
最終更新日:2025.07.14
Webエンジニアに資格がいらないと言われる理由!資格を取らずに転職する方法も解説

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- Webエンジニアになるのに資格はいらない?
- どうすれば資格なしでWebエンジニアになれる?
- 資格をとるなら、何を取得すればいい?
「Webエンジニアって資格をとる意味あるんですか?」と質問いただくことがあります
結論からいうと、未経験からWebエンジニアに転職するのに資格は必須ではありません。
しかし、資格の取得は面接官に対して、スキルと学習意欲をアピールしやすいです。なので、Webエンジニアが資格取得をすることはメリットがあります。
記事の要約
本記事では、未経験からWebエンジニアを目指す方に向けて、「資格を取得したほうが良い人」と「資格を取得しなくても良い人」の違いについて解説します。

1.プログラミングができれば資格なしでも転職可能
資格がなくても未経験からWebエンジニアになることは可能です。Webエンジニアで重要視されるのは、実務レベルのプログラミングスキルがあるかどうかです。
HTMLやCSSなどのフロント言語のプログラミングスクールが流行ったこともあり、人手不足が叫ばれるIT業界の中でも、Webエンジニアは人材が充足気味です。
そのため、企業側はフリーランスなどへ外注すればよいので、基本的に完全未経験を採用するメリットがあまりありません。
Webエンジニアを採用したい場合は、少なくとも「スキルがある人材を採用したい」というのが、企業側の本音となっています。結果として、未経験の場合、資格取得よりも実際のコードが書けて実務にすぐに入れそうな人を採用します。
資格に代わるプログラミングスキルの目安として挙げられるのは、PaizaのCランクです。PaizaのCランクを取得できれば、実務で役立つプログラミングスキルがあると証明できます。
このような背景があるため、エンジニア未経験でもプログラミングスキルがあれば、資格がなくても転職が可能というわけです。
ユニゾンキャリアではITエンジニア専門の転職支援サービスを行っています。「自分はWebエンジニアとして転職できるのかな?」「どんな勉強をすればいいの?」といったエンジニアになる前の簡単な質問からお気軽にご相談ください。
2.Webエンジニアに資格がいらないと言われる理由4選
Webエンジニアには資格がいらないといわれている理由について解説します。
- 採用の必須要件ではない
- Webエンジニアはスキルファーストの世界
- 簡単なポートフォリオでは評価されない
- 技術のトレンドの変化が早い
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2-1.採用の必須要件ではない
企業が、資格の有無だけで採用の判断をすることはありません。採用側の企業は、応募者を総合的に評価した上で、合否を決めるからです。例えば、下記のような点を軸に評価します。
企業が採用時に評価する項目の例
- 学歴
- 年齢
- プログラミングスキル
- 資格
- 学習意欲
完全未経験でも、第二新卒かつ高学歴(早慶以上)であれば、内定が出ることもあります。
ただ、一般的にはプログラミングを触ったことがない完全未経験で内定を取るのは極めて難しいというのが現状です。ブラック企業であれば、話は別ですが…。
基本的に若い人が優位のため、プログラミングを学ぶにせよ、資格を取得するにせよ、早めに動き出してください。

2-2.Webエンジニアはスキルファーストの世界
Webエンジニアになる場合も、なってからもスキルが最も重要視されます。理由は単純で、Webエンジニアは充足傾向にあり、代わりはいくらでもいるからです。
かつてプログラミングスクール経由で、Webエンジニアになった人材でも昔はLP製作などの仕事を受けられていました。しかし、現在はフリーランスでやっていけるのも一部の高スキル人材に集中しています。
Webエンジニアの需要は依然として高いものの、枕詞に「高スキル人材の」とつくのが実情です。未経験から目指すにせよ、Webエンジニアになってからも技術力を磨いていかない限り、市場価値はあまり期待できません。
このような状況下において、資格は一定のスキルを示すことはできるものの十分ではなく、不要論が流れているのです。
2-3.簡単なポートフォリオでは評価されない
Webエンジニアは未経験でもポートフォリオの提出が求められるケースが大半です。先ほど述べたように、スキルファーストの世界で最もわかりやすい指標がポートフォリオです。
プログラミングスクールが流行った際に、全然スキルのないエンジニア未経験者を採用して、企業側は後悔をしているケースも少なくありません。
実際に、プログラミングスクール出身者をNGとしている企業もあるほどです。
そのため、HTMLやCSSといったフロントエンドの言語だけで作ったポートフォリオでは評価されません。
フロント言語自体は比較的簡単で、バックエンド言語を扱えないと競争するのは難しいです。わかりやすい評価軸となるのが、ポートフォリオなので、資格よりも重要視されているというわけです。
2-4.技術トレンドの変化が早い
Webエンジニアには資格がいらないといわれる理由は、IT業界は技術トレンドの変化が早いためです。Web開発においては、常に最新の言語・フレームワークが登場します。
そのため、現場で求められる必要なスキルも変わってきます。資格の勉強だけでは、最新の知識やスキルをキャッチアップすることができません。
Webエンジニア自身にも、新しい技術や最新のトレンドに対応する自己学習や柔軟性が求められ、技術の習得に時間を割く必要があります。資格の有無に関わらず、現場で必要となるプログラミングスキルを学ぶことは重要です。
とはいえ、これらの文脈はすでにWebエンジニアとして活躍している人が語っていることが多く、未経験から基礎を付けるためには資格は有用であるというのが私の見解です。

3.完全未経験の転職なら資格取得がおすすめ
完全未経験から、Webエンジニアを目指すなら、資格の取得がおすすめです。未経験者が資格を取得するメリットは、以下の3点が挙げられます。
- 勉強意欲のアピール
- プログラミングの基礎知識が学べる
- プログラミングの習得より資格取得のほうが簡単
転職目的で資格を取得するのであれば、求人数が多いJava関連の資格がおすすめです。
大規模システム開発でよく使われるオブジェクト指向を面接で説明できると、チームでの効率的な開発ができると評価され、アピールになります。
Javaは、プログラミングの基礎として扱われることの多い、オブジェクト指向について学ぶことができるため、他言語の学習にも活かしやすいです。未経験から転職に有利な資格を取るなら、Java Silver・Java Goldなどがおすすめです。
ユニゾンキャリアではITエンジニア専門の転職支援サービスを行っています。
IT業界に精通したアドバイザーが、あなたの状況を丁寧にヒアリングし、おすすめの資格の紹介から、面接対策や求人紹介まで、転職活動のトータルサポートを行います。
4.資格がなくてもWebエンジニアになれる人の特徴
未経験からWebエンジニアを目指す場合、以下のような特徴やスキルをお持ちの方であれば、資格取得をしなくても転職できます。
- 実務レベルのプログラミングスキルがある
- ポートフォリオに使った技術の選定理由を解説可能
- 学習意欲の高い25歳までは有利
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4-1.実務レベルのプログラミングスキルがある
Webエンジニアはプログラミングスキルが重要なので、実務レベルのプログラミングができる方は、資格取得が必須ではありません。
未経験者のプログラミングスキルの証明には、paizaのスキルチェックがおすすめです。時間内に課題を解決するコードを書くと、自動的に採点してくれます。
S〜Eレベルの好きな問題から選択でき、B(実装スキル、上位30%)、Cレベル(基本的な実装スキル、上位60%)であれば、未経験者でも十分なスキルがあると証明可能です。
採用時にコーディングテストの代わりに、paizaのスコア提出を求める会社もあるため、Webエンジニアを目指すのであれば、一度はpaizaを受けておいて損はないといえます。

4-2.ポートフォリオに使った技術の選定理由を解説可能
家計簿などの制作物を作っただけでは評価されないため、なぜその技術を使ったのかまでポートフォリオに盛り込むことが必要です。
面接では、ポートフォリオに採用した技術の選定理由をよく質問されます。この質問では実務で適切な技術を選べる素養があるかどうかが問われ、採用担当は「情報収集能力があるのか」や「情報の比較検討ができるのか」を見ています。
そのため、「どのような背景があってその言語を選んだのか」や「その言語のメリットとデメリットは何があるのか」、「他の言語を使わなかった理由」について面接時に答えられるようにしてください。
このように、ポートフォリオでは、成果物そのものではなく、その背景にある技術選定の論理的思考力が真に問われているのです。
4-3.学習意欲の高い25歳までは有利
未経験から転職する際、25歳くらいまでは有利です。新しいことを学ぶ意欲や、体力、柔軟性がある年齢のため、企業もポテンシャル採用しやすいからです。
未経験者の場合は先輩がOJTなどで指導するため、若い人のほうが柔軟性や知識の吸収力があり、指導しやすいというメリットもあります。
特に、転職がはじめての25歳前後は、転職市場での需要が高いです。第二新卒までは、資格取得だけに時間を使うのではなく、転職活動も同時並行で進めることをおすすめします。
28歳以上になると、1歳ごとに転職の難易度が上がるため、Webエンジニアで未経験からの転職を目指すのであれば、動き出しを早めてください。
5.Webエンジニア未経験者におすすめの資格3選
未経験からWebエンジニアへの転職を目指す際に、おすすめの資格を3つご紹介します。
- Oracle Certified Java Programmer(Java Silver)
- Javaプログラミング能力検定試験(1級)
- 基本情報技術者試験
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5-1.Oracle Certified Java Programmer(Javaシルバー)
Webエンジニア未経験者におすすめなのが、Java Silverで、知名度や信頼度の高い資格です。
Java Silverは世界第2位のソフトウェアメーカー企業で、Javaの権利を保有しているOracle社が実施しています。Bronze、Silver、Goldの3つのレベルに別れており、Java Silverは「上級者の指導のもと、開発をおこなう初心者向け」です。
そのため、未経験からのWebエンジニアへの転職を目指す際に、効果的なアピールにつながります。
「ブロンズから取得しなくてもよいの?」と思うかもしれませんが、Java Silverも未経験から十分に合格できるレベルなので、シルバーからの取得を目指してください。
5-2.Javaプログラミング能力検定試験(1級)
Javaプログラミング能力検定試験は、一般社団法人サーティファイ情報処理能力認定委員会が実施する試験で、累計7万人以上が受験している実績のある試験です。
1〜3級までありますが、1級はオブジェクト指向にもとづいた設計や分析が必要な実技試験となっています。
Javaの上級エンジニアとしての実践的な知識や技能を保有していると評価され、転職や就職時のアピールになります。
1級を受験するのに必要な資格や要件はありませんが、Java Silverよりも難易度が少し高いため、目安として300時間の勉強が必要です。
5-3.基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、国家資格であることから、知名度や信頼度が高いため、IT業界を目指す方が、登竜門として受験することが多いです。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施しており、プログラミングにとどまらず幅広い知識が問われます。
同じように幅広いIT知識が問われるITパスポートという資格もありますが、技術者向けの資格としては弱いため、基本情報技術者試験を選択するほうがメリットが大きいです。
定番のIT資格で、資格取得手当が出たり、入社後の取得が必須の会社もあるため、持っておいて損はありません。なお、未経験からの勉強時間の目安は、200時間程度です。
6.Webエンジニアの転職はユニゾンキャリア
Webエンジニアを目指すにあたって「資格はいらない」というのは、正直、言い過ぎな表現であるというのが結論です。とはいえ、無策で入れるほどやさしい職種ではないので、学習計画から一度ユニゾンキャリアまでご相談ください。
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6-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただき、ありがとうございました。
Webエンジニアに資格は不要かどうか、というのはプログラミングスキルがあるかどうか、によります。未経験からWebエンジニアを目指す方にとっては、資格の取得がスキルの客観的な証明となり、学習の指針にもなります。
しかし、いざ資格を取ろうと思っても「どの資格からはじめればいいのか」「自分に合った資格は何か」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。ユニゾンキャリアは、ITエンジニア専門の転職支援サービスです。
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6-2.Webエンジニアの転職成功事例

成功者インタビューより
転職活動にかかった期間を教えてください!
7月末に初めてキャリアアドバイザーの佐瀬さんと面談をして、実際に選考を受けることになったのが9月末頃で、11月の頭あたりで今の会社の内定が出ました。
前職で体調を崩してしまったこともあり、自分の体調面を最優先に進めましょうと佐瀬さんから提案してもらったので、すぐに転職活動を始めるのではなく、休息期間を設けてその間に基本情報技術者試験の勉強を進めていました。
正直、この時期は同年代の皆は働いているのに、自分はずっと休んでいる…でも体調面を考えるとすぐには働けない…というのがもどかしかったんです。
ただ、資格の勉強を進めながら佐瀬さんと定期面談を行うことで、焦っていただけの時間が、資格の勉強と転職活動のための時間という前向きなものに変わり、気持ちがだいぶ楽になりました。
転職活動時に不安だったことはありますか?
新卒入社した会社を3ヶ月という短期で離職してしまったので、書類選考もなかなか通らなかったりして…書類時点で足切りということが多かったです。
あとは、新卒で入社している方と比べて、ちょっと遅れて入る形になるので、そういうところも心配でした。
他にも、転職しようと思った時に資格とかあった方が良いのかなとも考えたりしたので、ネットで調べてみたんですけど、生の声というものはないので、実際のところどうなんだろう…って思っていました。
ユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!
本当に利用してよかったです!良すぎて、SNSとかで未経験からエンジニアに転職したいんだけど、どうしたらいいんだろうって悩んでいた子に「ユニゾンキャリアさん良いですよ!」って伝えたりしました(笑)
特にありがたかったのは、自分に合った求人を持ってきてくださるので探す手間が省けますし、書類選考で落ちてしまうということがほぼ無かったので、メンタル的な負担もなかったです。
あと、定期的に面談をしてくださったのもとても良かったです。何度も繰り返し面談をしていただいたおかげで、キャリアアドバイザーの佐瀬さんの人柄を知っていくことができ、この方なら信用できると思えたので、より転職活動を頑張ることができました!
私の都合を第一に考えて、こちらに足並みを揃えて支援してくれるキャリアアドバイザーの方は他にはいなかったので、利用してよかったと心から思っています。本当にありがとうございました!
こちらの方は、ユニゾンキャリアを利用して未経験からWebエンジニアへの転職を成功させました。
転職事例をさらに詳しく知りたい方はこちら⇒弊社を利用した転職者のインタビュー
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