記事の概要
SIerへの就職を検討する中で、入社後のキャリアパスをイメージできているだろう
。IT業界は技術の進歩が速く、職種や役割も多様化しているため、将来のビジョンを描くことは容易ではない。
しかし、面接では「5年後、10年後にどうなっていたいか」という質問が頻出するため、明確なキャリアプランを持っておくことは必須となる。
この記事では、SIerにおける代表的な5つのキャリアパスを解説し、面接でそのまま使える回答例や、キャリアを実現するための企業選びのポイントについて紹介していく!
1.IT業界はキャリアパスの理解が大切
IT業界、とりわけSIerにおいてキャリアパスを理解しておくことは、長期的な視点で自身の市場価値を高めるために不可欠だ。
技術の進化やビジネス環境の変化が激しいこの業界では、漫然と業務をこなしているだけでは、望むスキルやポジションを得られない。
自分が目指すゴールが「マネジメント」なのか「技術のスペシャリスト」なのかによって、積むべき経験や取得すべき資格は大きく異なる。
さらに、キャリアパスへの理解は就職活動の成否にもつながっていく。
面接官は、学生が業界の構造や職種の実態を正しく理解しているかを見極めようとしている。
「どのようなエンジニアになりたいか」を論理的に語れる学生は、入社後の成長意欲が高いと判断され、評価が格段に上がる傾向にある。
自身の適性と企業の方向性を照らし合わせ、納得のいくキャリアを描くための第一歩を踏み出してほしい!
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4.8
Based on 373 reviews
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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2.SIerで働く新卒のキャリアパス5選
SIerに入社した新卒社員は、まずはシステムエンジニアとして基礎を固めることが多いが、その後の道は多岐にわたる。
自分の志向性に合わせて、どのような専門性を磨いていくかを選択していく。
ここでは、SIerにおける代表的な5つのキャリアパスについて解説する。
- システムエンジニア
- プロジェクトマネージャー
- ITアーキテクト
- フルスタックエンジニア
- ITコンサルタント
2-1.システムエンジニア
システムエンジニア(SE)は、SIerにおけるキャリアの出発点であり、同時にシステム開発の中核を担う。
顧客へのヒアリングから要件定義、設計、開発、テストまでの一連の工程に関わり、システムを形にしていく役割を持つ。
多くの新卒社員は、まずプログラミングや詳細設計などの下流工程からスタートし、徐々に顧客折衝や基本設計といった上流工程へと業務の幅を広げていく。
この職種で求められるのは、確かな技術力に加え、顧客の要望を正確に汲み取るコミュニケーション能力や、論理的な設計能力だ。
システムエンジニアとして一人前になることは、どのキャリアパスに進むにしても避けては通れない道であり、ITエンジニアとしての基礎能力を養う期間ともいえる。
まずはここで実績を積み、自身の得意分野を見極めることが、将来のキャリアを選択する上での判断材料となる。
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1.システムエンジニアとは何か?
システムエンジニアとは、顧客の要望を聞き出し、それを実現するための最適なシステムの設計図を作る職種だ。
プログラミングを行うこともあるが、それ以上に顧客とのコミュニケーションや、プロジェクト全体の進行管理を行うことが多い。
また、顧客の要望が曖昧な場合、実際にプログラミングを行う開発者が正確に理解できる仕様書を作成することが求められる。
そのた…
2-2.プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャー(PM)は、システム開発プロジェクトの責任者として、予算、納期、品質、人員を一括管理する役割を担う。
SIerにおいては花形ともいえるポジションであり、システムエンジニアからのキャリアアップとして最も一般的なルートの一つだ。
数百人規模のエンジニアが関わる大規模プロジェクトを指揮することもあり、その責任の重さと比例して、大きな達成感と高い報酬を得られる。
PMに求められるのは、技術的な知見だけでなく、優れたマネジメント能力や交渉力、トラブル発生時の危機管理能力だ。
顧客との調整やベンダーコントロールなど、対人業務の比重が高くなるため、リーダーシップを発揮したい人に向いている。
現場でコードを書く機会は減るが、プロジェクト全体を成功に導くための司令塔として、ビジネス視点での判断力が問われる。
将来的に経営幹部を目指す上でも、プロジェクトマネージャーとしての経験は欠かせない。
2-3.ITアーキテクト
ITアーキテクトは、ビジネス戦略を実現するために最適なシステム構造(アーキテクチャ)を設計する技術のスペシャリストだ。
顧客の要件を満たすために、どの技術を採用し、どのようにシステムを連携させるかという全体設計図を描く役割を担う。
特定の技術領域だけでなく、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、セキュリティなど、IT全般に関する深く幅広い知識が求められる職種である。
プロジェクトマネージャーが「管理」のプロであるのに対し、ITアーキテクトは「技術」の最高責任者という位置づけになる。
技術的に難易度の高いプロジェクトや、最新技術を導入する案件において、その真価が発揮される。
常に技術トレンドをキャッチアップし、技術的な課題を解決に導くことができるため、生涯エンジニアとして技術を追求したい人にとって理想的なキャリアパスといえる。
SIerの中でも特に技術力が評価されるポジションであり、専門性を武器に活躍したい人におすすめしたい。
2-4.フルスタックエンジニア
フルスタックエンジニアは、フロントエンドからバックエンド、インフラまで、システム開発に関わる全ての領域を一人で担当できるエンジニアのことだ。
従来のSIerでは工程ごとに分業が進んでいたため、特定の領域に特化するケースが多かったが、近年はアジャイル開発の普及などに伴い、多能工的なエンジニアの需要が高まっている。
一人でサービスの開発を完結できるスキルセットを持つため、開発スピードが求められるプロジェクトや、新規事業の立ち上げなどで重宝される。
このキャリアを目指すには、プログラミングだけでなく、データベース、クラウド、ネットワークなど、広範囲な技術を習得しなければならない。
SIerにいながら、Web系企業のようなスピード感のある開発に携わりたい人や、技術の全体像を把握して開発をリードしたい人に向いている。
幅広い技術に精通していることは、エンジニアとしての市場価値を大きく高める要因となり、転職市場でも引く手あまたの人材になれる可能性が高い。
2-5.ITコンサルタント
ITコンサルタントは、顧客の経営課題に対してIT技術を用いた解決策を提案し、ビジネスの成長を支援していく。
システム開発の上流工程よりもさらに前段階、経営戦略や業務改革のフェーズから参画することが多い。
SIerで培ったシステム開発の知見を活かしつつ、経営的な視点を持って顧客と対話することが求められるため、非常に高度なスキルが必要となる。
システムエンジニアやプロジェクトマネージャーとして経験を積んだ後、より上流の工程に関わりたいと考える人が目指すキャリアパスの一つだ。
顧客のビジネスに深く入り込み、IT投資の判断材料を提供したり、業務プロセスの改善提案を行ったりすることで、企業の変革をダイレクトに支援できるやりがいがある。
論理的思考力やプレゼンテーション能力が不可欠であり、成果に対するプレッシャーも大きいが、その分年収水準も高い。
技術を手段として捉え、ビジネス課題の解決に注力したい人にとって、目指すべき頂の一つといえる。
3.SIerのキャリアパス実現期間はどのぐらい?
希望するキャリアを実現するためには、どの程度の期間が必要なのか目安を知っておきたい。
もちろん個人の能力や企業の規模によって差はあるが、一般的なSIerにおける成長のタイムラインを把握しておこう。
ここでは、入社後の年数に応じたキャリアの段階について解説していく。
- 1~3年は下積み期間となる
- 3年目以降からマネージャー職
- 5年目以降からスペシャリスト職
3-1.1~3年は下積み期間となる
入社してから最初の3年間は、エンジニアとしての基礎体力をつけるための下積み期間と位置づけられることが多い。
この期間は、プログラミング、テスト、詳細設計といった下流工程の業務を中心に行い、システム開発の現場感を養うことが最優先される。
先輩社員の指導を受けながら、IT技術の基礎知識や業務知識、ビジネスマナーを徹底的に身につける時期だ。
「早く上流工程をやりたい」と焦る気持ちも分かるが、現場の泥臭い作業を知らずして、的確な設計やマネジメントは行えない。
実際に手を動かし、システムが動く仕組みやトラブルシューティングの経験を積むことが、将来のキャリアを支える土台となる。
この期間にどれだけ多くのことを吸収し、自走できるエンジニアになれるかが、その後のキャリアの伸びしろを決定づけるといっても過言ではない。
まずは目の前の業務に全力で取り組み、信頼されるエンジニアを目指していこう。
3-2.3年目以降からマネージャー職
一通りの開発業務を経験し、リーダーシップを発揮できるようになると、早ければ入社3年目頃からチームリーダーやサブリーダーといったマネジメント職を任されるようになる。
数名のメンバーをまとめ、進捗管理や品質管理を行ったり、後輩の指導をしたりしていく。
この段階から、個人の成果だけでなく、チームとしての成果を最大化することが求められる。
小規模なプロジェクトのリーダーを経験しながら、徐々に管理する範囲を広げていき、本格的なプロジェクトマネージャーへの階段を登っていく。
SIerにおいては、技術力だけでなく管理能力が評価の大きなウェイトを占めるようになるため、意識的に視座を高く持つ必要がある。
メンバーのモチベーション管理や、他部署との調整業務など、対人スキルを磨くことがキャリアアップの鍵となる。
マネジメント志向の強い人は、この時期から積極的にリーダー役を買って出ることが望ましい。
3-3.5年目以降からスペシャリスト職
入社5年目以降になると、自身の専門性を確立し、スペシャリストとしての道を歩み始める人が増えてくる。
ITアーキテクトやセキュリティエンジニア、AIエンジニアなど、特定の技術領域において社内でも一目置かれる存在を目指す。
また、プロジェクトマネージャーとしても、より大規模で難易度の高い案件を任されるようになり、キャリアの方向性が明確になってくる時期でもある。
この段階では、社内だけでなく社外でも通用するレベルのスキルや実績が求められる。
高度情報処理技術者試験などの難関資格を取得したり、社外の勉強会で登壇したりするなど、市場価値を高めるための活動も欠かせない。
SIerによっては、マネジメント職とスペシャリスト職で人事評価制度が分かれている場合もあり、自分の適性に合ったコースを選択できる。
どのような専門性を持ってキャリアを築いていくのか、自らの意志で選択し、突き詰めていくフェーズといえる。
4.SIerを目指す際のキャリアの選び方
SIerには多様なキャリアパスが存在するが、自分にとって正解の道は一つではない。自身の価値観や適性を見極め、納得感のある選択をすることが、長く活躍するためには不可欠だ。
ここでは、キャリアを選ぶ際に基準とすべき3つの視点について解説する。
- マネジメント志向か技術志向か
- 高年収を重視するかどうか
- ワークライフバランス重視かどうか
4-1.高年収を重視するかどうか
年収を最優先事項とするのであれば、目指すべき職種や企業はおのずと絞られてくる。
一般的に、ITコンサルタントや大規模プロジェクトを統括するプロジェクトマネージャーは、責任が重い分、給与水準も高い。
特に外資系SIerや大手SIerの上位職種、コンサルティング部門などは、成果に応じた高額な報酬が期待できる。
逆に、運用保守などの定型業務が中心の職種や、下請け構造の下位に位置する企業では、年収の上昇幅が限定的になる。
高年収を目指すなら、上流工程に関われる企業を選び、その中で専門性の高い職種を目指したい。
自分がどの程度の収入を望むのか、そのためにどの程度のリスクを許容できるのかを天秤にかけて考えることが重要だ。
若いうちから高年収を狙うなら、実力主義の評価制度を持つ企業を選ぼう。
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1.システムエンジニアの年収は高い?安い?
システムエンジニアの年収は、一般的に他の職種と比べても高い水準にある。専門的なスキルが求められる分、報酬に反映されやすいためだ。
ここでは、公的なデータをもとに、システムエンジニアの年収について4つのポイントを紹介する。
1-1.システムエンジニアの平均年収
システムエンジニアの平均年収は、一般的に約550万円から600万円前後とされている。参…
4-2.ワークライフバランス重視かどうか
仕事だけでなく、プライベートの時間も大切にするのも、キャリア選びにおいて重要だ。
SIerの中でも、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントは、激務になりやすく、納期前などは残業が増える。
一方、社内SEや運用保守エンジニアなどは、比較的業務量が安定しており、突発的なトラブルがない限り定時で退社しやすい。
また、企業によっても働き方は大きく異なり、フレックス制度やリモートワークが浸透している会社であれば、職種に関わらず柔軟な働き方が可能だ。
自分が理想とするライフスタイルを実現するためには、どの職種を選び、どのような環境の企業に就職すべきかを慎重に見極める必要がある。
バリバリ働いてキャリアアップを目指す時期と、家庭や趣味を優先する時期など、ライフステージに合わせて働き方を変えられる企業を選びたい。
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1.就活生が知りたいシステムエンジニアの残業事情
システムエンジニアの残業事情は、企業の規模や担当する仕事によって大きく異なる。一概に「残業が多い」とは言えないのが現状だ。
ここでは、公的なデータをもとにした平均残業時間や、仕事内容による違いについて詳しく解説する。
1-1.平均の残業時間は16時間
厚生労働省の毎月勤労統計調査によると、情報通信業の月間所定外労働時間は約16時間だ。参…
4-3.マネジメント志向か技術志向か
キャリアを選択する上で最も大きな分岐点となるのが、「人を動かしてプロジェクトを成功させたいか」それとも「自らの技術力で課題を解決したいか」という点だ。
SIerの伝統的なキャリアパスはプロジェクトマネージャーを目指すことであり、組織の中で出世し、大きな裁量権を持ちたいならマネジメント志向が適している。
多くの人と関わり、チームで成果を出すことに喜びを感じるタイプであれば、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントを目指そう。
一方で、技術そのものへの探究心が強く、生涯現役のエンジニアとして手を動かし続けたいのであれば、技術志向のキャリアを選ぶ。
ITアーキテクトなど、専門性を武器にする職種であれば、技術力を評価軸とする企業や部署を選ぶ必要がある。
まずは、自分の興味の対象が「人」に向いているのか、「技術」に向いているのかを自己分析し、方向性を定めることが大切だ。
ただ、各職業のメリット・デメリットを理解していないと、どの職種が自分に向いているのか分からない。そんなときは、ユニゾンキャリアでSIer業界と各エンジニア職種の説明を受けてみるのはいかがだろうか?
5.新卒がSIerのキャリアパスを実現する方法
希望するキャリアパスを描けたとしても、入社する企業選びを間違えてしまうと、その実現は遠のいてしまう。
SIerならどこでも同じキャリアが歩めるわけではないため、企業ごとの特徴を精査することが不可欠だ。
ここでは、新卒が理想のキャリアを実現するためにチェックすべき企業選びのポイントを4つ紹介する。
- 職種別の募集を行うSIerを選ぶ
- 研修体制が充実のSIerを選ぶ
- 技術力が身につくSIerを選ぶ
- キャリアパスが明確なSIerを選ぶ
5-1.職種別の募集を行うSIerを選ぶ
新卒採用において「総合職」として一括採用され、配属ガチャによって希望しない職種に就くリスクを避けるためには、職種別採用を行っている企業を選びたい。
「システムエンジニア」「インフラエンジニア」「ITコンサルタント」など、入社後の職種が確約されている募集であれば、最初から自分の目指すキャリアのレールに乗ることができる。
特にスペシャリスト志向が強い場合、システムエンジニアとして配属されるよりも、専門職として採用された方が、早期から専門スキルを磨くことができる。
ただし、職種別の採用を行っている企業は、選考段階でその職種への適性や熱意を厳しく見られてしまう。
なぜその職種なのか、入社後にどうなりたいのかを明確に語れるように準備しておきたい。
自分のキャリアを他人任せにせず、自分で選び取る意志を持ってエントリーすることが大切だ。
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1.専門職の就活ならSIerがおすすめ
SIer業界は、手に職をつけたいと考える就活生にとって、魅力的な選択肢となる。
多くの企業が新卒採用において「ポテンシャル採用」を行っており、入社時点でのITスキルよりも、論理的思考力やコミュニケーション能力を重視しているからだ。
DXの進展により、IT人材の需要は右肩上がりで増え続けており、SIerで培った経験は市場価値を高める武器になるのは間違いない。
…
5-2.研修体制が充実のSIerを選ぶ
新卒からエンジニアを目指す場合や、しっかりとスキルを身につけたい場合は、研修制度が充実している企業を選びたい。
期間が3ヶ月〜半年程度の長期研修を用意している企業や、配属後もメンター制度やフォローアップ研修がある企業であれば、安心してキャリアをスタートできる。
単にプログラミングを教えるだけでなく、キャリアデザイン研修や資格取得支援など、長期的な成長をサポートする仕組みがあるかどうかもチェックしたい。
特に大手SIerは、教育への投資を惜しまない傾向にあり、独自の研修カリキュラムを持っていることが多い。
研修を通じて同期とのネットワークを築けることも、将来仕事を進める上で財産となる。
企業の採用ページや説明会で、研修の内容や期間、育成方針について確認し、自分が成長できる環境かどうかを見極めよう。
5-3.技術力が身につくSIerを選ぶ
将来的にスペシャリストやフルスタックエンジニアを目指すなら、技術力を重視している企業を選ぼう。
SIerの中には、開発の実作業を協力会社に丸投げし、自社の社員は管理業務しか行わない企業も存在する。
そうした環境では、プログラミングや設計などのスキルが身につかず、技術志向のキャリアパスを描くことが難しくなる。
自社で開発センターを持っていたり、内製化比率が高かったりする企業であれば、若手のうちから開発経験を積むチャンスが多い。
また、最新技術の研究開発部門がある企業や、技術ブログで情報を発信している企業も、技術への感度が高い証拠といえる。
OB・OG訪問などで、「若手がコードを書く機会はあるか」「技術的な勉強会は活発か」といった実態を確認することをおすすめしたい。
5-4.キャリアパスが明確なSIerを選ぶ
企業として多様なキャリアパスを用意し、それを社員に提示しているかどうかも重要な判断基準だ。
「マネジメントコース」と「スペシャリストコース」の複線型人事制度を導入している企業であれば、管理職にならなくても給与が上がる仕組みが整っているため、技術を突き詰めたい人でも安心して働ける。
また、社内公募制度やFA制度など、自分の意志で異動や職種転換を希望できる制度があるかどうかも確認しておきたい。
キャリアパスが明確な企業は、社員一人ひとりのキャリア自律を促す風土があり、定期的なキャリア面談などで上司が相談に乗ってくれることが多い。
自分が目指すロールモデルとなる先輩社員がいるかどうかも、その企業でキャリアを実現できるかどうかの目安になる。
採用サイトの「社員紹介」や「キャリアパス紹介」のページを読み、キャリアの事例を探してみよう。
もし君がいち早く成長したいと考えているのなら、ユニゾンキャリアが君に合ったキャリアプランを紹介する。キャリアプランの提案がほしい人は、以下のボタンから無料相談を行おう。
6.就活生がキャリアパスを面接に活かす場面
キャリアパスについて深く考えることは、自分自身の将来のためだけでなく、就活の選考突破に直結する強力な武器になる。
面接官に対して、将来を見据えて行動している姿勢を示すことで、志望度の高さや定着性をアピールできるからだ。
ここでは、具体的にどのような場面でキャリアパスの考えを活かせるかを解説する。
- キャリアプランについて聞かれたとき
- 志望動機や自己PRの内容に含めるとき
- 逆質問で入社意欲をアピールするとき
6-1.キャリアプランについて聞かれたとき
面接で「入社後、どのように活躍したいですか?」と聞かれた際、具体的なキャリアパスを話せると、高い評価を得られる。
単に「頑張ります」「リーダーになりたいです」と答えるだけでなく、以下のように、時系列と役割を語ることが重要だ
「まずはシステムエンジニアとして開発経験を積み、5年後には小規模プロジェクトのプロジェクトリーダーを任されるようになりたい。将来的には大規模案件を統括するPMとして、貴社の〇〇事業の中核を担いたい」
これにより、企業研究をしっかり行っていることや、自分の成長イメージを持っていることが伝わる。
また、その企業が提供できるキャリアパスと、学生の希望が合致しているかを確認する意図もあるため、企業の制度や実績を踏まえた現実的なプランを語るようにしよう。
夢を語るだけでなく、それを実現するためのステップまで考えていることが、論理的思考力の証明にもなる。
6-2.志望動機や自己PRの内容に含めるとき
志望動機の中にキャリアパスの視点を組み込むことで、その企業でなければならない理由を補強できる。
例えば、以下のように伝えれば、企業の特徴と自分の強みがリンクし、説得力が増す。
「貴社はスペシャリストコースが確立されており、高い技術力を追求できる環境に魅力を感じた。私が学生時代に培った〇〇の技術を活かし、アーキテクトとして貢献したい」
自己PRにおいても、「目標から逆算して行動できる」という強みをアピールする際に、自身のキャリアプラン作成のエピソードを交えるのも有効だ。
将来の目標のために今何をすべきかを考え、資格取得やプログラミング学習に取り組んでいることを伝えれば、計画性や実行力をアピールできる。
キャリアパスを軸にすることで、一貫性のあるストーリーを展開でき、面接官の記憶に残りやすくなる。
6-3.逆質問で入社意欲をアピールするとき
面接の最後にある「逆質問」は、単なる疑問解消の場ではなく、自分を売り込むチャンスだ。
ここでキャリアパスに関連する質問をすることで、入社後の働く姿をイメージしているという熱意をアピールできる。
- 御社でPMとして活躍されている方は、若手のうちにどのような経験を積まれていますか?
- スペシャリストコースに進むために、今のうちから勉強しておくべきことはありますか?
これらの質問は、面接官に対して「この学生は長く活躍してくれそうだ」という期待感を持たせることにつながる。
また、現場のリアルなキャリアの実例を聞き出すことで、自分が入社した後のミスマッチを防ぐための情報収集にもなる。
ホームページを見れば分かるような質問ではなく、自分のキャリアに関連づけた深みのある質問を用意しておこう。
7.面接で使える新卒のキャリアプラン5選
具体的な回答イメージを持つために、職種別のキャリアプラン回答例を用意した。これらをそのまま使うのではなく、自分の経験や言葉に合わせてカスタマイズし、オリジナルの回答を作り上げてほしい。それぞれの回答におけるポイントについても解説する。
- システムエンジニアの回答例
- プロジェクトマネージャーの回答例
- ITアーキテクトの回答例
- フルスタックエンジニアの回答例
- ITコンサルタントの回答例
7-1.システムエンジニアの回答例
【例文】
私は将来、顧客の潜在的なニーズを引き出し、技術で解決策を具現化できるシステムエンジニアになりたいと考えています。入社後3年間は、プログラミングや詳細設計などの下流工程を通じて、システム開発の基礎能力を徹底的に身につけます。技術的な裏付けがない提案は説得力に欠けるため、まずは作り手としての視点を養うことが重要だと考えています。5年目を目処に、顧客折衝を行う上流工程を担当し、要件定義などのフェーズで信頼されるエンジニアを目指します。将来的には、技術力と提案力の両方を兼ね備えたリーダーとして、チームを牽引し、貴社の顧客満足度向上に貢献したいです。
この回答の優れた点は、キャリアを段階的に捉えていることだ。
多くの学生がいきなり「上流工程をやりたい」と語る中で、まずは「作り手」としての基礎能力を身につける重要性を理解している姿勢は、面接官に安心感を与える。
技術的な裏付けがあってこそ、説得力のある提案ができるというロジックは評価が高い。
さらに、5年後、将来的という時間軸で役割を明確にしているため、長く働くイメージを持ってもらいやすくなる。
自分の成長だけでなく、それが企業の顧客満足度にどう貢献するかまで言及できている点も好印象だ。
その上で、顧客との対話能力と技術力の両輪を重視している点は、SIerが求める理想的なエンジニア像と合致している。
システムエンジニアとして着実にスキルアップし、組織の中核を担いたいという堅実な熱意が伝わる内容になっている。
7-2.プロジェクトマネージャーの回答例
【例文】
私は、大規模なシステム開発プロジェクトを成功に導くプロジェクトマネージャーになることを目標としています。入社後はまず開発現場でエンジニアとしての経験を積み、現場のメンバーがどのような課題に直面するかを肌感覚で理解したいと考えています。3年後にはチームリーダーとして、小規模なチームのマネジメントを経験し、進捗管理やメンバー育成のスキルを磨きます。そして10年後には、数十人規模のプロジェクトを統括するプロジェクトマネージャーとなり、品質を管理しながら、顧客のビジネス成功に直結するシステムを提供したいです。大学時代のサークル長としての経験で培った調整力を活かし、円滑なプロジェクト運営に貢献します。
プロジェクトマネージャー志望の場合、リーダーシップ経験とセットで語ることが非常に有効になる。
学生時代の経験を根拠にすることで、マネジメントへの適性があることを自然にアピールできるからだ。
また、いきなり管理職になるのではなく、現場理解を深める期間を設けている点が評価ポイントとなる。
さらに、「現場のメンバーが直面する課題を理解したい」という視点は、メンバーから信頼されるプロジェクトマネージャーに必要な資質といえる。
独りよがりな管理ではなく、チーム全体を俯瞰しようとする姿勢が伝わるだろう。
しかも、具体的な規模感(人数など)や10年後という長期的なスパンを出すことで、ビジョンの明確さを示している。
SIerの主要なキャリアパスであるプロジェクトマネージャーを目指す覚悟と、それを実現するための現実的なステップが描かれている回答例だ。
7-3.ITアーキテクトの回答例
【例文】
私は技術のスペシャリストとして、最適なシステム構造を設計するITアーキテクトを目指しています。入社後は、JavaやPythonなどのプログラミングスキルを磨くだけでなく、データベースやネットワーク、クラウドインフラなど、システムを構成する要素技術を幅広く習得します。特に貴社が強みを持つクラウド領域においては、AWS認定資格の取得などを通じて専門性を高めていきたいです。5年後には、アーキテクチャ設計の補助業務に携わり、パフォーマンスやセキュリティを考慮した設計思想を学びます。将来的には、顧客のビジネス要件に対して、最新技術を組み合わせた最適なアーキテクチャを提案できる存在になりたいです。
ITアーキテクトは専門性が高いため、具体的な学習意欲や技術領域に触れることが重要だ。
「広く深い知識」が必要であることを理解していることを示しつつ、企業の強み(クラウドなど)に合わせた学習プランを提示することで、志望度の高さもアピールできる。
さらに、プログラミングだけでなく、インフラやネットワークも含めた全体像を把握しようとする姿勢は、ITアーキテクトとしての素養を感じさせる。
特定の技術に固執するのではなく、ビジネス要件を満たすために最適な技術を選定するという視点を持っている点も素晴らしい。
その上で、資格取得などの具体的なアクションプランを盛り込むことで、口先だけでなく実際に行動できる人材であることを証明している。
技術的な側面から企業の競争力を高めたいという貢献意欲も、伝わる内容となっている。
7-4.フルスタックエンジニアの回答例
【例文】
私は、フロントエンドからインフラまで、システム開発の全領域を一気通貫で担当できるフルスタックエンジニアになりたいです。貴社が推進しているアジャイル開発のプロジェクトに参加し、まずは得意なバックエンド開発で貢献しながら、フロントエンドやクラウド構築のスキルも実務を通じて吸収していきます。技術の壁を作らず、どのような課題にも技術で対応できる柔軟性を持ちたいと考えています。3年後には、サービスの機能追加や改修を一人で完結できるレベルになり、開発スピードの向上に貢献します。将来的には、技術選定から実装までをリードできるテックリードとして、チームの技術力底上げにも関わっていきたいです。
SIerでフルスタックを目指す場合、アジャイル開発や内製化支援など、それが求められる環境があることを前提に話す必要がある。
「何でもやりたい」という散漫な印象にならないよう、得意領域を軸に広げていくというスタンスが好印象だ。
さらに、フルスタックエンジニアを目指す理由として「開発スピードの向上」や「柔軟な対応力」を挙げている点は、ビジネス視点を持っていることの証明になる。
単なる技術マニアではなく、事業貢献のために技術幅を広げたいという目的意識が明確だからだ。
しかも、将来的にはテックリードとして組織に還元するという視点も入っているため、チームプレイヤーとしての資質もアピールできる。
技術の変化が激しい現代において、自ら学び領域を広げていける人材は、どの企業でも重宝される。
7-5.ITコンサルタントの回答例
【例文】
私は、ITを手段として顧客の経営課題を解決するITコンサルタントを目指しています。コンサルタントといえども、システムの実現可能性を判断できなければ絵に描いた餅になってしまうため、入社後はシステムエンジニアとして開発の現場を知ることから始めます。実際の開発プロセスや技術的な制約を理解した上で、5年後を目処にコンサルティング部門への異動や、上流工程のプロジェクトへの参画を希望します。現場感を持ったコンサルタントとして、顧客にとって本当に価値のある、実現可能なIT戦略を提案できるようになりたいです。貴社の〇〇業界における豊富なノウハウを吸収し、業界のDXを推進する人材になります。
コンサル志望の新卒に対して、企業は「現場を知らない頭でっかち」になることを懸念する。
そのため、あえて開発現場での経験を重視していることを伝えることで、地に足の着いたキャリアプランであることをアピールしたい。
さらに、技術的な制約を理解した上で提案するという姿勢は、SIer系のコンサルタントならではの強みとなる。
実現不可能な提案で現場を混乱させることなく、顧客と開発チームの架け橋になれる人材だと評価されるだろう。
その上で、業界特化型のSIerであれば、その業界への貢献意欲を混ぜるとより効果的だ。
業界知識とIT知識を掛け合わせることで、代替できない人材になりたいという考え方は、面接官に印象を残すことができる。
8.SIerを目指す就活生からのよくある質問
SIerのキャリアに関して、就活生が抱きがちな不安や疑問に回答する。ネガティブな噂に惑わされず、正しい情報を元に判断することが大切だ。
ここでは、以下の3つの質問について解説していく。
- SIerの仕事はなくなりませんか?
- SIerはやめとけって本当ですか?
- SIerは30代でマネージャーになれますか?
8-1.SIerの仕事はなくなりませんか?
結論から言えば、SIerの仕事が完全になくなることはないと言い切れる!
「クラウドの普及でSIerは不要になる」という意見もあるが、現実は異なる。日本の多くの企業にとって、自社でシステムを内製化することはハードルが高い。
コストや専門人材の確保が難しいため、外部のプロに頼る構造は変わらないからだ。
さらに、既存システムの保守運用や、DX推進のための新たな開発需要は尽きない。SIerが担う役割は、時代に合わせて形を変えながらも続いていくはずだ。
ただし、単に言われたものを作るだけの下請け型ビジネスは厳しくなる可能性がある。
そのため、顧客の課題に対して提案力や技術力で応えられるSIerを選びたい。変化に対応できる企業であれば、エンジニアとしての将来性も十分に担保されるだろう。
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1.システムエンジニアはなくなることはない
まず結論からいうと、システムエンジニアの仕事がなくなることはない!
ここでは、なぜシステムエンジニアが必要とされ続けるのか、その理由を以下の3つに分けて解説していく。
1-1.直近はDX需要拡大で深刻な人手不足
近年は企業のDX推進が加速しており、システムエンジニアの需要は供給をはるかに上回っている。
多くの企業が業務効率化や新サービス開発…
8-2.SIerはやめとけって本当ですか?
ネット上の「やめとけ」という意見は、一部の企業を指していることが多い。
主に多重下請け構造の下位に位置する企業や、古い体質の企業の環境が要因だ。単純作業の繰り返しでスキルが身につかなかったり、給与が低かったりする場合がある。
しかし、SIer業界全体がそのような状況であるわけではないことは理解してほしい。
大手SIerやプライム案件を扱う企業であれば、状況は全く異なるといえる。給与水準も高く、福利厚生も充実しており、安定したキャリアを築くことができる。
さらに、大規模なプロジェクトに関わるやりがいは、他では得がたい経験となる。「SIer」と一括りにせず、個々の企業の商流や労働環境をしっかりと見極めるべきだ。
正しい情報をもとに企業を選べば、SIerは決して避けるべき業界ではない。
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1.システムエンジニアはやめとけの真実
「やめとけ」と言われる背景を、正しく知る必要がある。
仕事の厳しさはどの職種にも存在するが、IT業界特有の事情があるからだ。情報の偏りが、ネガティブなイメージを増幅させている側面もある。
情報の出所や性質を理解することで、冷静に業界を見極められるだろう。この噂の真実として、以下の2点が挙げられる。
1-1.ほぼ全職種でやめとけと言われる
インタ…
8-3.SIerは30代でマネージャーになれますか?
結論として、30代でマネージャーになることは十分に可能だ。
SIerは年功序列のイメージがあるかもしれないが、近年は実力主義が浸透している。20代後半から30代前半でプロジェクトマネージャーや管理職に抜擢されることもある。
特に、積極的にリーダー経験を積み、顧客からの信頼を得られる人材は評価されやすい。若くして責任あるポジションを任されるチャンスは、意外にも多く転がっている。
さらに、マネジメント能力は年齢に関係なく、経験と実績で証明できるスキルだ。
早期のキャリアアップを目指すなら、若手の登用に積極的な企業を選ぶと良い。
その上で、入社後早い段階からリーダーシップを発揮する姿勢を見せよう。成長中の企業であればポストも増えるため、昇進の機会はさらに広がる。
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4.8
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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9.優良SIer企業からの内定獲得ならユニゾンキャリア
SIerでの理想的なキャリアパスを実現するためには、最初の企業選びが何よりも重要だ。
しかし、数あるSIerの中から、自分の志向に合い、かつ成長できる優良企業を見つけ出すのは容易ではない。
ユニゾンキャリアは、IT業界専門の就活エージェントとして、君のキャリアプランに最適な企業を紹介できる。
ネットの情報だけでは分からない、企業の内情やキャリアの実例を知りたいなら、ぜひユニゾンキャリアを使ってほしい。
9-1.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー①
成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください
病気の治療に欠かせない医療機器の研究などを行える大学に入り、大学で学んだことを活かしたいと思ったので、医療業界でエンジニアになりたいなと思ったことがきっかけです。
ただ、実際に就活を進めてみると難しかったです。面接の時に「ITはどんなことを勉強していますか?」と聞かれることがあったんですが、全然答えられなくて…。
それで、プログラミングの勉強を始めたんですが、思ったよりも面白かったんですよね。
勉強を進めていく中で、「別に医療を絡める必要もないな」と思うようになって、IT業界に絞って就活を進めるようになりました!
ぶっちゃけユニゾンキャリア以外も就活エージェントは利用していましたか?
はい、使ってました(笑)
ただ、以前使っていた就活エージェントさんは、相談させてもらっている途中で音信不通になって、全然連絡が取れなくなったんです。
正直、就活エージェントの印象はかなり悪くなっていたんですけど、どうすれば面接に通るのか分からなかったので、ユニゾンキャリアさんを利用することにしました。
利用してみると、担当キャリアアドバイザーの橋本さんはすごく親身に相談に乗ってくれて。
「めちゃめちゃ良い人だな。この人だったら頼ってもいいのかな」と思うようになりました!
面接対策は本番で役に立ちましたか?
はい、役立ちました!
面接本番でも橋本さんにピックアップしてもらった質問ばかり聞かれて、あらかじめ考えた回答を話すだけで良かったんです。
例えば、これまで困っていた「なんでIT業界を目指すようになったんですか?」という質問にもしっかり答えられました。
振り返ってみて、本当に的確な面接対策をしてもらえたんだなあと思いましたね。
9-2.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー②
成功者インタビューより
元々ITに興味があったんですか?
そうですね、中学生の時にエンジニアが不足しているっていうニュースを見た時からなんとなく興味があって。
いまの大学を選んだ理由も、もともとITと経済学の両方に興味があって、そのどっちも学べる環境だったからなんです。
大学に入ってからは自由な時間が増えたので、色々とITの勉強をしてました。
せっかくパソコンを買ったから、レポート作成に使うだけじゃもったいないと思って、HTML※でWebサイトを模写する練習をしたりして。
あと、ChatGPTが登場したタイミングで、これは面白いなと思って色々触ってみたりしてました。
本格的に学ぶってほどではなかったんですけど、ITにはずっと興味がありましたね。
※HTML…Webページの見出しや段落、リンクや画像などの構造や内容を定義するために使われる言語。
ユニゾンキャリアを利用しようと思った理由はなんですか?
公務員になろうと思っていたので、いざIT業界に進もうと決めても、民間の就活ってどう進めたらいいかあんまり分かってなかったんです。
正直、公務員試験を受ければいいやっていう思いがそれまであったので、あまり就活への意欲が高くなくて。
だから、志望動機の書き方とか、自己PRの仕方とか、あまり知らなくて。あと、大学で独学もしてたんですけど、実際通用するものなのかな?っていう不安もありました。
だから、もう「就活のプロに任せちゃおうかな」っていう。自分でイチから色々調べるより、早く就活が進むかなと思ってユニゾンキャリアさんを利用しました。
最後にユニゾンキャリアを利用してここが良かったな、という点を教えてください!
本当に、一からステップを踏んで、丁寧にサポートしてもらったのが良かったなと思います!
ひとりで就活をやろうとすると、「まず何やっていいか」をそこから調べなきゃいけないんですけど、竹内さんが全部教えてくれたのがありがたかったです。
「調べる」っていうステップを省いて、やるべき流れを教えていただいて、その通りにやったら実際に内定まで行けたんで。
僕みたいに、就活の進め方が分からないっていう人は、自分で無理にやるんじゃなくて、プロに頼んだほうが、絶対良いと思います。
そういう意味でも、すごい良かったというか、自分には合ってたなと。
正直、最初にユニゾンキャリアさんに相談したときは「ITに行けたら良いな」くらいではあったので、無事就活を終えられて本当に良かったです。ありがとうございました!
ユニゾンキャリアは、君がエンジニアとして長く活躍できる未来を作るためのパートナーだ。
一人で完璧なキャリアプランを描くのは難しいが、プロと一緒なら確実な道筋が見えてくる!
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