記事の概要
SIerは、「やめとけ」「オワコン」と揶揄されることがあるが、企業のDX推進やクラウド化の加速により、需要は拡大し続けているのが現状だ。
AIの台頭で単純作業は減るものの、顧客の課題を解決するシステム開発の需要はなくならない。
むしろ、高度な技術力やコンサルティング能力を持つSIerの価値は、以前よりも高まっている。
この記事では、SIerの将来性や課題、生き残る企業の特徴を解説していく。
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1.SIerとはどんな企業?
SIerは、企業の課題を解決するためにITシステムを提供する「課題解決のプロ」だ。
銀行のATMシステムやコンビニのPOSレジ、企業の給与計算システムなど、社会を支えるあらゆるシステムの裏側にはSIerの存在がある。
ここでは、SIerの基本から年収事情まで、就活生が知っておくべきポイントを4つに絞って解説していく。
1-1.顧客のシステム開発を行う
SIerの最大の特徴は、自…
1.SIer全体の将来性は明るいが…
SIerへの就職を検討する際、将来性を不安視する声が耳に入ることは多いかもしれない。
しかし、IT業界全体の成長や企業のDX推進を背景に、SIerの需要は依然として高い水準にある。
ここでは、業界の成長性と、その一方で淘汰される企業の存在について解説する。
1-1.IT業界は今後も成長が続く産業
IT業界は、現在も急速な成長を続けている産業の一つだ。
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進やクラウドサービスの普及により、システム開発の需要は右肩上がりで増加している。
特に、AIやIoTといった先端技術の活用が進む中で、これらをシステムに組み込み、ビジネス価値を生み出すSIerの需要は高い。
経済産業省の調査でも、IT人材の不足が指摘されており、仕事がなくなるどころか、供給が追いつかない状況が続くと予測される。
また、IT技術への依存度は年々高まっており、システムなくしては企業の経済活動が成り立たないレベルに達していると言える。
市場全体が拡大傾向にあるため、SIerというビジネスモデル自体がすぐに崩壊することは考えにくい。
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1.IT業界の将来性は今後どうなる?
IT業界の将来性を考えるには、まず現状を正確に把握することが重要である。
ここでは「需要の高さ」「目覚ましい成長と市場の変化」「変化し続ける歴史」という3つの視点から、IT業界が持つ無限の可能性をひも解く。
1-1.IT業界の現時点での需要
IT業界の需要は、今まさに「極めて高い」状態が続いている。
経済産業省の調査によると、2030年には最大で約79万人ものIT人…
1-2.経営力がない企業はなくなる
業界全体が成長していても、すべてのSIerが安泰というわけではない。
技術革新のスピードが速いIT業界において、変化に対応できない企業は淘汰される運命にある。
特に、ビジネスモデルに依存し、付加価値の高い提案ができない企業や、社員のスキルアップに投資しない企業は、顧客から選ばれなくなる恐れがある。
また、下請け構造の末端で、単なる労働力の提供に終始している企業も、AIによる自動化の影響を強く受ける。
変化を恐れて現状維持を選ぶ企業は、競争力を失い、今後無くなっていく可能性は高い。
将来性のあるSIerを見極めるには、企業の強みや、環境変化への対応を確認することが不可欠だ。
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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2.今後もSIer全体が伸びていく理由5選
AIの進化によって仕事が奪われるという懸念はあるものの、SIerが果たす役割は依然として大きい。むしろ、社会のデジタル化が進むにつれて、その重要性は増していると言える。
ここでは、なぜ今後もSIerが必要とされ続けるのか、その理由を5つ挙げる。
- 大型案件はSIerしか請け負えない
- 非IT企業ではAIの有効活用が難しい
- 政府がDXを徹底サポートしている
- 日本はまだまだアナログが多い
- SIerがITコンサル領域にも進出
2-1.大型案件はSIerしか請け負えない
金融機関や官公庁のシステムなど、社会インフラを支える大規模なシステム開発は、SIerの独壇場だ。
こうした巨大プロジェクトには、数百人から数千人規模のエンジニアと、長期間にわたる開発・運用体制が必要となる。
そのため、ベンチャー企業やフリーランスでは、これだけのリソースと信頼性を確保することは困難だ。
大手SIerは、豊富な資金力と組織力、そして長年培ってきたプロジェクト管理のノウハウを持っている。
そのため、失敗が許されないミッションクリティカルな領域では、確かな実績と信頼を持つ大手SIerへ依頼されるのは当然と言える。
社会が安定して機能するために不可欠なシステムを担っている以上、SIerの需要が急になくなることは考えにくい。
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1.就活生が知るべきSIer業界の基本情報
SIer業界は、社会のITインフラを支える役割を担っている。SIer業界の全体像やビジネスモデルは、複雑で分かりにくい。
ここでは、業界を理解するために不可欠な3つの基本情報を解説していく。これらの知識は、企業研究を進めたり、自分に合う企業を見極めたりするうえで役立つ。
1-1.SIerの中にはSESを含む企業がある
SIerとSESは、契約形態が本質的に異なるビジネ…
2-2.非IT企業ではAIの有効活用が難しい
多くの一般企業にとって、AIを自社のビジネスに効果的に導入するのは容易ではない。
AIはあくまでツールであり、それをどの業務に適用し、どのようなシステムと連携させるかという設計が重要になるからだ。
単にAIを導入するだけでなく、既存システムとの統合や運用までサポートできるSIerは、顧客にとって頼れるパートナーとなる。
また、非IT企業には、AI活用のノウハウやエンジニアが不足している場合が多い。
そこで、顧客の業務内容を深く理解し、最適なAIソリューションを提案・実装できるSIerが必要とされる。
現場の社員が使いやすいようにカスタマイズし、定着させるまでサポートできるSIerの需要は依然として高い。
2-3.政府がDXを徹底サポートしている
日本政府は、「デジタル田園都市国家構想」などを掲げ、国を挙げてDXを推進している。
政府のDX推進により、行政手続きのオンライン化やマイナンバーカードの普及、医療・教育分野でのデータ活用など、官民双方でデジタル化への投資が活発化している。
こうした国策レベルのプロジェクトには、SIerの技術力と実行力が不可欠となる。政府からの強力な後押しがあることは、SIer業界にとって大きな追い風だ。
予算が投じられ、新たなシステム開発の案件が継続的に発生するため、業界全体の活性化につながると期待できる。
デジタル庁の創設をはじめ、国全体でIT化を進める動きは、今後数十年単位で続くと見込まれ、今後もSIer全体が伸びていく可能性は高い。
2-4.日本はまだまだアナログが多い
世界的に見て、日本のデジタル化は遅れていると言われることが多い。
中小企業を中心に、依然として紙の書類やFAX、ハンコといったアナログな業務慣習が根強く残っているのが現状だ。
これは裏を返せば、SIerにとって開拓の余地が十分にあることを意味する。
業務効率化や生産性向上のために、システム導入を検討する企業は後を絶たない。
既存のアナログ業務を整理し、デジタル技術を用いて最適化するSIerの仕事は、日本の産業全体の底上げに貢献する重要な役割を担っていると言える。
アナログな業務をITに置き換えるだけでも膨大な需要があり、SIerが活躍できるフィールドは依然として広い。
2-5.SIerがITコンサル領域にも進出
近年では、顧客の経営課題を解決するための提案を行う「ITコンサルティング」の領域に進出する企業が増えている。
従来のSIerは、顧客から言われた通りのシステムを作る「受託開発」がメインだったことを考えると、SIer全体に大きな変化が起きている。
単なるシステム構築だけでなく、ビジネスの企画段階から参画し、DX戦略の立案や業務改革まで支援するようになった。
これにより、SIerは顧客にとっての「単なる業者」から「ビジネスパートナー」へと進化している。
立場が変わり、上流工程から深く関わることで、より高い付加価値を提供し、収益性を高めることが可能になった。
顧客と共にビジネスを創出するパートナーとしての地位を確立できれば、景気の波にも左右されにくい。
3.就活生が知っておきたいSIerの課題
将来性が期待されるSIerだが、同時にいくつかの課題も抱えている。業界全体が過渡期にある中で、就活生としてこれらの問題点を理解しておくことは重要だ。
ここでは、SIerが直面している主な3つの課題について解説する。
- 多重下請け構造が定着
- 残業は減少傾向だが道半ば
- クラウド移行への対応遅れ
3-1.多重下請け構造が定着
IT業界、特にSIer業界には「多重下請け構造」という根深い問題が存在する。
これは、元請け企業が案件を受注し、それを下請け、孫請けへと流していくピラミッド型の構造だ。
下層に行くほど報酬が低くなり、納期や仕様のしわ寄せを受けやすくなる傾向がある。
この構造の中にいると、エンジニアは単なる作業要員として扱われ、スキルアップの機会や適正な評価を得られないことも多い。
そのため、自分のキャリアを守るためにも、企業研究の段階で取引先や開発実績をしっかりと調べる必要がある。
就活では、志望する企業がこの商流のどの位置にいるのか、またプライム(一次請け)案件の比率を確認することが大切だ。
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1.多重下請け構造とは?
多重下請け構造とは、クライアントから仕事を受け、企画した会社が、その仕事を別の会社に頼み、さらにその会社が別の会社に頼む…というように、仕事が何段階も下の会社へと流れていく産業の仕組みを指す。
ちょうどピラミッドのような形になる。
IT業界では特にこの仕組みが当たり前になっており、一番上にはクライアントと直接契約を結ぶ「元請け」の会社がいる。
一見する…
3-2.残業は減少傾向だが道半ば
SIerは働き方改革が進み、多くの企業で労働環境は改善されつつある。
かつてIT業界は「3K(きつい・帰れない・給料が安い)」と呼ばれ、長時間労働が常態化していたことを考えると、働きやすくなったと言ってよい。
しかし、納期間近の繁忙期やシステムトラブルが発生した際には、依然として残業が発生しやすいのも事実だ
特に、顧客の要望による仕様変更や、開発工程の遅れを取り戻すための無理なスケジュールが、エンジニアの負担になることもある。
平均残業時間や有給消化率などのデータを確認し、ワークライフバランスへの取り組みが進んでいる企業を選ぶ必要がある。
企業選びの際には、平均残業時間だけでなく、繁忙期の対応や振替休日の取得状況なども確認しておきたい。
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1.SIerには残業が少ない企業が多い
近年の働き方改革やコンプライアンス意識の高まりにより、労働環境は改善されている。
特に大手企業やそのグループ会社では、徹底した労務管理が行われており、無理な残業を強いることは少なくなった。
働き方改革の推進により、残業時間の上限が法律で明確に定められ、有給休暇の取得も義務化されるようになった。
また、IT業界全体で深刻化する人手不足も、企業が環…
3-3.クラウド移行への対応遅れ
クラウドサービスの利用が拡大し、SIerにも変化が求められている。
もちろん、セキュリティ重視のシステムなど、オンプレミス(自社運用)型が必要な場面は依然として多い。
しかし、顧客企業のシステムをクラウドへ移行する需要は急速に高まっているのが現状だ。
具体的には、AWSやSalesforceといったクラウドサービスを活用した開発案件が増えている。
そのため、従来のオンプレミス開発に加え、クラウドネイティブな開発にも対応できるスキルが不可欠となってきた。
古い技術や手法だけに固執していると、市場での競争力を失う。これからSIerを目指すなら、クラウド技術の習得に積極的な企業を選ぶことが大切になる。
入社後も新しい技術を学び続ける姿勢を持てば、どんな環境でも活躍できるエンジニアになれる。
4.こんなSIerには将来性がない…
数あるSIerの中には、残念ながら将来性が乏しい企業も存在する。入社後に後悔しないためにも、避けるべき企業の特徴を知っておこう。
ここでは、将来性が危ぶまれるSIerに見られる5つの特徴を挙げる。
- 小規模の仕事しかない
- 実はSESや派遣がメイン
- 技術力や企画力がない
- AIに代替可能な業務が多い
- スキルが身につかない
4-1.小規模の仕事しかない
小規模なシステムの改修や保守・運用ばかりを請け負っているSIerは、成長性に限界がある。
大規模なシステム開発に携わる機会がないと、エンジニアとしての視野が広がらず、プロジェクトマネジメントなどの上流工程のスキルも身につかないからだ。
小規模案件は単価が低いことが多く、社員の給料アップや教育への投資が難しくなるという悪循環に陥るリスクがある。
このように、小規模の仕事しかないSIerに就職すると、エンジニアとしての市場価値が上がらず、転職しようとしてもアピールできる実績がないという事態になりかねない。
企業のホームページなどで実績を確認し、どのような規模の案件を扱っているかチェックすることをおすすめする。
4-2.実はSESや派遣がメイン
「SIer」を名乗っていても、実態はエンジニアを客先に常駐させるSES(システムエンジニアリングサービス)や人材派遣がメインの企業もある。
もちろんSESの優良企業も存在するが、中には「案件ガチャ」と呼ばれるように、配属先によって業務内容や環境が大きく左右されるケースがある。
SESや派遣では、配属先が変わるたびに人間関係やルールを一から覚え直す必要があり、精神的な負担を感じる人も少なくない。
また、自社にノウハウが蓄積されにくく、帰属意識も希薄になりがちだ。
そのため、就活では自社開発や受託開発の比率、そしてエンジニアのキャリア形成に対する支援体制を確認したい。
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1.就活生が知るべきSESの世界
SESという働き方は、ネガティブなイメージとIT業界を支える重要な役割という、二つの側面を持っている。
「客先常駐」や「多重下請け」といった言葉から良くない印象を持つかもしれないけど、その背景と実態を正しく知ることが大切だ。
ここでは、SESの世界を深く理解するために、以下の3つのポイントを解説していく。
1-1.SESがIT業界の根幹を支えている
SESは、日本の…
4-3.技術力や企画力がない
顧客の要望をただそのまま形にするだけの「御用聞き」のようなSIerは、今後生き残るのが難しくなる。
IT技術が一般化し、誰でも簡単にシステムを作れる時代になりつつあるからだ。
これからのSIerに求められるのは、顧客のビジネスを深く理解し、ITを使ってどのように課題を解決するかという「提案力」や「企画力」だ。
また、技術面でも、既存の技術を使い回すだけでなく、新しい技術を積極的に取り入れようとする姿勢も欠かせない。
一方、「言われたことしかやらない」という受け身の姿勢しかないSIerは、AIや安価なオフショア開発(海外開発)に仕事を奪われてしまう。
技術力や企画力がある企業を見極めるには、技術ブログの発信頻度や、社内勉強会の開催状況などを参考にしよう。
4-4.AIに代替可能な業務が多い
単純なプログラミングやテスト項目をこなすだけの「労働力提供」に依存しているSIerは、AIに代替される可能性が高い。
生成AIは、定型的なコード記述やデバッグ作業を人間よりも圧倒的な速さで処理できるため、単純作業を人海戦術でこなすビジネスモデルは通用しなくなるからだ。
顧客は今後、単なる作業代行ではなく、AIを活用した提案や効率的な開発ができるかをSIerに求めるようになる。
裏を返せば、時代の変化に適応できず、旧態依然のモデルに固執する企業は、急速にその存在意義を失っていくことになる。
AIをただのツールとして扱うだけでなく、それを前提とした新しい開発体制や付加価値の提供にシフトできていない企業は、避けたほうが無難だ。
4-5.スキルが身につかない
何年も同じシステムの運用監視や、枯れた技術での保守作業ばかりを社員に強いるSIerにも将来性がない。
技術革新が激しいIT業界において、社員の技術力をアップデートできない企業は、いずれ高単価な案件を受注できなくなり、ジリ貧に陥る運命にあるからだ。
社員を単なる「稼働枠」として扱い、長期的な育成を放棄しているSIerには、次世代のシステム開発を担う力は残っていない。
結果として、会社全体の競争力が低下し、時代の変化とともに市場から淘汰されていく可能性が高い。
そのため、企業研究の際は、会社全体で技術力を高めようとする仕組みや風土があるかを、細かくチェックする必要がある。
5.新卒で入りたい将来性のあるSIerの特徴
せっかく新卒で入社するなら、長く働き続けられ、自分自身も成長できる企業を選びたいものだ。将来性のあるSIerには、共通するいくつかの特徴がある。
ここでは、企業選びの指針となる4つのポイントを紹介する。
- 競合に負けない得意分野がある
- キャリアパスが明確になっている
- 平均年収が高く上昇傾向にある
- 研究開発や新規事業を行っている
5-1.競合に負けない得意分野がある
特定の業界や技術領域において、他社にはない強みを持っているSIerは強い。
例えば、「金融系のシステムならこの会社」「物流業界のDXならお任せ」といった確固たる地位を築いている企業だ。
特定の業務知識と技術力を掛け合わせることで、顧客に対して深い提案ができるようになり、競合他社との差別化が可能になる。
また、独自のパッケージソフトを持っている場合も、収益基盤が安定しやすい。強みがあることで価格競争に巻き込まれにくくなり、利益率の高いビジネスを持続することが可能になる。
企業研究の際は、その会社が「どの分野に強いのか」という点を確認し、将来性を見極めよう。
5-2.キャリアパスが明確になっている
社員の成長を大切にする企業は、将来のキャリアパスを明確に示していることが多い。
技術を極める「スペシャリスト」、プロジェクトを管理する「プロジェクトマネージャー」、組織を統括する「マネジメント」など、様々な選択肢が用意されている。
また、定期的な面談でキャリアの希望を聞いてくれたり、必要な研修や資格取得支援が充実していたりするかも重要だ。
ロールモデルとなる先輩社員がいるかどうかも、自分の将来像を具体的に描くための判断材料になる。
自分が数年後、どのような姿になっているかイメージできる会社なら、モチベーション高く働くことができる。
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1.IT業界はキャリアパスの理解が大切
IT業界、とりわけSIerにおいてキャリアパスを理解しておくことは、長期的な視点で自身の市場価値を高めるために不可欠だ。
技術の進化やビジネス環境の変化が激しいこの業界では、漫然と業務をこなしているだけでは、望むスキルやポジションを得られない。
さらに、キャリアパスへの理解は就職活動の成否にもつながっていく。
面接官は、学生が業界の構造や職種の実態…
5-3.平均年収が高く上昇傾向にある
平均年収の高さは、その企業の収益力と社員への還元姿勢を表す重要な指標だ。
一般的に、付加価値の高い仕事をしている企業ほど利益率が高く、それが給与に反映される。
利益を社員に還元するサイクルができている企業は、優秀な人材が集まりやすく、さらに成長するという好循環が生まれている。
逆に、年収が業界平均よりも低く、何年も上がっていない企業は、ビジネスモデルが限界を迎えている可能性がある。
有価証券報告書や口コミサイトなどで、平均年収の推移を確認してみよう。
平均年収だけでなく、入社後の昇給率や賞与の実績もチェックすることで、実際にもらえる給料をより正確に判断できる。
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1.SIerの年収は企業によって大きく異なる
SIerの年収は企業によって異なり、その差は主に商流のどの位置にいるかで決まる。
この商流のどの位置に企業がいるかによって、利益率が大きく変わり、それが社員の年収に還元される仕組みだ。
元請け企業は、上流工程と呼ばれる設計や要件定義を担当することが多く、収益性が高いため給料も高くなる傾向がある。
顧客と直接契約することで、開発費用のコント…
5-4.研究開発や新規事業を行っている
現状維持に満足せず、未来への投資を積極的に行っている企業は将来性が高い。
AIやブロックチェーン、量子コンピュータといった次世代技術の研究開発(R&D)に取り組んでいるかどうかに注目したい。
受託開発だけでなく、自社独自のサービスやプロダクトを開発する新規事業に挑戦していることも重要だ。
こうした取り組みは、企業の技術力を底上げするだけでなく、新たな収益の柱を作る可能性もある。
目先の利益だけでなく、10年先、20年先を見据えて種をまいている企業は、今後も伸びていく可能性が高い。
研究開発や新規事業を確認するためには、HPのニュースリリースや採用ページで、最新のプロジェクト事例を探してみよう。
6.新卒におすすめ!将来性が高いSIerランキング
ここでは、事業規模、収益性、働きやすさなどから、新卒におすすめの将来性が高いSIerをランキング形式で紹介する。
大手企業を中心に、安定した基盤と成長性を兼ね備えた企業を厳選した。
| 順位 | 社名 | 成長性がある理由 |
|---|
| 1位 | 野村総合研究所 | コンサルティングからシステム開発・運用まで一貫して提供できる総合力があり、収益性が高い |
| 2位 | NTTデータグループ | 官公庁や金融などの大規模インフラを支える安定基盤と、グローバル展開による成長力を併せ持つ |
| 3位 | アクセンチュア | 変革を支援するコンサルティング力が評価され、企業のDX推進において中心的な役割を果たしている |
| 4位 | 富士通 | ハードウェア製造の強みを活かしつつ、DX企業への転換を推進している |
| 5位 | NEC | 生体認証やAI技術などでトップクラスの技術力を持ち、社会インフラやセキュリティ分野での需要が高い。 |
| 6位 | 日立製作所 | 社会イノベーション事業に注力し、IoTプラットフォーム「Lumada」を核としたデジタルソリューションが好調 |
| 7位 | TIS | クレジットカード基幹システムなどで高いシェアを誇り、キャッシュレス化による安定した成長が見込まれる |
| 8位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | マルチベンダーとして最適なITインフラを構築できる強みがあり、5Gやクラウド分野で成長中 |
| 9位 | SCSK | 住友商事グループの安定基盤に加え、働き方改革の先駆者として知られ、社員の定着率が高く組織力が強い |
| 10位 | BIOPROGY | 異業種連携によるビジネスエコシステムの構築に注力しており、新たな価値創造に挑戦し続けている |
1位の野村総合研究所は、コンサルティングとITソリューションを融合させ、業界トップクラスの利益率を誇る。
2位のNTTデータグループは、公共・金融分野での圧倒的なシェアに加え、海外事業も拡大しており盤石だ。また、3位のアクセンチュアは、DX需要を取り込み急成長を続けている。
これらの上位企業は、単なるシステム開発にとどまらず、顧客のビジネス変革をリードする力を持っている点が共通している。
また、大規模なR&D投資を行っており、次世代技術への対応力も高い。
これらの企業は、単に規模が大きいだけでなく、常に時代の変化に合わせて進化を続けていることからおすすめだ。
もし君に合ったSIerを知りたいのなら、ユニゾンキャリアを使って、情報収集をしてほしい。ユニゾンキャリアはIT専門の就活エージェントなので、優良SIerを知り尽くしている。
7.【新卒向け】SIerでおすすめ職種3選
SIerと一口に言っても、その中にはさまざまな職種が存在する。それぞれの役割や求められるスキルを理解し、自分の適性やキャリアプランに合った職種を選ぶことが大切だ。
ここでは、新卒におすすめの主要な3つの職種を紹介する。
- システムエンジニア
- インフラエンジニア
- ITコンサルタント
7-1.システムエンジニア
システムエンジニア(SE)は、SIerの中で最も一般的で、中心的な役割を担う職種だ。
顧客へのヒアリングを通してシステムの仕様を決める「要件定義」から、設計、開発、テストまで、システム開発の全工程に関わる。
また、プログラミングスキルだけでなく、顧客やチームメンバーと円滑に業務を進めるコミュニケーション能力も重要になる。
幅広い業務知識と技術力をバランスよく身につけることができるため、将来的にプロジェクトマネージャーやITコンサルタントなど、多様なキャリアパスを描きやすいのも魅力だ。
文系出身者も多く活躍しており、入社後の研修や実務を通して着実にスキルを習得できる職種と言える。
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1.システムエンジニアとは何か?
システムエンジニアとは、顧客の要望を聞き出し、それを実現するための最適なシステムの設計図を作る職種だ。
プログラミングを行うこともあるが、それ以上に顧客とのコミュニケーションや、プロジェクト全体の進行管理を行うことが多い。
また、顧客の要望が曖昧な場合、実際にプログラミングを行う開発者が正確に理解できる仕様書を作成することが求められる。
そのた…
7-2.インフラエンジニア
インフラエンジニアは、システムが稼働するための基盤(サーバーやネットワーク)を構築・運用する職種だ。
家づくりに例えるなら、土地を整備し、水道や電気を通す役割にあたる。
近年ではAWSやAzureといったクラウドサービスの利用が一般的になり、クラウドに関する専門知識を持つインフラエンジニアの需要が急増している。
システムが動いている限り不可欠な存在であり、一度身につけたスキルは陳腐化しにくく、長く安定して活躍できる。
縁の下の力持ちとして、社会インフラを支えるやりがいを感じられる仕事だ。
24時間365日システムを止めないという責任感は必要だが、社会を裏側から支えているという誇りを持てる仕事と言える。
7-3.ITコンサルタント
ITコンサルタントは、顧客の経営課題をITの力で解決するための戦略を立案する職種だ。
システム開発そのものよりも、その前の段階である「どのようなシステムを導入すべきか」「どうやって業務を改善するか」といった上流工程に特化している。
論理的思考力やプレゼンテーション能力、そして経営視点が求められる高度な職種だが、その分やりがいも大きく、年収も高い傾向にある。
新卒で最初から配属されるケースもあるが、システムエンジニアとして経験を積んでからキャリアアップを目指すルートも一般的だ。
新卒で目指す場合は、論理的思考力や学習意欲を面接でアピールし、ポテンシャルの高さを証明する必要がある。
8.SIerを目指す就活生からのよくある質問
SIerへの就職活動を進める中で、多くの学生が疑問や不安を抱くポイントがある。ネット上の噂に惑わされず、正しい情報を知っておくことが納得のいく進路選択につながる。
ここでは、SIerを目指す就活生から寄せられるよくある質問に回答していく。
- SIerはやめとけって本当ですか?
- SIerは今後オワコンになりますか?
- どんな人がSIerに向いていますか?
- 文系でもSIerに入れますか?
- 大手SIerにどうしたら入れますか?
8-1.SIerはやめとけって本当ですか?
「SIerはやめとけ」と言われる主な理由は、多重下請け構造による長時間労働や、スキルが身につかない環境への懸念からだ。
しかし、これは一部の悪質な企業や、商流の低い位置にある企業に当てはまる話であり、SIer全体の問題ではない。
元請けに近い大手や中堅SIer、特定の技術に強みを持つ企業であれば、待遇も良く、着実にスキルアップできる環境が整っている。
ネットの情報を鵜呑みにせず、企業ごとの実態を見極めることが大切だ。
実際に働いている社員の口コミやOB・OG訪問を通じて、リアルな労働環境を確認することをおすすめする。
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1.SIerはやめとけ・腐ってるは本当?
ネット上の批判的な意見は、一部の事実を切り取ったものが多い。
SIerというビジネスモデル自体が抱える構造的な課題が原因だからだ。過去の労働環境のイメージが、過剰に拡散されている側面もある。
これから解説する6つのポイントを理解することで、冷静に判断できる。
1-1.多重下請け構造が批判されがち
IT業界には、元請けから下請けへと仕事が流れる構造が…
8-2.SIerは今後オワコンになりますか?
SIerがオワコンになるという見方は正しくない。
確かに、単純なプログラミング作業などはAIに置き換わる可能性がある。しかし、顧客の課題を理解し、最適なシステムを企画・設計・運用するSIerの役割は、AIには代替できない。
むしろ、企業のDX推進により、SIerの需要はますます高まっている。
ビジネスモデルを変革し、付加価値の高いサービスを提供できるSIerは、今後も成長し続ける。
技術の進化に合わせて変化し、新しい価値を提供し続けられる企業は、今後も成長する可能性が高い。
8-3.どんな人がSIerに向いていますか?
SIerに向いているのは、チームで協力して物を作り上げることに喜びを感じる人だ。
システム開発は一人では完結せず、多くのメンバーや顧客との連携が必要になるため、協調性やコミュニケーション能力が重視される。
顧客の要望を正確に聞き出し、それを技術的な言葉に変換してチームに伝える橋渡し役としての能力も求められる。
そのため、論理的に物事を考え、課題を解決するプロセスを楽しめる人も適性が高い。
技術への興味はもちろん大切だが、それ以上に「ITを使って誰かの役に立ちたい」という気持ちを持っている人が活躍できる。
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1.新卒の企業選びは適性が何よりも大切
SIerが自分に向いているかを知るには、まず業界の特徴と自分の適性を照らし合わせる。
単に「IT業界だから」という理由で選ぶと、入社後にミスマッチを感じてしまうことが多い。
ここで紹介する以下の3つの視点から、自分の適性を確認してみよう。
1-1.仕事内容との相性はぴったりか
SIerの主な仕事は、顧客の要望を聞き出し、それを満たすシステムを作り上げ…
8-4.文系でもSIerに入れますか?
文系出身でもSIerに入ることは十分に可能だ。
入社後の研修制度が充実している企業が多く、プログラミング未経験からでも基礎からしっかりと学べる環境が整っている。
文系学生が培ってきた読解力や、相手の意図を汲み取るコミュニケーション能力は、要件定義や顧客折衝の場面で武器になる。
技術的なスキルは入社後の研修で身につけられるため、まずは論理的思考力やコミュニケーション能力をアピールすることが大切だ。
このように、理系・文系を問わず、意欲があれば門戸は広く開かれている。
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1.文系こそSIerへの新卒入社がおすすめ
多くの就活生が「エンジニアは理系の仕事」というイメージを持っているが、SIer業界においてはその常識は変わりつつある。
文系がSIerを目指すべき理由は存在し、キャリアをスタートさせる場所として魅力的だ。
ここでは、文系にSIerがおすすめな理由について、以下の4つの視点から解説していく。
1-1.文系からの入社が増えている
IT業界全体で人材不足が叫ば…
8-5.大手SIerにどうしたら入れますか?
大手SIerの内定を獲得するには、早めの対策が不可欠だ。
人気企業は倍率が高いため、自己分析や企業研究を徹底し、説得力のある志望動機を作り込む必要がある。
また、インターンシップに参加することで、企業の業務内容や雰囲気を深く理解し、早期選考のチャンスを掴むのもよい。
さらに、ITパスポートや基本情報技術者試験などの資格を取得しておくと、ITへの関心や学習意欲をアピールする材料になる。
選考では、なぜその企業でなければならないのかという志望動機を、エピソードを交えて語れるように準備しておこう。
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4.8
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はくこ08:28 16 Jun 25
担当される方にもよると思いますので、こういう人もいるんだなと参考程度に読んでください。(HSP持ち、軽度うつ寛解状態の人間の意見なので参考にならないかもしれませんが。)
【良い点】
IT業界の説明や面接対策など丁寧に行ってもらえる。企業を紹介していただく時もどういう会社なのかをしっかり説明をしてくれる。無料でここまで手厚くしていただけるのは凄く有難かった。
【悪い点】
エージェントの態度や物言いが高圧的だなと感じる場面がたまにあった。別エージェント経由で紹介いただいた企業からの内定を承諾しようと思いますと言った時、まだ紹介できる企業があるからそっちを受けてから考えて欲しいと言われた時が1番高圧的に感じた(自身が紹介の企業へ転職が決まれば評価にも繋がるのでしょうから必死になる気持ちは分かるが)。絶対通りますよ!と余裕そうに言われた企業を受けて落ちた後だったのでその後に紹介する企業ならきっと受かりますよ!と言われても受かるビジョンが正直見えなかった。所々連絡不足だなと感じる場面があり、応募した企業からの返事がどうなったのか教えて貰えなかったり、最後上記の内定いただいた企業にします今までありがとうございましたの旨の連絡をしても既読無視されたり。前者はどうなったんだろうと不安になったし、後者はどうぞ勝手にやれよと思われたのかなという印象。自分の会社から入社してくれない人の事は心底どうでもいいんだろうなぁと思った(まあ無料なので当たり前かもしれないけど)。最終的には不信感が残る結末になってしまった。
悪い点が強く残ってしまったが、面接対策などは本当にしっかり行ってくれます。面接で落とされ続けている人は1度利用してみるのも手だと思います。
湯浅烈生23:36 12 Jun 25
経験や経歴を見つつどのような分野の仕事に興味があるかヒアリングや、エージェントの実体験を踏まえた話を聞くことで未経験でもIT業界への理解を深める事ができました。
また、こちら側の急な面談依頼なども臨機応変に対応してくれるなど、とても質の高いサービスを提供していただけたと感じます。
G Takamura15:30 12 Jun 25
全くの異業種、異業界からの転職で、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、高成田さんのおかげで複数の内定をいただき、自分自身で納得のいく企業選びをすることができました。
特に企業研究や面接対策で手厚くサポートしていただき、感謝しております。
面接練習では、自分の良いところだけではなく、改善すべきポイントを明確に教えていただいたことで、苦手だった面接の通過率が上がりました。
また、最後の決断をする際には、自分の将来を見据えて、力強い言葉で後押しをしていただいたことが印象に残っています。
ありがとうございました!
Chiune Suzuki10:35 06 Jun 25
未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、右も左も分からない状態だったため、エージェントに登録しました。担当してくださった柿田さんがとても親切で、最初のカウンセリングから面接対策まで一つひとつ丁寧にサポートしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。希望条件に合う企業をいくつか紹介してくださったうえ、第一志望だった企業から内定をいただくことができ、大変満足しています。未経験からの挑戦で不安な方には、ぜひおすすめしたいエージェントです。
水野貴仁09:51 04 Jun 25
キャリアアドバイザーが、親身になってくださって、IT業界や企業さんの理解も深く、とても良い転職活動ができました。
仲野洵良01:35 04 Jun 25
IT業界に興味があり、色々探していた時に、ユニゾンキャリアさんに登録しました。登録してからすぐに連絡がきて、面談を行いエンジニアの種類からどんなキャリア形成を送れば良いとか資格は何を勉強した方がいいとかを教えてもらいました。面接では、ほとんど初めての面接だったので丁寧な対策でしっかり準備を行い内定をいただけました。また和田さんはお人柄が素敵で、親身に話を聞いてくださります。ですので私はとても相談しやすい方という印象でした。本当にありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
F T00:22 01 Jun 25
とてもスムーズに転職活動を進めることができました。
質問した内容に対しての返信も早いし、書類作成の時も、至らない点を補うだけでなく更に膨らましてくれるので、自分では気づかなかった部分を知ることが出来ました。
何より、私の意思を尊重してくれて、無理に全ての企業を受けさせようとしない点がとても好印象でした。
これからも何か相談事や、将来のキャリアプランに迷った時は相談させてもらいたいと思えるエージェントさんでした。
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9.SIerを目指す君にはユニゾンキャリア
SIerは企業数が膨大で、ユーザー系や独立系といった分類だけでなく、商流や扱う技術によって働き方が異なる。そのため、君に合ったSIer企業を見極めるのは難しいのが現実だ。
もし、SIerへの就職を考えているなら、ぜひユニゾンキャリアを頼ってほしい。
IT業界専門のユニゾンキャリアなら、各SIerの得意分野や社風まで把握しているため、君の希望や適性にベストマッチする企業を紹介できる。
業界の裏側まで知るプロの力を借りて、後悔のない企業選びをしてほしい。
9-1.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー①
成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけはなんですか?
高校の時に軽音学部に入っていたこともあって、最初は音楽の道を目指してたんですけど、先生と親との三者面談で「音楽はちょっと厳しいかも」という結論になって。
それで、もう一つ興味があったITエンジニアの方に進路変更して、情報系の専門学校に行くことに決めました!
就職活動を始めた時の経歴を教えてください!
就活を始めたのは専門学校1年生の1月頃だったと思います。
まだ学校に入って1年も経っていなかったんですが、2年制の専門学校だったので、IT業界の理解があまり無い状態でも始めなければいけませんでした。
「何から始めればいいんだろう」って感じでした。
就職活動時に不安だったことはありましたか?
最初は正直、めっちゃ不安だったんですよね。
ITの技術的なことに関しては学んでいても、IT業界については学んでいなかったので、担当アドバイザーの橋本さんに色々教えてもらって、少しずつ理解を深めていきました。
その助けがなかったら、ずっと「何が分からないかすら分からない状態」だったと思います。
9-2.ユニゾンキャリアの就活成功インタビュー②
成功者インタビューより
最初からIT業界で就職活動を進めていましたか?
最初は大学で音楽活動をやってたので、「自分の好きなことを仕事にできたらいいな」と思って、音楽業界で就活していたんですよ。
でも、実際に内定をもらったりする中で、年収や将来性のことで不安を感じるようになって…。音楽業界ってやっぱり給料が低くて、残業時間も月40時間以上あったりもして。
だから、「好き」だけでやっていける世界ではないのかなって、現実を考えちゃいました。
将来性も、今はYouTubeとか面白いものが分散してるじゃないですか?
だから昔みたいに大きなものを作るのは、だんだん難しくなるのかなあって思って。
その点、IT業界なら需要もなくならないだろうし、スキル次第で年収も上げられるって聞いて。将来ITから音楽業界に関わることはできても、その逆はちょっと難しい気がして、IT業界を目指すことにしました。
新しい業界で就活を進めるのに不安はありませんでした?
正直、めちゃくちゃ不安でした…。大学生活は音楽とか趣味に全振りしてたんで、就活に興味が向かなくて。
だから、IT業界の知識も全然なくて。最初に使ってたエージェントさんも、IT業界の良い部分は教えてくれるんですけど、「実際どんな働き方ができるのか?」みたいなリアルなところまでは教えてくれなかったです。
それで、AIに面接の練習相手をしてもらったりしたんですけど、やっぱり完璧じゃなくて、最後の「この会社にはどう言うべきか」みたいなところは、人にお願いしないとダメだなとも思っていました。
だから、IT業界で働くイメージがあまり持てなくて、「本当に自分はエンジニアになれるんだろうか?」とモヤモヤしていました。
ユニゾンキャリアを利用してIT業界の理解は深まりましたか?
はい、深まったというか、見方が全然変わりました。
やっぱりIT特化のエージェントさんっていうだけあって、担当キャリアアドバイザーの橋本さんが教えてくれる情報がすごくリアルでした。
例えば、「文系の未経験だと、SESっていう働き方で自分の希望とは違う現場に派遣されちゃうこともあるよ」とか、ほかのエージェントさんでは教えてくれなかったIT業界の現実をしっかり教えてくれたんです。
おかげで、それまで僕がぼんやり考えていた「エンジニア」のイメージと、実際のキャリアパスには違いがあるんだって理解できました!
会社ごとの詳しい情報もたくさん持ってて、自分に合っているか判断するのにすごく助かりました。
ユニゾンキャリアは、企業の人事担当者から直接、エンジニアのキャリアパスや実際の働き方について詳細にヒアリングしている。
そのため、入社後のミスマッチを防ぎ、君が長く活躍できるSIerと巡り合うことができる。
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