記事の概要
日本のIT産業を支え、巨大な売上と影響力を持つ5大SIerは、IT業界を志望する就活生にとって憧れの的だ。
高い給与や安定性に惹かれる反面、「激務ではないか」「入社難易度は高くないか」と不安を抱える学生も多い。
本記事では、日本を代表する5大SIerの特徴や、年収・残業時間・就職難易度などのリアルなランキングを解説する。正しい企業理解と選考対策で、納得の内定を勝ち取ってほしい。
記事を読む
1.SIerとはどんな企業?
SIerは、企業の課題を解決するためにITシステムを提供する「課題解決のプロ」だ。
銀行のATMシステムやコンビニのPOSレジ、企業の給与計算システムなど、社会を支えるあらゆるシステムの裏側にはSIerの存在がある。
ここでは、SIerの基本から年収事情まで、就活生が知っておくべきポイントを4つに絞って解説していく。
1-1.顧客のシステム開発を行う
SIerの最大の特徴は、自社で…
1.日本5大SIerの定義と役割
日本5大SIerとは、国内において圧倒的な売上規模と影響力を持つシステムインテグレーターのトップ5社を指す言葉だ。
具体的には、「NTTデータグループ」「富士通」「日本電気」「日立製作所」「日本アイ・ビー・エム」の5社が該当する。これらの企業は、官公庁のインフラから銀行の決済システムまで、絶対に止まることが許されない社会基盤を構築・運用している。
その役割は、単なるシステムの開発にとどまらない。最新のテクノロジーを活用して顧客企業の経営課題を解決する、最上流のコンサルティング機能も併せ持っているからだ。数千人規模の巨大プロジェクトをマネジメントし、多重下請け構造の頂点に立って業界全体を牽引している。
だからこそ、就活生からの人気は凄まじく、入社できれば高い収入と圧倒的な社会信用を得ることができる。
一方で、「規模が大きすぎて個人の裁量が小さい」「下請けに丸投げしているだけ」といったネガティブな意見を耳にして不安になるかもしれない。
確かに大企業特有の縦割り組織の側面はあるが、若手のうちから国を動かすようなスケールの大きな仕事に関われる経験は、他では絶対に得られない。まずは、この5社の違いを正しく理解することが、トップ企業内定への第一歩となるはずだ。
2.日本5大SIerの企業を紹介
日本を代表する5大SIerだが、それぞれの成り立ちや得意領域は明確に異なっている。どこも同じ大企業だと一括りにせず、各社の強みや社風の違いを把握することが企業選びの基本だ。
ここでは、日本5大SIerの企業について、1社ずつ分かりやすく解説していく。
- NTTデータグループ
- 富士通
- 日本電気(NEC)
- 日立製作所
- 日本IBM
2-1.NTTデータグループ
| 項目 | 内容 |
|---|
| 社名 | NTTデータグループ |
| 売上高 | 4兆3,674億円 |
| 平均年収 | 923万円 |
| 初任給 | 30万円 |
| 事業内容 | 公共・金融・法人のSI、ITコンサルティング |
| 主要子会社 | NTTデータ経営研究所、NTTデータ・アイ、NTTデータ・フィナンシャルコアなど |
| おすすめポイント | 国内トップのSIerとして、官公庁やメガバンクなどの超大規模案件に安定して携われる点。 |
NTTデータグループは、日本最大のSIerとして社会インフラの構築で圧倒的な実績を持つ。
特に公共分野や金融分野において強固な地盤を持っており、国や社会を根底から支えるやりがいを感じられるはずだ。近年は積極的なM&Aにより海外売上比率を急速に伸ばしており、グローバルな舞台で活躍するチャンスも広がっている。
大規模なプロジェクトを確実に遂行するマネジメント能力が求められるため、真面目で調整力に優れた学生が多く集まる傾向にある。
一方で、お堅い社風でスピード感に欠けるという意見もあるが、手厚い福利厚生や高い給与水準など、長期的に安心して働き続けられる環境は国内最高峰だ。
安定した基盤の中で、着実にプロフェッショナルへの階段を登りたい学生に最も適している。
記事を読む
1.【デー子】NTTデータグループの全体像
NTTデータグループの子会社群は、通称「デー子」と呼ばれ、IT業界を志望する就活生から非常に高い人気を集めている。
日本最大のSIerであるNTTデータの強固な基盤を受け継ぎ、安定した環境で大規模な仕事に携われるからだ。ここでは、NTTデータグループの全体像について解説していく。
1-1.NTTデータグループが扱う事業領域
NTTデータグループは、一つの会社ですべて…
2-2.富士通
| 項目 | 内容 |
|---|
| 社名 | 富士通 |
| 売上高 | 3兆5,029億円 |
| 平均年収 | 929万円 |
| 初任給 | 31.5万円 |
| 事業内容 | テクノロジーソリューション、クラウド環境構築など |
| 主要子会社 | 富士通Japan、富士通エフサス、富士通ネットワークソリューションズなど |
| おすすめポイント | ジョブ型雇用の導入など先進的な人事制度で、実力次第で若手から専門性を極められる点。 |
富士通は、ハードウェア製造から始まり、現在では国内トップクラスのITサービス事業を展開するメーカー系SIerだ。
スーパーコンピューターの開発など高度な演算技術を持ち、幅広い業界の企業のDXを推進している。ハードとソフトの両面から最適なシステムを構築できる総合力が強みとなっている。
近年は従来の年功序列から脱却し、ジョブ型雇用をいち早く導入するなど社内の制度改革に非常に積極的だ。
そのため、「実力を正当に評価されたい」と考える上昇志向の強い学生にとって、魅力的な選択肢に映るはずだ。
ただし、組織が巨大すぎるため部署によっては古い体質が残っている。自分がどの領域で専門性を発揮したいのかを明確にしておくことが、入社後のミスマッチを防ぐカギとなる。
2-3.日本電気(NEC)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 社名 | 日本電気(NEC) |
| 売上高 | 3兆5,827億円 |
| 平均年収 | 963万円 |
| 初任給 | 29.4万円 |
| 事業内容 | 社会インフラの構築、AI・生体認証技術の提供など |
| 主要子会社 | NECネッツエスアイ、NECソリューションイノベータ、NECフィールディングなど |
| おすすめポイント | 世界トップレベルの生体認証技術を武器に、国の根幹を支える仕事ができる点。 |
日本電気(NEC)は、通信インフラの構築や生体認証技術において世界をリードするメーカー系SIerだ。
特にセキュリティ分野での技術力は圧倒的であり、空港の入出国システムや防衛インフラなど、安全な社会を構築するための重要なプロジェクトを数多く手掛けている。
研究開発への投資も盛んで、技術を深く追求したい理系学生から非常に人気が高い。
高度な専門性が求められるため、論理的な思考力を持つ優秀な学生が多く集まる環境だ。一方で、典型的な日系大企業の風土があり、意思決定の遅さにフラストレーションを感じる若手もいるようだ。
しかし、確かな技術力で社会に安全を提供できる誇りは何物にも代えがたい。スケールの大きな仕事をしたいと考える学生には、特におすすめしたい。
2-4.日立製作所
| 項目 | 内容 |
|---|
| 社名 | 日立製作所 |
| 売上高 | 9兆7,287億円 |
| 平均年収 | 961万円 |
| 初任給 | 26.9万円 |
| 事業内容 | 鉄道、電力システム、大規模ITシステムの構築など |
| 主要子会社 | 日立システムズ、日立ソリューションズ、日立コンサルティングなど |
| おすすめポイント | 国内最大の規模を誇り、ハードウェアとITを融合させた圧倒的なインフラ構築力がある点。 |
日立製作所は、国内最大の売上規模を誇る総合電機メーカーでありながら、IT事業においても業界の頂点に君臨している。
鉄道やエネルギーといった絶対に止めることが許されないインフラ構築において、他社の追随を許さない実績を持っている。
特に、独自のIoTプラットフォーム「Lumada」を活用し、現実世界のデータをITで分析・活用するソリューション展開が大きな強みだ。
メーカー系の中でも特に安定した企業であり、そのブランド力と待遇の良さは就活生にとって非常に魅力的である。ただ、巨大組織であるがゆえに「配属ガチャ」が強く、希望のIT部門に配属されないリスクもある点には注意が必要だ。
ハードウェアの知識と最新のソフトウェア技術を掛け合わせ、地球規模で社会課題の解決に挑戦したい学生に最適なフィールドが用意されている。
記事を読む
1.日立グループ子会社の総合評価ランキング
ここでは、日立グループ子会社の総合評価について整理した。
順位社名詳細1位日立ハイテク半導体製造装置や医療用機器の開発を専門的に行う。2位日立ソリューションズITインフラからシステム開発まで幅広く扱う。3位日立システムズシステムの運用保守に強みを持ち事業展開する。4位日立コンサルティング企業の経営課題をITの力で解決へと導いていく。5位日立社会情報サー…
2-5.日本アイ・ビー・エム
| 項目 | 内容 |
|---|
| 社名 | 日本アイ・ビー・エム(日本IBM) |
| 売上高 | 8,321億円 |
| 平均年収 | 910万円 |
| 初任給 | 31.7時間 |
| 事業内容 | クラウド基盤の構築、AIを活用したソリューションなど |
| 主要子会社 | 日本アイ・ビー・エムデジタルサービス、日本アイ・ビー・エムシステムズ・エンジニアリング、日本アイ・ビー・エム共同ソリューション・サービスなど |
| おすすめポイント | 外資系ならではの実力主義の風土と、世界最先端の技術に若手から触れられる点。 |
日本アイ・ビー・エムは、ハードウェアから最新のAI、クラウドまで幅広いソリューションを提供する外資系のIT企業だ。
世界基準の圧倒的な技術力を持ち、日本の大企業や官公庁の基幹システムを長年にわたって支え続けている。外資系でありながら日本企業に寄り添う丁寧なサポート体制を持っており、充実した新人研修が用意されているのが大きな特徴だ。
完全な成果主義の風土が根付いており、実力を証明すれば年齢に関係なく高いポジションと報酬を獲得できる。そのため、「厳しい環境で揉まれながら最速で成長したい」という上昇志向の強い学生にぴったりだ。
一方で、成果を出せなければ厳しい評価が下されるシビアな側面もあるため、受け身の姿勢では通用しない。グローバルな視点を持ち、自らキャリアを切り拓く覚悟がある学生に挑戦してほしい企業である。
このような大手SIerに入りたいのなら、各社に合わせた選考対策が必要だ。どのような質問が聞かれるかを把握し、それぞれ各社の特徴に合わせた回答を作ることが欠かせない。
選考対策に時間をかけられない場合は、SIer就活に強い就活エージェント「ユニゾンキャリア」を使って、選考対策を行って第一志望の企業から内定を獲得しよう。
3.日本5大SIerの比較ランキング
5大SIerはどれも日本を代表する超優良企業だが、売上規模や年収、残業時間などを比較すると各社の特色がより明確に見えてくる。自分の重視する条件と照らし合わせてみよう。
ここでは、日本5大SIerの比較ランキングについて解説していく。
- 売上高ランキング
- 平均年収ランキング
- 初任給ランキング
- 残業時間ランキング
- 離職率ランキング
- 平均勤続年数ランキング
- 就職難易度ランキング
3-1.売上高ランキング
| 順位 | 社名 | 売上高 |
|---|
| 1位 | 日立製作所 | 9兆7,287億円 |
| 2位 | NTTデータグループ | 4兆3,674億円 |
| 3位 | 日本電気(NEC) | 3兆5,827億円 |
| 4位 | 富士通 | 3兆5,029億円 |
| 5位 | 日本IBM | 8,321億円 |
売上高を見ると、総合電機メーカーである日立製作所が約10兆円という桁違いの規模でトップに立っている。
次いで、純粋なSI事業をメインとするNTTデータグループが4兆円を超え、NECと富士通が3兆円台で並ぶ形だ。日本IBMは非公開だが、グローバルでの影響力は絶大である。
これだけ巨大な売上を誇るということは、国や世界を動かす超大型プロジェクトを安定して受注し続けている証拠だ。
売上規模の大きさは、経営基盤の強固さと社員へ投資できる資金の余裕に直結する。社会インフラを根底から支え、絶対に潰れない安心感を求めるのであれば、この売上ランキング上位の企業群は最高の選択肢になる。
ただし、組織が大きすぎるゆえの意思決定の遅さというデメリットがあることも理解しておいてほしい。
3-2.平均年収ランキング
| 順位 | 社名 | 平均年収 |
|---|
| 1位 | 日本電気(NEC) | 963万円 |
| 2位 | 日立製作所 | 961万円 |
| 3位 | 富士通 | 929万円 |
| 4位 | NTTデータグループ | 923万円 |
| 5位 | 日本IBM | 910万円 |
平均年収の比較では、NECと日立製作所が960万円台でトップを争い、富士通とNTTデータグループ、日本IBMが900万円台前半で続く結果となった。
どの企業に入社しても、日本の平均年収を大きく上回るのが約束されていると言っていい。
IT業界は実力主義のイメージが強いが、日系大手である4社は、勤続年数を重ねるごとに安定して給与が上がっていく傾向が強い。
一方で外資系の日本IBMは、成果を出せば若手でも一気に年収を跳ね上げることが可能だ。
「若いうちからガンガン稼ぎたい」のか、「将来的に安定して高年収に到達したい」のか、自分のキャリア観に合わせて選ぶことが重要になる。
高い給与は、それだけ責任の重い仕事を任されることの裏返しでもあることを忘れないでほしい。
記事を読む
1.SIerの平均年収ランキングTOP100
IT業界の中でも、SIerは安定した収入を得られることで多くの就活生から人気を集める。
ここでは、各企業が公開するデータや独自の調査をもとに、平均年収のランキングを100位まで並べる。上位には、コンサルティング業務を得意とする企業や、大規模な金融システムを担う企業が目立つ。
これらの企業は、顧客の経営課題を直接解決する付加価値の高いサービスを提供するため、利…
3-3.初任給ランキング
| 順位 | 社名 | 初任給 |
|---|
| 1位 | 日本IBM | 40.8万円 |
| 2位 | 富士通 | 31.5万円 |
| 3位 | NTTデータグループ | 30.0万円 |
| 4位 | 日本電気(NEC) | 29.4万円 |
| 5位 | 日立製作所 | 26.9万円 |
初任給ランキングでは、外資系の日本IBMが40.8万円と頭一つ抜け出している。
次いで、ジョブ型雇用をいち早く導入した富士通が31.5万円、NTTデータグループが30.0万円の大台に乗り、優秀な若手人材を確保しようとする企業の強い意気込みが感じられる。
しかし、初任給の高さだけで企業を選ぶのは危険だ。高い金額の中に「みなし残業代」が含まれているケースや、初任給は高いがその後の昇給ペースが緩やかなケースがあるからだ。
目先の金額に飛びつくのではなく、30代、40代になったときのモデル年収や賞与の支給実績まで含めて、総合的に待遇を評価する視点を持つことが、後悔しない企業選びに繋がる。
記事を読む
1.新卒なら初任給が高いIT企業に入れる
IT業界は人材不足が深刻化しており、優秀な若手エンジニアを確保するために、各社が初任給の引き上げを行っている。
スキルや経験が問われる中途採用とは異なり、新卒採用ではポテンシャルが重視されるため、未経験からでも高収入企業に入社できるチャンスが広がっている。
ここでは、なぜ新卒でIT企業を目指すべきなのか、その背景と現状について以下の2点から解説してい…
3-4.残業時間ランキング
| 順位 | 社名 | 残業時間 |
|---|
| 1位 | NTTデータグループ | 22.7時間 |
| 2位 | 富士通 | 23.1時間 |
| 3位 | 日本電気(NEC) | 27.0時間 |
| 4位 | 日本IBM | 31.7時間 |
| 5位 | 日立製作所 | 33.6時間 |
月の平均残業時間は、NTTデータグループと富士通が20時間台前半と、業界内でもかなり低く抑えられている。
NECが27時間、日立製作所が33.6時間と続くが、巨大なシステム開発を担う企業としては十分にホワイトな労働環境だ。
5大SIerはコンプライアンス意識が非常に高く、働き方改革に全社を挙げて取り組んでいるため、無茶な長時間労働を強いられる心配は少ない。
「激務で倒れるのではないか」という不安は、現在のこの企業群には当てはまらない。
ただし、システムのリリースの直前やトラブル発生時には、どうしても残業が増える期間があることは理解しておこう。
3-5.離職率ランキング
| 順位 | 社名 | 離職率(目安) |
|---|
| 1位 | 日立製作所 | 1.2% |
| 2位 | 富士通 | 1.5% |
| 3位 | 日本電気(NEC) | 1.8% |
| 4位 | NTTデータグループ | 2.1% |
| 5位 | 日本IBM | 2.5% |
日系の4社は、手厚い福利厚生と安定した経営基盤があるため、新卒入社者の離職率は1%〜2%台と極めて低く、多くの社員が長く定着して働いている。
日本の大企業らしい「人を育てる文化」が根付いている証拠だ。一方で、外資系の日本IBMは成果主義の風土もあり、離職率は2.5%と日系企業に比べてわずかに高い傾向にある。
これは企業がブラックだからではなく、「実力をつけてより良い条件の企業へ移る」という外資系特有のキャリア観が前提にあるからだ。
一つの会社で定年まで安定して働きたいなら日系の大手、自分の市場価値を高めてステップアップしていきたいなら外資系というように、自分の志向と照らし合わせて判断してほしい。
3-6.平均勤続年数ランキング
| 順位 | 社名 | 平均勤続年数 |
|---|
| 1位 | 日立製作所 | 19.3年 |
| 2位 | 富士通 | 19.1年 |
| 3位 | 日本電気(NEC) | 18.1年 |
| 4位 | NTTデータグループ | 14.5年 |
| 5位 | 日本IBM | 12.5年 |
平均勤続年数は、日立製作所と富士通が19年超え、NECが18年超えと、非常に長い期間働く社員が多いことがわかる。
NTTデータグループも14.5年と十分に長い。これは、ライフステージが変化しても働き続けられる制度(産休・育休や時短勤務など)が完璧に整っていることの証明だ。
IT業界は「数年で転職するのが当たり前」というイメージを持たれがちだが、この5大SIerの数字を見れば、安心して人生の基盤を築ける優良企業であることが理解できるはずだ。
「激務ですぐに辞めてしまうのでは」というネガティブな噂に惑わされる必要はない。手厚いサポートの中で、じっくりと腰を据えて成長していける環境が用意されている。
3-7.就職難易度ランキング
| 順位 | 社名 | 就職難易度(偏差値) |
|---|
| 1位 | NTTデータグループ | 63 |
| 2位 | 日立製作所 | 62 |
| 3位 | 富士通 | 61 |
| 4位 | 日本電気(NEC) | 60 |
| 5位 | 日本IBM | 59 |
5大SIerはどれも圧倒的な人気を誇るため、就職難易度はIT業界全体で見てもトップクラスだ。
その中でも、純粋なIT専業として絶大な人気を集めるNTTデータグループと、国内最大規模の日立製作所は、早慶や旧帝大などの優秀な学生が殺到するため、競争は極めて熾烈になる。
「自分のような学歴で受かるのだろうか」と不安になるかもしれないが、ポテンシャルを重視する新卒採用では、入念な対策を行えば十分に勝機はある。
重要なのは、なぜその企業でなければならないのかという「志望動機」と、「思考力」を面接官に示すことだ。
名前の知れた大企業だからという理由だけでエントリーしても、受かるほど甘い世界ではない。しっかりと自己分析と企業研究を行い、万全の準備を整えて難関選考に挑んでほしい。
このように、日本5大SIerに限ったとしても、さまざまな比較検討の要素がある。ただ、君自身にとって最良の就職先を決めるのに、これだけでは情報不足ではないだろうか。
ユニゾンキャリアなら、SIer各社の仕事内容から働き方、キャリアまで把握しているため、君にぴったりの企業を厳選して紹介することが可能だ。
もしSIerの企業研究や選考対策に困ったら、ぜひ気軽にユニゾンキャリアの無料相談を受けよう。完全無料で、業界説明から企業説明まで行うため、SIer志望の学生に使ってほしい。
4.日本5大SIerに入るための選考対策一覧
トップ企業の内定を勝ち取るには、他の学生と同じような対策では絶対に見透かされてしまう。自分の熱意を具体的な行動で示し、プロの客観的な視点を取り入れる戦略が必要だ。
ここでは、日本5大SIerに入るための選考対策一覧について解説していく。
- プログラミング学習を行う
- IT系の資格を取得する
- 内定者のESを参考にする
- 他社ではなく自社を選ぶ理由を明確化
- 就活エージェントで選考対策を行う
4-1.プログラミング学習を行う
文系や未経験から5大SIerを目指す場合、「IT業界に興味があります」と口で言うだけでは説得力に欠ける。
その熱意を証明する最も効果的な方法は、選考前に自分でプログラミングの学習を始めておくことだ。Progateなどの無料学習サイトを使って、簡単なWebサイトの仕組みや基礎的なコードの書き方に触れてみよう。
「未経験ですが、入社後の研修についていけるよう、現在〇〇言語の基礎を独学で勉強しています」と面接で伝えれば、自走できる人材として極めて高い評価を得られる。
採用担当者は今の技術力よりも、「自ら進んで学ぶ姿勢があるか」を見ている。入社後も最新技術を学び続ける覚悟があることを、具体的な行動でアピールしてほしい。
記事を読む
1.学生のプログラミング経験は選考で有利
IT業界への就職を目指す際、プログラミング経験があることは間違いなくアドバンテージとなる。
特に新卒採用ではポテンシャルが重視されるが、そのポテンシャルを裏付ける証拠として実際に手を動かした経験ほど強いものはない。
ここでは、なぜプログラミング経験が選考で有利に働くのか、以下の4つの観点から解説していく。
1-1.多くの学生はプログラミング経験な…
4-2.IT系の資格を取得する
プログラミング学習と並行して、ITに関する基礎知識を証明できる資格を取得しておくことも強力な武器になる。
特に「ITパスポート」や、さらに難易度の高い「基本情報技術者試験」の取得に向けて動いている事実は、大きなプラス評価に繋がる。
5大SIerの業務は上流工程のマネジメントが中心になることが多いが、システムの仕組みを根本から理解していなければ、下請け企業に的確な指示を出すことはできない。そのため、ITの体系的な知識を持っていることは大前提となる。
「現在、基本情報技術者試験の合格に向けて、毎日〇時間勉強しています」と伝えることで、目標に向かって計画的に努力できる人間性も同時にアピールできるはずだ。
記事を読む
1.新卒でIT企業に入るには資格が必要なのか?
結論から言うと、新卒でIT企業に入るために資格は必須ではない。
多くのIT企業は、新卒採用において「ポテンシャル採用」を行っている。これは、現時点でのスキルや知識よりも、入社後の成長可能性や学習意欲を重視する考え方だ。
だから、資格を持っていないという理由だけで、選考に落ちることはない。
しかし、資格を持っていると就職活動が有利に進むのは事実…
4-3.内定者のESを参考にする
超難関企業の書類選考を突破するためには、過去に内定を獲得した先輩たちがどのようなエントリーシート(ES)を書いていたのかを徹底的に分析することが必須となる。
そのため、質の高い情報を効率よく集めるために、以下の就活サイトを活用しよう。
- ワンキャリア(ONE CAREER)
- 就活会議
- みん就(みんなの就職活動日記)
これらのサイトには、実際に通過したESの構成や、言葉の選び方が詳細に掲載されている。まずは内定者の型を真似て、そこに自分ならではのエピソードを加えていく。
自分ひとりで考えていても正解には辿り着きにくいため、情報収集の手間を惜しまず、通過するESの基準をしっかりと把握して書類作成に臨んでほしい。
記事を読む
1.SIerに強い就活サイトの選び方3選
IT業界の就職活動は、他の業界と比べて技術的な質問や論理的思考を問われる場面が多い。
一般的なナビサイトだけでなく、IT業界に特化した専門のサービスを上手く活用する必要がある。そのため、自分の目的に合うサービスを見極める視点を持つことが大切だ。
ここでは、SIerに強い就活サイトの選び方3選について解説していく。
1-1.4種類の中から就活サイトを選ぶ
就…
4-4.他社ではなく自社を選ぶ理由を明確化
5大SIerの面接で必ずと言っていいほど深く聞かれるのが、「なぜ他の4社ではなく、うちなのか」という質問だ。
ここが曖昧だと、「大企業ならどこでもいいのだろう」と判断されて即座にお見送りとなってしまう。NTTデータグループの公共分野への強さ、富士通のジョブ型雇用、NECのセキュリティ技術など、各社には明確な違いがある。
企業研究を徹底的に行い、「御社の〇〇という技術を使って、こんな社会課題を解決したいから」と、ピンポイントで志望理由を言語化できるようにしておかなければならない。
競合他社の強みと弱みも合わせて分析し、比較した上でその企業を選んだという説明ができれば、面接官を納得させることができるはずだ。
記事を読む
1.「なぜSIer?」と聞かれたら危険サイン!?
SIerの面接で「IT業界の中でもなぜSIerなのか?」と聞かれた場合、君の志望動機がまったく伝わっていないと言っても過言ではない。
基本的にSIerの面接において、「IT業界の中でもなぜSIerなのか?」と聞かれることはない。
このような深掘り質問がされたら、君の回答が浅く、本気でSIerに入りたいと思っていないと評価されてしまう。
もしこの質問への回答に失敗…
4-5.就活エージェントで選考対策を行う
5大SIer特有の鋭い深掘り質問に対応するためには、一人で面接の練習をしていても客観的な評価ができず、独りよがりな回答になってしまう。
プロの視点を取り入れて回答をブラッシュアップするために、以下の就活エージェントサービスを積極的に利用してほしい。
- ユニゾンキャリア就活
- レバテックルーキー
- paiza新卒エージェント
これらのサービスでは、IT業界に精通したアドバイザーが、過去の傾向に基づいた模擬面接を何度でも行ってくれる。志望動機の矛盾を的確に指摘してもらい、本番さながらの緊張感で練習できるため、面接での対応力が身につく。
もっと就活エージェントを知りたい場合は、こちらの記事、「SIer就活に強いおすすめ就活エージェントランキング」をお読みください。
5.日本5大SIerに関するよくある質問
トップ企業を目指す就活生からは、業界の構造や企業間の違いについて多くの疑問が寄せられる。曖昧な認識のまま選考に進まないよう、正しい情報をインプットしておこう。
ここでは、日本5大SIerに関するよくある質問について解説していく。
- 日本7大SIerを教えてください
- 5大SIerとアクセンチュアならどっち?
- 5大SIerの中の子会社でおすすめは?
5-1.日本7大SIerを教えてください
IT業界では、5大SIerに「野村総合研究所(NRI)」と「大塚商会」を加えた7社を「日本7大SIer」と呼ぶことがある。
どちらも非常に影響力の大きい企業だ。
野村総合研究所は、経営戦略の立案という最上流のコンサルティングからシステムの構築・運用までを自社で一貫して行う、超高収益体質の企業だ。平均年収は1,300万円を超え、圧倒的な待遇を誇る。
大塚商会は、中堅・中小企業向けにオフィス用品からITシステムまでを丸ごと提案する、非常に強力な営業力を持つ独立系SIerである。
このように、純粋なシステム開発だけでなく、コンサルティングや営業力に特化した企業を含めて業界のトップ層を形成しているのが日本のIT市場の現状だ。
そのため、それぞれの強みを理解し、自分の適性に合った企業を見つけてほしい。
5-2.5大SIerとアクセンチュアならどっち?
日系の5大SIerと外資系コンサルのアクセンチュア、どちらに進むべきかは学生のキャリア観によって完全に答えが分かれる。
「安定して長く働きたい」なら5大SIer、「若手から圧倒的に成長して稼ぎたい」ならアクセンチュアを選ぼう。5大SIerは、手厚い福利厚生と研修制度があり、時間をかけてじっくりとエンジニアを育成する文化がある。
アクセンチュアは、完全な実力主義であり、若手のうちから裁量の大きなプロジェクトを任されるため、激務になりやすいが成長スピードは凄まじい。
どちらが優れているというわけではなく、自分がどのような働き方をしたいかがすべてだ。
プレッシャーに耐えてでも市場価値を高めたいのか、安定した基盤の中で社会インフラを支えたいのか、自分の心に深く問いかけて決断してほしい。
5-3.5大SIerの中の子会社でおすすめは?
5大SIer本体は狭き門だが、そのグループを支える子会社SIerなどは採用枠も広く、労働環境が整っているためおすすめだ。
例えば、NTTデータグループの子会社(通称:デー子)は、親会社と同等の手厚い福利厚生を受けながら、残業が少なく働きやすい企業が多数存在する。
日立システムズやNECソリューションイノベータといった企業も、安定した基盤の中で大規模な開発や運用保守に携わることができる。
「本体に入れなかったら負け」と悲観する必要は全くない。むしろ、子会社の方が現場に近いところで専門的な技術を磨けたり、転勤が少なかったりといったメリットも多い。
親会社のブランド力に固執せず、実質的な働きやすさを重視して子会社を狙うのは、非常に賢い就活の戦略と言える。
ここまで本記事を読んで、大手SIerの企業選びから選考対策までイメージできただろうか。もしSIerの就活に迷いがあるのなら、まずはぜひ一度、ユニゾンキャリアに話を聞いてみよう。
ユニゾンキャリアなら、SIerの業界説明から求人紹介、各社に合わせた選考対策まで行っている。気になる方は、以下から無料相談に申し込んでほしい。
6.SIerの就活ならユニゾンキャリアにお任せ
5大SIerやその優良なグループ企業から内定を獲得するには、企業の深い理解とプロの目線を通した選考対策が不可欠だ。当社の手厚いサポートを活用し、激戦を勝ち抜いて理想の企業から内定を得た先輩たちの事例を紹介する。
6-1.SIerの内定者インタビュー①
成功者インタビューより
プログラミングの勉強を始めてから就活はうまくいきましたか?
いえ、うまくいきませんでした…。書類選考は通るんですけど、一次面接で落ちてばかりで。
就活の途中からIT業界に絞ったので、「なぜIT業界を目指すようになったんですか?」と質問されることが多かったんですが、うまく答えられませんでした。
IT業界を目指すようになったのが大学4年の5月ということもあって、「本当にエンジニアになれるのかな」とずっと不安でした。
ひとりで面接対策をするのは難しいと思って、就活エージェントを探すようになりました。
ユニゾンキャリアではどんな面接対策を行いましたか?
面接で聞かれやすい質問をピックアップしてもらって、自分で考えた回答を添削してもらいました。
それと、面接がある日は毎回橋本さんに頼んで、面接の前に面接練習をしてもらっていました。一次面接になかなか通らない状況だったので、何度も面接練習をしてくれたのはありがたかったです!
面接本番でも橋本さんにピックアップしてもらった質問ばかり聞かれて、あらかじめ考えた回答を話すだけで良かったんです。
例えば、これまで困っていた「なんでIT業界を目指すようになったんですか?」という質問にもしっかり答えられました。振り返ってみて、本当に的確な面接対策をしてもらえたんだなあと思いましたね。
最後にユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!
本当に学生に寄り添ってくれる就活エージェントさんだったな、と思います。
橋本さんに朝早くから面談をお願いした時も「高梨さんのためだったら早く来ます!」と言ってくださって。
IT業界の就活がうまくいかなくて悩んでいる人なら、誰にでもおすすめできる就活エージェントさんだなと思います。ありがとうございました!
6-2.SIerの内定者インタビュー②
成功者インタビューより
留学中に就活を進めるって大変ですね…。その中でユニゾンキャリアを利用しようと思ったきっかけは?
最初は他のエージェントさんを利用していたんですよ。でも、LINEの返信が遅かったり、求人だけ大量に送られてきたりして、思ったようなサポートが受けられませんでした。
留学していたので、時差があったからかもしれないんですけど、全然返信がなかったんですよ。
それに、勉強も両立しながら就活を進めなきゃいけなかったので、大量に求人を紹介されても、企業を選ぶ時間もありませんでした。
元々利用していたエージェントの対応に不満があったので、ユニゾンキャリアさんを利用するようになりました。
ユニゾンキャリアのサービスはぶっちゃけどうでしたか?
キャリアアドバイザーの橋本さんが、親身に相談に乗ってくださって、ありがたかったです!
LINEでバーッて質問しても、全部しっかり返してくれて、「すごい、本物だ!」って(笑)
以前、ほかのエージェントを利用していた時に大量応募が嫌だったことを橋本さんに相談したら、「じゃあ数社ずつ、髙安さんのペースに合うようにご紹介しますね」と私に合わせたサポートをしてくれました。
あと、選考対策をしっかりしてくれたのも助かりました。
面接対策の資料を渡してもらって、その資料を見ながら「ここが求められますよ」「質問したらこんな風に返しましょう」みたいに面接の回答例を色々教えてもらいました。
ユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!
橋本さんがIT業界の説明からしっかりしてくれて、エンジニアとして働くイメージが持てました。
そのおかげで、本当に私はITに進んでいいんだな、未経験なりにもチャレンジしていいんだなって勇気をもらえました。
もしエンジニアを目指す友達がいたら、絶対におすすめしたいなって思うくらい、本当にいいエージェントさんだったなって思います!
超難関企業であっても、正しい努力の方向性と客観的なアドバイスがあれば、必ず内定に近づくことができる。
当社はIT業界に特化した就活支援を行っており、一人ひとりに最適な企業選びから面接対策までを一貫してサポートする。不安を払拭し、納得のいくキャリアのスタートを切りたいなら、ぜひユニゾンキャリアの無料相談を活用してほしい。