最終更新日:2025.11.04
開発エンジニアとインフラエンジニアを徹底比較!収入・スキル・将来の違いを完全解説!
            IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- 開発エンジニアとインフラエンジニアって何が違うの?
 - 未経験なら開発エンジニアとインフラエンジニアどっちがいい?
 - 開発エンジニアとインフラエンジニアの将来性は?
 
エンジニアへの転職を考えているけれど、開発エンジニアとインフラエンジニアのどちらを選ぶべきか迷っていませんか?
開発エンジニアとインフラエンジニアの仕事内容は大きく異なり、必要なスキルや年収、将来性にも違いがあります。
両者の違いを端的に表現すると、開発エンジニアはアプリやシステムを「作る」仕事、インフラエンジニアはIT基盤を「支える」仕事です。
記事の要約
本記事では「エンジニア未経験の方」を対象に、開発エンジニアとインフラエンジニアの違いを年収やスキル、将来性の観点から徹底比較します。

1.開発エンジニアとインフラエンジニアの違い

開発エンジニアとインフラエンジニアは、ITシステムを支えるうえでどちらも欠かせない職種です。それぞれの仕事内容を「作る仕事」と「支える仕事」という観点から解説します。
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1-1.開発エンジニアとはアプリやシステムを作る仕事
開発エンジニアは、私たちが日常的に使うWebサービスやスマートフォンアプリを「作る」職種です。ゼロから「ものづくり」をしたいという情熱を持つ方に適した仕事といえます。
主な業務は、プログラミング言語を駆使して、顧客の要望やアイデアを動くシステムとして形にすることです。
開発エンジニアが作成するシステムの例としては、ECサイトやSNSアプリ、企業の業務システムなどが挙げられます。
業務の範囲はプログラミングだけでなく、要件定義、設計、テスト、リリースまで多岐にわたります。
開発エンジニアの魅力は、自分が作成したサービスを多くの方に利用してもらえることです。自分で書いたコードが実際のサービスとして多くの方に利用される瞬間に、やりがいを感じられる職種です。
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1-2.インフラエンジニアとはIT基盤を支える仕事
インフラエンジニアは、開発エンジニアが作ったシステムを安定して動かすためのIT基盤を「支える」職種です。
どんなに優れたアプリケーションも、安定したIT基盤がなければ動作しないため、インフラエンジニアは現代において不可欠な存在です。
仕事内容は、サーバーやネットワークの設計・構築から、日々の運用・保守まで多岐にわたります。
インフラエンジニアの主な業務例は、システムの監視、セキュリティ対策、障害が発生した際の迅速な復旧対応などです。
システムが24時間365日、止まることなく稼働し続けるように裏方として支える重要な役割を担います。
このように、電気や水道と同じように、IT社会の「当たり前」を守る縁の下の力持ちと呼べるのがインフラエンジニアです。
2.開発エンジニアとインフラエンジニアの年収比較
エンジニアを目指す人にとって、年収は職種を選ぶうえで重要な判断材料です。厚生労働省のデータをもとに、開発エンジニアとインフラエンジニアの平均年収を比較します。
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2-1.開発エンジニアの平均年収は約574万円
厚生労働省のデータによると、開発エンジニアの平均年収は約574万円です。日本の平均年収478万円を100万円ほど上回ります。
未経験の方の場合、初年度の年収は300万円台からスタートすることが一般的です。そこからプログラミングスキルを磨き、需要の高い技術を習得すれば、年収アップを十分に狙えます。
特にWebサービス開発やスマートフォンアプリ開発の分野は需要が高く、スキル次第で高年収を実現できるのが特徴です。
また、携わったプロジェクトの規模や、そこで出した成果がそのまま年収に反映されるケースも多いです。
このように、開発エンジニアは技術力と実績が年収につながりやすい職種といえます。
2-2.インフラエンジニアの平均年収は約629万円
インフラエンジニアの平均年収は、厚生労働省のデータで約629万円と示されています。これは開発エンジニアの平均年収と比較しても高い水準です。
インフラエンジニアの年収が高い傾向にあるのは、企業のITシステムの根幹を支える重要な役割を担っているためです。システムを24時間365日安定稼働させるという責任の重さが、年収に反映されています。
特に近年はAWSやAzureなどのクラウドスキルを持つインフラエンジニアの市場価値が非常に高いです。
このような需要の高いスキルを習得することが、エンジニアとしての市場価値を高めることにつながります。
責任の重さに見合う形で、技術力を高めるほど着実に年収を上げていけるのがインフラエンジニアの魅力です。
参照:厚生労働省
3.開発エンジニアとインフラエンジニアに必要なスキル
開発エンジニアとインフラエンジニアでは、必要とされる専門スキルが異なります。
どちらも技術力以外に問題解決能力やコミュニケーション能力は共通して必要ですが、ここでは専門性の違いを解説します。
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3-1.開発エンジニアに必要なスキルはプログラミングと設計力
開発エンジニアには、主にプログラミング能力とシステム設計力が必要とされます。
JavaやJavaScriptなどのプログラミング言語を習得し、コードを書く技術は必須です。さらに重要なのが、顧客の要望を整理し、保守しやすいシステム構成を考える設計力です。
市場価値の高い開発エンジニアになるには、コードを書くだけでなく、将来の拡張性まで考慮した設計ができなくてはなりません。
そのほかにも、フレームワークやライブラリの知識、データベース設計、APIの理解も必要となります。
このように、ユーザーのニーズを深く理解し、それを技術で実現する力を身に付けることで、市場価値の高い開発エンジニアになれます。
3-2.インフラエンジニアに必要なスキルはネットワークとサーバー管理
インフラエンジニアには、ネットワークとサーバーに関する広範な知識が必要です。
システムの土台を支える職種として、TCP/IPなどのネットワーク基礎知識は必須となります。また、LinuxやWindows ServerといったサーバーOSの操作、仮想化技術、セキュリティ対策の知識も欠かせません。
障害発生時に迅速な原因特定と復旧を行う対応力や、システムを安定稼働させる監視・運用スキルも重要です。
このように、インフラエンジニアは、ハードウェアからクラウドまで、幅広い技術領域をカバーすることが必要となります。
4.開発エンジニアとインフラエンジニアに必要な言語
開発エンジニアとインフラエンジニアでは、主に使用するプログラミング言語も異なります。ここでは、開発エンジニアとインフラエンジニアに必要な言語をそれぞれ解説します。
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4-1.開発エンジニアに必要な言語はJavaやJavaScript
開発エンジニアを目指すうえでまず習得したほうが良いのは、JavaとJavaScriptです。
Javaは金融機関の基幹システムやAndroidアプリ開発などで広く使われている言語です。
また、JavaScriptはWebサイトのフロントエンド開発に必須であり、Node.jsの登場によりサーバーサイド開発でも活躍の場が広がりました。
JavaやJavaScriptは求人数が安定して多く、幅広い分野で活用されているため、未経験の方が最初に学ぶ言語として適しています。
なお、開発したいサービスや分野によってPython、PHP、Kotlin、Goといった言語も必要になります。
しかし、まずはJavaかJavaScriptを軸に据え、キャリアに合わせて扱う言語を増やしていくのがおすすめです。
4-2.インフラエンジニアに必要な言語はShellやPython
インフラエンジニアが主に使用する言語は、サーバー管理や運用作業の自動化に適したShellスクリプトとPythonです。
ShellスクリプトはLinuxサーバーの操作や定型作業の自動化に用いられ、日々の運用業務に欠かせません。
Pythonはより複雑な自動化や、AWS・Azureといったクラウドサービスの操作に利用されます。コードでインフラを管理する「IaC」という考え方が広まった結果、Pythonの重要性が高まりました。
開発エンジニアのようにアプリケーションを作るためではなく、インフラ構築や運用の効率化のために言語を使います。
ShellやPythonなどのスクリプト言語を使いこなし、運用業務を効率化できる能力が、インフラエンジニアの市場価値の向上につながります。
5.開発エンジニアとインフラエンジニアの将来性
デジタル化が進む現代社会において、開発エンジニアとインフラエンジニアはどちらも将来性が高い職種です。
ただし、活躍し続けるためには「開発」は業界の広がり、「インフラ」はクラウド化という異なる視点でのスキルアップが必要です。
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5-1.開発エンジニアは幅広い業界で長く活躍できる
開発エンジニアは、IT業界だけでなくあらゆる業界で需要があり、長期的に活躍できる職種です。
近年は金融や医療、製造や小売など、これまでITと縁が薄かった業界でもデジタル化が急速に進み、開発エンジニアの需要が高まっています。
例えば、金融業界のフィンテックや製造業のIoT、教育業界のEdTechなどが代表例です。
AIやIoTといった新技術が次々と登場することで、開発エンジニアが活躍できる領域はさらに拡大しています。
そのため、これから開発エンジニアとして活躍するためには、時代の変化に対応してスキルを磨き続けることが重要です。
このように、特定の業界知識と開発スキルを掛け合わせることで、市場価値の高い人材としてキャリアを築けます。
5-2.インフラエンジニアはクラウド化で安定した需要がある
インフラエンジニアは、クラウド化の進展によって需要がさらに高まっている職種です。
近年は物理サーバーからAWSやAzureといったクラウドサービスへ移行する動きが加速しており、その専門知識を持つ人材が不足しています。
そのため、クラウドを扱えるスキルを身に付けることができれば、市場価値の高いインフラエンジニアとして活躍できます。
このように、「クラウド化でインフラエンジニアの仕事はなくなる」という話を聞くこともありますが、それはまったくの誤解です。
システムが存在する限りIT基盤は必ず必要とされるため、インフラエンジニアの需要は安定しています。
6.開発エンジニアとインフラエンジニアに向いている人の特徴
開発エンジニアとインフラエンジニアでは、仕事の性質が異なるため、向いている方の特徴も異なります。
職種に優劣はなく、あなたの性格や興味がどちらに合っているかを知ることが重要です。
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6-1.開発エンジニアに向いている人はものづくりが好き
開発エンジニアには、ゼロから何かを作り上げる「ものづくり」のプロセスを楽しめる人が適しています。
開発エンジニアの主な業務は、顧客の要望やアイデアといった抽象的なものを、プログラミング技術で「動くシステム」として形にすることだからです。
例えば、自分が書いたコードによってWebサービスが実際に動いたり、便利な機能が追加されたりする瞬間に、達成感を感じられる方は開発エンジニアに向いています。
また、新しい技術への好奇心が強く、ロジックを組み立てて問題を解決する試行錯誤の過程そのものを楽しめるかも重要となります。
自分が関わったシステムが世に出て、多くの人に使われることにやりがいを感じる人には最適な職種です。
このように、システムを作るための過程そのものを楽しめ、その成果が多くの人に利用される瞬間に最高のやりがいを感じられる方に、開発エンジニアは最適です。
6-2.インフラエンジニアに向いている人はコツコツ作業が好き
インフラエンジニアは、地道な作業をコツコツと継続できる方に向いています。
インフラエンジニアの業務では、細かい設定作業や膨大なログの分析、障害発生時のトラブルシューティングなど、根気と正確性が必要となるためです。
システムの安定稼働を支える仕事は派手さはありませんが、社会にとって欠かせない重要な役割です。
そのため、几帳面で正確性を重視する方や、縁の下の力持ちとしてインフラを支えることにやりがいを感じる方に適しています。
物事を先回りして準備し、問題が発生しないように運用を工夫することが好きな方にもぴったりです。
日々の地道なログ分析や設定の工夫など、地道な作業に面白みを感じられる方がインフラエンジニアとして活躍できます。
7.開発エンジニアとインフラエンジニアへの転職方法
未経験の方が開発エンジニアやインフラエンジニアへ転職するには、それぞれ異なるアプローチが必要です。どちらの職種も基礎スキルの習得が第一歩ですが、その後のアピール方法が異なります。
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7-1.開発エンジニアへの転職はポートフォリオがカギ
未経験の方が開発エンジニアへ転職する際は、ポートフォリオの作成が非常に重要です。
企業にコーディングスキルを証明するため、技術力を示す作品を提示しなくてはなりません。
ポートフォリオといっても大規模なものである必要はなく、学習した技術で作ったWebアプリやGitHubのソースコードで構いません。
企業は作品の完成度だけでなく、作成過程でどのような技術を学び、どう問題を解決したかという「学習意欲」を見ています。
そのため、たとえ単純なToDoアプリやWebサイトの模写であっても、あなたの技術力と熱意を伝えるには十分です。
このように、未経験の方にとって、ポートフォリオは履歴書以上に「何ができるか」を具体的に伝える武器になるのです。
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7-2.インフラエンジニアへの転職は資格取得が重要
インフラエンジニアへの転職では、客観的なスキル証明として資格取得が有効なアピール材料になります。
開発スキルとは異なり、インフラに関するスキルは目に見える「作品」として提示するのが難しいためです。
インフラエンジニアを目指す際におすすめの資格は、ネットワーク基礎の「CCNA」やLinuxサーバー管理の「LinuC」、クラウドの「AWS認定資格」などです。
そのため、資格の取得は、あなたの知識レベルと学習意欲を客観的に証明する役割を果たします。
もちろん資格取得がゴールではなく、あくまでもキャリアのスタートラインであることは理解しておく必要があります。
資格取得を通じて得た知識を土台にして、入社後に実務を吸収していく姿勢が何よりも重要です。
8.ITエンジニアの転職はユニゾンキャリア
ITエンジニアの転職を考えている方はユニゾンキャリアにご相談ください。
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8-1.ユニゾンキャリアの転職成功事例①

成功者インタビューより
まずは転職しようと思ったきっかけを教えてください!
一番は、今働いている職場の環境が大きく変わったことですね。
今、保険代理店で営業事務をしていまして。もともと大きな代理店の支店に勤めていたんですけど、その支店にいる社員全員が、まったく別の保険代理店の支店に異動することになったんです。
それで、新しい代理店では「新人扱い」になっちゃうっていうことが分かって。またゼロから新人研修を受けて、新入社員みたいに働くっていうのは、うーん、どうなんだろうなと。
それなら、営業事務として今から新しい環境に慣れるより、このタイミングで、業界も変えてガラッと新しい道に踏み出した方がいいんじゃないかなって思って。
それで、前から興味があったエンジニアに転職しようと思いました!
未経験からエンジニアを目指すうえで不安なことはありました?
未経験者向けの求人の数が少ないことが不安でした。
最初は地元でエンジニアの求人を探してたんですけど、経験者向けの求人はあっても、未経験者向けの求人はほぼほぼなくて。
それで結局、東京で転職先を探すことにして。地元から離れることにも、最初はちょっと不安がありましたね。家賃とか高いのかなって。
まあ、ちゃんと探してみたら、住む場所を選べば意外と安いことが分かったので、その点は大丈夫かなと思うようになったんですけど。
でも、転職先が見つからないことは、不安なままでした。
何個かエージェントさんに登録してみても、やっぱりITの未経験者向けの求人って結構少なくて…。
それで、ITに特化しているエージェントさんを探すようになって、ユニゾンキャリアさんを見つけました。
インタビューとかを見ても、未経験から仕事が見つかったっていうお話があったので、ここだったらエンジニアになれるんじゃないかなと思って、利用しました!
最後にユニゾンキャリアのおすすめポイントがもしあれば…!(笑)
そうですね、一番は、面談の時間をたくさん作ってもらえることかなと思います。週1回とか、自分のタイミングに合わせて相談に乗ってもらいました。
あと、石川さんとはLINEでやりとりしていたので、聞きたいことをすぐ聞けたのもありがたかったです。
特に面接の回答を考えてる時は、書くことに悩んだタイミングで「ここってどう書いたらいいですか?」ってすぐLINEで聞けたのが本当に良くて。
聞きたいことを忘れないうちにすぐ聞けて、定期的に相談にも乗ってくれたので、転職活動をすごく進めやすかったです。
だから、私みたいに未経験でも、「モノ作りが好き」とか「エンジニアになってみたい」っていう気持ちがある人だったら、すごくおすすめできるかなと思います!
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8-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例②

成功者インタビューより
なぜインフラエンジニアを選択したんですか?
転職活動を始めた時は全く知識がなくて、開発エンジニアとインフラエンジニアのどちらの職種がよいのかも分かりませんでした。
ユニゾンさんに相談してから、開発エンジニアとインフラエンジニアの説明をしていただき、やっと理解できたんです(笑)
そして、ユニゾンさんが運営している無料スクールを受講し、どちらも勉強したうえで、インフラエンジニアを選択しました。
ユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
自分が無知だったので、本当にめちゃくちゃ助かりました(笑)
わからないことがあればすぐに相談できましたし、開発エンジニアとインフラエンジニアの違いや、キャリアプランの説明も丁寧にしていただいて、転職活動中にかなりの知識が付きました。
また、無料のスクールも利用させていただき、資格取得できるところまでサポートしていただけたのも本当によかったです。正直、お金取った方がいいんじゃないかなって思いました(笑)
転職してよかったことはありますか?
エンジニアになったことは全く後悔していないです!
エンジニアとして順調にキャリアを積めているので、市場価値も上がって、年収も上がってきているので、良かったと思っています。
今後もエンジニアとしてキャリアを積み、自身の市場価値を上げていきたいと考えています。
ユニゾンキャリアはIT専門の転職エージェントとして、これまで未経験の方のエンジニア転職を多くサポートしてきました。
その知見から、あなたが開発エンジニアとインフラエンジニアのどちらに合っているか、専門的な目線でアドバイスします。ぜひお気軽にご相談ください。