最終更新日:2026.08.31
インフラエンジニアに向いていない人の特徴5選!向き不向きを確認して転職を判断
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- 自分はインフラエンジニアに向いていないんじゃ?
- インフラエンジニアとして続けてもいいのかな?
- インフラエンジニアに向いていないって言われた…。
当記事にたどり着いたあなたはおそらく慎重な性格なのではないでしょうか?
もしくは、他者と比較したり、誰かに何か言われてネガティブになってしまったのだと察します。
前者の場合は、実のところ悪くない兆候です。しかし、後者の場合は、前を向くために考え方を改める必要があるかもしれません。
今回はそんな2つのパターンを想定して、今後に役立つ内容を盛り込みました。この記事であなたの気持ちの面で手助けになれば幸いです。
記事の要約
本記事では、インフラエンジニアに向いていないじゃないか?と思っている方を対象に向いている人の特徴から対策、面接で落とされる理由まで解説します。
1.インフラエンジニアに向いていない人の特徴5選
インフラエンジニアはエンジニアの中でも比較的、未経験からでも挑戦しやすい職種です。しかし、以下のような特徴がある人は長続きしない傾向にあります。
- 何でも他人の責任にする
- 自分で調べることをしない
- 集中力を維持できない
- 状況の変化に対応できない
- 状況の説明ができない
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1-1.何でも他人の責任にする
仕事で問題が起きた際に「環境が悪い」「上司が悪い」など、何でも人や環境のせいにしてしまう人は注意が必要です。
すぐ他人に責任転嫁したり不満ばかり口にしていると、「仕事に本気で向き合っていない証拠」と見なされてしまい、チャンスをもらえません。
インフラエンジニアの仕事はトラブル対応など責任重大な場面も多いため、周囲のせいにしてばかりでは成長が難しいです。
まずは自分にできることを考え、問題解決に向けて主体的に動く姿勢が必要です。
私もインフラエンジニアとして働き始めたころは、「何でこんなことをやらされているんだ」などと思っていました。しかし、年次が上がるにつれてわからなかったピースが埋まり、成長していったのを実感した経験があります。
1-2.自分で調べることをしない
何かわからないことがあるたびにすぐ周りに聞いてばかりで、自分で調べようとしない人もインフラエンジニアには不向きです。
勉強を怠って知識不足のままだと、トラブル対応にも時間がかかり現場で通用しません。実際、「教わったことを理解せず何度も同じ質問を繰り返す人」はエンジニアに向いていない可能性が高いです。
自ら情報収集し問題解決する習慣がないと、インフラエンジニアとして活躍するのは難しいです。ただ、自分で抱え込むのと調べないのでは意味が違うのでその点はしっかりと切り分けて考えてください。
私自身も最初は「何で教えてくれないんだよ」と愚痴のようなことをいっていました。
そんなときに、上司にネット上にあるのに何で調べないいんだ。今のお前にできることはいつでも情報を引き出せる状態を作ることなんだぞ。といわれたのが今でも強く印象に残っています。
1-3.集中力を維持できない
単調な作業にすぐ飽きたり、長時間の監視業務で集中力が続かない人も適性は高くありません。
インフラエンジニアはシステム監視や構築作業など地道な仕事が多く、一つの作業に粘り強く取り組む力が求められます。
実際、「同じ作業の繰り返しを苦痛に感じる人」や「集中力を維持するのが難しい人」はインフラエンジニアへの適性が低い可能性があります。
作業中に注意散漫になってミスを重ねるようでは信頼を得られません。コツコツと集中を切らさず業務に取り組めることが大切です。
これも経験則で恐縮ですが、好きなものに対しては時間を忘れるぐらい楽しめているハズです。基本的に「知らない」という状態が引き起こしているものなので、毎日5分でも興味を持つ時間を作ってみてはいかがでしょうか?
1-4.状況の変化に対応できない
システム障害など予期せぬトラブルに対して臨機応変に対応できない人も苦労します。
インフラエンジニアには柔軟な発想で問題解決に当たる力が必須です。マニュアルにない事態が起きるとパニックになってしまうようでは、復旧に時間がかかり周囲に迷惑をかけてしまいます。
また技術の流行やプロジェクトの方針など環境変化に適応できない人もストレスを感じがちです。「常にマニュアル通りの動きしかできない方も苦労してしまう可能性が高い」です。
変化を前向きに受け入れ、自ら対応策を考えられる柔軟性が求められます。
状況の変化に対応できない多くのパターンは経験をしたことがないことからです。
もちろん、適応障害などの精神的なものもありますが、新人の時はパニックになっていたけど、1年後にはゆとりが出てきた新卒などをイメージしてもらえれば、解決策は慣れであることがわかります。
1-5.状況の説明ができない
自分の担当範囲で何が起きているかを人に説明できない、いわゆるコミュニケーションが苦手な人も向いていません。
インフラエンジニアはチームでシステムを運用するため、障害状況の報告や手順の共有など「今何が起きていて自分は何をするか」を的確に伝える力が必要です。
例えば「基礎的な話をしているのにさっぱり分かっていなさそうな回答をされた」というように会話が噛み合わないと、一緒に働くメンバーとして不安視されます。
また、トラブル発生時に原因や対応策を論理的に説明できないと上司・顧客の信頼も得られません。技術力だけでなく、状況を整理し言語化するコミュニケーション力も重要です。
テキストに書き起こしたり、話す順番を変えることで解決できるので、そこからスタートしてみてください。
上記のような性格・仕事をしている方は、インフラエンジニアに向いていない可能性が高いです。逆に、上記の項目に当てはまっていない場合は、インフラエンジニアとして働くことが向いている可能性が高いです。
2.インフラエンジニアの向いていない人の対策
「自分はインフラエンジニアに向いていないかも…」と感じても、考え方や行動次第で改善できる点は多くあります。以下に考え方の面で一度見直して欲しいポイントをピックアップしました。
- 「できない=やっていない」を自覚する
- 周囲ではなく自分の成長を意識する
- 資格取得や勉強は裏切らないことを知る
- 上司から言われるだけなら転職をする
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2-1.「できない=やっていない」を自覚する
「自分にはできない」と感じることがあれば、それは単に「まだやったことがないだけ」かもしれません。
最初から苦手意識を持つのではなく、まずは挑戦してみることが大切です。
「できない」と決めつけて手を動かさなければ何も身につきません。インフラエンジニアの世界では自ら試行錯誤して経験を積むことでしかスキルは向上しません。
新しい技術にキャッチアップする中で失敗することもあるでしょうが、その経験自体が成長の糧です。
大事なのは「やればできるかもしれない」と考え、手を動かし続けることです。今できないことも、続けて学習すればいずれできるようになります。
2-2.周囲ではなく自分の成長を意識する
まず大切なのは、環境や他人のせいにせず自分の成長に目を向けることです。人の成長には「絶対評価」と「相対評価」2つの評価軸があります。
自己評価の軸
絶対評価:他者との違いで人を評価する方式で、会社の評価制度などに用いられる。
相対評価:個人にフォーカスを当てて過去と現在で評価する方式で、1on1面談などで用いられる。
気落ちする要因は誰かと比較したりするからです。
SNSなどは人を不幸にするツールといわれるぐらい誰かと比較させられます。
Aさんと比べて自分は…。Bさんはこんなにできるのに…。などと思ってしまっているなら、一度そのような考え方を手放してください。
それより、1年前の自分より、半年前の自分よりと考えたほうが圧倒的に気が楽になって前を向けます。
2-3.資格取得や勉強は裏切らないことを知る
インフラエンジニアとして適性に不安がある人ほど、資格取得や勉強を強くおすすめします。
資格の勉強過程で基礎知識が身につき、自信に繋がるからです。実際「お金と資格はいつの時代も裏切らないですし、持っておいて損はない」という意見もあります。
資格やスキルは自分を裏切りませんし、頑張った分だけ結果に表れます。
未経験からインフラエンジニアに挑戦する場合、基本的な資格(例:基本情報技術者、CCNAなど)に合格しておくと一定の知識の証明になり、面接でも努力をアピールできます。
継続的な勉強によって得た知識や資格は将来の武器になるので、地道な勉強を怠らないようにしてください。
2-4.上司から言われるだけなら転職をする
上司から向いていないといわれるだけなのであれば、転職をおすすめします。「上司ガチャ」という言葉あるように、どうやったらできるようになるかを一緒に考えてくれる上司でなければ、聞くだけ無駄です。
全員に向いてないといわれれば、本当に適性がないのかもしれませんが、上司がいうのはただのサンプル数1に過ぎません。
転職すべき理由の中でもっとも正解なのは人間関係での転職で、こればかりは会社が辞めさせるなどをさせない限り解決は難しいです。
そのため、上司が引き上げる行動をせずに、「お前、向いてないよ」といっている場合は、早めに転職することが解決策です。
もし転職することが一番の解決策の場合は、ITエンジニア専門の転職支援サービス「ユニゾンキャリア」を使ってみましょう。あなたに最も合う企業・働き方・職種を紹介をするため、転職が失敗するリスクを下げることができます。
3.インフラエンジニアの面接で落とされる場合は適性じゃない
未経験の方や経験が浅い方で、なかなか内定が取れずに落ち込んでいるのであれば、理由は向いていないからではありません。シンプルに面接という課題がクリアできていないだけです。
面接で落とされる理由は以下の通りです。
- 受け答えがちゃんとできていない
- 仕事内容などの理解ができていない
- 学習状況ではなく気持ちだけのアピール
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3-1.受け答えがちゃんとできていない
面接で質問に対する受け答えが曖昧だったりコミュニケーションがぎこちないと、残念ながら不合格につながりやすいです。
企業側は一緒に働くことを前提にコミュニケーション能力を見ています。「技術質問に対して他のエンジニアとスムーズな会話ができていない」と不安を持たれるケースもあります。
声が小さく元気がない、質問に対して的確に答えられない、といった態度では「意欲がない」と判断されかねません。
緊張するかもしれませんが、ハキハキと明るい態度で受け答えすることを心がけてください。質問の意図を汲み取り的確に回答する練習をしておくと、自信を持って話せるようになります。
3-2.仕事内容などの理解ができていない
インフラエンジニアの業務内容や必要な知識への理解が不足している場合も落とされる原因になります。
志望動機が立派でも、インフラの基礎知識が伴っていなければ「本当にわかっているのか?」と疑問を持たれてしまいます。
例えば、サーバーやネットワークの基本用語すら答えられないと、いくら熱意を語っても採用側は不安です。未経験の面接であれば、
未経験でも独学で学んだ内容や取得資格など、知識習得の努力を示すことが大事です。
具体的に業務で何をするか理解するために、参考書やサイトでインフラの基礎を勉強しておけば大丈夫です。
3-3.学習状況ではなく気持ちだけのアピール
「絶対に頑張ります!やる気は負けません!」と気持ちだけを強調しても、具体的な努力や成果が伴っていなければ評価されません。採用担当者は意欲と同時に現在のスキル習得状況も見ています。
例えば「御社で○○をやらせてくれるから志望しました」という受け身な姿勢や、「独学は一通りやったので自分は十分」といった慢心が見えると、「この人は入社後に成長しなさそう」と判断されてしまいます。
また、要望としてよくある「リモートしたい」「研修があるから」などの理由は絶対にNGです。
面接では気持ちだけでなく、これまでに取り組んだ勉強内容や身につけたスキルを具体的にアピールしましょう。
未経験であれば、「自宅でLinuxサーバーを構築してみている」「資格取得の勉強中で次回受験予定」といった具体的な学習の跡があると好印象です。
気持ちの熱さにプラスして行動の証拠を示すことが、面接突破の鍵になります。
4.インフラエンジニアの面白さを知ることがスタート
インフラエンジニアの仕事は大変な面もありますが、それ以上に魅力ややりがいの多い職種でもあります。
現代のビジネスに不可欠なIT基盤を支えるインフラエンジニアは需要が高く、クラウド化やDXの進展に伴い活躍の場がますます広がっています。
また、一度身につけたネットワークやサーバーの知識・スキルは時代に左右されにくく長く役立つため、エンジニアとしての市場価値を高めてくれます。
システムの土台を支える誇りや、大規模インフラを安定稼働させたときの達成感はインフラエンジニアならではの「面白さ」です。
今やっていることが将来的にどこにつながるのか?今後狙える年収はいくらなのか?どれだけたくさんの資格を取れるだろうか?などあなたが面白いと思えるポイントをまずは探してみてください。
インフラエンジニアとしての楽しさや魅力に気づくことができれば、モチベーションとなって成長のスタート地点になります。
インフラエンジニアの面白さを知ることが、キャリアアップへの第一歩であると私は考えます。
5.インフラエンジニアを辞めた人によくある理由
辞めた理由を分類すると、適性そのものの問題よりも夜間対応や評価制度、成長機会の不足といった環境要因が大きい傾向が見えます。この分類を知ることで、自分の不満が個人の適性ではなく職場側の構造にある可能性を検討できます。
以下は代表的な離職理由の分類です。
- 夜間対応・シフト勤務による生活リズムの崩れ
- 評価制度や給与への不満
- 成長機会や案件の幅が広がらない環境
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5-1.夜間対応・シフト勤務による生活リズムの崩れ
夜間対応やシフト勤務による生活リズム崩壊は、辞職を決める最大要因の一つです。インフラエンジニアは24時間稼働するシステムを扱うため、深夜や土日の対応が避けられません。
この環境では睡眠不足が慢性化し、健康への不安が日に日に増していきます。体調悪化は仕事のパフォーマンスも低下させるため、負のスパイラルに陥りやすくなります。
多くの離職者が「体力的には対応できても、精神的な疲弊が限界を超えた」と語っています。オンコール当番の頻度が月に2回程度なら耐えられる人も、月1回以下に減ると体調が戻るケースは多いです。
転職を検討する前に、求人票から当番頻度を確認することが重要です。
求人票で確認すべき夜勤リスク
- 「24時間監視体制」「オンコール当番あり」の記載がある
- 金融・通信・公共インフラなど、可用性が厳しい業界か
- チーム人数に対して当番頻度が明示されているか(月2回か月1回かで体感が異なる)
同じインフラエンジニアでも、職場の体制で生活への影響は大きく変わります。環境改善の余地があるなら、転職前に部署異動や当番ルール改善を交渉することも有効です。
5-2.評価制度や給与への不満
インフラの貢献は目に見えにくく、評価につながりにくい構造が離職につながりやすいです。インフラエンジニアの仕事は「システムが動くのが当たり前」という前提の上に成り立ちます。
つまり、障害を起こさなかった=貢献が見えない、という逆説的な状況が生まれます。開発エンジニアなら新機能リリースという目に見える成果がありますが、インフラはそうはいきません。
給与が同年代の開発職より低いまま据え置かれるケースは珍しくなく、この不公正感が蓄積されると転職決断を加速させます。5年の経験を積んでも昇給が微々たるものなら、市場価値を試したくなるのは自然な流れです。
評価制度の良し悪しを見分けるポイント
- 求人票に「KPI管理」「稼働率目標」「コスト最適化」といった数値化された成果指標が明示されているか
- インフラ職と開発職の給与レンジ差が合理的に説明できるか
- 年功序列ではなく、成果による昇給の仕組みが存在するか
職場によって評価基準は大きく異なります。転職するなら、インフラエンジニアの貢献を数値で語れる企業を選ぶことで、モチベーション維持が格段に変わります。
5-3.成長機会や案件の幅が広がらない環境
決まった業務の繰り返しで新しいスキルが身につかない環境は、キャリアへの不安から離職につながります。インフラエンジニアの市場価値はスキルの多様性にあります。
しかし小規模な企業やレガシーシステムを扱う職場では、同じOS・同じツールだけで5年が過ぎるケースも珍しくありません。クラウド技術の普及が進む中、オンプレミス環境だけの経験では業界内で取り残される焦燥感が生まれます。
特に3年目から5年目の時期に「このままでは通用しなくなるのではないか」という不安が強まり、転職を急き立てます。年功序列で昇格しても、スキルの陳腐化が進めば市場価値は下がるからです。
成長環境を見極める確認項目
- 過去1年間に新しい技術スタック(クラウド・コンテナ・IaCなど)を導入した実績があるか
- キャリア開発プログラムや資格取得支援の制度が機能しているか
- 異なる部門や案件への異動の道が開かれているか
同じインフラ業務でも、最新技術に触れられる環境なら3年後のスキルは大きく異なります。転職前に、現職での学習機会拡大を上司に相談することで、意外と話が進むこともあります。
5-4.人手不足による業務過多
人員が不足している職場では、個人の裁量を超えた業務が常態化しやすく、心身の疲弊が深刻になります。インフラはトラブル時に責任が集中しやすい領域です。
チーム人数が足りない状態で障害が発生すると、1人の負担が指数関数的に増えます。また、新人育成の余裕もなくなるため、ベテランが全て抱え込む構図が生まれやすいのです。
「仲間を信頼できず、自分だけが頼りになっている」という孤立感は、メンタル疲弊につながり、転職を決めさせる最後のきっかけになることが多いです。数ヶ月の過負荷なら乗り切れても、これが数年続けば限界に達します。
人手不足環境の判断基準
- チーム人数に対して守備範囲(担当システム数・サーバー台数)が不相応に大きい
- 長期休暇中の当番者が限定される、または取得しづらい雰囲気がある
- 育成計画や後進育成の時間配分が実際にはゼロになっている
人手不足は個人の努力では解決できない環境的要因です。同じ会社内での異動や、人員配置の改善を交渉してみる価値はありますが、企業全体の方針で無理なら転職は正当な判断となります。
5.インフラエンジニアを続けるか転職するかを判断する基準
これまで見てきた特徴やチェック項目は、続けるか転職するかを決めるための材料に過ぎません。最終判断は「環境要因」と「適性要因」のどちらが強いかで分かれます。
ここでは2つの視点と、転職時に経験を活かせる方向性を順に整理します。
- 環境要因が強い場合の判断ポイント
- 適性要因が強い場合の判断ポイント
- 転職時に経験を活かせる方向性
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5-1.環境要因が強い場合の判断ポイント
職場やチームの体制が原因なら、まず異動や専門シフトを検討する価値があります。夜間対応の頻度や評価制度、教育体制などは個人の適性とは別軸の問題だからです。
同じインフラエンジニアでも、構築寄りか運用寄りかで負担の質は大きく変わります。今の苦しさが「業務内容」に起因するのか、「役割そのもの」に起因するのかを分けて考える必要があります。
例えば、オンコール当番の多さに疲弊している場合、社内でクラウド運用チームや設計部門へ異動するだけで負担が軽くなるケースもあります。転職前にまず社内選択肢を洗い出すことが大切です。
環境要因かどうかを見極める確認項目
- 夜間・休日対応の頻度は改善余地があるか
- 評価制度やキャリアパスが明文化されているか
- 今のチーム以外に異動できる部署があるか
これらの項目に複数当てはまる場合は、転職より先に社内での環境調整を試す方が納得感のある結論に近づきます。
5-2.適性要因が強い場合の判断ポイント
複数の適性軸で長期的な苦手さが確認できるなら、転職を優先的に検討すべきタイミングです。環境を変えても解決しにくい種類の不向きさだからです。
技術への興味の薄さや、臨機応変な対応への苦手さが1年以上続いている場合は、適性要因の比重が高いと判断できます。一時的な学習疲れとは区別する必要があります。
そのため、職場を変えても同じような悩みを繰り返している方は、業務内容そのものへの不向きさが根本原因である可能性が高いです。
環境要因と適性要因のどちらが強いかは、この2つの視点を照らし合わせることで見えてきます。次に、転職を選ぶ場合に活かせる経験の方向性を確認しましょう。
5-3.転職時に経験を活かせる方向性
インフラエンジニアの経験は、運用管理・クラウド・セキュリティなど周辺領域で市場価値を持ちます。向いていないと感じたのは「全体」ではなく「一部の業務」だった可能性があるためです。
障害対応や監視業務で培った状況判断力は、クラウド運用やセキュリティ運用の現場でも高く評価されます。これはインフラ経験者ならではの強みです。
具体例
転職後の職種シフト運用監視中心の業務が続いていた方が、クラウド基盤の構築・移行案件を担う職種へ移り、これまでの障害対応経験を「安定運用のノウハウ」として評価された例があります。同じインフラ領域内でも、担う工程を変えるだけで評価軸が変わることがわかります。
環境要因が強いなら異動や専門シフト、適性要因が強いなら転職という整理を軸に、自分がどちらに近いかを見極めることが次の一歩になります。判断に迷う場合は、自分の状況を客観的に評価してもらうことも有効な選択肢です。
6.インフラエンジニアが避けたい職場の見分け方
同じインフラエンジニアでも、職場の体制や案件の性質によって負担の大きさは大きく異なります。
向いていないと感じるのが個人の適性なのか、それとも職場環境の問題なのかを見極めるためには、転職前に避けるべき職場の特徴を把握しておくことが重要です。
ここでは、実際に離職を決めた人が共通して挙げる条件を3つの観点から整理します。
- 夜間・休日対応の頻度と体制
- 属人化した業務や引き継ぎ不足の有無
- 教育体制やキャリアパスの明確さ
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6-1.夜間・休日対応の頻度と体制
インフラエンジニアの離職理由で最も多いのが、夜間・休日対応の負担が実務経験を積む中で予想以上に重くのしかかることです。
最初の1年は気力で対応できても、3年目以降に生活リズムの乱れや心身の疲労が蓄積し、転職を決める人が多いのです。
求人票や面接で確認すべきポイントを以下にまとめています。
求人票で確認すべき夜勤リスクの判断項目
- 「24時間監視体制」「オンコール当番あり」の記載がある業界・職種か
- 金融・通信・公共インフラなど、可用性が厳しい業界に該当するか
- チーム人数に対して当番頻度が明示されているか(月1回か月2回かで体感が大きく異なる)
- 待機中の実際の呼び出し件数や対応時間の目安が示されているか
当番の頻度だけでなく、サポート体制や上司への相談しやすさも大きく影響します。深夜対応が必要な場合でも、シニアエンジニアが待機していて困った時にすぐ相談できる環境なら心理的負担は軽くなります。
反対に、新人が一人で対応を迫られるような体制では、同じ頻度でも疲弊度が大きく異なるのです。
6-2.属人化した業務や引き継ぎ不足の有無
特定の人だけが知っているシステムや業務が多い職場では、その人しか対応できない障害が発生しやすく、結果として個人への負荷が集中します。
インフラ運用では「このサーバーの設定はAさんしか分からない」「このツールの使い方はBさんに聞くしかない」といった属人化がしばしば起こります。組織の成長期には気づきにくいのですが、人員異動や休暇の時期にその弊害が表れ、一部の人に解決責任が押し付けられる状況が常態化しやすいのです。
入社試験や面接の際に、以下のような環境整備状況を打診することで、組織の成熟度を判断できます。
属人化を防ぐ環境の確認項目
- ドキュメント整備:構築手順書や運用マニュアルがシステム単位で存在するか
- ナレッジ共有:障害対応の手順や注意点を記録・共有する仕組みがあるか
- ローテーション体制:複数人が同じ業務に当たり、知識の偏りを防いでいるか
- 引き継ぎ期間:新任者がシステム担当を引き継ぐ際に十分な学習期間が確保されているか
属人化が強い職場でも、本人がそこまで負担に感じない場合もあります。それは経験を積んで判断力が高まったり、チーム内での信頼関係が強かったりするためです。
ただし、「知識がないと評価されない」「休暇を取りづらい」といった二次的な問題につながりやすいため、長期的には働きやすさに影響するポイントとして押さえておく価値があります。
6-3.教育体制やキャリアパスの明確さ
インフラエンジニアとしてのキャリアパスが不明確な職場では、スキル習得の目標が立てにくく、学習意欲の低下につながりやすい傾向があります。
1年目は基本的な運用業務で実務スキルを身につけられても、3年目以降のキャリアが「同じ業務を繰り返す」ことになると、成長の実感を失う人が多いのです。
特に設計スキルの習得機会や、クラウド移行など新技術への対応体験が少ない職場では、市場価値の伸びを感じられず、転職への危機感が高まる傾向が見られます。
職場を選ぶ際に以下のような教育・キャリア環境を確認することで、長期的な成長機会の有無を判断できます。
教育体制とキャリア明確性の確認項目
- 新入社員向けの研修体制:配属後1〜3ヶ月の基礎教育プログラムが用意されているか
- 資格取得支援:情報処理技術者試験やクラウド認定資格の取得支援があるか
- キャリアパスの提示:構築寄り・運用寄り・セキュリティ方面など、選択肢が示されているか
- 技術的なメンタリング:疑問や課題を相談できるシニアエンジニアが身近にいるか
これら3つの観点を確認することで、「向いていない」という漠然とした不安を「この職場の〇〇が課題である」という具体的な判断に変えられます。同じインフラエンジニア職でも、体制が整った企業なら仕事の満足度は大きく変わるのです。
あなたに合ったキャリアパスを確認するためにも、こちらの記事「インフラエンジニアのキャリアパス4選」をお読みください。
7.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア
インフラエンジニアへの転職を考えている方、また別会社への転職を考えているインフラエンジニアの方は、転職支援サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
ユニゾンキャリアのサービス特徴と、転職成功事例について紹介します。
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7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
本記事をここまで読んでいただきありがとうございました。
私もインフラエンジニアとして働いていた経験がありますので、「この仕事何のためにやっているんだろう?」や「この仕事をやっていて先のキャリアがあるのかな?」などと不安に思っていた時期がありました。
今、こうして記事を書いているのも少しでも、あの時の自分が知りたかった情報が届いたら嬉しいと思ってのことです。
上司や会社の同僚や家族など心配をかけたくない人は多いと思います。そういった部分から、まずは当社のアドバイザーにお話ください。
まずは、あなたの叶えたいことや現状の不満でも吐き出すことからスタートしてみませんか?
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7-2.インフラエンジニアの転職成功事例
成功者インタビューより
ーインフラエンジニアになろうと思った理由は?
周りにエンジニアをしてる人が多かったっていうのと、元々携帯を扱っていたっていうところでめちゃめちゃ遠いところではなかったので、エンジニアをやりたいなっていう思いはちょっとあったんですよ。
で、実際にユニゾンキャリアの佐瀬さんとお話しして、インフラエンジニアのこととかエンジニアの職種について詳しく説明してもらって、そのうえで選択したって感じですかね。
正直、エンジニアに対して難しそうなイメージはあんまりなかったですね。というか、そもそも具体的にどういうことやってるかが分かんなかったので。
まあキャリアアドバイザーの佐瀬さんとお話してて、エンジニアってやっぱりいいなと思ったことが1番の決め手ですかね!
ーユニゾンキャリアを利用した率直な感想を教えてください!
やっぱ、エンジニアとはっていうところから教えていただけたのは本当に良かったです。
エンジニアはこういう仕事をしていてとかこういう種類があってっていうところまで結構詳しく教えていただいたので具体的にイメージしやすかったっていうのが1番大きかったですね。
自分で色々調べる時間を短縮できるし、そもそも調べてもよくわからないことが多かったので直接話を聞けるっていう環境はありがたかったです。
あとはキャリアアドバイザーの佐瀬さんが、年収交渉をしてくださったのもあって今の会社を選んだので、そこは感謝しています。マイナスな点は特に思いつかないです。
ー今はどんな案件に携わっていますか?
まず2月に会社に出向して、最初の2ヶ月はそれこそファイアウォールの穴開けとかメーリングリストの作成とかをやってたんですけど…。
4月から運用設計書作ってって言われてえっっ!て感じですよね(笑)一応前のシステムを公開するんで、このセキュリティの審査を通すために新しいシステムの運用設計書を作ってくださいって。
そもそも運用設計書が何かみたいなところもわかんなかったので、まず設計書を読んで、あ、なるほどこんな感じなのかっていうところからのスタートでした。
先月も成果物を1人で55個ぐらい作ってるし、他部署からの問い合わせの対応もしてるし、また別の設計書も作ってほしいって言われたりとか、パラメーターシート作ったりとか、みたいな感じですね。
やっぱ自分から言わないと最初ってやることないので、やらせてくださいって言って業務を振ってもらっていたら、未経験からスタートして2ヶ月で上流工程の業務に携われることになりました(笑)
正直忙しいんですけど、やりがいはありますね!とても自分に合っている仕事だと思います。
最初は自分に何が合っているのか分からなくてユニゾンキャリアさんに相談したんですが、ドンピシャの職種を紹介してもらえて本当にありがたいです。
ユニゾンキャリアは、あなたのペースに合わせた転職サポートを行い、希望に合う求人を厳選して紹介します。
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