

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- システムエンジニアとITエンジニアの違いは何?
- システムエンジニアとITエンジニアは何をするの?
- システムエンジニアの定義とは?
エンジニアについて調べていると、システムエンジニアやITエンジニアという言葉を良く目にしますよね。
どちらも似たような響きがあり、現役エンジニアであっても混同しがちですが、業務範囲はそれぞれ異なります。
なぜ、実際は業務範囲が異なるにもかかわらず、両者を混同してしまうのでしょうか?
それは、システムエンジニアとITエンジニアをめぐる歴史的背景に理由があるのです。
記事の要約
本記事では「これからエンジニアを目指す方」に、システムエンジニアの定義やITエンジニアとの違いについて解説します。
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1.ITエンジニアとシステムエンジニアの違い
1-1.ITエンジニアはIT領域の技術者の総称
ITエンジニアはIT分野を専門とする技術者の総称で、システムエンジニアよりも広い範囲をカバーする言葉です。
以下のように、様々なエンジニア職種を含みます。
- 開発エンジニア
- インフラエンジニア
- 機械学習エンジニア
- IoTエンジニア
- 社内SE
ITという言葉が幅広い意味を持つため、ITエンジニアも多様な技術者を包括するものになっています。
システムを作る方もその基盤を支える方も、ITに関わる技術者すべてがITエンジニアなのです。
1-2.システムエンジニアは上流工程の開発エンジニア
システムエンジニアとは、一般的に上流工程を担当する開発エンジニアを指します。
上流工程はプロジェクトの初期段階で、クライアントの要望を受けてシステムの方針や設計を決めるフェーズです。
システムエンジニアは策定した仕様や設計をもとに、プログラマーと連携してシステムを形にします。
システムエンジニアが担当するシステムは、以下のように様々です。
- Webアプリケーション
- 組み込みシステム
- AIシステム
- IoTシステム
さらに、ネットワークやサーバーといったインフラの設計や、運用・保守を担当するエンジニアをシステムエンジニアと呼ぶ企業もあります。
このようにシステムエンジニアの定義は、企業によって異なります。
システムエンジニアへの転職を考えている方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。
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2.ITエンジニアよりシステムエンジニアは歴史が長い
システムエンジニアという言葉は、ITエンジニアよりも長い歴史を持っています。
その起源は1960年代のはじめ、科学技術計算などで使用される大型汎用コンピュータが誕生したころまで遡ります。
当時は「システム=大型コンピュータによる処理」という意味合いが強く、その開発や運用に携わる技術者がシステムエンジニアと呼ばれていたのです。
余談ですが、1980年ごろまでプログラミングは手書きで行っていたんですよ。
日本でITという言葉が広く使われはじめたのは、IT基本法が制定された2000年ごろです。
2000年ごろから、IT分野の技術者を「ITエンジニア」と呼ぶようになりました。
つまり、システムエンジニアという言葉はITという概念が登場する以前から存在し、時代とともにその意味や役割が広がっていったのです。
こうした歴史的な背景が、システムエンジニアに幅広い意味が含まれる理由のひとつといえます。
時代が進み、IT技術や職種が多様化した今、システムエンジニアという言葉だけではすべての技術者を表すことが難しくなってきています。
もしかすると、システムエンジニアは少し古い言葉になってきているのかもしれませんね。

3.システムエンジニアは海外には存在しない!
システムエンジニアという言葉は、日本と海外で違う意味を持っています。
本章では、日本におけるシステムエンジニアが海外ではどう呼ばれ、どのような意味を持つのかを解説します。
3-1.システムエンジニアはプログラマーが通常
海外では、システム開発に携わるエンジニアを総称して「プログラマー」と呼ぶのが一般的です。
マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏も、「私はプログラマーだ」と名乗っていました。
一方、日本では「設計をする人=システムエンジニア」、「コードを書く人=プログラマー」と呼ぶ文化があります。
上流と下流で呼び方を分けたことで、いつの間にかシステムエンジニアの立場が上、プログラマーは下というイメージが浸透してしまいました。
本来、システムエンジニアもプログラマーも同じように重要な職種です。
にもかかわらず、役割に優劣をつける風潮が優秀なエンジニアの活躍を妨げ、日本のITが海外に遅れを取る一因となっている可能性があります。
3-2.アメリカのシステムエンジニアは工学も含む
アメリカでシステムエンジニアといえば、システム工学に携わる技術者全般を指します。
例えば、工場の生産ラインやエネルギー供給システムの設計者もシステムエンジニアと呼ばれます。
つまりアメリカでは、「仕組みを作る技術者」がシステムエンジニアなのです。
一方、日本では「システムエンジニア=IT分野の上流工程を担当する技術者」と役割的な意味合いを持っています。
これは、日本のIT業界が複数の企業でプロジェクトを分担する仕組みで、工程ごとに担当が分かれているためです。
自社の担当工程だけを専門的にこなす構造が、「システムエンジニアは上流工程の担当者」というイメージにつながったと考えられます。

4.システムエンジニアの定義は会社で異なる
システムエンジニアの定義は、企業によって異なります。本章では、良くある3つのパターンについて解説します。
- システムエンジニアにプログラマーが内包
- システムエンジニアに運用・保守が内包
- システムエンジニアにインフラエンジニアが内包
4-1.システムエンジニアにプログラマーが内包
「未経験歓迎!システムエンジニア募集」と書かれた求人の場合、実際には実装やテストから経験を積むケースが多いです。そのため、定義上はプログラマーとなります。
上流工程を担うエンジニアを募集している企業は、採用要件として「詳細設計の経験1年以上」などと明確な基準を設けています。
求人に「開発経験不問」「充実した研修あり」と書かれている場合は、下流工程からのスタートになる可能性が高いです。
入社後のミスマッチを防ぐには職種名だけで判断せず、どのような業務を担当するのかを確認する必要があります。

4-2.システムエンジニアに運用・保守が内包
求人に「システムエンジニア募集」と書かれていても、実際はシステムの運用・保守業務が中心という企業も少なくありません。
運用・保守はシステムの安定的な稼働を支える大事な仕事で、トラブル対応や監視、システムのアップデートなどを行います。
運用・保守業務で培った知識や現場の対応力はシステムの設計・開発に活かせるため、決して無駄ではありません。
とはいえ、企業によってはずっと運用・保守しかやらせてもらえず、キャリアが頭打ちになることもあります。
将来的にシステム開発に携わりたいなら、面接などで入社後のキャリアパスを確認することが必要です。

4-3.システムエンジニアにインフラエンジニアが内包
システムエンジニアの求人に応募したのに、実際はインフラエンジニアの募集だったということも良くある話です。
求人にシステムエンジニアと記載する理由は、インフラエンジニアと明記すると応募の間口が狭くなり、人が集まりづらくなるからです。
企業は採用人数を増やすために、インフラ寄りの業務であってもシステムエンジニアとして募集することがあります。
このような企業に入社するとインフラの監視・運用からキャリアがはじまり、そのままインフラエンジニアの道を進むことがほとんどです。
システム開発をやるつもりで転職した方はギャップを感じて、早期に辞めてしまうことも珍しくありません。
ミスマッチを防ぐには、求人や面接などで実際の仕事内容を確認することが必要です。
もし、「自分で実際の仕事内容をしっかり確認できるか不安…」という方は、ユニゾンキャリアまでご相談ください。
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5.システムエンジニアの転職はユニゾンキャリア
システムエンジニアへの転職は、ぜひユニゾンキャリアをご活用ください。
5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
システムエンジニアは、システム開発の上流工程を担う重要な職種です。
あなたがシステムエンジニアを目指すのなら、企業ごとに定義が違う点に注意してください。
Webアプリケーションを作りたくて転職したのに、「実際は運用・保守だけだった…」といった現実に悩まされる方は少なくありません。
せっかく努力して転職したのに、「思っていた仕事と違った」なんて後悔したくないですよね。
システムエンジニアへの転職で失敗したくない方は、ぜひユニゾンキャリアにご相談ください。
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5-2.エンジニアの転職成功事例

成功者インタビューより
エンジニアに転職しようと思ったきっかけを教えてください!
長く働ける仕事に就きたいと思ったからです。
前職は看護師をやっていたのですが、毎日のように患者さんからのナースコールに駆けつけて、病院を動き回っていました…
このまま同じ働き方を続けるのは無理だと思いまして。
そんなときに、病院で新しいシステムの導入に携わったのですが、ITの力によって業務が劇的に改善したのを目の当たりにしたんですよ。
ITってこんなに業務効率化ができるんだと衝撃を受けました!
自分も人の役に立てるシステムを作ってみたくなって、エンジニアを目指してみようと思いました。
ユニゾンキャリアのサポートで特に良かった点はなんですか?
ユニゾンキャリアさんは、全体的に信頼できるなと思いました!
担当キャリアアドバイザーの和田さんが、求人だけでは知りえない情報を企業から直接ヒアリングしてくれていたので、企業の実態が知れて本当にありがたかったんですよね。
未経験である私向けには、「この会社ではこういうルートでキャリアアップしやすい」「エンジニアになれる企業はどれなのか」など、未経験である私の視点に合わせて教えてもらえました。
自分だけで転職活動を行っている時は、求人を見てもどれも同じにしか見えなくて。和田さんのアドバイスがなかったら、求人選びに迷い続けていたと思います。
あと、答えにくい質問にも答えてくれたのが良かったです。
ユニゾンキャリアさん経由で紹介していただいた企業ではなく、他社の転職フェアで気になっている企業についても聞いてみたら、和田さんに何のメリットもないはずなのに教えてくれたんですよ!
しかも転職フェアでその企業に何を聞いたらいいのかまで一緒に考えてくれて、本当に助かりました。
何社応募して何社合格しましたか?
4社応募して、最終的に1社から内定をいただけたんです。
担当キャリアアドバイザーの和田さんに転職相談をしたおかげで、選考対策などの不安を解消できたので、スムーズに転職活動を進められました。
自分にできるか不安だった方も、一歩を踏み出すことでシステムエンジニアとしての道を切り開いています。
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