
最終更新日:2025.08.01
こんな未経験のプログラマー転職は絶対やめとけ!後悔する理由と向いていない人の特徴を解説

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- 未経験のプログラマー転職はやめとけって本当?
- プログラマーはやめとけといわれるほど難しいの?
- どんな方だとプログラマーになるのをやめたほうがいい?
プログラマーはカッコいいからやってみたいと思っているだけなら、転職するのをやめたほうがいいです。
未経験からなれる職業ではあるものの、プログラミングを覚えるのには、どうしても適正が欠かせません。
そのため、適正がある方にとってプログラマーは天職になりますが、適正がないと勉強の時点で挫折する恐れがあります。
実際に、どのような方がプログラマーになって、転職したことを後悔しているのか気になりませんか?
記事の要約
本記事では、「プログラマーになりたい方」を対象に、現役プログラマーが転職して後悔したことや、転職で失敗した理由、マジでプログラマーに向いている方の特徴について解説していきます。

1.プログラマーは人を選ぶがマジでおすすめ!

プログラマーになるのは誰にでもおすすめできませんが、適性さえまればマジでおすすめしたい職業です。
なぜなら、プログラマーとして一度スキルを身に付ければ、以下のようなメリットを享受できるからです。
プログラマーになるメリット
- 毎年のように年収が上がる
- 経験1年目からでも転職が可能
- フリーランスとしての独立
- スキルと会社によっては在宅勤務
このようなメリットを享受できる職業は、プログラマーのほかにエンジニアぐらいしかないはずです。
そのため、少しでもプログラマー適性があるのなら、プログラマーほどおすすめの職業はなかなか存在しません。
プログラミングが難しそうだからプログラマーになれないと思ったのなら、私の言うことを聞いてから転職を諦めてください。
プログラマーを募集している会社は、未経験の方を対象に、以下のようなサポート体制を構築しているところが多いです。
未経験向けサポート体制
- 未経験向けの研修が充実
- 先輩が一人前になるまでサポート
- 毎月の面談を通じて悩みを解決
多くのIT企業は未経験からプログラマーになりたい方を積極的に採用しているため、受け入れ体制を整えています。
特に優良企業ほど研修体制が整っており、最低でも1ヶ月、長くても6ヶ月の研修がある会社もいくつも存在しています。
もしあなたが現職のままで「年収が上がらない!」「手に職をつけたい!」「在宅勤務できない!」といった不満の解消できないのなら、プログラマーになるのはお世辞抜きで超おすすめです。
とはいえ、未経験の仕事に挑戦するのは不安ですよね…。
それならプログラマー転職を知り尽くしているユニゾンキャリアに自分が向いているのか、まずは適性を聞いてみませんか?
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2.こんな未経験のプログラマー転職はやめとけ!

どんなにプログラマーが魅力的な職業であっても、未経験からの転職は絶対やめとけと伝えたい方も存在します。
ここでは、どのような性格だとプログラマーになるのを諦めたほうがいいのか、以下の3つのタイプに分けて解説します。
- 継続的な勉強が苦手ならやめとけ
- マルチタスクが苦手ならやめとけ
- 教えてもらうのが当たり前ならやめとけ
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2-1.継続的な勉強が苦手ならやめとけ
もし勉強が苦手で学生時代もまったく勉強した経験がないのなら、プログラマーになるのはやめておくべきです。
プログラマーに必須のプログラミングスキルを身に付けるまでに、多くの人が挫折するからです。
なぜなら、プログラミングは、ひとつの知識だけでは完結しないからです。見た目を作る技術、動きをつける技術、裏側でデータを扱う技術など、役割が違う複数の技術を同時に学ぶ必要があります。
どれかひとつでも技術が欠けていると、何も動きません。
Webサイトを「家づくり」に例えるなら、以下のような役割を、一人でこなすようなものです。
- 骨格や壁を作る
- 大工電気や水道を通す職人
- キッチンを管理する設備屋
この学習範囲の広さが、挫折の大きな原因になります。複数の分野を粘り強く学び続ける姿勢が不可欠です。
勉強が苦痛で勉強を続けられないなら、プログラマーへの転職を選ぶべきではありません。
2-2.マルチタスクが苦手ならやめとけ
もし複数の作業を同時に進めるマルチタスクが苦手なら、プログラマーになるのは厳しいです。
プログラマーの仕事はプログラムを書くだけで完結することは、ほとんどないからです。
多くの場合、複数のプロジェクトやタスクを、並行して進めることが求められます。
例えば、新規機能の開発を進めながら、既存システムのバグ修正を行ったり、後輩のコードレビューをしたり、顧客との打ち合わせに参加したりします。
そのため、常にタスクを整理し、優先順位をつけながら、効率的に仕事を進めていく能力が不可欠です。
ひとつのことにしか集中できない方は、ストレスを感じる場面が多く、最悪の場合はメンタルが崩壊する恐れがあります。

2-3.教えてもらうのが当たり前ならやめとけ
もし「分からないことは、手取り足取り教えてもらうのが当たり前」という考え方なら、プログラマーになるのは厳しいです。
もちろん入社後の研修や先輩からの指導はあります。そもそもプログラマーの仕事では、自分で調べて課題を解決することが圧倒的に多いです。
なぜなら、開発現場で発生するエラーや問題は多種多様であり、すべての解決策を誰かが知っているわけでもなければ、自力で解決できないようでは一人前になれないからです。
そのため、プログラミングのエラーメッセージを読み解き、インターネットで類似の事例を探し、試行錯誤を繰り返しながら、自力で解決策にたどり着く必要があります。
このような能力がないと、いつまでも先輩に頼るだけの半人前のプログラマーから抜け出せません。
3.現役プログラマーが転職して後悔した理由5選

ここでは、現役のプログラマーが実際に転職して後悔したよくある理由を5つ紹介します。
これらの失敗例から学ぶことで、会社の選び方を間違えることがなくなり、優良企業に転職できるようになります。
- チーム体制がなく頼れる人がいない
- みなし残業が40時間もあってきつい
- 小規模な保守や改修だけでつまらない
- マイナーな言語での開発しかできない
- 案件選択できずスキルアップできない
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3-1.チーム体制がなく頼れる人がいない
プログラマーが転職後に後悔する理由として、SESで客先に一人で配属され、社内に頼れる人がいないケースがあります。
これは、経験の浅いプログラマーの成長を妨げる典型的な失敗例です。客先に会社の先輩や同僚はいないため、他社の社員に囲まれ、一人で仕事をすることになり、技術的な相談やコードレビューが気軽にできません。
そのため、プログラマーとしての成長に不可欠なフィードバックの機会が著しく減ります。その結果、コードレビューを受けた経験が少なくなり、自己流の読みにくいコードの書き方が身に付いてしまいます。
SESの会社を選ぶ際には、チーム体制での客先常駐なのかを確認することで、転職の失敗をできるだけ防ぐことが可能です。

3-2.みなし残業が40時間もあってきつい
みなし残業時間が40時間と設定されている会社には、注意が必要です。
これは給与の問題だけではありません。月40時間の残業が当たり前、という会社からのメッセージだからです。
なぜなら、会社は常態化している残業時間をもとに、みなし残業の時間を設定します。40時間という設定は、「社員は毎月そのくらい残業するのが前提」という考えの表れです。
入社後、恒常的な長時間労働に悩まされる可能性が高いといえます。
こうしたみなし残業は、自社開発企業でよく見られます。
一方で、SESでは残業が20時間以下の会社も珍しくありません。クライアントとの契約で勤務時間が決まっているため、不必要な長時間労働が発生しにくいのです。
みなし残業の時間は会社の働き方を示す指標なので、その意味を理解しなくてはなりません。
3-3.小規模な保守や改修だけでつまらない
既存コードの改修や追加機能の実装ばかりで「つまらない」と感じるのは、キャリアや市場価値が停滞しているサインです。
ゼロからの「新規開発」に携われないと、スキルも年収も上がりにくいからです。
既存システムの改修だけを繰り返しても、実装に必要なスキルがすべて身に付きません。その結果、市場価値が停滞します。何年も同じ業務を続けていると、徐々に市場価値が下がっていきます。
実際に小規模な保守や改修しか続けなかった場合、以下のような将来が待っています。
具体例
例えば、あなたが3年間、既存システムの機能追加だけを続けたとします。
その間に、新規開発に携わった同僚は、クラウドを使った設計や、最新のフレームワークを経験しました。3年後、二人の市場価値と年収には埋めがたい差がついています。最悪の場合、年収が100万円以上の差が生まれています
追加機能の実装も、新規開発の経験がなければ、キャリアを静かに停滞させます。
そのため、入社前にその会社が「新規開発」にどれだけ力を入れているのか、最初はシステムの改修や保守だけだったとしても、いつから「新規開発」に携われるのかを確認することが大切です。

3-4.マイナーな言語での開発しかできない
特定の会社でしか通用しない、マイナーな言語での開発しか経験できないこともキャリアを危険にさらす深刻な問題です。
その会社にいる限りは安泰かもしれませんが、転職市場では価値のないスキルになりかねません。なぜなら、あなたの市場価値は需要のある技術を扱ってこそ高まるからです。
特定の会社でしか使われていない言語や、COBOLのようなレガシーな言語が使えても、多くの会社では評価されません。
その言語スキルに依存すると会社の業績が悪化したり、その技術が使われなくなったりした途端に、行き詰まってしまいます。
例えば、あなたがCOBOLの専門家になったとしても、いざ転職しようと思えば、応募できる求人は、ごく一部の金融系SIerなどに極端に限られてしまうのです。最新のWebサービス開発などに、キャリアチェンジすることは難しいです。
キャリアの汎用性を保つために、JavaやPythonといった広く使われている言語の経験が積める会社を選ぶことが重要です。

3-5.案件選択できずスキルアップできない
SESで働くプログラマーが後悔する理由として、案件の選択権がなく、スキルアップできない問題があります。
会社の都合で希望とは無関係な仕事を振られ、キャリアが停滞することがあります。
なぜなら、営業担当者はプログラマーの成長よりも会社の利益を優先するからです。プログrマーの希望よりも、「単価が高い」という理由で、興味のない案件を勧められます。
そのため、エンジニアのキャリアは、二の次にされてしまうのです。その結果、Javaのスキルを伸ばしたいのに、COBOLの案件に長期間入ることになります。
これでは、何のために働いているのか分からなくなります。
このような問題を回避するためにも、入社前に案件の選択権が少しでもあるのかを確認することが欠かせません。
せっかくプログラマーになれたのに、社員を大切にしないばかりか、スキルアップできない会社に入ってしまい、またしても転職しないといけない状況に陥るのは避けたいですよね。
ただ、会社ガチャを避けるためには、口コミサイトを確認するだけでは足りません。
ユニゾンキャリアであれば、案件の傾向やチーム配属の体制について確認しているため、案件ガチャのリスクも抑えられます。
未経験からの転職に慎重なあなただからことプログラマーに向いているので、ユニゾンキャリアから転職の失敗を防ぐ方法について聞いてみませんか?
4.このレベルのプログラミング経験は転職だと未経験扱い

自分では「プログラミング経験者」だと思っていても、転職市場では「未経験者」として扱われてしまうケースがあります。
ここでは、会社がどのような方を「プログラミング経験者」だと判断するのかについて解説していきます。
- プログラミングスクールを卒業した評価は低い
- 独学のプログラミング経験だけでは未経験扱い
- テスターとプログラマーのは別の仕事
- VBA開発の経験があっても未経験に近い
- ローコード・ノーコード開発はほぼ未経験
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4-1.プログラミングスクールを卒業した評価は低い
プログラミングスクールを卒業しても、学習意欲の証明にはなりますが、それだけで「経験者」として評価されません。
なぜなら、企業が求める「経験者」とは、お金をもらってシステム開発を行った経験を指すからです。
プログラミングスクールの課題は、あくまで学習のために用意された、ゴールが決まっているものです。実際の開発現場で起こる、予期せぬエラーや、急な仕様変更といった要求に応えた経験とは、まったく異なります。
プログラミングスクールの卒業は、あくまでプログラマーとしてのスタートラインに立った程度の認識でいることが重要です。
そのため、プログラミングスクールで学んだことを、どう仕事に活かすのかを自分の言葉で語れなければ評価されません。
4-2.独学のプログラミング経験だけでは未経験扱い
残念ながら、独学でWebサイトやアプリを作った経験も「経験者」とは見なされません。
プログラミングスクールと同様に、学習意欲のアピールにはなりますが、採用の決め手にはなりにくいのが現実です。
なぜなら、そこにはシステム開発特有の以下のような制約がないからです。
- チームでのコードレビュー経験
- 他人の書いたコードの保守
- 納期や予算内での開発経験
- 複数人でのバージョン管理
- 関係者との仕様調整
会社が見ているのは、趣味としてのプログラミングではなく、チームの一員としてシステム開発が行えるスキルです。
独学のプログラミング経験は、あくまでスキルの習得の過程に過ぎません。そのため、自身のプログラミングスキルを証明できるポートフォリオを作成しないと会社から評価されません。
4-3.テスターとプログラマーのは別の仕事
テスターからプログラマーになることは多いですが、まったく別の仕事なので、簡単にキャリアチェンジできるとは限りません。
テスターはプログラムが仕様書通りに動くかを確認するのが仕事であり、自らプログラムを組むわけではないからです。
もちろん、テストの経験は品質への意識が高いプログラマーになるうえで役立ちます。ただ、テストの経験が1年あるからといってもプログラマーになれるかどうか、会社のさじ加減に左右されます。
テスターとプログラマーは、求められるスキルが明確に異なる別の職種であることを理解しておくことが大切です。
ただし、プログラミングスキルがないと実現できないテスト自動化の経験があれば、少し評価は変わりますが、それでも実装経験とは見なされないことが多いです。

4-4.VBA開発の経験があっても未経験に近い
MicrosoftのOffice製品の操作を自動化するVBAの開発経験も、一般的なプログラマーの実務経験とは少し異なります。
VBAは、あくまで特定のアプリケーション内で動作する、簡易的なプログラミングだからです。
Webアプリケーションや、スマホアプリの開発で求められるプログラミングの知識やデータベース、サーバーといった、周辺技術の知識とは、大きく隔たりがあります。
VBAの経験は、VBA開発経験者として扱われますが、JavaやPythonを使って開発を行うプログラマーではありません。
とはいえ、プログラマー未経験の方とは違い、VBA開発の経験を持つあなたのほうが適性が高いのは明らかです。

4-5.ローコード・ノーコード開発はほぼ未経験
近年注目されているローコード・ノーコード開発の経験も、プログラマーとしての実務経験とは見なされません。
これらのツールは、プログラミングの知識があまりなくても、アプリケーションを開発できるのが特徴です。
そのため、プログラミングの基礎となる考え方や、コンピュータの仕組みを、深く理解することができません。ローコード・ノーコード開発しか経験していない場合、プログラミングができない証明になってしまう危険性すらあります。
プログラマーを目指すのであれば、まずは、しっかりとコードを書く経験を積むことが不可欠です。
これらのツールはプログラミングができないエンジニア向けの道具だと認識しておく必要があります。
5.プログラミング経験がなくても20代半ばまではセーフ

もしプログラミング経験がまったくない状態でも、20代半ばまでであれば、プログラマーへの転職は可能です。
なぜなら、20代半ばまでなら会社は実務経験ではなく、ポテンシャルを評価して採用しているからです。
会社からすると、20代半ばだとまだ社会に染まり切っていないので、素直さや柔軟性がある人材だと評価しています。
今はプログラミングスキルがなくても、入社後にしっかりと学び、将来的に会社に貢献してくれるだろうと期待して、ポテンシャル採用枠を設けているのです。
20代半ばだからといっても、誰でもプログラマーになれるとは限りません。具体的には、以下のような素質を持っている方だと、プログラミング経験がなくても転職することができます。
プログラマーに必要な素質
- 少しでもプログラミングを勉強
- 学習能力があり勉強が続くか
- コミュニケーション能力の高さ
このような方であれば、プログラミングの勉強がJavaの入門書を一通り読んでいるだけでも選考が通る可能性が高いです。
そのため、資格取得やプログラミングスクールに通うといった時間がかかる準備をしなくても、プログラマーになれます。
ただ、20代後半になると、ポテンシャル採用の枠が減っていくだけではなく、採用要件もどんどんと首しくなります。
まだ20代半ばであれば急いでプログラマー転職をはじめ、20代後半ならプログラミングスキル習得や資格取得が必要です。
ここで問題になるのがプログラマーになるために何を勉強したらいいかですよね。
ユニゾンキャリアであれば、あなたが最短でプログラマーになるために何が必要なのかについて詳しく教えています。
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6.ガチでおすすめ!プログラマーになるのが向いている人の特徴

プログラマーとしての適正があるのなら、ガチで転職することをおすすめします。
ここでは、プログラマーになるのが向いている方の特徴を紹介していきます。
- プログラミングが楽しくて勉強が続く
- ものづくりが好きで実際にやっている
- 生成AIの扱いが上手で使いこなせる
- 失敗やエラーを楽しめんで改善できる
- 面倒臭いことを世界からなくしたい
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6-1.プログラミングが楽しくて勉強が続く
プログラミングを楽しいと感じられることがプログラマーに必要な資質のひとつです。
なぜなら、プログラマーは、常に勉強し続けなければならない職種だからです。
新しい技術が次々と登場し、昨日までの知識が、あっという間に古くなります。この絶え間ない変化を「面白い」と感じ、自ら進んで学び続けられる方でなければ、プログラマーとして生き残っていくことはできません。
勉強を「苦」ではなく「楽」と感じられるかどうかが、プログラマーに向いているのか向いていないの分かれ目です。
この探究心こそがプログラマーとしての市場価値を高め、10年後も必要とされる人材で居続けるために欠かせません。
このような資質がないと、スキルをひとつ身に付けても、いつか時代から取り残されてしまいます。

6-2.ものづくりが好きで実際にやっている
ものづくりが好きなだけでなく、実際に自分の手で何かを作っていることはプログラマーに向いている方の特徴です。
もともとプログラミングは完璧な設計図通りにプログラミングするわけではありません。
日々発生するプログラムのエラーを解決するための調査と改善が仕事の大部分だからです。この地道なプロセスを楽しめない場合、プログラマーとして働きつづけるのは難しいです。
これは料理に似ています。レシピを調べて作り、もし味が薄ければ、レシピを再確認して改善します。プログラミングも、作ってはエラーを調べ、修正するという作業の繰り返しなのです。
試行錯誤を厭わない姿勢が、プログラマーには不可欠です。「こんなアプリを作りたい」という目標を持ち、実際に手を動かしている経験がプログラマーとしての適正の高さを示します。
6-3.生成AIの扱いが上手で使いこなせる
近年、急速に進化している生成AIをうまく使いこなせることも、プログラマーにとって必須のスキルになりつつあります。
生成AIは、以下のような場面で、あなたの仕事を助けてくれます。
プログラマーに代わりに生成AIができること
- コードの書き方を調べる
- エラーの原因を特定する
- 面倒なコードを代わりに書かせる
このような仕事は生成AIが変わりにやってくれるので、「仕事を奪う敵」と見ることもできますが、「自分の能力を拡張してくれる、優秀なアシスタント」と見ることが大切です。
今後は、生成AIに的確な指示を出す能力が高くないと、プログラマーとして生き残れません。そのため、常日頃から生成AIを使いこなしている方ほど、プログラマーの適正が高いのです。
6-4.失敗やエラーを楽しんで改善できる
プログラミングは失敗とエラーの連続です。
大規模システムほど、書いたコードが一発で完璧に動くことなどほぼありません。
何度も何度もエラーを経験し、その原因を、地道に調査し、修正していく。このプロセスを「苦痛」ではなく、むしろ「謎解きゲーム」のように、楽しむことができるか。この考え方がプログラマーには不可欠です。
エラーの原因が分かった瞬間の達成感に喜びを感じる方だと、プログラマーを長く続けることができます。
エラーはあなたを成長させるための最高の教材なのです。エラーメッセージを敵ではなく、ヒントだと捉えることができるかどうかが試されます。
6-5.面倒臭いことを世界からなくしたい
「この手作業は面倒だ。自動化できないか」と考える視点は、プログラマーの重要な素質です。
なぜなら、プログラミングとはコンピューターに仕事を肩代わりさせ、人間を非効率な作業から解放する技術だからです。この「面倒をなくしたい」という欲求がプログラマーとして働く原動力になります。
例えば、毎日1時間かけて行っているデータ入力をボタンひとつで、1分で終わらせるツールを作る。あるいは、複雑な計算を自動で行うプログラムを組んで、人間のミスをなくす。こうした小さな改善の積み重ねが、大きな生産性の向上を生み出します。
このように「面倒」を解決しようとする姿勢が、世の中を便利にする新しいサービスやツールを生み出すのです。
この感覚は優れたプログラマーに共通する才能といえます。
7.プログラマーがやめとけといわれる転職の失敗理由

ここでは、未経験からプログラマーを目指した方が実際に転職で失敗してしまった理由について解説します。
これらの典型的な転職の失敗パターンを知ることで、あなたが同じ轍を踏むのを防ぐことができます。
- 家電量販店や携帯キャリアに派遣された
- プログラミングが難しくて研修でリタイア
- 体育会系のIT企業に入ってしまった
- テスターからプログラマーになれない会社だった
- JavaSilverを取得しないと実務経験が積めない
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7-1.家電量販店や携帯キャリアに派遣された
プログラマーとして採用されたはずが、入社後に家電量販店や携帯キャリアの店舗に派遣されられるケースもあります。
これは、未経験の方が陥る最も多い失敗例のひとつです。もちろん、プログラミングのスキルはまったく身に付きません。
なぜこんなことが起きるかというと、一部の会社が「プログラマーになりたい!」という気持ちを利用し、いつかプログラマーになれるという希望を残しつつ、別の現場に派遣して利益を得ているからです。
こうした会社に入ってしまうと、あなたの貴重な時間が無駄になります。またゼロから転職活動をはじめなければなりません。
特に簡単に内定をもらえる会社ほど、家電量販店などに派遣することが多いです。しかも独自カリキュラムなどで勉強して、スキルが身に付いたらプログラマーになれると仄めかしているところは闇深いところです。
残念ながら、彼らの目的は家電量販店などに派遣することなので、プログラマーになれる可能性はほぼありません。
7-2.プログラミングが難しくて研修でリタイア
入社後の研修についていけず、プログラマーになること自体を諦めてしまうケースもあります。
これは、プログラミングの学習の難しさを軽く考えていた方に多く見られます。
プログラミングは、複数の技術を同時に関連付けながら学ぶ必要があります。どれかひとつでも理解が追いつかないと、途端に全体が分からなくなります。この複雑さが挫折原因になります。
転職活動をはじめる前にProgateやドットインストールなどの学習サイトで、プログラミングに軽く触れておき、自分に適正があるかを確認しておくことも、転職の失敗を避ける方法のひとつです。
短期離職だけは絶対に避けたいので、プログラマーとしての適正があるのか確認しておくことが大切です。
7-3.体育会系のIT企業に入ってしまった
IT業界と聞くと、論理的で、スマートな働き方をイメージしますよね。
ただ、会社によっては、精神論を重視する「体育会系」の文化が根強く残っている場合があります。
例えば、長時間の残業を頑張りとして評価したり、休日にも、社員同士のイベントへの参加を強制したりする会社です。
こうした文化が苦手な方にとっては、仕事内容以前に会社の雰囲気に馴染めず、大きなストレスを感じます。
会社のHPや求人票だけでは、こうした企業文化を見抜くことは困難です。
面接の際に、オフィスの雰囲気や働き方を観察することも、ミスマッチを防ぐうえで役立ちます。

7-4.テスターからプログラマーになれない会社だった
プログラマー未経験から転職して、まずテストの仕事からはじめて、徐々に開発に携わる説明を受けて入社した方もいます。
それにも関わらず、何年経ってもテストの仕事しかさせてもらえず、プログラマーになれないこともあります。
特に3次請け4次請けの案件が多く、テスト案件ばかりの会社だと、プログラマーになってもらうメリットがありません。
このような会社に入って、一度テスターとして配属されると、そこからプログラマーになるのが難しくなります。
そのため、テスターからプログラマーへのキャリアアップの実績があるのかどうか、面接の場で確認しておくべきです。
実際の面接で「プログラマーになるためには、どのような資格や経験が必要ですか?」と、逆質問で聞くようにしてください。
7-5.JavaSilverを取得しないと実務経験が積めない
一部のSESでは、Java Silverを取得しないと、開発の仕事ができない可能性があります。
そのため、入社ができても、資格を取得できるまでプログラマーとして実務経験が積めません。
なぜなら、SESにとってJava Silverは配属先にプログラミングスキルの有無を示すためのものだからです。
特に未経験の場合は、口先だけでプログラミングスキルがあると伝えても信じてもえません。そんなときは、Java Silverを取得することで、必要最低限のプログラミングスキルがあることを証明する必要があります。
Java Silverを取得するためには、数か月かかるため、テストなどの業務をやりつつ、資格取得を目指すことになります。
8.【結論】会社選びに失敗するのは絶対やめとけ!

未経験からプログラマーになるうえで、最も避けなくてはならないのは会社選びの失敗です。
個人の素質よりも、最初の会社がプログラマーとしてのキャリアがほぼ決まるため、会社によっては転職を後悔します。
なぜなら、最初の会社選びを間違えると、COBOLやVBAといった、現在では需要の少ない言語を覚えさせられてしまう危険性があるからです。
一度、需要があまりない言語を習得してしまうと、そこからモダンな開発をやらせてくれる会社はほぼないのが現実です。
会社からしたら、COBOLができるのなら、未経験の言語ではなく、COBOLでの開発案件に任せたほうが利益になります。
あなたがイメージしていた、スマホアプリやWebサービスを作るプログラマーとして働くことはできなくなります。
その代わりに、何十年も前に作られたシステムの保守を延々と続けることになる可能性が高いです。
会社選びを失敗してしまうと、あなたが思い描いていたキャリアを築けないばかりか、年収アップも困難になります。
会社選びに失敗しないためには、会社ごとにどのような言語の案件を扱っているのか、入社後にどのような案件に参画することになるのかを確認する必要があります。
そのため、転職サイトで求人を見ただけでは会社の案件が分からないので、ユニゾンキャリアなどの転職支援サービスを使い、1社ずつ会社の保有案件や開発に使う言語の種類を確認しないと、転職が失敗する可能性が高いです。
ユニゾンキャリアであれば、会社から内部情報を聞いているため、転職の失敗を防ぐために必要な情報がそろっています。
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9.【Q&A】プログラマー転職で気になること5選
ここでは、プログラマーへの転職で多くの方が気になる疑問について、Q&A形式でお答えします。
これらの回答が、あなたの不安を少しでも解消できれば幸いです。
- プログラマーになるのが難しいのは嘘ですか?
- プログラミンの勉強を挫折しない方法はありますか?
- プログラマーは年齢に関係なくなれますか?
- どんなプログラマー求人を選んだらいいですか?
- プログラマーが文系はやめとけといわれる理由は?
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9-1.プログラマーになるのが難しいのは嘘ですか?
プログラマーになるのが難しいのは嘘ではありませんが、その難しさを正しく理解する必要があります。
未経験からの転職が難しいのは、「継続的な学習姿勢」と「自己解決能力」が求められるからです。
IT技術は日々新しくなるため、常に学び続けなければ通用しなくなります。また、システム開発の現場では誰も答えを知らない問題が日常的に発生します。
そのため、人に答えを求めるのではなく、自力でエラーを解決する力が不可欠です。
例えば、新しい言語が登場すれば、業務時間外に学習します。エラーで半日悩んだとしても、粘り強く調査を続けて解決策を見つけ出すことが大切です。
こうした仕事をこなせるだけの素養があるかどうかを会社が見ています。
9-2.プログラミンの勉強を挫折しない方法はありますか?
プログラミングの勉強は難しいため、根性論ではなく、勉強が長く続く仕組み作りが不可欠です。
多くの方が「やる気」だけで勉強をはじめると、何度も発生するプログラムのエラーの壁にぶつかり挫折します。
最初は参考書通りにプログラミングをやっても、どこかでエラーが発生し、いくら考えても解決しないことがあります。そんな状況が続くと、モチベーションが下がっていく可能性が高いです。
そのため、モチベーションが下がって、最終的に勉強を辞めてしまわないように、以下のような対策をやってみてください。
モチベーションを下げたいための対策
- 簡単なプログラムからつくる
- 勉強会やコミュニティ参加
- 学習の進捗をSNSで発信
- 分からないところに生成AIを使う
モチベーションを維持する方法は人によって違うため、自分に合う方法を模索して勉強を長く続けることが大切です。

9-3.プログラマーは年齢に関係なくなれますか?
プログラマーになるには、年齢が大きく影響します。未経験からの転職では、35歳前後までが限界です。
40代になると、転職はほぼ不可能になります。なぜなら、会社はポテンシャルを評価して、未経験の方を採用するからです。
年齢が上がるほど、そのポテンシャル採用の枠は減っていきます。30代後半になると、即戦力級のスキルがなければ、内定をもらえません。そのため、20代であれば、実務経験がなくても、若さを理由に内定をもらえる可能性が高いです。
35歳を過ぎると、未経験者を育てるコストに見合わないと判断されます。これがIT業界の厳しい現実です。
未経験からプログラマーを目指すのであれば、一日でも早く転職しなくてはなりません。年齢によっては書類選考すら通らなくなります。
9-4.どんなプログラマー求人を選んだらいいですか?
未経験の方が最初に選ぶべき求人は、プログラマーを育てる文化がある会社のものです。
あなたの3年後、5年後の市場価値は、この最初の会社で決まります。
プログラミングスキルは一人で本を読んで身に付くものではありません。実際の仕事の中で、先輩のコードを読んだり、自分のコードをレビューされたりする中でしか、現場で通用する技術は身に付きません。
この成長の機会が、会社にあるかどうかが会社選びのすべてです。
具体的には、以下の3点が揃っているかを確認します。
- 複数人でのチーム開発体制
- 日常的なコードレビュー文化
- 若手を指導する先輩社員の存在
これらの体制が整っている会社は、プログラマーを育ててくれます。給与は、スキルが身に付けば後からついてきます。
プログラマーとして働く最初の会社は、成長できる環境の有無を軸に選ぶことが大切です。

9-5.プログラマーが文系はやめとけといわれる理由は?
「プログラマーは文系には向かない」という意見は、よくある誤解です。
出身学部と、プログラマーになれるかどうかは、まったく関係ありません。なぜなら、プログラミングに必要なのは、難しい数式を解く力ではないからです。
それよりも、物事を順序立てて考え、エラーが起きたときに、粘り強く原因を探る力のほうが重要です。この力は分かりやすい文章の構成を考えたり、相手に伝わるように話の順序を組み立てたりする作業に似ています。
実際に、文系出身で活躍しているプログラマーは、数多く存在します。大切なのは、あなたの出身学部ではありません。
物事を順序立てて考え、粘り強く取り組む姿勢のほうが重要です。そのため、出身学部を気にする必要はまったくありません。
10.ユニゾンキャリアを使わないのは絶対やめとけ
プログラマーになるときに最初に入る会社を間違えると、また転職をして苦労しなければなりません。
そんな転職の失敗を防ぎたい方は、プログラマー転職のプロ「ユニゾンキャリア」にご相談ください。
ユニゾンキャリアであれば、人事から会社の内部情報を聞いているため、「入社してから思っていたのと違う!」と入社を後悔するのを防ぐことができます。
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10-1.ユニゾンキャリアの神サービス
ここまで本記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。
せっかく未経験からプログラマーに転職するのなら、絶対にブラック企業に入りたくないですよね。
せっかくなら研修が充実していて、がっつりプログラミングができ、キャリアの幅が広い会社に入りたいのが本音だと思います。
そんなプログラマーにとって天国といえる会社に入るためには、会社ごとの働き方やキャリアについて知らないといけません。
ユニゾンキャリアであれば、会社ごとの仕事内容や働き方を把握しているので、転職の失敗をできるだけ防ぐことができます。
実際に、求人を紹介する際は1社ずつ良い面と悪い面どちらもお伝えするので、そのうえで応募する会社を選んでもらいます。
このような一人ひとりのキャリアに向き合う姿勢が評価され、Googleの口コミは400件以上で★4.8を獲得!
口コミ評価
「まずは話だけ聞いてみたい」という情報収集の段階でも歓迎です。
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10-2.ユニゾンキャリアの転職成功インタビュー

成功者インタビューより
転職活動時は何社に応募されましたか?
ユニゾンキャリアさんを利用して4社応募したところ、3社から内定をいただきました。
担当のキャリアアドバイザーの佐瀬さんに何度も面接対策をしてもらったおかげです。本当にありがたかったです。
ぶっちゃけ、年収は上がりましたか?
だいぶ上がりましたね、100万近く上がってます。もともと稼げる職業に就きたかったのでとても嬉しいです。
現職に決めた理由は何ですか?
研修制度が充実しているというのが大きかったですね。未経験からスタートするので、研修制度はかなり重要視していました。
入社後は、研修にてクラウドの基礎から学び、最終的にはAzure認定資格を取得することができました。
また、給与も良かったので、それも決め手のひとつでしたね。
槇原さんはPC初心者で資格がなくてもエンジニアに転職成功することができました。
未経験からエンジニアになれる会社は山ほどありますが、年収が100万円も上がる会社は多くありません。
ユニゾンキャリアでは、エンジニアのキャリアパスをお伝えするだけではなく、最も条件のいい会社を紹介しています。
エンジニアの転職で失敗したくない方は、ぜひユニゾンキャリアにご相談ください。