

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- インフラエンジニアの勉強は何をすればいい?
- インフラエンジニアの勉強の流れを知りたい
- インフラエンジニアの勉強法を教えて!
現在、あなたは「インフラエンジニアに転職を考えている」もしくは、「現場に入って勉強の必要性を感じている」という状況ではないでしょうか?
私も、インフラエンジニアとして働き始めた時にはわからないことばかりで、とにかく勉強しないとと焦っていた節があります。
ですが、今になって思うことは「やみくもに勉強しても意味がない」ということです。今回はそんな私の失敗談からインフラエンジニアの勉強法について紹介していきます。
本記事では、インフラエンジニアの勉強の初学者を対象に、勉強の基本から流れ、おすすめの勉強からよくあるお悩みまで網羅的に解説します。
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1.インフラエンジニアの勉強の3つの基本
技術者に求められる価値のある勉強をするためには、以下の3つの点を正しく理解することが大切です。
- スキルは知識×経験で身に付く
- 経験は職場、知識は資格が最適
- 現場ですぐに使うものから学ぶ
1-1.スキルは知識×経験で身に付く
インフラエンジニアとして必要なスキルは、単に知識を詰め込むだけでは身に付きません。
理論を理解していても、実際にサーバーを構築したりネットワーク障害に対処する経験がなければ、本当の意味での「使えるスキル」にはならないのです。
スキルは知識を基盤としつつ、現場での実務経験を積んでこそ、確かな実力として身に付きます。そのために、基礎的な知識を体系的に学び、実際のプロジェクトで手を動かすという前提を理解する必要があります。
本番環境での設定やトラブル対応を通じて得られる経験は、知識だけではカバーしきれない実践的なノウハウです。
そうした経験の積み重ねが、のちに複雑な案件や新しい技術へ挑戦するときの大きな武器になることを心得てください。
1-2.経験は職場、知識は資格が最適
インフラエンジニアとして早く成長したい場合、職場で実務経験を証明、知識は資格で証明すると考えてください。
実際の業務では、サーバーやネットワーク機器を扱いながら、障害対応やメンテナンスなど様々な場面で知識をアウトプットする場と考えるとわかりやすいです。
一方、資格勉強では試験範囲が体系立てられているため、学習漏れを防ぐうえで、自分の理解度を客観的に確認しやすい利点があります。
職場での経験を通じて得た疑問を資格学習で解消し、資格の勉強で身に付けた知識を業務で実践するという好循環を作ることで、スキルアップの効率が飛躍的に高まります。
また、資格を持っていると企業によっては資格手当が支給されることもあり、経済的なメリットも大きいです。
1-3.現場ですぐに使うものから学ぶ
インフラ分野はカバーする領域が広いため、何から手を付けるか迷いがちです。そのようなときは、まず現場での業務に直結するテーマから学び始めるのがおすすめです。
例えば、サーバー監視、ネットワーク設定、セキュリティ対策など、日常的に発生しやすい作業を優先して習得すると、すぐに実務で試せるため理解も深まりやすくなります。
現場で使う技術を集中的に学べば、業務の効率が上がり、周囲からの評価も得やすいです。
基本的な部分をしっかり固めてから、より専門性の高いクラウドや上流工程の設計などへステップアップしていくと、遠回りをせず着実にスキルを伸ばせます。
勉強の基本は全体像の理解ですが、初学者がいきなり全体像を理解するのは難しいので、まずは身近なものから進めて興味を広げるという方向性で進めてください。
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2.インフラエンジニアの基礎勉強の流れ
インフラエンジニアのキャリアを歩むにあたって、進めるべき基本的な指針は決まっています。
わかりやすい話、案件数が多いものを前提に構築すると、必然と任される仕事が見えるため、以下のような流れを踏むと効果的なのです。
- IT技術の基礎知識を叩き込む
- ネットワークの知識を学ぶ
- サーバーの知識を学ぶ
- セキュリティの基礎を学ぶ
- クラウドの基礎を学ぶ
2-1.IT技術の基礎知識を叩き込む
インフラエンジニアを目指す場合は、まずコンピューターやOSの基礎構造をしっかり理解することが大切です。
これからあなたが扱うものが、「なぜ動いているのか?」を理解しないと運用も構築も難しいです。
わかりやすく言えば、車の整備をする人が車が動く理由がわからないまま整備をしようとするようなものです。とても怖い話ですよね?
なので、IT技術の基礎となるCPUやメモリ、ストレージの役割や仕組みや、WindowsやLinuxなど複数のOSの知識は入れておいてください。
学習例
- コンピューターの基本構造(CPU・メモリ・ストレージの役割)
- OSの仕組み(WindowsとLinuxで何が違うの?など)
- データベースの概念(RDBMSやNoSQLの違いなど)
- ソフトウェア開発の流れ(要件定義→設計→実装→テスト→運用の一連の流れ)
- 基本的なITセキュリティの考え方(パスワード管理やウイルス対策など)
2-2.ネットワークの知識を学ぶ
ネットワークの理解はインフラエンジニアにとって欠かせない要素です。いまどき、国内の生活圏でネットワークがつながっていないケースは非常にまれです。
そのため、ネットワークの需要が高く、インフラエンジニアとしての基礎となることが多いのです。
基本となるTCP/IPやOSI参照モデル、ルーティングやスイッチングといった用語や仕組みを押さえておくと、トラブルシューティングやネットワーク設計で大きく役立ちます。
実際の現場では機器の設定やケーブル配線、障害発生時の原因特定など、幅広い作業を経験するため、体系的な学習が必要です。
学習例
- OSI参照モデル(第1層~第7層が何を指すのか)
- TCP/IPプロトコル(IPアドレスやポート番号の役割)
- ルーティングとスイッチング(ルーターとスイッチの仕組み)
- LANとWANの違い(社内ネットワークと広域ネットワークの使い方)
- ネットワーク機器の設定(Ciscoのコマンド操作や各種機器の基本設定)
2-3.サーバーの知識を学ぶ
サーバー分野では、LinuxやWindows ServerといったOSごとの特性を把握し、ユーザー管理やファイル権限、サービスの起動方法などを学んでおくと役立ちます。
特にLinuxコマンドの操作はインフラエンジニアにとって基本であり、運用管理の効率化やトラブル対応のスピードアップに直結します。
LPICやLinuCなどの資格で学習範囲を確認しながら、実機や仮想環境でコマンド練習を行うと理解が深まりやすいです。
サーバー構築はインフラの中核を担うため、エラー時のログ確認やサービスのデーモン管理など、運用の実務に近いシーンを想定した学習をすると、現場での即戦力になりやすいです。
学習例
- Linux OSの基本操作(cd、ls、mkdir などコマンド操作)
- Windows Serverの役割(Active DirectoryやIISの導入など)
- ファイル/ディレクトリのパーミッション設定(chmod、chownの使い方)
- サービス管理(systemctlやserviceコマンドを使った起動/停止)
- ログ監視の基本(/var/log/配下のログをチェックする習慣)
2-4.セキュリティの基礎を学ぶ
近年はサイバー攻撃の脅威が高まっており、セキュリティ対策はインフラエンジニアにとって必須のスキルとなっています。
ファイアウォールやウイルス対策ソフトの設定、脆弱性管理、アクセス制御など、守るべきポイントは多岐にわたりますが、まずは基本的な仕組みや脅威の種類を理解することが重要です。
OSやネットワークの基礎知識を押さえていると、セキュリティ構成の全体像をつかみやすくなるため、既存の知識を生かしながら学習を進めてみてください。
セキュリティは一度身に付ければ、さまざまな分野で応用できる汎用性の高い領域です。
学習例
- ファイアウォールの設定(iptablesやWindows Firewallの基本)
- 脆弱性とパッチ管理(OSやミドルウェアを最新版に保つ)
- 認証と認可(ユーザー管理やアクセス権限の設定)
- 暗号化技術(SSL/TLSの仕組みや公開鍵・秘密鍵の考え方)
- インシデント対応手順(攻撃があった際の初動と報告ルート)
2-5.クラウドの基礎を学ぶ
クラウドサービスは、企業のインフラ構築に欠かせない存在になりました。
AWSやAzure、GCPなどのプラットフォームは、オンプレミス環境と比較してスケーラビリティやコスト削減面でメリットが大きいです。
ただし、仮想ネットワークやセキュリティグループ、料金体系など独自の要素が多いため、基礎的な操作や概念をしっかり習得する必要があります。
まずは、無料枠を活用して簡単な環境を構築し、サーバーの起動やストレージの設定などを試してみると具体的なイメージがわきやすいです。
クラウドの知識は今後のキャリアにも直結し、案件の幅を広げてくれるため、優先的に学んでおくことをおすすめします。
学習例
- AWSの主要サービス(EC2、S3、RDSなどの基本的な使い方)
- Azureの機能(Virtual MachinesやAzure ADなど)
- GCPの概念(Compute EngineやGoogle Kubernetes Engineなど)
- クラウドネットワークの設計(VPC/Subnet/セキュリティグループなど)
- 料金体系やスケーリング(オンプレとは違うコスト管理と自動スケールの方法)
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3.インフラエンジニアにおすすめの勉強方法
インフラエンジニアにおすすめの学習方法は3つあります。基本的に、勉強は全体像をつかんでから細かく内容を見ていくのが効果的です。
そのため、以下の順序で進めることをおすすめします。
- 最初は本・書籍を購入して学習する
- 理解できない部分は動画で補う
- 資格の問題集にチャレンジする
- Webサイトを使って試験対策をする
- 現場の不明点はWebサイトで解決する
3-1.最初は本・書籍を購入して学習する
インフラ分野の学習を始めるときには、本や書籍を活用すると効率的です。
ネット上の情報は断片的になりがちですが、本であれば著者の経験やノウハウが凝縮されており、読み進めるだけで全体像をつかみやすいです。
インフラエンジニアの教科書
「インフラエンジニアの教科書」は、インフラエンジニアに必要な基礎的な知識を分かりやすくまとめている一冊です。
かの有名なLINE社に創業時から関わっていた著者が、インフラエンジニアに必要な知識を丁寧にまとめています。
仕事内容の基礎から仮想化技術までも解説しているので、インフラエンジニアに必要な知識を網羅的に学習できます。
絵で見てわかるITインフラの仕組み
「絵で見てわかるITインフラの仕組み」は、図解を通じてインフラ技術を分かりやすく学べます。
実際の各機能の関係性などを具体的にイメージできるので、初心者でも理解しやすい内容となっています。
ネットワークやサーバーだけでなく、アーキテクチャや要素技術なども学べる内容になっているので、この一冊だけで初心者にとって必要な知識を網羅可能です。
サーバ/インフラエンジニアの基本がこれ1冊でしっかり身につく本
「サーバ/インフラエンジニアの基本がこれ1冊でしっかり身につく本」は、サーバーなどのインフラエンジニアに必要な基礎知識がまとめられています。
ネットワークなどの技術的な話だけでなく、インフラエンジニアとして働くうえで必要な考え方なども解説されており、職種としてのマインド面を理解するのにも役立ちます。
職業倫理やエンジニアとして働く意味などにも触れられているので、エンジニア1年生としての心構えを身に付けられる一冊です。
3-2.理解できない部分は動画で補う
YouTubeやUdemyなどでは、インフラ構築やLinuxコマンドを解説する動画講座が豊富です。
日本語で丁寧に解説しているチャンネルも多く、初心者でも気軽に学習を始められます。セクションごとに学べる有料講座もあるため、必要に応じて使い分けてください。
ウズウズカレッジ l デジタル(IT・DX)分野のリスキリング就職
ウズウズカレッジ のYouTubeチャンネルでは、インフラエンジニアを目指す方々向けに、Linuxの基礎知識からLinuCやLPIC対策まで学習できる講座を提供しています。
講義は丁寧な解説と実践的な演習が特徴で、2倍速視聴を推奨し、効率よく理解を深めることが可能です。
初心者でも安心して学習できる内容となっていますので、資格取得の補助として使用すると良いです。
freeCodeCamp.

freeCodeCampの『Linux オペレーティング システム – 初心者向けクラッシュコース』は、Linuxの基本操作や仕組みを分かりやすく解説する講座としておすすめです。
実際にコマンドを操作しながら学習することで、理解が深まります。講義は2倍速視聴を推奨しており、効率的に知識を習得できます。
初心者には少し難解なので、学習が進んだらみることをおすすめします。
3-3.資格の問題集にチャレンジする
資格試験の問題集に取り組むと、学習範囲を体系的に確認できるだけでなく、理解度を客観的に把握しやすいです。
例えば、CCNAやLPICなどインフラ系の資格は、実務での必須知識を幅広く網羅していますので、問題演習を繰り返すだけでも大きな学習効果が期待できます。
間違えた問題は自分の弱点がわかるチャンスですので、解説をしっかり読み込むことで知識を定着させることが大切です。また、合格という明確な目標があると、モチベーションを高く維持しやすくなり、結果的に勉強を習慣化しやすくなります。
試験を受ける前に模擬試験を活用するのもおすすめです。資格については、次の章で詳しく解説します。
3-4.Webサイトを使って試験対策をする
資格試験対策や基礎知識の復習には、Webサイトを活用すると便利です。Webサイトの利点は、パソコンやスマートフォンさえあれば場所を選ばず学習できることです。
通勤中や休憩時間などの短いスキマ時間を使えば、効率よく問題を解いて知識の定着を図れます。
●ping-t
「ping-t」はIT資格取得を目指す方々向けの学習サイトです。
無料問題集や丁寧な解説が豊富で、独学で実力を伸ばせます。費用をかけず基礎から実践的知識まで習得可能なため、初学者にも最適です。
以下の資格に対応しています。
対応資格一覧
- CCNA/CCNP
- AWS ソリューションアーキテクト – アソシエイト
- LPIC/LinuC Lv1~3
- Oracle DB Bronze/Silver
- HTML5プロフェッショナル認定試験 Lv1
- OSS-DB Silver
- ITILファンデーション
- Linux Essentials
- ITパスポート
●3分間NetWorking
3分間NetWorkingは、ネットワーク基礎知識を楽しく学べるWebサイトです。
インター博士やネット助手の対話形式で、わかりやすく解説しています。
書籍化された「3分間ネットワーク基礎講座」もあり、サイトと連携して効率的に学習可能です。初心者から実務者まで幅広く学習できます。
3-5.現場の不明点はWebサイトで解決する
実務を行っていると「こんなエラーは初めて見た」「設定ファイルの書き方がわからない」など、調べないと解決できない場面が出てきます。
そうしたときは、Web検索を活用して同様の事例がないか探してみてください。
Qiita
Qiitaは、日本のエンジニア向けに技術情報を共有するコミュニティサイトです。
プログラミングやシステム開発に関する記事、チュートリアル、ノウハウが多数投稿され、最新技術の動向をキャッチできます。
利用者同士がコメントや「いいね」で交流し、互いに学び合える環境が魅力です。初心者からプロまで、誰でも気軽に参加できるオープンプラットフォームとなっています。
Stack Overflow
Stack Overflowは、世界中のプログラマーが集う質問回答サイトです。
各種プログラミング言語や技術に関する具体的な問題解決、疑問点について、実務経験豊富なユーザーから迅速かつ的確な回答が得られます。
英語がメインのため、国際的な情報共有が活発であり、初心者から上級者まで幅広く利用できるコミュニティです。
4.インフラエンジニアの勉強は資格取得で測れ!
勉強は、ただやっていても実感が湧きにくいものです。そのため、資格取得を目安に勉強を進めることをおすすめします。取得しておくと便利な順番で紹介します。
4-1.IT基礎知識はITパスポート
ITパスポートは、IT全般の基礎知識を確認する国家資格です。
コンピューターの仕組みやネットワーク、データベース、セキュリティなど幅広い分野から出題されるため、これからIT業界に踏み込もうとする方にとって最初の一歩としておすすめです。
インフラエンジニアを志望している場合でも、総合的なITリテラシーが身に付くため、後の専門分野の学習にもスムーズにつながります。
勉強時間の目安はおおむね50〜150時間ほどですが、テキストや問題集を活用して計画的に進めれば、未経験でも十分合格が狙えます。
エンジニアでなくても取得できるIT資格のため、登竜門となっています。
4-2.エンジニアの基礎知識は基本情報技術者
基本情報技術者試験は、プログラミングやアルゴリズム、ネットワーク、データベースなど、エンジニアとして必要な幅広い知識を問われる国家資格です。
インフラエンジニアであっても、システム全体を理解するうえでプログラムや設計手法に触れておくことは大きな強みになります。
試験の出題範囲が明確なので、資格勉強を通じて基礎をまんべんなく固められる点がメリットです。
合格までにはある程度の勉強時間が必要ですが、結果的にどの分野でも応用が利く土台を築けます。初心者からのステップアップとして、基本情報技術者試験は有用です。
4-3.インフラエンジニアの基礎はCCNA
CCNAは、Ciscoが主催するネットワーク系資格の中でも基礎レベルにあたります。
OSI参照モデルやルーティング、スイッチングなど、ネットワークの根幹を学ぶ内容が多いため、インフラエンジニアとしてネットワークを扱う上で欠かせないスキルを体系的に身に付けられます。
Cisco機器だけでなく、ネットワーク技術全般への応用力が高まるのも魅力です。
試験勉強を通じて「IPアドレスの割り振り」や「VPN構築」など実務に直結する知識を学べるため、合格すれば転職市場での評価も上がりやすくなります。
まずは初級資格であるCCNAの取得を目指すことで、インフラエンジニアとしての転職で有利になります。
4-4.技術者としてレベルアップはLPICレベル1
サーバー領域の基礎力を高めたい方には、Linux技術を問うLPICレベル1がおすすめです。
Linux環境でのファイル操作やユーザー管理、ネットワーク設定など、現場で頻繁に使う操作を体系的に学習できます。
試験範囲が実務を踏まえた内容になっているため、資格取得と同時に実践的なスキルが身に付くのが大きなメリットで、国際的にも認知度が高く、国内外を問わず資格を活かしやすい点も魅力です。
Linuxの基本コマンドやシェルスクリプトなどを身に付けておくと、インフラエンジニアとしての作業効率が格段に上がり、キャリアアップにもつながります。
レベル1に合格した後も、レベル2・3へ進むことで、さらに高度な運用・設計スキルも習得できます。
4-5.CCNP・LPICレベル2~3でキャリアアップ
CCNAやLPICレベル1を取得した後は、上位資格であるCCNPやLPICレベル2〜3に挑戦すると、より高度な知識を身に付けられます。
ネットワークの設計やトラブルシュート、サーバーの本格運用など、実務でも難易度が高い領域をカバーするため、これらの資格を持っているとキャリアアップの機会が増えます。
上流工程やプロジェクトの中核を担う業務を任されやすくなり、責任も大きくなりますが、その分だけ年収やポジションの向上が見込めます。
ステップアップを目指す方は、業務経験と学習を並行しながらコツコツ知識を深めることが重要です。
4-6.AWSなどのクラウド関連資格で高年収へ
クラウド時代のインフラエンジニアとして高い評価を得るには、AWSやAzure、GCPなどのクラウド関連資格を取得するのが効果的です。
オンプレミスではカバーしにくい大規模なサービス展開やサーバーレス構成などを学ぶことで、クラウド特有の設計・運用ノウハウを身に付けられます。
試験の内容はベーシックなものから専門性の高いものまで幅広く、資格レベルが上がるほど企業からの需要も高まる傾向があります。
クラウドエンジニアは年収レンジも高めに設定されるケースが多いため、スキルアップと収入アップの両方を狙える分野です。
5.インフラエンジニアの勉強はコスパがいい
ソフトスキルが中心の職種では、昇給制度は上司の気分次第のような不明確になりがちで、頑張っても報われるケースは少ないです。
しかし、インフラエンジニアは資格がそのまま評価につながりやすいのでとってもお得となっています。
5-1.資格補助で年収が上がる
インフラエンジニア向けの資格は、企業によって資格手当や報奨金制度が用意されているケースが多いです。
例えば、CCNAやLPICなど業務に直結しやすい資格を取得すると、毎月数千円から数万円の手当がつく場合もあるのです。
年間に換算するとかなりの額になるため、資格勉強のモチベーションにつながります。
資格がスキルの証明として評価されやすいIT業界では、こうした手当がキャリアアップと連動することも多く、頑張った分だけ収入が増えるメリットがあります。
資格取得に要する勉強時間や受験費用を考慮しても、長期的に見れば十分元が取れる「コスパの良さ」が魅力です。
中には複数資格の取得に応じて加算されるケースもあるため、積極的にチャレンジしてください。
5-2.評価を資格取得にする企業が多い
多くのIT企業では、エンジニアの評価を資格取得状況と連動させているケースがあります。
なぜなら、資格を取得していることで一定レベルの知識が担保されており、即戦力として活躍しやすいと判断されるためです。
実務だけでは触れない領域も資格勉強で補えるため、組織としても「幅広い業務をカバーできる人材」として重宝されます。
こうした制度が整っている企業では、昇給や昇進に資格取得が条件になることも少なくありません。
そのため、資格を武器にしてキャリアのステップアップを図ることは、多くのインフラエンジニアにとって賢い選択といえます。
5-3.上流工程に上がれば働き方が変わる
インフラエンジニアのキャリアは、下流工程の運用・保守からスタートすることが多いですが、資格や実務経験を積むことで上流工程に関わる機会が増えます。
上流工程では要件定義や設計、プロジェクト管理などを担当するため、夜勤や突発的な障害対応が減り、作業環境が安定しやすいのが特徴です。
さらに、自分の提案や設計がプロジェクト全体の方向性を左右する場面も多く、技術だけでなくマネジメントスキルも求められます。その分だけ責任は重くなりますが、得られる経験値や年収アップの可能性も高いです。
資格取得によってスキルを証明しておけば、上流工程へステップアップしやすくなり、より戦略的にキャリアを築くことができます。
6.インフラエンジニアの勉強が難しい時の対処法
現在、仕事をスタートしてインフラエンジニアとして働いている方の中には、勉強が難しいと感じている人も多いと思います。そんな方が取れる対策についてまとめました。
6-1.勉強嫌いな方は項目を分けて進める
勉強が苦手な方ほど、学習範囲の広いインフラの世界に圧倒されがちです。そこで有効なのが、学習項目を細かく分割し、少しずつ進める方法です。
例えば、「今日はIPv4アドレスの基本だけ」「明日はLinuxのファイル操作だけ」といったように目標を小さく設定すれば、達成感を得ながら継続しやすくなります。
短いスパンで成功体験を積むと、自然と学習意欲も高まり、次のステップへのモチベーションにつながります。一度に大量の知識を詰め込むのではなく、無理なくコツコツ積み上げることで、着実に実力を伸ばしていけるはずです。
学習時間を区切って取り組む「ポモドーロ・テクニック」などを活用するのも、集中力を保つコツとしておすすめです。
6-2.挫折しそうなときは勉強会がおすすめ
独学で行き詰まったり、モチベーションが下がってしまったときには、勉強会への参加を検討してみてください。
connpassやTECHPLAYなどで探せば、初心者向けのインフラ勉強会やハンズオンイベントが多数開催されています。
リアルタイムで質問できたり、他の受講者と情報交換ができるため、自宅で一人で学習するよりも意欲を取り戻しやすいです。
現役エンジニアの体験談や実際の導入事例を直接聞けるのも大きな魅力です。
同じ目標を持つ仲間と交流することで、モチベーションを再燃させ、学習意欲を長く維持するきっかけになることがあります。
6-3.会社を変えて実務を改善する
もし現在の職場では十分に学べる環境が整っていなかったり、業務が忙しすぎて勉強時間が確保できない場合には、転職も選択肢の一つです。
インフラエンジニアの需要は高く、未経験歓迎の企業や教育体制が整った企業も増えています。
そのため、研修制度やOJTが充実している職場なら、基礎知識から実務に直結するスキルまで段階的に学べる可能性もあります。
新しい環境で刺激を受けながら成長を加速させることは、キャリア形成においてとても有効です。
学習のモチベーションがあるにも関わらず、今の仕事が成長を妨げていると感じたら、思い切って職場を変えてみるのも一つの手段です。
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7.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア
ユニゾンキャリアでは、IT業界専門の転職支援サービスを行っています。
現在、転職のために勉強をスタートした方や職場で学習が思うように進まずに困っている方はぜひ、一度、ユニゾンキャリアまでご相談ください。
7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
インフラエンジニアの転職では資格取得が有利だと聞いて、勉強をスタートさせた方も少なくないはずです。そんな中、当サイトにたどり着いていただきありがとうございました。
当社では、インフラエンジニアの学習にまつわる進め方などから長期的に転職をサポートしています。
おかげさまで、Google口コミは400件を突破、総合評価は★4.8となっています。
口コミ評価
現在、あなたがインフラエンジニアへの転職を考えているのであれば、並行して「転職の市場観」や「どんな企業にいけば市場価値を上げられるのか」など、キャリアにまつわる情報も合わせて取得することをおすすめします。
「時間がない。」「技術はわかるけど、企業は…。」といった方は、ぜひ、ユニゾンキャリアに転職の情報収集を任せてみませんか?
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7-2.インフラエンジニアの転職成功事例

成功者インタビューより
ー転職活動をしているときに不安だったことはありますか?
IT業界の知識がなかったので、選考がなかなか通らなくて不安でした…
転職サイトでエンジニアの求人を検索したら、「未経験歓迎!」を掲げるものがたくさんあるんですよ。これなら「どこでも入れるんじゃないかな?」と思って応募したんですが、書類選考は通っても面接に落ち続けて…
実際に面接を受けたときは、採用担当の人からの質問にうまく答えることができず、冷たい反応をされました。「場違いなことを言っちゃったのかな?」と疑心暗鬼となり、今のままで内定をもらえるのか分からなくなってしまいました。
こんな風になるのなら、「未経験歓迎!って求人に書かないでよ笑」って思います!
ーユニゾンキャリアのサポートで特に良かった点は何ですか?
担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんから、転職で必要なIT業界の知識を教えてもらえたところが良かったです。そのおかげで、すぐ内定をいただけました。
エンジニアの職種と仕事内容についての知識が深まったので、求人を見たとき具体的にどんな仕事をするのかイメージがつくようになったんです。
佐瀬さんにエンジニアについての知識を教えてもらう前は、面接で聞かれた質問の意図さえ分からない状態でした笑
あのまま自分1人で転職活動をしていたらと思うと、ぞっとします!
佐瀬さんからエンジニアについて色々と教えてもらう中で、インフラエンジニアが今後もなくなりにくい職種であることを知れたのも良かったですね。
コロナの頃のように働けなくなったり、仕事そのものが減ったりするのは嫌ですから…
丁寧にIT業界の知識を教えていただき、本当に助かりました!
ー今後の目標は何ですか?
当面の目標は、年収を上げることです。
エンジニアは資格を取れば取るほど年収が上がって、自分の頑張りが目に見えて給料に反映されるので、まずは勉強を頑張ろうと思います。
将来の目標は、3年後までに下流工程を一通りできるようになって、一人前のインフラエンジニアになることを目指しています。
上司のフォローなしでも、1人で仕事を回せるようになりたいですね。
将来的には、リモートワークを実現したいです。前職はリモートワークとは無縁の職場だったので笑
上流工程だったらリモートでの働き方もできるとのことなので、早くスキルアップしたいと思っています!
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