記事の概要
SPIの結果は、応募者全体のなかでの相対的な位置を示す偏差値をもとに評価される仕組みだ。
平均を50とした7段階の目安を知っておけば、自分の得点がどの水準にあるかを把握しやすくなる。業界や企業によって求められる偏差値も異なるため、傾向をつかんでおくと対策の優先度も判断しやすい。
本記事では、就活を控える君に向けて、SPIの偏差値の仕組みと企業別の目安について解説する。
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1.就活で使われる適性検査「SPI」とは?
就活の選考で避けては通れないSPIは、多くの就活生が受けるテストとなっている。
選考を有利に進めるためには、事前にテストの目的や役割を把握しておくことが重要だ。
ここでは、就活で使われるSPIについて以下の3つを解説していく。
1-1.能力と性格を測る適性検査
適性検査のSPIは応募者の知的能力と性格的な特徴を測るためのテストだ。
基礎的な学力や思考…
1.SPIの偏差値の仕組み
SPIの偏差値は、応募者全体の得点分布のなかでの相対的な位置を数値化したものだ。正答数だけでなく、母集団の水準によっても結果が変わる仕組みになっている。
数値の意味を理解しておけば、自分の実力を正しく捉えやすくなる。ここでは、偏差値の考え方と評価への使われ方を解説していく。
- 平均を50とした相対評価の仕組み
- 偏差値の範囲は20〜80
- 性格検査と合わせて評価される
- SPIの偏差値7段階の目安表
- 正確なSPIの偏差値を知る方法はない
1-1.平均を50とした相対評価の仕組み
SPIの偏差値は、受検者全体の平均点を50として、そこからどれだけ離れているかを示す指標だ。
正答数がそのまま数値になるわけではなく、他の受検者の得点分布と比較した相対的な位置づけで算出される。
同じ正答数でも、受検者全体の水準が高い日程で受けた場合は偏差値が下がり、水準が低い日程では上がることも少なくない。
この仕組みのため、単純な正答率だけを見て一喜一憂しても、実際の評価とはずれることがある。自分の得点を振り返る際は、正答数と合わせて、母集団のなかでどの位置にいるかを意識しておきたい。
模擬試験を活用すれば、本番に近い形で相対的な位置を確認しやすくなる。受検の時期や会場によっても母集団の水準は変わるため、1回の結果だけで判断しすぎないようにしたい。
1-2.偏差値の範囲は20〜80
SPIの偏差値は、理論上おおよそ20から80の範囲に収まるとされている。平均の50を基準に、上下10ごとに評価の目安が変わる仕組みだ。
偏差値60を超えると、受検者全体のなかでも上位に位置する得点といえる。逆に偏差値40を下回ると、平均より低い水準にとどまっていることになる。
極端に高い偏差値や低い偏差値は出にくく、多くの受検者は40台から60台の範囲に集まりやすい。
自分の偏差値がこの範囲のどこにあるかを把握しておけば、志望企業の水準とどれだけ差があるかも判断しやすくなる。定期的に模擬試験を受けて、数値の変化を確認しておくといい。
範囲の全体像を知っておけば、目標とする水準までの距離が縮まりやすくなる。志望企業の偏差値がこの範囲のどの位置にあるかも、あわせて確認しておきたい。
1-3.性格検査と合わせて評価される
SPIには、能力検査だけでなく性格検査も含まれており、選考では両方の結果を踏まえて評価される場合が多い。
能力検査の偏差値が高くても、性格検査の結果が企業の求める人物像と大きく異なれば、選考が進みにくくなることもある。
逆に、能力検査の偏差値がやや低めでも、性格検査の結果が評価されて選考が進む場合も珍しくない。企業によって、どちらの検査をどの程度重視するかは異なる。
数値だけにとらわれず、自分らしさを意識しながら性格検査に回答する姿勢も大切だ。能力検査と性格検査は、切り離さずに1つの選考材料として捉えておきたい。
回答に一貫性がないと、かえって印象を損ねる場合もあるため注意したい。企業研究を重ねておけば、求める人物像とのずれにも気づきやすくなる。
1-4.SPIの偏差値7段階の目安表
SPIの偏差値は、大まかに7段階の水準に分けて捉えられる。自分の得点がどの段階に位置するかを知っておけば、対策の優先度を判断しやすい。
段階ごとに、志望できる企業の目安も変わってくる。以下の目安表を参考にするといい。
| 偏差値 | 評価の目安 |
|---|
| 70以上 | 最上位。外資系コンサルなど最難関企業の水準 |
| 65〜69 | 上位。大手金融や人気企業の水準 |
| 60〜64 | やや上位。大手メーカーやインフラの水準 |
| 55〜59 | 平均をやや上回る。中堅上場企業の水準 |
| 50〜54 | 平均的な水準。中小企業で通過しやすい水準 |
| 45〜49 | 平均をやや下回る。対策次第で挽回できる水準 |
| 44以下 | 平均を下回る。重点的な対策が必要な水準 |
自分の得点がどの段階に近いかを確認しておけば、志望企業との差も具体的につかみやすくなる。
段階が低いほど不利というわけではなく、対策量に比例して上の段階に近づける場合が多い。今の位置を把握したうえで、次に目指す段階を決めて対策を進めていこう。
1-5.正確なSPIの偏差値を知る方法はない
SPIの正確な偏差値は、多くの企業で受検者本人に開示されない。企業側にも詳細な算出方法は公表されておらず、外部から正確な数値を知る手段は基本的にない。
一部の適性検査サービスでは、模擬試験の結果から推定の偏差値を確認できる場合があるが、あくまで参考値にとどまる。
正確な数値が分からないからこそ、日頃から模擬試験を繰り返し受けて、自分の実力の傾向を把握しておくことが対策の基本になる。
数値そのものを追い求めるよりも、安定して高い得点を取れる状態を目指す方が、結果的に評価にも直結しやすい。
開示されない前提で対策を組み立てておけば、結果に振り回されずに就活を進めやすくなる。得点の内訳を記録しておくと、次の対策にも生かしやすい。数値が分からないなかでも、着実に実力を積み上げる姿勢が結果につながる。
このように、SPIの偏差値は応募者全体の得点分布のなかでの相対的な位置を示し、正確な数値は開示されないことが多い。仕組みを理解したうえで、日頃の試験対策を進めていこう。
2.業界・企業別に見るSPIに必要な偏差値
SPIの偏差値は、業界や企業によって求められる水準が異なる。人気が高く応募が集中する業界ほど、求められる偏差値も高くなりやすい。
志望業界の目安をつかんでおけば、対策にどれだけ力を入れるべきかも見えてくる。ここでは、業界・企業区分ごとの偏差値の目安を解説していく。
- コンサル・総合商社は偏差値70以上
- 大手金融・メガバンクは偏差値60以上
- 広告・メーカー・ITは偏差値55前後
- 中堅・中小企業は偏差値50前後が目安
- ベンチャーはSPI自体を課さない場合も
2-1.コンサル・総合商社は偏差値70以上
外資系コンサルや総合商社は、就活生からの人気が高く、応募が特定の企業に集中しやすい。
母集団のなかでの相対評価が厳しくなるため、求められる偏差値はおおむね70以上と高い水準になりやすい。
採用人数が限られている一方で応募者数が多いことも、水準を押し上げる要因になっている。選考のステップも多く、SPIだけでなくケース面接や複数回の面接まで通過しなければならない。
数値の高さに圧倒されるかもしれないが、対策量に比例して得点が伸びやすい分野でもある。問題集を複数冊仕上げて、出題形式に慣れておくと得点が安定しやすい。早い時期から計画的に取り組む姿勢が結果につながる。
選考のステップが多い分、体調管理を含めた長期的な準備も欠かせない。周囲の対策量に負けないよう、早い時期から取り組んでおきたい。
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1.SPIで足切りされるボーダー/合格ラインとは?
SPIには、企業ごとに設定した合格の基準があり、これを下回ると選考から外れる場合がある。基準は公開されないことがほとんどで、正確な数値を知る手段はない。
数値が分からないからこそ、仕組みを理解しておくことが対策の出発点になる。ここでは、ボーダーの仕組みと、選考で使われる場面について解説していく。
1-1.ボーダーは偏差値をもとに決まる仕組み
…
2-2.大手金融・メガバンクは偏差値60以上
大手金融やメガバンクは、応募者数の多さに加えて数字を扱う業務の性質上、SPIの偏差値もおおむね60以上を求める傾向がある。
特に非言語分野の得点を重視する企業が多く、計算や推論の正確さが評価につながりやすい。
同じ業界内でも、メガバンクと地方銀行では求める水準に差があり、知名度の高い企業ほど偏差値は上がりやすい。
志望企業の採用実績や倍率を調べておくと、対策の優先度を判断しやすくなる。非言語分野を重点的に固めておくと、この業界では特に強みになる。
採用ページや説明会で語られる求める人物像も、あわせて確認しておきたい。数字を扱う場面を想定した問題演習を重ねておくと、面接でも説得力のある回答につながる。志望企業の採用実績を調べておけば、対策の優先度も判断しやすい。
2-3.広告・メーカー・ITは偏差値55前後
広告代理店やメーカー、IT企業は、偏差値55前後が1つの目安になりやすい。業界内でも企業によって水準に幅があり、知名度の高い大手企業ほど求められる偏差値は上がる傾向がある。
メーカーは技術職と事務職で求める内容が異なる場合があり、事務職の方がやや高くなりやすい。
IT業界は人手不足が続いているため、SPIの結果よりも技術力や学ぶ意欲を重視する企業も目立つ。志望する企業の事業形態を確認したうえで、対策の力の入れ具合を調整するといい。
技術への学ぶ意欲を伝えられれば、SPIの結果を補える場面も多い。実際に開発したものがあれば、面接で具体的に語れる材料になる。制作した成果物は、事前に説明できるよう整理しておこう。専攻や研究テーマとの関連も、あわせて言語化しておきたい。
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1.性格検査は本音と建前の使い分けが重要
就活における性格検査は、企業とのマッチ度を測る重要な選考だ。
多くの就活生は嘘をついてはいけないという真面目さから正直に回答してしまう。
しかし、社会人として働く以上、個人の感情よりも組織の論理を優先すべき場面は多々ある。
そのため、性格検査においても、ありのままの自分ではなく、プロとして振る舞える自分を見せなければならない。
これは決して…
2-4.中堅・中小企業は偏差値50前後が目安
中堅・中小企業では、SPIの偏差値50前後が1つの目安になりやすい。全国区の知名度でない企業が多く、応募者数も大手ほど集中しないため、極端に高い水準を求められることは少ない。
事業内容や社風との相性を重視して選考を進める企業も多く、SPIの結果だけで合否が決まるわけではない場合が目立つ。
基礎的な問題集を1冊仕上げておけば、対応できる水準といえる。SPIに時間をかけすぎず、志望動機や自己PRの準備にも力を入れておきたい。
社風との相性を意識しておくと、入社後のギャップも防ぎやすくなる。説明会や座談会に参加して、社員の雰囲気を直接確かめる方法も役に立つ。
志望動機を具体的に語れるよう、事業内容の理解も深めておきたい。地域や取引先とのつながりを調べておくと、面接での説得力も増す。
2-5.ベンチャーはSPI自体を課さない場合も
ベンチャー企業のなかには、SPIそのものを課さず、面接やグループディスカッションを中心に選考を進める企業も少なくない。経営者や現場社員が直接面談し、人物面を重視して評価する形式を採用しているケースも珍しくない。
SPIを課す場合でも、能力検査より性格検査の結果や、自社との相性を重視する傾向が見られる。急成長を続ける企業では、スキルよりも学ぶ意欲や柔軟性が評価される場面も多い。
志望するベンチャー企業の選考フローは、事前に採用ページや説明会で確認しておくと安心だ。SPIの偏差値にとらわれすぎず、面接での受け答えの準備にも力を入れておきたい。
自分の言葉で意欲を伝えられるよう、経験を整理しておこう。企業の成長段階を知っておくと、面接での話題にも結びつけやすい。
このように、SPIに必要な偏差値は業界や企業によって差がある。志望業界の水準を把握し、対策にどれだけ時間を割くべきかの判断材料として役立ててほしい。
3.【企業別】SPIの偏差値ボーダー100社比較
企業ごとのSPI偏差値ボーダーは、知名度や採用人気、応募倍率などをもとに読み解いた目安を紹介する。
数値だけを見て志望先を決めるのではなく、対策の優先度をつかむ材料として活用したい。同じ業界でも企業によって水準は異なるため、複数社を比較しながら参考にするといい。
| ボーダー | 該当企業 |
|---|
| 80%以上 | マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ、ベイン・アンド・カンパニー、アクセンチュア、デロイト トーマツ コンサルティング |
| 79% | 伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅 |
| 78% | 双日、電通、博報堂、ゴールドマン・サックス証券、モルガン・スタンレーMUFG証券 |
| 77% | 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、野村證券、大和証券グループ本社 |
| 76% | 東京海上日動火災保険、日本生命保険、第一生命保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険 |
| 75% | 全日本空輸、日本航空、キーエンス、ソニーグループ、任天堂 |
| 74% | パナソニックホールディングス、日立製作所、東芝、富士通、NEC |
| 73% | トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車、デンソー、アイシン |
| 72% | サントリーホールディングス、キリンホールディングス、花王、資生堂、味の素 |
| 71% | 日本テレビ放送網、朝日新聞社、読売新聞社、講談社、集英社 |
| 70% | 三菱地所、三井不動産、住友不動産、積水ハウス、大和ハウス工業 |
| 69% | JR東日本、JR東海、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク |
| 68% | 楽天グループ、サイバーエージェント、リクルート、NTTデータグループ、日本アイ・ビー・エム |
| 67% | 野村総合研究所、TIS、SCSK、富士フイルムホールディングス、キヤノン |
| 66% | 旭化成、住友化学、三菱ケミカルグループ、東レ、帝人 |
| 65% | 清水建設、大成建設、大林組、鹿島建設、竹中工務店 |
| 64% | JFEスチール、日本製鉄、神戸製鋼所、ヤマトホールディングス、日本通運 |
| 63% | イオン、セブン&アイ・ホールディングス、ファーストリテイリング、良品計画、ニトリホールディングス |
| 62% | 大塚製薬、第一三共、アステラス製薬、エーザイ、中外製薬 |
| 61% | 京セラ、村田製作所、TDK、オムロン、ヤマハ |
ボーダーの水準は年度や採用状況によって変わる場合があるため、あくまで目安として捉えたい。志望企業が一覧にない場合も、近い業界や事業規模の企業を参考にすれば、大まかな水準をつかみやすい。
複数社を比較しながら、自分の得点との差を把握し、対策の優先度を見直す材料にしていこう。
一覧を見て自分の対策に不安が残る場合は、IT業界専門の就活エージェント「ユニゾンキャリア」を使ってみよう。志望企業の水準を踏まえた選考対策のアドバイスを行うため、選考通過率を上げることができる。
4.科目別に見るSPIの高得点を狙うポイント
SPIの得点は、科目ごとの解き方のコツを押さえることで伸ばしやすくなる。やみくもに解くのではなく、科目の特性を理解したうえで対策を進めたい。
限られた時間のなかで得点を伸ばすには、対策の順序も重要になる。ここでは、4科目それぞれで高得点を狙うポイントを解説していく。
- 言語で高得点を狙うポイント
- 非言語で高得点を狙うポイント
- 構造的把握力で高得点を狙うポイント
- 英語で高得点を狙うポイント
4-1.言語で高得点を狙うポイント
言語問題で高得点を狙うには、語句の用法や熟語の意味を正確に覚えておくことが欠かせない。
長文読解では、設問を先に確認してから本文を読むと、必要な情報を効率よく探しやすくなる。
SPIの言語分野は語彙の知識が土台になるため、問題集を繰り返し解いて頻出語句を覚えておきたい。文章の要旨をつかむ練習を重ねておけば、初めて見る文章にも対応しやすくなる。
時間配分を意識し、迷った問題は一旦飛ばして後で見直す姿勢も得点の安定につながる。読解のスピードは、日頃の読書量によっても差が出やすい。
過去に間違えた問題を見返す習慣を身につけておくと、弱点を効率よく補強できる。語彙は毎日少しずつ触れておくと、無理なく定着させやすい。長文は音読を挟むと、読むスピードの向上に直結しやすい。
4-2.非言語で高得点を狙うポイント
非言語問題で高得点を狙うには、頻出分野の解法パターンを繰り返し覚えることが近道になる。
推論や損益算、確率などは出題頻度が高く、優先して対策することで効率よく得点を伸ばせる。
計算のスピードだけでなく、条件を整理する力も求められるため、図や表を使って考える練習をしておきたい。
時間内に解ききれない問題があると得点を落としやすいため、1問あたりにかける時間を決めておくと安心だ。苦手な単元があれば、優先的に復習しておくと得点の底上げにつながる。
日々の演習を積み重ねることで、初見の問題にも対応しやすくなる。解いた問題数を記録しておくと、成長の度合いも実感しやすい。計算ミスの傾向を記録しておけば、本番でのケアレスミスも防ぎやすい。
4-3.構造的把握力で高得点を狙うポイント
構造的把握力の検査は、文章や会話の構造を見抜く力が問われる特殊な形式のため、事前に問題形式を知っているかどうかで差がつきやすい。
似た内容の文章をグループ分けする形式が多く、表面的な意味だけでなく、論理の展開に注目して読む練習をしておきたい。
企業ごとに出題科目が異なるため、事前に志望企業の出題傾向を調べておくと、無駄のない対策につながる。過去の受検者の情報を参考にしながら準備を進めたい。
出題の有無が分かれば、限られた対策時間を効率よく配分できる。慣れが得点を左右する分野のため、可能な限り事前に体験しておきたい。
問題形式の見本を1度確認しておくだけでも、当日の戸惑いを減らせる。初めて見る形式ほど、事前の予習が結果を左右しやすい。
4-4.英語で高得点を狙うポイント
英語問題では、語彙力に加えて、文章全体の構造を素早くつかむ読解力が求められる。単語や熟語を覚えるだけでなく、長文を時間内に読み切る速度も意識して対策しておきたい。
TOEICやTOEFLなど、他の英語試験で使った教材が対策に生きる場合も多い。文法問題は出題パターンが限られているため、頻出の形式を繰り返し解いておくと得点が安定する。
企業によっては英語問題を課さない場合もあるため、志望企業の出題科目を事前に確認しておこう。限られた対策時間は、必要な科目に集中して配分したい。
語彙学習を毎日少しずつ積み重ねる習慣が、長期的な得点力につながる。過去問形式の問題を通しで解いておくと、時間感覚も養いやすい。得意な単元から解き始めると、勢いをつけて臨める。
このようにSPIは科目ごとに解き方のコツが異なる。頻出分野や出題の仕組みを押さえたうえで、限られた対策時間を効率よく配分していこう。
5.目標偏差値別に必要な勉強時間
SPIの偏差値を上げるには、目標水準に応じた勉強時間の目安を知っておくと計画を立てやすい。対策なしで臨んだ場合との差を知れば、必要な準備量も見えてくる。
就活の限られた時間を、どの科目にどれだけ配分するかの参考にするといい。ここでは、目標偏差値別に必要な勉強時間を解説していく。
- 対策なしで臨んだ場合の偏差値
- 偏差値50を狙う場合の勉強時間
- 偏差値60以上を狙う場合の勉強時間
5-1.対策なしで臨んだ場合の偏差値
対策を全くせずにSPIを受けた場合、偏差値はおおむね40台半ばから50前後にとどまる受検者が多い。基礎的な学力があっても、出題形式に慣れていないと、時間配分でつまずいて得点を落としがちだ。
特に非言語分野は、独特の解法パターンを知らないと、解けるはずの問題でも時間切れになりやすい。言語分野も、語句の用法など知識問題で失点しやすい傾向がある。
対策なしでも平均前後の得点は取れる場合があるが、志望企業のボーダーが高い場合は届かないことが多い。事前に一度模擬試験を受けて、自分の現状を把握しておくことをおすすめする。
数値を知っておけば、対策にかける時間の見積もりも立てやすい。現状を早めに知っておくほど、対策の計画も立てやすくなる。
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1.適性検査・SPIがない優良企業は多い
適性検査を導入していない優良企業は、就活生が想像する以上に数多く存在している。
テストを実施しないのは中小企業ばかりだと、勘違いしている就活生は少なくない。
しかし、誰もが知るような大手企業やベンチャーであっても、筆記試験を行わないケースは増えている。学力よりも面接を通じて、学生の人間性を直接見極めたいと考えているからだ。
独自の選考基準を持っ…
5-2.偏差値50を狙う場合の勉強時間
偏差値50を狙う場合、目安として10時間から20時間程度の対策で到達できることが多い。基礎的な問題集を1冊仕上げ、出題形式に慣れておけば、平均前後の水準は十分に狙える。
まずは頻出分野を優先し、解法パターンを覚えることから始めるといい。1日1時間程度の学習を2週間から3週間続ければ、この時間数に届く計算になる。
得意分野を伸ばすよりも、苦手分野をなくすことを意識すると、全体の得点が安定しやすい。模擬試験を1回受けて、実際の時間配分の感覚をつかんでおくと、本番でも落ち着いて対応できる。
短時間でも、集中して取り組めば十分に結果につながる水準といえる。
就活の初期段階で仕上げておけば、他の対策にも時間を回しやすい。早めに到達しておけば、余裕を持って次の目標に取り組める。
5-3.偏差値60以上を狙う場合の勉強時間
偏差値60以上を狙う場合、目安として40時間から60時間程度の対策が必要になることが多い。
基礎的な問題集を仕上げたうえで、応用的な問題や制限時間の厳しい問題にも慣れておく必要がある。頻出分野だけでなく、出題頻度の低い分野まで幅広くカバーしておくと、得点の上振れを狙いやすい。
模擬試験を複数回受けて、時間配分やケアレスミスの傾向を分析しておくことも欠かせない。1日1時間の学習でも、1か月半から2か月ほど継続すれば到達できる時間数になる。
高い水準を目指す分、早めに対策を始めておく姿勢が結果を左右する。志望企業の選考時期から逆算して、計画を立てておこう。
学習の進み具合を週単位で振り返り、遅れがあれば早めに調整したい。息切れしないよう、休息の時間も計画に組み込んでおこう。
目標に対してどれだけ対策すればいいか分からない場合は、IT業界専門の就活エージェント「ユニゾンキャリア」を使ってみよう。君専任のキャリアアドバイザーが希望条件をお聞きし、現状の把握から対策計画まで一緒に組み立てていく。
6.SPIの偏差値を上げるための対策
SPIの偏差値を上げるには、計画的な対策の積み重ねが欠かせない。やみくもに問題を解くのではなく、優先順位をつけて取り組むことが結果につながる。
限られた時間のなかで得点を伸ばすには、対策の順序も重要になる。ここでは、具体的な対策方法を5つ解説していく。
- 模擬試験を受けて今の偏差値を把握する
- 頻出分野から優先して問題集を解く
- 苦手分野の解き方パターンを覚える
- 時間配分を意識して繰り返し演習する
- 本命前に別企業で場慣れしておく
6-1.模擬試験を受けて今の偏差値を把握する
対策を始める前に、まず模擬試験を受けて今の偏差値を把握しておくことが大切だ。問題集での正答率と、時間制限のある模擬試験での得点には差が出ることが多い。
本番に近い形式で受検することで、時間配分の感覚や、緊張状態での実力を確認できる。得点が伸び悩んでいる分野が分かれば、そこに対策時間を集中させられる。
定期的に模擬試験を受けて、対策の効果を数値で確認する習慣をつけておくと、モチベーションの維持にも役立ちやすい。数値の推移を記録しておくと、自分の成長も実感しやすくなる。
結果に一喜一憂せず、次の対策に生かす視点を持ち続けたい。伸び悩む分野が見つかったら、早めに演習量を増やして立て直そう。
得点の伸びを記録に残しておくと、対策の効果を客観的に振り返れる。
6-2.頻出分野から優先して問題集を解く
SPIには出題頻度の高い分野があり、優先して対策することで効率よく得点を伸ばせる。非言語では推論や損益算、言語では語句の用法や長文読解が頻出分野として知られやすい。
同じ問題集を何度も繰り返し解くことで、解法のパターンが身につき、本番でも素早く対応できるようになる。
1冊を中途半端にこなすよりも、1冊を完全に仕上げる方が結果につながりやすい。分野ごとの出題比率を把握しておくと、限られた時間を効率よく配分できる。
過去に間違えた問題には印をつけて、後から見返す習慣を身につけておきたい。頻出分野を早めに固めておくほど、直前期の負担も軽くなる。
演習を重ねるほど解答スピードも上がり、余裕を持って本番に臨める。1冊仕上げた後は、別の問題集で応用力を確かめるのもいい。
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1.SPIは対策なしでも大丈夫なの?
SPIで高得点を取るには、出題傾向の理解と時間配分の工夫が欠かせない。
もし、地頭が良いならなおのこと、実力を発揮できないまま選考を落とされるのはもったいない。特に非言語や長文読解は、訓練なしでは時間内に解ききれず、取りこぼしが発生しやすい領域だ。
1-1.対策なしでSPIを解く大変さ
SPI未対策で最も困るのは、問題形式に慣れていないために、時間ロスしてしま…
6-3.苦手分野の解き方パターンを覚える
得意分野を伸ばすよりも、苦手分野を底上げする方が、全体の得点は上がりやすい。
SPIは分野ごとの配点が決まっているため、極端に苦手な分野があると、全体の得点を大きく下げる原因になる。
模擬試験や問題集の結果から、正答率の低い分野を把握し、その分野だけを集中的に演習する期間を作るといい。
基礎的な公式や解法パターンを理解できていない場合は、解説を読み込んで理解を深めることが先決になる。苦手分野を克服できれば、本番での得点のばらつきを抑えやすい。
焦らず、1つずつ着実に潰していく姿勢が結果につながる。得意分野との得点差が縮まれば、全体の水準にも近づきやすい。苦手分野を1つずつ克服していく過程が、結果的に自信の積み重ねにもなる。
6-4.時間配分を意識して繰り返し演習する
時間配分を意識せずに演習を重ねても、本番での得点にはつながりにくい。SPIは科目ごとに制限時間が短く、1問あたりにかけられる時間もあらかじめ決まっている。
普段の演習から、1問あたりにかける時間を決めておくと、本番でも落ち着いて対応しやすい。時間内に解ききれなかった問題の傾向を記録しておくと、次回以降の対策にも生きる。
特に非言語分野は時間配分が難しく、1問に時間をかけすぎると後半の問題に手が回らなくなる。繰り返し演習を重ねて、時間の感覚を体に染み込ませておきたい。
本番を想定した通し演習も、定期的に取り入れておこう。時間内に解き切る感覚を体に覚えさせておくと、当日の焦りも減らせる。
制限時間を意識した演習を重ねるほど、判断のスピードも上がる。
6-5.本命前に別企業で場慣れしておく
本命企業のSPIを受ける前に、志望度がそれほど高くない企業のSPIを受けて場慣れしておくことは有効な対策になる。
テストセンター形式や自宅受検形式など、企業によって受検方法が異なるため、事前に体験しておくと当日の流れをつかみやすい。
緊張のしやすさは、経験を重ねることで和らぐ場合が多い。時間配分の感覚も、実際の受検を経験することで身についていく。
本命企業の選考時期が近づく前に、複数社のSPIを受けておくと、当日の集中力を本命企業のために温存できる。受検会場までの経路や持ち物も、事前に確認しておくと安心だ。
練習で得た手応えを記録しておけば、最終調整にも役立つ。受検を重ねるごとに、苦手な出題形式も見えやすくなる。複数社の受検を通して、自分なりのペースを整えやすくなる。
7.SPIのない優良企業もエントリー候補に!
就職活動の時期が迫り、SPI対策に十分な時間を割けない君も多い。企業のなかには、SPIを課さずに選考を進める企業も一定数見られる。
SPIなしの企業は、能力検査の代わりに、面接やグループディスカッションを重視して人物を評価する傾向がある。
ベンチャー企業や、成長段階にある中小企業では、SPIを実施せず、経営者や現場社員が直接面談する形式を採用しているケースも珍しくない。
地方に拠点を置く優良企業や、ニッチな分野で高いシェアを持つ企業も、SPIなしで選考を進める場合がある。
給与水準や労働環境まで確認したうえで選べば、SPI対策に追われず就活を進めやすい。SPIなしの企業を探す際は、求人サイトの検索条件で選考フローを絞り込む方法が効率的といえる。
企業説明会やインターンに参加して、選考の流れを直接確認する方法も役に立つ。SPI対策の負担を減らしながら、自分に合った企業を見つけていこう。
偏差値に自信が持てない君ほど、選考の入り口でつまずかない企業を選ぶことが、内定への近道になる。
もしSPIがない優良企業を知りたい場合は、こちらの記事「SPIのない優良企業一覧」をお読みください。
8.IT企業の選考対策ならユニゾンキャリアへ
SPIの偏差値は企業によって異なり、対策の進め方に迷う人も多い。当社では、IT業界を中心に、SPI対策から面接対策まで一貫してサポートしている。
志望企業に合わせた対策を一緒に組み立てられるため、1人で悩むよりも近道になりやすい。無料相談から気軽に利用できる。
8-1.優良IT企業の内定獲得者インタビュー①
成功者インタビューより
就職活動で不安だったことは何ですか?
エンジニアとして、企業から内定をもらえるかが不安でした。
就活を始めたときは営業職を見てて、人材会社の営業職として内定をもらってたんです。
でも、その会社でインターンとして働いたときにノルマに追われて営業の辛さを知って…。
周りの人もどんどん辞めていく会社だったので内定を辞退して、就活を再スタートすることにしたんです。
ただ、周りの同級生は就活を終えていて、もう後戻りできないというプレッシャーもありました…。
ユニゾンキャリアではどんな選考対策を行いましたか?
エントリーシートの作成から面接対策まで、一貫してサポートしてもらいました。
私の場合、長期インターン先から内定をいただいていたこともあり、実はエントリーシートを書くのがはじめてだったんです。
何から書けばいいか分からなかったんですが、橋本さんが一から丁寧に教えてくれて、悩んでいた自分の長所の書き方も的確なアドバイスをもらえたので本当に助かりました。
面接対策では、面接のコツがわかる対策シートをもらって、面接で話す内容や伝え方を準備しました。
そのおかげで、最終的にはアドリブもできるようになって、面接に対する苦手意識を持たずに済みました!
アルバイトで接客業をしていたので話すことは得意だったんですが、面接での話し方とはまた違うのでアドバイスをもらえて良かったです。
ユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
担当キャリアアドバイザーの橋本さんの対応が早くて助かりました!
3年生の3月に就活を再開したんですが、周りの同級生が内定をもらってたこともあって当時は焦ってて…。
でも、最初の面談から求人の紹介までが早くて、スムーズに就活を進められたので本当にありがたかったです。
そのおかげで、2か月後には内定がもらえて早く就活を終えることができたので橋本さんには本当に感謝しています。
8-2.優良IT企業の内定獲得者インタビュー②
成功者インタビューより
留学中に就活を進めるって大変ですね…。その中でユニゾンキャリアを利用しようと思ったきっかけは?
最初は他のエージェントさんを利用していたんですよ。でも、LINEの返信が遅かったり、求人だけ大量に送られてきたりして、思ったようなサポートが受けられませんでした。
留学していたので、時差があったからかもしれないんですけど、全然返信がなかったんですよ。
それに、勉強も両立しながら就活を進めなきゃいけなかったので、大量に求人を紹介されても、企業を選ぶ時間もありませんでした。
元々利用していたエージェントの対応に不満があったので、ユニゾンキャリアさんを利用するようになりました。
ユニゾンキャリアのサービスはぶっちゃけどうでしたか?
キャリアアドバイザーの橋本さんが、親身に相談に乗ってくださって、ありがたかったです!
LINEでバーッて質問しても、全部しっかり返してくれて、「すごい、本物だ!」って(笑)
以前、ほかのエージェントを利用していた時に大量応募が嫌だったことを橋本さんに相談したら、「じゃあ数社ずつ、髙安さんのペースに合うようにご紹介しますね」と私に合わせたサポートをしてくれました。
あと、選考対策をしっかりしてくれたのも助かりました。
面接対策の資料を渡してもらって、その資料を見ながら「ここが求められますよ」「質問したらこんな風に返しましょう」みたいに面接の回答例を色々教えてもらいました。
ユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!
橋本さんがIT業界の説明からしっかりしてくれて、エンジニアとして働くイメージが持てました。
そのおかげで、本当に私はITに進んでいいんだな、未経験なりにもチャレンジしていいんだなって勇気をもらえました。
もしエンジニアを目指す友達がいたら、絶対におすすめしたいなって思うくらい、本当にいいエージェントさんだったなって思います!
ユニゾンキャリアは、適性検査の対策から、エントリーシートや面接の準備まで、選考全体を一貫してサポートしている。
1人で対策を進めるよりも、専門知識を持つアドバイザーと一緒に進める方が、より効率よく内定に近づける場合が多い。無料相談から、気軽に利用できる。