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未経験からプログラマーになるには?独学での勉強方法も解説

未経験からプログラマーになるには?独学での勉強方法も解説

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • 未経験からプログラマーになるにはどうすればいい?
  • 未経験からプログラマーになるための勉強法を知りたい!
  • 未経験からプログラマーへ転職する時の注意点ってあるの?

未経験からプログラマーへ転職は不安を感じるかと思います。

納得のいくキャリアを築くためにもどういった転職をするかは重要です。

記事の要約

本記事では、未経験からプログラマーを目指す人に向けて、知っておくと有利になるような情報を多く解説します。

目次

1.未経験からでもプログラマーになれる?

結論からいうと、未経験からでもプログラマーになることはできます。

その理由として、以下の3つが挙げられます。

  • プログラミング以外のスキルも必要とされている
  • IT人材が不足している
  • オンライン教育が充実している

これらの理由について、下記で詳しく解説していきます。

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1-1.IT業界以外でも必要とされている

プログラミングスキルが必要とされるのは、もはやIT企業だけではありません。あらゆる産業でDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速しており、各業界の専門知識を持つプログラマーの価値が急上昇しています。

例えば、金融業界ではFinTechの決済アプリ開発、製造業では工場の自動化やIoTでの予知保全、さらに医療現場での電子カルテシステムや、小売業におけるAIの需要予測など、その活用範囲は急速に広がっています。

これは未経験者にとって大きなチャンスです。なぜなら、優れたシステム開発には技術だけでなく、その業界の深い知識が不可欠だからです。

元銀行員が金融システムの課題を的確に捉えたり、元工場勤務者が現場の非効率を解消するシステムを具体的に設計したりと、あなたの前職経験こそが強力な武器になります。その「当たり前」が、開発現場では非常に貴重な知見となるのです。

1-2.IT人材が不足している

IT人材そのものが不足している点も、未経験からプログラマーになれる大きな理由です。

2019年に経済産業省が公開した「IT人材需給に関する調査」によると、以下のようなデータが出ています。

IT人材の需給

2018年時点で20万人以上のIT人材が不足しており、2030年には最大で79万人が不足すると予測されています。

今からでもしっかりとスキルを身に付ければ、未経験者でも十分活躍できる環境と言えるのです。

1-3.オンライン教育が充実している

かつてプログラミングの学習は、高額な専門学校に通うか、分厚い専門書を独学で読み解くしかありませんでした。

しかし現在は、オンライン上に質の高い学習ツールが豊富に揃っており、時間や場所、費用を問わずスキル習得が可能です。

主なオンラインのプログラミンング学習ツールの例

  • オンライン学習サイト(Progate,どっとインストールなど)
  • 動画学習プラットフォーム(Udemyなど)
  • プログラミングスクール(オンライン/通学)

オンライン教育ツールはスクールと比べると費用を抑えられるため、気軽に勉強を始められるところもおすすめのポイントです。

隙間時間を活用しながらオンライン教育ツールを活用して、効率よくスキルアップを目指せます。

1-4.学歴・年代別・文理別に関する質問

ここからは、学歴・年代・文理に関する質問を取り上げます。

プログラマーになるのにはどのような学歴が必要?

結論から言うと、プログラマーの採用において学歴はほとんど問われません。IT業界は、肩書よりも「何が作れるか」という成果が重視される実力主義の世界だからです。

技術の進化が非常に速いため、大学での学びよりも、自ら最新技術を学び、手を動かして形にできる能力が高く評価されます。そこで、学歴以上に決定的に重要となるのが、自身のスキルを客観的に証明する「ポートフォリオ(制作実績)」です。

自作のWebサイトやアプリケーションは、あなたが持つ技術力、問題解決能力、そしてプログラミングへの熱意を採用担当者に何よりも雄弁に伝えてくれます。

面接官が見たいのは卒業証書ではなく、あなたが書いたコードそのものです。学歴に自信がなくても、質の高いポートフォリオを準備できれば、それを凌駕する評価を得ることは十分に可能です。

30代未経験からプログラマーになるのはキツイ?

不可能ではありませんが、20代とは異なる明確な「戦略」が必須です。

若手がポテンシャルで評価されやすいのに対し、30代には技術力に加えて「ビジネスへの貢献度」が期待されるからです。

そこで武器になるのが、これまで培ってきた社会人経験です。例えば、前職で培った課題解決能力や顧客との折衝経験、プロジェクト管理スキルなどは、ただコードが書けるだけの若手にはない大きな強みとなります。

これらの経験とプログラミングスキルを掛け合わせ、「〇〇業界の知識を活かして、現場の課題を解決できるエンジニア」のように、あなただけの付加価値をアピールすることが重要です。

質の高いポートフォリオで技術力を証明しつつ、面接では自分の経験が開発現場でどう貢献できるかを具体的に語れるように準備しましょう。

文系でもプログラマーになれる?

答えは明確に「YES」です。プログラミングは理系の専門分野だと思われがちですが、実務で最も重要なのは数学の知識よりも「物事を順序立てて考える論理的思考力」です。

これは、説得力のある文章を構成したり、複雑な課題を分析したりする中で、文系の方々も日常的に鍛えている能力です。

むしろ、文系出身者ならではの強みが活きる場面は数多くあります。

例えば、顧客の要望を正確に汲み取るコミュニケーション能力や、チームで円滑に開発を進める調整力は、プロジェクトの成功に不可欠です。
また、海外の技術ドキュメントを読み解く読解力も、最新技術を学ぶ上で大きな武器になります。

「文系だから」とためらう必要は全くありません。まずは無料の学習サイトなどで一度プログラミングに触れてみて、パズルを解くような楽しさを感じられるか、ぜひ試してみてください。

2.未経験からプログラマーになるには?社会人・大学生・高校生向けにそれぞれ解説!

ここでは、未経験からプログラマーになる方法を紹介します。

どのようにしてプログラマーになるのか、社会人、大学生、高校生に分けて方法を取り上げて解説していきましょう。

  • 未経験からプログラマー転職に挑戦する社会人向け
  • 大学生向け
  • 高校生向け

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2-1.未経験からプログラマー転職に挑戦する社会人向け

社会人の場合は、人によっては仕事をしながらの転職活動になるため、時間を見つけて活動していくことが大切です。

勉強も転職活動も、外部のサービスやツールを使って上手く行っていきましょう。

オンライン学習を活用する

多忙な社会人がプログラマーを目指すなら、時間や場所を選ばずに自分のペースで学べるオンライン学習サイトの活用が最も効率的です。通学制スクールより費用を抑えられる点も大きなメリットです。

学習ステップに応じて、以下のようにサイトを使い分けるのがおすすめです。

まず、入門としてスライド形式で直感的に学べる「Progate」で、プログラミングの基礎概念を掴みます。次に、短い動画で開発環境の構築など、より実践的な手順を学べる「ドットインストール」へ進みましょう。

基礎が固まったら、現役エンジニアによる豊富な講座が揃う「Udemy」で、Webアプリ開発など作りたいものに特化した講座を購入し、実際に手を動かしながらポートフォリオ制作に繋げるのが効果的です。

これらのサービスを組み合わせ、通勤などの隙間時間を活用することで、着実にスキルアップを目指せます。

現場経験を積む

未経験からいきなり人気企業や大手企業の内定を得るのは非常に困難です。そこで、キャリアの第一歩として「実務経験を積むこと」を最優先する戦略が有効です。

具体的には、未経験者採用に積極的なSES(システム・エンジニアリング・サービス)企業や、研修制度が充実した開発会社などを検討します。

独学では決して得られないチーム開発の経験(Gitを使ったバージョン管理やコードレビューなど)や、ビジネスの要件にもとづいた実装、予期せぬエラーへの対応力は、現場でしか養えない貴重なスキルです。

まずは1〜2年でも実務経験を積むことで、その後の転職活動におけるあなたの市場価値と選択肢の幅は劇的に向上します。

ただし、入社後のミスマッチを避けるため、面接で「どのような開発業務に携われるか」「研修制度は整っているか」をしっかり確認し、ステップアップの土台となる経験が得られる企業を慎重に選びましょう。

転職サポートを活用する

働きながらの転職活動は、時間的・精神的な負担が大きいため、専門の転職サポートを最大限に活用するのが成功の鍵です。

特におすすめなのが、IT業界に特化した転職エージェントです。業界知識が豊富なため、あなたのスキルレベルに合った企業を紹介してくれるだけでなく、Webサイトにはない「未経験者歓迎」の非公開求人を多数保有している点が大きな魅力です。

さらに、プログラマー転職で最も重要なポートフォリオの作り方や、技術面接の対策など、専門的な視点から具体的なアドバイスがもらえます。

企業との面倒な日程調整も全て代行してくれるため、あなたは本業に集中しながら効率的に活動を進めることが可能です。プログラミングスクールが提供する転職支援と併用するのも良いでしょう。

ユニゾンキャリアは、未経験からIT業界に挑戦する人へのサポートに特化した転職エージェントです。

面接対策や履歴書の添削など、さまざまな転職サポートを行っています。未経験からプログラマーを目指す人は、ぜひご活用ください。

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2-2.大学生向け

大学生の場合は、上手く時間を使ってプログラマーになるための勉強をすることが大切です。

最近では社会的にIT化が活発になっていることから、大学側もIT系の人材を育成しようと様々なサポートを行っています。大学にそういったサポートがある場合は、率先して使うようにしましょう。

大学でコンピューターサイエンスを学ぶ

大学生最大の特権は、体系的な知識を腰を据えて学べることです。

独学では断片的になりがちなアルゴリズムやデータ構造、ネットワークといったコンピュータサイエンス(CS)の基礎を、教授から直接学べる機会は非常に貴重です。

この土台があることで、新しい言語や技術を学ぶ際の吸収力が格段に上がり、将来応用力の高いエンジニアになるための最短ルートとなります。

単にプログラミングの書き方を学ぶだけでなく、「なぜそう動くのか」という本質を理解することが重要です。まずはシラバスを確認し、積極的にCS系の授業を履修して、専門知識の礎を築きましょう。

インターンシップやアルバイトを探す

大学で学んだ理論を実践に繋げる最も効果的な方法が、IT企業でのインターンシップやアルバイトです。

実際のビジネス要件に基づいた開発や、Gitを用いたチームでのバージョン管理、コードレビューといった、独学では決して得られない「現場の作法」を肌で学べます。

学生時代から実務経験を積むことで、他の学生と大きく差をつけ、即戦力として高く評価されるため、就職活動を圧倒的に有利に進めることが可能です。

給与を得ながらスキルアップできるだけでなく、社員との繋がり(人脈)が生まれ、そのまま内定に繋がるケースも少なくありません。

オープンソースプロジェクトに参加する

スキルを実践的に証明し、世界中のエンジニアと繋がるには、オープンソース(OSS)プロジェクトへの参加がおすすめです。

GitHubなどで公開されているプロジェクトに参加し、まずは簡単なドキュメントの修正やバグ修正といった小さな貢献から始めてみましょう。

他人が書いた質の高いコードを読んだり、プルリクエストを通じてフィードバックをもらったりする経験は、授業やインターンとはまた違った成長をもたらします。

あなたのGitHubアカウントは、活動実績を示す「現代的な履歴書」となり、技術への熱意と自走力をアピールする強力な材料になります。

2-3.高校生向け

高校生の場合、まずは今後どのような進路を歩いていきたいかを考えていきましょう。

プログラマーに興味をもったなら、まずはプログラミング言語に触れてみるところから始めるのが大切です。

プログラミング言語を学ぶ

プログラマーに興味を持ったなら、まずはプログラミング言語を学ぶところから始めましょう。

初心者におすすめしたい言語は以下の通りです。扱いやすく、汎用性の高い点がポイントとなります。

初心者におすすめのプログラミング言語

  • Python
  • Java
  • C言語
  • PHP

参考書や勉強サイトを利用することで、効率よくプログラマーになるための勉強が行えるため、おすすめです。

情報系学部のある大学を目指す

高校生のうちにプログラマーを目指すのであれば、情報系の学部・学科がある大学への進学が最も王道かつ確実なルートです。

独学では断片的になりがちなコンピュータサイエンスの基礎理論(アルゴリズムなど)を、体系的なカリキュラムに沿ってゼロから学べる環境は非常に価値があります。

同じ志を持つ仲間や、専門知識が豊富な教授陣に囲まれて学ぶ4年間は、技術的な成長はもちろん、将来に繋がる人脈を築く上でも大きな財産となるでしょう。

大学選びの際は、単なる偏差値だけでなく、AIやWeb技術など現代的なカリキュラムが組まれているか、教授陣の研究分野、そして有名IT企業への就職実績などを調べてみてください。

大学は、プログラマーという目標に向かうための最高の準備期間です。この時間を最大限に活用し、専門知識の土台を固めることが、将来のキャリアを大きく左右します。

大学4年間で築いたその専門知識を、後悔のないキャリアの第一歩に繋げませんか?

IT就活のプロが、あなたの価値が最大限に活きる企業への就職を、最後まで伴走しサポートします。

まずは、あなたのご経歴からお選びください!

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3.未経験からプログラマーになるのにおすすめの就職・転職方法

ここからは、未経験者がプログラマーになるためにおすすめしたい、就職・転職方法をご紹介します。

プログラマーとしての優良企業を探す際のコツもあわせて解説しますので、ブラック企業に引っかからないためにも参考にしてみてください。

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3-1.未経験からプログラマーに転職する方法

未経験者からプログラマーになるには、転職エージェントと転職サイトを併用するといいでしょう。できれば転職エージェントや転職サイトは、IT企業に特化したものを選ぶべきです。

より多くのサービスを活用すれば、そのぶん数多くの企業の求人に出会えます。できる限りさまざまなサービスを、同時に活用していくようにしましょう。

転職エージェント

ぜひ利用してほしい転職エージェントを、2つピックアップして解説します。

どちらもITに特化した転職エージェントのため、自分に合った方を使うようにしましょう。

会社名 特徴
ユニゾンキャリア ・年収アップしやすい ・IT業界未経験者の転職に強く、多数の実績がある
レバテックキャリア ・Web系の求人に強い ・IT業界経験者の転職におすすめ

転職サイト

続いて、おすすめの転職サイトを3つご紹介します。

ITに特化しているサイトではありませんが、どれも大手求人サイトのためIT系の求人が豊富に取り扱われています。

会社名 特徴
doda ・エージェント機能が充実している
マイナビ転職 ・未経験者OKの求人が多い
リクナビNEXT ・世代を問わず利用できる

3-2.【注意】未経験歓迎のプログラマー求人はブラック企業?

未経験者がプログラマー求人を探していると、「未経験者歓迎のプログラマー求人はブラック企業が多い」という噂を耳にするかもしれません。

しかし、すべての未経験者OK求人がブラック企業だというわけではありません。中には未経験者を自社で育成することで、一人前のプログラマーとして活躍できるような環境を整えている企業も多いです。

ただし、「研修充実!未経験からITエンジニアになれる!」といったキャッチコピーで求人を出している企業には注意しましょう。

特に、研修と称してコールセンター業務や家電量販店での仕事をさせるような企業はブラック企業です。

そのような企業は就職・転職時には見抜けないことが多いです。口コミサイトや転職エージェントを駆使してそのような企業に就職しないようにしましょう。

甘い言葉でキャリアを無駄にしないために、IT業界を知り尽くした私たちが企業の真の姿をお伝えします。

あなたが安心してエンジニアとしての第一歩を踏み出せるよう、徹底的に伴走します。

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4.未経験からプログラマーになるための独学での勉強方法

未経験者がプログラマーになるには、いったいどのような勉強をすればいいのでしょうか。ここでは、「オンライン学習サイトを利用する」と「書籍でプログラミング言語を勉強する」という2種類の方法をご紹介します。

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4-1.オンライン学習サイトを利用する

スクールに通うよりも安価で、書籍で学ぶよりもわかりやすく勉強ができる方法として、オンライン学習サイトはおすすめです。

ここでは、未経験からプログラマーになるためのおすすめオンライン学習サイトをご紹介します。

学習サイト名 特徴
Progate ・初歩的な内容が多いため、初心者におすすめ ・様々な言語をわかりやすく学べる
ドットインストール ・動画の時間が短いため、スキマ時間で学べる
Udemy ・動画で学習するタイプの学習サイト ・有料だが専門的でわかりやすい動画が豊富

4-2.書籍でプログラミング言語を勉強する

書籍で勉強する方法も、未経験からプログラマーになるためにはおすすめの手法です。

自分が勉強したい言語に合わせて、それに合った書籍を選んで勉強するようにしましょう。

書籍名 おすすめポイント
Python1年生 第2版 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ Pythonの基本知識について解説している書籍です。 キャラクターの会話を通して学習が進められるので、初心者でも楽しく読み進められます。
ゼロからわかるRuby超入門 Ruby初心者にぜひ使ってほしい入門書です。 図をたっぷり使って解説しているので、はじめて勉強を始める人でも納得しながら勉強できます。
スッキリわかるJava入門 第3版 40万部を突破した、Java入門書の定番です。 学習者がぶつかりがちな疑問について徹底的に解説しているので、モヤモヤをスッキリと解決できます。
改訂新版JavaScript本格入門 モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで JavaScriptを扱うプログラマー必携の書籍です。 基礎知識から実践的な内容まで、幅広く学習できます。
Go言語でつくるインタプリタ 「Monkeyプログラミング言語」のインタプリタを作り、概要を解説していく書籍です。 難解な印象があるインタプリタについて、わかりやすく学びたい人におすすめします。

5.プログラマーとは?どんな種類がある?

そもそもプログラマーには、いったいどのような種類があるのでしょうか。主な種類として、以下の6つをご紹介します。

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5-1.アプリケーションプログラマー

スマートフォンやパソコンなどで利用するアプリケーションを開発するプログラマーです。開発するシステムは主に、業務系アプリ、スマホアプリ、WEBアプリの3種類に分類されます。

また、クライアント側のシステムを作るフロントエンド、サーバー側のシステムを作るバックエンドなど、プログラマーが活躍する場面は多岐に渡ります。

アプリケーションプログラマーで使用する主な言語

  • フロントエンド言語:HTML、CSS、JavaScript など
  • バックエンド言語:Java、Ruby、PHP、Python など
  • スマホアプリ開発言語:Swift、Kotlin、Java、C#、Objective-Cなど

5-2.ゲーム系プログラマー

コンシューマーゲームやオンラインゲームなどのゲーム開発を行います。

グラフィックデザインチームや音楽チームなど、ゲーム開発に関わる様々な多職種とのコミュニケーションが必要とされる職業です。

高いプログラミング能力と、ゲーム開発への熱意が必要とされます。そのため、ゲーム好きの人が多く活躍しています。

ゲーム系プログラマーで使用する主な言語

  • 言語:C++、C#、Unityなど

5-3.オープン系プログラマー

OSなどの既定の端末上で動作するシステムを作るプログラマーです。

汎用系と対義語になっており、特定の機器の上でしか動かないクローズドな汎用機系と比較して、様々なPC上で動作するオープンなシステムである点が特徴です。

アプリケーションプログラマーのうち、主に業務系アプリケーション開発がオープン系にあたります。

オープン系プログラマーで使用する主な言語

  • 言語:C#、C++、Java、PHP など

5-4.組み込み系プログラマー

電子機器(家電やスマートフォンなど)の制御システムを開発するプログラマーです。

組み込みOSという独自のOS上で動くソフトウェアを開発することが主な仕事になります。最近ではAIやクラウド技術の発達により、技術革新が盛んに行われています。

組み込み系プログラマーで使用する主な言語

  • 言語:C言語、C++、Java、Pythonなど

5-5.汎用系プログラマー

汎用機という特定のコンピューターで動くシステムを開発するプログラマーです。

金融機関のシステムや、企業の基幹システムなど、常に稼働し使われ続けるシステムが多いことが特徴です。

軽くて処理速度が速いシステムが必要とされること、古くから存在するシステムが多いことから、比較的古い言語が使われていることが多いです。

汎用系プログラマーで使用する主な言語

  • 言語:C言語、COBOL、FORTRAN、Javaなど

5-6.通信系プログラマー

ルーターなど、ネットワーク通信で使用するシステムを開発するプログラマーです。コンピューター同士のデータ送受信を行う開発がメインです。

クラウドサービスの普及に伴い、今後も需要は高まっていくと予想されている分野です。

通信系プログラマーで使用する主な言語

  • 言語:C言語、C++、Javaなど

6.未経験者からプログラマーになるためにはどんな資格がおすすめ?

未経験者がプログラマーになるには、どのような資格を持っているといいのでしょうか。資格は絶対に必要なものではありませんが、自分のスキルを証明できるため持っていて損はありません。

ここでは、未経験者がプログラマーになる上でおすすめしたい資格を4つご紹介します。

  • 情報処理技術者試験
  • Javaプログラミング能力認定試験
  • C言語プログラミング能力認定試験
  • オラクルマスター

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6-1.情報処理技術者試験

全てのエンジニアにおすすめしたい、情報処理全般の知識が問われる国家資格です。

さまざまな種類に分類されますが、その中でもまずは「基本情報技術者試験」か「応用情報技術者試験」を取得するといいでしょう。

試験概要 基本情報技術者試験 応用情報技術者試験
試験時間 科目A:90分 科目B:100分 午前(9:30~12:00):150分 午後(13:00~15:30):150分
合格率 25% 25%
出題数 科目A:60問 科目B:20問 午前:80問 午後:11問
出題形式 科目A:多肢選択式 科目B:多肢選択式 午前:多肢選択式 午後:記述式
受験方式 CBT方式 会場での筆記試験
受験費 7,500円(税込) 7,500円(税込)
受験場所 全国のテストセンター 全国(試験会場)
開催時期 通年 4月、10月
URL https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.htm https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ap.html

6-2.Javaプログラミング能力認定試験

WEB系アプリケーションや業務系アプリケーションなど、様々な開発で使用されるプログラミング言語である「Java」のスキルを認定する資格です。

級は1〜3級に分かれており、2級以上を取得すれば面接時にスキルとしてアピールできるでしょう。

試験概要 3級 2級 1級
試験時間 60分 90分 150分
合格率(%) 59.4%(2021年度平均合格率) 59.4%(2021年度平均合格率) 59.4%(2021年度平均合格率)
合格ライン 正答率60%以上 正答率60%以上 正答率60%以上
出題数 6問 7問 2問
受験費 5,200円(税込) 6,400円(税込) 7,800円(税込)
受験場所 webリモートテスト webリモートテスト 北海道、東京、大阪 名古屋、福岡
開催時期 年により開催時期は変わります。 年により開催時期は変わります。 年により開催時期は変わります。
URL https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/jv/introduction/ https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/jv/introduction/ https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/jv/introduction/
未経験認知バナーとりあえずIT

6-3.C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験は、C言語のプログラミングスキルを問う資格です。

級は1〜3級に分かれており、1級を取得しているとC言語での開発が高いレベルで行えると判断されるため、転職活動時に高く評価されます。

試験概要 3級 2級 1級
試験時間 60分 90分 150分
合格率(%) 70.3% 70.3% 70.3%
合格ライン 正答率60%以上 正答率60%以上 正答率60%以上
出題数 6問 8問 2問
受験費 5,200円(税込) 6,400円(税込) 7,800円(税込)
受験場所 webリモートテスト webリモートテスト 北海道、東京、大阪 名古屋、福岡
開催時期 年により開催時期は変わります。 年により開催時期は変わります。 年により開催時期は変わります。
URL https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/cp/introduction/ https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/cp/introduction/ https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv/cp/introduction/

6-4.オラクルマスター

リレーショナルデータベースの大手であるOracleの商品である「Oracle Database」のスキルを証明する資格です。

データベースを扱うプログラマーにとって、Oracle Databaseを使う機会は多いです。データベース全般の知識も問われるため、プログラマーにおすすめの資格と言えるでしょう。

試験概要 ORACLE MASTER Bronze DBA ORACLE MASTER Silver DBA ORACLE MASTER Gold DBA
試験時間 120分 150分 120分
合格ライン 65% 60% 57%
受験資格 なし なし Silver DBA 取得済であること
出題数 70問 72問 85問
受験費 29,400円(税込) 29,400円(税込) 29,400円(税込)
受験場所 全国のテストセンター 全国のテストセンター 全国のテストセンター
開催時期 通年 通年 通年
URL https://education.oracle.com/ja/oracle-master-bronze-oracle-database-12c/trackp_284 https://education.oracle.com/ja/oracle-master-bronze-oracle-database-12c/trackp_284 https://education.oracle.com/ja/oracle-master-bronze-oracle-database-12c/trackp_284

7.未経験からプログラマーになるにはスクールは必要?

プログラマーとして活躍するために、プログラミングスクールに通う未経験者は少なくありません。現在多くのプログラミングスクールが開講されていますが、効果はあるのでしょうか?

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7-1.未経験からプログラマーになるにはスクールはおすすめ

未経験からプログラマーを目指す上で、独学は挫折率が非常に高いのが現実です。解決できないエラーや、不明確な学習ロードマップが原因で、多くの方が途中で諦めてしまいます。

その点、プログラミングスクールは成功への最短ルートを体系化した環境と言えるでしょう。

現場で必要とされるスキルから逆算して作られたカリキュラムに沿って、効率的に学習を進められます。何より、現役エンジニアの講師にいつでも質問できるため、エラーで何時間も悩む時間をなくせるのが最大のメリットです。

さらに、ポートフォリオ制作のサポートや面接対策、提携企業への紹介といった手厚い転職支援も魅力です。費用はかかりますが、確実なスキル習得とキャリア実現のための投資として、非常に効果的な選択肢です。

7-2.おすすめプログラミングスクール

ここからは、おすすめのプログラミングスクールを3つご紹介します。

プログラマーになるには、これらのスクールに通うといいでしょう。

ユニゾンカレッジ

ユニゾンカレッジは、未経験からITエンジニアになるための転職サポートも行っている完全無料スクールです。

なんといっても完全無料で受講できる点が特徴であり、無料でカリキュラムの受講から転職までを一貫して行えます。

  • 受講料:完全無料
  • コースの内容:プログラミング学習、資格取得コース、自己分析、書類添削、面接対策など

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPは、転職成功者1,200人を超えているプログラミングスクールです。

幅広いIT分野のコースが開講しており、徹底したモチベーション管理によって挫折せずに学習を続けられる環境が用意されています。

  • 受講料:15,500円(税込)/月〜(短期集中コース)
  • コースの内容:プログラミング学習、自己分析、書類添削、ビジネススキル研修、面接対策など

TechAcademy

TechAcademyは、初心者が気軽に通えるプログラミングスクールです。一部のコースは経済産業省の認定講座に登録されているため、費用がキャッシュバックされる点がポイントです。

また、副業からプログラマーを目指したい人に対してのコースも開講しており、初案件のあっせんから納品まで、メンターがサポートしてくれます。

  • 受講料:7,288円(税込)/月(通常コース・社会人4週間プラン)
  • コースの内容:プログラミング学習、チャットサポートなど

プログラマカレッジ

プログラマカレッジは、パソコン知識ゼロの初心者から完全無料でプログラミングを学べる就職支援サポート付きのプログラミングスクールです。

受講料が無料ながら即戦力が身に付く質の高いカリキュラムで定評があり、卒業生に紹介可能な求人案件が常時5000件以上、就職率98.3%、平均内定獲得数3.7社という実績を持っています。

  • 受講料:完全無料
  • コースの内容:オンラインサービスによるプログラミング学習、面接対策、自己分析、資格取得支援など

また、以下の記事ではおすすめのプログラミングスクールについて詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

8.エンジニアの転職はユニゾンキャリア

「未経験からエンジニアに挑戦したい」という方は、ぜひユニゾンキャリアにご相談ください。

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8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴

成功者インタビューより

エンジニアに転職しようと思ったきっかけを教えてください!

長く働ける仕事に就きたいと思ったからです。

前職は看護師をやっていたのですが、毎日のように患者さんからのナースコールに駆けつけて、病院を動き回っていました…

このまま同じ働き方を続けるのは無理だと思いまして。

そんなときに、病院で新しいシステムの導入に携わったのですが、ITの力によって業務が劇的に改善したのを目の当たりにしたんですよ。

ITってこんなに業務効率化ができるんだと衝撃を受けました!

自分も人の役に立てるシステムを作ってみたくなって、エンジニアを目指してみようと思いました。

ユニゾンキャリアではどのような求人を紹介してもらいましたか?

上流工程を扱っている会社を中心に4社紹介していただきました。

どの会社も業界の中でもレベルが高く、最低でも2次請けの案件を扱っていたんです。

しかも社員の成長を重視していて、研修制度も充実、資格取得の補助も出る企業ばかり…

担当キャリアアドバイザーの和田さんから、転職エージェントでしか知りえない企業の内情などについても聞けたので、迷わずに志望企業を決めることができました。

最後に、ユニゾンキャリアを利用した感想をお聞かせください!

ユニゾンキャリアさんを利用して本当に良かったです!

お世辞抜きで、「未経験からエンジニアになりたい人にはみんな使ってほしい!」と思えるサービスでした。

担当キャリアアドバイザーの和田さんがポジティブな言葉で励ましてくれて、安心して転職活動を進められたんですよね。

和田さんに出会えたからこそ、スムーズに内定をいただくことができました。本当にありがとうございます。

\ご相談から内定まで完全無料!/

8-2.インフラエンジニアの転職成功事例

成功者インタビューより

ーITエンジニアに転職しようと思ったきっかけを教えてください!

ITに興味を持ち始めたのはだいたい1年前からなんですけど、転職のきっかけは大きく2つありますね。1つ目は、前職の公務員の仕事でITシステムを使う機会が増えてきたことです。特に、紙ベースの作業からシステムへの移行を経験して、「ITってすごく便利だな、可能性があるな」って実感したんです。2つ目は、働き方を変えたかったことですね。公務員の仕事は経済的には安定していましたが、時間的な自由がなくて…部署によっては日をまたぐ勤務もあって、「ワークライフバランスをもっと良くしたいな」と常日頃から思っていました。それで、「今このタイミングでエンジニアを目指して転職しちゃおう!」と決心したんです。未経験の職種に挑戦するなら、年齢的にも早い方が選択肢が広いだろうなって考えたこともありますね。

ー転職活動にかかった期間はどれくらいでしたか?

全部で3ヶ月ほどかかりました。今年で29歳になるということもあり、確実に開発エンジニアの内定を獲得するため、担当アドバイザーの佐瀬さんの助言で、Java Silverの資格を取得することからはじめました。 最初の2ヶ月はこのJava Silverの資格を取得するための勉強を行っていましたね。 合格することができたので、そこから選考を進めていき、1ヶ月足らずで内定をいただけました。佐瀬さんのサポートのおかげで、選考がスムーズに進んだと思います。

ー転職活動時に不安だったことはありますか?

正直、不安はたくさんありました。特に、IT業界の実態がよく分からなかったんです。企業のホームページには良いことばかり書いてあって、実際の業務や職場の雰囲気があまり想像できず…あと、過去の短期離職のことも気になっていましたね。「面接で突っ込まれたらなんて答えれば良いんだろう…」と不安に思っていました。

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