最終更新日:2025.12.23
フロントエンドエンジニアの将来性は明るい?AIに負けないキャリアアップ戦略
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- フロントエンドエンジニアの将来性は本当にある?
- AIツールの登場でフロントエンドエンジニアの仕事がなくなるって本当?
- どうすれば将来性のあるフロントエンドエンジニアになれる?
Web技術の進化やAIの台頭により、これからフロントエンドエンジニアを目指すことに不安を感じている方も多いはずです。
「せっかくスキルを身に付けても、将来的に仕事がなくなってしまうのではないか」と心配になるのは当然のことといえます。
しかし、Webサービスが私たちの生活に不可欠なインフラとなった現代において、ユーザーとの接点を作るフロントエンドエンジニアの価値は決して下がりません。
AIを脅威として捉えるのではなく、あなたの市場価値を高めるための武器として活用する視点を持つことが大切です。
記事の要約
本記事では「フロントエンドエンジニアを目指したい方」を対象に、AI時代における将来性の実態と、市場価値の高いエンジニアになるための具体的な戦略を解説します。

1.フロントエンドエンジニアがAI時代でも将来性が期待できる理由3選

フロントエンドエンジニアがAI時代でも活躍できる背景には、Webサービスの高度化に伴う明確な理由があります。将来性が期待できる理由は、以下のとおりです。
- Webサイトの需要が高まり続けている
- UX設計の重要性が高まっている
- マルチデバイス対応に高度な実装力が必要になっている
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1-1.Webサイトの需要が高まり続けている
世界のWebサイト数は企業のデジタル化が進むにつれて、今後も増加が見込まれています。
特にECサイトの市場規模は急成長を続けており、2024年の国内BtoC-EC市場は24兆円を突破しました。参照:経済産業省
オンラインで買い物をする消費者が増えたことで、企業は使いやすく魅力的なWebサイトの開発により多くの投資をするようになっています。
クラウド上で動作するSaaS型のWebサービスも急増しており、フロントエンドエンジニアが開発に携わる機会は増え続けているのが現状です。
また、既存サイトのリニューアル需要も約3~5年周期で発生するため、エンジニアの仕事がなくなる心配はありません。
このように、新規開発と保守・リニューアルの両面から、フロントエンドエンジニアの需要は安定しています。
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1-2.UX設計の重要性が高まっている
競合サービスが増える中で、ユーザー体験の良し悪しがサービスの成功を左右するようになりました。
フロントエンドエンジニアは技術的な実装を通じて、ユーザーが快適に使えるインターフェースを作り上げる役割を担っています。
例えば、検索ボックスに文字を入力した瞬間に候補が表示される機能や、画像をスムーズにスワイプできるギャラリーなどが挙げられます。
ほかにも、入力ミスを即座に教えてくれるフォームや、ページ遷移時の滑らかなアニメーション効果なども重要な要素です。
このような人間の感性や文化的背景を理解した細やかな調整は、現在のAIには代替できない領域といえます。
ユーザーの期待値が高まるにつれて、フロントエンドエンジニアが持つUX設計スキルの価値は今後さらに高まっていきます。
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1-3.マルチデバイス対応に高度な実装力が必要になっている
スマートフォンの世帯保有率が90%を超え、タブレットやスマートウォッチなどさまざまなデバイスでWebサイトを閲覧する時代になりました。
フロントエンドエンジニアにはそれぞれのデバイスに最適化された表示と、操作性を実現する高度な実装力が必要です。
画面サイズの違いに対応するレスポンシブデザインはもちろん、タッチ操作とマウス操作の違いを考慮した設計も欠かせません。
スマートフォンの処理能力はパソコンより劣る場合があるため、JavaScriptの実行を最適化して快適な動作を実現する技術も必要です。
デバイスごとの特性を熟知し、どのような環境でもストレスなく動作するWebサイトを構築できるフロントエンドエンジニアは重宝されます。
2.フロントエンドエンジニアの将来性が不安視される理由3選
フロントエンドエンジニアの将来性には明るい面がある一方で、技術革新による懸念も存在するのは事実です。将来性が不安視される理由は、以下のとおりです。
- ノーコード・ローコードツールの台頭
- AIによるフロントエンド業務の自動化
- 国内外のエンジニア増加による人材の供給過多
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2-1.ノーコード・ローコードツールの台頭
WixやBubbleといったノーコードツールが普及し、プログラミング知識なしでもWebサイトを作れる時代になりました。
ノーコード・ローコードツールを活用すると、画面上でパーツをドラッグ&ドロップするだけでWebサイトが完成します。
中小企業やスタートアップでは、開発コストを削減する目的でノーコード・ローコードツールが採用されるケースが増えているのも事実です。
実際に、簡単なランディングページやコーポレートサイトであれば、デザイナーや営業担当者でも数時間で作成できるようになりました。WordPressのようなCMSも進化し、プラグインを組み合わせるだけで複雑な機能を実装できます。
しかし、大規模なWebアプリケーションや独自の機能実装には、依然としてフロントエンドエンジニアの専門知識が不可欠です。
そのため、ノーコードツールがフロントエンドエンジニアの仕事をすべて代替するリスクは低いといえます。
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2-2.AIによるフロントエンド業務の自動化
GitHub CopilotやChatGPTなどのAIツールが登場し、コーディング作業の一部が自動化されるようになりました。
デザインファイルを読み込むだけでHTMLコードを自動生成するツールも実用化され、単純な実装作業は効率化が進んでいます。
具体的には、重複したCSSコードの整理と最適化や、基本的なテストコードの自動生成などをAIが担うようになっています。
また、コードのバグ検出と修正案の提示や、古いコードを新しい書き方に変換する作業などもAIが得意とする領域です。
しかし、AIはビジネス要件を深く理解した設計や、ユーザーの感情に寄り添った使いやすさの考慮まではできません。
フロントエンドエンジニアの役割は、AIを道具として活用しながら、より創造的で価値の高い開発に集中する方向へとシフトしています。
2-3.国内外のエンジニア増加による人材の供給過多
プログラミングスクールの急増や厚生労働省の教育訓練給付制度などの支援により、フロントエンドエンジニアを目指す方が大幅に増加しました。参照:厚生労働省
また、リモートワークの普及により、インドやベトナムなど海外のエンジニアも日本企業の求人に応募できる状況になっています。
その結果、人件費の安い国のエンジニアと競争することになり、基礎的なコーディングスキルのみでは差別化が困難になってきました。
特に未経験の方や初級レベルのフロントエンドエンジニアにとっては、転職の難易度が年々高まっているのが現状です。
そのため、ただコードが書けるだけではなく、プラスアルファの強みや専門性を持つことが生き残るための条件となっています。
3.フロントエンドエンジニアの仕事はAIに奪われるのか
結論として、フロントエンドエンジニアの仕事がAIにすべて奪われるリスクは低いといえます。
AIはあくまで開発を効率化するツールであり、人間の持つ創造性や「現場の空気感」を読み取る力までは代替できないためです。
実際に私も多くの採用担当者とお話ししますが、最近は必要とする人物像が「技術力」から「AIには真似できない人間力」へと明らかにシフトしているのを肌で感じます。
ボタンを押したときのアニメーションの速度やスクロールの挙動など、理屈ではない感覚的な調整こそがフロントエンドエンジニアの腕の見せ所なんです。
また、デザイナーと「ここはもっとポップにしよう」と熱く議論したり、急なトラブル対応でチーム一丸となって乗り越えたりといった泥臭い経験も、人間ならではの価値といえます。
このように、技術的な実装だけでなく、人と関わり合いながら正解のない課題を解決していくプロセスにこそ、フロントエンドエンジニアの本質的な面白さがあります。
AIと共存し、自身の生産性を高められるフロントエンドエンジニアにとっては、むしろ活躍の場が広がる絶好のチャンスです。
4.将来有望なフロントエンドエンジニアを目指せるキャリアパス
フロントエンドエンジニアには多様なキャリアパスが存在し、自分の強みや興味に応じて進むべき道を選択できます。
- フロントエンドスペシャリストになる
- フルスタックエンジニアを目指す
- マネジメント職にステップアップする
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4-1.フロントエンドスペシャリストになる
フロントエンドスペシャリストは特定の技術領域を深く追求し、その分野の第一人者となることを目指すキャリアパスです。
Webサイトの表示速度を極限まで高速化するパフォーマンスチューニングの専門家や、アクセシビリティの専門家などが挙げられます。
また、WebGLやThree.jsを使った高度な3D表現のスペシャリストとして、リッチなWeb体験を作り出す道もあります。
専門性を極めたフロントエンドスペシャリストの年収は非常に高く、スキルや経験によっては1,000万円以上を目指すことも可能です。参照:求人ボックス
さらに、技術カンファレンスでの登壇や技術書の執筆など、専門家としての活動の幅も広がりやすくなります。
業界内での知名度が高まれば、企業から指名でオファーが来るような市場価値の高い人材になれるのです。
4-2.フルスタックエンジニアを目指す
フルスタックエンジニアはフロントエンドだけでなく、サーバー側の処理を行うバックエンドまで担当できる万能型のエンジニアです。
Node.jsの普及により、JavaScriptというひとつの言語だけでフロントエンドとバックエンドの両方を開発できる環境が整いました。
フロントエンドエンジニアがデータベース設計やAPI開発のスキルも身に付ければ、システム全体を俯瞰して最適な設計ができるようになります。
開発の全体像を把握しているため、トラブル発生時にも原因を素早く特定し、迅速に対応できるのが強みです。
フルスタックエンジニアはプロダクト開発の全工程を理解しているため、将来的にCTOや技術顧問といった経営に近いポジションも狙えます。
このように活動領域を広げることは、エンジニアとしてのキャリアの安定性と可能性を大きく高める選択肢です。
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4-3.マネジメント職にステップアップする
技術力に加えてリーダーシップを発揮し、チームを成功に導くマネジメント職はフロントエンドエンジニアの有望なキャリアパスです。
マネジメント職にステップアップすれば、PMやエンジニアリングマネージャーとして、より大きな裁量を持って仕事ができます。
このポジションでは、メンバーの技術力向上を支援する指導力や、経営層や他部署との円滑な調整力が必要とされます。また、プロジェクトに適した技術選定における意思決定や、優秀な人材の採用と育成なども重要な役割です。
PMの平均年収は約750万円といわれており、経験と実績次第では1,000万円を超える高収入も十分に目指せます。参照:厚生労働省
マネジメント職は技術とビジネスの橋渡し役として組織に貢献できるため、AIによる自動化の影響も受けにくい安定したポジションです。
5.将来性のあるフロントエンドエンジニアになるための戦略
ただ技術を学ぶだけでなく、戦略的に行動することで、市場から必要とされ続けるエンジニアになることができます。
- 継続的な学習を続ける
- 新技術をキャッチアップする
- ビジネス視点を持つ
- 人脈を広げる
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5-1.継続的な学習を続ける
フロントエンド技術は数年単位でトレンドが大きく変化するため、フロントエンドエンジニアとして働き続ける限り継続的な学習が欠かせません。
具体的な学習方法として、毎日30分のコーディング練習を習慣化することや、技術書を読んで体系的な知識を身に付けることが有効です。
また、個人プロジェクトで新しい技術を実際に試してみたり、オンライン講座を活用して最新のトレンドを学んだりするのもおすすめです。
学んだ内容を技術ブログにアウトプットすることは、知識の定着を深めるだけでなく、転職時のアピール材料にもなります。新しい技術をただ追いかけるだけでなく、基礎を固めつつ実践的なスキルを積み上げることが重要です。
5-2.新技術をキャッチアップする
Web標準の進化やフレームワークのアップデートに常にアンテナを張り、追従していく姿勢がフロントエンドエンジニアには必要です。
最新技術の情報収集を日常的な習慣にし、実際に手を動かして試すことで、技術トレンドの本質を深く理解できます。
効果的な方法として、技術カンファレンスに参加して最新動向を肌で感じることや、公式ドキュメントを定期的に確認することが挙げられます。
また、情報の早い海外の技術記事を読んで世界のトレンドを知ることや、実験的なプロトタイプを作って検証することも大切です。
技術の本質を理解し、適切な場面で技術を選定できる能力こそが、長期的なキャリアの成長につながります。
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5-3.ビジネス視点を持つ
技術力だけでなく、ビジネスへの深い理解があるフロントエンドエンジニアは、企業から高く評価されます。
開発する機能がビジネスにどのような価値をもたらすのか、ROIを意識した技術選定ができる能力が必要不可欠です。
例えば、コンバージョン率などのマーケティング指標を理解し、それを改善するためのUI/UX提案ができると現場で重宝されます。
また、ユーザー行動データの分析に関心を持ち、データにもとづいた改善策を提示できることも重要なスキルといえます。
サービスの収益化モデルや、競合サービスの強みと弱みを研究することで、よりビジネスに貢献できる開発が可能になります。
ビジネス視点を持ったフロントエンドエンジニアは経営層との対話をスムーズに行えるため、技術的な提案も通りやすいのがメリットです。
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5-4.人脈を広げる
技術的な相談ができる仲間や、新しいキャリアの機会を紹介してくれる人との出会いが、フロントエンドエンジニアとしての成長を加速させます。
社外の勉強会やミートアップに参加して同じ志を持つ仲間と出会うことは、モチベーション維持にもつながります。
SNSを活用して自身の技術情報を発信し、認知度を高めておくことも、将来的なチャンスを広げるために有効です。オンラインコミュニティで積極的に質問に答えたり、社内外で技術共有会を主催したりすることも、信頼関係の構築に役立ちます。
また、後輩へのメンタリングを通じて教える経験を積むことも、自身の理解を深めると同時に信頼を集めることにつながります。
人脈から得られる情報はインターネットでは得られない貴重なものであり、いざという時の助けとなる資産です。
6.将来性のあるフロントエンドエンジニアに必要な言語3選
これから学習をはじめるなら、需要が高く、かつ応用が利く技術を選んで学ぶことがキャリアの近道です。将来性のあるフロントエンドエンジニアになるために、優先して習得すべき言語を紹介します。
- JavaScript:フロントとバックエンドを1つの言語で対応できる
- Python:AI・データ領域でも活躍の幅を広げられる
- HTML/CSS:Webページの構造とデザインを自在にコントロールできる
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6-1.JavaScript:フロントとバックエンドを1つの言語で対応できる
JavaScriptはフロントエンドエンジニアにとって、避けては通れない必須のプログラミング言語です。
ReactやVue.jsといった現在の開発現場で主流のフレームワークはすべてJavaScriptベースであり、モダンなWeb開発はこれなくして成り立ちません。JavaScriptの特徴や用途は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な用途 | Webアプリ全般、モバイルアプリ、バックエンド処理 |
| 学習難易度 | 初級~中級(基礎は簡単だが、非同期処理などは複雑) |
| 主要フレームワーク | フロントエンド:React、Vue.js、Angular バックエンド:Express.js |
JavaScriptに加え、型安全性を持つTypeScriptを合わせて学習すれば、大規模な開発プロジェクトでも即戦力として活躍できます。
フロントエンドだけでなくバックエンド開発にも応用できるため、JavaScriptのスキルレベルはフロントエンドエンジニアとしての市場価値を左右します。
まずはこの言語を深く理解することが、フロントエンドエンジニアとしてのキャリアを切り拓く第一歩です。
6-2.Python:AI・データ領域でも活躍の幅を広げられる
フロントエンドエンジニアがPythonを習得すれば、AIを活用したWebアプリの開発や、データ分析にもとづく改善が可能になります。
Pythonはコードが読みやすく書きやすいため、初学者でも取り組みやすく、かつAI開発の分野ではデファクトスタンダードとなっています。Pythonの特徴や用途は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な用途 | AI開発、データ分析、Webバックエンド開発、業務自動化 |
| 学習難易度 | 基礎文法は初級レベル |
| 主要フレームワーク | Web開発向け:Django、FastAPI AI開発向け:TensorFlow、PyTorch |
PythonとJavaScriptを組み合わせることで、例えばデータビジュアライゼーションや、リアルタイムな予測機能を持つWebアプリケーションなどが開発できます。
AI技術が進化する中で、フロントエンドとAIの両方を理解しているフロントエンドエンジニアは非常に希少であり、高い需要が見込まれます。
自身のスキルの幅を広げ、ほかのエンジニアと差別化を図るための第二言語として最適な選択肢です。
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6-3.HTML/CSS:Webページの構造とデザインを自在にコントロールできる
最新のHTML5やCSS3の機能を使いこなすことで、JavaScriptに頼りすぎることなく、軽量で高度な表現が可能になります。
Web開発の基礎中の基礎ですが、奥が深く、正しく使いこなせているエンジニアは意外と多くありません。HTML/CSSの特徴や用途は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主な用途 | Webサイト構築、レスポンシブデザイン、アニメーション |
| 学習難易度 | 初級(プログラミング入門に最適) |
| 主要フレームワーク | Bootstrap、Tailwind CSS、Sass、PostCSS |
フロントエンドエンジニアの価値を高めるためには、検索エンジンに正しく内容を伝えるSEOに強いコードの記述が欠かせません。Googleで上位表示されるには見出しタグを論理的に使い、画像には適切な説明文を付けるなどの工夫が必要です。
また、視覚障害者の方が音声読み上げソフトを使っても内容が伝わるような、アクセシビリティに配慮したWebサイト作りも重要なスキルです。
基礎を疎かにせず、常に最新のWeb標準仕様を学び続けることが、長く活躍できるエンジニアとしての土台となります。
7.フロントエンドエンジニアの転職はユニゾンキャリア
フロントエンドエンジニアの転職を考えている方はユニゾンキャリアにご相談ください。
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7-1.ユニゾンキャリアの転職成功事例①

成功者インタビューより
転職しようと思ったきっかけを教えて下さい!
僕は少し特殊で、大学を半年ほど留年してしまったので、新卒の枠がなかったんですよね。
卒業後はたまたま見つけた某大手企業の子会社に契約社員として入ったんですが、そこであまりうまくいかなくて…精神的にしんどくなってしまったのが転職を決めた理由です。
というのも、面接でITエンジニアの仕事ができますよと言われて採用されたはずなのに、実際に業務が始まると事務作業しかさせてもらえなかったんです。
一向にエンジニアの仕事をさせてもらえなくて騙された気持ちになりましたし、そもそも自分のやりたい仕事じゃないことをやり続けるのはとても苦痛で…時間が過ぎるのが遅く感じてきつかったです。
それでも、いつかエンジニアの業務ができるかも…と思って頑張っていたんですが、僕のOJT担当だった先輩が4年間ずっと事務作業しかさせてもらえていなくて、もう無理だなと思い転職を決断しました。
現職に決めた理由は何ですか?
何より人間関係が本当に良くて、積極的に声をかけてくれたり、皆でイベントを開催したり、コミュニケーションを大事にしている環境が本当に自分に合っているなと感じます。
あとは、企業としてチャレンジ精神が豊富で、スピード感を持って色んな事に挑戦させてくれるのが自分に合っていると感じたからです。
実際にどんどん新しいことをやっていて、最近は皆で企業をよくするために経営に関わる「アメーバ経営」という方針に変わり、ユニットの行動計画と個人の行動計画をそれぞれ設定して業務にあたっています。
僕は将来的に経営に興味があって、いまは外部の案件に携わって、他のエンジニアの方と交流を持ったりしています。
ユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
ビジネスのコミュニケーションじゃなくて、普通のコミュニケーションができる人達が多くて良かったですね。
比べるのは良くないかもしれませんが、他のエージェントさんだと簡単な雑談とかしてても、すぐに「その性格は転職にむいてます!」とか「それだとこの業種も挑戦しませんか?」とかなんでもかんでも転職につなげてくるのがすごく苦手だったんです。
ユニゾンキャリアさんは転職を急かすこともなく、本音でしっかりと向き合って最適な求人を紹介してくれて、すごく信頼できるエージェントさんだと思います。
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7-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例②

成功者インタビューより
まずは転職しようと思ったきっかけを教えてください!
一番は、今働いている職場の環境が大きく変わったことですね。
今、保険代理店で営業事務をしていまして。もともと大きな代理店の支店に勤めていたんですけど、その支店にいる社員全員が、まったく別の保険代理店の支店に異動することになったんです。
それで、新しい代理店では「新人扱い」になっちゃうっていうことが分かって。またゼロから新人研修を受けて、新入社員みたいに働くっていうのは、嫌だなと思いました。
それなら、営業事務として今から新しい環境に慣れるより、このタイミングで業界も変えてガラッと新しい道に踏み出した方がいいんじゃないかなって思って。
それで、前から興味があったエンジニアに転職しようと思いました!
未経験からエンジニアを目指すうえで不安なことはありました?
未経験者向けの求人の数が少ないことが不安でした。
最初は地元でエンジニアの求人を探してたんですけど、経験者向けの求人はあっても、未経験者向けの求人はほぼほぼなかったんです。
それで結局、東京で転職先を探すことにしました。
ただ、最初は地元から離れることにも、ちょっと不安がありましたね。家賃とか高いのかなって。
ちゃんと探してみたら、住む場所を選べば意外と安いことが分かったので、その点は大丈夫かなと思うようになったんですけど。
それでも、転職先が見つからないことは、不安なままでした。
何個かエージェントさんに登録してみても、やっぱりITの未経験者向けの求人って結構少なくて…。
それで、「自分ひとりじゃ思ったように転職活動を進められないな」と思って、ITに特化しているエージェントさんを探すようになって、ユニゾンキャリアさんを見つけました。
インタビューとかを見ても、未経験から仕事が見つかったっていうお話があったので、ここだったらエンジニアになれるんじゃないかなと思って、利用しました!
最後にユニゾンキャリアのおすすめポイントがもしあれば…!(笑)
そうですね、一番は、面談の時間をたくさん作ってもらえることかなと思います。週1回とか、自分のタイミングに合わせて相談に乗ってもらいました。
あと、石川さんとはLINEでやりとりしていたので、聞きたいことをすぐ聞けたのもありがたかったです。
特に面接の回答を考えてる時は、書くことに悩んだタイミングで「ここってどう書いたらいいですか?」ってすぐLINEで聞けたのが本当に助かりました。
聞きたいことを忘れないうちにすぐ聞けて、定期的に相談にも乗ってくれたので、転職活動をすごく進めやすかったです。
だから、私みたいに未経験でも、「モノ作りが好き」とか「エンジニアになってみたい」っていう気持ちがある人だったら、すごくおすすめできるかなと思います!
未経験の方やキャリアの浅い方が、ひとりで将来性のある企業を見極めるのは非常に難しいのが現実です。
IT業界に特化した私たちなら、あなたのポテンシャルを高く評価してくれる企業を厳選してご紹介できます。