
最終更新日:2025.09.18
プログラマーに資格はいらない?必須でない理由と選び方のポイントを解説

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- プログラマーになるには資格がいらない?
- プログラマーになるのに役立つ資格は?
- そもそもプログラマ―に資格は必要なの?
プログラマーを目指すうえで「資格は不要」という声を耳にします。
資格の勉強に時間を使うべきか、ポートフォリオ作成に全力を注ぐべきか、その答えは、あなたの経験や目指すキャリアによって大きく異なります。
やみくもに動いて、貴重な時間を無駄にしてしまうのは避けたいところです。
記事の要約
本記事では、プログラマーを目指している方に向けて、資格のいらない方の特徴や、おすすめの資格について解説します。

1.資格がいらないプログラマーの特徴3選
資格がいらないプログラマーの特徴を3つ紹介します。
- ポートフォリオを作成し技術力を証明できる
- 学習能力が高い方だと資格取得は遠回り
- ゆっくりキャリアアップしたいなら不要
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1-1.ポートフォリオを作成し技術力を証明できる
資格がなくてもプログラマーとして内定を獲得する方の多くは、技術力を「ポートフォリオ」という形で見せています。
なぜなら、資格はあくまでも知識を証明するものにすぎず、「実際に開発できるかどうか」は別だからです。
例えば、静的なWebページだけのポートフォリオでは評価されません。APIを活用してデータのやり取りができたり、ログイン機能を実装したりと、様々な技術が使われているポートフォリオがあると、高く評価されやすくなります。
つまり、コードを書く力があるなら、資格がなくてもチャンスは十分にあるのです。
1-2.学習能力が高い方だと資格取得は遠回り
自ら学ぶ力がある方にとって、資格取得はかえって遠回りになることがあります。
多くの企業が採用で本当に知りたいのは「資格を持っているか」以上に、「その方が新しい技術を学び、手を動かして何かを創り出せるか」というポテンシャルだからです。
学習サイトや書籍で得た知識をもとに、オリジナルのWebサービスやツールをポートフォリオとして作成することをおすすめします。
資格取得に時間を費やすよりも、質の高いポートフォリオをひとつ作り上げるほうが、結果としてあなたの評価を大きく高める近道になります。

1-3.学歴のある第二新卒は資格は不要
第二新卒である程度の学歴がある方は、資格がなくても選考通過できることがあります。前職がまったく関係ない仕事だったとしても、学歴がひとつの基準になるからです。
特に大卒や専門卒の方であれば、プログラミングスキルが完璧でなくても、「学ぶ力がある」として内定を獲得しやすいです。しかも最終学歴だけでなく、高校や大学名まで見られることも少なくありません。
とはいえ、まったく勉強していない状態だと、「学歴があるだけの人」と見なされてしまいます。入門書を読み、面接で「何を学んだか」「どこが難しかったか」など話せるようにしておくだけでも評価は変わってきます。
学歴があっても、やる気が見えなければ意味がないので、実際に手を動かして学ぶことが大切です。
2.資格の必要・不要を企業視点でチェック
企業視点で、プログラマー未経験者・経験者のそれぞれで何を見られているのかを解説します。
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2-1.未経験の方なら資格取得で適性を判断
プログラマー未経験者の場合、企業は資格の有無を「IT分野への適性」や「学習意欲の表れ」として評価することがあります。
ITパスポートや基本情報技術者試験のような基礎知識を証明できる資格を取得していると、「最低限のITリテラシーがある」と判断され、書類選考で有利に働くからです。
資格を取得する過程でプログラミングの基礎知識や考え方を学べるため、面接での受け答えや簡単な実技試験でも、その知識が活きてきます。
ただし、資格だけでは「現場で活躍できるかどうか」は判断しにくいため、企業としてはあくまで「やる気」や「素質の指標」として見る傾向があります。
資格を取得することはゴールではなく、それを土台にしてポートフォリオ作成やスキルの習得に取り組むことが重要です。
2-2.経験者は資格ではなく開発経験を評価
プログラマーの実務経験がある方に対して企業が重視するのは、資格よりも「どんな開発をしてきたか」「どのようなスキルを持っているか」です。
特に中途採用では、現場で即戦力として働けるかがポイントになるため、資格の有無はあまり問われません。
例えば、「Javaで業務システムを開発していた」「Reactを用いたフロントエンド開発をリードしていた」といった具体的な経験のほうが、採用担当者にとっては有益な情報です。
また、GitHubやポートフォリオサイトに自身のプロジェクトを公開していると、スキルの裏付けとして非常に説得力があります。
そのため、経験者の場合は資格取得に時間を割くよりも、開発実績を積み重ねたり、新しい技術へのキャッチアップに注力したりする方が効果的です。
3.評価が適正な企業に転職すれば年収アップも
資格よりもスキルや実績を評価する企業に転職することで、年収を上げられます。特にエンジニア採用に力を入れているIT企業や、スタートアップ、外資系企業では資格よりも実務経験や技術力が重視されます。
実務経験や技術力が重視される企業は、スキルをアピールできれば前職よりも高い年収を得られるケースも珍しくありません。
一方で、年功序列の風土が強い企業や、独自の給与テーブルが厳格に定められている会社の場合、個人のスキルが高くても、それが給与に反映されにくいことがあります。
そのため、ご自身のスキルを正当な年収に繋げたいのであれば、転職先候補の企業がどのような評価制度を持っているか、事前に確認することが非常に重要です。
4.資格が必要なプログラマーの特徴5選
資格が必要なプログラマーの特徴を5つ紹介します。
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4-1.基本的なIT知識を持っていない
未経験や独学からプログラマーを目指す場合、IT業界で使われる専門用語やシステムの構造を理解するのに苦労することがあります。
明確な学習手順があるわけではないので、何を勉強したらいいか迷ってしまう方は多いです。こうした場合、「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」などの資格学習を通じて、基本的な知識を身に付けることが可能です。
資格の取得を目指す中で、現場で役立つ知識やスキルも少しずつ身につけていくことが大切です。
4-2.ポートフォリオ作成が大変でつらい
「ポートフォリオを作る時間がない」「何を作れば良いか分からない」と悩む方にとって、資格取得はスキル証明の代替手段として役立ちます。
特に未経験の方がポートフォリオを作成しようとすると、1,000時間ほどの時間が必要とも言われており、大きな負担になります。
「基本情報技術者試験」や「Java Silver」などの資格は、約200時間の学習で取得が可能で、どの企業でも評価されやすいのが特徴です。
資格を持っていれば、選考の場で「一定レベルのプログラミング知識がある」と判断され、ポートフォリオを提示しなくてもスキルを証明できます。

4-3.運用・保守からキャリアチェンジ
システム運用・保守の業務から、開発エンジニアへの転身を目指す方にも、資格取得は役立ちます。
運用・保守と開発では必要なスキルが異なるため、開発に必要な知識の証明として「Java Silver」の取得がおすすめです。
実際に、多くの企業ではJava Silverを取得することで、システムの改修業務や新機能の実装工程を担当させてもらえるケースがあります。
特にJavaは大企業の案件での採用例が多く、キャリアアップや安定を目指す方にとって最適です。
安易にほかの言語を学んでしまうと案件が限られ、実務経験を積みにくくなる恐れがあることには注意が必要です。
4-4.担当する技術領域を広げたい
「新しい領域に挑戦したい」ときは、資格の取得をすることで技術領域を広げることができます。実務経験がなくても、資格を通じてスキルを習得していれば、企業側から新しい業務を任されるきっかけになります。
例えば「ORACLE MASTER」を取得し、SQLが使えれば、データベース構築業務にも携わることが可能です。
PythonやSQLなど複数の技術を持つ人材は希少であるため、資格があることで「この人に任せられそうだ」と判断してもらえるのです。
もちろん、ポートフォリオ作成や技術書を活用した学習も大切ですが、資格は成果が明確で企業側から評価されやすいという強みがあります。
ただし、実際に新しい領域を任されるには、日頃の業務で成果を出し、周囲からの信頼を得ることが必要です。
4-5.詳細設計に携わるための準備
詳細設計を担当するには、より高度で幅広い知識が必要となります。プログラマーとして設計工程にステップアップするには、資格取得を通じた学習が非常に役立ちます。
例えば、データベース系なら「ORACLE MASTER」、サーバーなら「LPIC-1」、IT全体の応用力を身に付けるには「応用情報技術者試験」などの資格が代表的です。
これらを学ぶことで、実装だけでなくシステム全体の構造を理解できるようになり、詳細設計にも対応できる人材として評価されます。
基礎的な知識だけでは足りないため、より高度な内容まで学び、それを証明できる資格を複数取得することで、ポテンシャルを認めてもらえる可能性が高まります。
5.プログラマーの転職はユニゾンキャリア
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5-1.ユニゾンキャリアのサービスの特徴
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございます。
「資格がないと転職って難しいのかな?」
その一心で資格について調べたものの、結局どの道が自分のキャリアにとって正解なのか、不安になっていませんか?
あなたの経歴や目指す企業によって、評価されるポイントは異なります。
時間と労力をかけた努力が、的外れなアピールになってしまうのは避けたいですよね。
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5-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
ITエンジニアを目指すようになったきっかけを教えてください!
最初はエンジニアという職業についてあまり具体的なイメージが無かったんです。それこそただパソコンに向かって作業をしている人、みたいなイメージでした(笑)
でも、ユニゾンキャリアさんでIT業界やエンジニアの職種・業務内容の詳しい説明を聞いて、自分が興味を持っているのは開発系のエンジニアかもしれないと気付きました。
それでJavaを触ってみたら、これは自分でもできるなって思ったので、そこからどんどん道を繋げていったらシステム(SE)エンジニアという結論に至りました。
エンジニアって色々な職種があるので、未経験から目指す方は、自分の興味のある言語に触れてみて「できそうだな」と思ったら適性アリと考えても良いのかなと思います。
選考を進めるうえで勉強や資格は必要でしたか?
自分は自主的に半年くらいJavaの学習をしていたのですが、資格は持っていませんでした。それでも内定は出ているので、絶対に必要だとは思いません。
ただ、もちろん資格は無いよりあった方がいいですし、もし資格が取れなかったとしても、少しでも勉強すればそれが自分の経験になるので、ある程度はやった方がいいかなって思います。
面接では資格の有無というよりは、学習意欲があるということを伝えるのが結構大事なんじゃないかなと思いますね!
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