

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- データベースエンジニアになることはできる?
- なぜデータベースエンジニアになるのは難しい?
- 未経験歓迎の求人があるけど実態はどう?
未経験からデータベースエンジニアを目指したいものの、なにからはじめるべきか分からないと悩んでいる方はいませんか?
データベースエンジニアに転職するには、まずは開発エンジニアとして経験を積みスキルを身に付けなければなりません。
例えば、開発エンジニアになるには、paizaのプログラミングスキルチェックでCランク以上の獲得が必要です。
開発エンジニアとして経験を積めれば、データベースエンジニアへのキャリアチェンジは可能です。
本記事では「データベースエンジニアを目指したい方」を対象に、転職事情やキャリアチェンジの方法などについて解説します。
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1. IT未経験からのデータベースエンジニア転職事情6選
IT未経験からデータベースエンジニアに転職する際の6つの事情を解説します。
- 未経験からの転職の難易度は高い
- 求人数が少ない少数精鋭の職種
- SQLの実務経験が1年必要
- 開発エンジニアからキャリアスタート
- 年齢によっては転職が困難
- 学歴と職歴も選考の評価基準
1-1. 未経験からの転職の難易度は高い
データベースエンジニアは専門性が高い職業のため、エンジニア未経験者を採用する企業はほぼありません。
企業は即戦力を必要としているため、転職にはデータベースを扱った実務経験が必要です。
例えば、Oracle DatabaseやMySQL、PostgreSQLなどでデータベースを運用・構築した経験を持つエンジニアの評価が高いです。
未経験の場合、プログラミングスキルを身に付けたり資格を取得したりするだけでは、転職は難しいのが現実です。
1-2. 求人数が少ない少数精鋭の職種
データベースエンジニアは少数精鋭かつ求人の少ない職種です。
なぜなら、小規模の開発案件では開発エンジニアがデータベースを扱い、大規模の開発案件になるとデータベースエンジニアが必要になるからです。
実際に私が参画していたプロジェクトでは、データベースエンジニアはおらず、開発エンジニアがデータベースの設計を担当していました。
データベース管理システムやツールの発展により、データベースの単純な操作だけを行うデータベースエンジニアは不要になっています。
現在のデータベースエンジニアに必要とされるのは、データベースの構築や設計などの上流工程を担うスキルです。
上流工程はスキルがあればひとりで担当できるため、下流工程に比べて少数であり、求人数も少なくなります。
1-3. SQLの実務経験が1年必要
SQLの実務経験を1年以上積むことがデータベースエンジニアになるために必要です。
データベースの登録や更新などのSQLの基本的な操作を理解しているだけではなく、実務経験が必要とされます。
特にシステム開発を行うときにデータベースとの連携も経験できていると、市場価値が高く、転職に有利になります。
例えば、条件に合致するデータの抽出やパフォーマンスチューニングの経験があると高評価です。
具体的には、ECサイトや店舗の在庫管理システムの開発で、データベースを用いて情報を管理するプロジェクトなどが挙げられます。
開発業務でSQLを活用する機会を得ることが重要です。

1-4. 開発エンジニアからキャリアスタート
エンジニア未経験からデータベースエンジニアを目指す場合、まずは開発エンジニアになる必要があります。
開発エンジニアはSQLを扱う場面が多く、実務経験を積める可能性があるからです。
データベースの構築や設計の経験を積むと、データベースエンジニアは未経験でも評価は高くなります。
開発エンジニアになるためには、資格の取得やプログラミングスキルの習得、ポートフォリオの作成などが必要です。
しかし、開発エンジニアになる難易度も高いため、企業にポテンシャルを示さなければなりません。
例えば、PythonやJavaなどを使ってアプリケーションやツールを作ったり、GitHubを利用したりした経験があるなどです。
技術以外では、エラーを自力で解決できる課題解決能力や、チームのメンバーと円滑に仕事を進められるコミュニケーション能力などがあります。
開発エンジニアとしてキャリアをスタートするためにも、勉強やポートフォリオの作成などの準備は欠かせません。
1-5. 年齢によっては転職が困難
未経験から転職する場合、年齢は非常に大事なポイントです。
開発エンジニアの場合、年齢が上がるほど未経験の採用枠は減少します。
エンジニアの転職市場では、25歳前後の第二新卒が最も評価され、28歳以降になると努力と覚悟がなければ転職は難しくなります。
30歳前後になると、ポートフォリオの作成やプログラミングスキルの習得に1000時間程度は必要です。
30歳以上のエンジニア未経験者で転職した方もいますが、再現性は低いのが現状です。
エンジニア未経験からの転職を考える場合、できるだけ早い決断や年齢相応の準備をしなければなりません。

1-6. 学歴と職歴も選考の評価基準
特に未経験から転職する際は、選考基準として学歴と職歴が見られます。
エンジニアに必要な地頭の良さや学習能力の高さを判断するのに、学歴と職歴は最も分かりやすい基準です。
採用基準が高い背景としては、AIなどの発展によって開発エンジニアに必要な人数が減少しているので、2010年代と比べて採用条件が跳ね上がっていることが挙げられます。
そのため、プログラミングスキルの習得や論理的思考力がないと、少ない採用枠を勝ち取ることが難しくなります。
具体的には、プログラミングの基礎にあたるオブジェクト指向の概念を理解できるだけの学習能力が必須です。
このような学習能力を証明するときに、難関大学への合格や大企業に入社できた実績は客観的な評価につながります。
当社ではITエンジニア専門の転職支援サービスを行っています。
「自分の職歴はIT業界とは縁遠いから、転職は難しいかもしれない」という方でも、エンジニア転職に繋がるスキルがあるはずなので、まずは一度ご相談ください。
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2. 未経験から開発エンジニアになるには武器が必要
未経験から開発エンジニアになるには、以下の3つの武器が必要です。
- paizaスキルチェックCランク以上
- ポートフォリオは作り込み必須
- 資格ならJava Silver以上が必要
2-1. paizaスキルチェックCランク以上
「paiza」のプログラミングスキルチェックは、選考の評価基準として採用されています。
難易度によってランクが分かれており、Cランクの「基本的な実装スキル」を獲得すると、プログラミングの基礎知識が身に付いていることを証明できます。
Cランクはコードを書く基本的なスキルがあり、既存コードの修正などは問題なくこなせるレベルです。
エンジニアへの転職後は、テストケースに従いテストを担当するテスターから業務をはじめられます。
より有利に転職を進めたい方は、Bランク「実装スキル」の獲得がおすすめです。
Bランクは実用的なロジックを実装できるレベルで、Cランクよりも実践的なスキルがあると評価されます。
2-2. ポートフォリオは作り込み必須
「ポートフォリオ」は、簡単な静的サイトを作っても評価されません。
ユーザー登録やスクレイピング(データの抽出や加工技術)などを組み合わせたポートフォリオの作成が必要です。
ポートフォリオを作成するだけではなく、コードの品質や設計の工夫を説明できると評価が高いです。
例えば、ポートフォリオに使った言語の選定理由を説明できれば、実際にプロジェクトに参加した際に適切な技術を選べる素質があると評価されます。
HTMLやCSS、JavaScriptができるのは前提であり、さらに上の技術力の証明が必要です。
複数のポートフォリオを作成すれば、様々な技術を習得するために自発的に学べる人材として高評価です。

2-3. 資格ならJava Silver以上が必要
「Java Silver」を取得すると、プログラミングの基礎知識の習得を証明できます。
実務に入る前に知っておきたい、Javaの基本構文や基本データ型と文字列の操作、オブジェクト指向を学べます。
Java Silverレベルの資格を取得していないと、転職においては評価されません。
開発エンジニアを目指すにあたって、参考書だけで学習が完結する資格の取得は、プログラミングスキルの習得やポートフォリオの作成よりも難易度が低いです。
そのため、実践的な学習に抵抗がある方でも取り組みやすいといえます。
より評価を上げたい場合は、Java Goldの取得がおすすめです。
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「資格の取得に向けた学習に不安がある」という方にも具体的なアドバイスができますので、まずは一度ご相談ください。
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3. データベースエンジニアへのキャリアチェンジ方法
データベースエンジニアへのキャリアチェンジの方法は3つあります。
- 資格取得後にSQL実務経験を積む
- SQL実務経験を積むなら大企業
- キャリアチェンジ前に市場価値を上げる
3-1. 資格取得後にSQL実務経験を積む
SQLの実務経験は、データベースエンジニアとしてキャリアを積むための土台です。
データベースを扱える人材は少ないため、資格取得によりスキルをアピールできます。
例えば、ORACLE MASTERを取得すると、SQLの実務経験を積める業務を任されやすくなります。
実務経験を積む際は、どのような案件でも良いと考えるのではなく、できるだけ大規模なプロジェクトに携わるのが重要です。
エンジニアの転職では経験が物を言うため、大規模なプロジェクトに携われると、データベースエンジニアへのキャリアチェンジもしやすくなります。
実務経験を積めない場合はデータベースエンジニアになれないため、転職を考えるのもひとつの戦略です。

3-2. SQL実務経験を積むなら大企業
開発案件を扱っている企業であれば、どこでもデータベースを担当する業務に携われるわけではありません。
多様な開発案件を保有している企業でなければ、SQLの実務経験を積める機会が少ないのです。
さらに、大規模なプロジェクトに参画するチャンスが多いのも大企業です。
大企業はシステムの利用者が多く、開発規模の小さいプロジェクトでも案件としては大規模になる傾向があります。
例えば、金融や官公庁のシステムは、安定性やセキュリティが重視されるため、開発規模が大きくなりやすいです。
なお大企業であれば、開発エンジニアでもデータベースを扱うチャンスがあり、データベースエンジニアになるための転職が不要なケースも存在します。
3-3. キャリアチェンジ前に市場価値を上げる
データベースエンジニアに転職しても経験を積みにくい企業があるため、キャリアチェンジの前に市場価値を上げることが大切です。
転職する前に市場価値を上げる経験には「クラウド運用・構築1年以上」「Java開発の大規模案件3年以上」「データ分析経験」などがあります。
例えば、SIerやSESへの転職では、クラウドや規模の大きい開発経験が評価されます。
自社開発への転職では、データ分析やビッグデータを用いた開発経験などが高評価です。
企業により重視する観点が異なるため、市場価値を上げるには、今後のキャリアを踏まえて案件を選ぶことが大切です。

4. データベースエンジニア未経験求人の注意点
データベースエンジニア未経験の求人の注意点は3つあります。
- 求人票に記載の未経験は2種類ある
- 未経験歓迎だと経験を積めないことも
- DBAからのキャリアアップは困難
4-1. 求人票に記載の未経験は2種類ある
求人票の「未経験歓迎」には「エンジニア未経験歓迎」と「データベースエンジニア未経験歓迎」の2種類があります。
求人票の「仕事内容」「必須条件」「歓迎条件」などを確認すれば判断可能です。
求人票の内容の抽象度が高いと「エンジニア未経験歓迎」のパターン、業務内容が具体的な場合は「データベースエンジニア未経験歓迎」のほうが多い傾向にあります。
例えば、エンジニア未経験歓迎の場合は、以下のような条件です。
- 論理的に考えられる方
- IT業界に興味がある方
- 積極的に取り組める方
- コミュニケーションが好きな方
一方、データベースエンジニア未経験歓迎の場合は、以下のような条件が挙げられます。
- Python、JavaScriptでのコーディング経験がある方
- データベースの構築経験がある方
- SQLに関する知見と業務経験がある方
どのような人材を募集しているのか、求人票に書かれている内容の意図を考えることが大切です。

4-2. 未経験歓迎だと経験を積めないことも
エンジニア未経験歓迎の場合、データベースエンジニアとしてのキャリアを積めない場合があります。
データベースを扱うプロジェクトに参画できても、単純作業や補助業務が中心で、ほかのエンジニアになるケースは珍しくありません。
データベースエンジニアとしてのキャリアを積めない企業が求人を出す目的は、人気職種に転職できる点を推して、多くの未経験者を採用することです。
そのため、エンジニア未経験からデータベースエンジニアになるのが難しいと知らない方を採用しています。
転職後にデータベースエンジニアとして確実にキャリアを積むためには、キャリアチェンジの方法を知り、適切な企業を選ぶことが重要です。

4-3. DBAからのキャリアアップは困難
「DBA(データベース管理者)」からデータベースエンジニアへの転職は難易度が高いです。
データベースの監視・運用の経験しかないと、設計や開発の知識がなく、キャリアアップができません。
監視・運用と設計・開発には、必要なスキルに大きな隔たりがあるのが現実です。
例えば、監視・運用は指示通りにシステムが稼働しているのを確認するだけですが、設計・開発では、効率良くシステムを動かすためにどうすべきかを考えなければなりません。
そのため、Javaやデータベースの開発経験がないとキャリアアップの壁にぶつかります。
キャリアアップの壁を突破するには、開発エンジニアとして経験を積む必要があります。
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あなたのIT業界の経歴からお教えください。
5. データベースエンジニアを目指すならユニゾンキャリア
「データベースエンジニアに転職したい!」と考えている方は、ぜひ当社にご相談ください。
5-1. ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございます。
「未経験からの転職を甘く見ていた」「このままだとデータベースエンジニアとしてのキャリアを積めない求人に応募するところだった」とひやっとした方はいませんか?
未経験からデータベースエンジニアに転職する難易度が高いのには理由があるので、ひとつずつ対処すれば、理想のキャリアを実現できます。
最短でデータベースエンジニアを目指すには、開発エンジニアになり資格取得に向けた勉強をしながら、SQLの実務経験を積むことが大切です。
しかし、資格を取得し実務経験を積んでも、SQLを扱う案件がない企業の場合、いつまでたってもスキルアップが実現しません。
そのため、スキルアップに向けた努力だけではなく、適切な企業を選び抜く力も重要です。
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5-2. ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
ーエンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください。
エンジニアになろうと思ったきっかけは、手に職をつけたいと思ったからです。コロナで仕事がなくなるのを目の当たりにして、今後もなくならない仕事って何だろうと考えたときに、「エンジニアがあるじゃん!」と思いました。もともと化粧品の容器を製造する会社で働いていたんですが、その容器はプラスチックで作られていて。これからの時代、「プラスチックを減らしていこう!」という流れになっているじゃないですか。だから仕事自体の将来性を感じられなくなったんですよね。エンジニアなら将来性があるし、コロナが再流行してもなくならない仕事でもあるので、どこでも通用するスキルを身につけたくなりました。
ー転職活動をしているときに不安だったことはありますか?
IT業界の知識がなかったので、選考がなかなか通らなくて不安でした…転職サイトでエンジニアの求人を検索したら、「未経験歓迎!」を掲げるものがたくさんあるんですよ。これなら「どこでも入れるんじゃないかな?」と思って応募したんですが、書類選考は通っても面接に落ち続けて…実際に面接を受けたときは、採用担当の人からの質問にうまく答えることができず、冷たい反応をされました。「場違いなことを言っちゃったのかな?」と疑心暗鬼となり、今のままで内定をもらえるのか分からなくなってしまいました。こんな風になるのなら、「未経験歓迎!って求人に書かないでよ笑」って思います!
ー転職活動はどれくらいの期間されてましたか?
2か月ぐらいでしたね。ユニゾンキャリアさんを利用してから内定をいただくまでの期間だと、1か月です。転職自体は7月から考え始めて、8月に担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんと初めて出会い、9月の頭に内定をいただきました。
未経験から、研修や資格取得のサポートが充実している企業に転職し、新たなキャリアを進んでいる方もいます。
「未経験だから目指せないかもしれない」と自信がない方も、まずは一度ご相談ください。