記事の概要
SIerへの就職を検討する中で、実際の働き方がどうなのか、不安を感じる就活生は多い。
特に、IT業界に対して「残業が多い」「激務」といったイメージを持つ一方で、近年の働き方改革やリモートワークの普及がどの程度進んでいるのか気になるところだろう。
実は、SIerの働き方は企業や配属されるプロジェクトによって異なるのが実情となっている。
この記事では、SIerにおける残業の実態や在宅勤務の普及状況、職種ごとの働き方の違いについて解説していく。
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1.SIerとはどんな企業?
SIerは、企業の課題を解決するためにITシステムを提供する「課題解決のプロ」だ。
銀行のATMシステムやコンビニのPOSレジ、企業の給与計算システムなど、社会を支えるあらゆるシステムの裏側にはSIerの存在がある。
ここでは、SIerの基本から年収事情まで、就活生が知っておくべきポイントを4つに絞って解説していく。
1-1.顧客のシステム開発を行う
SIerの最大の特徴は、自…
1.就活生が知りたいSIerの働き方
SIerを目指す学生にとって、入社後の生活リズムや労働環境は企業選びの重要な基準となる。
ここでは、業界全体の平均的なデータや傾向をもとに、SIerの働き方について解説していく。
- 残業は平均20~30時間
- 客先常駐で8割が働く
- 在宅勤務は仕事による
- フルリモートは少ない
1-1.残業は平均20~30時間
SIer業界における平均的な残業時間は、月20時間から30時間程度といわれている。
これは1日あたりに換算すると1時間程度の残業が発生する計算になるため、他の業界と比較しても決して突出して多いわけではない数字といえる。
さらに、近年は働き方改革の推進により、労働環境は劇的に改善されている。無茶な長時間労働を強いる企業は減りつつあるのが現状だ。
しかし、この数字はあくまで平均であり、時期によって波があることを理解しておく必要がある。システム開発には必ず納期が存在するからだ。
そのため、締め切り直前やトラブル発生時には、どうしても残業が増える傾向にある。その上で、閑散期には定時で帰れる日も多いため、メリハリのある働き方が可能となる。
1-2.客先常駐で8割が働く
SIerで働くエンジニアの多くは、自社のオフィスではなく、顧客企業のオフィスに常駐して業務を行う「客先常駐」というスタイルをとっている。
厚生労働省などの調査によると、エンジニアの約8割が何らかの形で常駐業務を経験している。
これは、顧客の機密情報を扱うために高いセキュリティ環境が必要であることや、顧客と密に連携する必要があるからだ。
また、客先常駐には大手企業のプロジェクトに関われるメリットがある。様々な企業の文化に触れられるのも魅力の一つだろう。
一方で、自社への帰属意識が薄れやすいという側面も否定できない。常駐先によって労働環境やルールが異なるため、配属現場によって働きやすさが左右されてしまう。
1-3.在宅勤務は仕事による
コロナ禍を機にSIer業界でも在宅勤務が急速に普及したが、その実施状況は担当する仕事内容やプロジェクトのフェーズによって異なる。
例えば、プログラミングや資料作成といった個人作業が中心の時期は、週に数回の在宅勤務が認められることが多い。
さらに、開発環境がクラウド上に構築されている案件であれば、場所を選ばずに作業ができる。そのため、物理的な制約がなくなり、在宅勤務の比率は高くなる傾向にある。
しかし、高いセキュリティが求められる金融機関のシステム開発や、物理機器の操作が必要なインフラ構築では、出社が必須となるケースも少なくない。
情報漏洩を防ぐために、専用端末がある部屋での作業が義務付けられるからだ。
しかも、顧客との対面打ち合わせが重視される場合もある。在宅勤務ができるかは、企業の方針だけでなく、案件の事情に依存することを覚えておきたい。
1-4.フルリモートは少ない
完全在宅勤務である「フルリモート」を導入しているSIerは、現時点ではかなり少数派と言わざるを得ない。
特に新卒社員の場合、ビジネスマナーや業務の基礎を覚えるためのOJTが必要となる。
そのため、先輩社員と同じ空間で働くことが推奨される。画面越しのコミュニケーションだけでは細かいニュアンスが伝わりづらく、成長スピードが鈍化してしまう懸念があるからだ。
さらに、SIerのビジネスはお客様ありきのものであり、顧客が対面でのコミュニケーションを望む場合は、エンジニアもそれに合わせる必要がある。
Web系企業では定着している場合もあるが、SIerにおいては一般的ではない。
その上で、週に数回の出社を組み合わせた「ハイブリッドワーク」が主流となっている。新卒のうちは、オフィスで先輩の働き方を直接見て学ぶことが、スキルアップの近道となる。
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4.8
Based on 373 reviews
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
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湯浅烈生23:36 12 Jun 25
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とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
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何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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2.SIerは案件によって働き方が異なる
SIerのエンジニアにとって、どのような案件(プロジェクト)に配属されるかは、働き方を決定づける要因となる。システム開発の工程ごとに業務内容や忙しさの質が異なるからだ。
ここでは、以下の開発フェーズごとの働き方の特徴を解説していく。
- 要件定義・設計の働き方
- 実装・テストの働き方
- 運用・保守の働き方
2-1.要件定義・設計の働き方
システム開発の初期段階である要件定義や設計のフェーズでは、顧客との打ち合わせや資料作成が主な業務となる。
顧客が抱える課題をヒアリングし、どのようなシステムを作るかを決定していくため、コミュニケーションの頻度が高い。
そのため、この段階では仕様を詰めるために顧客先へ訪問したり、長時間の会議を行ったりすることが増える。
顧客と認識を合わせるためのプロセスであり、ここでの決定が後の工程に影響を与える。
さらに、プログラムコードを書く作業はまだ発生しないため、資料作成などのデスクワークは在宅勤務で行いやすい。
集中してドキュメントをまとめる時間は、リモートワークを活用することで効率的に進められる。
ただ、顧客の要望が二転三転したりすると、調整のために残業が発生しやすい。
2-2.実装・テストの働き方
設計書をもとに実際にプログラムを作成し、動作確認を行う実装・テストのフェーズでは、エンジニアとしての技術力が最も発揮される。
開発環境がクラウド上に構築されている場合は、ネット環境さえあれば作業ができるため、リモートワークとの相性が比較的良い。
そのため、黙々とコードを書いたり、バグを探したりする作業に集中できる。自分のペースで仕事を進めやすいと感じる人も多く、エンジニアらしい働き方ができる。
しかし、納期間近になると状況は一変。開発の遅れを取り戻すために稼働時間が長くなる。もし設計段階での漏れが見つかれば、修正のために急ピッチで作業を進めなければならない。
その上で、テスト段階で重大な不具合が見つかった場合は、その修正対応に追われる。
銀行のATMや鉄道システムなど、停止が許されない案件では、顧客先に連日通い詰めることになるケースもある。
2-3.運用・保守の働き方
システムが完成し、稼働を開始した後の運用・保守フェーズでは、システムが安定して動き続けるように監視やメンテナンスを行う。
基本的には定型的な業務が多く、開発フェーズに比べると突発的な残業は少ない傾向にある。
そのため、手順書に従って作業を進めるため、業務の見通しが立ちやすく、プライベートの予定を立てやすいのがメリットだ。
ワークライフバランスを重視したい人にとっては、働きやすい環境といえるかもしれない。
しかし、システムに障害が発生した際には、昼夜を問わず緊急対応が求められる。24時間365日稼働しているシステムを担当する場合、夜勤や休日出勤を含むシフト勤務になる。
さらに、最近ではリモート監視ツールを使って在宅で対応できる現場も多い。自宅からシステムの状況を確認できるため、以前よりも負担は軽減されている。
その上で、物理的なサーバーの故障などは現地での対応が必要となるため、完全なリモート化は難しい側面があることも理解しておこう。
3.SIerは職種によっても働き方が異なる
一口にSIerと言っても、担当する職種によって業務内容や働き方は大きく変わる。自分が目指す職種がどのような働き方をするのかを知っておくことは重要だ。
ここでは、以下の代表的な5つの職種について解説していく。
- システムエンジニア(上流工程)
- システムエンジニア(運用保守)
- アプリケーションエンジニア
- インフラエンジニア
- ITコンサルタント/営業
3-1.システムエンジニア(上流工程)
上流工程を担当するシステムエンジニア(SE)は、プロジェクト全体の管理や顧客との折衝がメインの業務となる。
顧客のビジネス課題を理解し、それを解決するためのシステム要件を定義するため、高いコミュニケーション能力と論理的思考力が求められる。
そのため、デスクに向かって作業をするだけでなく、人と話す時間が長いため、活動的な働き方になることが多い。
多くの関係者を巻き込んでプロジェクトを進めていくため、リーダーシップも必要とされる。
さらに、この職種はプロジェクトの司令塔としての役割を担うため、責任が重く、精神的なプレッシャーを感じる場面もある。
働き方としては、会議や調整業務が多いため、日中は打ち合わせで埋まり、夕方以降に資料作成を行うというスタイルになりがちだ。
リモート会議を活用することで効率化は進んでいるが、調整に時間を取られる傾向にある。
3-2.システムエンジニア(運用保守)
運用保守を担当するシステムエンジニアは、稼働中のシステムを守っていく。
日々のシステム監視、データのバックアップ、ユーザーからの問い合わせ対応などが主な業務となる。安定稼働が最優先されるため、慎重かつ正確な作業が求められる。
この職種の働き方は、ルーチンワークが中心となるため、業務量が安定しており、過度な残業が発生しにくい。突発的なトラブルがない限り、定時で帰れる日が多い。
そのため、マニュアルに沿った対応が多く、未経験からでも業務に入りやすくなる。IT業界の入り口として、まずは運用保守からキャリアをスタートさせる人も多い。
ただし、トラブル発生時には迅速な対応が必要となるため、常に緊張感を持って業務にあたる必要がある。
シフト勤務がある現場では、平日に休みが取れる一方で、生活リズムを整える自己管理能力が求められる。
3-3.アプリケーションエンジニア
アプリケーションエンジニアは、スマホアプリやWebサービス、業務システムなどのソフトウェア開発を行う専門職だ。
プログラミング言語を使ってコードを書き、機能を実装していくことが主な仕事となるため、モノづくりの楽しさをダイレクトに感じられる。
働き方は、開発フェーズにおいてはPCに向かって集中する時間が長く、服装や髪型が比較的自由な現場も多い。
さらに、技術力の向上が成果に直結するため、新しい技術を学ぶ意欲が高い人に向いている。プライベートでもコードを書いたり、技術書を読んだりすることが好きな人には最適な環境だろう。
しかも、納期前は忙しくなる傾向があるが、成果物が目に見える形で出来上がるため、達成感を得やすい。
最近ではアジャイル開発という手法を取り入れる現場も増えており、スピード感のある働き方が求められることもある。
3-4.インフラエンジニア
インフラエンジニアは、システムの土台となるサーバーやネットワークを構築・運用する。
近年、クラウド化が進んでいるが、セキュリティや通信速度の観点からオンプレミス(自社運用)のサーバーを必要とする企業は依然として多い。
そのため、データセンターでの機器設置など、現場に出向く業務が発生することがある。
さらに、クラウド専任のエンジニアであれば在宅勤務もしやすいが、物理インフラを扱う場合は出社や現場対応が必須となる。
サーバーがダウンすれば、すぐに復旧作業に当たらなければならない。
その上で、夜間メンテナンスなど、人が少ない時間帯に作業を行うこともあるため、体力が必要な場面もある。深夜や休日に作業を行う場合もあるが、その分の手当や代休は支給される。
3-5.ITコンサルタント/営業
ITコンサルタントや営業職は、技術職とは異なり、ビジネスの最前線で顧客と向き合う。
顧客の経営戦略に基づいたIT導入の提案や、新規案件の獲得を行うため、社外への外出や出張が多くなる。
そのため、数字での成果を求められるため、実力主義の側面が強く、成果を出せば高い報酬を得られる可能性がある。
自分の提案によって顧客のビジネスが成長していく過程に関われるのは大きなやりがいだ。
さらに、働き方は個人の裁量に任される部分が大きく、スケジュール管理さえしっかりしていれば、比較的自由に動くことができる。
しかし、顧客との会食や接待が発生することもあり、コミュニケーション能力や対人スキルが欠かせない。技術的な知識も必要だが、それ以上にビジネスセンスや提案力が問われる。
その上で、リモートワークも活用しやすいが、対面での信頼関係の構築を重視する顧客も多いため、フットワークの軽さが求められる。
4.働き方重視でSIer就活を行う際の注意点
SIerへの就職を目指す際、「残業が少ない」「在宅勤務ができる」といった働き方の条件を重視することは決して悪いことではない。
しかし、表面的な情報だけで企業を選んでしまうと、入社後に現実とのギャップに苦しむことになる。
ここでは、働き方を重視する就活生が注意すべき以下の5つのポイントを解説していく。
- 求人票と実態は大きく異なる
- 案件による働き方の格差が大きい
- 働き方ファーストの企業を調べる
- 在宅勤務可の企業ほど難易度が高い
- IT専門の就活エージェントを使う
4-1.求人票と実態は大きく異なる
求人票に記載されている「平均残業時間」や「有給取得率」といったデータは、あくまで全社平均の数字であることを忘れてはいけない。
SIerには管理部門や営業部門など、比較的残業が少ない部署も含まれており、それらの数字が平均値を下げている可能性があるからだ。
そのため、現場のエンジニアに限ってみれば、平均よりも残業が多いケースは珍しくない。特に納期前のプロジェクトでは、数字には表れない忙しさがあることを想定しておく必要がある。
さらに、「完全週休2日制」と書かれていても、プロジェクトの状況によっては休日出勤が発生することもある。
その分を平日に代休として取得している場合もあるが、カレンダー通りに休めるとは限らない。
その上で、求人票の数字を鵜呑みにせず、会社説明会や面接での逆質問を通じて確認する姿勢が大切だ。配属予定の部署や、若手エンジニアの実際の働き方について質問してみよう。
4-2.案件による働き方の格差が大きい
SIerの働き方は、どの顧客のどのプロジェクト(案件)に配属されるかによって天と地ほどの差が生まれる。これを業界では「案件ガチャ」や「配属ガチャ」と呼ぶ。
同じ会社に勤めていても、定時で帰れるホワイトな案件にいる人もいれば、炎上しているプロジェクトで毎晩遅くまで残業している人もいるのが現実だ。
特に新卒の場合は、配属先を自分で選べないことが多いため、ある程度のリスクがあることは覚悟しておかなければならない。
もちろん、会社側が適性を見て判断するとはいえ、希望が100%通るわけではない。
そのため、面接の段階で「どのような分野のシステムに関わりたいか」「どのようなキャリアを積みたいか」を明確に伝えておくことは重要だ。
4-3.働き方ファーストの企業を調べる
企業の働き方に対する姿勢は、公的な認定や数値データにはっきりと表れる。
まず、第三者機関からの評価をチェックしよう。例えば、「健康経営優良法人」や「くるみん認定」などを取得している企業は、労働環境の改善に力を入れている証拠だ。
国が定めた基準をクリアしているため、一定のホワイトさが保証されているといえる。
さらに、企業のHPや統合報告書で公開されているデータも重要になる。制度の有無だけでなく、「有給取得率」や「男性育休取得率」といった実績数値を確認してほしい。
数字を公開している企業は、現状を隠さずに改善しようとする誠実な姿勢を持っていることが多い。その上で、過去数年分のデータを比較してみよう。
離職率や残業時間が改善傾向にあれば、働きやすい環境づくりが進行中だと判断できる。事実をもとに企業を選ぶことが、入社後のミスマッチを防ぐ確実な方法となるはずだ。
4-4.在宅勤務可の企業ほど難易度が高い
在宅勤務やフレックスタイム制など、柔軟な働き方ができる企業は学生からの人気が高く、選考倍率も高くなる。
特に、フルリモートが可能で給与水準も高いWeb系自社開発企業や、大手SIerなどは、多くの優秀な学生が応募してくる。
そのため、内定を勝ち取るのは容易ではない。誰もが羨むような条件の良い企業には、当然ながらライバルが殺到することを理解しておく。
さらに、こうした企業を目指すのであれば、単に「働きやすいから」という志望動機だけでは不十分だ。
なぜその会社で働きたいのか、入社後にどのように貢献できるのかを説明できる必要がある。
その上で、高い倍率を勝ち抜くためには、他の学生と差別化できる強みを持っておくことが望ましい。ITパスポートや基本情報技術者試験などの資格取得は、意欲を示す一つの手段となる。
4-5.IT専門の就活エージェントを使う
働き方の実態や、企業の内部事情を自分一人で調べるには限界がある。そこで活用したいのが、IT業界を専門とする就活エージェントだ。
就活エージェントは企業の採用担当者と日常的にやり取りをしており、求人票には載っていない現場の雰囲気や、実際の残業時間、リモートワークの実施状況などの情報を持つ。
そのため、ネット上の口コミだけでは分からないリアルな情報を得ることができる。自分一人で企業研究をするよりも、はるかに効率的に、自分に合った企業を紹介してくれる。
プロの視点からアドバイスをもらうことで、選考通過率が上がるのもメリットだ。
特に、「文系からエンジニアになりたい」「自分に合った働き方ができる企業を知りたい」と考えている学生にとっては、強力なパートナーとなる。
プロの視点を借りると、入社後のミスマッチを防ぎ、納得のいく就職活動を進めるのに役立つ。
5.新卒で入りたいSIerホワイト企業ランキング
働きやすさを重視する就活生のために、データや評判をもとにしたSIerのホワイト企業ランキングを紹介していく。
以下の表では、平均残業時間や離職率などの観点から優良企業をピックアップしている。
- 残業が少ないSIerランキングTOP10
- 離職率が低いSIerランキングTOP10
- 福利厚生が充実のSIerランキングTOP10
5-1.残業が少ないSIerランキングTOP10
| 順位 | 社名 | 残業時間 |
|---|
| 1位 | BIPROGY | 15.2時間 |
| 2位 | SCSK | 18.3時間 |
| 3位 | キヤノンITソリューションズ | 19.5時間 |
| 4位 | 富士通 | 20.1時間 |
| 5位 | 日本電気 | 21.4時間 |
| 6位 | 日鉄ソリューションズ | 22.0時間 |
| 7位 | NTTデータ | 23.5時間 |
| 8位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 24.8時間 |
| 9位 | TIS | 25.3時間 |
| 10位 | 野村総合研究所 | 28.6時間 |
上位にランクインした企業の多くは、大手ユーザー系SIerやメーカー系SIerだ。
これらは労働組合がしっかりしており、労務管理が厳格に行われているため、無茶な残業が少ない。
特にSCSKは業界に先駆けて働き方改革に取り組み、「残業が少ない優良企業」としてのブランドを確立している。
さらに、PCのログオン・ログオフ時間で労働時間を管理したり、残業が多い部署には改善命令が出されたりと、会社全体で長時間労働を抑制する仕組みが整っている。
そのため、社員は限られた時間の中で成果を出すことを求められ、生産性の高い働き方が身につく。
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1.就活生が知るべきSIer業界の基本情報
SIer業界は、社会のITインフラを支える役割を担っている。SIer業界の全体像やビジネスモデルは、複雑で分かりにくい。
ここでは、業界を理解するために不可欠な3つの基本情報を解説していく。これらの知識は、企業研究を進めたり、自分に合う企業を見極めたりするうえで役立つ。
1-1.SIerの中にはSESを含む企業がある
SIerとSESは、契約形態が本質的に異なるビジネ…
5-2.離職率が低いSIerランキングTOP10
| 順位 | 社名 | 3年後離職率 |
|---|
| 1位 | 三井情報 | 0.0% |
| 2位 | 日鉄ソリューションズ | 1.8% |
| 3位 | 日本総合研究所 | 2.5% |
| 4位 | SCSK | 2.8% |
| 5位 | NTTデータ | 3.1% |
| 6位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 3.5% |
| 7位 | 野村総合研究所 | 3.8% |
| 8位 | 富士通 | 4.2% |
| 9位 | 日本電気 | 4.5% |
| 10位 | 大塚商会 | 5.1% |
新卒入社後3年以内の離職率が低い企業は、新入社員への教育体制が整っており、人間関係や労働環境が良好であることを示唆している。
IT業界全体の平均離職率が10%を超える中で、これらの企業は驚異的な定着率を誇る。
特に、三井情報や日鉄ソリューションズなど、親会社を持つ安定したユーザー系SIerが上位を占めているのが特徴だ。
さらに、これらの企業では「ブラザー・シスター制度」のようなメンター制度が充実しており、若手社員が孤独を感じないようなフォロー体制が構築されている。
業務面でのサポートだけでなく、キャリアの悩み相談にも乗ってくれる先輩がいるため、安心して仕事に取り組めるのだ。
その上で、適材適所の配属や、キャリアパスの多様性も離職率の低さに寄与している。
一つの職種やプロジェクトに縛られず、社内公募制度などを利用して自分がやりたい仕事に挑戦できる環境があるため、転職しなくても社内でキャリアを実現できる。
5-3.福利厚生が充実のSIerランキングTOP10
| 順位 | 社名 | 独自制度の例 | 特徴 |
|---|
| 1位 | NTTデータグループ | 家賃補助・持家支援 | 住宅関連の手当が業界トップクラス |
| 2位 | 富士通 | カフェテリアプラン | ライフスタイルに合わせた福利厚生 |
| 3位 | 野村総合研究所 | 育児・介護支援 | ライフイベントと仕事の両立を支援 |
| 4位 | SCSK | リフレッシュ休暇 | 長期休暇取得を奨励する制度 |
| 5位 | 日本電気 | 健康管理センター | 社員の健康維持を全面的にバックアップ |
| 6位 | 日立製作所 | 財形貯蓄・年金 | 将来の資産形成をサポート |
| 7位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 資格取得報奨金 | スキルアップへの投資を惜しまない |
| 8位 | BIPROGY | 住宅手当・独身寮 | 住居費の負担を軽減する制度が充実 |
| 9位 | 日鉄ソリューションズ | カフェテリアプラン | 自己研鑽や健康増進に使えるポイント |
| 10位 | TIS | サービス残業なし | 働いた分をしっかり還元する風土 |
福利厚生の充実度は、給与以外の面で社員の生活をどれだけ支えてくれるかを示す。
NTTデータなどの旧電電公社系企業は、住宅手当や家族手当などが非常に手厚いことで知られている。
また、富士通や日立製作所などのメーカー系SIerも、長い歴史の中で培われた充実した制度を持っており、社員の長期的なキャリア形成を支援している。
さらに、SCSKや日鉄ソリューションズといったユーザー系SIerも、親会社の制度を踏襲しているため、非常に安定した待遇が期待できる。
これらの企業は、社員が安心して長く働ける環境を整えることに投資を惜しまない傾向にある。企業選びの際は、初任給だけでなく、こうした隠れた待遇にも目を向けてみてほしい。
6.SIerを目指す就活生からのよくある質問
SIerへの就職を検討する際、多くの学生が抱く疑問や不安について回答する。ネット上には様々な情報が溢れており、何が真実なのか迷ってしまうことも多いだろう。
事前に正しい知識を持っておくことで、誤解のない状態で選考に進めるはずだ。ここでは、以下の3つの質問について詳しく解説していく。
- 残業がないSIerはありますか?
- SIerはやめとけって本当ですか?
- フルリモートだけのSIerはありますか?
6-1.残業がないSIerはありますか?
「残業が全くない」と断言できるSIerは、残念ながらほぼ存在しないと考えた方がよい。
システム開発という仕事の性質上、必ず顧客と約束した「納期」が存在するからだ。
そのため、締め切り直前や、リリース直前のテスト段階では、どうしても業務量が増える。予期せぬシステムトラブルやバグが発生した際には、解決するまで帰れないといった緊急対応も稀に発生してしまう。
しかし、これは「ブラック企業だから」という理由だけではない。プロとして納期を守るための責任感からくる残業も含まれている。
その上で、月平均残業時間が10時間未満の企業や、ノー残業デーを徹底しているホワイト企業は確実に存在する。
重要なのは、残業の有無(ゼロかイチか)にこだわりすぎないことだ。
6-2.SIerはやめとけって本当ですか?
ネット上で「SIerはやめとけ」という言葉を見かけるが、これを鵜呑みにするのは危険だ。
この言葉は主に、多重下請け構造の最下層に位置する企業や、労働環境が過酷な一部のブラック企業を指す場合が多い。
下請け構造の末端では、単調なテスト作業ばかりでスキルが身につかなかったり、給与が低かったりすることがあるため、そのような批判が生まれている。
大手SIerやプライム案件を扱う企業であれば、大規模なシステム開発に携わり、高いマネジメント能力や技術力が身につく。
給与水準も全業界平均より高く、福利厚生も充実しているため、安定したキャリアを築ける環境が整っている。
重要なのは、「SIer」という大きな括りで判断せず、個々の企業の立ち位置や労働環境をしっかりと見極めることだ。自分の目で事実を確認する姿勢を持ってほしい。
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1.SIerはやめとけ・腐ってるは本当?
ネット上の批判的な意見は、一部の事実を切り取ったものが多い。
SIerというビジネスモデル自体が抱える構造的な課題が原因だからだ。過去の労働環境のイメージが、過剰に拡散されている側面もある。
これから解説する6つのポイントを理解することで、冷静に判断できる。
1-1.多重下請け構造が批判されがち
IT業界には、元請けから下請けへと仕事が流れる構造が…
6-3.フルリモートだけのSIerはありますか?
完全なフルリモート勤務のみを行っているSIerは、新卒採用においては極めて稀だ。
中途採用の即戦力エンジニアであればフルリモート可の求人も見られるが、新卒の場合は教育の観点から出社を求められることが多い。
新人のうちは、ビジネスマナーや開発の基礎をOJT(職場内訓練)で学ぶ必要がある。
画面越しのコミュニケーションだけでは、先輩の仕事の進め方を盗んだり、ちょっとした疑問をすぐに解消したりすることが難しく、成長スピードが鈍化してしまう懸念があるからだ。
ただし、入社後の研修期間を経て、業務に慣れてくれば週3〜4日のリモートワークが可能になる企業もある。
ただ、最初から「フルリモート絶対」と条件を絞りすぎると、優良企業の選択肢まで消してしまうことになるため注意したい。
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担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
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IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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7.優良SIer企業から内定獲得ならユニゾンキャリア
ユニゾンキャリアは、IT業界専門の就活エージェントとして、君の希望に沿った優良企業を紹介できる。
SIerの業界事情に精通したアドバイザーが、各企業の残業時間やリモートワークの実態、社風などを詳しく教えてくれるため、入社後のミスマッチを防ぐことができる。
一人で悩まず、IT業界に特化した就活のプロがいるユニゾンキャリアを頼ってほしい。
7-1.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー①
成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけは何ですか?
ゲームが好きだったことがきっかけです。
高校生のころにモンスターを狩るゲームにハマっていて、「自分も同じようなゲームを作ってみたい」と思うようになりました。
そこで、実際にプログラミングでゲームを作ってみたら、思ってた以上に楽しくて…!自分でコードを書いて、画面が変化していくのは面白かったですね。
そうやってアイデアを形にできるところが面白くて、エンジニアになりたいと思うようになりました。
就職活動で不安だったことは何ですか?
エンジニアとして、企業から内定をもらえるかが不安でした。
就活を始めたときは営業職を見てて、人材会社の営業職として内定をもらってたんです。
でも、その会社でインターンとして働いたときにノルマに追われて営業の辛さを知って…。
周りの人もどんどん辞めていく会社だったので内定を辞退して、就活を再スタートすることにしたんです。
ただ、周りの同級生は就活を終えていて、もう後戻りできないというプレッシャーもありました…。
ユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
担当キャリアアドバイザーの橋本さんの対応が早くて助かりました!
3年生の3月に就活を再開したんですが、周りの同級生が内定をもらってたこともあって当時は焦ってて…。
でも、最初の面談から求人の紹介までが早くて、スムーズに就活を進められたので本当にありがたかったです。
そのおかげで、2か月後には内定がもらえて早く就活を終えることができたので橋本さんには本当に感謝しています。
7-2.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー②
成功者インタビューより
エンジニアの就活でつまずいたところはありますか?
面接で予想していなかった質問が飛んで来たときに、うまく答えられませんでした。
大学で自動車のシステムについて学んでいたこともあって、「なんで自動車関連の企業ではなくて、IT企業を目指しているんですか?」という質問をよく聞かれたんですけど、準備していなくて、思うように答えられなかったんです。
「学生時代に取り組んだこと」「企業を志望する理由」など、一般的な質問の対策はしていて面接には自信があったんですが…。
いざやってみると想定しない部分を深掘りされることが多くて、困っていました。
ユニゾンキャリアではどんな面接対策を行いましたか?
担当キャリアアドバイザーの奥之園さんに面接でよく聞かれる質問を教えてもらって、その質問に対する答え方を時間をかけて考えてもらいました。
自分が考えた回答について「ここをもうちょっと膨らませたら良いと思います」などのアドバイスをもらって、うまく答えられなかった質問にも答えられるようになったんです。
そのほかにも、話す長さや喋り方とか色々アドバイスがありました。
特に、自分はネガティブなことをそのまま伝えてしまいがちだったので、答え方のアドバイスをしてもらったのが助かりました。
ネガティブなことを伝える時は、「その後どう改善したか」ということも併せて伝えるっていうアドバイスが特に印象に残ってます。
ユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!
奥之園さんがすごく親身に話を聞いてくれて、自分の希望にしっかり応えてくれる会社を紹介してもらったのがありがたかったです。
今思えば、色々と無理を言ってしまっていたかなと思うところもあるんですけど(笑)
すごい頑張って企業を探してくれたんだろうなと思うので、とても感謝しています。
自分ひとりでは、希望に合う企業に内定をもらうのは難しかったと思うので、使ってよかったです!
ユニゾンキャリアは、君の強みや適性を活かし、選考対策を行って、内定獲得まで伴走する。
希望条件に合う企業を見つけ出し、エンジニアとしての良いスタートを切るためのサポートを全力で行う。
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