

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- セキュリティエンジニアの資格って何がある?
- セキュリティエンジニアになるのに資格は必要?
- 資格を取るとどんなメリットがあるの?
セキュリティエンジニアを目指すにあたって、どのような資格を取得すべきか悩む方は多いのではないでしょうか?
セキュリティエンジニアに関する資格は、国家資格から民間資格まで数多く存在します。
ただし、資格を取得するだけでは、セキュリティエンジニアへの転職が難しいのも事実です。
本記事では、セキュリティエンジニアへの転職を考えている方へ、おすすめの資格や学習法、セキュリティエンジニアのキャリアパスまで解説します。
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1.セキュリティエンジニア資格のおすすめ一覧
セキュリティエンジニアにおすすめの資格を10個、難易度別に紹介します。
主要な資格を一覧でまとめました。
資格名 | 難易度 | 資格種別 |
---|---|---|
情報セキュリティマネジメント | 低 | 国家資格 |
個人情報保護士認定試験 | 低 | 民間資格 |
情報セキュリティ管理士 | 低 | 民間資格 |
CompTIA Security+ | 中 | ベンダー資格 |
情報処理安全確保支援士 | 中 | 国家資格 |
Cisco Certified CyberOps Associate 認定 | 中 | ベンダー資格 |
CISSP | 高 | 民間資格 |
CCNP Security | 高 | ベンダー資格 |
公認情報セキュリティマネージャー(CISM) | 高 | 民間資格 |
AWS認定セキュリティ | 高 | ベンダー資格 |
Microsoft Azure Security Technologies | 高 | ベンダー資格 |
Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate | 高 | ベンダー資格 |
セキュリティエンジニアに役立つ資格は多く、「国家資格」「民間資格」「ベンダー資格」など様々な種類があります。
中には国内だけでなく海外でも通用する資格もあるので、資格の取得は外資系企業や海外で働きたい方にもおすすめです。
また、セキュリティ資格ごとの違いを理解するのが重要です。やみくもに資格を取得しても、効果的なキャリア設計には繋がりません。
2.セキュリティエンジニアになるにはインフラエンジニアから!
結論から述べると、IT未経験からセキュリティエンジニアを目指すのは難易度が高く、おすすめできません。
セキュリティエンジニアはITインフラの基礎部分を理解し、セキュリティ対策を施す必要があるため、IT未経験からのチャレンジは難しいのです。
そのため、IT未経験からセキュリティエンジニアを目指す際の最も効率的なキャリアパスは、以下の手順となります。
- インフラの基礎資格を取得
- インフラエンジニアとして実務経験を積み、基礎知識・スキルを習得
- セキュリティエンジニア資格勉強をして転職する
この順序でキャリアアップを進めることで、堅実なキャリア形成が可能になります。
以上のことから、IT未経験者の方は、いきなりセキュリティエンジニアを目指すのではなく、資格取得とインフラエンジニアの経験を積むことに注力するのがおすすめです。
3.セキュリティエンジニアの経験度別おすすめ資格12選
セキュリティエンジニアにおすすめの資格を経験度別に紹介します。
3-1.初心者におすすめの資格3選
初心者におすすめの資格は以下の3つです。
- 情報セキュリティマネジメント
- 個人情報保護士認定試験
- 情報セキュリティ管理士
「情報セキュリティマネジメント」はIPA(情報処理技術者試験)が実施する国家資格で、情報セキュリティの基礎知識を問う試験です。
組織の情報セキュリティ管理における考え方や、サイバー攻撃への対応、法制度など、実践的な知識を問う内容となっています。
「個人情報保護士認定試験」は、「一般財団法人 全日本情報学習振興協会」が実施する民間資格です。
個人情報保護法の理解や、個人情報の適切な取り扱い、漏洩時の対応など、実務で必要な知識を証明する試験です。
「情報セキュリティ管理士」も、全日本情報学習振興協会が認定する民間資格です。企業のニーズに即して、個人が身に付けるべき概要を網羅する内容となっています。
近年のセキュリティインシデントから、セキュリティ脅威、求められる対策など、ソフトとハード両面の知識が問われます。
3-2.中級者におすすめの資格3選
- CompTIA Security+
- 情報処理安全確保支援士
- Cisco Certified CyberOps Associate 認定
「CompTIA Security+」は、セキュリティに特化した世界に通じる認定資格です。セキュリティ関連業務の2年程度の実務スキルが目安となる資格です。
アメリカのCompTIAという団体が試験を実施しており、日本にも支部があります。
迫り来る脅威や脆弱性の分析、セキュリティを考慮したネットワーク設計、リスクマネジメントなどのスキルを網羅します。
「情報処理安全確保支援士」は、登録セキスペとも略される国家資格です。サイバーセキュリティ分野に関連した高度な知識を習得できます。
一般企業から官公庁まで、幅広い組織で役立つ資格です。
「Cisco Certified CyberOps Associate 認定」は、ネットワーク機器大手のシスコ社が主催する資格です。
セキュリティとは何か、概念から分析方法、セキュリティ対応まで幅広い知識とスキルが身に付きます。
3-3.上級者におすすめの資格3選
上級者におすすめの資格は下記の3つです。
- CISSP
- CCNP Security
- 公認情報セキュリティマネージャー
「CISSP」(セキュリティ プロフェッショナル認定資格制度)は、国際的に最も権威ある認定資格です。
以下の8分野から出題されます。
- セキュリティとリスク管理
- 資産の保護
- セキュリティアーキテクチャとエンジニアリング
- 通信とネットワークセキュリティ
- IDおよびアクセス管理
- セキュリティの評価とテスト
- セキュリティ運用
- ソフトウェア開発セキュリティ
全世界で約16万人ものセキュリティの専門家が取得しており、外資系企業に転職したい方に特におすすめの資格です。
「CCNP Security」は、セキュリティに関して中級レベルの知識を有することを証明します。ネットワーク上の脅威や脆弱性の診断、脅威低減に必要なスキルが身に付く資格です。
「公認情報セキュリティマネージャー」(CISM)も、世界的に認められている資格です。セキュリティプログラムの開発、実装、管理など幅広い業務の礎となります。
3-4.クラウドセキュリティ学習におすすめの資格3選
クラウド環境におけるセキュリティを学ぶには下記の3つがおすすめです。
- AWS認定セキュリティ
- Microsoft Azure Security Technologies
- Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate
「AWS認定セキュリティ」とは、世界トップシェアを誇るクラウドサービス「AWS」のセキュリティ知識が身に付く資格です。
サービス自体のシェアが多いため、AWSのセキュリティ知識が役立ちます。
Microsoft Azureは、世界2位のシェア率を誇るクラウドサービスになります。
「Microsoft Azure Security Technologies」と「Microsoft Certified: Azure Security Engineer Associate」は、Azureに関するセキュリティ知識を問う資格です。
2種ともAzureのセキュリティサービスの理解を問われる中級レベルの試験です。
前者はAzure、マルチクラウド、ハイブリッド環境のリソースのセキュリティを、後者はセキュリティ管理の実装や組織のセキュリティ体制、脆弱性の特定・修復に必要な知識とスキルを提供します。
これまで12種類の資格を紹介してきましたが、自身のレベルに合わせてセキュリティ資格を受験するのが重要です。

4.セキュリティエンジニアの資格取得のための学習方法
セキュリティエンジニアの資格取得におすすめの学習方法は、以下の2つが挙げられます。
勉強方法 | 特徴 |
---|---|
参考書 | 体系的な知識の獲得に効果的。 深い知識の定着に適しており、資格ごとに定番の参考書がある。 例)情報セキュリティマネジメント試験であれば「徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書」など |
学習サイト | 通信環境さえあれば、どこでも手軽に学習できる。 例)paizaなど |
参考書は自分のレベルや勉強したい内容に合わせて書籍を選んで、体系的な知識を取得できます。
ただし、分厚い参考書は重量がかさみ、通勤や休憩時間などの隙間時間に勉強するのにやや不便という一面があります。
勉強のしやすさで選ぶなら、どこでも手軽に勉強ができる学習サイトがおすすめです。
また、試験内容には実技的な知識が問われる場合もあるため、セキュリティツールを試して実践的な学習ができるとなお良い対策になります。
参考書や学習サイトで一通り知識をインプットしたら、問題集や過去問を解いてアウトプットを行うのが重要です。
5.セキュリティエンジニアのキャリアパス
セキュリティエンジニアとしてのキャリアは、専門性を高めることで様々な方向に発展させることができます。
ここで例に挙げるのは以下の2つです。
キャリアパス | 特徴 | 役立つ資格 |
---|---|---|
セキュリティアナリスト | システムやネットワークの脆弱性を評価し、リスクヘッジを行う。 セキュリティインシデント(不正アクセス・情報漏洩など)に迅速に対応する。 | ・CompTIA Security+ ・CISSP ・GIAC認定資格 ・情報処理安全確保支援士 |
セキュリティコンサルタント | 企業や組織に対して情報セキュリティに関する専門的な助言や戦略を提供する。 | ・CISA ・GIAC ・ITストラテジスト |
セキュリティエンジニアに転職するためには、資格取得で優位に立つことが重要です。
なお、資格取得には学習計画が必要なので、キャリアアドバイザーに学習プランを相談することをおすすめします。

6.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア
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6-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
ーエンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください。
エンジニアになろうと思ったきっかけは、手に職をつけたいと思ったからです。コロナで仕事がなくなるのを目の当たりにして、今後もなくならない仕事って何だろうと考えたときに、「エンジニアがあるじゃん!」と思いました。もともと化粧品の容器を製造する会社で働いていたんですが、その容器はプラスチックで作られていて。これからの時代、「プラスチックを減らしていこう!」という流れになっているじゃないですか。だから仕事自体の将来性を感じられなくなったんですよね。エンジニアなら将来性があるし、コロナが再流行してもなくならない仕事でもあるので、どこでも通用するスキルを身につけたくなりました。
ー転職活動をしているときに不安だったことはありますか?
IT業界の知識がなかったので、選考がなかなか通らなくて不安でした…転職サイトでエンジニアの求人を検索したら、「未経験歓迎!」を掲げるものがたくさんあるんですよ。これなら「どこでも入れるんじゃないかな?」と思って応募したんですが、書類選考は通っても面接に落ち続けて…実際に面接を受けたときは、採用担当の人からの質問にうまく答えることができず、冷たい反応をされました。「場違いなことを言っちゃったのかな?」と疑心暗鬼となり、今のままで内定をもらえるのか分からなくなってしまいました。こんな風になるのなら、「未経験歓迎!って求人に書かないでよ笑」って思います!
ー転職活動はどれくらいの期間されてましたか?
2か月ぐらいでしたね。ユニゾンキャリアさんを利用してから内定をいただくまでの期間だと、1か月です。転職自体は7月から考え始めて、8月に担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんと初めて出会い、9月の頭に内定をいただきました。
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