
最終更新日:2025.07.24
【例文付き】ITエンジニア未経験の冴えない自己PRの育てかた!書き方と回答のポイントを解説!

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- エンジニア未経験者は自己PRで何をアピールすればいいの?
- エンジニア未経験者向けの自己PRの例文が見たい!
- 採用担当者の印象に残る自己PRにするにはどうしたらいい?
未経験だから正直、エンジニアの転職で使えそうな「自己PRの作り方がわからな~い!」「書いてみたけど微妙過ぎる~!」みたいなことってありますよね?
そりゃそうですよ~。ChatGPTとか使って書いてるんですもん。自分のエピソードなんて特に入っていないんですから…。あ、ちなみに、これは私の失敗談です。
そこで悟ったんです。「自己PRは書けることが大事なのではない!育てることが大事なのだと。」ちょっと、何言ってるのかよくわかんないって方は記事を読み進めてくださいね!
記事の要約
本記事ではエンジニア未経験者の方に向けて、エンジニア転職に成功するために冴えない自己PRを育てて面接官にグサッと刺さる自己PRの書き方を例文付きで解説します。

1.エンジニア未経験の自己PRの3つのポイント

未経験からエンジニアを目指す際の自己PRは、やみくもに熱意を伝えるだけでは不十分です。採用担当者は、あなたが「エンジニアとして活躍できる素養があるか」を冷静に見極めようとしています。
そこで重要になるのが、「適性」「自走力」「提供価値」の3つのポイントです。
- 自己PRでエンジニアの適性を示す
- 自己PRで学習状況と自走力を示す
- 自己PRで企業への提供価値を示す
1-1.自己PRでエンジニアの適性を示す
未経験の方の採用では、現時点でのスキルよりも「エンジニアとしての適性」が重視されます。
物事を論理的に考える力や、複雑な問題を粘り強く解決する力など、職種の根幹となる能力のことです。
例えば、インフラエンジニアであれば「障害発生時にも冷静に原因を切り分け、対処できる問題解決能力」、プログラマーであれば「仕様の意図を正確に汲み取り、最適な構造を考える論理的思考力」が適性にあたります。
まずは、適性が自分にあることを、前職や学生時代の具体的なエピソードを交えて証明します。
1-2.自己PRで学習状況と自走力を示す
「入社後に自ら学び、成長していける人材か」を示すことは、未経験の方の方にとって極めて重要です。実際に現場では「自走力のあるエンジニアのことを一人称エンジニア」といったりします。
「自走力」をアピールするためには、現在の学習状況を具体的に伝えることが有効です。
「ProgateでHTML/CSSを学習し、現在はJavaScriptに取り組んでいます」「オリジナルのWebアプリケーションを作成しており、GitHubでソースコードを公開しています」といった具体的な事実を伝えるます。
使用したサービス名や技術名、作成したポートフォリオのURLなどを提示することで、あなたの学習意欲が本物であると伝わります。
大事なのは、ただ「勉強しています」と言うのではなく、「目標達成のために、主体的に行動し、継続的に努力できる」という姿勢を見せることです。

1-3.自己PRで企業への提供価値を示す
自己PRは、あなたを採用することで企業にどのようなメリットがあるかを提示する場です。
未経験の方のは「教えてもらう」という受け身の姿勢になりがちです。ですが、「自分のスキルや経験を活かして、このように貢献したい」という未来の提供価値を明確に語る必要があります。
例えば、営業職の経験者なら「顧客折衝で培ったコミュニケーション能力を活かし、クライアントと円滑な関係を築くシステムエンジニアになりたい」とアピールできます。
また、事務職で業務改善の経験があれば「非効率な作業を特定し、自動化ツールを導入した経験を活かして、社内システムの改善に貢献したい」と伝えることが可能です。
このように、ITスキルとは直接関係のない経験でも、エンジニアの業務に結びつけて語ることで、採用担当者にあなたが活躍する姿を具体的にイメージさせます。
2.【コピペOK】自己PRを作成するAIプロンプト

自己PRの書き方で手が止まってしまったら、まずはAIにたたき台を作ってもらうのも一つの手です。
ここで重要なのは、AIに的確な指示(プロンプト)を与えることです。
以下のプロンプトは、あなたの強みや経験を基に、質の高い自己PRの骨子を生成するためにPREP法(結論→理由→具体例→結論)を意識して設計しています。
▼プロンプトテンプレート
#命令書
あなたはプロの転職エージェントです。以下の#前提条件と#あなたの情報を基に、ITエンジニア未経験の方の向けの自己PRを400字程度で作成してください。
#前提条件・ターゲット職種:〇〇エンジニア
・自己PRの構成はPREP法(結論→理由→具体例→結論)とする
・企業の採用情報で強調されているキーワードを盛り込むこと
・未経験の方のとしてのポテンシャルと熱意が伝わるようにすること
#企業の採用情報:
※ここに応募したい企業の求人情報やWebサイトから、「求める人物像」「歓迎スキル」などを貼り付ける
#あなたの情報・現在の職業:
・これまでの経験で得たスキルや強み:
・エンジニアを目指す理由:
・現在学習していること(使用技術、作成したポートフォリオなど):
・その企業でどのように貢献したいか:
※それぞれ記入
#出力形式【自己PR】
(ここに自己PRが出力される)
項目に記入してからコピペして、ChatGPTなどのAIに投げかけてみてください。
AIに丸投げするのではなく、あくまで「思考の整理」と「表現のヒント」を得るために活用するのがポイントです。
「#企業の採用情報」に求人情報などを張り付けることで、より志望企業に最適化された文章の生成できます。
3.【例文】エンジニア未経験におすすめ職種別自己PR

自己PRは、応募する職種によってアピールすべきポイントが大きく異なります。
システムエンジニア(SE)に響く強みが、そのままWebエンジニアに通用するとは限りません。それぞれの職種で求められる「適性」や「マインド」を正しく理解し、自分の経験と結びつけて語ることが重要です。
- システムエンジニア(SE)の自己PR
- プログラマーの自己PR
- Webエンジニアの自己PR
- インフラエンジニアの自己PR
- QAエンジニアの自己PR
3-1.システムエンジニア(SE)の自己PR
自己PR例文
私の強みは、相手の要望を正確に汲み取り、課題解決へと導く「傾聴力と提案力」です。現職の営業では、50社以上の中小企業に対してITツールの導入支援の営業を担当しました。
単に製品を売るのではなく、まずはお客様の業務フローや潜在的な課題を徹底的にヒアリングすることを心掛けています。
お客様から「経理の月末処理が煩雑だ」という悩みを聞き、マニュアルにないツールの連携方法を自身で調べて提案した結果、「作業時間が半分になった」と大変喜んでいただけました。
この経験で培った、顧客の根本的な課題を特定し、解決策を提示する力は、要件定義から設計まで一貫して顧客と伴走するシステムエンジニアの業務に必ず活かせると考えています。
現在は基本情報技術者試験の学習に加え、Javaを用いた簡易的な在庫管理システムの構築に取り組んでおり、技術的な側面からも貴社に貢献できると思います。
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3-2.プログラマーの自己PR
自己PR例文
私の強みは、粘り強く試行錯誤を繰り返し、目的を達成する「課題解決能力」です。
学生時代、文化祭実行委員としてWebサイトからの集客を担当しました。当初はアクセス数が伸び悩みましたが、原因はサイトの導線の分かりにくさにあると仮説を立てました。
Google Analyticsでユーザーの離脱箇所を特定し、HTML/CSSを独学で修正。PDCAを10回以上繰り返した結果、前年比150%のアクセス数向上を達成しました。
この経験から、地道な検証と修正を重ねて最適解を見つけ出すプロセスに大きなやりがいを感じ、プログラマーを志すようになりました。
現在は、PHPとLaravelを学習し、学んだ知識を活かして自身の学習記録を管理するWebアプリケーションを作成しています。
貴社に入社後は、この粘り強さを活かして、品質の高いコードを追求し、チームに貢献していきたいです。

3-3.Webエンジニアの自己PR
自己PR例文
私の強みは、最新情報を収集し、積極的にアウトプットする「知的好奇心と行動力」です。
現職のWebマーケティング担当として、常に業界のトレンドを追い、新しいツールや手法をいち早く試すことを信条としています。
特に、ユーザー体験の向上に強い関心があり、Webサイトの表示速度改善に取り組みました。その過程で、フロントエンド技術の重要性を痛感し、JavaScriptやReactの学習を開始。
独学でコーディングした結果、Lighthouseのスコアを30点向上させることに成功しました。
この経験から、自らの手でユーザーに快適なサービスを届けたいという想いが強くなり、Webエンジニアへの転職を決意しました。
ブログでの情報発信も継続しており、インプットとアウトプットを繰り返すことで、技術力を高め続けています。
貴社のサービスが掲げる「最高のユーザー体験」を、私も共に創り上げていきたいです。

3-4.インフラエンジニアの自己PR
自己PR例文
私の強みは、予期せぬトラブルにも冷静に対応し、安定稼働を守り抜く「責任感と問題解決力」です。
現職の店舗マネージャーとして、POSシステムやネットワーク機器の管理を担当しています。ある日、営業時間中に突然POSシステムが全台停止するトラブルが発生しました。
お客様が混乱する中、私はまず代替手段として電卓での会計に切り替える指示を出し、パニックを防ぎました。同時に、過去の障害事例からルーターの不具合を疑い、マニュアルに従って再起動を実施。
結果、15分でシステムを復旧させ、売上への影響を最小限に抑えることができました。
この経験から、社会の基盤を根底から支えるインフラの重要性を再認識し、インフラエンジニアを志望するようになりました。
現在はLPICレベル1の取得を目指して学習を進めており、Linuxコマンドの習得や仮想環境でのサーバー構築にも挑戦しています。
貴社でもこの責任感を活かし、サービスの安定稼働に貢献したいです。
3-5.QAエンジニアの自己PR
自己PR例文
私の強みは、物事の本質を追求する「探究心と注意力」です。現職のライターとして、記事の校正・校閲業務に携わっています。
単なる誤字脱字のチェックに留まらず、「この記事は本当に読者の悩みを解決できるか」「データの根拠は正確か」といった多角的な視点から品質を担保することを常に意識しています。
その結果、担当した記事の読了率が平均で20%向上し、クライアントから高い評価を得ることができました。
この「ユーザー視点で品質を追求する」という経験は、ソフトウェアやサービスの品質保証を担うQAエンジニアの業務と親和性が高いと考えています。
現在はJSTQB Foundation Levelの資格取得に向けた学習を進めると同時に、様々なWebサイトやアプリを実際に利用し、自分なりにテスト観点表を作成するなど行っています。
貴社製品の品質向上に、私の強みである探究心を必ず活かせると確信しております。
4.冴えないAI作成の自己PRから育てる方法

ここまでのAIが生成した自己PRは、あくまで無味乾燥な「たたき台」です。そのまま提出しても、採用担当者には「どこかで見たような文章だ」と見抜かれてしまいます。
重要なのは、たたき台を唯一無二の自己PRへと「育てる」作業です。
- 過去の経験を当てはめる
- 表現のリフレーミング
- 数字的な根拠を提示する
- 職務経歴書で一貫性を強調
4-1.過去の経験を当てはめる
AIが生成した「私の強みは〇〇です」という文章だけでは何一つ証明していません。強みが本物であることを示すには、あなたの実体験に基づいた具体的なエピソードが不可欠です。
例えば「課題解決能力が強みです」という骨子に対して、「前職で〇〇という課題に対し、△△という原因仮説を立て、□□という行動を起こした結果、××という成果が出た」というように、具体的なストーリーを当てはめていきます。
経験について語るときは、「STARメソッド(Situation:状況、Task:課題、Action:行動、Result:結果)」を意識すると、エピソードを構造的に整理しやすくなります。
あなたが「どのような状況で、何を考え、どう行動し、どんな変化をもたらしたのか」を語ることで、あなたの人物像に説得力が生まれるのです。

4-2.表現のリフレーミング
「リフレーミング」とは、物事を異なる視点から捉え直し、意味を肯定的に再定義する心理学の手法です。
例えば、「飽きっぽい」という短所は「新しいことへの好奇心が旺盛」、「頑固」は「信念を持ってやり遂げる力がある」と言い換えることができます。
あなたの経歴の中に、一見ネガティブに思える要素があったとしても、エンジニアとしてのポテンシャルにどう繋げられるかを考えてみてください。
リフレーミングは、ありきたりな自己PRから脱却する鍵となります。
4-3.数字的な根拠を提示する
あなたの主張に客観的な説得力を持たせる最も強力な武器が「数字」です。「業務を改善しました」と語るよりも、「マニュアルを整備し、問い合わせ件数を月間50件から10件に削減しました」と語る方が、インパクトは絶大です。
売上やコスト、時間、件数、パーセンテージなど、定量的に示せる実績がないか、過去の経験を徹底的に洗い出してみてください。
「数字で語れるような華々しい実績なんてない」と感じるかもしれませんが、「5人のチームでリーダーを務めた」「1日平均30件の電話に対応した」「100ページのマニュアルを作成した」といった身近な数字でも構いません。
具体的な数字を盛り込むことで、あなたの仕事の規模感や貢献度がリアルに伝わり、自己PRの信頼性が格段に向上します。
4-4.職務経歴書で一貫性を強調
自己PRは、単体で存在するものではなく、職務経歴書とセットで評価されることを忘れてはいけません。
自己PRで「論理的思考力が強みです」とアピールしているのに、職務経歴書に書かれている実績がそれと全く関係なければ、その主張は途端に信憑性を失います。
自己PRで語る強みと、職務経歴書に記載する具体的な業務内容や実績を、意図的にリンクさせることが重要です。
例えば、自己PRでアピールしたい強みが「粘り強さ」なら、職務経歴書にも「〇〇という困難なプロジェクトを、半年かけて完遂した」といったエピソードを記載します。
このように、応募書類全体であなたという人物の「一貫性」を演出することで、採用担当者はあなたの強みに納得し、安心して評価を下すことができます。
5.自己PRは自己発信ではない矛盾を理解しよう!

多くの転職者が陥る最大の過ちが、「自己PR」を「自分が言いたいことをアピールする場」だと勘違いしていることです。
これは根本的な間違いで、厳しい言い方をすれば、採用担当者はあなたの「言いたいこと」にさほど興味はありません。
採用担当者が知りたいのは、「この応募者は、自社に利益をもたらしてくれる人材か?」ということです。
つまり、自己PRとは「自己発信」ではなく、企業のニーズに対する「回答」なのです。
企業は、あなたのスキルや経験が自社のどの部分にマッチするのか(スキルマッチ)、自社の文化や価値観に合う人材か(カルチャーマッチ)、入社後にどれだけ成長してくれそうか(ポテンシャル)を見ています。
ですから、企業の求人情報やWebサイトを徹底的に読み込み、「この企業は何に困っていて、どんな人材を求めているのか」というニーズを正確に把握することです。
その上で、あなたの経験やスキルの中から、ニーズに合致する要素を抽出し、「私のこの強みは、貴社の〇〇という課題を解決できます」という形で提示します。
企業ニーズを理解することから始めるという視点の転換が、他の応募者と決定的な差を生みます。
6.優良企業のエンジニア転職はユニゾンキャリア
どの企業が本当に未経験の方を手厚く育ててくれるのか、求人票だけでは見抜けないのが実情です。そんな時に頼りになるのが、IT専門の転職エージェント「ユニゾンキャリア」です。
6-1.ユニゾンキャリアのマル秘自己PR対策
当社はIT業界に特化しているため、Web上には出てこない、企業ごとの「本当に求めている人物像」や「過去の採用者の傾向」といった内部情報に精通しています。
この情報を基に、あなたの経歴の中から、応募企業に最も響く強みやエピソードを引き出し、戦略的にアピールする自己PRを一緒に作り上げます。
口コミ評価
書類添削はもちろん、模擬面接を通じて「なぜそう思うのですか?」といった深掘りの質問にも的確に答えられるよう、徹底的にサポートします。
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6-2.ユニゾンキャリアの転職成功インタビュー

成功者インタビューより
転職前はどのような仕事をされていたのですか?
リハビリテーション病院で、主に脳神経外科と整形外科の患者を担当していました。
基本的に患者さんの生活のお世話や、ドクターの診察の補助を行っていたんです。
夜勤は体力勝負なところがあり、月に6、7回もあると大変で…
夜も患者さんが動き回るので、その対応で忙しくなり、なかなか仕事が終わりませんでした。
転職活動時に不安だったことはありますか?
未経験からエンジニアになれるのか分からなくて不安でした。
まわりの看護師さんも別の業界に転職することが少なかったので、異業種に転職できるのかイメージできなくて…
職務経歴書の書き方を知らなかったこともあって、内定をもらえる気がしなかったんですよね。SPIの勉強もやっていなかったので、そもそも選考に通るかも怪しかったんです。
未経験からエンジニアとして内定をもらえるかだけじゃなくて、企業選びにも不安を感じていました。
もし未経験から転職できたとしても、ブラック企業に入って人生を棒に振るうかもしれないですし。
企業の良し悪しが分からなくて、不安ばかりでした。
ユニゾンキャリアではどのような求人を紹介してもらいましたか?
上流工程を扱っている会社を中心に4社紹介していただきました。
どの会社も業界の中でもレベルが高く、最低でも2次請けの案件を扱っていたんです。
しかも社員の成長を重視していて、研修制度も充実、資格取得の補助も出る企業ばかり…
担当キャリアアドバイザーの和田さんから、転職エージェントでしか知りえない企業の内情などについても聞けたので、迷わずに志望企業を決めることができました。
ご相談は無料ですので、少しでも不安があれば、ぜひ下のボタンからお気軽にご連絡ください。