

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- クラウドエンジニアってAIを活用するの?
- クラウドエンジニアがAIを使うときって?
- クラウドAIエンジニアってどんな職種?
「クラウド」や「AI」など、近年のIT技術の進化は著しく、私たちは自然とこれらの最先端技術に触れながら、日常生活を送っています。
実は、クラウドを運用・構築するクラウドエンジニアとAIは、非常に相性が良い組み合わせです。
単に「AIを使えば便利」というだけでなく、クラウドエンジニアがすでに持っているインフラの知識を活かして、AIを最大限に活用できる職種だからです。
本記事では、「クラウドエンジニアやAIに興味がある方」に向けて、クラウドエンジニアがAIと相性が良い理由やAIを活用するメリット・注意点について、体系的に解説します。
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1.クラウドエンジニアはAIと相性が良い!
クラウドエンジニアとAIは、自動化と効率化の観点で非常に高い親和性を持っています。
AWSやAzureなどのクラウドベンダーが提供しているAIサービスやAPIを、効果的に活用できるからです。
例えば、AWSが提供している「AWS DevOps Guru」や「Amazon CloudWatch Anomaly Detection」などの「AIOps」ツールを使うことで、クラウド環境の運用を自動化できます。
AIOpsとは、AIを用いてITシステムの運用自動化を図る手法のことです。システム障害を検知するだけでなく、障害の対応まで自動実行できるのが大きなメリットです。
また、クラウドの構築時にIaC(Infrastructure as Code)でのコード生成を行う場合にも、AIを効果的に活用できます。
このように、クラウドエンジニアにとってAIは、業務の自動化・効率化を実現するうえで非常に役に立つツールです。
AIを効果的に活用することで、クラウド設計などの、より創造的な業務に時間を割くことが可能になります。
2.【要注意】クラウドエンジニアとクラウドAIエンジニアの違い
クラウドエンジニアのAI活用について調べると、「クラウドAIエンジニア」といったワードがヒットすることが多いと思います。
しかし、クラウドエンジニアとクラウドAIエンジニアは、全く異なる職業なので注意が必要です。
クラウドAIエンジニアは、AIエンジニアの一種であり、クラウド環境上でAIモデルの開発や運用を行うエンジニアです。あくまでもAIの実装が業務のメインとなります。
一方、クラウドエンジニアは、クラウド上でインフラを設計し運用するエンジニアです。AIは業務効率化のツールとして活用されます。
このように、クラウドエンジニアとクラウドAIエンジニアは名前こそ似ているものの、AIとの関係性が全く異なる職業です。
3.クラウドエンジニアがAIを活用するメリット3選
AIがクラウドエンジニアの業務にもたらすメリットについて、詳しく解説します。
3-1.クラウド運用の自動化が進む
クラウドシステムの運用自動化において、AIは監視や分析の強力な支援ツールとなります。
人間では見逃しやすい異常パターンや、将来的な問題の予兆をAIが検出できるのが大きな強みです。
例えば、クラウドサーバーの負荷状況やログをAIが常時分析し、通常と異なるパターンを検出すると自動でアラートを上げます。
監視に割く人員・時間を大幅にカットできるので、より上流の業務に専念できるのがメリットです。
また、過去のデータから将来のリソース使用量を予測し、事前に対策を講じることも可能です。
このように、AIの導入によって予防的で効率的な運用ができ、クラウド運用の自動化を促進することができます。
3-2.クラウド構築の自動化が進む
クラウド環境を構築する際にも、AIは自動化を促進させます。
効果的な構築方法を提案したり、IaCでのコード生成を効率化できることが強みです。
例えば、IaCツール「Terraform」で使うコードの自動生成や、既存コードの問題点を指摘・修正することが可能です。
これにより、クラウド環境の構築におけるコーディングの工数削減と品質向上を両立でき、より効率的なインフラ構築が実現できます。
3-3.既存のAIサービス・APIで簡単に機能実装
クラウドにおいて、簡単に追加機能を実装可能なことも、AI活用のメリットのうちのひとつです。
AWSやAzureなどのクラウドベンダーが提供するAIサービスやAPIを活用すると、高度な機能をすぐに実装できます。
例えば、画像認識による異常検知や機械学習による障害予測など、既存のAIサービスから必要な機能のみを選んで導入可能です。
これにより、開発工数を抑えながら、効率的に機能を追加できるのがAI活用の大きなメリットです。
4.クラウドエンジニアのためのAIスキルをつけるには
クラウドエンジニアがAIを活用するうえでは、AIOpsについて理解を深める必要があります。
記事冒頭でも解説しましたが、AIOpsとはAIを用いてITシステムの運用自動化を図る手法です。システム障害の検知から修復までを自動実行できるのが強みです。
主なAIOpsツールとしては、以下が挙げられます。
- AWS DevOps Guru
- Amazon CloudWatch Anomaly Detection
- Datadog
- Splunk ITSI
- Moogsoft
AWS DevOps GuruとAmazon CloudWatch Anomaly Detectionについては、AWSの公式サイトから専用の講座を受講可能です。AIOpsの仕組みについて体系的に学ぶことができます。
また、Datadog、Splunk ITSI、Moogsoftに代表されるAIOpsツールの無料版を試すのもおすすめです。
AIOpsについては、現状学習コンテンツが充実していないため、実際に体験するのが最も効果的なスキルアップ方法です。
5.クラウドエンジニアのAI活用での注意点
AIはクラウドエンジニアの業務効率化で非常に有用ですが、活用にあたっては注意点があります。
AIの活用には、クラウドインフラの知識が不可欠です。
なぜなら、AIの出力結果は必ずしも正しいとは限らず、その妥当性を評価するにはクラウドインフラへの深い理解が必要だからです。
例えば、AIが提案するシステム構成やセキュリティ設定が、実際の業務要件とマッチしているか判断するには、クラウドエンジニアとしての豊富な知識と経験が必要です。
また、AIが検出できない異常や潜在的なリスクを発見するためにも、人間による監視と判断はまだまだ欠かせません。
AIと人間の知見を組み合わせることで、より安全で効率的なシステム運用を実現できるのです。
クラウドエンジニアの基礎知識と実務経験があってこそAIはその真価を発揮できるため、あくまでも強力な支援ツールと認識しておいてください。
6.クラウドエンジニアの転職はユニゾンキャリア
クラウドエンジニアの転職はユニゾンキャリアをご利用ください。弊社のサービスの特徴や転職の成功事例を紹介します。
6-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ユニゾンキャリアは、ITエンジニア専門の就活・転職支援サービスです。
IT業界に精通した専任のアドバイザーが、あなたの要望を徹底的にヒアリングし、最適なキャリアを描ける転職先を提案します。
Googleの口コミでも「★4.8」の高評価をいただいており、サービスの品質の高さには定評があります。
口コミ評価
「クラウドエンジニアとして市場価値を高める方法を知りたい」「キャリアアップのための転職に興味がある」という方は、ぜひ一度弊社にご相談ください。
ご相談から内定まで「完全無料」でご利用できますので、ぜひお気軽に問い合わせください。
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6-2.クラウドエンジニアの転職成功事例

成功者インタビューより
ー転職活動時に不安だったことはありますか?
IT業界は完全未経験で、PCすら全く触ったことがなかったので、不安しかなかったです。開発とかインフラも何が何だか分からない状態で、そもそも何が分からないのかも分からない状態でした。そんな状態だったので、どんな企業を選べばいいのか判断もつかず…ユニゾンさんに教えてもらってはじめて、IT業界のことを知りました。あのまま何も知らずに転職活動を続けていたら、ITエンジニアになれていなかったかもしれません…
ー現職に決めた理由は何ですか?
研修制度が充実しているというのが大きかったですね。未経験からスタートするので、研修制度はかなり重要視していました。入社後は、研修にてクラウドの基礎から学び、最終的にはAzure認定資格を取得することができました。また、給与も良かったので、それも決め手のひとつでしたね。
ーユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
あまりにも手厚い対応過ぎて、お金を取られるんじゃないかとビクビクしていました(笑)「こんなことまでしてもらっていいの?!」って思うくらい真摯に向き合っていただいて…本当に佐瀬さんに感謝しています。実機に触れる環境もあるので、より頑張って勉強できました。これからも、仕事やキャリアについて迷うことがあればユニゾンさんに頼ろうと思っています。
ユニゾンキャリアでは、IT業界を知り尽くしたプロのアドバイザーが相談から内定までサポートします。
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