

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
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- インフラエンジニアの保守って何?
- インフラエンジニアの保守って何をするの?
- インフラエンジニアの保守のポイントは?
インフラエンジニアの下流工程の1つである「保守」では、システムの安定稼働とパフォーマンス維持を担う重要な役割を持っています。
実は、この保守業務は世の中で言われているほど簡単な業務ではありません。
ましては、運用・保守とセットにされがちですが、ここで言う保守は業務の中の2割程度の簡単な部分を指すことが大半です。
そのため、がっつりと保守の経験を積むことがキャリアアップのための重要なポイントとなります。
本記事では、インフラの保守について知りたい方を対象に、保守作業とは何か、目的や業務の流れを解説します。またインフラ保守におけるポイントも分かりやすく紹介します。
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1.インフラエンジニアの保守とは?
インフラエンジニアの保守とはどのような位置付けなのか、役割や目的について解説します。

1-1.保守業務の位置づけと役割
インフラ保守は、構築が完了した後に行われる下流工程のフェーズです。システムの安定稼働とパフォーマンス維持を担う重要な役割を持っています。
構築作業で定められた内容に基づき、様々なトラブルに対処していきます。
サーバーやネットワーク機器の定期点検、セキュリティパッチの適用、性能監視などが主な業務内容です。
例えば、銀行のATMや電子マネーでの決済など、日々の生活に関わるシステムが急遽トラブルを起こしてしまうと、各所に大きな損失を生んでしまいます。
そのため、ハードウェアやソフトウェアの不具合を未然に防ぎ、障害発生時の迅速な復旧対応が必要です。
このように、インフラ保守は、ビジネスの継続性を支え、ITシステムへの信頼を高めるうえで不可欠な業務といえます。
1-2.インフラ保守の目的
インフラ保守の目的は以下の4つが挙げられます。
- システムダウンタイムの最小化と、安定的なサービス提供の実現
- セキュリティ脅威への対策強化と、データ保護の徹底
- システムリソースの最適化と、パフォーマンスボトルネックの解消
- 運用の効率化と属人化防止、ナレッジ継承の円滑化
「システムのダウンタイム」とは、サービスを利用できない時間帯のことです。システムが停止してユーザーに支障が生じないよう、ダウンタイムを最小化し、安定性を向上させることが求められます。
システムが外部からの攻撃を受けたときのために、セキュリティ脅威への対策強化と、データ保護の徹底も重要です。
また、システムのパフォーマンスを最適化するために、リソースの分析とボトルネック解消が求められます。
なお、特定の担当者でなく、誰でもシステムの保守ができるよう、運用の効率化や知識・情報を継承していくことが大切です。

2.インフラ保守の主要な業務内容
ここからは、インフラ保守でどのような業務を行うのか、詳しく解説していきます。

2-1.定期的点検とメンテナンス
保守作業で重要なのは、いかに素早く障害を発見して対応に移れるかどうかです。
サーバー、ストレージ、ネットワーク機器の稼働状況をモニタリングし、異常の早期検知が求められます。
ハードウェア部品の故障を見据えて交換を行い、故障リスクを低減させるのも重要です。
ファームウェアやドライバ、ミドルウェアを適宜更新し、安定稼働を確保する必要があります。
また、保守業務では、システムの安定稼働に必要な処理能力の見積もり(キャパシティプランニング)と、リソース枯渇の防止も行います。
2-2.パッチ適用とバージョンアップ対応
業務 | 内容 |
---|---|
パッチ適用 | 小規模な修正を行う際に適用されるプログラム 通信量を節約できる |
バージョンアップ | 大規模な修正を行う際に適用されるプログラム 問題のある箇所をまとめて解消できる |
OSやミドルウェアの脆弱性情報を収集し、パッチ適用要否の判定を行います。小規模な修正であればパッチ適用の方が優れていますが、修正範囲が広範囲に及ぶ場合は、バージョンアップが適しています。
修正したプログラムを本番環境に適用する前に、動作検証を実施して、トラブルリスクを回避するのが大切です。
パッチ適用やバージョンアップを行う際は、計画メンテナンス期間の設定と関係部署との調整が重要になります。
システムは多数のプログラムによって構成されており、小規模なプログラムでも修正によって多方面に影響が出る可能性があるからです。
また、マイナー/メジャーバージョンアップ時の移行手順の策定と、切り戻しオプションの用意も必要になります。
2-3.構成管理とドキュメント整備
インフラ保守には構成管理とドキュメント整備が欠かせません。
構成管理とは、システムを構成するサーバーやOS、ミドルウェア、アプリケーションなどの稼働状態を把握するプロセスのことです。
システム構成の可視化と変更履歴の追跡が、トラブルシュート時の切り分けと原因究明に役立ちます。
「CMDB(構成管理データベース)」によるIT資産管理、設計書・運用手順書の最新化メンテナンスなどが主な業務です。
システム構成を誰が見ても分かるようにドキュメントにまとめることで、属人化の防止とチーム内でのナレッジ共有にも寄与します。
2-4.トラブル対応と障害管理
保守作業では、実際にシステムにトラブルが発生した際の対応と障害管理も業務に含まれます。ハードウェア障害やシステム異常の早期発見と、迅速な切り分け・復旧対応が重要です。
障害発生時の情報集約と原因の究明、再発防止のための恒久対策の立案と実施が求められます。
各ベンダー(開発部署)や関連部署と連携して、エスカレーションと問題の拡大防止に努めなければなりません。
なぜ障害が発生したのか、今後も発生する可能性がある事象なのか傾向を分析し、リスクアセスメントによる、再発防止策を立案することが大切です。

3.インフラ保守で求められるスキルと知識
ここからは、インフラ保守で求められるスキルと知識について、詳しく解説します。
3-1.インフラ製品の知識とベンダー対応力
保守を行う際は、どこに障害発生の原因があるのかを究明するために、サーバー、ネットワーク、ストレージ等の幅広い製品知識が求められます。
また、トラブルシュート経験が多いほど、過去の事象を参考に有効な対策を打ち出せる確率が高まります。
ベンダーによって保守の仕方、保有する技術・知識が異なるため、特有の保守プロセスの理解と、スムーズなコミュニケーション能力が重要です。
障害発生時は複雑なプログラムの中で、どの箇所に問題が発生しているのか、事象を切り分けて作業を行います。原因究明のための論理的思考力と、仮説検証のスキルを兼ね備えた人材が最適です。
なお、保守契約がどこまで適用されるのか内容を理解し、費用対効果を意識したサポート活用力が求められます。
3-2.システムの構成や依存関係を俯瞰する力
ハードウェアからアプリケーションまでの階層構造と、コンポーネント間の相互作用の理解も重要です。
インフラはいくつものプログラムが複雑に絡み合い、依存関係を築いています。どのような構成になっているのかを紐解き、システム全体像を把握する俯瞰力が求められます。
プログラムはもちろん、設計書や運用計画書を読み解き、素早く全体像を理解しなければなりません。
また、パフォーマンス問題の原因究明と、ボトルネック特定のための分析力、システム変更がサービス全体に与える影響を予測し、リスクを最小化する力が大切です。
3-3.チームで保守オペレーションを回す力
重ねての説明にはなりますが、インフラシステムはいくつものプログラムが複雑に絡み合って構成されています。そのため、保守担当者が1人で原因を究明するには時間がかかる恐れがあります。
自分1人で問題を解決することが難しい場合もあるので、関係部署を巻き込みつつ、スムーズにコミュニケーションを取れる調整力が重要です。
また、チームメンバーにどのようなタスクを割り当てるか検討するマネジメント力、メンテナンス計画立案とスケジュール管理が求められます。
障害発生時は指揮系統が乱れ、各々が何をすれば良いかの分からなくなるリスクがあるため、トラブル対応の指揮を執り、メンバーの能力を引き出すリーダーシップも大切です。
なお、属人化を防ぐためにも、誰が見ても障害の内容・原因・対策が分かるナレッジの文書化と共有を促進し、チームの生産性を高める改善指向が重視されます。

4.インフラ保守は運用とセットにされるがレベルが違う
インフラにおける保守は運用とセットにされることが多い業務ですが、求められるレベルが天と地ほど違います。
ここからは保守と運用の違いを詳しく解説していきます。
4-1.保守と運用の違い
保守と運用の違いを一言で表すのであれば、障害対応などの緊急性・技術レベルの高いタスクを扱うかどうかといえます。
一方、運用は定められたオペレーション、監視作業など、ルーチンワークが中心です。
業務 | 内容 |
---|---|
保守 | 障害の予防と恒久対策、パフォーマンス改善、システム更新など |
運用 | 日常の定型オペレーション、監視、リソース管理など |
保守は高度な技術判断が求められる場面が多く、障害発生時はあらゆる状況に迅速に対応する判断力・知識・経験が必要な業務です。問題解決や設計変更など、非定常的課題にも対応しなければなりません。
保守と運用はセットで考えられることが多いものの、割合としては保守1割、運用9割程度の分配になることが多く、日々の業務は運用作業が中心となります。
4-2.インフラ保守に求められる高度な専門性
インフラの保守では、以下のような高度な専門性が必要です。
- マルチベンダー環境での製品知識と、ベンダーエスカレーション経験
- 障害の根本原因にたどり着くための、粘り強いトラブルシューティング力
- 予兆を察知して先手を打つ予防保守の発想と、リスクを予見する洞察力
- スキルの高いエンジニアを適材適所に配置し、チーム力を最大化する采配
異なるメーカーの製品を組み合わせて使用するマルチベンダー環境では、いつ・どのような条件でトラブルが発生する恐れがあるのか正しく理解し、上位者へ適切な指示を仰ぐことが求められます。
障害を根本から解決できるまで原因と対策を検討する根気強さも重要です。
また、障害が発生するリスクのある箇所を事前にピックアップし、対策を売っておく洞察力も保守に必要なスキルになります。
なお、限られたリソースの中で、スキルの高いエンジニアを適材適所に配置し、チーム力を最大化する采配が求められます。
4-3.ビジネスへのインパクトを見極める洞察力
インフラ保守には、ビジネスへの影響を見極める洞察力が不可欠です。一刻も早く復旧させるために、システム障害がビジネスに与える影響の大きさを適切に判断し、対応優先順位を決める必要があります。
例えば金融システムの場合、わずかなダウンタイムも多大な損失につながるため、高可用性設計と迅速な復旧対応が最優先されます。
ビジネスインパクトを意識した保守戦略の立案と、経営層への説明責任も保守担当者の重要な役割です。
保守はビジネスに与える影響が非常に大きい(下手をすると数億単位の損失を生む)ため、スキルがない人には任せにくいのです。
そういわれたら、どれだけ大切な業務なのかもうお分かりですよね?

5.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア
「エンジニア転職に向けて何か準備をしておきたい」「ただ、どのように転職活動を進めれば良いのか分からない」と悩む方は多いです。
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5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
本記事をここまで読んでいただきありがとうございました。
インフラ保守業務がどれほど重要な仕事かわかってもらえたら我々としても非常に嬉しい限りです。
キャリアアップの起点となる保守業務は、企業によっては簡単なレベルのものしか扱っていないケースがあります。だからこそ、企業選びが重要になるのです。
SESに入って運用から構築に行きたいという要望をいただくことがありますが、現実的には保守業務がしっかりとできる企業を目指すのが正解です。
結局、セットで構築業務をする機会がありますから。
おかげさまで当社のGoogle口コミが400件を突破しました!
口コミ評価
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5-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
ー転職活動時に不安だったことを教えてください。
自分が文系だったため、ITエンジニア=理系のイメージが強かったこともあり「本当にエンジニアなれるかな…」と不安でした。
あと、もしエンジニアになれたとしても、今後エンジニアとしてやっていけるのかという不安もありましたね。
ー転職を始めたときの学歴や経歴を教えてください。
高卒で社会人経験もありませんでした。大学には通ったのですが、経済的な事情で中退することになってしまい…。
その後は、高校時代からアルバイトをしていたコンビニでフリーターと働いていました。
ー何社応募して、何社から内定をもらいましたか?
ユニゾンキャリアさん経由で4社応募して、2社内定をいただきました。
担当のキャリアアドバイザーさんから様々な求人をご紹介いただきましたが、自分が未経験だったこともあり、研修が充実している企業が良いと思い4社に絞りました。
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