
最終更新日:2025.09.10
【元SESが解説】SESのメリットとデメリットを解説!向いていない人の特徴も紹介

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- SESって良いの?悪いの?どっちなの?
- SESって正直、良い噂を聞かないんだけど…。
- 仕事選びで失敗したくないんだよねー。
求人サイトを眺めていると、ITエンジニア職で募集している企業はSESばかり…。SESは未経験の方におすすめと書いてあるけど、悪い噂も結構多く、どちらか決めかねてしまいますよね。
当社にも転職希望者の方から「エンジニア業界複雑すぎてよくわからない。SES企業はどうなの?」というお声が多数寄せられます。
記事の要約
本記事では、そんなSESへの道を決めかねている方を対象に、SESのメリット・デメリットから企業選びに失敗するとどうなのか?まで徹底的に解説します。

1.SESとは?
SESはシステムエンジニアリングサービス(System Engineering Service)の略称で、IT業界における企業間で行われる業務委託型のビジネスモデルの1つです。
SESのサービス内容は、ITエンジニアのスキルや労働をクライアント企業に貸し出を行い、作業工数に応じてクライアント企業からSES企業へ報酬が支払われます。

SES企業は、大手企業が抱えるIT人材不足を補う役割を担います。
システムエンジニアやインフラエンジニアなどのIT技術者をクライアント企業に常駐させて、クライアント企業のシステム開発やインフラ構築のお手伝いをします。
SES企業への転職を考えている方は、ユニゾンキャリアまでご相談ください。
2.SES企業でITエンジニアとして働くメリットを徹底調査
SES企業でエンジニアとして働くかどうか迷っている方も非常に多いです。
実際、SES企業でエンジニアとして働いていた、私がメリットを7つに厳選しましたので、気になる部分はチェックしてみてください。
- 幅広い仕事の経験が積める
- 大手企業でエンジニアの経験が積める
- 大手企業からの引き抜きがある
- 自社開発や受託開発に比べて未経験でも入社しやすい
- 残業が少なめのSES企業が多い
- スキルを高めると自社開発、SIerに転職可能に
- 案件が合わない場合は常駐先を変更できる
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2-1.幅広い仕事の経験が積める
SES企業でエンジニアとして働くことで、クライアント企業の様々な業務に携わるため、多岐にわたるスキルを習得することができます。
なぜ、幅広いスキルを習得できるのがメリットなのか?
それは、次のキャリアと年収アップにも繋がるからです。SESエンジニアは様々なシステム開発やインフラ構築に関れることができ、幅広い業界の開発手法やインフラ構築スキルを身につけられます。
SES企業には「インフラ」「アプリ開発」など、企業によって異なる業務が異なるため、自分のキャリアに沿った企業選びが重要です。
2-2.大手企業でエンジニアの経験が積める
2つ目のメリットは、大手企業でエンジニアの経験が積めることです。エンジニアとしてのスキルレベルの向上が見込め、年収アップやキャリアアップ転職に繋がります。
なぜ、大手企業でエンジニアの経験を積むとメリットなのか?それは以下の2つがあげられます。
大手企業で働くメリット
- 関わるシステムの規模が大きい
- 必要なスキルが高い
そのため、大手企業で経験を積むことで、大手SIerや自社開発企業のキャリアアップ転職に繋がり、年収アップを見込めます。
2-3.常駐先の大手企業からの引き抜きがある
3つ目のメリットは大手企業から引き抜きされることがあります。
たとえば、SES企業から大手SIerの案件に常駐していたとすると、大手SIerの社員から「うちの社員になりませんか?」という話があります。
このように、常駐先の大手企業から引き抜きの話がある可能性も!
SES企業とクライアント同士が引き抜きについて話合うので、合法的に進められます。決して悪いことではありません。ただ、全ての人に引き抜きの話がある訳ではなく、優秀な人だけにある話です。
\SESから大手企業で働きたい!/
2-4.自社開発や受託開発に比べて未経験でも入社しやすい
4つ目のメリットは自社開発や受託開発(SIer)に比べて、SES企業は未経験でも入社しやすいことがあげられます。SES企業は研修が充実している企業も多く、最初の業務から高度な仕事を任せられることはほとんどありません。
なお、自社開発や受託開発は技術のレベルが高いため、未経験で転職するのは難易度が高くなっています。
ポートフォリオや高度な資格をあると入社できる可能性がありますが、企業によってはWebテストの結果や学歴・経歴を見られることもあります。
そのため、未経験の方は、SES企業でスキルを磨き、自社開発や受託開発の企業へのキャリアアップすることをおすすめします。
2-5.残業が少なめのSES企業が多い
5つ目のメリットは、SES企業は残業が少ないことです。
SES企業の場合、当社の取り扱っている求人のデータによると、平均残業時間が12時間でした。
2022年のJISAの調査によると、情報サービス産業全体で所定外労働時間外は19.08時間となっており、受託開発(SIer)に比べて、SES企業の方が残業時間が少ないことが分かります。
参照:JISA
SES企業は受託開発(SIer)に比べて、残業時間が少ないということがデータでわかります。
SES企業の中にはブラック企業も存在するから注意が必要です。
しかし、SES企業の中でも残業代が出なかったり、給与が低いのにも関わらず、固定残業代が45時間に設定していたり、ブラック企業も多く存在します。SES企業に入社にする際は確認しておいてください。
2-6.スキルを高めると自社開発、SIerに転職可能に
6つ目のメリットは、SES企業でスキルを高めて、自社開発や受託開発(SIer)にキャリアアップ転職可能なことです。未経験の方の場合は学歴や経歴は少なからず見られますが、経験者の方になると話は別です。
私も2年ほど、実務を経験した際に転職を考えたことがあります。スカウトメールの登録したところ、多くの自社開発企業やSIerからお声をもらいました。
このようにスキルが高いエンジニアになると、自社開発やSIerにキャリアアップ転職可能となっています。
私の方にも、SES企業からキャリアアップしたいというお声を多くご相談いただきます。未経験からキャリアアップ転職のイメージをしやすくするため、以下の記事をご確認ください。
2-7.案件が合わない場合は常駐先を変更できる
7つ目のメリットは案件が合わない場合は常駐先を変更できる点です。
たとえば、常駐先で人間関係(苦手な人やパワハラ気質)の構築が上手くいかない場合、雇用元の営業担当に打診し、常駐先を変更することができます。
自社開発企業や受託開発企業の場合、人間関係は固定されており、SES企業のように常駐先を変更できません。
そのため、常駐先を変更できることはSES企業のメリットのひとつといえます。常駐先が合わないなどの悩みや不安があった場合は以下の記事を確認してみてください。
3.SES企業でITエンジニアとして働くデメリット【実際の体験談】
現在、エンジニアを目指して、転職活動をしている中で、SNSやインターネットを見てSES企業って「いい噂聞かないなぁ」と感じている人も多いというのは事実です。
私が未経験からエンジニアを目指して転職活動を行い、SES企業でエンジニアとして、実際に働いていた体験をもとにデメリットを作成しました。
- 企業によってはスキルが身につかない
- 給料上がりくい仕組みになっている
- 待機期間は給料が4割カットされる
- プロジェクト途中で契約が切られる
- 還元率が低い企業が多い
- 現場(案件)を変えれない場合がある
- SES企業(雇用元)との帰属意識が薄くなる
- スキルシートに嘘を書き経歴詐称を要求してくる
- 家電量販店・コールセンター・携帯販売ショップに派遣される可能性がある
- 未経験の場合、案件を断れない
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3-1.企業によってはスキルが身につかない
SESのデメリットとしてまず挙げられるのが、入社する企業によってはスキルが身に付きにくいという現実です。SESのスキルが身に付かない理由には、主に以下の2つが挙げられます。
SES企業でスキルが身に付かない理由
- 未経験だと案件を選べないことがある
- ヘルプデスクなど、キャリアアップに繋がりにくい業務を担当する場合がある
特に未経験の方の場合、自分の希望やキャリアプランに合わない案件でも断ることが難しいケースが少なくありません。
その結果、ヘルプデスクやテスターといった、将来的なキャリアアップに繋がりにくい案件を長期にわたって対応してしまう恐れがあります。
もちろん、全てのSES企業がそうだというわけではありません。しかし、若手エンジニアのキャリアを考えない企業に入社してしまうと、貴重な時間を無駄にしかねないため、企業選びは慎重に行うべきです。
3-2.給料上がりくい仕組みになっている
SESとして働くようになると、「エンジニアは給料が良い」と聞いていたのに、話が違うじゃないかと感じる方は少なくありません。
実は、SESという働き方には、頑張りが正当に評価されず、給料が上がりにくいというデメリットが存在します。
私もSES企業でエンジニアとして働いていた時「これだけ頑張ってお客様から評価をもらってるのに、給料が上がらない」と、もどかしい気持ちになっていました。
給料が上がりにくいのは、SESが客先常駐、つまりクライアントの企業で働くという勤務形態だからです。
SES企業からすると、あなたが客先でどのように働いているか実際に見ることがないため、評価基準が曖昧であるケースが多いのです。
このように、客先常駐という働き方が、あなたの頑張りや評価が給与に結びつきにくい構造的な問題を生んでいるのです。
3-3.待機期間は給料が4割カットされる
「待機期間中に給料が4割もカットされる」と聞くと、多くの方が「そんなことが許されるの?」と疑問に思うはずです。原則として、企業が一方的に従業員の給与を減額することは、労働契約法で認められていません。
しかし、「待機期間中は給与を6割支給する」といった内容が雇用契約書や就業規則に明記され、これらの契約に同意して入社した場合は、契約通りの給与が支払われているにすぎません。
実際に、多くのSES企業では待機期間中の給与カットが契約に含まれており、これが常態化しているケースも少なくありません。
エンジニアからすれば、「会社の営業力不足が原因なのに、なぜ自分たちの給料が減らされるのか」と不満に感じるのは当然です。この待機期間中の給与カットが引き金となり、退職を決意する方も多いのです。
入社してから後悔しないように、内定承諾前には雇用契約書を隅々まで確認し、待機期間中の給与について必ず確認してください。
3-4.プロジェクト途中で契約が切られる
SES企業で働く4つ目のデメリットは、プロジェクトの途中で契約が終了してしまうリスクがあることです。
プロジェクトが中途半端な状態で終わると、自分が開発したシステムや機能が、最終的にどのような評価を受けたのかを知ることができません。
これでは、自身の技術的な判断が正しかったのか、もっと良い方法はなかったのかといったフィードバックを得る機会を失ってしまいます。
私自身も、過去にプロジェクトが突然終了し、「あれだけ打ち込んだ時間は一体何だったんだ…」と、やり場のない気持ちになった経験があります。
結果として、経験がスキルとして正しく積み上がっているかを確認できず、成長実感を持ちにくいという問題につながります。
エンジニアとしてのキャリアを考えた時、成果を見届けられずに経験が途切れてしまうことは、SES企業で働くことのデメリットのひとつです。
3-5.還元率が低い企業が多い
SES企業で働く上で、あなたの給与を大きく左右する重要な指標が「還元率」です。この数字が低いと、どれだけ現場で高い評価を得ても、給与が上がりにくいという状況に陥ってしまいます。
そもそも還元率とは、クライアント企業がSES企業に支払うエンジニアの月額単価(売上)のうち、何%がエンジニア本人に給与や賞与として支払われるかを示す割合のことです。
例えば、あなたの単価が月額100万円だった場合、金額は以下のようになります。
還元率が50%の企業の場合
支払われる金額:100万円×50%=50万円
この50万円が、あなたの給与や賞与の原資となります。残りの50万円は、営業担当者の人件費やオフィスの賃料、会社の利益など、いわゆる運営コストに充てられます。
問題は、この還元率が企業によって大きく異なり、しかも公表されていないケースがほとんどだという点です。正直なところ、面接で「還元率は何%ですか?」と直接聞いても、明確な回答を得られることはまれです。
だからこそ、給与制度や評価制度について、一歩踏み込んで確認する必要があります。
「どのような成果を上げれば、昇給に繋がりますか?」「単価の評価は、どの程度の頻度で見直され、給与に反映されますか?」といった質問を通して、あなたの頑張りが正当に給与へ反映される仕組みがあるかを見極めてください。
あまりにも還元率が低い企業に入社してしまうと、自身の市場価値と給与の間に大きなギャップが生まれ、働くモチベーションを維持することが難しい状況に陥ってしまいます。
3-6.プロジェクトを変更できないからスキルが上がらない
プロジェクトを変更できず、スキルを挙げられないのもSES企業で働くデメリットのひとつです。
SESとして働くとなかなかプロジェクト変更できない理由は、SES企業がエンジニアの成長を考えず、短期的な利益しか考えていないことが挙げられます。
なぜなら、SES企業からすると、一度決まったプロジェクトにエンジニアを長期間配置し続けるのが、最も手間なく安定して利益を上げられる方法だからです。
もちろん、本当にエンジニアのことを考えてくれる優良なSES企業も存在します。そういった企業は、定期的に営業担当者とのキャリア面談を設け、あなたのスキルプランに合ったプロジェクトへの異動を積極的に支援してくれます。
入社後すぐに「プロジェクトを変更してほしい」というのは現実的ではありません。
しかし、自ら資格取得などの学習を進め、明確な目標を提示できるのであれば、1年程度を目安に次のステップを交渉するのは、エンジニアとして正当な権利だと私は考えています。
3-7.SES企業(雇用元)との帰属意識が薄くなり、モチベが上がらない
まだ、SES企業に勤めたことがイメージしにくい点だとですが、ずっとクライアント先にいると、帰属意識が薄れモチベーション低下につながります。
私がSES企業でエンジニアとして働いている時にも「誰のため、何のために働いているのだろう」「任される仕事が簡単で責任感がない」といったこんな気持ちになったことを覚えています。
働いているうちにこのような気持ちになる方も一定数います。
SES企業で働いているエンジニアは帰属意識がなくなり、勉強やスキルが身につけるモチベーションが下がるのは、デメリットのひとつだと私は感じています。
ただ、「SES企業で働くのはスキルを身に付けるため!」「給料が低くても最初のうちは我慢できるし、良い案件にアサインできるなら良い!」と、今は成長期間と割り切ることができるなら、SES企業に入社するのもありです。
SES企業で経験したあと、どのような企業に入社できるのかを確認しておくとモチベーション維持にもつながります。
3-8.スキルシートに嘘を書き経歴詐称を要求してくる
SES企業の中には、エンジニアにスキルシートの嘘、つまり「経歴詐称」を強要する悪質な企業が残念ながら存在します。これは、エンジニアのキャリアを崩壊させかねない、非常に危険な行為です。
まず、なぜこのようなことが起こるのかを説明します。 SESでは、プロジェクトへの参画前に、クライアント企業との「客先面談」が行われます。この面談で、あなたのスキルや経験を証明するのが「スキルシート」です。

クライアントは、スキルシートを見て「この人なら月額80万円の価値がある」「このスキルなら安心して任せられる」と判断します。
経歴詐称を強要する企業は、エンジニアの単価を釣り上げ、自社の利益を最大化するために、スキルシートに嘘の情報を記載させます。
悪質なSES企業が行う経歴詐称の例
- 実務経験1年を「リーダー経験ありの3年」と偽る
- 触ったこともないプログラミング言語を「使用経験あり」と記載する
- 取得していない資格を「保有資格」と偽る
もし経歴詐称が発覚すれば、クライアントから損害賠償を請求される恐れがあります。
万が一、バレずにプロジェクトに参画できたとしても、常に「嘘がバレるのではないか」という恐怖心に苛まれ、過度なプレッシャーから精神的に追い詰められてしまいます。
経歴詐称は、あなたを守るどころか、あなたの価値を貶め、キャリアを食い物にする犯罪行為に等しいものです。
もし、あなたのいる会社が経歴詐称を強要してくるのであれば、それはあなたの将来をまったく考えていない証拠です。一刻も早く、その環境から離れる決断をしてください。
3-9.家電量販店・コールセンター・携帯販売ショップに派遣される可能性がある
SES企業にエンジニアとして入社したのにも関らず、家電量販店やコールセンターに派遣させる企業が一定数存在します。
このような悪質なSES企業では、エンジニアのキャリアをまったく考えず、「とにかく人を派遣して利益を出す」ことしか考えていません。
悪質なSES企業は「未経験からエンジニアになれる!」といった魅力的な言葉で多くの求職者を集めます。
しかし、実際には未経験者向けのIT案件を確保できる営業力がなく、待機期間で給与を払うことを嫌って、全く関係のない家電量販店などの案件にエンジニアを派遣するのです。
言うまでもありませんが、家電量販店やコールセンターで得られるのは接客スキルだけで、エンジニアとしてのスキルは一切身に付きません。
キャリアのスタートで悪質なSES企業に入社してしまうと、エンジニアとしてのキャリアは完全に停滞し、同年代との間には取り返しのつかないほどのスキル差が生まれてしまいます。
「未経験大歓迎」などを強調し、具体的なプロジェクト内容の説明が曖昧な企業には、最大限の注意を払ってください。
3-10.未経験者の場合、案件を断れない
未経験でSES企業に入社すると、紹介された案件を事実上、断ることができないというケースが残念ながら多くあります。なぜなら、ITスキルや実務経験がない未経験の方は、紹介できる案件が極端に限られてしまうのが実情だからです。
また、営業担当者も、数少ない選択肢の中から必死で獲得してきた案件であるため、「とにかくここで決めてほしい」というプレッシャーをかけてくることがあります。
エンジニア側も、「これを断ったら、次にいつ案件を紹介してもらえるか分からない」という不安から、本意ではないプロジェクトでも受け入れざるを得ない状況に追い込まれがちです。
ただ、悪質なSES企業の場合、ITスキルが全く身に付かない案件を紹介してくることもあります。
あなたのキャリアはあなた自身が守るしかありません。そのため、もしあなたの将来を考えない企業が、スキルアップに繋がらない案件を強引にすすめてきた場合は、勇気を持って断るべきです。
4.ネットの噂「SES やめとけ」の理由を解説
SNSや動画サイトで、「SES やめとけ」といわれているのは事実です。以下のようなSESの噂をネットで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
ネットでよく聞くSESの噂
- なかなか給料が上がらず評価基準が不満
- 案件が決まらず自信をなくしてしまった
- 次の案件が決まるまでの待機時間に不安を感じる
- 客先常駐が自分の性格に合わない
- スキル不足で常駐先に切られるか不安
- 案件にガチャ要素があって伸ばしたいスキルと違う
- そもそも業界構造に問題があるのでは?と懐疑的になる
私の個人的な意見としては、優良なSES企業であれば「やめとけ」ということは一切思いません。 むしろ、多様な経験を積んでスキルアップできるため、未経験におすすめの働き方だと考えています。
問題なのは、「一定数、存在する悪質なSES企業」や「エンジニアのための制度を構築していない企業」です。あなたのエンジニアとしての第一歩を成功するためには、悪質なSES企業に転職しないよう注意しなくてはなりません。
せっかくエンジニアになれたのに、企業選びを間違えたせいで「SESは最悪だ」「IT業界なんて辞めたい」となってしまうのは、本当にもったいないことです…。
ユニゾンキャリアは、ネットの情報だけではわからない企業の内部情報や、エンジニア一人ひとりのキャリアを真剣に考えてくれる優良企業を熟知しています。
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5.そもそもSES企業に向いていない人の特徴
今までSES企業のメリット・デメリットを解説してきましたが、どのような働き方にも向き不向きは存在します。
本音でお伝えすると、私が多くのエンジニアと接してきた中で「この方はSES業界で活躍し続けるのは難しいかもしれない」と感じた方のほとんどが、1年以内に別の道を選んでいます。
これは脅しではありません。大切な時間を無駄にしないためにも、業界に足を踏み入れる前に、あなたのがSES企業に向いているか確認してください。
SES企業向いていない可能性が高い方には、以下の3つの特徴があります。
SES企業に向いていない方の特徴
- 新しいことを勉強し続けるのが苦痛な方
- 人の話を素直に聞けず、自分のやり方に固執する方
- 職場や人間関係など、環境の変化に対応するのが苦手な方
もし、上記のいずれかに強く当てはまると感じた場合、残念ながらSES企業で働くことはもちろん、エンジニアとしてキャリアを築いていくこと自体、いばらの道になる恐れがあります。
なぜなら、これらはエンジニアとして働く上で、技術力以前に求められる根本的なスタンスだからです。厳しいようですが、自分自身を深く見つめ直すことが、後悔しないキャリア選択の第一歩となります。
6.優良なSES企業こそ最短のキャリアを積める
SESにはここまでの話のようにメリットとデメリットがあり、入社する企業でキャリアに大きな差が生まれてしまいます。企業選びは本当に重要で、今回は私が体験した経験からメッセージとしてお伝えします。
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6-1.【元SESが語る】SES企業の転職で失敗する前に
これまでの解説で、SES企業の転職で失敗するとどうなるか、イメージできるようになったのではないでしょうか?
万が一、ブラックなSES企業に入社してしまった場合、あなたのエンジニアキャリアは取り返しのつかない事態に陥る恐れがあります。以下のような事態はブラックなSES企業に入社してしまうと珍しいことではないのです…。
- 家電量販店に派遣され、エンジニアとは名ばかりの雑用をさせられる
- 経歴詐称を強要され、現場で何も分からず地獄を見る
- 待機期間中の給料を大幅カットされ、生活が不安定になる
- スキルがまったく身に付かないヘルプデスクやテスターの案件ばかり担当する
- そもそも残業代が出ず、生活が困窮する
信じられないかもしれませんが、これらはすべて現実に起こっている話です。特に、未経験からエンジニアを目指す方の求人は、その多くがSES企業です。だからこそ、企業選びは慎重に行わなければなりません。
「あの時、IT業界に詳しい人に相談さえしていれば…」正直、これは過去の私の心の叫びです。
私も未経験からエンジニアを目指した時、優良企業と悪質な企業の見分け方が一切わからず、転職に失敗しキャリアの貴重な時間を無駄にした苦い経験があります。
この記事を読んでくれているあなたにだけは、絶対に同じ失敗をしてほしくありません。その一心で、今この文章を書いています。
ユニゾンキャリアは、あなたのエンジニアとしてのキャリアを第一に考え、後悔のない転職を全力でサポートすることをお約束します。
まずは一度、あなたの悩みや不安を当社にぶつけてみませんか?もちろん、ご相談は「完全無料」です。
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6-2.【実例有り】優良なSES企業に入社することで良いキャリアを歩める
では、優良なSES企業入社することで、どんなキャリアを歩めるのでしょうか?当社での転職事例を交えて解説します。

事例【一部抜粋】
経歴や学歴に自信がなく、とても不安でした。「本当にエンジニアになれるのか?」って疑問をずっと抱いていました。
他にも、どのような企業に入社すべきなのか?面接はどうすればいいのか?とにかく不安だらけの転職活動期間でした。
不安だった時にIT業界のこと、キャリアプランについて教えていただき、優良なSES企業に入社することができました。そこでは2ヶ月間の研修制度があり、基礎知識から実践を交えた研修まで行っていただき、安心してプロジェクトに入ることができました。
現在は金融系のネットワークの仕事に従事しており、少しずつスキルが身に付いていることを実感しています。資格取得制度もあるので、高度な資格にチャレンジ中です。
こちらの方は、社会人としての経験がなかった方ですが、当社をご利用いただき、優良なSES企業に転職を成功させました。
その後、SES企業からSIerに転職し、2年で年収480万円までアップしています。一社目、優良なSES企業に入社したことで、スキルを身につけることができ、キャリアアップ転職にもつながりました。
ユニゾンキャリアではSESの優良求人を多数保有しております。あなたもこちらの方のような転職を実現できるように全力でサポートしますので、ぜひお問い合わせください。
7.ITエンジニアの転職タイミングに迷ったらユニゾンキャリア
エンジニアの転職するタイミングに迷ったら、ぜひ一度ユニゾンキャリアへご相談ください。
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7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ユニゾンキャリアは、エンジニアに特化した転職・就職支援サービスです。
当社のアドバイザーは、元エンジニアなどIT業界に精通したプロ集団です。最新の転職市場の動向や企業情報を熟知しているため、専門的なアドバイスが受けられます。
キャリアプランの構築も一緒に行い、あなたが納得できる転職を実現します。
質の高い情報と転職ノウハウがあるため、1人で進めるよりも最善の選択が可能です。
おかげさまで多くのお客様から評価していただき、Googleの口コミ件数は400件を突破、総合評価は☆4.8を獲得!
口コミ評価
さらに、弊社では選考の対策も徹底的に支援しています。
- 応募書類の添削・アドバイス
- 自己分析のアドバイス
- 強みや経験のアピール方法の伝授
- 企業ごとの想定質問リスト作成
- 模擬面接の実施
プロと一緒に優良企業から内定を取るための対策ができるため、受かる確率は格段に上がります。オンライン面談を中心に、お電話やメール、LINEでのご相談も可能ですので、お気軽に当社へお問い合わせください。
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7-2.エンジニアの転職成功事例②

成功者インタビューより
ー転職で叶えたかったことはなんですか?
実は、年収を上げたい以外に特に無くて…。やりたい業務もまだ全然定まっていないですし、働き方も絶対こういうのが良い!というのは無いんですよね。前職で色々エンジニアの人と知り合ったことで、エンジニアって思っていたより色んなキャリアの選択肢があることに気付いたので、これから決めていけたらいいなと思ってます!
ー選考を進めるうえで役に立った業務経験やスキルはありますか?
ネットワークの資格CCNAとサーバの資格LPICを取得したことはやっぱり評価されましたね。不器用ながら勉強した証なので。資格を勉強したときの知識も割と残っていて、そのおかげで自分が携わっていた案件の説明もスラスラできました。あと、小規模ではあるんですがリーダー経験があるので、そこも評価されました。ただ、マネジメント経験が大きく評価された訳ではなくて、業務理解度が高いからリーダーに任命された、ということを話したらそれが評価に繋がったみたいです。自分の携わっている案件や業務の内容を理解していることが、なによりも重要視されるんだなと思いました。キャリアアドバイザーの酒井さんにも業務のアウトプットは重要だと言われて、実際にその通りでした。
ー転職にかかった期間はどれくらいですか
ほんとに一瞬で終わりましたね。選考に進んで面接を受けたりしたのが5日間くらいです。選考に入る前の週に、転職相談や面接対策などをしてもらって、翌週から早速面接みたいな感じでした。なので、全部をあわせても2週間もかかってないですね。ぶっちゃけこんなに早く決まるとは思っていなかったです。でも、なるべく早く転職活動を終わらせたかったので良かったです!インタビュー中の博多屋さん
ユニゾンキャリアは求人を紹介するだけではなく、丁寧にヒアリングをしたうえでキャリアプランの構築や必要なスキルのアドバイスなども行っています。
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