記事の概要
商社系SIerは、親会社の強固な顧客基盤と豊富な資金力を武器に、極めて安定した経営と高水準の待遇を誇る人気のIT企業群だ。
上流工程からビジネスに関われるのが魅力だが、企業によって働き方や身につくスキルは異なってくる。そのため、就活生は各企業の特性を把握した上で選考に臨むことが求められる。
本記事では、商社系SIerへの就職を目指す就活生の方に向けて、総合評価ランキングや条件別一覧について解説していく。
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1.大手ユーザー系SIerランキング総合TOP5
まずは、親会社の安定した基盤を持ち、大規模な開発を行う大手ユーザー系SIerを比べていく。給与や働きやすさの面でも高い水準を誇る企業ばかりだ。
ここでは、大手ユーザー系SIerランキング総合TOP5について解説する。
1-1.【1位】NTTデータグループ
項目詳細社名NTTデータグループ売上高4兆3674億円平均年収923万円初任給30万円残業時間22.7時間強み官公庁や巨大…
1.商社系SIerの総合評価ランキングTOP20
以下の表では、商社系SIerの総合評価ランキングをまとめた。最新の平均年収と初任給、残業時間をもとに、総合評価ランキングを作成している。
| 順位 | 社名 | 詳細 |
|---|
| 1位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 平均年収:1,023万円 初任給 :29.5万円 残業時間:31.5時間 |
| 2位 | SCSK | 平均年収:787万円 初任給 :32.0万円 残業時間:22.6時間 |
| 3位 | 兼松エレクトロニクス | 平均年収:633万円 初任給 :27.5万円 残業時間:25.4時間 |
| 4位 | 三井情報 | 平均年収:608万円 初任給 :26.2万円 残業時間:27.4時間 |
| 5位 | インフォコム | 平均年収:754万円 初任給 :26.0万円 残業時間:21.3時間 |
| 6位 | 丸紅情報システムズ | 平均年収:722万円 初任給 :26.5万円 残業時間:24.1時間 |
| 7位 | 双日テックイノベーション | 平均年収:715万円 初任給 :26.0万円 残業時間:23.8時間 |
| 8位 | 豊田通商システムズ | 平均年収:737万円 初任給 :26.0万円 残業時間:26.2時間 |
| 9位 | CTCシステムマネジメント | 平均年収:582万円 初任給 :24.5万円 残業時間:20.2時間 |
| 10位 | CTCテクノロジー | 平均年収:612万円 初任給 :25.0万円 残業時間:22.5時間 |
| 11位 | 豊通シスコム | 平均年収:732万円 初任給 :26.0万円 残業時間:24.8時間 |
| 12位 | SCSK Minoriソリューションズ | 平均年収:457万円 初任給 :32.0万円 残業時間:19.8時間 |
| 13位 | MKI テクノロジーズ | 平均年収:505万円 初任給 :24.0万円 残業時間:21.1時間 |
| 14位 | 丸紅ITソリューションズ | 平均年収:652万円 初任給 :25.5万円 残業時間:23.4時間 |
| 15位 | 丸紅ネットワークソリューションズ | 平均年収:641万円 初任給 :25.0万円 残業時間:22.7時間 |
| 16位 | ケー・イー・エルテクニカルサービス | 平均年収:595万円 初任給 :24.0万円 残業時間:18.9時間 |
| 17位 | SCSK九州 | 平均年収:485万円 初任給 :23.5万円 残業時間:17.5時間 |
| 18位 | SCSK中部 | 平均年収:492万円 初任給 :23.8万円 残業時間:18.1時間 |
| 19位 | SCSK北海道 | 平均年収:461万円 初任給 :23.0万円 残業時間:16.8時間 |
| 20位 | SCSK東北 | 平均年収:452万円 初任給 :22.8万円 残業時間:16.5時間 |
このような恵まれた環境があるため就活生からの人気は高く、大規模かつ社会的な影響力の強いプロジェクトに携わりたいと考える優秀な学生が全国から殺到する。
抜群の安定感とスケールの大きな仕事を両立させ、不安なく着実にキャリアを構築したい学生にとって、これ以上ない労働環境が整っている。
知名度だけで安易に選ぶのではなく、実際の待遇や働きやすさを客観的なデータに基づいてしっかりと比較検討することが、ミスマッチを防ぐためには欠かせない。
このようなSIerの中でもトップクラスの優良企業に入る場合は、選考対策にどれだけ時間をかけられたかが内定獲得の鍵となる。
IT業界専門の就活支援サービス「ユニゾンキャリア」なら、SIer各社から聞かれる質問や採用基準を把握しているため、的確な選考対策が可能だ。今すぐ選考対策をしたい方は、以下のボタンから無料相談に申し込める。
2.【条件別】商社系SIerランキングTOP10
自分にとってベストな企業を見つけるためには、知名度やイメージといった表面的な情報だけでなく、様々な角度から客観的なデータを比較検討することが重要になる。
複数の条件でランキングを確認し、自分の就活の軸にぴったりと合う優良企業を見つけ出そう。ここでは、条件別の商社系SIerランキング一覧について解説していく。
- 平均年収ランキングTOP10
- 初任給ランキングTOP10
- 残業時間ランキングTOP10
- 就職難易度ランキングTOP10
- 口コミ評価ランキングTOP10
- 7大商社SIerランキングTOP10
2-1.平均年収ランキングTOP10
| 順位 | 社名 | 平均年収 |
|---|
| 1位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 1,023万円 |
| 2位 | 兼松エレクトロニクス | 892万円 |
| 3位 | SCSK | 787万円 |
| 4位 | インフォコム | 754万円 |
| 5位 | 豊田通商システムズ | 737万円 |
| 6位 | 豊通シスコム | 732万円 |
| 7位 | 丸紅情報システムズ | 722万円 |
| 8位 | 双日テックイノベーション | 715万円 |
| 9位 | 丸紅ITソリューションズ | 652万円 |
| 10位 | 丸紅ネットワークソリューションズ | 641万円 |
年収は、企業が社員の技術力やビジネスへの貢献度をどう評価しているかを示す重要な指標になる。
商社系SIerは親会社である総合商社の給与テーブルに準じるか、それに近い高水準の給与体系を持っていることが多く、IT業界全体で見てもトップクラスの待遇を誇る。
独立系SIerのように実力主義で若手から一気に稼ぐというよりは、勤続年数とともに着実に給与が上がっていく日本企業らしい仕組みが主流だ。
安定した生活基盤を築き、将来のライフイベントにも備えたいと考えているなら、この上位企業に入社できれば経済的な不安はほとんどなくなる。
自分のキャリアにおいて長期的な安定と短期的な報酬のどちらを重視するか、慎重に考える必要がある。
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1.SIerの平均年収ランキングTOP100
IT業界の中でも、SIerは安定した収入を得られることで多くの就活生から人気を集める。
ここでは、各企業が公開するデータや独自の調査をもとに、平均年収のランキングを100位まで並べる。上位には、コンサルティング業務を得意とする企業や、大規模な金融システムを担う企業が目立つ。
これらの企業は、顧客の経営課題を直接解決する付加価値の高いサービスを提供するため、利…
2-2.初任給ランキングTOP10
| 順位 | 社名 | 初任給 |
|---|
| 1位 | SCSK | 32.0万円 |
| 2位 | SCSK Minoriソリューションズ | 32.0万円 |
| 3位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 29.5万円 |
| 4位 | 兼松エレクトロニクス | 27.5万円 |
| 5位 | 丸紅情報システムズ | 26.5万円 |
| 6位 | 三井情報 | 26.2万円 |
| 7位 | インフォコム | 26.0万円 |
| 8位 | 豊田通商システムズ | 26.0万円 |
| 9位 | 双日テックイノベーション | 26.0万円 |
| 10位 | 豊通シスコム | 26.0万円 |
優秀な人材をいち早く獲得するため、初任給を大幅に引き上げる企業が急激に増加している。
初任給が高い企業は、それだけ社員への投資を惜しまない体力があり、若手のうちからしっかりと利益を還元しようとする姿勢の表れだと言える。
しかし、ここで注意して欲しいのは、金額に「みなし残業代」が含まれているかどうかだ。
額面だけで飛びつくのではなく、入社後の昇給ペースや賞与の支給実績も合わせて確認することで、本当の意味で待遇の良い企業を見抜くことができるようになる。
初任給の高さは確かに魅力的だが、OB訪問や口コミサイトを積極的に活用して、30代や40代になったときのリアルな年収カーブを事前にしっかりと調べておくことをおすすめしたい。
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1.新卒なら初任給が高いIT企業に入れる
IT業界は人材不足が深刻化しており、優秀な若手エンジニアを確保するために、各社が初任給の引き上げを行っている。
スキルや経験が問われる中途採用とは異なり、新卒採用ではポテンシャルが重視されるため、未経験からでも高収入企業に入社できるチャンスが広がっている。
ここでは、なぜ新卒でIT企業を目指すべきなのか、その背景と現状について以下の2点から解説してい…
2-3.残業時間ランキングTOP10
| 順位 | 社名 | 残業時間 |
|---|
| 1位 | SCSK東北 | 16.5時間 |
| 2位 | SCSK北海道 | 16.8時間 |
| 3位 | SCSK九州 | 17.5時間 |
| 4位 | SCSK中部 | 18.1時間 |
| 5位 | ケー・イー・エルテクニカルサービス | 18.9時間 |
| 6位 | SCSK Minoriソリューションズ | 19.8時間 |
| 7位 | CTCシステムマネジメント | 20.2時間 |
| 8位 | MKI テクノロジーズ | 21.1時間 |
| 9位 | インフォコム | 21.3時間 |
| 10位 | CTCテクノロジー | 22.5時間 |
IT業界は納期前に激務になりやすいイメージが強いが、商社系SIerの多くは親会社の厳格な労務管理が適用されるため、残業時間が適切に管理されているホワイトな環境が整っている。
プロジェクトの進行管理が徹底されており、無理なスケジュールで仕事を抱え込まない仕組みができているからだ。
残業が少ない環境であれば、仕事終わりの時間を資格勉強や趣味に充てることができ、心身ともに余裕を持って働ける。
ワークライフバランスを最優先に考えたい学生にとって、これらの企業は魅力的な選択肢となる。
もちろん、一時的に忙しくなる時期もあるが、年間を通じての労働時間はしっかりとコントロールされている。残業代に依存せずとも高い基本給があるのが大きなメリットだ。
2-4.就職難易度ランキングTOP10
| 順位 | 社名 | 就職難易度 |
|---|
| 1位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 圧倒的な待遇の良さと知名度で全国から優秀な層が殺到するため。 |
| 2位 | SCSK | 働きやすさと高初任給が話題となり、採用倍率が高いため。 |
| 3位 | 兼松エレクトロニクス | インフラ技術を極める環境があり理系学生からの人気が高いため。 |
| 4位 | インフォコム | BtoC事業も手掛けており、幅広い層からの応募が集中するため。 |
| 5位 | 三井情報 | 三井物産グループの安定感があり、文系学生の志望者も多いため。 |
| 6位 | 丸紅情報システムズ | 特定分野で高いシェアを誇っており、厳格な選考基準があるため。 |
| 7位 | 双日テックイノベーション | グローバルな案件に関われるため、海外志向の学生が集まるため。 |
| 8位 | 豊田通商システムズ | トヨタグループの強固な基盤があり、地元志向の学生に人気のため。 |
| 9位 | 豊通シスコム | 安定した経営環境と手厚い福利厚生が学生からの支持を集めるから。 |
| 10位 | SCSK Minoriソリューションズ | 大手グループの環境を求めて、中堅層の学生が多数受験するため。 |
就職難易度が高い企業は、それだけ知名度と待遇が良く、全国から優秀なライバルが多数集まってくる。
生半可な企業研究や志望動機では、書類選考の段階であっけなく落とされてしまう厳しい世界だ。この上位企業を本気で狙うなら、早めの対策とインターンシップへの参加が必須となる。
自分の強みを論理的に説明し、企業が求める人物像に合致していることを証明しなければならない。特に、なぜ他のSIerではなくその企業なのかという明確な理由が求められる。
親会社のビジネスに魅力を感じているのか、特定の領域に関心があるのかを深掘りしておく必要がある。
難易度が高い企業ばかり受けて全滅するリスクを避けるため、滑り止めとなる中堅企業もバランスよく受けておく戦略が就活を成功させるためには欠かせない。
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1.大手IT企業の就職難易度は高すぎない
大手IT企業は高度なスキルが求められ、就職難易度が高いと誤解している学生は多い。
総合商社などのように人気業界は採用枠が少なく、トップレベルの学生同士で激しい内定の枠を争う。
ただ、IT業界は市場が拡大を続けており、慢性的な人材不足を解消するために採用枠を大きく広げている。
新卒採用ではポテンシャルが重視され、文系出身者や未経験者でも広く受け入れ…
2-5.口コミ評価ランキングTOP10
| 順位 | 社名 | 口コミ・評判 |
|---|
| 1位 | SCSK | 働き方改革により有給が取りやすく社員満足度が高いため。 |
| 2位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 若手から大きな裁量を任され、成長できる環境が整っているため。 |
| 3位 | 兼松エレクトロニクス | 風通しが良く、技術を追求するエンジニアには最適な職場であるため。 |
| 4位 | 双日テックイノベーション | 海外案件が多く、語学力を活かせる社風が高く評価されているため。 |
| 5位 | インフォコム | 医療分野など社会貢献度の高い事業に関われるやりがいがあるため。 |
| 6位 | 三井情報 | 安定した経営基盤があり、福利厚生の充実度が高く働きやすいため。 |
| 7位 | 丸紅情報システムズ | ニッチな分野で強みを持ち、着実にスキルを磨ける環境が整うため。 |
| 8位 | 豊田通商システムズ | トヨタグループの安定感があり、穏やかな人が多く働きやすいため。 |
| 9位 | 豊通シスコム | 研修制度が手厚く、未経験からでも安心してキャリアを築けるため。 |
| 10位 | SCSK Minoriソリューションズ | 大手グループ企業として、労働環境がしっかりと守られているため。 |
実際に働いている社員からの口コミ評価は、企業の実態や社風を知る上で参考になる重要な指標だ。
上位にランクインしている企業は、福利厚生の充実度や風通しの良さ、人間関係の良好さが評価されていることが多い。
ただ、口コミには退職者の個人的な不満やネガティブな意見も含まれるため、全てを鵜呑みにせず、一つの参考情報として冷静に分析してほしい。
「残業が多い」という口コミがあっても、それが特定の部署だけなのか、全社的な問題なのかを見極める必要がある。
良い面と悪い面の両方を理解した上で、自分にとって働きやすい企業かどうかを総合的に判断し、面接の逆質問で実態を探るなどの工夫をすることが大切だ。
2-6.7大商社SIerランキングTOP10
| 順位 | 社名 | 親会社(7大商社) |
|---|
| 1位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | マルチベンダーとして最適なシステムを提案する力が圧倒的なため。 |
| 2位 | SCSK | 住友商事グループのITを牽引し、働き方改革の先進企業として有名なため。 |
| 3位 | 丸紅情報システムズ | 丸紅グループのネットワークを活かし、海外の最新技術を発掘するため。 |
| 4位 | 三井情報 | 三井物産グループのDX推進を担い、最新のクラウド技術に強みを持つため。 |
| 5位 | 豊田通商システムズ | 自動車関連のグローバルなITインフラを力強く支えているため。 |
| 6位 | 双日テックイノベーション | ネットワーク技術に特化し、独自のソリューションを展開するため。 |
| 7位 | 丸紅ITソリューションズ | 丸紅グループ内のシステム開発を主導し、深い業務知識を有するため。 |
| 8位 | 豊通シスコム | 豊田通商グループ向けの安定したシステム運用とサポートで基盤を作るため。 |
| 9位 | 丸紅ネットワークソリューションズ | ネットワークインフラの構築に特化し、高い専門技術を誇るため。 |
| 10位 | MKI テクノロジーズ | 三井情報の子会社として、システム開発の実行部隊を担うため。 |
日本のビジネスを牽引する7大商社を親会社に持つSIerは、その強大なネットワークと資金力を最大限に活かした事業展開を行っている。
これらの企業は、親会社のグローバルなビジネスをITで支える重要な役割を担っており、大規模かつ社会的な影響力の強いプロジェクトに携わることができるのが最大の魅力だ。
親会社の強力なブランド力があるため、外部企業からの大規模案件も受注しやすく、経営は極めて安定している。その一方で、親会社の意向に経営方針が左右されやすいという側面も持ち合わせている。
自分のキャリアにおいて、巨大な看板を背負って安定して働くことを望むのか、それとも独立した環境で自分の実力を試したいのか、自身の価値観と照らし合わせて選ぶことが重要だ。
このように、商社系SIerは年収を求めるのか、ホワイトさを求めるかによって、自分にぴったりの企業が異なる。
ユニゾンキャリアの就活支援サービスでは、SIerの求人紹介だけではなく、君にぴったりの仕事内容やキャリアまでお伝えしていく。
3.自分にぴったりの商社系SIerの選び方3選
商社系SIerには多くの企業が存在するが、知名度だけで適当に選んでしまうと入社後に激しいミスマッチを起こしてしまう危険性がある。
長期的なキャリアを守り、着実にスキルを磨いていくための明確な選択基準を持つことが大切だ。ここでは、自分にぴったりの商社系SIerの選び方について解説していく。
- 親会社の恩恵を受けられるかどうか
- ITコンサルまで手掛けているかどうか
- 自分にぴったりのIT職種かどうか
3-1.親会社の恩恵を受けられるかどうか
商社系SIerを選ぶ上で最も重要な視点の一つが、親会社である総合商社の恩恵をどれだけ受けられる環境にあるかということだ。
福利厚生の充実度や給与水準、コンプライアンスの徹底ぶりなど、大企業ならではの恩恵を享受できるかは長く働き続けるための鍵になる。
企業によっては、親会社からの出向者が役員ポストを独占しており、新卒から入社したプロパー社員が出世しにくい構造になっている場合もある。
また、親会社のシステム開発(内販)が中心なのか、それとも外部企業へのサービス提供(外販)に力を入れているのかによっても働き方は大きく変わってしまう。
内販中心であれば安定しているが、外販中心であれば幅広い技術に触れられる機会が多い。自分が求めるキャリア像と、親会社との関係性が生み出すメリットとデメリットを比較検討しよう。
3-2.ITコンサルまで手掛けているかどうか
商社系SIerが担う業務の範囲は企業によって異なり、単なるシステム開発だけでなく、上流工程であるITコンサルティングまで手掛けているかどうかは、エンジニアとしての成長速度を大きく左右する。
コンサルティング機能を併せ持つ企業であれば、顧客の経営課題を深く分析し、ビジネスそのものを変革するためのIT戦略を提案する最上流の仕事に若手のうちから携わることができる。
これは、単にプログラミングを行うよりも市場価値の高いスキルを身につけられる絶好のチャンスだ。
逆に、下流工程のプログラミングやテスト作業ばかりを担当する企業では、将来的なキャリアアップの幅が狭まってしまう恐れがある。
企業説明会や面接を通して、その企業がどの工程に強みを持ち、コンサルティング業務にどれだけ注力しているかを必ず確認してほしい。
3-3.自分にぴったりのIT職種があるかどうか
SIerにはシステムエンジニア以外にも多様な専門職種が存在しており、自分の適性にぴったりと合った職種がその企業に用意されているかを確認することは重要だ。
職種が合わないと、日々の業務にやりがいを感じられず、早期離職の原因になってしまう。
例えば、顧客と対話しながらシステムを設計する要件定義が得意な人もいれば、インフラ基盤の構築やネットワークの設計に興味がある人もいる。
また、近年需要が高まっているデータサイエンティストやセキュリティエンジニアといった専門職の採用枠を設けている企業も増えている。
自分が将来どのようなITのプロフェッショナルになりたいのかを明確にし、そのキャリアパスを実現できる職種での採用があるかを事前に調べておこう。職種別の採用を行っている企業を選ぶことで、入社後の配属ミスマッチを防ぐことができる。
このように、自分にぴったりの商社系SIerを選ぼうにも、選択肢があまりにも多い。
SIerに強い就活支援サービス「ユニゾンキャリア」なら、他社とは異なり、1社ずつ仕事内容からキャリアまで説明するため、きっと君にぴったりの企業が見つかる。
4.企業探しはSIer特化の就活サービスを使おう
商社系SIerのトップ企業は、待遇の良さやスケールの大きな仕事から、全国の優秀な就活生がこぞってエントリーしてくる。
そのため選考のハードルは非常に高く、一人で自己流の企業研究や面接対策を進めているだけでは、内定を獲得するのは極めて困難だと言わざるを得ない。
確実に優良企業の内定を得たいなら、IT業界に精通した就活エージェントなどのプロに相談するのが一番の近道になる。就活エージェントを利用するメリットは、以下の3つが挙げられる。
- 自分に合った隠れた優良商社系SIerを紹介してもらえる
- 過去の質問傾向に基づいた本格的な模擬面接が受けられる
- ESや履歴書の添削をプロの客観的な視点で行ってもらえる
各企業の採用担当者がどのような視点で学生を評価しているのか、独自の情報をもとに志望動機をブラッシュアップすることで、選考の通過率は劇的に高まるはずだ。
一人で悩む時間を減らし、効率的に活動を進めることが成功の鍵になる。ユニゾンキャリアはIT業界専門の就活支援から、その先のキャリア形成まで一貫してサポートできるのが強みだ。ぜひ、ユニゾンキャリアを利用して就活を有利に進めてほしい。
5.新卒が迷ったらおすすめ商社系SIer一覧
数ある商社系SIerの中から、一体どこを受ければいいのか迷ってしまう就活生も多いはずだ。
企業ごとの強みや特徴を正しく理解し、自分の目指すエンジニア像とすり合わせていくことが求められる。
ここでは、新卒に特におすすめしたい業界を代表する商社系SIerを厳選し、その特徴について解説していく。
- 伊藤忠テクノソリューションズ
- 丸紅情報システムズ
- SCSK
- 兼松エレクトロニクス
- インフォコム
5-1.伊藤忠テクノソリューションズ
| 項目 | 詳細 |
|---|
| 社名 | 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 |
| 親会社 | 伊藤忠商事 |
| 平均年収 | 1,023万円 |
| 初任給 | 29.5万円 |
| 残業時間 | 31.5時間 |
| 特徴 | 海外の最先端ITベンダーといち早く提携し、最適なソリューションを提供できる。 |
| おすすめポイント | マルチベンダーとしての強みを活かし、若手から裁量の大きな仕事を任せてもらえる。 |
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、伊藤忠商事参加の国内トップクラスのSIerだ。
海外の最先端ITベンダーといち早く提携し、世界中の先進的な製品を組み合わせて日本企業に最適なソリューションを提供する独自の強みを持っている。
通信や金融、製造など幅広い業界に対して大規模なシステム構築を行っており、外販比率が高いのが特徴だ。
そのため、特定の親会社のシステムに縛られず、常に最新のテクノロジーに触れながらエンジニアとして大きく成長できる環境が整っている。
実力主義の風土があり、若手のうちから裁量の大きな仕事を任せてもらえるチャンスが多い。
高い技術力と提案力を磨きながら、グローバルな視点を持って日本のITビジネスを牽引していきたいと考える上昇志向の強い学生にとって、最高のフィールドとなるはずだ。
5-2.丸紅情報システムズ
| 項目 | 詳細 |
|---|
| 社名 | 丸紅情報システムズ株式会社 |
| 親会社 | 丸紅 |
| 平均年収 | 722万円 |
| 初任給 | 26.5万円 |
| 残業時間 | 24.1時間 |
| 特徴 | 3Dプリンターやコールセンター向けのシステム構築などニッチな分野で圧倒的なシェアを誇る。 |
| おすすめポイント | 外販ビジネスに積極的であり、特定の専門領域を深めながら着実にキャリアを構築できる。 |
丸紅情報システムズは、丸紅グループのIT事業を牽引する中核企業だ。
製造業や流通業を中心とした幅広い業界へのシステム導入に強みを持っている。親会社の広大なネットワークを活用し、国内外の優れたIT機器やソフトウェアを発掘して提供する技術力に定評がある。
特に、3Dプリンターやコールセンター向けのシステム構築など、特定のニッチな分野で圧倒的なシェアを誇っているのが大きな特徴だ。
親会社向けの案件だけでなく、外部企業への外販ビジネスにも積極的に取り組んでおり、多様なプロジェクトを経験することができる。
充実した教育体制が整っており、文系やIT未経験からスキルを身につけられる環境がある。
5-3.SCSK
| 項目 | 詳細 |
|---|
| 社名 | SCSK株式会社 |
| 親会社 | 住友商事 |
| 平均年収 | 787万円 |
| 初任給 | 32.0万円 |
| 残業時間 | 22.6時間 |
| 特徴 | システム開発からBPOに至るまで、企業のあらゆるITニーズにワンストップで応える。 |
| おすすめポイント | 働き方改革の先進企業として有名であり、残業削減や有給取得が徹底されている。 |
SCSKは、住友商事グループのIT事業を担う超大型の商社系SIerだ。
システム開発からITインフラ構築、ITマネジメント、BPOに至るまで、企業のあらゆるITニーズにワンストップで応えられる総合力が最大の武器となっている。
この企業で特筆すべきは、業界に先駆けて取り組んできた「働き方改革」の成功だ。
残業時間の徹底的な削減や有給休暇の取得推進など、社員が健康で長く働き続けられるホワイトな労働環境が業界内でも高く評価されている。
金融から製造、通信まで8,000社以上の幅広い顧客基盤を持ち、大規模なプライム案件(一次請け)に最上流から携わることができる。
最高水準の待遇と働きやすさを両立しながら、スケールの大きな仕事で社会に貢献したいと考える学生にとって、これ以上ないほど魅力的な選択肢になるはずだ。
5-4.兼松エレクトロニクス
| 項目 | 詳細 |
|---|
| 社名 | 兼松エレクトロニクス株式会社 |
| 親会社 | 兼松 |
| 平均年収 | 892万円 |
| 初任給 | 27.5万円 |
| 残業時間 | 25.4時間 |
| 特徴 | 仮想化技術やセキュリティなど、IT基盤の設計・構築において業界トップクラスの実績を持つ。 |
| おすすめポイント | 組織の規模が大きすぎないため風通しが良く、技術を追求したい学生にとってやりがいがある。 |
兼松エレクトロニクスは、兼松グループのIT企業であり、ITインフラの設計・構築において業界トップクラスの実績を誇る専門家集団だ。
仮想化技術やセキュリティ、ネットワークといった企業の根幹を支えるIT基盤の構築に圧倒的な強みを持っている。
特定のメーカーに縛られないマルチベンダーの立場を活かし、顧客にとって本当に最適なインフラ環境を自由に提案できるのが大きな特徴だ。
高度な技術力が求められるため、エンジニアとしての専門性を極めたい人にとってやりがいのある環境が用意されている。
大手に比べると組織の規模が大きすぎないため風通しが良く、若手の意見が通りやすい。
ITインフラのスペシャリストとして、企業のビジネスを根底から支える重要な役割を担いたいと考える技術志向の強い学生にぴったりな企業である。
5-5.インフォコム
| 項目 | 詳細 |
|---|
| 社名 | インフォコム株式会社 |
| 親会社 | 帝人(※商社系の系譜を持つ) |
| 平均年収 | 754万円 |
| 初任給 | 26.0万円 |
| 残業時間 | 21.3時間 |
| 特徴 | 医療機関向けのヘルスケアIT事業と、電子コミック配信などのネットビジネス事業を併せ持つ。 |
| おすすめポイント | 安定したBtoB事業と成長性の高いBtoC事業の両方に関われるユニークな環境がある。 |
インフォコムは、帝人グループおよび総合商社の双日グループのIT事業を源流に持つ企業だ。
医療機関向けのヘルスケアIT事業と、電子コミック配信サービスなどのネットビジネス事業という、全く異なる二つの強力な柱を持っているのが最大の特徴だ。
医療分野では国内トップクラスのシェアを誇るシステムを多数展開しており、社会貢献度の高い仕事に携わることができる。
また、ネットビジネス事業が大きな収益源となっているため、SIerでありながら自社サービスの運営にも関われるユニークな環境がある。
安定したBtoB事業と成長性の高いBtoC事業を併せ持つ強固な経営基盤のもと、幅広いビジネスに挑戦したい柔軟な思考を持つ学生に強くおすすめしたい。
6.【職種別】商社系SIerランキングTOP10
商社系SIerにはシステムエンジニア以外にも様々な職種が存在し、自分の適性に合った職種を選ぶことが長くやりがいを持って働き続けるための第一歩となる。
また、それぞれの職種ごとに採用に力を入れている企業は異なっている。ここでは、職種別の商社系SIerランキングについて解説していく。
- ITコンサルタント採用企業ランキング
- システムエンジニア採用企業ランキング
- インフラエンジニア採用企業ランキング
6-1.ITコンサルタント採用企業ランキング
| 順位 | 社名 | 詳細 |
|---|
| 1位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 平均年収:1,023万円 初任給 :29.5万円 残業時間:31.5時間 |
| 2位 | SCSK | 平均年収:787万円 初任給 :32.0万円 残業時間:22.6時間 |
| 3位 | 三井情報 | 平均年収:608万円 初任給 :26.2万円 残業時間:27.4時間 |
| 4位 | 丸紅情報システムズ | 平均年収:722万円 初任給 :26.5万円 残業時間:24.1時間 |
| 5位 | 双日テックイノベーション | 平均年収:715万円 初任給 :26.0万円 残業時間:23.8時間 |
| 6位 | インフォコム | 平均年収:754万円 初任給 :26.0万円 残業時間:21.3時間 |
| 7位 | 豊田通商システムズ | 平均年収:737万円 初任給 :26.0万円 残業時間:26.2時間 |
| 8位 | 兼松エレクトロニクス | 平均年収:892万円 初任給 :27.5万円 残業時間:25.4時間 |
| 9位 | CTCシステムマネジメント | 平均年収:582万円 初任給 :24.5万円 残業時間:20.2時間 |
| 10位 | 丸紅ITソリューションズ | 平均年収:652万円 初任給 :25.5万円 残業時間:23.4時間 |
顧客の経営課題をITの力で解決に導くITコンサルタントは、商社系SIerの中でも特に高度な論理的思考力とビジネスの知見が求められる職種だ。
上流工程から深く関わり、システム導入の企画立案から携わるため、若手のうちから圧倒的な成長を遂げることができる。
このランキングの上位企業は、単なるシステムの受託開発にとどまらず、顧客のビジネスパートナーとして戦略的な提案を行える強力なコンサルティング部門を持っているのが特徴だ。
親会社の商社が持つグローバルなビジネスノウハウを吸収しながら、クライアントの事業成長に直接貢献するダイナミックな仕事ができる。
技術力だけでなく、顧客と折衝する高いコミュニケーション能力やプレゼンテーションスキルを活かして、ビジネスの最前線で活躍したいと考える学生にぜひ挑戦してほしい職種である。
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1.就活生が知るべきITコンサルタントとは?
ITコンサルタントと一言でいっても、企業によってその役割や働き方は大きく異なる。
まずはITコンサルタントを取り巻く業界の全体像を理解することが、企業選びに必要になる。
1-1.SIerのITコンサル化が進んでいる
近年、多くのSIerが従来のシステム開発だけでなく、IT戦略の立案といったコンサルティング領域へと事業を拡大している。
これは、顧客企業が単なる…
6-2.システムエンジニア採用企業ランキング
| 順位 | 社名 | 詳細 |
|---|
| 1位 | SCSK | 平均年収:787万円 初任給 :32.0万円 残業時間:22.6時間 |
| 2位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 平均年収:1,023万円 初任給 :29.5万円 残業時間:31.5時間 |
| 3位 | 豊田通商システムズ | 平均年収:737万円 初任給 :26.0万円 残業時間:26.2時間 |
| 4位 | 三井情報 | 平均年収:608万円 初任給 :26.2万円 残業時間:27.4時間 |
| 5位 | 丸紅情報システムズ | 平均年収:722万円 初任給 :26.5万円 残業時間:24.1時間 |
| 6位 | インフォコム | 平均年収:754万円 初任給 :26.0万円 残業時間:21.3時間 |
| 7位 | 双日テックイノベーション | 平均年収:715万円 初任給 :26.0万円 残業時間:23.8時間 |
| 8位 | 豊通シスコム | 平均年収:732万円 初任給 :26.0万円 残業時間:24.8時間 |
| 9位 | CTCテクノロジー | 平均年収:612万円 初任給 :25.0万円 残業時間:22.5時間 |
| 10位 | SCSK Minoriソリューションズ | 平均年収:457万円 初任給 :32.0万円 残業時間:19.8時間 |
システムエンジニアは、商社系SIerにおいて多くの採用枠が設けられている中核的な職種だ。
顧客の要望をヒアリングして要件を定義し、具体的なシステムの設計図を描き、開発からテスト、導入までを総合的に管理するプロジェクトの要となる役割を担っている。
上位の企業は、親会社の業務システムから外部企業の大規模システムまで、多種多様な開発プロジェクトを抱えている。
そのため、システムエンジニアとして幅広い業界の業務知識を身につけながら、着実にプロジェクトマネージャー(PM)へとキャリアアップしていく。
プログラミングの基礎知識はもちろん必要だが、それ以上にチームメンバーや顧客と円滑に仕事を進めるための調整力やリーダーシップが重視される。
6-3.インフラエンジニア採用企業ランキング
| 順位 | 社名 | 詳細 |
|---|
| 1位 | 兼松エレクトロニクス | 平均年収:892万円 初任給 :27.5万円 残業時間:25.4時間 |
| 2位 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 平均年収:1,023万円 初任給 :29.5万円 残業時間:31.5時間 |
| 3位 | SCSK | 平均年収:787万円 初任給 :32.0万円 残業時間:22.6時間 |
| 4位 | 丸紅ネットワークソリューションズ | 平均年収:641万円 初任給 :25.0万円 残業時間:22.7時間 |
| 5位 | CTCテクノロジー | 平均年収:612万円 初任給 :25.0万円 残業時間:22.5時間 |
| 6位 | 豊田通商システムズ | 平均年収:737万円 初任給 :26.0万円 残業時間:26.2時間 |
| 7位 | ケー・イー・エルテクニカルサービス | 平均年収:595万円 初任給 :24.0万円 残業時間:18.9時間 |
| 8位 | 三井情報 | 平均年収:608万円 初任給 :26.2万円 残業時間:27.4時間 |
| 9位 | 双日テックイノベーション | 平均年収:715万円 初任給 :26.0万円 残業時間:23.8時間 |
| 10位 | 丸紅情報システムズ | 平均年収:722万円 初任給 :26.5万円 残業時間:24.1時間 |
インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク、クラウド環境など、ITシステムが稼働するための基盤を設計・構築・運用する重要な職種だ。
絶対に止まることが許されない社会インフラを陰から支える縁の下の力持ちである。
このランキングの上位にいる企業は、大規模なデータセンターを自社で保有していたり、最新のクラウド技術を活用したインフラ構築に圧倒的な強みを持っていたりする。
近年は企業のクラウド移行が急速に進んでいるため、インフラエンジニアの需要は極めて高く、市場価値の高い専門スキルを身につけることが可能だ。
障害発生時には迅速な対応が求められるプレッシャーはあるものの、トラブルを解決した際の達成感は大きい。
このように、IT職種によって、おすすめのSIerが大きく異なる。そのため、自分にぴったりのIT職種を選び、その上でエントリーするSIerを見つける必要がある。
7.新卒で商社系SIerから内定を獲得する方法
就職難易度の高い商社系SIerから内定をもらうには、他の学生と同じようなテンプレートの対策をしているだけでは不十分だ。
より戦略的かつ具体的な行動を起こし、面接官に自分の実力とポテンシャルをアピールしよう。ここでは、新卒で商社系SIerから内定を獲得するための方法について解説していく。
- 基本情報技術者試験以上のIT資格を取得
- 長期インターンでビジネス経験を積む
- 就活サイトで内定者のESについて調べる
- 就活のプロとの模擬面接で回答力を上げる
- 第一志望の企業は就活の後半戦に受ける
7-1.基本情報技術者試験以上のIT資格を取得
文系やプログラミング未経験から商社系SIerを目指す場合、「ITに興味があります」という言葉だけでは説得力に欠ける。
その熱意を具体的な行動で証明するために、IT資格を取得しておくことが効果的だ。
まずはITの基礎知識を証明できる「ITパスポート」を取得し、さらに時間があればエンジニアの登竜門である「基本情報技術者試験」に挑戦しよう。
面接の場で「現在、基本情報技術者試験の合格に向けて毎日勉強しています」と伝えるだけでも、自ら進んで学習できる自走力のある人材として高い評価を得られる。
資格の勉強を通じて得た知識は、入社後の研修をスムーズに乗り切るための土台にもなる。
採用担当者は技術力そのものよりも「自発的な学習意欲」を見ているため、行動でポテンシャルを示すことが重要だ。
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1.新卒でIT企業に入るには資格が必要なのか?
結論から言うと、新卒でIT企業に入るために資格は必須ではない。
多くのIT企業は、新卒採用において「ポテンシャル採用」を行っている。これは、現時点でのスキルや知識よりも、入社後の成長可能性や学習意欲を重視する考え方だ。
だから、資格を持っていないという理由だけで、選考に落ちることはない。
しかし、資格を持っていると就職活動が有利に進むのは事実…
7-2.長期インターンでビジネス経験を積む
商社系SIerの選考では、ITの知識だけでなく、ビジネスに対する理解度や現場での適応力が厳しく見られる。
そのため、学生のうちにIT企業やベンチャー企業での長期インターンシップに参加し、実務経験を積んでおきたい。
実際のビジネスの現場で、プログラミングやマーケティング、営業などの業務に携わることで、働くことの厳しさやチームで協力する重要性を肌で学ぶことができる。
そこで得た成功体験や失敗から学んだ教訓は、面接での説得力のあるエピソードとして大いに役立つ。
また、インターンを通じて「自分が本当にIT業界に向いているのか」を客観的に判断できるため、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながる。
7-3.就活サイトで内定者のESについて調べる
難関の書類選考を突破するためには、過去に内定を獲得した先輩たちがどのようなエントリーシート(ES)を書いていたのかを徹底的に分析することが必須だ。
質の高い情報を効率よく集めるために、就活サイトを最大限に活用しよう。これらのサイトには、実際に通過したESの回答例や、面接で聞かれた特有の質問内容が詳細に掲載されている。
「商社系ならではの志望動機の書き方」や「強みの効果的なアピール方法」を参考にしながら、自分の経験を魅力的に伝える文章を作成してほしい。
自分ひとりで考えていても正解には辿り着きにくいため、まずは内定者の型を真似て、そこに自分らしさを加えていこう。
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1.就活サイトの選び方でITエンジニアのキャリアの成否が変わる
どの就活サイトを選ぶかが、「就活の成否」を左右する。「就活の成否」とは、いい企業に入ったかではなく、その企業でエンジニアとしてキャリアアップしていけるかだ。
自分のキャリアにとって最良のスタートになれるか、就活サイトや企業HP、OB訪問など多くの情報から総合的に判断しなくてはならない。
就活サイトによって掲載されている企業の種…
7-4.就活のプロとの模擬面接で回答力を上げる
一人で面接の練習をしていても、客観的な評価ができず独りよがりになってしまう。
プロの視点を取り入れて回答をブラッシュアップするために、以下の就活エージェントサービスを積極的に利用してほしい。
- ユニゾンキャリア就活
- レバテックルーキー
- paiza新卒エージェント
これらのサービスではIT業界に精通したアドバイザーが模擬面接を行ってくれる。
志望動機などの矛盾を指摘し、本番さながらの緊張感で練習できるため実践的な対応力が身につく。面接は場数が何よりも重要である。
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1.大手狙いなら就活エージェント利用がおすすめ
大手SIerからの内定狙いなら、専門的な対策が可能な就活エージェントを利用しておきたい。
人気企業は応募者の数が桁違いであり、一般的なナビサイトからエントリーするだけでは埋もれてしまう。
ライバルに差をつけるため、プロの目線による徹底した自己分析と面接対策が不可欠だ。
実際に、就活エージェントを使った結果、以下のようにSIerから内定をもらって…
7-5.第一志望の企業は就活の後半戦に受ける
どんなに優秀な学生でも、人生で初めての面接で100%の力を発揮することは難しい。極度の緊張から頭が真っ白になり、用意していた言葉が出てこないというのはよくある話だ。
そのため、第一志望の商社系SIerの選考は、ある程度面接に慣れた就活の後半戦にスケジュールを組むのが賢い戦略だ。
まずは、志望度がそれほど高くない企業や中堅のSIerを受けて場数を踏み、本番特有の空気に慣れることが重要になる。
「この自己PRは面接官の反応が良かった」「この質問にはうまく答えられなかった」と、実践を通じて改善を繰り返すことで、面接のスキルは格段に磨かれていく。
本命企業の面接を「数回目の慣れた面接」として余裕を持って迎えられるよう、あえて早い時期から複数の企業にエントリーし、実戦経験を積むしたたかさを持って就活に臨んでほしい。
第一志望のSIerから内定を獲得するためには、上記の選考対策をそのまま進めても確実とはいえない。なぜなら、ネットの情報をベースにした対策だけでは限界があるからだ。
SIerに強い就活支援サービス「ユニゾンキャリア」では、各社の人事から求める人物像や採用基準を聞いているため、的確かつ無駄のない選考対策が可能になる。
8.商社系SIerの就活に関するよくある質問
商社系SIer特有の働き方や業界の裏事情について、疑問や不安を抱えたまま面接などの選考に進んでしまうのは危険だ。
就活生がよく感じる疑問点を事前にしっかりと解消し、クリアな状態で自信を持って就職活動に臨もう。ここでは、商社系SIerの就活に関するよくある質問について解説していく。
- 商社系Sierの特徴や強みを教えてください
- 商社系Sierに上場企業はありますか?
- 総合商社のIT部門の新卒採用はありますか?
- IT商社とはどのような企業ですか?
8-1.商社系Sierの特徴や強みを教えてください
商社系SIerの最大の特徴は、親会社である総合商社の強大なネットワークと資金力を背景に、極めて安定した経営基盤を持っていることだ。
親会社のグローバルなビジネスをITで支えるため、大規模で社会的な影響力の強いプロジェクトに携わることができる。
また、親会社の業務ノウハウを活かして、外部の企業に対しても質の高いシステムを提供できるのが大きな強みだ。
メーカー系のように自社製品の縛りがないため、国内外の様々な製品を自由に組み合わせて最適な提案ができる柔軟性も持ち合わせている。
給与水準や福利厚生も親会社に準じて高く設定されていることが多く、IT業界の中でもトップクラスの待遇を誇る。
安定感とスケールの大きな仕事を両立させたい学生にとって、魅力的な労働環境が整っているのが商社系SIerの強みだ。
8-2.商社系Sierに上場企業はありますか?
現在、主要な商社系SIerの中に株式市場へ上場している企業は存在しない。
かつては伊藤忠テクノソリューションズや兼松エレクトロニクスなど、市場に上場して確固たる地位を築いていた巨大企業も存在した。
しかし、近年は親会社である総合商社がグループ全体のDXを急速に推し進めるため、完全子会社化する動きが相次いだのだ。
これにより、現在ではトップ層の商社系SIerはすべて非上場企業へと姿を変えた。
上場していないからといって信用度が低いわけでは決してなく、むしろ親会社の強大な資本と一体化することで、さらに強固で安定した経営基盤を確立している。
外部の株主に左右されず、長期的な視点でIT投資や人材育成を行えるようになったのは大きな強みだ。上場というステータスにとらわれず、実際の事業内容を見て判断してほしい。
8-3.総合商社のIT部門の新卒採用はありますか?
伊藤忠商事や三菱商事などの総合商社本体においても、デジタル戦略を推進するためのIT人材(社内SEやDX推進担当など)の新卒採用を行っているケースはある。
商社のビジネスそのものを変革するDXの重要性が高まっているため、専門知識を持つ人材の需要は大きいからだ。
しかし、総合商社本体の採用は、IT部門であっても極めて狭き門であり、国内外のトップ大学の学生との熾烈な競争になる。
また、総合職として採用された場合、将来的にIT以外の部署へ異動になる可能性もゼロではない。
ITエンジニアとしての専門性を純粋に高め、システム開発の最前線で長く活躍したいのであれば、商社本体よりも商社系SIerに入社する方がキャリアパスは明確だ。
自分が「商社のビジネスマンになりたい」のか「ITのプロになりたい」のかを自問自答して進路を決めてほしい。
8-4.IT商社とはどのような企業ですか?
IT商社とは、自社でシステムを開発するのではなく、国内外のIT機器やソフトウェア(パッケージ製品)を発掘し、国内の企業に販売・導入支援を行うことを主業とする企業のことだ。
例えば、大塚商会などがその代表例として挙げられる。商社系SIerが「システムの開発・構築」に重きを置いているのに対し、IT商社は「製品の販売と最適な組み合わせの提案」に特化している点が大きな違いだ。
そのため、IT商社ではエンジニアよりも営業職の役割が大きく、強力な営業力を持つ企業が多い。
もちろん、IT商社であっても顧客の要望に合わせてシステムをカスタマイズするエンジニア職は存在する。
高い技術力を身につけてモノづくりに専念したいなら商社系SIer、優れた製品を見つけて顧客に提案する営業力を磨きたいならIT商社を選ぼう。
9.SIerの就活は「ユニゾンキャリア」にお任せ
自分に本当にぴったりのSIerを見つけ出すためには、表面的な情報だけでなく、労働環境のリアルな実態を正確に把握することが欠かせない。
しかし、学生が一人で企業の裏側まで調べ尽くすにはどうしても限界がある。ここでは、当社のサポートを受けて内定を獲得した先輩たちの事例について解説していく。
9-1.SIerの内定獲得者インタビュー①
成功者インタビューより
ユニゾンキャリアではどんな面接対策を行いましたか?
面接で聞かれやすい質問をピックアップしてもらって、自分で考えた回答を添削してもらいました。
それと、面接がある日は毎回橋本さんに頼んで、面接の前に面接練習をしてもらっていました。
一次面接になかなか通らない状況だったので、何度も面接練習をしてくれたのはありがたかったです!
面接対策は本番で役に立ちましたか?
はい、役立ちました!
面接本番でも橋本さんにピックアップしてもらった質問ばかり聞かれて、あらかじめ考えた回答を話すだけで良かったんです。
例えば、これまで困っていた「なんでIT業界を目指すようになったんですか?」という質問にもしっかり答えられました。
振り返ってみて、本当に的確な面接対策をしてもらえたんだなあと思いましたね。
最後にユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!
本当に学生に寄り添ってくれる就活エージェントさんだったな、と思います。
橋本さんに朝早くから面談をお願いした時も「高梨さんのためだったら早く来ます!」と言ってくださって。
IT業界の就活がうまくいかなくて悩んでいる人なら、誰にでもおすすめできる就活エージェントさんだなと思います。ありがとうございました!
9-2.SIerの内定獲得者インタビュー②
成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください!
在宅で働ける仕事に就きたいと思ったことがきっかけです。
元々は、大学で英語を学んでいたので航空業界や旅行業界を志望していたんですけど、働き方が心配になって…。
こういう業界ってシフト制で深夜まで働くことも多いじゃないですか。将来、出産や結婚をすることも考えると、長く働けるか不安になりました。
それで、別の業界を探すようになって、エンジニアなら在宅で働けることもあるから良いなと思うようになりました!
それと、エンジニアのスキルを身に付ければ、色んな業界のIT部門で働けるようになるし、キャリアの選択肢が広がるなって思ったこともきっかけのひとつです。
未経験からエンジニアを目指すことに不安はありませんでしたか?
やっぱり、何のIT知識もない状態でエンジニアを目指すのは不安でした。
留学中に就活をしていたということもあって、相談できる相手もいなくて…。
ユニゾンキャリアのサービスはぶっちゃけどうでしたか?
キャリアアドバイザーの橋本さんが、親身に相談に乗ってくださって、ありがたかったです!
LINEでバーッて質問しても、全部しっかり返してくれて、「すごい、本物だ!」って(笑)
以前、ほかのエージェントを利用していた時に大量応募が嫌だったことを橋本さんに相談したら、「じゃあ数社ずつ、髙安さんのペースに合うようにご紹介しますね」と私に合わせたサポートをしてくれました。
あと、選考対策をしっかりしてくれたのも助かりました。
面接対策の資料を渡してもらって、その資料を見ながら「ここが求められますよ」「質問したらこんな風に返しましょう」みたいに面接の回答例を色々教えてもらいました。
当社は求人紹介から選考対策まで、IT業界に特化したサポートを一貫して提供している。
本当に自分に合った企業を見つけたいなら、まずは一歩を踏み出してほしい。君からの無料相談を心より待っている。