記事の概要
ゲームプログラマーは、企画書や仕様書に記されたアイデアを、実際のゲームとして動く形にするクリエイティブな専門職だ。
子供の頃からの夢としてこの職種を目指す理系学生は多いが、華やかなイメージの裏には、高度な数学的知識や地道なデバッグ作業といった厳しさも存在する。
この記事では、ゲームプログラマーの仕事内容や種類、年収事情から、内定を勝ち取るために不可欠なポートフォリオの作成ポイントまでを解説していく。
記事を読む
1.IT職種とは?
IT職種とは、一言でいえば「IT(情報技術)を活用して企業の課題解決やサービスの創出に貢献する仕事」全般を指す。必ずしもIT業界に限定されるものではなく、今やあらゆる業界でIT技術は不可欠な存在だ。
そのため、IT職種はIT業界の企業で働く人々だけでなく、メーカーや金融、商社などで情報システム部門やDX推進部門に所属する人々も含まれる。
1-1.IT職種と非IT職種の違い
IT職種と非IT職…
1.ゲームプログラマーとは?新卒向けに解説
ゲームプログラマーとは、C++やC#などの言語を駆使して、ゲームの挙動やシステムを構築する。単にコードを書くだけでなく、ゲームの面白さを技術面から支える役割を担っている。
ここでは、ゲームプログラマー役割について以下の2つの視点から解説していく。
1-1.ゲームの動作を作る専門職
ゲームプログラマーの役割は、画面内の現象をすべて制御することだ。
具体的には、キャラクターの移動やジャンプといった基本動作から、背景の描画、BGMの再生まで多岐にわたる。
例えば、ボタンを押した瞬間にキャラクターが剣を振る動き一つでも、入力検知からアニメーション再生まで複雑な工程が必要になる。
さらに、敵との当たり判定や物理演算によるリアクションなど、膨大な処理を裏側で高速に行わなければならない。
これらを違和感なくリアルタイムで処理されるように記述するのが仕事であり、技術力が品質に直結する。
しかも、ハードウェア性能を引き出すためにメモリ管理を徹底したり、処理落ちを防ぐ最適化を行ったりもしていく。
君が遊んでいるゲームの「手触り」や「爽快感」は、プログラマーの緻密な計算によって生み出されている。
1-2.企画から実装まで関わる
実際の現場では、仕様書通りに書くだけでなく提案も求められる。
プランナーの企画に対し、「技術的に可能か」「もっと面白い表現はないか」と提案するのも大切な仕事だ。
特に、新しいシステムを構築する際は、試作品を作成し、チームで意見を出し合って仕様を詰めていくことも多い。
その上で、面白さを追求するために試行錯誤を繰り返し、全員で一つの作品を作り上げるプロセスを経験する。
さらに、チーム全体と密に連携し、技術的な視点でゲームの品質を底上げしていく。単なる作業者ではなく、技術のプロとしてゲーム作りの根幹に関われるのが、この仕事の魅力といえる。
完全無料
手厚いサポートの就活支援!
4.8
Based on 373 reviews
powered by Google
はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
See All Reviews
2.新卒ゲームプログラマーがやる仕事内容
新卒で入社した場合、まずは特定のパートの実装を任され、徐々に担当範囲を広げていく。ゲーム開発の規模は年々大きくなっており、プログラマーの業務も細分化されている。
ここでは、新卒が担当することの多い以下の3つの仕事内容について解説していく。
- キャラクターやUIの制御
- サーバーや通信処理の構築
- 開発効率化ツールの作成
2-1.キャラクターやUIの制御
キャラクターやUIの制御はユーザーが触れる部分の開発で、見た目や操作感に直結する。
具体的には、プレイヤーや敵AIの挙動、アイテムの効果処理、スコア表示といったUIの構築などを行う。
さらに、物理演算でマントをなびかせたり、派手なエフェクトで打撃感を演出したりと、表現力が問われる。
その上で、プレイヤーがストレスなく操作できるように、ボタン入力の反応速度を調整する配慮も欠かせない。
数学や物理の知識が求められる領域であり、ベクトルや行列計算で3D空間の座標を制御するスキルも必要だ。
自分のコードが画面上の動きとして反映されるため、成果が見えやすく、ゲームを作る実感を強く味わえる。
2-2.サーバーや通信処理の構築
スマホゲームやオンラインプレイにおいて、サーバー技術は欠かせない。
プレイヤーデータの管理やアイテム購入、対戦のマッチングなど、ネットワークを介した通信処理全般を担当する。
特に、対戦ゲームでは同期ズレが勝敗に影響するため、高速かつ正確な通信制御が求められる。
さらに、大量のユーザーがアクセスしてもダウンしない負荷分散の設計や、データベースの最適化も重要な仕事だ。その上で、チート行為などの不正を防ぐ対策や、課金システムを安全に運用する仕組みづくりも行う。
派手な演出を作る仕事ではないが、快適なプレイ環境を支える存在として、現代のゲーム開発には不可欠だ。
そのため、新卒からサーバー構築に関わることで、ITインフラの幅広い知識を身につけることができる。
2-3.開発効率化ツールの作成
デザイナーやプランナーがスムーズに作業できるツールの作成は、チーム全体の開発スピードを上げるために欠かせない仕事だ。
ゲーム作りはプログラマーだけでなく、絵を描く人や企画を考える人など、多くのメンバーが関わっている。
もし、ゲーム開発に関わるメンバーが手作業でデータを入力したり、複雑な手順で確認を行ったりしていると、面白いゲームを作るための時間が減ってしまう。
そこで、プログラマーは作業を自動化したり、直感的に操作できる専用のツールを作ったりして、開発をサポートする。
例えば、敵やアイテムを配置するレベルエディタや、キャラクターの強さを調整するパラメータ管理ツールなどを作成する。
使いやすいツールを提供できれば、クリエイターは試行錯誤を繰り返すことができ、結果としてゲームのクオリティが上がる。
チームメンバーから直接感謝されることも多く、裏方の仕事ながらプロジェクトへの貢献度を肌で感じられるやりがいがある。
3.新卒におすすめのゲームプログラマーの種類
ゲーム業界にはいくつかの種類のゲームがあり、それぞれ開発環境や求められるスキルセットが異なる。自分のやりたいことや得意分野に合わせて、目指す方向性を定めることが大切だ。
ここでは、代表的な以下の3つの開発分野について解説していく。
- コンシューマーゲーム開発
- スマホゲームアプリ開発
- VR・メタバース開発
3-1.コンシューマーゲーム開発
家庭用ゲーム機向けのソフト開発は、プログラマーの王道といえる分野だ。
ハードウェア性能を限界まで引き出す技術力が求められ、C++を用いたメモリ管理などの深い知識が欠かせない。
大規模プロジェクトでは数百人規模で開発を行うこともあり、世界中で遊ばれる超大作に関われるチャンスがある。
さらに、レイトレーシングなどの最新グラフィックス技術や、物理シミュレーションに挑戦できる。
その上で、独自のゲームエンジンを開発している企業もあり、エンジンの設計思想から学べる環境が整っている企業が多い。
開発期間は数年に及ぶことが一般的で、一つの作品とじっくり向き合い、品質を高めていく粘り強さが求められる。
最先端技術を駆使して、圧倒的な没入感を与えるハイエンドなゲーム開発に挑戦したい学生には最適な環境だ。
3-2.スマホゲームアプリ開発
スマホゲーム開発は市場が大きく、新卒がキャリアを始めやすい。
主にUnityやUnreal Engineを使用して開発され、コンシューマーに比べてサイクルが早い。
リリース後もイベント追加や機能改善などの運営が続くため、反応を見ながらゲームを育てる面白さがある。
さらに、少人数チームで開発することも多いため、若手のうちから裁量を持って幅広い業務に携われる可能性がある。
しかも、タッチ操作ならではのUI設計や、通信環境を考慮した最適化など、スマホ特有の課題に取り組むのも楽しいだろう。
ユーザー数が多く、身近な人や世界中の人々に遊ばれている様子を目にできる。
変化の激しい市場でスピード感を持って開発し、ヒット作を生み出したい学生には魅力的な選択肢といえる。
3-3.VR・メタバース開発
VRやメタバースといった最先端技術は、今後さらなる成長が期待される。
没入感を高める3D空間の構築や、直感的な操作の実装など、従来とは異なる新しい技術的課題への挑戦が求められる。
例えば、VR酔いを防ぐためのフレームレート維持や、ハンドトラッキングによる自然な動作の実現など課題は多い。
さらに、ゲーム業界だけでなく、医療や教育といった他業界からの需要も増えており、幅広い分野で活躍できる。
その上で、メタバース空間では多数のユーザーが交流するための通信技術や、アバター機能など高度な技術も必要だ。
まだ確立された手法が少ない分野であるため、試行錯誤しながら新しい表現を見つけ出す能力が試される。
新しいデバイスや技術に触れることが好きで、未開拓の分野を切り拓きたい知的好奇心の強い学生におすすめしたい。
4.新卒でゲームプログラマーになる魅力・やりがい
厳しい開発現場であっても、多くのエンジニアがゲーム業界を目指すのは、そこでしか得られない達成感があるからだ。苦労して作った作品が世に出た瞬間の喜びは、何物にも代えがたい。
ここでは、ゲームプログラマーならではの以下の4つの魅力について解説していく。
- エンドロールに名前が載る
- ゲーム業界は将来性が高い
- 平均年収・初任給が高い
- ヒット作でボーナスが出る
4-1.エンドロールに名前が載る
ゲームクリア時のスタッフロールに名前が刻まれることは、ゲームに関わったすべての人の誇りだ。
自分が開発に携わった証が作品の一部として永遠に残り、世界中のプレイヤーの目に触れるのは言葉にできない感動がある。
友人に「ここを作ったんだ」と胸を張って言える瞬間は、開発期間の苦労をすべて吹き飛ばしてくれるほどの喜びだといえる。
自分の仕事が形として残り、誰かの思い出の一部になる体験は、他の職種ではなかなか味わえない。
その上で、チーム全員で一つの目標に向かって走り抜き、無事に完成を迎えたときの一体感は格別だ。この瞬間のために仕事をしているというベテランも多く、一度味わうとやみつきになる魅力がある。
4-2.ゲーム業界は将来性が高い
ゲーム市場は世界的に拡大しており、eスポーツの普及やクラウドゲーミングの進化など、常に新しいトピックが生まれている成長産業だ。
日本のアニメやゲームコンテンツは海外でも非常に人気が高く、グローバルな市場で勝負できる数少ない産業の一つとして注目されている。
また、ゲーム開発で培ったグラフィックス技術やリアルタイム処理のノウハウは、自動車業界のシミュレーションや映像制作など、他分野への応用も利く。
技術の進化に合わせて業界自体が変化し続けているため、常に最先端の環境でキャリアを築いていける安心感がある。
4-3.平均年収・初任給が高い
専門的なスキルが必要なため、IT職種の中でも給与水準は高めだ。
高度な数学知識やプログラミング能力を持つ人材は希少であり、企業も優秀なエンジニア確保のために待遇を良くしている。
以下の表は、ゲームプログラマーの年収目安をまとめたものだ。
| 項目 | 金額の目安 |
|---|
| 大手ゲーム会社の初任給 | 月給25万円〜30万円 |
| 初年度の想定年収 | 350万円~500万円 |
| ゲームプログラマー平均年収 | 486万円 |
※参照:求人ボックス
表からもわかるように、近年は初任給を引き上げる企業が増えており、新卒から年収500万円以上を提示されることもある。
さらに、高度な技術を持つスペシャリストや、プロジェクトを統括する立場になれば、年収1000万円超えも可能だ。
好きなことを仕事にしながら、高収入を目指せるキャリアパスが用意されていることは、大きな魅力といえる。
4-4.ヒット作でボーナスが出る
ゲーム会社の中には、担当タイトルがヒットした際に、通常の賞与とは別にインセンティブを支給するところがある。
もし世界的な大ヒット作に関わることができれば、一回のボーナスで数百万円単位の臨時収入を手にできる。
まさに、一攫千金の夢がある業界だ。もちろん運の要素も絡むが、自分の技術で売上に貢献した分が、ダイレクトに報酬として直結する。
さらに、ストックオプション制度を導入している企業であれば、自社の株価上昇によって大きな資産を築くチャンスも多い。
「一発当ててやる」という野心を持って仕事に取り組めるのも、エンターテインメント業界ならではの魅力といえる。
その上で、ヒット作に関わったという実績は、その後のキャリアにおいてアピール材料として役立つ。
5.新卒ゲームプログラマーのきつい点3選
華やかな側面の裏で、ゲーム開発の現場は「激務」や「不安定」といった厳しい現実も抱えている。憧れだけで入社して後悔しないよう、ネガティブな側面もしっかりと理解しておこう。
ここでは、新卒ゲームプログラマーが覚悟しておくべき以下の3つのきつい点について解説していく。
- 倍率が高く就職は狭き門
- 安定していない企業が多い
- リリース前の残業が多い
5-1.倍率が高く就職は狭き門
大手ゲームメーカーの新卒採用倍率は非常に高く、数百倍になることも珍しくない。
単にコードが書けるだけでなく、数学や物理の深い理解、そして何より「面白いゲームを作れるセンス」が問われる。
情報系の大学院生や、個人でゲームをリリースしているような猛者たちがライバルとなるため、生半可な対策では通用しない。
さらに、コーディングテストや技術面接では、コードの品質や設計思想まで厳しくチェックされるため、深い知識が必要だ。
継続的なスキルアップと、質の高いポートフォリオの作成が必須条件となる。
その上で、なぜその会社でなければならないのかという熱意や、チーム開発でのコミュニケーション能力も厳しく見られる。
5-2.安定していない企業が多い
ゲーム業界はヒット作の有無に業績が左右されるため、不安定な側面がある。
開発に巨額を投資しても、リリース後に売れなければ、一気に経営が傾くリスクを常にはらんでいるのが実情だ。
特に中小の開発会社やソーシャルゲーム運営会社では、タイトルの終了に伴い、規模縮小や解散が行われることも珍しくない。
さらに、下請け開発がメインの会社では、発注元の方針変更によって突然仕事がなくなるという不安定さもある。
安定を求めるのであれば、複数の事業を持つ大手を目指すか、自身のスキルを高めてどこでも通用する人材になる必要がある。
その上で、企業の財務状況や開発実績をしっかりとリサーチし、将来性のある会社を見極める目が重要になる。
リスクがあることを理解した上で、それでもゲーム作りに関わりたいという強い意志がなければ、長く続けるのは難しい。
5-3.リリース前の残業が多い
発売日やリリース直前になると、バグ修正や調整で業務量が爆発的に増えることがある。
いわゆる「デスマーチ」と呼ばれる状態で、終電帰りが続いたり、休日出勤が必要になったりすることもあるのが実情だ。
近年は働き方改革で改善されつつあるが、納期の厳守は絶対であるため、繁忙期の長時間労働は避けられない。
さらに、リリース直後も予期せぬ不具合への対応や、ユーザーからの問い合わせ対応で慌ただしい日々が続くことが多い。
体力と精神力の両方が求められる仕事であり、ゲーム作りへの情熱がなければ乗り越えられない局面も出てくる。
その上で、自分自身の体調管理を徹底し、効率的に業務を進めるためのスキルを身につけることが重要になる。
6.新卒ゲームプログラマーの向き不向き
ゲームプログラマーは専門性が高いため、適性の有無が仕事の成果や継続率に大きく影響する。単に「ゲームが好き」というだけでは務まらない部分も多い。
以下に、向いている人の特徴と、やめておいたほうがいい人の特徴をまとめる。
6-1.ゲームプログラマーに向いている学生の特徴
ゲームプログラマーに向いているのは、技術的な探究心が強く、モノづくりに対して情熱を持てる学生だ。
具体的には、以下のような特徴を持つ人が適任といえる。
- 数学や物理の計算が好きである
- 新しい技術を学ぶことが苦ではない
- 地道な作業をコツコツ続けられる
- チームでモノ作りをするのが好き
- ゲームの仕組みに興味がある
さらに、プレイ中に「この処理はどうなっているんだろう?」と裏側の仕組みを想像してしまう人は、高い適性を持っている。
自分の技術で誰かを楽しませたいというサービス精神を持っているなら、プロとして大きく成長できる。
6-2.こんな学生はゲームプログラマーをやめとけ
一方で、ゲームプログラマーを目指すのを慎重に考えたほうがいい場合もある。
特に、以下のような特徴に当てはまる人は、入社後にミスマッチを感じる可能性が高い。
- ゲームを遊ぶことだけが好き
- 論理的に物事を考えるのが苦手
- コミュニケーションを取りたくない
- すぐに答えを求めてしまう
- 変化に対応するのがストレス
ゲーム制作は遊びではなく、地道で論理的な作業の積み重ねであるため、作る苦しみを楽しめない人には辛い仕事となる。
また、仕様変更やトラブルが日常茶飯事であるため、柔軟な対応力がないと精神的に追い詰められてしまう。
7.新卒からゲームプログラマーになるには
競争の激しいゲーム業界で内定を勝ち取るためには、大学の授業だけでなく、プラスアルファの自主的な行動が不可欠だ。企業は「即戦力に近いポテンシャル」を求めている。
ここでは、内定に近づくための以下の5つのアクションについて解説していく。
- C++やC#などの言語を習得
- ポートフォリオの質にこだわる
- チームでの開発経験があると有利
- ゲーム開発の長期インターンに参加
- IT専門の就活エージェントに相談
7-1.C++やC#などの言語を習得
ゲーム開発でよく使用されるのは、コンシューマーで主流の「C++」と、Unityで使われる「C#」だ。
特にC++は、メモリ管理などの基礎理解が必要で難易度が高いが、使いこなせると技術力の高さを強くアピールできる。
まずはC言語やC++の基礎を固め、アルゴリズムやデータ構造の理解を深めることから始めるとよい。
その上で、作りたいゲームに合わせてUnityやUnreal Engineといったゲームエンジンの習得に進んでいく。
また、シェーダー言語などのグラフィックスに関する知識もあると、表現の幅が広がり、さらに評価が高まる。
独学で学ぶのが難しい場合は、書籍や学習サイトを活用したり、勉強会に参加したりして、知識を吸収していく姿勢が欠かせない。
実際の現場では、新しい技術を素早く習得する能力も求められるため、基礎をしっかりと固めておくことが成長につながる。
7-2.ポートフォリオの質にこだわる
就活において最も重視されるのが「ポートフォリオ」であり、合否を分ける要因となる。
単に真似して作ったものではなく、オリジナリティのあるゲームを完成させてプレイできる状態で提出する必要がある。
採用担当者は、「どんな技術を使っているか」「コードの可読性は高いか」「処理負荷への配慮があるか」などをチェックしていく。
動画や実行ファイルだけでなく、GitHubなどでソースコードを公開し、技術力を証明できるように準備しておこう。
さらに、なぜその技術を選んだのか、課題をどう解決したのかを説明できるドキュメントを添えると、より説得力が増す。
一つの大作を作るのも良いが、異なる技術を使った小規模な作品を複数用意することで、対応力の幅広さをアピールするのも有効だ。
7-3.チームでの開発経験があると有利
実際のゲーム開発は、プランナーやデザイナーなど多職種が関わるチームプロジェクトとして進んでいく。
そのため、学生時代にチームでの制作経験があると、コミュニケーション能力や協調性のアピールになり評価が高い。
ハッカソンへの参加や学校の仲間との制作は、Gitなどのバージョン管理ツールの実践的な使い方を学ぶ機会にもなる。
自分一人では気づけなかった課題や、他人とコードを共有する難しさを知っていることは、実務において強みとなる。
その上で、意見が対立したときにどう調整したか、自分の役割をどう果たしたかといったエピソードは、面接での武器として役立つ。
もしチーム制作の機会がない場合は、他人のコードを読んだり、オープンソースに貢献したりすることでも同様のスキルを磨ける。
技術力だけでなく人間性やチームワークも重視されることを忘れずに、積極的に他人と関わる経験を積んでおきたい。
7-4.ゲーム開発の長期インターンに参加
実際の現場に入り、プロの指導を受けられる長期インターンは、実力をつけるのに役立つ。
現場の空気を肌で感じられるだけでなく、社員とのコネクションができたり、そのまま早期選考につながったりする。
アルバイトとは異なり、実務に近いタスクを任されるため、自分のスキルが通用するかどうかを試す絶好の機会となる。
特に理系学生は研究で忙しいかもしれないが、夏休みなどを利用して、インターンに積極的に挑戦してほしい。
インターンでの経験は、エントリーシートや面接での志望動機を具体的かつ説得力のあるものにするためにも役立つ。
さらに、自分が本当にゲーム業界で働きたいのか、どの職種が向いているのかを見極めるための良い判断材料にもなる。
多くの企業がインターン生を募集しているので、こまめに情報をチェックし、チャンスを逃さないように行動することが大切だ。
7-5.IT専門の就活エージェントに相談
ゲーム業界は採用基準が独特であり、一般的な対策だけでは不十分な場合が多いため、プロの力を借りて就活を進めていこう。
そこで頼りになるのが、IT・ゲーム業界に特化した就活エージェントの存在だ。
業界の動向や求める人物像を熟知したアドバイザーが、ポートフォリオの添削や模擬面接を行ってくれる。
また、自分一人では見つけられない非公開求人や、優良な中小ゲーム会社の紹介を受けられることもある。しかも、専門的なアドバイスを受けることで、内定率が上がっていく。
さらに、エントリーシートの書き方や面接での受け答えについても、具体的なフィードバックをもらえるため、自信を持って臨める。
無料で利用できるため、情報収集の一環として気軽に相談してみることをおすすめしたい。
8.ゲームプログラマーを目指すなら選考対策を!
ゲームプログラマーの選考は、一般的な面接対策に加えて、入念な準備が不可欠だ。
具体的には、数学や物理の基礎知識を問う筆記試験や、実際にプログラムを書くコーディングテストが行われることが多い。
特に大手企業では、SPIなどの適性検査で高い点数を取らなければ、面接にすら進めない「足切り」も存在する。
そのため、AtCoderなどのコンテストサイトを活用してコードを書くスピードを上げたり、公式を復習したりといった地道な努力が欠かせない。
さらに、面接では「最近気になった技術」や「好きなゲームの技術的考察」など、エンジニアならではの視点を問われることも頻繁にある。
このように対策すべき範囲が膨大であるため、自分一人ですべてを完璧にカバーするのは限界があるかもしれない。
もし効率的に選考対策を進めて内定を勝ち取りたいなら、業界に精通したユニゾンキャリアに相談し、プロのサポートを受けてみよう。
9.ゲームプログラマーの就活に関する質問
ゲーム業界への就職を目指す学生からよく寄せられる疑問について回答していく。文系からの挑戦や、資格の必要性など、気になるポイントをここで解消しておこう。
- 就活の難易度は高いですか?
- 文系から就職はできますか?
- 専門学校を出る必要はありますか?
- 資格を取得する必要はありますか?
- 就活に必要なスキルはありますか?
9-1.就活の難易度は高いですか?
結論から言うと、ゲームプログラマーの就活難易度は非常に高い。
特に任天堂やカプコンといった大手パブリッシャーは、全国から優秀な理系学生や院生が集まるため、倍率は数百倍になることも珍しくない。
ただし、これはあくまで大手企業に限った話であり、中小の開発会社やソーシャルゲームの運営会社まで視野を広げれば、採用枠はそれなりにある。
重要なのは、企業規模にかかわらず通用する確かな技術力を身につけ、質の高いポートフォリオを準備することに尽きる。
もし書類選考で落ちてしまう場合は、作品の完成度を見直したり、応募する企業の幅を広げたりといった対策が欠かせない。
しっかりと準備を行えば、内定を獲得することは十分に可能であり、過度に恐れる必要はない。自分の実力を見つめ直し、戦略的に就活を進めることが成功への鍵となる。
9-2.文系から就職はできますか?
文系出身でもゲームプログラマーになることは十分に可能だが、理系学生に比べてハードルが高いことは覚悟しておかなければならない。
ゲームプログラミングには、三角関数やベクトル、行列といった数学の知識や、物理演算の理解が不可欠であり、これらは理系学生が普段から学んでいる分野だからだ。
しかし、プログラミングスキルを習得し、文系からゲームプログラマーになった人は数多く存在する。
実際に、文系ならではの発想力やコミュニケーション能力を武器にしつつ、技術面の不足を圧倒的な努力でカバーして活躍している人もいる。
そのため、まずは数学や物理の基礎を復習し、実際にゲームを作りながら知識を定着させていくことが大切だ。
9-3.専門学校を出る必要はありますか?
ゲームプログラマーになるために、必ずしも専門学校を出る必要はない。
実際に、理系の大学で学んだ数学や物理の知識は、プログラミングを行う上で役立つからだ。
専門学校生はツール操作やゲーム制作の実践経験が豊富で、即戦力として評価されやすいのは事実だろう。
しかし、大手企業を目指す場合、大卒資格(学士)が応募条件になっていたり、初任給が高く設定されていたりと、大学生ならではのメリットも大きい。
重要なのは「どこで学んだか」ではなく「何を作れるか」だ。
大学に通いながら独学でポートフォリオを作り込んだり、ダブルスクールで技術を補ったりすれば、専門学校生と互角以上に渡り合える。
9-4.資格を取得する必要はありますか?
ゲームプログラマーの就活において、資格の取得は絶対に必要というわけではないが、持っていれば基礎学力の証明として機能する。
特に、未経験から目指す場合、客観的な指標として熱意や知識レベルを伝えるための有効な材料として評価されることが多い。
例えば、「基本情報技術者試験」でコンピュータの基礎理論を、「Unity認定資格」でツールへの理解度をアピールすることができる。
しかし、採用担当者が合否を決める際に最も重視するのは、資格の有無ではなく「実際にどんなゲームを作れるか」というポートフォリオの完成度だ。
そのため、資格勉強に時間を使いすぎて作品制作がおろそかになってしまっては、本末転倒な結果になりかねない。
あくまで資格は補助的な武器として捉え、まずは質の高い作品を作り上げることに全力を注いでいきたい。
9-5.就活に必要なスキルはありますか?
新卒のゲームプログラマーとして評価されるためには、プログラミング言語だけでなく、幅広い周辺知識を身につけておくことが望ましい。
具体的には、C++やC#といった言語スキルに加え、線形代数や三角関数などの数学知識、力学などの物理知識が必須となる。
特にコンシューマーゲーム開発では、C++を用いたメモリ管理やポインタの理解が深く問われるため、重点的に学習しておく必要がある。
さらに、チーム開発を円滑に進めるためのGitなどのバージョン管理ツールの使用経験や、最新技術をキャッチアップするための英語の読解力も重要だ。
これらのスキルは座学だけで身につけるのは難しいため、実際のゲーム制作を通じて実践的に習得していくことが一番の近道となる。
完全無料
手厚いサポートの就活支援!
4.8
Based on 373 reviews
powered by Google
はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
See All Reviews
10.ゲーム業界を目指すならユニゾンキャリア
ユニゾンキャリアは、IT・ゲーム業界への就職を専門に支援する就活エージェントだ。
君の作ったポートフォリオをプロの視点で添削し、実力を正当に評価してくれる企業を紹介することができる。一人で悩まず、業界に精通したアドバイザーに頼ってほしい。
10-1.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー①
成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけは何ですか?
ゲームが好きだったことがきっかけです。
高校生のころにモンスターを狩るゲームにハマっていて、「自分も同じようなゲームを作ってみたい」と思うようになりました。
そこで、実際にプログラミングでゲームを作ってみたら、思ってた以上に楽しくて…!自分でコードを書いて、画面が変化していくのは面白かったですね。
そうやってアイデアを形にできるところが面白くて、エンジニアになりたいと思うようになりました。
就職活動で不安だったことは何ですか?
エンジニアとして、企業から内定をもらえるかが不安でした。
就活を始めたときは営業職を見てて、人材会社の営業職として内定をもらってたんです。
でも、その会社でインターンとして働いたときにノルマに追われて営業の辛さを知って…。
周りの人もどんどん辞めていく会社だったので内定を辞退して、就活を再スタートすることにしたんです。
ただ、周りの同級生は就活を終えていて、もう後戻りできないというプレッシャーもありました…。
選考を上手く進めるポイントはありますか?
エンジニアにも種類があるのでそれぞれの仕事内容を知ったうえで、どんなエンジニアになるかを決めることが大事だと思います。
漠然とエンジニアになりたいと思ったままだと、企業選びで悩んでしまうと思うんです。
プログラミングしたいのか、インフラに携わりたいのか、SIerで働きたいのかだとかを考えて決めておくと、企業選びがしやすいと思います。
どんなエンジニアがいいか、橋本さんと話しながら決められたので、ありがたかったです。
10-2.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー②
成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけはなんですか?
大学1年生の時に、プログラミングサークルに入って、プログラミングの面白さに触れたことがきっかけです。
C#とUnityでミニゲームを作りながら、プログラミングを学んでいったんですけど、自分でコードを書いたものが、動いたり形になったりするのが面白かったんです。
コロナが2年生の時に来て、 サークル活動はできなくなったんですけど、プログラミングは面白かったなという思いは強かったので、エンジニアを目指そうと思いました。
エンジニアの就活でつまずいたところはありますか?
面接で予想していなかった質問が飛んで来たときに、うまく答えられませんでした。
大学で自動車のシステムについて学んでいたこともあって、「なんで自動車関連の企業ではなくて、IT企業を目指しているんですか?」という質問をよく聞かれたんですけど、準備していなくて、思うように答えられなかったんです。
「学生時代に取り組んだこと」「企業を志望する理由」など、一般的な質問の対策はしていて面接には自信があったんですが…。
いざやってみると想定しない部分を深掘りされることが多くて、困っていました。
ユニゾンキャリアではどんな面接対策を行いましたか?
担当キャリアアドバイザーの奥之園さんに面接でよく聞かれる質問を教えてもらって、その質問に対する答え方を時間をかけて考えてもらいました。
自分が考えた回答について「ここをもうちょっと膨らませたら良いと思います」などのアドバイスをもらって、うまく答えられなかった質問にも答えられるようになったんです。
そのほかにも、話す長さや喋り方とか色々アドバイスがありました。
特に、自分はネガティブなことをそのまま伝えてしまいがちだったので、答え方のアドバイスをしてもらったのが助かりました。
ネガティブなことを伝える時は、「その後どう改善したか」ということも併せて伝えるっていうアドバイスが特に印象に残ってます。
ユニゾンキャリアでは、ゲーム会社の社風や開発環境といった内部事情にも詳しいため、君に本当に合った企業の紹介が可能だ。
さらに、選考の通過率を上げるための面接対策もマンツーマンで行っている。
以下のボタンから無料相談に申し込み、夢のゲームクリエイターへの第一歩を踏み出そう。