
最終更新日:2025.10.02
アプリケーションエンジニアはやめとけ!やばい会社がきつい理由を解説

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら
- アプリ開発はやめとけって本当?
- 入ると後悔するやばい会社の特徴は?
- ホワイト企業の特徴を教えて!
アプリ開発がやりたくてエンジニアになったものの、実際に働いてみると、理想とはほど遠い仕事しかできないこともよくあります。
例えば、「残業が多くてきつい」「スキルアップできない」「テストしかできない」ような会社だと、転職したことを後悔する恐れがあります。
せっかくアプリケーションエンジニアになるのなら、「スキルに応じて年収が上がる」「スキルアップできる環境がある」ような会社に転職したいですよね。
記事の要約
本記事では、「アプリケーションエンジニアに転職したい方」を対象に、やばい会社の特徴と、アプリケーションエンジニアがきついといわれる理由、どのようなホワイト企業があるのかについて解説していきます。

1.アプリ開発は面白い!やばい会社に入るまでは…
アプリケーションエンジニアの仕事は、本来とても面白いものです。
自分の書いたコードが形になり、Webサービスやスマホアプリとして世の中の多くの人に使ってもらえることは、何物にも代えがたいやりがいがあります。
顧客の課題を解決したり、人々の生活を便利にしたりと、社会に貢献している実感を得やすいのも、この仕事の魅力です。
自分のアイデアを活かして、新しい機能を開発できる場面もあります。
このように、アプリケーション開発は知的好奇心を満たし、達成感を得られる仕事です。
しかし、それはあくまで適切な労働環境があっての話です。
もし、長時間労働が当たり前で、正当な評価もされず、スキルアップの機会もない「やばい会社」に入ってしまったら、どうでしょうか?
どんなに面白い仕事でも、働く環境が悪ければ「きつい」「もう辞めたい」と感じてしまいます。「アプリケーションエンジニアはやめとけ」という言葉の裏には、こうした会社の存在があるのです。
アプリケーションエンジニアとして楽しく働けるだけではなく、スキルアップできる会社を知りたいのなら、ユニゾンキャリアにご相談ください。
アプリケーションエンジニアを募集している会社の人事から労働環境やキャリアについて聞いているため、「この会社に転職して後悔した…」となることを防ぐことができます。
まずは、ユニゾンキャリアから求人を紹介してもらい、労働環境が悪い会社への転職を避けてみませんか?
2.アプリケーションエンジニアがきつい理由7選
アプリケーションエンジニアとして働いていると、「きつい」と感じることがあります。
どんなときに仕事がきつく感じるのかを知っておくと、転職活動の際にそのような働き方をしている会社を避けられます。
ここでは、アプリケーションエンジニアの仕事がきつくなる理由を7つ解説します。
- みなし残業が多く激務になりやすい
- 人手不足が原因で残業が増える
- 必要な知識が幅広く勉強量が多い
- 昇給ペースが遅く年収が低いまま
- 配属先での常駐が大変でストレス過多
- 偽アジャイルでエンジニアが疲弊する
- 上司ガチャ失敗で必要以上に疲れる
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2-1.みなし残業が多く激務になりやすい
固定残業代制度、いわゆる「みなし残業」を導入している会社には注意が必要です。
この制度は、一定時間分の残業代をあらかじめ給与に含んで支払うものです。
本来は残業の有無にかかわらず支払われるものですが、会社によっては「給与に〇時間分の残業代が含まれているのだから、その時間までは残業するのが当たり前」という風潮が蔓延しています。
その結果、毎日のように長時間の残業が発生し、激務につながりやすいのです。
みなし残業時間を大幅に超えて働いても、超過分の残業代が支払われないケースさえあります。
求人票を見る際は、給与の内訳に固定残業代が含まれていないか、含まれている場合はその時間と金額を確認することが大切です。

2-2.人手不足が原因で残業が増える
IT業界全体の課題として、深刻な人手不足が挙げられます。
特に開発プロジェクトでは、ひとりのエンジニアが複数の役割を兼務したり、到底一人では終わらない量のタスクを任されたりすることが少なくありません。
会社にエンジニアを育てる体力がなかったり、次々と社員が辞めてしまったりする状況では、残された社員の負担が増える一方です。
プロジェクトの納期は変えられないため、結果的に長時間労働でカバーするしかなくなります。
人手不足が常態化している会社では、一時的にプロジェクトを乗り切ったとしても、すぐに次の過酷なプロジェクトが待っています。
このような環境では、スキルアップどころか、日々の業務をこなすだけで精一杯になってしまいます。

2-3.必要な知識が幅広く勉強量が多い
アプリケーションエンジニアは、常に学び続ける姿勢が必要な職種です。
プログラミング言語やフレームワーク、データベース、クラウドなど、習得すべき知識は多岐にわたります。
IT技術の進歩は速く、次々と新しい技術が登場するため、一度覚えた知識だけではすぐに通用しなくなります。
この学習意欲はエンジニアにとって不可欠な素質ですが、会社のサポート体制がなければ、ただ「きつい」だけになってしまいます。
業務時間内に学習する時間がまったく取れなかったり、書籍購入やセミナー参加の補助がなかったりする会社では、すべての負担が個人にのしかかります。
プライベートの時間をすべて勉強に費やさなければならずワークライフバランスが崩壊する原因になります。

2-4.昇給ペースが遅く年収が低いまま
スキルを磨き、会社に貢献しても、それが給与に反映されなければ仕事へのモチベーションは下がります。
会社の評価制度が曖昧だったり、そもそもエンジニアの給与テーブルが低く設定されていたりすると、何年働いても年収が上がらないという事態に陥ります。
特に、下請けの仕事ばかりしている会社では、会社の利益率が低いため、エンジニアに還元される給与も低くなる傾向があります。
「スキルアップすれば給与は上がる」と言われても、その会社のビジネスモデル自体に問題があれば、大幅な昇給は期待できません。
自分の市場価値と現在の年収が見合っていないと感じるのなら、正当な評価をしてくれる会社へ転職を考えるのが賢明です。

2-5.配属先での常駐が大変でストレス過多
SESの会社で働く場合、自社ではなく配属先の会社で仕事をすることになります。
この働き方は、精神的なストレスの原因になることがあります。
配属先の環境が悪い、いわゆる「ハズレの現場」に当たってしまうと、仕事が円滑に進められません。
また、自社の社員が周りにいないため、孤独感を感じたり、困ったときにすぐ相談できる相手がいなかったりします。契約内容によっては、開発とは関係のない雑用を任されることもあります。
数ヶ月から数年単位で配属先が変わるため、そのたびに新しい環境や人間関係に慣れなければならないのも、ストレスの一因です。
安定した環境で腰を据えて開発に取り組みたい方にとっては、きつい働き方といえます。

2-6.偽アジャイルでエンジニアが疲弊する
近年、多くの開発現場で「アジャイル開発」という手法が取り入れられています。
しかし、その本質を理解しないまま、形だけを真似した「偽アジャイル」で開発を進めている会社があり、エンジニアを疲弊させる原因になっています。
偽アジャイルの現場では、計画性のない思いつきで仕様変更が繰り返されたり、目的の曖昧な朝会が毎日長々と行われたりします。
本来、開発を効率化し、柔軟性を高めるためのアジャイル開発が、かえってエンジニアを振り回し、無駄な作業を増やす結果になっているのです。
このような現場では、手戻りが頻繁に発生し、スケジュールが圧迫され、結局はエンジニアの長時間労働につながります。
会社の開発体制や、プロジェクトの進め方について、面接の段階で確認しておくことが大切です。

2-7.上司ガチャ失敗で必要以上に疲れる
どの会社、どの職種にも共通することですが、上司との相性は仕事のやりやすさを左右します。
特にエンジニアの場合、上司が技術に理解がなかったり、マネジメント能力が低かったりすると、必要以上に疲弊することになります。
このような「上司ガチャ」に失敗すると、理不尽な要求に振り回され、仕事へのモチベーションが大きく損なわれます。
自分ひとりではどうにもならない問題だからこそ、会社の組織体制やエンジニア出身の管理職がいるかどうかは、会社選びの重要なポイントになります。
3.アプリケーションエンジニアでヤバい会社はやめとけ
もし、あなたの会社が以下の特徴に当てはまるのなら、それは「やばい会社」のサインです。
日々の仕事がきついと感じる原因は、あなた自身のスキル不足ではなく会社にあります。
一刻も早く転職することをおすすめします。
- 長時間労働が常態化で減らす気ゼロ
- テスト業務から抜け出せない
- API開発や小規模な改修だけ
- スキルアップしても昇給が雀の涙
- エンジニアの立場が営業より低い
- テストケースがない会社はやばい
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3-1.長時間労働が常態化で減らす気ゼロ
やばい会社の1つ目の特徴は、長時間労働が当たり前になっていることです。
単にプロジェクトが一時的に炎上しているのではなく、恒常的に月の残業時間が45時間を超えているような状態は危険信号です。
終電間際まで働くのが普通であったり、休日に出勤しないと仕事が終わらなかったりする会社は、社員の健康をまったく考えていません。
経営陣や管理職に、労働環境を改善しようという意識がまったくないのが最大の問題です。
このような会社に長くいても、心身をすり減らすだけで、スキルも身に付きません。
自分を守るためにも、ワークライフバランスを保てる会社へ、すぐに転職するべきです。

3-2.テスト業務から抜け出せない
「未経験歓迎」で入社したものの、何年も開発業務に携わらせてもらえず、テスト業務ばかりを担当させられるケースがあります。
会社はあなたをエンジニアとして育てるつもりはなく、ただのテスターとしてしか見ていません。もちろん、テスト業務はシステムの品質を保証するうえで重要な仕事です。
しかし、決められた手順書に沿って単純な操作を繰り返すだけでは、開発スキルはまったく身に付きません。
「いずれは開発に」という言葉を信じて待ち続けても、キャリアアップの機会が与えられることは期待感が薄いです。
アプリケーションエンジニアとしてのキャリアを歩みたいのであれば、実際に開発経験を積める会社に移る以外に道はありません。

3-3.API開発や小規模な改修だけ
開発業務に携われてはいるものの、任されるのが簡単なAPI開発や、既存システムの小さな改修ばかりという場合も注意が必要です。
このような仕事だけを繰り返していても、エンジニアとして必要な設計力や、複雑な問題を解決する能力は身に付きません。
部分的な作業しか任されないため、システム全体の構造を理解することもできません。
エンジニアとして成長するためには、新規開発プロジェクトに携わったり、規模の大きな機能開発を担当したりする経験が不可欠です。
会社があなたに挑戦的な仕事を与えてくれず、成長の機会を奪っているのであれば、それはあなたの将来を考えていない証拠です。
より上流の工程や、責任のある仕事を任せてもらえる環境を探すべきです。

3-4.スキルアップしても昇給が雀の涙
会社に貢献するために自己投資して、新しい技術を習得したり、資格を取得したりしても、それがまったく給与に反映されない会社があります。
会社の評価制度が機能しておらず、個人の頑張りを見てくれていないのです。
このような会社では、エンジニアのスキルや市場価値を正しく評価する仕組みがありません。
どれだけ努力しても、年に数千円しか昇給しない「雀の涙」のような報酬では、モチベーションを維持するのは困難です。
自分の成長が正当に評価され、給与という形で還元されることは、プロとして働くうえで当然の権利です。
あなたのスキルと努力をきちんと評価してくれる会社は、必ず存在します。

3-5.エンジニアの立場が営業より低い
社内でのエンジニアの立場が低く、営業部門の発言力が異常に強い会社も、やばい会社の特徴です。
営業担当が、技術的な実現可能性を無視して、顧客に無理な約束をしてくることがあります。その結果、無茶な仕様や非現実的な納期が決定され、すべてのしわ寄せが開発現場に来ます。
エンジニアが「それは難しい」と声を上げても、「決まったことだから」と一蹴されてしまいます。
このような会社では、エンジニアはただの作業者として扱われ、尊重されることはありません。
良い製品やサービスは、営業と開発がお互いをリスペクトし、対等な立場で協力してこそ生まれます。

3-6.テストケースがない会社はやばい
テストケースを作成しない開発現場は、できるだけ避けたいです。
テストケースとは、システムが正しく動作することを確認するための、具体的なテスト手順や期待される結果をまとめた設計書です。
これがない現場では、場当たり的なテストしか行われず、品質の低いコードが量産されます。
その結果、バグが多発し、エンジニアは常にその対応に追われることになります。
また、テストケースを作成した経験がないと、転職の際に「基本的な開発プロセスを理解していない」と見なされ、不利になる恐れがあります。
もちろん、スピード重視の小規模なベンチャーなどでは、意図的に作成しない場合もあります。
しかし、長期的なキャリアを考えるなら、テストケースの作成をはじめとした、品質保証の考え方を学べる会社を選ぶことが大切です。
4.アプリケーションエンジニアが転職すると好待遇
アプリケーションエンジニアとして最初に入った会社で待遇が悪くても、転職によって状況が改善するケースは少なくありません。
特に、未経験のときから給与がほとんど変わっていない場合、転職で大幅な年収アップも期待できます。
年収以外にも、転職によって以下のような好待遇を得られる可能性があります。
- 同じ仕事内容なのに年収アップ
- 残業が10時間×リモートワーク
- スキル次第で実装も設計も担当
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4-1.同じ仕事内容なのに年収アップ
現在の会社で不当に低い給与で働いている場合、転職するだけで年収が100万円以上アップすることも珍しくありません。
会社の利益率が高く、エンジニアの価値を正しく評価してくれる会社に移れば、同じ仕事内容でも待遇は大きく変わります。
あなたのスキルや経験は、現在の会社が評価する価値がすべてではありません。
IT業界は人材不足のため、多くの会社が適正な給与を払ってでも、優秀なエンジニアを採用したいと考えています。
もしあなたが今の給与に不満を持っているのなら、それは会社を変えるべきサインです。自分の市場価値を確かめるためにも、一度、ほかの会社の求人を見てみることをおすすめします。

4-2.残業が10時間×リモートワーク
働きやすい環境を求めるなら、転職は有効な手段です。
優良企業といわれる会社の多くは、エンジニアが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、労働環境の整備に力を入れています。
例えば、月の平均残業時間が10時間未満であったり、リモートワークやフレックスタイム制度が導入されていたりするのは、もはや珍しいことではありません。
長時間労働が常態化している会社から転職すれば、プライベートの時間も確保できるようになり、自己学習の時間や趣味の時間も充実させることができます。
仕事と私生活のバランスが取れることで、仕事への集中力も高まり、より良い成果を出せるという好循環が生まれます。

4-3.スキル次第で実装も設計も担当
現在の会社で、テスト業務や簡単な改修作業しか任せてもらえないと悩んでいる方も、転職によってその状況を打開できます。
成長意欲のあるエンジニアを積極的に育てようとする会社では、スキルや意欲に応じて、より挑戦的な仕事を任せてもらえます。
ただコードを書く実装担当から、システムの全体像を考える設計担当へ、そして将来的には顧客と直接やり取りする要件定義へと、キャリアの幅を広げていくことが可能です。
会社はあなたがどのようなキャリアを歩みたいのかをヒアリングし、その実現をサポートしてくれます。
自分の手でキャリアを切り開いていく実感は、仕事の大きなやりがいにつながります。
5.未経験のときに知りたかったホワイト企業の特徴
転職によって好待遇が得られるといっても、いわゆる「ホワイト企業」を見つければいいのでしょうか?
求人票の表面的な情報だけでは、その会社の実態を見抜くのは困難です。
ここでは、未経験の方や経験の浅い方が転職する際に、特に注目すべきホワイト企業の特徴を5つ紹介します。
- 研修制度やOJTが手厚い
- スキルに応じてキャリアアップできる
- 頼れる先輩とチームで案件に参画する
- 社内勉強会でスキルアップできる
- 資格取得の支援制度が充実している
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5-1.研修制度やOJTが手厚い
未経験者を採用するホワイト企業は、教育体制に力を入れています。
入社後2〜3ヶ月のしっかりとした研修期間が設けられており、ITの基礎からプログラミングまで学べる環境が整っています。
研修が終わって現場に配属された後も、OJTとして先輩社員がマンツーマンで指導してくれます。
分からないことがあればすぐに質問でき、コードのレビューも行ってくれるため、安心して実務経験を積むことができます。
会社が教育にコストと時間をかけてくれるのは、あなたを長期的に育て、将来活躍してくれることへの期待の表れです。

5-2.スキルに応じてキャリアアップできる
ホワイト企業には、エンジニアが成長し、キャリアアップしていくための明確な道筋が用意されています。
どのようなスキルを身に付ければ、どのような役職や給与グレードに上がれるのか、評価制度が公開されていて透明性が高いのが特徴です。
上司との定期的な面談の機会も設けられており、将来のキャリアについて相談したり、目標達成のためのフィードバックをもらえたりします。
会社が一方的にキャリアを決めるのではなく、本人の意向を尊重し、その実現を後押ししてくれます。
実装だけでなく設計や要件定義に挑戦したい、あるいはマネジメントに進みたいなど、多様なキャリアパスを選択できるのも魅力です。
5-3.頼れる先輩とチームで案件参画する
働きやすい会社では、エンジニアが一人でプロジェクトに放り込まれることはありません。複数のメンバーで構成されるチームの一員として、プロジェクトに参画します。
チームには経験豊富な先輩社員やリーダーがいて、技術的なことはもちろん、仕事の進め方についてもサポートしてくれることがほとんどです。
一人で問題を抱え込む必要はなく、チーム全体で課題解決に取り組む文化が根付いてるので、効率的なスキルアップが可能です。
このような環境では、ほかのメンバーの優れたコードから学んだり、お互いにレビューし合ったりすることで、個人のスキルもチーム全体の開発力も向上していきます。
精神的な安心感があるだけでなく、成長の機会にも恵まれています。

5-4.社内勉強会でスキルアップできる
エンジニアの成長を積極的に支援する会社では、社内勉強会が頻繁に開催されています。
社員が自発的に講師となり、新しい技術や便利なツールについて知識を共有する場です。業務時間内に開催されることも多く、気軽に参加できます。
普段の業務ではあまり触れることのない技術領域について学んだり、ほかの部署のエンジニアと交流したりする良い機会になります。
また、社外のセミナーやカンファレンスへの参加を会社が費用負担してくれる制度がある場合も多いです。
会社全体として、技術を学び、共有しようという文化があるかどうかは、エンジニアが成長できる環境かどうかを判断するうえで、ひとつの重要な指標になります。

5-5.資格取得の支援制度が充実している
社員のスキルアップを奨励するホワイト企業は、資格取得の支援制度を設けています。これは、社員の学習意欲を正当に評価し、投資を惜しまない姿勢の表れです。
例えば、特定のIT資格に合格した場合、受験費用を会社が全額負担してくれます。
さらに、資格の難易度に応じて、数万円から十数万円の報奨金(お祝い金)が支給されることが多いです。
このような制度があれば、金銭的な負担を気にすることなく、資格取得に挑戦できます。
制度の有無だけでなく、実際にどのくらいの社員がその制度を利用しているのかを確認することも、会社選びの参考になります。
6.アプリケーションエンジニアに向いていないと感じたら会社の見直し
毎日の仕事がきついと、「自分はアプリケーションエンジニアに向いていないのかもしれない」と感じてしまいますよね。
そう結論付ける前に、一度立ち止まって考えてみてください。
その「向いていない」という感情は、本当にあなた自身の適性の問題でしょうか?
それとも、現在の会社の労働環境が原因なのでしょうか?
例えば、人手不足で常に時間に追われ、上司からは理不尽な要求をされ、質問できる相手もいない。このような環境で働いていれば、誰でも自信をなくし、仕事が嫌になるのは当然です。
それはあなたの能力の問題ではなく、会社のマネジメントの問題です。アプリケーションエンジニアの仕事は、本来とても創造的でやりがいがあります。
もし、あなたが今の環境に不満を感じているのなら、それはあなたに問題があるからではありません。
「向いていない」と諦める前に、まずは会社を見直すこと、つまり転職してみてください。
労働環境が整った会社に移るだけで、仕事が楽しくなり、水を得た魚のように活躍できる可能性は十分にあります。
7.こんな人ならアプリケーションエンジニアはやめとけ
会社の環境が原因で仕事がきつくなるケースが多い一方で、残念ながら、職種そのものへの適性というのも存在します。
会社の環境を変えても、仕事内容自体が合わなければ、働き続けるのは困難です。
ここでは、どのような方がアプリケーションエンジニアに向いていないのか、その特徴を5つ解説します。
もし以下の特徴に複数当てはまるのなら、別の職種に転職したほうが活躍できる可能性が高いです。
- 継続的な学習が苦手
- コミュニケーション能力が低い
- ものづくりに興味がない
- 指示がないと行動できない
- 仕事が雑でミスが多い
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7-1.継続的な学習が苦手
継続的に学習することが苦痛なら、アプリケーションエンジニアには向いていません。
IT業界の技術は、驚くべきスピードで進化し続けています。今日使っている技術が、数年後には時代遅れになっていることも珍しくありません。
そのため、プロのエンジニアは、業務時間外でも自主的に勉強し、常に知識をアップデートし続ける必要があります。
新しい技術への知的好奇心がなく、勉強することに抵抗がある場合、エンジニアとして第一線で活躍し続けるのは難しいです。
「一度仕事を覚えれば、あとは楽ができる」という考え方の方には、きつい職種といえます。

7-2.コミュニケーション能力が低い
「エンジニアは一日中パソコンに向かって、黙々と作業する仕事」というイメージは大きな誤解です。
実際の開発は、チームで行うのが基本です。プロジェクトマネージャーやほかのエンジニア、ときにはデザイナーや顧客とも、密に連携を取る必要があります。
自分の考えを論理的に説明したり、相手の意図を正確に汲み取ったりするコミュニケーション能力は、コードを書くスキルと同じくらい重要です。
人と話すのが極端に苦手だったり、報告・連絡・相談ができなかったりすると、チームでの開発を円滑に進めることができません。
一人で黙々と作業を進めたいという方には、向いていない仕事です。

7-3.ものづくりに興味がない
アプリケーションエンジニアの仕事の本質は、プログラムを書いて「ものづくり」をすることです。
自分の手で、ゼロからサービスや機能を生み出すことに、喜びや達成感を感じられない方は、この仕事のやりがいを見出すのが難しいかもしれません。
もちろん、仕事である以上、常に楽しいことばかりではありません。地味なデバッグ作業や、膨大な資料作成など、忍耐力が必要な場面も多くあります。
その苦労の先にある「完成させる喜び」や「ユーザーに使ってもらえる満足感」が、エンジニアにとっての大きな原動力になります。
ものづくりそのものに関心がない場合、仕事の大部分を占める開発作業が、ただの苦痛な時間になってしまいます。

7-4.指示がないと行動できない
仕事において、常に詳細な指示を待っている受け身の姿勢の方は、エンジニアとして活躍するのは難しいです。
エンジニアの仕事では、「この機能を実装してください」といった、ある程度あいまいなゴールを与えられることがよくあります。
そこから、具体的な実現方法を自分で調べ、設計し、実装していくという、自律的な行動が求められます。
エラーが発生した際も、その原因を自分で突き止め、解決策を探す必要があります。
誰かが手取り足取り教えてくれるわけではありません。
自ら課題を見つけ、その解決に向けて能動的に動ける能力は、エンジニアにとって不可欠な資質です。

7-5.仕事が雑でミスが多い
プログラムは、たった1文字のスペルミスや記号の間違いで、まったく動かなくなります。
そのため、アプリケーションエンジニアには、細部まで注意を払える丁寧さや正確性が欠かせません。普段から仕事が大雑把で、ケアレスミスが多いという方は、注意が必要です。
もちろん、人間である以上、誰でもミスはします。重要なのは、ミスを減らすための工夫をしたり、自分の書いたコードを何度も見直したりする慎重な姿勢です。
「これくらいでいいだろう」という安易な妥協は、システムの障害につながりかねません。地道で細かい作業を、根気強く続けられる性格でないと、難しい仕事です。
8.アプリケーションエンジニアへの転職はユニゾンキャリア
アプリケーションエンジニアの転職では、最初に入る会社を間違えると、スキルアップできない可能性が高いです。
どの会社も求人票や面接では都合のいいことしか教えてくれないので、転職後に「最初に言っていたことと違うじゃないか!」と不満に思うことがあります。
口コミサイトを見ても会社の内情が分からない場合は、人事やエンジニアに会社ごとのキャリアや働き方について聞いている、ユニゾンキャリアにご相談ください。
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8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。
せっかくアプリケーションエンジニアとして働くのなら、後悔はしたくないですよね。
研修が充実していて、しっかり開発経験が積めて、キャリアの幅が広い会社に入りたいのが本音だと思います。
そんな理想といえる会社に入るためには、求人票に載っていない、会社ごとの働き方や入社後のキャリアについての内部情報を知らなくてはなりません。
ユニゾンキャリアであれば、人事から会社の内部情報を聞いているため、どのような開発体制で、どのようなキャリアを歩めるのかをお伝えできます。
このほかにも、以下のような転職支援を行っています。
ユニゾンキャリアの転職支援
- 開発経験が積める優良企業の紹介
- 会社の内部情報にもとづく面接対策
- 入社後の長期的なキャリア相談
このような転職支援を行い、あなたがアプリケーションエンジニアとして転職できるだけでなく、入社後のミスマッチを防げるように、会社紹介を行っています。
この一人ひとりのキャリアに真剣に向き合う姿勢が評価され、Googleの口コミは400件以上で★4.8を獲得しています。
口コミ評価
「まずは話だけ聞いてみたい」という情報収集の段階でも歓迎です。
ご相談から内定まで、すべてのサービスは「完全無料」ですので、お気軽にご相談ください。
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8-2.アプリケーションエンジニアの転職成功インタビュー

成功者インタビューより
転職活動で不安だったことは何ですか?
正直、開発エンジニアでは内定が取れないと思っていました。
自分自身で2ヶ月半ほど転職活動をしましたが、内定が取れた企業は全てインフラエンジニアとしての採用でした。
あまりにも開発エンジニアとしての内定が出ないので、最後の方は「もうインフラエンジニアとして再スタートしようかな…」と考えたこともありました。
しかし、諦めずに最後までやり抜こうと考えて、とにかく行動していました。
何社に応募して何社から内定をもらいましたか?
開発では50社ほど応募して、内定が取れた会社はユニゾンさんにご紹介いただいた会社のみでした。
他のエージェントさんも2社利用しましたが、送られてくる求人は全てインフラか、開発の経験が必要な求人が送られてきて、条件的に厳しいものしか紹介してもらえない、応募しても受からない求人ばかりでした。
今後の目標を教えてください!
長期的な目標としては、フリーランスとして働きたいと思っています。
まずは開発の現場で流れを知って、設計業務まで一早く携われるようにスキルを身に付けていきたいです。
第二新卒であっても、1度でも短期離職があると、書類選考になかなか通らなくなります。
このような経歴にハンデを抱えている方であっても、ユニゾンキャリアであればアプリケーションエンジニアになれるように、効果的な選考対策を行っています。
アプリケーション開発に挑戦したいものの、書類選考が通らない、面接が受からないとお悩みの方は、ぜひ一度ユニゾンキャリアにご相談ください。
あなたの市場価値を正しく評価し、活躍できる会社への転職を支援します。