

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- データベースエンジニアに必要なスキルは?
- データベースを扱うスキルはどう習得できる?
- データベースエンジニアは将来なくなるの?
データベースエンジニアを目指したいものの、どのようなスキルが必要なのかが分からない方はいませんか?
「データベースを理解しておけば良いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、ほかにも必要なスキルがあります。
データベースエンジニアを目指すにあたって、必要な知識や資格を理解しておくことは重要です。
記事の要約
本記事では「データベースエンジニアに必要なスキルを知りたい方」を対象に、取得すべき資格やスキルの習得手順などについて解説します。
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1. データベースエンジニアになるにはスキルが最重要
データベースエンジニアになるには、資格取得やデータベースを扱う実務を通してスキルを身に付けることが大切です。
データベースエンジニアはスキルがないと採用要件を満たせないため、未経験からの転職の難易度が高いです。
必要なスキルを身に付けるには、開発エンジニアになり、資格取得と合わせてSQLの実務経験を1年以上積む必要があります。
SQLが使えると効率良くデータの管理や取得ができるようになるため、最適なデータベースの構築が可能です。
資格取得と実務経験によりスキルが身に付くと、より良い条件でデータベースエンジニアに転職して理想のキャリアを実現できます。
2. データベースエンジニアに必要なスキル7選
データベースエンジニアに必要なスキルは、以下の7つです。データベースに関連したスキルとヒューマンスキルに分けて解説します。
- データベース言語
- データモデルの知識
- システム開発の知識
- ITインフラの基礎知識
- 学習意欲・学習能力
- コミュニケーション能力
- 論理的思考力
2-1. データベース関連スキル4選
データベースに関連するスキルを4つ解説します。
2-1-1. データベース言語
「データベース言語」を習得すると、データベースの最適な設計・運用ができます。
代表的なデータベース言語のSQLは、データベース管理において最も基本的かつ重要な言語であり、データベースエンジニアとして必須のスキルです。
SQLを使うと、データの取得や更新、削除、挿入などの基本的な操作ができます。
開発エンジニアでもデータベースを扱える方がいるため、SQLを書けないとデータベースを扱う仕事ができません。
結果的に開発エンジニアからキャリアチェンジできず、データベースエンジニアへのキャリアアップが難しくなります。
2-1-2. データモデルの知識
「データモデルの知識」があれば、効率的かつ拡張性のあるデータベースを設計できます。
データモデルは、様々なデータの関連性を表した図で、データベース同士の繋がりや条件、配置の最適化などを考える際に必要です。
データベースを構築する際のインプットとして使われます。
正規化やER図などのデータモデルを理解すると、データの一貫性と整合性を保った高品質なデータベースの設計が可能です。
高品質なデータベースを使うと、処理スピードなどのパフォーマンスが高くなるため、優れたシステムを構築できます。

2-1-3. システム開発の知識
データベースと密接に関連する「システム開発の知識」は重要です。
企業情報や顧客情報などを扱うデータベースは、システム開発に欠かせません。
システム開発の知識があると、フロントエンド・バックエンドなどの他システムとの連携や、データの流れを把握できるため、最適なデータベースの設計が可能です。
システムにおけるデータベースの役割が分かると、アプリケーションにどのように影響を与えるのかが理解できます。
結果的に、システム上で効率良く機能するデータベースを構築できるのです。

2-1-4. ITインフラの基礎知識
「ITインフラの基礎知識」は、効率の良いデータベースを構築するのに役立ちます。
システムの運用に欠かせないサーバー・ストレージなどのハードウェアやソフトウェア、ネットワークなどの基盤技術に関わるのがITインフラです。
仮想化やクラウドなどの最新技術、バックアップや災害復旧などの知識も含まれます。
企業のサービスを支えるITインフラがダメージを受けると、経営に影響を与えかねないため、有事の対処法まで理解する必要があります。
ITインフラの知識はデータベース基盤を構築・管理し、システム全体の安定性やパフォーマンス、可用性を確保するために欠かせません。

2-2. ヒューマンスキル3選
データベースエンジニアに必要なヒューマンスキルは3つです。
2-2-1. 学習意欲・学習能力
データベースエンジニアには、新しいツールや最新技術などをキャッチアップする姿勢が必要です。
開発エンジニアからのキャリアチェンジができても、学習意欲がないとキャリアアップが停滞します。
座学だけではなく、実務やフィードバックを通して知識やスキルを身に付ける必要があります。
例えば、トラブルの対応は適切な対処方法やシステムの構造を理解するうえで貴重な機会です。
私の先輩は「起こるべきではないけれど、トラブル対応がいちばん勉強になる」といっていました。
トラブルに直面した際に、冷静に対処しながら、知識やスキルを学べるかどうかがスキルアップの分かれ道です。

2-2-2. コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、円滑に仕事を進めるために欠かせないスキルです。
データベースエンジニアは少数精鋭で、チームにひとりしかいないという職場もあり、コミュニケーションをとることが苦手でも人任せにできません。
例えば、要件の調整や課題のヒアリングのために、ほかの開発エンジニアやクライアントとコミュニケーションをとらなければならない場面があります。
エンジニアはチームで仕事をする職種であり、メンバーとコミュニケーションがとれなければ仕事が進まず、ときにはトラブルに発展します。
特に柔軟な対応が必要なトラブル対応では、コミュニケーション能力が欠かせません。

2-2-3. 論理的思考力
データベースエンジニアには、論理的思考力を発揮して、自分で課題を解決するスキルが必要です。
例えば「なぜそうなるのか?」「なぜこの設計にしたのか?」などを論理的に考えて説明する力が重要です。
テスト結果が想定通りではない場合やトラブル対応時などは、論理的思考力を活かして解決策を導き出す必要があります。
データベースに詳しくない方にも仕様を説明する必要があるため、論理的思考力を活かして、分かりやすく伝える力も大切です。
「なんかいけそう」という状態で仕事を進めると、トラブルを起こしかねないため、データベースエンジニアとして働くうえで曖昧な判断はNGです。
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3. データベースエンジニアに役立つ資格5選
データベースエンジニアに役立つ資格を5つ紹介します。
- ORACLE MASTER
- OSS-DB技術者認定試験
- AWS認定資格
- データベーススペシャリスト試験
- LPIC・LinuC
3-1. データベースエンジニアになるのに重要な資格2選
データベースエンジニアになるのに重要な資格は2つです。
3-1-1. ORACLE MASTER
「ORACLE MASTER」は、Oracle Databaseに関する知識やスキルを証明する資格です。
資格を取得すると、データベースを操作するための基礎知識やスキルがあることを証明できます。
試験では、データベースの管理・運用、SQLなどの知識が問われます。
ORACLE MASTERは比較的名の知れた資格のため、参考書などが豊富で勉強がしやすいです。
Oracle Databaseは多くの企業で利用されており、データベースエンジニア求人の中にはORACLE MASTERの取得を条件とする企業もあります。
3-1-2. OSS-DB技術者認定試験
「OSS-DB技術者認定試験」は、オープンソースデータベースの「PostgreSQL」に関する技術力と知識の習得を証明する資格です。
PostgreSQLは、オープンソースデータベースでありながら、商用データベースに匹敵するほどの機能をもちあわせています。
ITシステムの低コスト化や開発の効率化などに繋がる優れたデータベースです。
OSS-DB技術者認定試験に合格すると、オープンソースデータベースの知見をもつ人材としてアピール可能です。
Oracleを超えるシェアがあるPostgreSQLの技術力を証明できると、幅広い選択肢から転職先を選べます。

3-2. データベースエンジニアの市場価値を高める資格3選
データベースエンジニアの市場価値を高める資格は3つあります。
3-2-1. AWS認定資格
「AWS認定資格」は、Amazonが提供するクラウドサービスに関する認定資格です。
複数の種類がありますが、まずはクラウド移行について学べる「ソリューションアーキテクト」の取得がおすすめです。
AWS認定資格を取得するとクラウドの知識があることを証明でき、市場価値が高まります。
近年はクラウドの活用が進んでおり、知識やスキルを証明すれば担当できる仕事の幅が広がり、キャリアアップが可能です。
資格を活かしてデータベースを含んだクラウド移行の開発案件を経験すると、転職に有利になります。
3-2-2. データベーススペシャリスト試験
「データベーススペシャリスト試験」は、高度情報処理技術者試験に該当する難易度の高い国家資格です。
データ分析やデータベース開発などについて網羅的に学習する必要があるため、ハイレベルな知識が身に付きます。
データベーススペシャリスト試験に合格すると、データベースに関する高度な知識やスキルを有していることを証明できるのです。
すでに応用情報技術者試験に合格しているなどの条件を満たすと、一部の試験が免除されます。
そのため、過去に情報処理技術者試験を受けた方は、条件をチェックしておくと無駄がありません。
3-2-3. LPIC・LinuC
「LPIC」はLinux技術者の世界的な認定資格、「LinuC」は日本のIT市場向けのLinux技術者の認定資格です。
どちらもLinuxに関するスキルを証明でき、難易度に大きな差はありません。
Linuxの基礎知識は、エンジニアとしてスキルアップをしたいと考えている方に必須の内容です。
サーバーの基礎知識を学べるLPIC-1、またはLinuCレベル1を取得します。
どちらか迷う場合は、日本国内での認知度が圧倒的に高いLPICのほうが優先ですが、クラウドよりの知識を学びたい方はLinuCがおすすめです。
4. データベースエンジニアに必要なスキル習得手順
データベースエンジニアに必要なスキルの習得手順を解説します。
- ステップ1:資格取得でエンジニア基礎力を習得
- ステップ2:データベース資格の取得で社内アピール
- ステップ3:実務でデータベース関連スキルを習得
4-1. ステップ1:資格取得でエンジニア基礎力を習得
まずは、システム開発関連の資格取得に向けた勉強で、エンジニアとしての基礎力を身に付けます。
データベースエンジニアにもシステム開発の知識やスキルが欠かせません。
開発エンジニアがデータベースエンジニアを兼任する場合もあるほど、システム開発とデータベースは密接な関係にあるからです。
実際に私が参画したプロジェクトでは、データベースエンジニアはおらず、開発エンジニアが兼任していました。
データベース関連の資格の学習をはじめる前に、「基本情報技術者試験」や「Java Silver」などの資格を取得すると、データベースエンジニアになってから市場価値を高めるのに役立ちます。
4-2. ステップ2:データベース資格の取得で社内アピール
「ORACLE MASTER」や「OSS-DB技術者認定試験」などのデータベースに関連する資格を取得し、データベースエンジニアに対する本気度をアピールすることが重要です。
データベースは専門性が高く、社内で担当できる方が少ないため、資格があれば実力を証明できます。
結果的に、データベースを扱う案件に参画できる可能性が高まり、データベースエンジニアとしてのキャリアを積みやすくなるのです。
スキルアップのために勉強をするという姿勢は上司に評価され、より大規模な案件に参画できる可能性が高まります。
4-3. ステップ3:実務でデータベース関連スキルを習得
SQLの実務経験を積み、資格取得に向けた勉強だけでは習得できない実践力を身に付けます。
エンジニアは経験が物を言う職種のため、資格取得で満足せず、実践で学ぶことが重要です。
実務では、想定通りにいかない事態が発生するため、対応力や柔軟性などが身に付きます。
例えば、テストでは正しくデータベースを更新できても、本番環境では想定通りの結果にならない場合があります。
SQLの実務経験があれば、原因の見当をつけたり対処法を考えたりすることが容易です。
資格取得の勉強と実務経験の相乗効果により、スピーディーにスキルを習得できます。

5. キャリアパスから逆算してスキルセット構築がおすすめ
データベースエンジニアになってからもキャリアアップしていく場合、より年収が高いデータアーキテクトとデータサイエンティストになる選択肢があります。
「データアーキテクト」と「データサイエンティスト」を目指すために必要なスキルセットを解説します。
5-1. データアーキテクトを目指すためのスキルセット
「データアーキテクト」を目指す場合、データの処理や分析に関するスキルを身に付ける必要があります。
ビジネス課題の解決に向けて、データの分析や活用をするための基盤を構築するのがデータアーキテクトの仕事です。
膨大なデータの収集や管理を担当するため、データモデルなどのデータベースの基礎知識だけではなく、データ処理技術に精通する必要があります。
クライアントに課題の解決策の提案や、システムの説明などをするケースがあり、コミュニケーション能力も重要です。

5-2. データサイエンティストを目指すためのスキルセット
「データサイエンティスト」を目指す場合、プログラミングスキルや機械学習、AIなどに関するスキルを身に付ける必要があります。
データを分析し、ビジネス課題の解決に繋がる答えを出すのがデータサイエンティストの仕事です。
具体的には、以下のスキルが必要です。
- 情報処理や人工知能、統計学などの情報科学系のスキル
- 情報を収集し、システムを設計・構築するためのスキル
- ビジネス課題を整理し解決するためのスキル
クライアントのビジネス課題の解決に向けた業務を担当するため、プロジェクトやチームをマネジメントするスキルも欠かせません。
データサイエンティストを目指す方は、データサイエンティスト検定を受けると実力を証明できます。

6. データベースエンジニアを目指すならユニゾンキャリア
データベースエンジニアを目指す方は、ぜひ当社にご相談ください。
6-1. ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございます。
データベースエンジニアに必要な資格を仕事しながら勉強するのはきついですよね。
本当に必要なスキルだけを身に付けて、無駄なことに時間を使わないでデータベースエンジニアになるのが理想だと思います。
当社の転職アドバイザーは採用担当から採用要件を聞いているので、企業ごとに必要なスキルや評価される資格を知っています。
あなたの経歴やスキルに合わせて、データベースエンジニアに転職できる方法をご提案することが可能です。
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6-2. ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
ー転職しようと思ったきっかけを教えてください!
勉強して資格を取れば自分の市場価値を上げられる、というように明確な基準がある業界だったので、IT業界で働こうと思ったんです。なので、未経験からエンジニアになった時点で終わるつもりは最初から無かったんです。1年間でCCNAというネットワークの資格と、LPICというサーバの資格を取得するという目標を立てて、実際に取得できたのでキャリアアップのためにもう一度転職しよう、と思って転職活動を始めました。
ー転職活動で不安だったことはありますか?
担当キャリアアドバイザーの酒井さんから、スッと決まるから大丈夫ですよ!と言っていただいていたんですけど、面接に結構苦手意識があって…実はしっかり就活をしたことが無くて、ちゃんとした面接はほぼ経験が無かったので、前回未経験からエンジニアになる際の選考も結構苦戦したんです。その経験もあって正直落ち着かなかったですね(笑)
ー転職にかかった期間はどれくらいですか?
ほんとに一瞬で終わりましたね。選考に進んで面接を受けたりしたのが5日間くらいです。選考に入る前の週に、転職相談や面接対策などをしてもらって、翌週から早速面接みたいな感じでした。なので、全部をあわせても2週間もかかってないですね。ぶっちゃけこんなに早く決まるとは思っていなかったです。でも、なるべく早く転職活動を終わらせたかったので良かったです!
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