
最終更新日:2025.04.16
【経験者】クラウドエンジニアの面接を完全攻略!技術力×ビジネス視点で回答すべし

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- クラウドエンジニアの面接について教えて!
- クラウドエンジニアの面接に必要な準備は?
- クラウドエンジニアの面接で重要なポイントは?
クラウドエンジニアとして転職して年収を上げるためには、面接対策が非常に大切です。
クラウドエンジニアの面接で問われるのは、スキルだけではありません。ビジネス視点を持ち、企業にどう貢献できるかを示すことが転職成功のカギとなります。
「面接ではどのように質問に回答したら評価されるか分からない」と、不安を抱える方も多いですよね。
本記事では「クラウドエンジニアとして転職したい方」を対象に、良くある質問と回答例、面接に通過するポイントを解説します。
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1.クラウドエンジニアの面接で重要な5つのポイント
クラウドエンジニアの面接で見られる5つのポイントを解説します。
- ポイント1…即戦力となれるスキル・技術があるか?
- ポイント2…自己研鑽の姿勢があるか?
- ポイント3…技術や考え方が自社に合うか?
- ポイント4…対人関係において円滑にコミュニケーションがとれるか?
- ポイント5…ビジネスにおける価値を生み出せるか?
1-1.ポイント1…即戦力となれるスキル・経験があるか?
クラウドエンジニアの面接では、即戦力となるスキルや経験があるか見られます。
クラウド分野は技術の進化や市場競争が激しいので、企業は短期間で成果を上げられる人材が必要だからです。
以下の経験があると、即戦力として評価されます。
- クラウドを用いた大規模システム構築
- IaCによるインフラ構築の自動化
- CI/CDパイプライン構築
- マイクロサービスやコンテナ技術の設計・運用
- コスト最適化を考慮したクラウド設計
企業が必要とするスキルセットを持ち、即戦力として活躍できるとアピールすることが面接通過のカギです。
1-2.ポイント2…自己研鑽の姿勢があるか?
自己研鑽の姿勢も、クラウドエンジニアの面接で見られるポイントです。
クラウド技術は急速に進化し、新しいサービスが次々と登場しています。市場のニーズに応えるためには、継続的な学習が欠かせません。
自己研鑽の証明として、クラウド関連の資格取得が有効です。
例えば、以下のような中級以上の資格を取得すると、スキルアップへの積極性を示せます。
- AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)
- Azure Administrator Associate(AZ-104)
プライベートで最新技術を習得し、クラウド環境の構築・検証を行うことも成長意欲のアピールに効果的です。
最新技術に対応できるエンジニアは市場価値が高く、企業にとっても貴重な存在です。日々、自己研鑽に取り組む姿勢は、採用担当者に好印象を与えます。
1-3.ポイント3…技術や考え方が自社に合うか?
クラウドエンジニアの面接では、技術に対する考え方が企業と一致しているかも重要です。
企業ごとにクラウド技術へのアプローチは異なるので、「自動化を徹底したい企業」と「柔軟な運用を重視する企業」では必要な技術も変わります。
そのため、自分がどのように技術を捉え、どのような環境で力を発揮できるのかを明確に示す必要があります。
特に企業が注目するポイントは、以下のとおりです。
- クラウドアーキテクチャの設計思想
- 技術を選ぶ際の優先基準
- DevOpsや自動化に対するスタンス
これらに対するあなたの考えを整理し、企業の技術方針と一致することを伝えれば、活躍できる人材として評価されます。
1-4.ポイント4…対人関係において円滑にコミュニケーションがとれるか?
コミュニケーション能力も、クラウドエンジニアの面接で評価されるポイントです。
クラウド環境の構築には開発・運用チームや顧客、ベンダーなどのステークホルダーが関わります。
様々な関係者と円滑にプロジェクトを進めるためには、高いコミュニケーション能力が不可欠です。
例えば、以下の経験はコミュニケーション力があると評価されます。
- ステークホルダーとの技術的な合意形成
- 他部署やベンダーとの調整や折衝
- クラウド知識のないメンバーへの技術説明
高度なスキルを持っていても、周囲との連携が取れなければ成果に結びつきません。
そのため、コミュニケーション能力の高いエンジニアは企業にとって欠かせない存在です。
1-5.ポイント5…ビジネスにおける価値を生み出せるか?
自身のスキルを活かし、ビジネス価値を生み出せるかも面接通過のポイントです。
クラウドエンジニアは技術を提供するだけでなく、企業のビジネスにおける目標を達成するために重要な役割を担っているからです。
面接では、ビジネス視点でクラウド技術をどのように活用できるかが問われます。
例えば、以下のように成果を数値で伝えると効果的です。
- リソースの自動スケーリングや不要サービスのカット➡コストを20%削減
- ロードバランサーを最適化➡システムのレスポンスタイムを30%改善
- クラウド環境の監視とアラートシステムを構築➡システム障害の検出時間を40%短縮
クラウドエンジニアとして企業に貢献できることをアピールできれば、内定が近づきます。
とはいえ、転職しようにも「アピールできる実績がない」「どう伝えれば良いか分からない」と悩む方もいますよね。
ユニゾンキャリアではあなたの経験やスキルをお聞きし、面接突破に向けた準備を一緒に行います。
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2.クラウドエンジニアの面接で聞かれる定番質問一覧
クラウドエンジニアの面接で「良く聞かれる質問」と「回答のポイント」を表にまとめます。
質問 | 回答のポイント | |
---|---|---|
1 | 自己紹介をお願いします。 | 現在の業務内容や経験年数、応募先で活かせる技術を簡潔に述べ、即戦力であることを伝える。 |
2 | 転職理由や転職の軸を教えてください。 | クラウド技術への関心や成長意欲を示し、企業の方向性と自身のキャリアビジョンが一致していることを伝える。 |
3 | 業務で苦労したことを教えてください。 | 困難な状況を乗り越えた経験を「問題→対応→解決→学び」の流れで説明し、課題解決力をアピールする。 |
4 | どのようなツールを使用してきたか教えてください。 | クラウドプラットフォームやIaCツールなどの使用経験を述べる。 |
5 | 弊社への志望動機を教えてください。 | 企業の技術方針や文化に共感した点を述べ、自身が企業の成長にどう貢献できるかを伝える。 |
6 | 現在何か取り組んでいることはありますか? | 取得予定のクラウド関連資格や最新技術の学習について話し、継続的なスキルアップの姿勢を見せる。 |
7 | チーム内でのコミュニケーションをどのように構築してきましたか? | ドキュメント共有やコードレビュー、定期的なミーティングなどコミュニケーションで工夫したことを述べる。 |
8 | クラウドエンジニアとしてなりたい将来像はありますか? | スペシャリストやゼネラリスト、マネジメント職など目指しているキャリアを説明し、成長意欲をアピールする。 |
9 | これまでの成果や実績を教えてください。 | プロジェクトや業務の成果を数値で示し、どのように課題を解決したか説明する。 |
10 | 最後に何か聞いておきたいことはありますか? | 業務内容や評価制度など成長の機会について質問をし、企業への関心や意欲を示す。 |
定番の質問には自信を持って答えられるよう、事前に準備しておくことが大切です。
3.クラウドエンジニアの面接で聞かれる技術質問・回答集
クラウドエンジニアの面接で「聞かれる技術質問」と「質問への回答例」を紹介します。
以下5つの質問と回答例をもとに、あなたの経験を当てはめて回答内容を作ってみてください。
- 大規模なクラウド環境での運用経験について教えてください。
- マイクロサービスアーキテクチャの設計・運用経験を説明してください。
- 複数のクラウドサービスを組み合わせた経験について教えてください。
- クラウドネイティブな開発・運用環境の構築経験について教えてください。
- システム障害時の対応フローを、どのように設計・改善してきましたか?
3-1.大規模なクラウド環境での運用経験について教えてください。
AWS上で月間1,000万PVを処理する基幹システムの運用を担当した経験があります。
特に重視したのは、スケーラビリティとコスト最適化です。
オートスケーリングを活用してリソースを自動調整し、オフピーク時は最小構成、ピーク時は最大3倍までスケールアウトできるようにクラウド環境を構築しました。
さらに、CloudWatchによる監視と自動復旧フローを実装して運用コストを前年比20%削減、サービスの安定性向上にも貢献しました。
業務で意識したポイントと成果を示すことで、クラウド運用の深い知識や問題解決能力をアピールできます。
運用コストを削減したエピソードは、ビジネス視点があるとして評価されます。
3-2.マイクロサービスアーキテクチャの設計・運用経験を説明してください。
モノリシックなECサイトを8つのマイクロサービスに分割するプロジェクトを主導した経験があります。
私の主な役割は、Kubernetesを用いたコンテナオーケストレーションとAPIゲートウェイ経由の通信設計です。
データ間の整合性確保が課題でしたが、イベント駆動型アーキテクチャを採用し解決しました。
結果として、各機能の独立したデプロイが可能になり、リリースサイクルを2週間から2日に短縮しました。
問題の切り分けも容易となり、障害対応時間を平均4時間から30分以内に改善しています。
使用した技術や課題の解決策を説明することで、マイクロサービスアーキテクチャ設計の知識と技術選定スキルをアピールしています。
プロジェクトを主導した経験は、リーダーシップの証明として効果的です。
3-3.複数のクラウドサービスを組み合わせた経験について教えてください。
基幹システムのクラウド移行で、AWSとAzureのハイブリッド構成を設計・構築した経験があります。
AWSにメインのワークロードを構築し、AzureでActive Directory連携やOffice365との統合を行いました。
特に注力したのは、両環境間のネットワーク接続とセキュリティ設計です。
ExpressRouteとDirect Connectを使用し、安全で低遅延な接続を実現しました。
統合監視の基盤構築も行い、両環境の一元的な運用管理を可能にしました。
各クラウドサービスの特性を理解し、効果的に活用するスキルをアピールしています。
異なるクラウド環境をシームレスに連携させ、可用性と拡張性を確保した点も評価されるポイントです。
3-4.クラウドネイティブな開発・運用環境の構築経験について教えてください。
DevOpsの考え方にもとづき、CI/CDパイプラインを構築した経験があります。
GitHubでのコード管理、Jenkinsでの自動ビルド、Terraformを使用したインフラのコード化、Kubernetesでのコンテナ管理を一貫して行いました。
特に重視したのは、コードのバージョン管理と環境間の再現性確保です。
本番環境の構成をコードで管理し、それをもとに開発・検証環境を自動で構築することで、環境間の整合制を確保しました。
その結果、リリースサイクルを従来の3分の1に短縮し、人的ミスも減少しました。
使用したツールを挙げるだけでなく業務での活用方法も説明しており、即戦力として評価されるポイントです。
定量的な成果も示すことで問題解決能力やビジネスへの貢献度が明確になり、評価が高くなります。
3-5.システム障害時の対応フローを、どのように設計・改善してきましたか?
24時間稼働しているECサイトの障害対応プロセスを再構築した経験があります。
まず、CloudWatchとDatadogを組み合わせ、障害の早期検知ができる監視体制を整えました。
次に障害への対応を迅速かつ効率的にするため、障害レベルを3段階に分類して対応フローと責任者を明確にしました。
頻繁に発生する障害には、Lambda関数で自動復旧機能を実装しています。
これにより、障害対応時間を60分から15分に短縮し、深夜の緊急呼び出しも80%削減できました。
障害情報をデータ化し、定期的な振り返りを通じて予防策も強化しています。
目的に合った手段を用いて、障害対応のプロセスを構築した点が高評価です。
データ活用による予防策の強化は、継続的な改善意識とリスク管理能力のアピールとなります。
4.クラウドエンジニア転職のレベル感
インフラエンジニアからクラウドエンジニアへの転職では、技術的なスキルが主な評価軸でした。
クラウドエンジニアとしてキャリアアップするための転職では、ビジネス価値を生み出す総合的なスキルが重視されます。
クラウドは単なるインフラではなく、企業の競争力アップに役立つ重要なツールです。そのため、クラウドを活用してビジネスの成長に貢献できることを伝える必要があります。
例えば、顧客の要件を理解し、コスト最適化やROI(投資利益率)を考慮した提案ができることは効果的なアピールのひとつです。
PLやPMとしてプロジェクトをまとめた経験も、キャリアアップの武器となります。特に、以下の経験は評価が高いです。
- 技術戦略の立案
- 予算管理
- ベンダー交渉
技術的なスキルとビジネス視点をバランス良く備え、組織の成長に貢献できる人材だとを示すことが転職成功のカギです。
5.クラウドエンジニアの転職はユニゾンキャリア
クラウドエンジニアの転職は、ぜひユニゾンキャリアへお任せください。
5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。
突然ですが、あなたはどれくらい転職に成功できる自信がありますか?
「準備は万端!」と思っていても面接で予想外の質問に戸惑ったり、緊張して答えられなかったりすること、ありますよね。
どれだけスキルや経験があっても、うまくアピールできなければ内定のチャンスを逃しかねません。
自己流の準備だけでは本来の実力を発揮できず、あと一歩のところで不採用になることも…。
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5-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
ー転職しようと思ったきっかけを教えてください!
勉強して資格を取れば自分の市場価値を上げられる、というように明確な基準がある業界だったので、IT業界で働こうと思ったんです。なので、未経験からエンジニアになった時点で終わるつもりは最初から無かったんです。1年間でCCNAというネットワークの資格と、LPICというサーバの資格を取得するという目標を立てて、実際に取得できたのでキャリアアップのためにもう一度転職しよう、と思って転職活動を始めました。
ー転職して叶えたかったことはなんですか?
実は、年収を上げたい以外に特に無くて…。やりたい業務もまだ全然定まっていないですし、働き方も絶対こういうのが良い!というのは無いんですよね。前職で色々エンジニアの人と知り合ったことで、エンジニアって思っていたより色んなキャリアの選択肢があることに気付いたので、これから決めていけたらいいなと思ってます!
ー転職活動で不安だったことはありますか?
担当キャリアアドバイザーの酒井さんから、スッと決まるから大丈夫ですよ!と言っていただいていたんですけど、面接に結構苦手意識があって…実はしっかり就活をしたことが無くて、ちゃんとした面接はほぼ経験が無かったので、前回未経験からエンジニアになる際の選考も結構苦戦したんです。その経験もあって正直落ち着かなかったですね(笑)
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