

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- インフラエンジニアの適性について知りたい!
- インフラエンジニアって向き不向きはあるの?
- インフラエンジニアの適性の見分け方は?
最近では、職業適性などの診断ツールが流行り、自分に適性があるのか気になる人も多いです。
たしかに、診断ツールなどは一定の利はありますが、裏側を話すと自社サービスにあなたを引き込むためのただのマーケティングツールに過ぎません。
実際に、活躍している人をみると「診断ツール?なにそれ?そんなものやるより実際に勉強したり、始めたほうが早いじゃん!」という回答が返ってくることのほうが多いです。
「大事なのは、自分でもできそう!」と思うことではないでしょうか?今回はそのための判断材料を紹介します。
本記事の要約
本記事では、インフラエンジニアへの向き・不向きを知りたい方を対象に、インフラエンジニアの適性から実際に活躍している人の特徴、適性検査の判断方法について徹底解説します。
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1.【適性】インフラエンジニアの向き不向き
インフラエンジニアはIT業界未経験者でも比較的挑戦しやすい職業ですが、向き不向きはあります。
インフラエンジニアに向いている人と向いていない人の特徴について解説します。
1-1.インフラエンジニアに向いている人
インフラエンジニアに向いているのは、以下の特徴を持っている方です。
- こつこつ作業を丁寧にこなすのが得意
- 物事を論理的に考えられる
- 知的好奇心と学習意欲がある
- コミュニケーション能力が高い
- 細かい部分に気を回せる
インフラエンジニアの仕事は、地道で単調な業務が多いです。そのため繰り返しの作業にも苦痛を感じず、こつこつと取り組める方が向いています。
また、物事を一つひとつ筋道立てて考えることが得意なら、インフラエンジニアの業務にも活かせます。加えて、インフラエンジニアの仕事を続けるなら常に新しい知識やスキルをインプットすることが必要です。
プロジェクトはチーム単位で動くため、高いコミュニケーション能力があればチームメンバーとの連携がスムーズにでき、業務を円滑に遂行できます。
1-2.インフラエンジニアに向いていない人
インフラエンジニアに向いていないのは、以下の特徴を持っている方です。
- すぐに結果を出したい
- 考えるより動く方が好き
- 勉強に苦痛を感じる
- 一人で業務をこなしたい
- IT技術に興味がない
こつこつ作業が苦手な方や、論理的思考が難しい方にはインフラエンジニアは向いていません。
また、学び続けられなければならない環境を苦痛に感じる可能性が高いです。
チームメンバーと協力して進めるよりも自分一人で解決させたいという個人主義の方も、チームワークが重要なインフラエンジニアの仕事には向いていないといえます。
2.活躍する現役インフラエンジニアの特徴と性格
実際にインフラエンジニアとして活躍しているのは「どんな人なのか」を知っておくと、適性についてより理解しやすいはずです。インフラエンジニアとして活躍している人は以下のような性格や特徴を持っています。
- わからないことを放置しない
- 仕組みや構造を捉えている
- 気配り上手で細かい調整ができる
- トラブルに対して冷静に対応できる
- 事実ベースでものごとを考えられる
2-1.わからないことを放置しない
活躍する現役インフラエンジニアは、わからないことを決して放置しません。
ITインフラの現場では新しい技術や初めて見るトラブルに日常的に遭遇します。その際、「わからない」と感じたことを放置せず、学びの機会と捉えて挑戦する姿勢が重要です。
不明点をそのままにすると後で大きな問題につながる可能性があります。
例えば、何か困ったとき、自分で検索したり、本を読んだりして、調べて解決できる人は、トラブルに強いです。
同様に、インフラエンジニアも不明点があれば自ら資料を探して解決策を見つけ、原因を突き止め、すぐに人に頼らず自分で調べる習慣が身についているため、新しい課題にも柔軟に対応できます。
こうした疑問を後回しにせず即座に解消する姿勢が、日々進化するIT業界で活躍し続ける上で欠かせない要素です。

2-2.仕組みや構造を捉えている
インフラエンジニアが活躍するには、システムの仕組みや構造をしっかり捉える力が必要不可欠です。
サーバーやネットワーク、ソフトウェアなどITインフラは多くの要素が組み合わさって成り立っていますが、それぞれの部品がどのようにつながり、どんな役割を果たしているかを理解しておけば、問題が起きた際も原因を推測しやすくなります。
例えば、車の整備士がエンジンや電装の構造を把握していれば故障箇所を特定しやすいように、インフラエンジニアもシステム全体の関係性をイメージしながら対処するのです。
単なる操作方法だけでなく、仕組みの原理原則から理解しているため、新しい技術に直面しても応用が利きます。
構造を捉えた包括的な視点は、インフラエンジニアとして円滑に業務を進める上で大きな強みとなっているのです。そのため、一部の変更が他の箇所に与える影響も把握でき、事前にリスクを予測して対策を講じることができます。

2-3.気配り上手で細かい調整ができる
インフラエンジニアはシステムやチームに対する気配りが行き届き、細かな調整を厭わない人が活躍しています。
ITインフラの現場では、サーバーの設定値ひとつやケーブル配線のわずかな違いが大きなトラブルにつながることもあるため、常に細部まで注意を払って適切に調整することが求められるのです。
このため、他の人が見落とすような小さなエラーも見逃さずに対処し、設定変更の際には影響を最小限に抑えるよう実施時間を工夫するといった配慮を欠かしません。
細部にまで目を光らせてトラブルの芽を早期に摘むことで、システムの安定稼働を裏から支えています。活躍する人は、現場で「あの人になら任せておけば安心だ」と頼られる存在となっているのです。

2-4.トラブルに対して冷静に対応できる
インフラエンジニアの現場では、予期せぬトラブルが発生しても冷静に対応できる人が活躍します。
システム障害やネットワークの不具合など緊急事態では、焦ってしまうと誤判断やミスにつながりかねません。落ち着いて状況を把握し、原因を分析して一つ一つ問題を解決していく冷静さが求められるのです。
冷静さを保つことで状況を客観視でき、適切な判断と対策につなげやすくなります。
もし深夜にサーバーがダウンするといったトラブルが起きた場合でも、経験豊富なエンジニアは慌てずにログを確認して原因を突き止め、迅速に復旧対応を行うため、トラブルの影響を最小限に食い止めてシステムを安定に戻すことができます。
こうした危機への落ち着いた対応力は、インフラエンジニアとして非常に貴重な資質となっており、現場でも重宝されています。

2-5.事実ベースでものごとを考えられる
活躍するインフラエンジニアは、常に事実ベースでものごとを考えることができます。
思い込みや感情に左右されず、データや根拠に基づいて判断を下すため、的確な対応や改善策を見出しやすいのです。
システム上の問題を調査するときも、エラーログや監視ツールから得られる数値情報をもとに原因を分析します。
また、サービスの応答が遅い場合にも「なんとなくサーバーが悪い」と決めつけず、CPU使用率や通信状況など客観的な指標を確認してから対策を講じます。
このように事実に即した対応で、無駄なトラブルシューティングを避け、効率的にシステムを安定へ導くことができています。
事実に基づく冷静な思考は、インフラ業務における問題解決の土台であり、継続的なシステム改善にも欠かせないのです。
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3.インフラエンジニアの適性検査
インフラエンジニアを募集する企業は、採用にあたり適性検査を実施することがあります。適性検査を行う理由は以下の2つです。
- 適性検査を実施する意図
- 適性検査はあくまで指標の1つ
3-1.適性検査を実施する意図
適性検査は、応募者と企業側のミスマッチを防ぐために行われます。
適性がないにもかかわらずインフラエンジニアの業務に携わることになった場合、短期離職することが考えられます。
そのため、適性検査を行い、「性格」「能力適正」「ストレス耐性」などをチェックすることで、インフラエンジニアに必要な資質があるかどうかを客観的に評価します。
具体的に見極めるのは、几帳面で粘り強さがあるか、論理的思考力があるか、ストレスへの適応力があるかなどです。
適性検査により個人の強み・弱みを把握できれば、採用後の育成に活かせるというメリットもあります。
3-2.適性検査はあくまで指標の1つ
インフラエンジニアへの検査結果が良くなかったからといって、あなたが向いていないという訳ではありません。
選考において適性検査で落とされるケースは多いですが、対策も可能です。
適性検査を行う理由は「エンジニア的思考」を持ち合わせているかも判断軸に含まれています。「エンジニア的思考」というのは、意図して変えることができます。
このように、訓練次第でどうとでもなるため、あくまで現時点でのあなたを表しているに過ぎないということを理解しておいてください。

4.インフラエンジニアに数学は必要か?
結論からいえば、数学が苦手でもインフラエンジニアとして活躍することは十分可能です。とはいえ、できたほうが有利であることには変わりません。
コンピューターの世界は2進数(0と1の組み合わせ)でできています。分かりやすく言えば、電気のオン・オフの信号をうけているようなものです。だから、数学的知識があるほうが理解がしやすくなります。
しかし、実際に現場で活躍しているインフラエンジニアの中には、文系出身者も数多くいます。
なぜかというと、インフラエンジニアは数学力というよりは論理的思考力が問われる場面が多いからです。
あくまで仕組みを理解するうえで数学の知識があったほうがより楽にわかるよね。という話であって、基本的な作業においてはいわゆる計算式を用いて解をとくような場面は少ないというわけです。
物事を筋道立てて考えることに苦手意識がなければ、文系だからインフラエンジニアになれないと思う必要はありません。
5.インフラエンジニアに必要な知識とスキル
インフラエンジニアに必要な知識とスキルについて解説します。5つの領域ごとにそれぞれ必要な知識・スキルをまとめています。
5-1.インフラエンジニアに必要な知識
インフラエンジニアが担当する領域は、大きく分けて「ネットワーク」「サーバー」「データベース」「セキュリティ」「クラウド」の5つです。

担当領域ごとに、以下のような知識が必要となります。
領域 | 知識 |
---|---|
ネットワーク領域 | TCP/IP VPN VLAN DNS DHCP |
サーバー領域 | VMware Hyper-V |
データベース領域 | SQL NoSQL MySQL データモデリング |
セキュリティ領域 | IDS/IPS VPN 暗号化 ファイアウォール |
クラウド領域 | AWS Azure GCP |
このうちセキュリティ領域とクラウド領域については、周辺領域についての深い理解も必要になるため、ほかの領域に比べて難易度が高くなっています。
5-2.インフラエンジニアに必要なスキル
インフラエンジニアとして活躍するなら、領域を問わず以下のスキルを身に付けておくのがおすすめです。
- ネットワーク構築・管理スキル
- サーバー構築・管理スキル
- セキュリティ対策スキル
- クラウドインフラ構築・運用スキル
- トラブルシューティングスキル
専門スキルがあればあるほど業務の幅を広げることができますが、未経験者の場合、まずはネットワークのスキルや知識から身に付けるのがおすすめです。
なおトラブルシューティングについては、どの領域においても必須のスキルといえます。システム障害が発生した際、インフラエンジニアはいち早く原因を突き止め、早急に解決させなければなりません。
トラブル発生時に適切な対応ができるよう、基本的な知識やスキルをしっかりと習得しておく必要があります。
また、最近ではSQL言語に関する知識の有無も重要視されることがあるため、あわせて学習しておくことと良いです。
6.インフラエンジニアになるための方法
インフラエンジニアへの転職を目指すためのおすすめのロードマップは、以下のとおりです。
- インフラエンジニアのキャリアを知る
- インフラエンジニア系の資格を取得する
- エンジニアの転職に強い転職支援を受ける
順を追って詳しく解説していきます。
6-1.インフラエンジニアの仕事内容を理解する
インフラエンジニアの仕事内容についてきちんと理解することが重要です。
未経験とはいえ、転職希望の仕事について何も知らない状態で面接を受けてしまえば、企業側にはやる気も熱意も伝わりません。
インフラエンジニアが具体的に行う業務や役割について把握したうえで、キャリアパスも確認しておくのがおすすめです。
将来的にはどんな業務に携わりたいのか、どんな働き方をしたいのかを想定することで、自身のモチベーションアップにもつながります。
自分に必要なスキルを見極め、習得のための学習計画をあらかじめ立てておくのがポイントです。
6-2.インフラエンジニアの資格を取得する
IT業界未経験者でも、資格を持っていればある程度の知識やスキルがあることを証明できます。
インフラエンジニアの業務に関わる資格はたくさんありますが、未経験者に特におすすめなのが以下の資格です。
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- CCNA(シスコ認定資格)
- LPIC(LPI認定資格)
ITパスポートと基本情報技術者試験に合格していれば、基本的なIT知識があることを証明できます。CCNAはネットワーク関係、LPICはサーバー関係の基礎知識が求められる資格です。
これらの資格は比較的難易度が低いため、実績がないのであれば取得しておくに越したことはありません。
また、あわせてAWS認定資格やAzure認定資格などのクラウド認定資格を取得しておけば、クラウドに関する知識やスキルも証明できます。
7.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア
インフラエンジニアへの転職を考えている方は、IT業界専門の転職支援サービスを利用してみてはいかがでしょうか?
IT業界への転職サポートのプロからアドバイスを受けながら、希望条件を満たす企業への内定を目指せます。
7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
本記事をここまで読んでいただきありがとうございました。
私は適性という言葉はあまり好きではありません。たしかに、前提知識や苦手意識があったりする場合は、最初に苦労する部分があったりしますが、扱うものは所詮、人の営みの範囲内のことです。
自分の得意なことだけをしようというのがちまたでは流行っていますが、結局のところ継続したものが得意になっているだけに過ぎないと思っています。
もし、あなたが本気で適性を図りたいのであれば、まずはCCNAという資格の勉強からスタートしてみてください。
ユニゾンキャリアでは、資格勉強の進捗管理などからサポートしています。
口コミ評価
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7-2.インフラエンジニアの転職成功事例

成功者インタビューより
ーインフラエンジニアになることを決めた理由とは?
ITには興味があったんですが、知識はほとんどなくて、どのような職種があるのかさえ分かりませんでした。
ユニゾンキャリアさんを利用して、キャリアアドバイザーの佐瀬さんから説明してもらってようやく理解したんです(笑)
最終的には、ユニゾンキャリアさんが運営している無料ITスクールを受講し、実際に学んでみて自分に合っているのはインフラエンジニアだと判断しました。
ーユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
無料のITスクールがあるのが良いなと思いました。そこで資格勉強用の動画が見れるのも、自己学習を進めるうえで本当に助かりました。
あとは担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんが良かったですね。
決まるまでが本当にスムーズで待たされる時間がなく、サクッと決まるので「この人に任されば大丈夫だな」という安心感がありました!
実は、ユニゾンキャリアさん以外にもう1社エージェントさんを利用したのですが、あまり良い求人を紹介してもらえず…少し不信感がありました。なので、今回ユニゾンキャリアさんで良い会社に入社できて本当に良かったです!
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