的にアポイントを取ってみてほしい。
7.SIer就活の軸に関するよくある質問
SIer就活を進める中で、多くの学生が抱く疑問についてQ&A形式で回答していく。
これらの疑問を解消しておくことで、より自信を持って選考に臨めるようになるはずだ。
以下の5つの質問について、それぞれ詳しく解説する。
- SIerの大手企業はどこですか?
- SIer業界の強みは何ですか?
- SIerに将来性はありますか?
- SIerの志望動機はどう書けばいい?
- 就活の軸はいくつあればいい?
7-1.SIerの大手企業はどこですか?
SIer業界の大手企業は、設立の経緯や強みによっていくつかの系統に分類され、それぞれが異なる特徴を持っている。
業界をリードする代表的な企業としては、主に以下の企業群が挙げられることが多い。
- NTTデータ:国内最大手であり、官公庁や金融などの大規模システムに圧倒的な強みを持つ
- 野村総合研究所:上流のコンサルティングから開発までを一貫して担い、高年収なことでも知られる
- 日立製作所・富士通・NEC:ハードウェア製造の基盤を活かしたSI事業を展開するメーカー系大手
- CTC・SCSK:商社系や独立系として、特定のベンダーに縛られない提案力を持つ大手
これらの企業は、売上規模や社員数において業界のトップを走っている。
しかし、大手だからといって一括りにせず、個別の強みや社風を理解して企業研究を進めることが重要だ。
記事を読む
1.就活生が知るべきSIer業界の基本情報
SIer業界は、社会のITインフラを支える役割を担っている。SIer業界の全体像やビジネスモデルは、複雑で分かりにくい。
ここでは、業界を理解するために不可欠な3つの基本情報を解説していく。これらの知識は、企業研究を進めたり、自分に合う企業を見極めたりするうえで役立つ。
1-1.SIerの中にはSESを含む企業がある
SIerとSESは、契約形態が本質的に異なるビジネ…
7-2.SIer業界の強みは何ですか?
SIer業界の最大の強みは、顧客の業務に深く入り込み、オーダーメイドで最適なシステムを構築できる点だ。
Web系企業が不特定多数に向けたサービスを提供するのに対し、SIerは特定の顧客の課題解決に特化しているため、ビジネスへの貢献度がダイレクトに感じられる。
また、長年の運用実績と信頼関係に基づいた安定した収益基盤も強みの一つだ。
大規模なシステム開発を通じて培われたプロジェクトマネジメント能力や、品質管理のノウハウは、他の業界では容易に真似できない資産といえる。
社会インフラを支えるような大規模案件に関われるのも、SIerならではの魅力であり強みだ。
記事を読む
1.SIer企業に新卒入社=勝ち組ではない
SIerに入社したからといって、無条件で「勝ち組」になれるわけではない。
SIer業界には「多重下請け構造」というピラミッド型の仕組みがあるからだ。どのポジションの企業に入るかによって、待遇や仕事内容は大きく異なる。
元請けに近い大手企業であれば、高収入や安定したキャリアが約束される可能性が高い。
一方で、下請け構造の末端に近い企業では、長時間労…
7-3.SIerに将来性はありますか?
「SIerオワコン説」などが囁かれることもあるが、結論から言えば将来性は十分にある。
日本企業の多くはDXを推進しており、そのパートナーとしてのSIerの需要は依然として高いからだ。
特に、既存の古いシステム(レガシーシステム)の刷新や、クラウド移行といった案件は今後も増加が見込まれる。
ただし、単に言われたものを作るだけの下請け型SIerは淘汰されていく可能性がある。
顧客に提案し、ビジネスを変革できる「共創型」のパートナーになれるSIerこそが、今後生き残っていく。
そのため、企業選びの際は、新しい技術への取り組みや、コンサルティング能力の有無を確認すると良い。
7-4.SIerの志望動機はどう書けばいい?
SIerの志望動機を作成する際は、「なぜIT業界か」「なぜSIerか」「なぜその会社か」という3つの要素を論理的に接続することが不可欠だ。
これらがバラバラだと説得力が生まれず、他の業界や企業でも良いのではないかと面接官に思われてしまう。
例えば、「ITで地方創生に貢献したい」という想いに対し、「御社の自治体向けクラウドサービスはシェアNo.1であり、私のやりたいことに最も近い環境です」といった理由を紐づけて伝える必要がある。
その上で、企業の独自技術や社風と、自分の就活の軸がどのようにマッチしているのかを明確に伝えよう。
単に「研修制度が充実しているから」といったどの企業でも通じる理由は避け、その会社でなければならない必然性を示すことが重要だ。
論理的な構成と熱意が伝わる独自のエピソードを組み合わせることで、採用したいと思わせる志望動機が完成する。
記事を読む
1.SIerは志望動機で何を見る?
採用担当者が志望動機を通じて確認したいのは、君が自社で長く活躍できる人材かどうかだ。そのため、思考プロセスや企業への理解度など様々な角度から質問を受ける。
ここでは、採用担当者が特に注目している以下の3つのポイントについて解説する。
1-1.IT業界の中でもなぜSIer?
採用担当者がこの質問で確認したいのは、IT業界に様々な選択肢がある中で「なぜSIerを選ん…
7-5.就活の軸はいくつあればいい?
就活の軸は、多すぎると企業が絞り込めなくなり、少なすぎるとミスマッチのリスクが高まる。
一般的には、3つ程度に絞るのが理想的だとされている。
例えば、「譲れない条件(本音)」「仕事内容への興味(建前)」「社風や人(相性)」のように、異なる視点から軸を持つとバランスが良い。
面接で聞かれた際には、この3つを一貫性のあるストーリーとして話せるように準備しておこう。軸に優先順位をつけておくことも、最終的な決断をする際に役立つ。
選考が進むにつれて軸が変わることも珍しくないので、柔軟に見直しながら、自分にとって最適な軸を見つけていこう。
完全無料
手厚いサポートの就活支援!
4.8
Based on 373 reviews
powered by Google
はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
See All Reviews
8.SIer就活の軸探しならユニゾンキャリア
納得のいく「就活の軸」を見つけるのは、一人では難しい作業だ。
SIer業界への就職を本気で考えているなら、IT業界専門の就活エージェントであるユニゾンキャリアを頼ってほしい。
業界の構造や各社の内情に精通したアドバイザーが、君の「本音」を引き出し、最適な企業選びをサポートする。
自分に合った企業を見つけ、後悔のない就職活動を実現するためのパートナーとなるはずだ。
8-1.IT業界の納得内定者インタビュー①
成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけは何ですか?
ゲームが好きだったことがきっかけです。
高校生のころにモンスターを狩るゲームにハマっていて、「自分も同じようなゲームを作ってみたい」と思うようになりました。
そこで、実際にプログラミングでゲームを作ってみたら、思ってた以上に楽しくて…!自分でコードを書いて、画面が変化していくのは面白かったですね。
そうやってアイデアを形にできるところが面白くて、エンジニアになりたいと思うようになりました。
ユニゾンキャリアではどんな選考対策を行いましたか?
エントリーシートの作成から面接対策まで、一貫してサポートしてもらいました。
私の場合、長期インターン先から内定をいただいていたこともあり、実はエントリーシートを書くのがはじめてだったんです。
何から書けばいいか分からなかったんですが、橋本さんが一から丁寧に教えてくれて、悩んでいた自分の長所の書き方も的確なアドバイスをもらえたので本当に助かりました。
面接対策では、面接のコツがわかる対策シートをもらって、面接で話す内容や伝え方を準備しました。
そのおかげで、最終的にはアドリブもできるようになって、面接に対する苦手意識を持たずに済みました!
アルバイトで接客業をしていたので話すことは得意だったんですが、面接での話し方とはまた違うのでアドバイスをもらえて良かったです。
選考を上手く進めるポイントはありますか?
エンジニアにも種類があるのでそれぞれの仕事内容を知ったうえで、どんなエンジニアになるかを決めることが大事だと思います。
漠然とエンジニアになりたいと思ったままだと、企業選びで悩んでしまうと思うんです。
プログラミングしたいのか、インフラに携わりたいのか、SIerで働きたいのかだとかを考えて決めておくと、企業選びがしやすいと思います。
どんなエンジニアがいいか、橋本さんと話しながら決められたので、ありがたかったです。
8-2.IT業界の納得内定者インタビュー②
成功者インタビューより
就活は最初からエンジニア志望で進められてたんですか?
いえ、エンジニアは考えていなくて、教員になろうと思ってました。
ITへの興味はあったんですけど、自分の中では「とりあえず安定した職に就きたい」っていう意識が強かったです。
それで、「AIが発達しても教員の仕事はなくならないだろう」と思って、教員を目指してました。周りからも勧められていたのも理由としてありましたね。
だから、大学も教育学部に入って、就活も教員一本で進めてました。就活期間は教員免許を取るための勉強とか実習しかやってなかったです。
だからエンジニアになるっていう選択肢は、まったくなかったっていうのが正直なところですね。
ちなみに再就活を始められた時期はいつごろですか?
それが本当に遅くて、就活を始めたのは大学4年の9月後半からでした。
エンジニアを目指そうとは思ったものの、「教育学部の自分が今から動いて間に合うのか」という不安がずっとあったんです。
ちょうどその頃、帰省していた兄に悩みを相談したら、「そこまで迷ってるなら、ダメ元でも就活してみれば?」と背中を押してくれて。それで9月後半から就活を始めました。
ただ、時期的に内定式の直前ですし、まだ採用活動をしている企業もほとんど残っていないタイミングじゃないですか?
実際、最初に相談したエージェントさんには「今から紹介できるIT企業の求人はないですね」と断られてしまって…。
でも、IT専門のエージェントならまだ可能性があるかもしれないと思って、ユニゾンキャリアさんを利用しました。
大学4年生9月からの再チャレンジの結果をお聞きしたいです!
2社に応募して、2社から内定をいただくことができました!
かなり遅い時期に就活をはじめたので、思ったより良い結果で終われて嬉しいです。未経験っていうこともありますし。
2社のうち、内定先に入社決めた理由は成長環境がしっかりしていることです。
面接で「将来どんなキャリアを歩みたいか」を聞かれたときに自分のプランを伝えたら、「それなら、うちでは実際にこういう形で仕事をしてもらうことになるよ」と具体的な道筋を説明してくださったんです。
その説明がすごく的確で分かりやすかったので、この会社にしようと思いました。
橋本さんにも「中村さんにはこちらの企業のほうが合ってると思います」と言ってもらえたのも大きかったですね。
大学4年の9月からはじめて、自分に合う企業に内定をいただけて本当に良かったです!
ユニゾンキャリアでは、書類選考の添削から面接対策まで、内定獲得に向けたトータルサポートを全て無料で行っている。
ネットの情報だけでは分からない、企業のリアルな情報をもとに、君だけの「勝ちパターン」を一緒に作っていく。
以下のボタンから無料相談に申し込み、理想のキャリアへの第一歩を踏み出してほしい。