
最終更新日:2025.06.25
セキュリティエンジニアはなくなる?技術進歩の行方はいかに

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- セキュリティエンジニアがなくなるって本当?
- セキュリティエンジニアの将来性は?
- セキュリティエンジニアはAIの影響を受けるの?
AIによって仕事がなくなる、といったニュースを最近良く目にします。
この記事を読んでいるあなたは、「セキュリティエンジニアを目指したいけど、なくなるなら諦めたほうが良いかも」と悩んでいるのではないでしょうか?
しかし、実際はそのようなことはなく、セキュリティエンジニアはAIの進化によって、需要を増していく職業です。
記事の要約
本記事では「セキュリティエンジニアの需要が低くなるのが心配の方」を対象に、セキュリティエンジニアの将来性について解説します。

1.こんなセキュリティエンジニアは需要がなくなる
以下に該当するセキュリティエンジニアは、需要がなくなる可能性があります。
- 自動化で代替可能なタスクだけ行う
- 新しい技術に適応できない
- 資格取得をしない
こちらをクリック▶【エンジニア転職のプロに無料相談】
1-1.自動化で代替可能なタスクだけ行う
自動化ツールが普及する中で、単純な作業のみを担当するセキュリティエンジニアは需要が減少します。これまで人力で行っていた脆弱性スキャンやログ監視など、定型的な作業は自動化が進み、人手が不要になるためです。
中でも、手作業での監視業務や簡単なログ解析は、担当者がセキュリティエンジニアからAIや自動化ツールに置き換わる可能性が高いです。
このように、単純作業に従事するだけでは、セキュリティエンジニアとしての市場価値が低くなっていきます。
今後セキュリティエンジニアとして働くには、高度な分析や戦略的なセキュリティ対策などを行えるスキルが必要です。

1-2.新しい技術に適応できない
セキュリティ分野は、技術の進化が速く、新しい技術に適応できないセキュリティエンジニアは淘汰されてしまいます。
新たな攻撃手法は日々絶えず登場しています。この攻撃手法に対抗するため、クラウドやAIなどを活用したセキュリティ対策ができる柔軟性のある人材が必要とされているのです。
そのため、旧来の知識だけに頼るセキュリティエンジニアは、取り残される恐れがあります。
最新技術の情報収集ができないと、日々変わるセキュリティニーズに応えられなくなるため、これからは常に学習を続けなければなりません。

1-3.資格取得をしない
新たに資格を取得しようとしないセキュリティエンジニアも、需要がなくなるリスクがあります。
資格取得により、新たなセキュリティ技術を習得するように努めないと、技術力が低下するおそれがあるからです。
セキュリティ分野での資格は、CISSPやCompTIA Security+、情報処理安全確保支援士など多岐にわたります。
企業が選考時にスキルを評価する際の指標となるため、資格を持っていないとスキルをアピールしづらいのもデメリットです。
ユニゾンキャリアのエージェントはどんな資格を取得すれば、セキュリティエンジニアとして評価されるか熟知しています。セキュリティエンジニアを目指している方は、是非お気軽にご相談ください。
2.セキュリティエンジニアが「なくなる」と言われる理由3つ
セキュリティエンジニアが「なくなる」といわれる理由を3つ紹介します。
- AI進化による業務代替
- セキュリティ職の役割重複
- セキュリティ職の難易度の高さ
こちらをクリック▶【エンジニア転職のプロに無料相談】
2-1.AI進化による業務代替
この先、AIの進化により、一部のセキュリティ業務が自動化されるのがセキュリティエンジニアがなくなるといわれる理由のひとつです。
AIは大量のデータを分析して脅威を検出する能力が高く、手動での監視作業が不要になるからです。単純な監視や定型レポートなどは自動化され、人による確認が減っていきます。
さらに、AIを活用した侵入検知システムは、人間が行うよりも速く異常を発見し対応できます。
一方、AIにも誤検知や見逃しはあるので、AIに完全依存すると、未知の脆弱性を見逃す危険性もあります。
自動化の恩恵を活かしつつ、高度な判断や戦略的な対策を構築できる方が、この先も生き残るセキュリティエンジニアです。

2-2.セキュリティ職の役割重複
役割がほかのエンジニアと重複することで、セキュリティエンジニアの需要が減少する例も増えています。
今は、開発や運用を行う部門が基本的なセキュリティ対策も担う時代です。DevSecOpsの普及により、開発工程でセキュリティを組み込む流れも定着しました。
その結果、専任のセキュリティエンジニアがいない企業もあります。しかし、高度な脆弱性診断やマルウェア解析は、専門的な知識がないと解決できない領域です。
インシデント発生時の即時対応や原因究明にも、深い知見が必要となります。セキュリティエンジニアとして生き残るには、ほかのエンジニアでは代替できない、深い専門性を身に付けるのが必須です。

2-3.セキュリティ職の難易度の高さ
セキュリティエンジニアは、以下のような能力が必要となる難易度の高い職業です。
- セキュリティ分野は技術の更新がとても速く、継続的な学習が前提になる
- 脆弱性解析やマルウェアの挙動調査など、セキュリティスキルが必要な業務が多い
- はじめての攻撃にも柔軟に対応できる判断力が必要となる
従来の業務をAIやソフトが代替するようにもなったことから、目指す人が減り、セキュリティエンジニアはなくなるのではと予想されています。
しかし、セキュリティエンジニアは専門性が高いからこそ、需要が高い職業です。これからの時代はますます、高度なスキルを持つセキュリティエンジニアが、生き残るようになります。
セキュリティエンジニアは、難しい分野だからこそ少数精鋭となり、専門性を高めることで、市場価値を保ち続けられます。

3.セキュリティエンジニアが「なくなる」ことはない
セキュリティの脅威は日々進化しており、専門的な知識と対策が必要なため、セキュリティエンジニアの市場価値は高いです。
AIやツールの高性能化は進みますが、その役割はあくまで人間のサポートであり、仕事が奪われるわけではありません。
AIは既知の攻撃パターンの検知は得意ですが、ビジネスリスクを考慮した上で最適な対策を立案するような、戦略的な判断は人間にしかできないからです。
そもそも、高度な専門性からセキュリティエンジニアは育成に時間がかかり、需要の増加に供給が全く追いついていないのが現状です。
未知の攻撃に対応し、AIを使う側に立てる人材の需要はなくならず、その希少価値はむしろ高まっていくと考えられます。
希少価値の高いセキュリティエンジニアになるために「今、何をすべきか」、IT業界特化のユニゾンキャリアが、あなたの状況に合わせて最適なキャリアプランをご提案します。
4.セキュリティエンジニアの需要は急増
セキュリティエンジニアの需要が急増している現状を解説します。解説する内容は、以下の通りです。
- セキュリティ対策は重大な経営課題
- AI進化がセキュリティ需要を加速させる
こちらをクリック▶【エンジニア転職のプロに無料相談】
4-1.セキュリティ対策は重大な経営課題
セキュリティ対策は、企業にとって重大な経営課題です。情報漏えいや不正アクセスが発生すると、企業の収益や信用の低下を招くためです。
例えば、大規模なデータ漏えいが発生すると、企業の株価が急落したり、顧客離れが進んだりといった事態を引き起こします。
このような事態を防ぐため、企業はリスク管理に力を入れるようになっています。
企業のリスク管理として、セキュリティ専門の人材の需要が急増しており、様々な業界でセキュリティエンジニアの需要が高まっているのです。

4-2.AI進化がセキュリティ需要を加速させる
AIの進化がセキュリティの需要を加速させる、という一面もあります。ここ数年で一気にAI技術が進み、大量のデータ解析や異常検知が素早く行えるようになりました。
しかし、攻撃者側もAIを使い、巧妙な手口を作り出しています。攻撃から守るセキュリティエンジニアとしては、攻撃者以上にAIを使いこなすスキルが必要です。
そのため企業も、AIのスキルを持つセキュリティエンジニアを、積極的に採用するようになっています。AIによって攻撃手法が進化するたびに、セキュリティエンジニアの存在意義も増し、需要が伸び続けます。

5.セキュリティエンジニアを目指すならユニゾンキャリア
それでは最後に、IT専門の就活・転職支援サービス・ユニゾンキャリアについて紹介します。
こちらをクリック▶【エンジニア転職のプロに無料相談】
5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございます。
本記事を読んで、「将来性があるなら、セキュリティエンジニアを目指したい」と思ったのではないでしょうか?
とはいえ、現状スキルも経験もない、となると、転職も躊躇してしまいますよね。未経験の方がいきなりセキュリティエンジニアになるのは、難しいのが現実です。
しかし、未経験だからといって諦める必要はありません。ITの基礎知識の習得からはじめ、資格取得などステップを踏んでいけば、未経験でもセキュリティエンジニアになれます。
もっと具体的なステップが知りたいという方は、ユニゾンキャリアサービスに相談してください。あなたに必要な知識や資格の紹介など、セキュリティエンジニアになるためのステップを、当社の転職アドバイザーが丁寧に説明いたします。
おかげさまで多くのお客様からご支持いただき、総合評価は☆4.8をいただいています。
口コミ評価
当社では、あなたの希望条件に合う求人だけを厳選し、紹介しています。転職希望者ひとりひとりに丁寧なサポートを提供し、あなたにふさわしい企業を見極めることも特長です。
ユニゾンキャリアは、些細なご相談から内定後のフォローアップに至るまで、きめ細かな支援を行っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
\ご相談から内定まで完全無料/
5-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください。
エンジニアになろうと思ったきっかけは、手に職をつけたいと思ったからです。
コロナで仕事がなくなるのを目の当たりにして、今後もなくならない仕事って何だろうと考えたときに、「エンジニアがあるじゃん!」と思いました。
もともと化粧品の容器を製造する会社で働いていたんですが、その容器はプラスチックで作られていて。
これからの時代、「プラスチックを減らしていこう!」という流れになっているじゃないですか。だから仕事自体の将来性を感じられなくなったんですよね。
エンジニアなら将来性があるし、コロナが再流行してもなくならない仕事でもあるので、どこでも通用するスキルを身につけたくなりました。
転職活動をしているときに不安だったことはありますか?
IT業界の知識がなかったので、選考がなかなか通らなくて不安でした…
転職サイトでエンジニアの求人を検索したら、「未経験歓迎!」を掲げるものがたくさんあるんですよ。これなら「どこでも入れるんじゃないかな?」と思って応募したんですが、書類選考は通っても面接に落ち続けて…
実際に面接を受けたときは、採用担当の人からの質問にうまく答えることができず、冷たい反応をされました。「場違いなことを言っちゃったのかな?」と疑心暗鬼となり、今のままで内定をもらえるのか分からなくなってしまいました。
こんな風になるのなら、「未経験歓迎!って求人に書かないでよ笑」って思います!
転職活動の結果はいかがでしたか?
ユニゾンキャリアさん経由で2社応募して、1社内定をいただきました。もう1社は最終面接の直前で採用活動が終わってしまったので、実質1社中1社の内定でしたね。
この会社に決めた理由は、研修や資格取得などのサポートが充実しているからです。
研修でインフラエンジニアの知識とスキルを学べるので、安心して現場に向かえると思います。
ユニゾンキャリアでは、IT業界に精通した転職アドバイザーがキャリアの相談から内定までサポートします。セキュリティエンジニアになりたい方は、お気軽にお問い合わせください。