
最終更新日:2025.06.27
IT派遣エンジニアはやめとけ?きつい理由5選とやばい会社の見分け方

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- IT派遣エンジニアはやめとくべき?
- IT派遣エンジニアはどんな人におすすめ?
- やばいIT派遣会社の見分け方は?
この記事を読んでいるあなたは、「IT派遣エンジニアは、ブラックだからやめとけ」と友人や家族からいわれ、IT派遣エンジニアになるべきか迷っているのではないでしょうか?
「興味はあったけど、やっぱりやめた方がいいのかな…」と、周りの声や悪い評判に惑わされて、一歩踏み出す勇気を失いかけているかもしれません。
この記事は、まさに派遣エンジニアになるべきかどうか迷っているあなたに向けて書いています。
確かに、派遣という働き方には注意すべき点も多く、誰にでもおすすめできるものではありません。しかし、その一方で、派遣ならではのメリットがあるのも事実です。
では、なぜIT派遣エンジニアは「やめとけ」と言われてしまうことがあるのでしょうか?その背景にあるリアルな理由を一つひとつ丁寧に解説し、巷にあふれる情報の真実を明らかにします。
記事の要約
本記事では「IT派遣エンジニアのリアルな実態を知りたい方」を対象に、IT派遣エンジニアが「やめとけ」といわれる理由や、避けるべき派遣会社の見分け方などを解説します。

1.【大前提】エンジニアは派遣ばかり?派遣とSESの違い
「客先に常駐する」という働き方から、派遣とSESは混同されがちです。
しかし、この2つは契約形態が全く異なり、エンジニアのキャリアを考える上で大きな違いを生みます。まずは、この基本的な違いを正確に理解しておくことが重要です。
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1-1.SES企業はSES契約である

SES(システムエンジニアリングサービス)は、準委任契約に基づきます。これは、エンジニアの「労働力」そのものを対価として提供する契約です。
指揮命令権は、エンジニアが所属するSES企業にあります。つまり、客先で働きながらも、業務の指示は自社の担当者から受けるのが原則です。
プロジェクトの完成責任は負わず、決められた時間働くことで契約を履行し、エンジニアの働き方はSES企業が管理します。Web業界の受託開発企業や、SIerでよく見られる契約形態です。
1-2.IT派遣は派遣契約である
IT派遣は、労働者派遣契約に基づきます。これは、派遣会社が雇用する労働者を派遣先企業に提供する契約です。
ここでの大きな違いは「指揮命令権」が派遣先企業にある点です。派遣会社で働く場合、派遣先の上司から直接、業務の指示を受けて働きます。
SESと違い、派遣先がエンジニアの働き方を直接管理できるため、よりその企業の一員に近い形で業務を遂行することになります。これは労働者派遣法という法律で定められた働き方です。

1-3.SES契約と派遣契約の違い
SESと派遣の最も大きな違いは、「指揮命令権の所在」です。これを表でまとめると、以下のようになります。
契約形態 | 指揮命令権の所在 | 契約の目的 |
---|---|---|
SES | 所属企業(SES企業) | エンジニアの労働力の提供 |
派遣 | 派遣先企業 | 労働者の提供 |
この違いにより、働き方が大きく変わります。
派遣は派遣先が直接指示できるため、業務範囲が明確なことが多いです。その一方、SESは所属企業が間に入るため、契約内容があいまいだと予期せぬ業務を依頼されるケースもまれにあります。
どちらが良い悪いという話ではなく、契約形態の違いを理解することが、自分に合った働き方を選ぶ第一歩です。
ただ、SESと派遣、どちらの働き方が自分に合っているか、ひとりで判断するのは難しいものですよね。
ユニゾンキャリアは、IT業界に特化した転職支援を行っています。業界の内部情報にも精通しているため、あなたの希望をしっかりとお聞きし、そのうえで最適な働き方をご提案します。
「派遣とSESどちらが良いか分からない!」という方は、ユニゾンキャリアまでご相談ください。
2.【結論】IT派遣エンジニアはおすすめではないが…。
さて、本題に戻ります。まず、「IT派遣エンジニアはやめとけ」という意見に対する結論からお伝えします。結論として、キャリアプランを長期的に考えた場合、IT派遣エンジニアを最初の選択肢として積極的におすすめはしません。
正社員と比較すると、どうしても「待遇面」や「雇用の安定性」で見劣りする部分があるからです。
将来的にチームを率いるリーダーや管理職を目指すのであれば、正社員として経験を積む方が有利なのは間違いありません。
しかし、これはあくまで「正社員になれるなら、そちらの方が良い」という話です。
まずは実務経験を積みたい場合や家庭の事情で働き方を制限したい場合など、個人の状況やキャリアの段階によっては、派遣という働き方を活用することで、キャリアの活路を見いだせるケースも存在します。
転職活動がうまくいかず悩んでいる場合、派遣で経験を積んでから正社員を目指すというのも戦略の一つです。
重要なのは、「やめとけ」という言葉を鵜呑みにせず、派遣のメリット・デメリットを正しく理解した上で、今の自分にとって最適な選択かどうかを判断することです。
もし、ひとりで判断するのは難しいと感じる方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。
3.IT派遣エンジニアがやめとけといわれる理由5選
では、なぜIT派遣エンジニアは「やめとけ」と言われてしまうのでしょうか。ネガティブな意見が出るのには、やはりそれなりの理由があります。ここでは、代表的な5つの理由を掘り下げていきます。
- 契約が更新されず、突然仕事がなくなるリスクがある
- 同じ職場では3年までしか働けない
- ボーナスがなく、正社員と比べて年収が低い
- 単純作業が多くスキルアップできない
- 正社員との間に壁があり疎外感を覚えやすい
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3-1.契約が更新されず、突然仕事がなくなるリスクがある
IT派遣エンジニアにとって最も大きな不安要素が、雇用の不安定さです。
「派遣切り」という言葉があるように、派遣先の業績悪化やプロジェクトの終了に伴い、契約が更新されないケースがあります。
正社員であれば次の仕事が与えられますが、派遣の場合は契約満了とともに収入が途絶えてしまうリスクと常に隣り合わせです。
また、雇用が不安定であることから、次の案件で同等レベルの技術を扱える保証がなく、キャリアの一貫性が途切れたり、習得したスキルが陳腐化してしまったりするリスクもあります。
特に、IT派遣エンジニアの契約は3ヶ月ごとの契約更新が一般的で、次の更新があるかどうかは、契約満了の1ヶ月前まで分からないことも多く、精神的な負担を感じる人は少なくありません。
\安定した環境で働きたい/
3-2.同じ職場では3年までしか働けない
労働者派遣法には、いわゆる「3年ルール」というものがあります。これは、同じ派遣先の同じ部署で働ける期間が、原則として最大3年までと定められている制度です。
例えば、長期プロジェクトの重要な局面で自分が中心メンバーとして活躍していたとしても、3年という期限の前では強制的にプロジェクトを離脱せざるを得ないのです。
いくら職場の人間関係が良好で、仕事内容に満足していても、3年経てば必ずその職場を去らなければなりません。また、3年ごとに新しい環境と人間関係に順応していく必要もあります。
そのため、キャリアを一つの場所でじっくり積み上げていきたいという安定志向の方にとって、大きなデメリットになります。
\え!同じ職場でずっと働けないの!?/
3-3.ボーナスがなく、正社員と比べて年収が低い
IT派遣エンジニアは時給制で働くことが多く、基本的にボーナス(賞与)や退職金がありません。月々の給料は高く見えても、年収ベースで比較すると、同じ業務内容の正社員より低くなることがほとんどです。
厚生労働省の「令和4年 賃金構造基本統計調査」によると、正社員の平均年収が約328万円であるのに対し、正社員以外の平均年収は約221万円と、100万円以上の差があります。
仮に正社員の同僚が年間で4ヶ月分のボーナスを受け取るとすれば、それだけで100万円以上の差がつき、数年で高級車一台分も給料が少なくなってしまうのです。
もちろんスキルや経験によりますが、昇給の機会や福利厚生を含めるとさらに開く可能性があるため、IT派遣エンジニアは正社員よりも生涯賃金が大幅に少なくなるリスクがあります。

参考:厚生労働省
3-4.単純作業が多くスキルアップできない
IT派遣エンジニアに任される業務は、定型作業や、プロジェクトの補助など単純作業が多い傾向にあります。派遣先企業が、いつまでいるか分からないIT派遣エンジニアに、責任の重い業務を任せにくいためです。
例えば、毎日の業務が同じ機能のテスト項目を消化するだけだったり、ドキュメントの修正作業ばかりだったりするケースは少なくありません。
結果として、新しい技術を学んだり、設計・構築といった上流工程に携わったりする貴重な機会を逃してしまうのです。
このように、単純作業ばかりこなしていると、あなたの市場価値が停滞し、正社員へのキャリアチェンジや年収アップが困難になってしまいます。

3-5.正社員との間に壁があり疎外感を覚えやすい
IT派遣エンジニアは、あくまで「外部の人間」として扱われる場面が少なくありません。そのため、正社員との間に壁を感じて疎外感を感じることがあります。
例えば、社内イベントに呼ばれなかったり、正社員同士の会話の輪に入れなかったりといった場面で疎外感を感じることがあります。
業務上の権限も制限されるため、自分なりに改善提案をしようとしても、「それは派遣さんの仕事じゃないから」と一蹴されてしまうこともあるのです。
チームの一員として一体感を持って働きたい、という気持ちが強い人ほど、この環境は精神的にきついと感じやすいです。
また、チームの一員として認められていないという感覚はモチベーションの低下に繋がり、重要な情報から切り離されることで、業務で成果を出しにくくなるというなどのデメリットも生じます。
つまり、IT派遣エンジニアが感じやすい疎外感は、業務のやりにくさだけでなく、長期的なスキルアップやキャリア形成の機会損失などの問題に発展してしまうのです。
上記のようなデメリットを理解した上で、それでも「まずは派遣で働きたい」というご希望をお持ちの方もいらっしゃると思います。
ユニゾンキャリアでは、比較的安定しやすく、スキルアップにも繋がる優良求人も取り扱っています。あなたのキャリアプランを尊重し、後悔しない企業選びを全力でサポートしますので、ぜひご相談ください。
4.【種類別】3つの派遣形態のおすすめ度診断
一口に「派遣」といっても、実は3つの種類があります。
ここでは代表的な3つの形態を取り上げ、それぞれの特徴と、どのような人におすすめなのかを解説します。この違いを知らないと、思わぬミスマッチに繋がるので注意してください。
- 登録型派遣:「やめとけ」といわれやすい
- 常用型派遣:安定志向ならおすすめ
- 紹介予定派遣:正社員を目指すならおすすめ
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4-1.登録型派遣:「やめとけ」といわれやすい
登録型派遣は、派遣会社に登録し、仕事があるときだけ派遣先企業との間で雇用契約が結ばれる形態です。一般的に「派遣」と聞いてイメージされる派遣形態です。
雇用の不安定さや同じ職場で働けないなど、「IT派遣エンジニアはやめとけ」と言われる理由は、主にこの登録型派遣に当てはまります。
様々な企業で短期間働きたい、あるいは特定の期間だけ集中して働きたいといった柔軟な働き方を望む人には向いていますが、収入やキャリアの安定性は見込めません。
そのため、長期的なキャリア形成を考える上では、おすすめできない働き方といえます。

4-2.常用型派遣:安定志向ならおすすめ
常用型派遣は、派遣会社の正社員または契約社員として雇用され、客先へ派遣される形態です。
派遣会社の社員として採用されるため、派遣期間が終了しても、派遣会社との雇用契約は継続するため、給与が支払われます。次の派遣先が見つかるまでは、研修を受けたり、自社業務を手伝ったりします。
給与だけでなく、社会保険や福利厚生も適用されるため、安心感が大きいのが特徴です。派遣という働き方でありながら、正社員に近い安定性を得られるため、スキルアップに集中したい方に適しています。
このように、常用型派遣は、安定性を重視する方におすすめの働き方といえます。

4-3.紹介予定派遣:正社員を目指すならおすすめ
紹介予定派遣は、派遣先企業に直接雇用されることを前提として働く形態です。最長6ヶ月の派遣期間が終了した後、本人と派遣先企業が合意すれば、その企業の正社員または契約社員として働けます。
そのため、まずは派遣先企業で働いてみて、職場の雰囲気や仕事内容が自分に合うかを見極めてから入社を決められるのがメリットです。
企業側もIT派遣エンジニアの働きぶりを評価した上で採用を決定できるため、お互いにとってメリットの大きい合理的なシステムといえます。正社員への確実な道を切り拓きたいと考えるなら、最も活用したい派遣形態です。
このように、紹介予定派遣は、ミスマッチを防ぎたい、未経験から正社員を目指したいという方に最適な働き方です。

5.IT派遣エンジニアが選択肢としておすすめな人
これまで派遣のデメリットを中心に解説してきましたが、もちろん派遣が適した選択肢となる人もいます。以下のような目的や状況にある方にとっては、派遣という働き方がキャリアのプラスになる可能性を秘めています。
- IT未経験で実務経験を積みたい
- スキルがあって働き方を変えたい
- 開発を目指していてテスターから入りたい
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5-1.IT未経験で実務経験を積みたい
IT業界は実務経験が重視されるため、IT未経験の方にとって、IT派遣エンジニアは有力な選択肢のひとつです。未経験から正社員を目指そうとしても、「実務経験がない」という理由で書類選考で落ちてしまうことは少なくありません。
そこで、まずはIT派遣エンジニアとして現場に入り、「Javaを用いたWebシステムのデバッグ業務を1年間経験しました」などの職務経歴を作ることが、その後の転職活動を有利に進めるための有効な戦略になります。
正社員としてはなかなか入れない大手企業や有名プロジェクトに参加できるチャンスがあるのも、派遣ならではの魅力です。自分にIT業界が向いているのか、まずは試してみたいという方にとって派遣はリスクの少ない入り口と言えます。

5-2.スキルがあって働き方を変えたい
スキルがあるエンジニアが、ライフスタイルの変化に合わせて働き方を変えたい場合にも、IT派遣エンジニアは適した選択肢です。
正社員の雇用形態では実現が難しい条件の仕事を探しやすく、育児や介護、スキルの学び直しなど、プライベートな事情と仕事を両立させやすいためです。
例えば、「残業の少ない職場で働きたい」「週3日だけ働きたい」「特定の技術だけを扱う仕事がしたい」といった、正社員では叶えにくいワガママな条件も、派遣であれば実現しやすいです。
育児や介護と両立しながらキャリアを継続したい、あるいはフリーランスとして独立する前の準備期間として活用するなど、正社員では難しい多様なニーズに応えられるのが派遣の強みです。
スキルを持つエンジニアは、派遣という働き方を活用することで、育児や独立準備といったライフステージの変化に応じた柔軟な働き方を実現できるのです。

5-3.開発を目指していてテスターから入りたい
開発エンジニアを目指す方が、まずはテスターや運用保守など入りやすい職種から経験を積むため、IT派遣エンジニアを目指すのも一つの方法です。派遣では、テスターや運用保守など「開発の下流工程」の求人が豊富にあります。
テスターとして品質管理の視点を養ったり、運用保守でシステムの全体像を掴んだりすることは、開発者としてキャリアを築くうえで間違いなく役立つ経験となります。
実際に、テスト業務から始めた未経験の方が、現場でシステムの仕様を深く理解し、徐々に開発補助を任されるようになってキャリアアップするのは、珍しい話ではありません。
また、現場で実務能力や学習意欲を示すことで、同じプロジェクト内で開発業務に携わらせてもらえるチャンスが生まれることもあります。
このように、開発の下流工程から派遣としてスタートすることは、開発エンジニアとしてのキャリアに向けた現実的な足掛かりとなるのです。
開発エンジニアを目指す方は、「未経験だから書類が通らない」「自分のスキルに合う求人が見つからない」など、転職活動が思うように進まず悩んでいませんか?
ユニゾンキャリアは、なかなか正社員になれず悩む方々の強みを見つけ出し、最適な求人を紹介することを得意としています。キャリアにお悩みの方は、一人で抱え込まず、ぜひ当社までご相談ください。
6.IT派遣エンジニアになって失敗するパターン
派遣という働き方を選んだ結果、「こんなはずじゃなかった」と後悔に至るケースには、いくつかの共通したパターンが存在します。
ここでは、そうした典型的な失敗パターンを3つご紹介します。自分自身が同じ状況に陥らないか、照らし合わせながら読み進めてみてください。
- 同じ環境で腰を据えて働きたかった
- 手厚い研修や教育制度を期待していた
- 安定した昇給やボーナスを重視していた
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6-1.同じ環境で腰を据えて働きたかった
安定志向の方が派遣を選ぶ際に、最も陥りやすい失敗が「3年ルール」によるキャリアの中断です。
派遣先の仕事や環境が自分に合っていると感じ、愛着が湧いた頃に、契約上その職場を離れなくてはならない現実に直面します。
例えば、私の知人も「最先端の技術を扱う職場で働きたい」と大手Web企業へ派遣されました。仕事も面白く、ようやく職場に慣れてきた3年目、正社員登用もないまま契約終了となり、大きな喪失感を覚えていました。
「腰を据えて働きたい」という気持ちがあるなら、この3年という期間制限は想像以上に重くのしかかります。
このように、IT派遣エンジニアには、3年ルールによりあなたの希望とは関係なくキャリアが中断されてしまうという大きなリスクがあるのです。
\自分に合う企業でずっと働きたい!/
6-2.手厚い研修や教育制度を期待していた
特に、未経験からIT派遣エンジニアになった方の失敗に多いのが、研修制度や教育制度に対するの過度な期待です。
派遣会社の「研修充実」という言葉を信じて入社したものの、実際には簡単なマナー研修程度で、すぐに現場へ配属されるケースは珍しくありません。
これも知人の話ですが、彼は「派遣会社がしっかり教えてくれる」と期待していたそうですが、結局は現場で自ら必死に学ぶしかなく、「受け身の姿勢ではスキルアップできないと痛感した」と語っていました。
基本的に、派遣社員の教育は派遣先企業のOJT任せになることが多く、体系的なスキルアップの機会は得にくいのが実情です。
派遣会社からの手厚い教育を期待すると、スキルアップできないまま時間だけが過ぎるしまうという失敗パターンに陥ってしまうのです。
\研修が充実してる企業ってないの?/
6-3.「高時給」の罠に気づかなかった
目先の時給の高さに惹かれて派遣を選んだものの、年収単位で考えると正社員より低くなってしまう、というのも典型的な失敗パターンです。これは、時給制のIT派遣エンジニアには、基本的にボーナスが無いことが原因です。
例えば、月給30万円の正社員と、時給2,000円(月収約32万円)の派遣社員を比べると、月々の手取りは派遣社員の方が多くなります。しかし、一般的な年2回、給料2ヶ月のボーナスを考慮すると、その差は歴然です。
また、正社員は派遣よりも昇給の機会に恵まれるため、実務年数を積めば積むほど、正社員よりも年収が低くなっていきます。こうした長期的な収入の差を考慮せず、「時給が高いから」という理由だけで選んでしまうと、後々後悔することになります。
やっぱり、ボーナスや昇給の機会に恵まれている正社員として働きたいという方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。
7.エンジニアの転職でやばいIT派遣会社を見分ける方法
派遣で働くにしても、所属する派遣会社選びは非常に重要です。
中にはエンジニアをスキルアップの機会がない現場に送り込み、利益だけを追求するようなやばい会社も存在します。ここでは、そうした会社を見分けるための具体的なチェックポイントを5つ紹介します。
- 「正社員登用あり」はほぼ建前
- 「研修充実」は派遣先に丸投げ
- 一般事務はエンジニア経験にならない
- キッティング作業はスキルが付かない
- テクニカルサポートという名の電話対応
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7-1.「正社員登用あり」はほぼ建前
求人票に「正社員登用制度あり」と書かれていても、安易に信用してはいけません。悪質な会社ほど、これを餌にして人を集めます。
面接の際に、「過去に何名の方が正社員に登用されたか」「どのような基準を満たせば登用されるのか」といった具体的な実績や基準を質問してみてください。
ここで言葉を濁したり、曖昧な回答しか返ってこなかったりするなど、明確なキャリアプランを提示しない派遣会社では正社員になれる可能性は低いです。

7-2.「研修充実」は派遣先に丸投げ
「未経験でも安心の充実研修!」といった謳い文句にも注意が必要です。
優良な派遣会社は、自社で専門的な技術研修のコースを持っていたり、外部研修の費用を負担してくれたりします。一方で、やばい会社は「研修」といっても、実態は派遣先でのOJT任せです。
やばい会社か見抜くため、面接では「御社では、具体的にどのような研修を、どのくらいの期間受けられますか?」と確認してください。具体的なカリキュラムを提示できない会社は避けるのが賢明です。

7-3.一般事務はエンジニア経験にならない
エンジニアとは全く関係のない一般事務やデータ入力の仕事に派遣する派遣会社もやばい会社の典型例です。
このような会社は、「エンジニアになるため、まずは簡単なオフィスワークから」と一般事務を進めてくることがありますが、一般事務の経験はエンジニアとしてのキャリアには一切プラスになりません。
紹介される仕事内容が、少しでもエンジニアの業務と違うと感じたら、「この業務は、将来エンジニアになる上で、どのように活かせますか?」と、キャリアパスとの関連性を問いただしてください。
エンジニアへのキャリアパスを明確に説明してくれない場合、利用を避けるのがおすすめです。

7-4.キッティング作業はスキルが付かない
「キッティング」とは、PCの初期設定やソフトウェアのインストール作業のことです。キッティング作業は、IT関連の仕事ではありますが、誰でもできる単純作業であり、専門的なスキルは身につきません。
長期間キッティング作業ばかりをやらされると、いざ転職しようとした時に「アピールできるスキルがない」という状況に陥ります。
「キッティング作業がメインですか?」と確認し、もしそうなら、他のスキルが身につく案件を紹介してもらえないか交渉してください。
もし、それでもキッティング作業しか紹介してくれない場合は別の派遣会社を利用するのが賢明です。

7-5.テクニカルサポートという名の電話対応
テクニカルサポートやヘルプデスクは、スキルが身につきにくい職種の代表格です。もちろん、顧客対応能力は身につきますが、技術的なスキルアップは限定的です。
特に、マニュアル通りの一次対応しかさせてもらえない現場だと、キャリアアップは望めません。そのため、業務内容の詳細は、執拗なまでに確認することが重要です。
ひどい会社になると、実質的にはただのコールセンター業務であるにも関わらず、「ITエンジニア職」として募集していることすらあります。
「テクニカルサポート」という言葉の響きに騙されず、業務内容をしっかり確かめるようにすれば、やばい派遣会社を避けられるようになります。

8.賢くエンジニア転職を実現するならユニゾンキャリア
ここまで、IT派遣エンジニアの実態について、良い面も悪い面も包み隠さずお伝えしてきました。
もしあなたが、本気でエンジニアとしてのキャリアを成功させたいと考えるなら、ぜひ一度、私たちユニゾンキャリアにご相談ください。
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8-1.ユニゾンキャリアのサービスの特徴
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございます。
実際のところ、IT派遣エンジニアには実務経験を積みやすいなど魅力的な部分もある働き方です。しかし、スキルアップにつながらない求人や労働条件の悪い「やばい会社」もあり、おすすめとは断言できません。
やばい派遣会社もある厳しい現実を理解し、紹介された求人の内容を精査して、あなたが目指すキャリアにつながるか考える…。「いや、無理だよ!」という声が聞こえてきそうです。
ひとりで転職活動を進めるのが難しいと感じた方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。
IT業界に精通したアドバイザーが、求人票だけでは分からない企業の内部情報や、キャリアアップに本当につながる案件を見極めます。
また、あなたのキャリアプランを丁寧にヒアリングし、数ある選択肢の中から、あなたがエンジニアとして活躍できる求人を厳選して紹介します。
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8-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
転職活動時に不安だったことを教えてください。
自分が文系だったため、ITエンジニア=理系のイメージが強かったこもあり「本当にエンジニアなれるかな…」と不安でした。
あと、もしエンジニアになれたとしても、今後エンジニアとしてやっていけるのかという不安もありましたね。
転職活動の期間をお伺いできますでしょうか。
自身での転職活動の期間は1ヶ月〜2ヶ月間ほどです。
ユニゾンキャリアさんに相談してからは、2週間〜3週間ぐらいで内定を獲得することができました!
当社を利用してどう思いましたか?
自分はIT業界について無知だったのですが、担当のキャリアアドバイザーさんが1時間〜2時間かけてIT業界の説明やキャリアパス、職種について詳しく説明してくれたおかげで、かなり知識がつきました。
何の資格を取得した方が良いのかなど、様々なアドバイスをしていただき、面接前は面接対策も時間をかけていただいたので、事前にしっかり対策できて、非常に助かりました。
また、スクールを無料で使えたので、入社前から勉強することができ、良いスタートを切ることができました。
実際に、当社を利用して未経験からエンジニアへの転職を成功させた方は数多くいらっしゃいます。
当社は一人ひとりの状況に合わせた、最適なキャリアパスをご提案することを得意としています。強引な転職の押し付けは一切行いません。あなたのキャリアにとって最善の選択を、一緒に見つけ出すお手伝いをさせてください。