
最終更新日:2025.07.10
【経験者向け】ITエンジニアのキャリアアップ転職に適した年齢は?キャリア形成のコツを解説!

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。
本記事のトピックスはこちら
- エンジニアのキャリアアップ転職に年齢は影響する?
- 年収を上げるために転職するならいつまでにすべき?
- エンジニア転職で上手にセカンドキャリアを作る方法は?
ITエンジニアとしてキャリアを積んできたものの、現在の職場環境や給与、将来性に疑問を感じ、「そろそろ転職した方が良いのだろうか?」と悩んでいませんか?
特に、年齢を重ねるごとに「自分のスキルで通用するのか」「今からでもキャリアアップできるのか」といった不安は大きくなるものです。
正直にお伝えすると、大手IT企業の動向やAIの台頭により、エンジニアの価値は大きく変わろうとしています。
記事の要約
本記事では、経験者エンジニアの転職市場におけるリアルな評価と、年齢別に求められるスキルセットを具体的に解説します。

1.エンジニア経験者に対する経営者の目線
ITエンジニアの転職市場は、常に変化の波にさらされています。特に昨今は、経営者がエンジニアを見る目線が、よりシビアになっていると言わざるを得ません。
かつてのように「経験者なら誰でも歓迎」という時代は終わりを告げ、企業はより戦略的に、そして厳しく人材を見極めようとしています。
- 企業が感じる50代以上の充足感
- 大手IT企業の大量レイオフの波
- エンジニア35歳定年説の真意
- AIによるロースキルカット
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1-1.企業が感じる50代以上の充足感
正直なところ、多くの企業では50代以上のエンジニアは充足している、あるいは過剰気味と捉えられがちです。
もちろん、豊富な経験と深い知識を持つベテランは尊重されるべき存在ですが、経営的な視点で見ると、高い人件費に見合うだけのパフォーマンスがシビアに求められます。
企業が50代以上の採用に慎重になる理由として、「新しい技術への適応力や学習意欲への懸念」「年下の多い組織への適応性」「給与水準の高さに見合う即戦力性の見極め」などが挙げられます。
実際に、エン・ジャパンの調査では、転職活動を行う50代の9割以上が「年齢について」不安を感じているというデータもあり、企業側・転職者側双方が年齢の壁を強く意識しているのが現実です。

1-2.大手IT企業の大量レイオフの波
外資系の大手IT企業の大量レイオフを「対岸の火事」だと思っていませんか?
GoogleやAmazonといった世界的なIT企業が、2023年から大規模なレイオフ(人員削減)を断続的に行っています。この動きは2025年に入っても止まらず、AI分野への投資を加速させるための戦略的な人員整理という側面が強いです。
例えば、Googleの親会社であるAlphabetが約1万2000人、Amazonが累計で2万7000人以上、Microsoftが約1万人といった、数万人規模の人員整理を進めているのが現実です。
このレイオフの波は、日本のIT業界にも確実に影響を及ぼします。これまで安定していると思われていた大手企業でさえ、事業の選択と集中を迫られているのです。
これにより、優秀なエンジニアが転職市場に放出され、結果として転職市場全体の競争が激化しています。
のんびりしていると、あっという間に買い手市場になり、あなたの市場価値は相対的に下がってしまう可能性があります。

1-3.エンジニア35歳定年説の真意
「エンジニア35歳定年説」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?これは決して「35歳でエンジニアとして働けなくなる」という意味ではありません。
この説の真意は、「35歳までに、コーディングだけではない、自分の武器となる専門性やマネジメントスキルを身につけなければ、その後のキャリアが厳しくなる」という警鐘です。
体力や吸収力で若手に劣る30代半ば以降は、上流工程の経験やプロジェクトを率いた経験など、「提供できる価値」がなければ、年収やポジションを上げていくのが難しくなります。
今、あなたが30歳前後なら、残された時間は決して多くありません。

1-4.AIによるロースキルカット
生成AIの進化は、エンジニアの仕事内容を根底から変えようとしています。
特に、仕様書通りにコードを書くだけのプログラマーや、単純なテスト作業、定型的な運用・監視業務は、AIによって代替される可能性が非常に高いと言われています。
企業経営者の視点から見れば、AIで代替可能な業務に高いコストを払い続ける理由はありません。
つまり、ロースキルと見なされる業務しか経験してこなかったエンジニアは、今後、真っ先に淘汰されるリスクに直面しているのです。
「自分は大丈夫」と思わず、自身のスキルセットがAIに代替されない付加価値の高いものか、今一度、真剣に考える必要があります。
2.エンジニア経験5年以内に語れる実績が必要である

「エンジニア経験5年」は、エンジニアのキャリアにおける一つの大きな節目です。
この段階で、単に「5年間、言われたことをやってきました」というだけでは、市場価値はほとんど上がりません。重要なのは、この5年間で「何を成し遂げたのか」を具体的に語れる実績です。
例えば、「○○という課題に対し、△△の技術を用いてシステムを改善し、コストを□□%削減した」といったストーリーです。このような実績は、あなたの問題解決能力、技術力、そしてビジネスへの貢献意欲を証明する何よりの武器となります。
もし、5年経っても語れる実績がないのであれば、それは非常に危険なサインです。
今いる環境が、実績を積める場所なのかを真剣に問い直すべき時期と考えたほうがいいです。
3.【年齢別】開発エンジニアが転職で必要なスキル
開発エンジニアのキャリアパスは、年齢というフィルターを通してシビアに評価されます。あなたの市場価値は、実務経験と年齢のバランスで決まると言っても過言ではありません。
ここでは、年代別に転職市場で最低限求められるスキルレベルを解説します。
- 20代前半はテスターでも転職しやすい
- 20代後半は実装経験が2年は欲しい
- 30代前半は詳細設計が最低ライン
- 30代後半は基本設計1年はないときつい
- 40代はマネジメント経験か高度スキル
- 50代は転職することにあまり価値がない
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3-1.20代前半はテスターでも転職しやすい
20代前半であれば、ポテンシャル採用の枠がまだ残されています。
たとえ現在の経験がテスト業務(テスター)のみであっても、開発への強い意欲と学習姿勢を示すことができれば、転職のチャンスは十分にあります。
この時期に重要なのは、とにかく開発の実務経験を積める環境に身を置くことです。
テスターからでも、開発プロセス全体を学び、少しでもコードに触れる機会を能動的に作っていく姿勢が評価されます。
逆に言えば、この時期をテスターのままで過ごしてしまうと、後々のキャリアで非常に苦労することになります。
3-2.20代後半は実装経験が2年は欲しい
20代後半になると、もはやポテンシャルだけでは評価されません。最低でも2年以上のプログラミング(実装)経験が必須です。
単にコードが書けるだけでなく、なぜその技術を選定したのか、どのような設計思想で実装したのかを論理的に説明できる能力が求められます。
この段階で実装経験が乏しいと、「本当に開発がやりたいのか?」と疑問視され、大手や優良企業の選考のテーブルにすら乗れない可能性があります。
もし実装経験が足りないと感じるなら、一刻も早くコーディング中心の業務に携われる環境への転職を検討すべきです。
3-3.30代前半は詳細設計が最低ライン
30代前半のエンジニアには、実装能力に加えて、詳細設計の経験が求められます。
単なるプログラマーではなく、機能単位の設計を任せられる存在であることが最低ラインです。要件を理解し、それを具体的なクラス設計やDB設計に落とし込み、他のメンバーに実装を指示できるレベルが期待されます。
この経験がないと、いつまでも「作業者」の域を出ることができず、年収アップもキャリアアップも頭打ちになります。
リーダーやマネージャーへのキャリアパスを考えるなら、詳細設計の経験は絶対に欠かせません。

3-4.30代後半は基本設計1年はないときつい
30代も後半に差し掛かると、より上流の工程経験が必須となります。具体的には、1年以上の基本設計の経験です。
顧客の要望をヒアリングし、システム全体のアーキテクチャや方式設計、非機能要件の定義など、プロジェクトの根幹を担うスキルが求められます。このレベルになると、技術力だけでなく、コミュニケーション能力や調整力も重要視されます。
もし30代後半で実装しか経験がない場合、転職市場での評価は非常に厳しくなります。高度な実装ができれば別ですが…。
年下の上司の下で働く覚悟がなければ、キャリアアップはかなりきついです。
3-5.40代はマネジメント経験か高度スキル
40代のエンジニアが転職で評価される道は、大きく分けて二つです。
一つは、プロジェクトマネージャー(PM)やエンジニアリングマネージャーとしてのマネジメント経験。もう一つは、特定の技術領域(例:クラウド、AI、セキュリティなど)における、誰にも負けない高度な専門スキルです。
どちらの道に進むにしても、これまでのキャリアで一貫した軸と、それを裏付ける圧倒的な実績がなければなりません。
中途半端なスキルでは、高い給与水準に見合わないと判断され、採用されることは極めて難しいです。

3-6.50代は転職することにあまり価値がない
大変厳しい言い方ですが、50代で特筆すべき実績や役職経験がない場合、転職活動そのものに価値を見出すのは困難です。
新しい環境でキャッチアップしていく負担や、年下の多い環境に馴染むストレスを考えると、現職に留まる方が賢明な場合がほとんどです。
もちろん、CTO経験者や業界で名の知れた専門家であれば話は別ですが、大多数のエンジニアにとっては、50代からの転職はリスクが大きすぎます。
この年代で転職を考えるのではなく、40代までに理想のキャリアを築き上げることを目標にすべきです。
4.【年齢別】インフラエンジニアが転職で必要なスキル
インフラエンジニアのキャリアも、開発エンジニアと同様に年齢と経験が密接に関係します。特に近年はクラウド技術の台頭により、求められるスキルが大きく変化しています。
ここでは、インフラエンジニアが転職市場で勝ち抜くために、年代別にどのような経験やスキルが必要とされるのかを具体的に解説します。
- 20代前半は監視・運用でも転職しやすい
- 20代後半は資格があれば評価される
- 30代前半は保守以上の経験はマスト
- 30代後半は構築1年以上はないときつい
- 40代はマネジメント経験か高度なスキル
- 50代は転職することにほぼ価値がない
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4-1.20代前半は監視・運用でも転職しやすい
20代前半であれば、インフラエンジニアとしてのキャリアの第一歩として、監視や運用の経験だけでも転職は可能です。
このフェーズでは、ネットワークやサーバーの基礎知識を実務を通して学び、障害発生時の切り分けや対応手順を確実に身につけることが重要です。
アラート対応に追われるだけでなく、「なぜこの障害が起きたのか」「どうすれば未然に防げるのか」といった探求心を持つことが、次のステップに進むための鍵となります。
4-2.20代後半は資格があれば評価される
20代後半になると、日々の運用経験に加えて、客観的なスキルの証明が求められます。ここで大きな武器となるのが「資格」です。
特に、CCNP、LPIC-3といった上位資格やAWS(AmazonWebServices)やAzureといったパブリッククラウドの認定資格は、市場価値を大きく高めます。
AWS認定ソリューションアーキテクト–アソシエイトなどの資格は、クラウド案件に携わりたいという意欲と基礎知識の証明になります。実務経験と資格の両輪で、設計・構築といった上流工程へのキャリアチェンジを狙います。
4-3.30代前半は保守以上の経験はマスト
30代前半のインフラエンジニアには、障害対応だけでなく、システムの安定稼働を維持するための「保守」経験が必須となります。
これには、パフォーマンスチューニングやキャパシティプランニング、セキュリティパッチの適用計画など、よりプロアクティブな活動が含まれます。単なる「作業者」から脱却し、担当システムの改善提案や自動化の推進など、主体的に価値を提供できる能力が求められます。
この段階で運用・監視業務しか経験がない場合、キャリアの停滞は避けられません。
4-4.30代後半は構築1年以上はないときつい
30代後半のインフラエンジニアにとって、サーバーやネットワークの「構築」経験、特にクラウド環境での構築経験が1年以上あることは、もはや必須条件です。
要件定義に基づき、可用性や拡張性を考慮したインフラを設計し、実際に手を動かして環境を構築した経験がなければ、市場価値は大きく下がります。
特に、InfrastructureasCode(IaC)ツール(例:Terraform,CloudFormation)を用いた構築経験があれば、高く評価されます。この経験がないと、年収800万円以上のハイクラス転職は難しいです。

4-5.40代はマネジメント経験か高度なスキル
40代のインフラエンジニアのキャリアパスも開発エンジニアと同様、マネジメントかスペシャリストの二択に分かれます。
インフラチームのリーダーとしてメンバーを率い、予算管理やプロジェクト推進を担うマネジメントの道。あるいは、クラウドアーキテクチャ、SRE(SiteReliabilityEngineering)、セキュリティなど、特定の分野で圧倒的な専門性を発揮するスペシャリストの道です。
どちらを目指すにせよ、40代という年齢に見合った付加価値を提供できなければ、厳しい評価を受けることになります。
4-6.50代は転職することにほぼ価値がない
こちらも開発エンジニアと同様、大変厳しい現実ですが、50代のインフラエンジニアが、これといった役職や専門性なしに転職することは極めて困難です。
技術のトレンドが速いインフラ領域では、常に学び続ける姿勢が不可欠ですが、年齢とともにその負担は増大します。
人脈を活かしたヘッドハンティングなどを除き、自ら転職活動を行って成功するケースは稀です。
キャリアの集大成は、40代までの過ごし方で決まると心得るべきです。
5.すぐにでもエンジニア転職をしたほうがいい人の特徴
「いつか転職しよう」と考えているうちに、貴重な時間を無駄にしていませんか?市場価値が下がりきってしまう前に、すぐに行動を起こすべき人がいます。
以下の特徴に一つでも当てはまるなら、あなたは危険信号が灯っている状態です。キャリアを手遅れにしないためにも、真剣に転職を検討してください。
- SES・社内SEでPCキッティング作業
- SESでテスター(デバック要員)
- SES・社内SEでヘルプデスクの1次対応
- SES・社内SEで監視・運用が3年目
- 技術志向だがSIerで上流工程ばかり担当している
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5-1.SES・社内SEでPCキッティング作業
あなたの仕事は、本当に「エンジニア」の仕事でしょうか?
SES(システムエンジニアリングサービス)や社内SEという肩書でありながら、主な業務がPCのセットアップやソフトウェアのインストール(キッティング)である場合、市場で評価されるスキルは全く身についていません。
これはエンジニアではなく、IT事務の仕事です。年齢を重ねるほど、この経歴からのキャリアチェンジは困難になります。
1日でも早く、開発やインフラの実務経験が積める環境へ移るべきです。
5-2.SESでテスター(デバック要員)
SES契約で、長期間にわたりテスター(デバッグ要員)として客先に常駐している場合も同様に危険です。
テスト仕様書に沿って、ひたすら同じようなテストを繰り返すだけでは、スキルアップは望めません。
特に、開発プロセスから切り離されたテスト要員は、プロジェクトの全体像が見えず、キャリアの広がりも期待できません。
20代前半ならまだしも、20代後半以降でこの状態にいるなら、キャリアの危機と捉えるべきです。
5-3.SES・社内SEでヘルプデスクの1次対応
「パスワードを忘れました」「PCが起動しません」といった問い合わせに対応するヘルプデスクの1次対応も、エンジニアとしてのキャリアにはつながりません。
もちろん、ユーザーとコミュニケーションをとるスキルは身につきますが、技術的なスキルは頭打ちになります。
より技術的な問題解決を行う2次、3次対応の部署であればまだしも、1次対応を3年も続けているようであれば、あなたの市場価値は下がり続けていると認識してください。
5-4.SES・社内SEで監視・運用が3年目
サーバーやネットワークの監視・運用は、インフラエンジニアの入り口として重要な経験です。しかし、その経験も3年目となると話は別です。
アラートに対応するだけの定型的な業務を続けているだけでは、設計・構築といった上流工程のスキルは身につきません。
クラウド技術が主流の今、オンプレミスの監視・運用経験しかない場合、市場価値はどんどん低下していきます。保守や構築、クラウド案件に挑戦できる環境への転職を強く推奨します。
5-5.技術志向だがSIerで上流工程ばかり担当している
新卒で大手SIerに入社し、安定した環境にいると安心していませんか?
もしあなたが技術者としてのキャリアを志向しているにも関わらず、実際の業務が要件定義や進捗管理、協力会社のコントロールといった上流工程ばかりなのであれば、危険な兆候です。
実装などの技術的な基礎を固める機会がないまま年次だけが上がり、「手を動かせないSE」になってしまうリスクがあります。
いざ転職しようとしても、技術力を問われるWeb系企業や事業会社からは評価されにくくなります。技術への情熱があるなら、1日でも早く自社開発の現場へ移る決断をすべきです。
6.エンジニア転職して年収・キャリアアップが狙える経験
転職市場で高く評価され、年収アップやキャリアアップを実現できるのは、主体的にプロジェクトを推進し、ビジネスに貢献した経験です。
以下に挙げる経験は、あなたの市場価値を大きく引き上げる可能性を秘めています。もし、少しでも当てはまる経験があれば、大きなアピールポイントになります。
- テスト設計・自動化の経験1年以上
- 実装・インフラ保守の経験3年以上
- 詳細設計・構築の経験1年以上
- リーダー・マネジメント経験
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6-1.テスト設計・自動化の経験1年以上
単なるテスターではなく、品質保証のプロとして評価されるのがテスト設計の経験です。
テストの自動化は、開発全体のスピードと品質を直接的に向上させるため、極めて価値が高いと見なされます。
テスト観点の洗い出しから、具体的なテストケースの作成、そしてツールを用いた自動化スクリプトの実装までを一貫して担当した経験は、あなたの論理的思考力と技術力を証明します。
特にCI/CDへの組み込みなど、開発プロセス全体への貢献を語れると、より高く評価されます。
\はやく実装の経験を積みたい!/
6-2.実装・インフラ保守の経験3年以上
実装・インフラ保守の3年という期間は、単なる「作業者」から「自走できるエンジニア」へと脱皮した証明と見なされます。
この経験が評価されるのは、一過性のプロジェクトだけでなく、継続的なシステムの改善や安定稼働に貢献できる地力があることの証だからです。
開発エンジニアであればパフォーマンス改善や技術的負債の解消、インフラエンジニアであれば再発防止策の策定や運用自動化など、主体的に動いた経験をアピールすることが重要です。
\より上流で年収アップしたい/
6-3.詳細設計・構築の経験1年以上
詳細設計・構築の経験は、単なる「指示待ち」ではなく、自ら考えてシステムを作り出せるエンジニアであることを示すものです。上流工程への入り口であるこの経験があると、あなたのキャリアはかなり大きく動き出します。
なぜなら、この経験は「How(どう作るか)」だけでなく、「Why(なぜそう作るのか)」を深く理解している証明になるからです。
基本設計という抽象的な要求を、具体的なコンポーネントやインフラ構成に落とし込む過程では、パフォーマンス、保守性、コストなど、様々な要素を考慮した論理的な判断が求められます。
このスキルは、テックリードやアーキテクトといった、より上流の専門職を目指すための絶対的な必須条件であり、あなたの市場価値を飛躍的に高めることに繋がります。
\大幅な年収アップをしたい/
6-4.リーダー・マネジメント経験
たとえ2〜3人の小規模なチームであっても、リーダー経験はあなたの市場価値を飛躍的に高めます。
メンバーのタスク管理、コードレビューを通じた技術的な指導、他部署との要件調整など、少しでも「チームを動かした」経験があれば、それは立派なマネジメント経験です。
特に「メンバーの成長のために〇〇に取り組んだ」「チームの課題を△△という方法で解決した」といったエピソードは、技術力だけではない、あなたの人間性やポテンシャルを伝える最高の材料になります。
7.エンジニアのキャリアアップ転職は40代までにしたい

ここまで読んでいただければお分かりの通り、ITエンジニアが理想のキャリアを築き、有利な条件で転職するためには、タイムリミットが存在します。
結論から言うと、大きなキャリアアップを伴う転職は、40代、できれば30代のうちに完了させておくべきです。
40代になると求人の数は減り、求められるスキルレベルは格段に上がります。マネジメント経験か、他の追随を許さない高度な専門性がなければ、書類選考を通過することすら難しくなるのが現実です。
もしあなたが20代、30代で、現在の環境に少しでも不満や不安があるなら、すぐに行動を起こしてください。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、選択肢はどんどん狭まっていきます。時間は有限であり、あなたの市場価値は刻一刻と変化しているのです。
8.若手エンジニアのキャリアアップはユニゾンキャリア
「今すぐ行動すべきなのは分かったけど、具体的にどうすればいいのか分からない…」「自分のスキルで、本当にキャリアアップできるのか不安…」そんな悩みを抱えているなら、ぜひ一度、ユニゾンキャリアにご相談ください。
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8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ユニゾンキャリアは、IT・Web業界特化型の転職支援サービスを行っています。
アドバイザー全員がIT業界の隅々まで知り尽くした、エンジニア転職のプロ集団です。
転職サービスの流れとしては、Web面談でヒアリングをし、独自の資料を使用してIT業界の詳しい説明と希望に合った優良求人を紹介します。
口コミ評価
また、求人を案内するだけでなく、書類添削や面接対策、さらには内定や入社前後まで継続したサポートが可能です。エンジニア未経験者の転職から、経験者のキャリアアップまで、幅広く対応しています。
IT業界、エンジニアの転職でありがちな経歴と採用の必須要件が合わない求人を紹介されるということは一切ありません。
求人先企業のエンジニアや人事担当者に何度もヒアリングを行っているため、求人サイトに掲載されていない情報も把握しています。ご相談から内定まで、ご利用は「完全無料」です。
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8-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
─転職しようと思ったきっかけを教えてください!
インフラエンジニアとして働くことに慣れてきて、改めてインフラ技術が好きだなと思うようになり、今よりもっと仕事の幅を広げたい、スキルが身につく環境で働きたいと考えるようになったからです。
─ユニゾンキャリアの支援内容で良かったポイントはありますか?
私の希望にバッチリ沿った求人のみを紹介してくれたこと、あとは面接に対して具体的なアドバイスをくれたのがありがたかったです。特に面接対策では、こういうことを聞かれますよ、こういう風に伝えた方がいいですよ、と色々細かく教えてもらいました。そこで初めて逆質問の存在と重要性を知ったり…(笑)実は今まで面接で「何か質問はありますか?」と聞かれても「無いです!」って答えてたので、対策してもらえてなかったらどうなってたんだろうって思います。
─転職活動にかかった期間を教えてください!
転職しようと思ったのが12月の最初くらいで、本気で転職活動に取り組み始めたのが1月の上旬、今の会社の内定を承諾したのが2月頭なので、全体を通して2ヶ月くらいですね。ただ、ユニゾンキャリアさんを利用し始めたのは1月の中旬くらいからなので、そこから数えると2〜3週間くらいで内定が出ています!転職活動ってもっと時間がかかると思っていたので、最初の頃は焦りしかなかったんですけど、働きながらでもスムーズに転職できて本当に良かったです。
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