
最終更新日:2025.07.17
ITエンジニアに資格はいらない?資格なしでも転職できる理由を解説

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- ITエンジニアに資格取得はいらない?
- ITエンジニアに資格がいらないのはどんな人?
- どんな資格なら取得メリットがあるか教えて!
IT業界の中には「ITエンジニアに資格はいらない!」と断言する方もいますが、ご自身が資格を取得しないといけない状況に陥らなかったから言えるのでしょうね。
ITエンジニアとして働くと、資格取得が必須の場面もあります。
ただ、大半のITエンジニアにとっては資格はいらないのが現状です。
実際に、どのような方に資格取得が必要で、どのような方だと資格取得はいらないのでしょうか?
記事の要約
本記事では「ITエンジニアとして資格取得を検討している方」を対象に、どんな方なら資格取得が必要なのか、どんな方だと資格取得はいらないのかについて解説していきます。

1.ITエンジニアの転職に資格は必須ではない

未経験からITエンジニアを目指すうえで、資格取得は必須ではありません。
もちろん資格があれば選考が有利になりますが、資格がないからといってITエンジニアになるのを諦める必要はありません。
なぜなら、現在のIT業界は深刻な人手不足にあり、多くの会社が未経験採用に積極的だからです。
そうした会社は、現時点での知識やスキルよりも、入社後にITエンジニアとして成長してくれるかどうかを重視しています。
会社ごとのやり方や文化に染まっていない未経験の方を、自社でじっくり育てていきたいと考える会社も少なくありません。
面接での受け答えを通じて、学習意欲や人柄といった部分を伝えることができれば、資格がなくても内定を獲得できます。
そのため、資格を取得しないと転職できないなんてことは一切ありません。
2.ITエンジニアに資格がいらないケース一覧
未経験からのITエンジニア転職であっても、資格がいらないケースは数多くあります。
ここでは、どのような方であれば資格がいらないのか、6つのケースに分けて解説していきます。
- 20代未経験なら資格なしで転職できる
- 30代前半未経験ならぎり資格はいらない
- 高卒や短大卒であっても資格はいらない
- フリーターであっても資格はいらない
- 独学でポートフォリオを作成している
- 実務経験が豊富なら資格はいらない
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2-1.20代未経験なら資格なしで転職できる
20代未経験からITエンジニアを目指すのであれば、資格がなくても転職することが可能です。
なぜなら、20代の転職市場では「若さ」そのものが、何物にも代えがたい強力な武器になるからです。
多くの会社は、20代未経験の方を長い時間をかけて育てたいと考えています。今は知識がなくても、入社後にいくらでも吸収し、成長してくれるだろうという期待を込めて採用します。
20代なら会人経験が浅いこともマイナスにはならず、「自社の文化に染めやすい」と好意的に受け止めてくれるのです。
資格の勉強に半年、1年と時間を費やす間に、その「若さ」という武器の価値は少しずつ失われていきます。
そのため、一日でも早く実務経験を積めるように、資格取得を目指すよりも先にITエンジニアになることを優先してください。
2-2.30代前半未経験ならぎり資格はいらない
30代前半で未経験の場合、資格がなくても転職できる可能性は残されています。
ただ、20代のように資格がいらないというわけではありません。資格が「ぎりぎり不要」というのが正直なところです。
20代と同じ「ポテンシャル採用枠」で戦うことになりますが、会社側はどうしても、より長く働いてくれる可能性のある20代を優先する傾向にあります。
そのため、学習意欲やコミュニケーション能力、ビジネスマナーなど、年齢を補って余りあるアピールポイントがなければ、選考通過は厳しくなります。
資格がない場合は、「自分は20代よりも、早く戦力になる」ということをエピソードを交えて説明できなくてはなりません。
2-3.高卒や短大卒であっても資格はいらない
ITエンジニアの採用では、学歴が不問であるケースがほとんどです。
そのため、高卒や短大卒といった経歴が転職の妨げになることはありません。
会社が見ているのは、最終学ではなく、「自ら学ぶ力があるか」「論理的に物事を考えられるか」といった資質です。
学歴フィルターを設けている一部の大手SIer企業や自社開発企業などを除けば、ほとんどの会社は経歴に関係なく、あなたのポテンシャルを評価してくれます。
学歴に自信がないと感じる方こそ、面接で学習意欲をアピールしたり、ポートフォリオで技術力を示したりすることで、大卒のライバルとも対等に戦うことが可能です。

2-4.フリーターであっても資格はいらない
現在フリーターとして働いている方も、資格がなくてもITエンジニアになれます。正社員経験の有無が不採用の理由になることは少ないからです。
ただし、採用担当者は「なぜ正社員ではなく、フリーターという働き方を選んだのか」「長く安定して働いてくれるか」といった点を気にします。
この懸念を払拭するため、ITエンジニアとして、腰を据えてキャリアを築いていきたいという強い意志と志望動機を伝えることが重要です。
例えば、「IT業界について調べてITエンジニアの仕事内容を理解」や「生活のためにフリーターをしながら、空いた時間でプログラミングの学習を進めていました」といった行動があると、学習意欲と志望動機の裏付けになります。

2-5.独学でポートフォリオを作成している
独学で何らかのポートフォリオを作成しているのであれば、資格は必要ありません。
ポートフォリオは、資格よりも技術力や学習意欲があることの証明になるです。
資格が「知識があることの証明」であるのに対し、ポートフォリオは「その知識を使って、実際に何かを作り上げる力があること」の証明となります
会社にとって、どちらがより魅力的に映るかは明らかです。特に、ただ動くだけでなく、なぜその技術を使ったのか、どこに工夫をしたのかを自分の言葉で説明できるポートフォリオは高く評価されます。
未経験なのにポートフォリオを作成できると、入社後も自走して成長してくれると期待されるため、資格がなくても内定を獲得することができます。
2-6.実務経験が豊富なら資格はいらない
ITエンジニアとして実務経験を積んでいる方であれば、資格の取得が必要な場面は限られてきます。
特に転職市場では資格よりも実務経験が重視されるからです。この評価基準はIT業界において不変です。
例えば、ヘルプデスクの経験者がインフラエンジニアを目指す場合、資格よりも「これまでどのようなトラブルに対応してきたか」「マニュアル作成で工夫した点は何か」といった具体的な経験のほうが、よほど高く評価されます。
会社が知りたいのは、あなたが「何を知っているか」ではなく、「その知識や経験を活かして、現場で何ができるか」です。
実務経験という最強の武器があるのなら、自信を持って転職活動に臨んでください。
3.資格なしでも転職成功のITエンジニア3選
資格がなくても未経験からITエンジニアになれた方は山のように存在します。
とはいえ、言葉だけで説明されても信用できないですよね。そこで未経験からITエンジニアになった方を実名で紹介します。
資格なしでも転職成功者3名
- 正社員経験ゼロでもITエンジニアに転職
- 高卒からITエンジニアに転職
- PC初心者からITエンジニアに転職
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3-1.正社員経験ゼロでもITエンジニアに転職

與那嶺さんは27歳という年齢で、正社員経験がない方であっても、資格がなくてもITエンジニアになることができました。
ユニゾンキャリアの転職支援によって、応募した4社すべてから内定を獲得し、研修が充実した会社に入社しています。
経歴にハンデがあったとしても、20代であれば資格がなくても転職できた方です。
3-2.高卒からITエンジニアに転職

植野さんは大学を中退してしまい、高卒という経歴でしたが、資格を取得せずともITエンジニアに転職成功しました。
選考対策のために、資格取得を目指した勉強を少し行った結果、5社に応募して3社から内定を獲得しています。
職歴だけではなく、学歴に不安がある方であっても、資格がなくても転職できた方です。
PC初心者からITエンジニアに転職

横井さんは前職が漁師であったこともあり、PC初心者でしたが、資格を取らなくてもITエンジニアになることができました。
高卒という経歴でありながらも未経験からSIerに転職できています。フルリモートでの研修もある優良企業でした。
このようにPC経験が乏しくても、未経験からITエンジニアになることは可能です。
ユニゾンキャリアであれば、PC初心者であっても、フリーターであっても歓迎している求人があります。
未経験に特化した選考対策を熟知しているため、経歴やPCスキルに不安な方であってもユニゾンキャリアにご相談ください。
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4.ITエンジニアに資格取得が必要になる場面

ITエンジニアには、資格の取得が必要になる場面も存在します。
ここでは、ITエンジニアに資格が必要になる5つの状況を解説します。
- 未経験かつ短期離職が多い
- 未経験から開発に携わるとき
- 35歳以上が未経験から転職するとき
- インフラ保守に早く携わりたいとき
- 携わる業務領域を広げたいとき
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4-1.未経験かつ短期離職が多い
未経験であることに加え、短期離職を繰り返していると、転職活動において大きなハンデとなります。
採用担当者に「継続性がない」「またすぐに辞めてしまうのでは」という印象を与えてしまうからです。このマイナスイメージを、面接での言葉だけで払拭するのは困難です。
そこで役立つのが資格です。例えば、合格までに必要な学習時間が数百時間かかるCCNAのような資格を持っていれば、ITエンジニアになる覚悟があり、努力を継続できる人だという証明になります。
さらに、「本気でIT業界で長く働きたい」という覚悟も示すことができます。
資格を取得したという実績によって、会社が短期離職のリスクを上回る採用するメリットを感じられます。

4-2.未経験から開発に携わるとき
未経験から、プログラミングを行う開発エンジニアを目指す場合、資格は協力な武器になります。
特にシステムのテストなどではなく、開発に携わるためには、プログラミングの知識が必要です。Java SilverやJava Goldといった資格を習得して、プログラミングができるという証明ができないと、開発に関われない可能性が高いです。
もちろん、ポートフォリオがあればそれに越したことはありません。ただ、ポートフォリオを作るには膨大な時間が必要です。
そこまでの時間が取れない場合でも、JavaSilverなどの資格を取得していれば、「プログラミングの基本的な文法やオブジェクト指向の考え方を理解している」という証明になります。
特に、未経験からでも開発に挑戦したいという方は資格取得を目指してください。

4-3.35歳以上が未経験から転職するとき
未経験からITエンジニアを目指す場合、35歳以上だと資格の取得は必須だと考えてください。
20代や30代前半とは違い、「ポテンシャル」だけを武器に戦うのは、非常に厳しい道のりになるからです。
会社側は、35歳以上の方に対して、これまでの社会人経験に加えて「学習の成果」を求めます。なぜなら、20代よりも知識の吸収力や素直さに欠けるため、未経験の方を採用するリスクがあるからです。
その差を埋めるためには、「私は本気でITエンジニアになるために準備をしました」という、目に見える証拠が必要です。
そのため、資格を取得していると、年齢というハンデを乗り越えるために役立ちます。

4-4.インフラ保守に早く携わりたいとき
未経験からインフラエンジニアを目指す場合、最初は監視・運用の仕事からスタートすることが一般的です。
そこから、より専門的な「保守」や「設計・構築」といった上流工程へとステップアップしていきます。
もし少しでも早く保守の仕事に携わりたいのであれば、CCNAやLPIC、LinuCといった資格の取得が役立ちます。
これらの資格を持っていることで、ネットワークやサーバーに関する基礎知識が備わっていると判断され、成長が早いと期待されるからです。
その結果、早い段階で先輩社員と一緒に保守業務を行う現場に出る機会を与えられます。

4-5.携わる業務領域を広げたいとき
ITエンジニアとしてキャリアを積んでいく中で、さらに業務領域を広げたいと思ったときにも、資格取得が役立ちます。
具体的に、以下のような資格を取得すると、会社から新たな業務を振られ、スキルアップすることが可能です。
インフラエンジニアの場合は、以下のとおりです。
インフラエンジニアの場合
- AWS認定資格
- Azure認定資格
- GoogleCloud認定資格
- 情報処理安全確保支援士
開発エンジニアの場合は、以下のとおりです。
開発エンジニアの場合
- Python3 エンジニア認定実践試験
- ORACLE MASTER Silver
- LPIC
- AWS認定資格
これらの資格を取得することによって、会社によっては新しい業務を任せてもらえる可能性が高まります。
まずは、会社の上司やSESの営業に取得したほうがいい資格を聞いてみることをおすすめします。

5.ITエンジニアが資格を取得するメリット
資格取得には時間も費用もかかりますが、それに見合うだけのメリットがあります。
ここでは、資格を取得することで、どのようなメリットがあるのかについて解説します。
- 書類選考の通過率が上がる
- 上流工程に早く携われる
- 資格手当てによって年収アップ
- 好待遇の優良企業に転職できる
- 実務経験が浅くても転職できる
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5-1.書類選考の通過率が上がる
資格を取得するメリットは、書類選考の通過率が上がることです。未経験からの転職では、この最初の関門を突破することが何よりも重要になります。
なぜなら、採用担当者は多くの応募書類の中から、まず会ってみたい人を選別するからです。その際、履歴書に記載された資格は、「IT業界への本気度」や「基礎知識の有無」を示す、分かりやすい判断材料になります。
例えば、同じ経歴を持2二人の応募者がいた場合、資格を持つほうに「まずは話を聞いてみよう」と思うのは自然なことです。
資格取得によって数多くのライバルから一歩抜け出し、面接の機会を得るきっかけを作ってくれます。どれだけ魅力があっても、面接に進めなければ何もはじまりません。
5-2.上流工程に早く携われる
資格の取得によって、未経験からでも早い段階で上流工程に携われる可能性を高めます。これは、ITエンジニアとしての市場価値を、より速いスピードで高めることにつながります。
なぜなら、システムの設計といった上流工程は、プロジェクト全体に影響を与える責任の大きな仕事だからです。会社としては、ITの基礎知識を理解していない方に、重要な仕事を任せるわけにはいきません。
資格があれば、通常より早くプロジェクトの打ち合わせに同席できたり、先輩のもとで設計書の一部を作成させてもらえたりと、成長の機会が多く与えられます。
下積み期間を短くし、いち早く裁量のある仕事に携わりたいなら、資格取得は最高の自己投資です。
5-3.資格手当によって年収アップ
資格取得には、資格手当によって年収アップするというメリットがあります。あなたの努力が毎月の給与に目に見える形で報われる、分かりやすいご褒美です。
会社にとっては社員のスキルアップが会社の成長につながるため、社員の自己学習を促す福利厚生として、資格手当制度を設けています。
例えば、月1万円の手当でも年間で12万円の収入増となり、生活に余裕が生まれます。複数の資格を取得して、月5万円の資格手当があったら、年間で60万円も収入が増えます。
こうした制度の有無は、社員の成長を大切にする会社かどうかを見極める判断材料のひとつです。
転職活動の際には、応募先の会社に資格手当の制度があるかを確認することも重要です。
あなたの頑張りをきちんと評価してくれる会社を選ぶようにしてください。
5-4.好待遇の優良企業に転職できる
資格を取得すると、優良企業へ転職できる可能性が高まります。数多くの求人の中から、本当に自分を育ててくれる会社を見つけ出すことが転職成功のカギです。
なぜなら、優良企業ほど入社前に自ら学習し、資格取得という形で努力を示せる人材を評価するからです。逆に、未経験者を安く採用したいだけの会社は資格取得を重視しません。
資格があることで、研修制度が整った会社から声がかかったり、これまで出会えなかった会社と接点が生まれたりします。
資格取得によって、書類選考が通る会社の質を引き上げる効果があります。ITエンジニアとして、最初のキャリアをより恵まれた環境で始めるための助けとなるのです。

5-5.実務経験が浅くても転職できる
ITエンジニアとして実務経験1年未満などの経験の浅い方であっても、資格を取得すると転職をしやすくなります。
経験年数が短くてスキル不足だったとしても、資格がカバーしてくれる心強い味方になるのです。
なぜなら、採用担当者は経験年数が短いと、どうしてもスキル不足を懸念するからです。しかし、そこに資格が加わることで、「実務経験」と「基礎知識の習得」が組み合わさり、あなたの評価は大きく変わります。
例えば、開発経験が半年でも、Java Silverがあれば、プログラミングの基礎知識があると評価されます。経験が浅いだけの人とは、与える印象がまったく異なるのです。
実務経験が浅いと、どれだけスキルが身に付いているかが分からないため、資格取得をしていると最低限の知識があることの証明となります。
その結果、実務経験が浅くても、より良い企業から内定をもらえるようになります。
6.【目的別】ITエンジニアが取得したい資格

ここでは、目的別に「取得したい資格」を整理しています。
やみくもに勉強を始めるのではなく、自分の目的に合った、費用対効果の高い資格を選ぶことが重要です。
- 未経験からの転職に役立つ資格
- キャリアアップに役立つ資格
- キャリアチェンジに役立つ資格
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6-1.未経験からの転職に役立つ資格
未経験からITエンジニアへの転職を有利にしてくれる資格は、特定の製品知識を問うベンダー資格です。
ただITの基礎知識を問う基本情報技術者試験よりも、特定分野の専門知識を証明できるため、会社からの評価が高いです。
未経験の方が取得したい資格には、以下のようなものが挙げられます。
未経験からの転職に役立つ資格
- CCNA
- LPIC-1
- LinuCレベル1
- Java Silver
インフラエンジニアを目指すならCCNA、クラウドエンジニアを目指すならAWS認定資格、というように、自身の希望する職種に合わせて資格を選ぶことが転職成功のカギです。
6-2.キャリアアップに役立つ資格
ITエンジニアが年収アップや上流工程の仕事を目指すために資格取得が役立ちます。
特に下流工程の仕事に携わっている方であれば、資格取得によってキャリアアップを早めることが可能です。
具体的には、以下の資格を取得するとキャリアアップが早まります。
キャリアアップに役立つ資格
- LPIC-2~3
- LinuCレベル2~3
- LinuCシステムアーキテクト
- ORACLE MASTER Silver
- 応用情報技術者試験
- ネットワークスペシャリスト試験
これらは、マネジメント層への昇進や、技術のスペシャリストとしての地位を確立するうえで、強力な武器となります。
会社によって評価される資格が異なるため、キャリアアップに役立つ資格を確認してうえで取得を目指してください。
6-3.キャリアチェンジに役立つ資格
現在の職種から別のITエンジニア職へキャリアチェンジしたい場合にも資格取得が役立ちます。
なぜなら、キャリアチェンジにはその分野への強い興味と、自ら学習したという客観的な証拠が必要になるからです。
例えば、以下の資格を取得すると、キャリアチェンジの機会を得ることが可能です。
キャリアチェンジに役立つ資格
- AWS認定資格⇒クラウドエンジニア
- 情報処理安全確保支援士⇒セキュリティエンジニア
- ORACLE MASTER⇒データベースエンジニア
ただし、上記の資格を取得したらからといっても、必ずキャリアチェンジできるとは限りません。
例えば、データベースエンジニアの場合、ORACLE MASTERを取得したうえで、データベース構築などの経験がないとキャリアチェンジできる可能性が低いです。
そのため、キャリアチェンジには資格だけではなく、特定領域における経験も少し必要となるのが現実です。
7.ITエンジニアが取得する必要性の低い資格

IT資格の中には、選考であまり評価されず、取得の労力に見合わないことがあります。
ここでは、未経験からITエンジニアを目指す方にとって、取得の必要性が低い2つの資格について解説します。
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7-1.誰でもITパスポートはいらない
ITエンジニアを目指す方にとっては、ITパスポートを取得する必要はありません。
なぜなら、その取得難易度が低く、IT業界で働くうえでの最低限のリテラシーを示す程度のものでしかないからです。
一般的には、営業職や事務職の方がITの基本を学ぶために取得する資格と認識されています。
すでにITパスポートを持っていたら多少は評価されるので、履歴書に書いておきたいですが、今から取得すべきではないです。
ITパスポートの勉強に時間を使うくらいなら、ほかの資格を目指すべきです。
7-2.基本情報技術者試験は優先度が低い
基本情報技術者試験はITパスポートよりも評価される資格ですが、資格を取得するならほかのものを優先したいです。
同じ資格を取得するのなら、CCNAやJava Silverといった資格のほうが会社から評価されます。
なぜなら、多くの会社が求めているのは、幅広い知識よりも、すぐに現場も使える技術に関する知識だからです。
同じ学習時間をかけるのであれば、CCNAやLPICといった、特定の製品・サービスに関するベンダー資格を取得するほうが、実務に役立つスキルを持っていると評価されます。
基本情報技術者試験を取得するよりも、会社が評価するベンダー資格を取得することで、より早くキャリアアップや年収アップをすることができます。
8.ITエンジニアの転職はユニゾンキャリア
資格がなくても未経験からITエンジニアに転職できるため、あとは会社選びで失敗しないことが大切です。
とはいえ、転職サイトで未経験歓迎のITエンジニア求人を見ても、どれも同じで違いが分かりませんよね。
そんなときは、ITエンジニア転職のプロ「ユニゾンキャリア」であれば、優良企業の求人を紹介することができます。
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8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。
まだ「本当に資格がなくても、ITエンジニアになれるのかよ!」と怪しんでいませんか?
正直なところ、「誰でも未経験からITエンジニアになれる!」と言われても、自分も当てはまるのか分かりませんよね。
もうネットでいくら調べても分からないから、IT転職のプロに聞いて、早く転職できるものなら転職したいはず…。
ユニゾンキャリアであれば、IT業界に精通した転職アドバイザーが在籍しており、未経験向けの転職支援を行っています。
しかも未経験歓迎のITエンジニア求人を大量に出しているIT企業から採用要件を詳しく聞いているため、あなたが未経験からITエンジニアになれるかどうか、はっきりと伝えることができます。
そのほかにも、未経験からの転職を成功させるため、以下のようなサポートが行っているのがユンゾンキャリアです。
サポート内容一覧
- IT業界やITエンジニアの仕事内容の説明
- 未経験歓迎の優良企業紹介
- ゼロから応募書類の作成
- 内定獲得ができる面接対策
- 入社後の成長を見据えたキャリア相談
このような転職支援によって、未経験からITエンジニアになった方が続々と増えています。
その結果、Googleの口コミ件数は400件を突破、総合評価で★4.8を獲得しております。
口コミ評価
「まずは話だけ聞いてみたい」という情報収集の段階でも歓迎です。
ご相談から内定後のサポートまで、すべてのサービスは「完全無料」でご利用いただけますので、お気軽にご相談ください。
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8-2.未経験からの転職成功インタビュー

成功者インタビューより
転職活動時は何社に応募されましたか?
ユニゾンキャリアさんを利用して4社応募したところ、3社から内定をいただきました。
担当のキャリアアドバイザーの佐瀬さんに何度も面接対策をしてもらったおかげです。本当にありがたかったです。
ぶっちゃけ、年収は上がりましたか?
だいぶ上がりましたね、100万近く上がってます。もともと稼げる職業に就きたかったのでとても嬉しいです。
現職に決めた理由は何ですか?
研修制度が充実しているというのが大きかったですね。未経験からスタートするので、研修制度はかなり重要視していました。
入社後は、研修にてクラウドの基礎から学び、最終的にはAzure認定資格を取得することができました。
また、給与も良かったので、それも決め手のひとつでしたね。
この方と同じように資格取得はおろか、ほぼPCを触っていない方であっても、ITエンジニアになることは可能です。
IT知識ゼロの未経験の方を含め、未経験歓迎のITエンジニア求人を数多く取り揃えているため、あなたをITエンジニアとして雇い、育ててくれる会社がたくさんあります。
会社の人事から採用要件を確認することによって、内定を獲得できる可能性が高い求人に絞って紹介できています。
もしITエンジニアになりたいけど、自分でもなれるか不安な方は、ユニゾンキャリアに自分も内定を獲得できるのかだけでも聞いてみませんか?