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SES(客先常駐)が辛いと言われる理由6選!辛いと感じたらどうする?

SES(客先常駐)が辛いと言われる理由6選!辛いと感じたらどうする?

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • 今のSESの仕事が辛いけど、どうしたらいいかな…
  • SESの仕事は辛いと聞くけど、実際はどうなんだろう?
  • SESの仕事は辛いと言われる理由って?

SES(客先常駐)の仕事が辛いって本当?」「SES(客先常駐)について良い話を聞いたことがない…」といったご質問をいただくことがあります。

記事の要約

本記事では、SESが辛いと言われる理由や優良企業の見分け方、辛いと感じた際の対処法を詳しく解説します。

目次

1.SES(客先常駐)が辛いと言われる理由6選

SES(客先常駐)が辛いと感じる人は多く、 中には「実際にSES(客先常駐)で大変な目に遭った」「友人からSES(客先常駐)は辛いからやめとけ」といわれたという人もいます。

下記では、SES(客先常駐)が辛いといわれる主な理由を解説します。

  • 案件ガチャに振り回される
  • 社内でのスキルアップが難しい
  • 社内でのキャリアアップが難しい
  • 給料が低い傾向がある
  • 案件ごとに人間関係を構築する必要がある
  • 一人で客先常駐する可能性がある

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1-1.案件ガチャに振り回される

SES(客先常駐)は、案件ごとに仕事内容も働き方も就労環境も大きく変わります。

その際に生じる仕事の当たりはずれを案件ガチャといいます。

SESの契約内容
SESとは

SES(客先常駐)は様々なクライアント先に常駐するため、その度に案件が変更になります。そのため、案件が変更する度に以下のようなことが発生します。

案件が変更するたびに発生すること

  • 自宅から客先現場への距離
  • スキルを身に付けられる案件に従事できるのもガチャ
  • パワハラ気質な人がいる場合も

そのため案件に振り回されることも多いです。「安定した働き方をしたい」と思ったときに、SES(客先常駐)のデメリットを実感しそうです。

案件の期間はどれくらい?

SESの案件期間はプロジェクトによって大きく異なり、短いものでは1ヶ月〜3ヶ月、長いものでは数年にわたることも珍しくありません。

一般的には、まず3ヶ月契約でプロジェクトに参画し、その後、双方の合意があれば契約を更新していくケースが多いです。

期間が短い案件は、色々な現場を経験できるメリットがある反面、スキルが定着する前に次の現場へ移ることも少なくありません。逆に期間が長すぎると、環境は安定しますが、使用技術が古かった場合にキャリアの停滞を招くリスクもあります。

基本的には契約期間を満了するのが前提ですが、もし現場の環境にハラスメントや過度な残業といった深刻な問題があれば、まずは自社の営業担当に相談することが重要です。

自分一人で抱え込まず、会社を通して契約終了のタイミングで現場を移るなど、調整してもらえる可能性があります。

1-2.社内でのスキルアップが難しい

SES(客先常駐)エンジニアに任される業務は多くが下流工程であり、内部設計・コーディング・テストなどが主な仕事です。

アプリケーションエンジニアの仕事の工程
アプリケーションエンジニアの仕事の工程

ITエンジニアの仕事は大きく分けると「上流工程」と「下流工程」に分かれています。

SES(客先常駐)で働くエンジニアは下流工程の仕事がメインです。ITエンジニアは上流工程の仕事を高めることで市場価値が上がり、年収がアップしていきます。

そのため、SES企業で働いていると、下流工程がメインのため、自身の市場価値がアップしていきません。「自己成長できる機会がない」「何年も同じような仕事ばかり担当している」と思ったとき、SES(客先常駐)が辛くなります。

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1-3.社内でのキャリアアップが難しい

SESエンジニアは客先で働くため、現場での頑張りや成果が自社の評価に正しく伝わりにくいという構造的な問題を抱えています。この評価の不透明さが、社内でのキャリアアップを困難にする大きな要因です。

多くのSES企業が請け負う案件は、開発の下流工程や運用・保守が中心です。そのため、設計のような上流工程やプロジェクトマネジメントといった、キャリアアップに直結する貴重な経験を積む機会がなかなかありません。

何年も同じ業務の繰り返しで、技術的な成長が頭打ちになってしまうケースも多いのです。

また、社内の管理職ポストは限られており、現場での働きぶりが見えないため昇進の判断も難しくなります。

結果、現場で高く評価されても自社での役職や給与は上がらないという状況に陥りがちです。将来のキャリアパスが見えず、成長を実感できないことが「辛い」と感じる点といえます。

1-4.給料が低い傾向がある

初心者でも挑戦しやすいSES(客先常駐)は、初任給が低めに設定されていることがほとんどです。昇進・昇給にも限度があり、貢献度合いと待遇面での評価が見合わないと感じることもあります。

給料が低い原因としては下請け構造になっているからです。

IT業界の多重下請け構造
IT業界の多重下請け構造

SES企業は三次請け、四次請けと下がっていくほど、働いているエンジニアの給料が低くなります。そのため、SES企業でスキルを磨いた後は一次請けの企業かエンド企業に転職するのがおすすめです。

給料が上がらない原因について以下でも詳しく解説しています。

1-5.案件ごとに人間関係を構築する必要がある

案件が終了するごとにクライアント企業が変わるため、その都度人間関係も再構築する必要があります。せっかく仲良く話せるようになった段階で案件が終わり、交流が途絶えてしまうこともあるでしょう。

「次の案件にはハラスメント気質な人がいるかもしれない」「前回は複数のエンジニアが案件に参画したが今回自社からアテンドされるのは自分ひとり」などの不安にも襲われます。

一方で、定期的に人間関係を入れ替えたい人や、どんな職場でもすぐに馴染んで味方を作れる人であればSES(客先常駐)向きです。

1-6.一人で客先常駐する可能性がある

SES(客先常駐)では、案件によってひとりで客先に常駐する可能性があります。

この場合、自社から現場に出向くのは自分だけで、同じオフィスにいるのはクライアント企業の社員や、自分とは別のSES企業から来たエンジニアだけ、という状況も珍しくありません。

ひとりでの常駐は、精神的な負担が大きくなるという声が多く聞かれます。

例えば、技術的な問題でつまずいた際や、業務の進め方で悩んだ時に、気軽に相談できる自社の先輩や同僚が近くにいないため、心細さを感じることがあります。周りに馴染めず、孤独感を抱えたまま一人で問題を抱え込んでしまうケースも少なくありません。

また、自社の人間が直接働きぶりを見ているわけではないため、「正当に評価されているのか」といった不安や、自社への帰属意識が薄れてしまうといった悩みにつながることもあります。

もちろん、複数人のチームで参画する案件もありますが、ひとりで現場に出る可能性は常に念頭に置いておく必要があります。

IT業界でのキャリアは、最初の会社選びがその後の市場価値を大きく左右します。

私たちはIT専門の知見を活かし、あなたが成長できる優良企業の内定まで、戦略的に伴走します。

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2.SES(客先常駐)で働くメリット

SES(客先常駐)が辛いと感じる人がいる一方で、SES(客先常駐)ならではのメリットもあります。

  • IT未経験でも入社しやすい
  • 比較的残業時間が短い
  • 研修・教育が充実している企業が多い
  • 様々な現場を経験することが出来る
  • 責任感が少ない

下記のメリットをデメリット以上に強く感じる人は、SES(客先常駐)に就職しても十分な満足を得られます。

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2-1.IT未経験でも入社しやすい

IT未経験からエンジニアを目指す人にとって、SES(客先常駐)はキャリアをスタートさせやすい働き方です。その最大の理由は、ポテンシャルを重視した採用を積極的に行っている企業が多い点にあります。

SES企業は、自社のエンジニアを顧客企業に常駐させることで事業を成り立たせているため、常に人材を必要としています。

そのため、プログラミング学習経験がない人や、スクールは卒業したものの実務経験がない人に対しても門戸を広く開いています。

実際に、大手の求人サイトを調査すると、以下のように多くの転職サイトで未経験からエンジニアの募集がされています。

転職サイト求人数
doda255件
リクナビNEXT828件
マイナビ57件

※2023年11月17日現在

このように、多くの企業が未経験の方に対して門戸を開いていることがわかります。IT業界で実務経験を積むための最初のステップとして、SESは非常に入りやすい選択肢といえます。

2-2.比較的残業時間が短い

エンジニアの労働力や技術力を提供するSES(客先常駐)企業は、案件ごとにクライアント企業と詳細な契約を締結します。契約内容にはエンジニアの労働時間に関する項目も盛り込まれており、規定の時間内で働くことが前提となっています。

残業・休日出勤があっても他エンジニア職種より短く、プライベートの時間を確保しやすいのがメリットです。

そのため、仕事終わりの余暇を楽しみたいワークライフバランス重視志向の人や、子育て・介護等があり残業できない人に向いています。

労働時間だけでなく、働く場所や曜日についてもあらかじめ指定されているため、急な環境変化もありません。

2-3.研修・教育が充実している企業が多い

SES企業は、未経験からエンジニアを育てるための研修・教育制度が充実していることが多いです。

これは、エンジニアの技術力が会社の利益に直接つながるSESのビジネスモデルが背景にあります。社員のスキルが高まるほど、より単価の高い案件に参画できるため、企業は教育に積極的に投資するのです。

多くの企業では、入社後に1ヶ月〜3ヶ月程度の体系的な研修プログラムを用意しています。さらに、現場配属後もスキルアップを支援する制度が豊富です。

例えば、CCNAや基本情報技術者試験などの資格取得にかかる受験費用を会社が補助してくれたり、合格すると報奨金が支給されたりする制度は珍しくありません。

他にも、技術書の購入補助やオンライン学習サービスの費用負担など、自主的な学習を後押しするサポートも充実しています。これらの制度を活用することで、未経験からでも着実にスキルアップを目指せます。

2-4.様々な現場を経験することが出来る

SESの大きなメリットは、契約期間ごとに現場が変わり、多種多様なプロジェクトを経験できる点にあります。同じ会社に所属しながら、様々な環境に身を置けるのはSESならではの魅力です。

例えば、金融業界の堅牢なシステム開発を経験した次に、Webサービス業界のスピード感あふれる開発に携わることができます。

プロジェクトごとに使用するプログラミング言語(Java, PHP, Pythonなど)やクラウド環境(AWS, Azure, GCP)、開発手法(ウォーターフォール, アジャイル)も変わるため、短期間で幅広い技術知識と対応力を養うことが可能です。

これは、特定の企業で同じ製品の開発に長く携わる場合には得難い経験です。様々な現場を経験する中で、自分が本当にやりたいことや得意な分野を見つけやすくなるという利点もあります。

将来的にキャリアチェンジを考えたり、フリーランスとして独立したりする際にも、この多様な経験は大きな武器となるはずです。

2-5.責任感が少ない

SESは、プロジェクトの最終責任を直接負うことが少なく、過度なプレッシャーを感じずに働きやすいというメリットがあります。これは、SESの役割が、クライアント企業や元請けの指示のもとで、割り当てられた業務を遂行することだからです。

プロジェクトにおいて重大な問題が発生した場合でも、その責任は発注元であるクライアント企業が負います。もちろん、自身の担当業務に対する責任はありますが、プロジェクト全体の成否を一身に背負うような重圧は基本的にありません。

この環境は、特に実務経験の浅いエンジニアにとって、目の前の技術習得に集中できるという大きな利点になります。

ただし、責任が少ない分、任される業務範囲が限定的になりがちという側面もあります。

まずはプレッシャーの少ない環境で着実に経験を積みたいと考える人にとって、SESは精神的な負担を抑えながら働ける、バランスの取れた選択肢といえるでしょう。

プレッシャーの少ない環境が将来のキャリアにとって最善か、ひとりで判断するのは難しいですよね。

私たちは、あなたが複数の内定を比較検討し、心から納得できるキャリアを選べるよう、最後まで伴走します。

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3.SES(客先常駐)が辛いと感じた時の対処法

既にSES(客先常駐)エンジニアとして働いて、「辛い」「辞めたい」と感じるのであれば、下記の対処法を検討しましょう。

  • 今入っているSES案件の変更を打診する
  • 転職するのも視野に
  • 休職する

無理に我慢し続ける必要はなく、自分の労働環境を良くする取り組みをすることが大切です。

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3-1.自身のSES企業の担当者に変更を打診する

現在の客先常駐先が「辛い」と感じたら、一人で抱え込まず、まずは所属するSES企業の担当者に相談しましょう。エンジニアの労働環境を整え、サポートするのは彼らの重要な仕事です。

相談の際は、「残業が月平均〇〇時間を超えている」「スキルアップにつながらない」など、何が辛いのか事実を具体的に伝えることが重要です。

その上で「次は〇〇のスキルを伸ばしたい」といった前向きな希望を添えて案件変更を打診すると、交渉がスムーズに進みやすくなります。

すぐに異動できなくても、契約更新のタイミングで新しい案件を探してくれたり、クライアントへ労働環境の改善を働きかけてくれたりもします。

我慢し続ける必要はありません。まずは声を上げることが、状況を好転させる第一歩です。

3-2.転職するのも視野に

優良なSES(客先常駐)企業・自社開発・SIerに転職するのも良いでしょう。

案件の変更や労働環境の見直しを相談しても受け入れられない場合や、もう何年も状況が変わらないまま無理している場合は、無理せず転職を検討してよいでしょう。

自社開発やSES企業なら人間関係が固定のため、そのあたりにも悩まされることはありません。

その際は焦って転職先を決めず、口コミや内部事情なども十分リサーチのうえで、納得できる転職先を探すのがおすすめです。

3-3.休職する

客先常駐のストレスで心身に不調を感じているなら、無理に働き続けるべきではありません。「休職」は自分自身を守るための正当な権利です。

まずは心療内科などを受診し、医師の診断書をもらい自社に提出することで手続きを進めます。経済的な不安についても、医師の診断書があれば、給与のおおよそ3分の2が支給される「傷病手当金」を受け取れるため、療養に集中できます。

ただし、休職は根本的な問題解決にはなりません。まずは心身の回復に専念し、少し元気を取り戻したら「なぜ辛くなったのか」を冷静に考え、転職など次のステップの準備期間としましょう。

休職は逃げではなく、次へ進むための戦略的な休息です。

4.こんなSES(客先常駐)の企業はやめとけ

同じSES(客先常駐)でも、優良なSES企業とブラックなSES企業と2つに分かれます。そのような企業に入社しないために、ブラックなSES企業の見分け方をお伝えします。

  • 経歴詐称するSES(客先常駐)はやめとけ
  • 家電量販店やコールセンターに派遣されないか
  • 研修中に給与が発生しないSES企業はやめておけ

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4-1.経歴詐称するSES(客先常駐)はやめとけ

一部のSES企業には、エンジニアの経歴を詐称してクライアント先に常駐させようとする悪質な企業が残念ながら存在します。これは絶対に関わってはいけない「ブラック企業」の典型的な手口であり、明確に避けるべきです。

経歴詐称とは、例えば実務未経験にもかかわらずスキルシートに「Javaでの開発経験3年」と偽ったり、テスト経験しかないのに「設計から実装まで担当」と記載したりすることです。

企業側は、エンジニアの経歴を偽ることでクライアントからの契約単価を吊り上げ、会社の利益を不正に得ようとします。

しかし、そのしわ寄せは全てエンジニアに降りかかります。現場では「経験者の方」として扱われるため、スキルレベルに全く見合わない高度な業務を任され、当然のごとく対応できません。

周囲に質問もできず、「嘘がバレるのでは」という極度のプレッシャーと恐怖に常に晒され、精神的に追い詰められてしまいます。

このような環境ではスキルが身につくどころか、ただ心身を消耗するだけです。エンジニアのキャリアを食い物にする経歴詐称を強要、あるいは無断で行う企業は論外です。

面接などで経歴を盛ることを少しでも示唆された場合は、その企業には絶対に入社してはいけません。詳しいことは「【SES企業の闇】経歴詐称はもう辛い…。潜むリスクに備えろ!「対策と脱出法を徹底解説」」で紹介しています。

4-2.家電量販店やコールセンターに派遣されないか

「SES(客先常駐)が担当するのはエンジニア業務」というイメージが強いですが、企業によっては家電量販店やコールセンター等に派遣される場合があります。

ほとんどの場合は未経験で入社してくれる人に対して「研修」と称して出向を命じますが、案件の数次第ではどんどん出向期間が延びていくこともあります。

待機中もエンジニアに対する給料が発生するSES(客先常駐)ならではのシステムであり、思ったような仕事をさせてもらえないことも多いです。

ただし、面接や内定面談のときに必ずしも家電量販店・コールセンター等への出向があるか、教えてもらえないケースもあります。事前に口コミを調査しながら、働き方の実態を調べておきましょう。

4-3.研修中に給与が発生しないSES企業はやめておけ

研修期間中に給与を支払わない、あるいは極端に低いSES企業には絶対に入社してはいけません。

そもそも会社の指揮命令下で行われる研修は労働時間であり、これに給与を支払わないのは労働基準法に違反する可能性が極めて高い行為です。この一点だけでも、その企業が法令を守る意識の低い、危険な会社であることの証明になります。

このような企業は、エンジニアを「育成すべき人材」ではなく「コスト」や「駒」としか見ていません。入社直後から不誠実な対応をする会社が、あなたのキャリアを真- 剣に考えてくれるとは到底思えないでしょう。

優良なSES企業であれば、研修も未来への投資と捉え、当然のように給与を支払います。

わざわざ違法性の高い企業を選ぶ必要は全くありません。面接で必ず確認し、もし研修中に給与が出ないのであれば、その場で選考を辞退することを強く推奨します。

求人票だけでは、どの企業が本当に信頼できるかなんて分かりませんよね。

私たちは、法令遵守はもちろん、エンジニアの成長を第一に考える優良企業だけを厳選してご紹介します。

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5.SES(客先常駐)の優良企業の見分け方4選

優良なSES(客先常駐)企業を見分ける方法を紹介します。下記の項目が多いSES(客先常駐)企業であれば、安心して就職してよいでしょう。

  • 研修・教育制度がしっかりしているか
  • 口コミを見る
  • 幅広い年代のエンジニアが活躍しているか

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5-1.研修・教育制度がしっかりしているか

優良なSES企業を見分ける上で、研修・教育制度が充実しているかは極めて重要な判断基準です。これは、企業がエンジニアを「長期的に活躍する人材」として大切に育成する意思があるかどうかの表れだからです。

特に未経験からキャリアを始める場合、入社後の研修で学ぶ基礎知識が、その後の成長角度を大きく左右します。
チェックすべきは、単に研修の有無だけではありません。「1〜3ヶ月程度の期間があるか」「ITの基礎からプログラミングまで体系的に学べるか」「CCNAや基本情報技術者試験などの資格取得支援はあるか」といった具体的な内容まで確認しましょう。

充実した研修制度を持つ企業は、エンジニアがスキル不足で苦労しないよう配慮しています。その結果、知識不足が原因で業務についていけず、残業や休日出勤でカバーするような無理な働き方を未然に防ぐことにも繋がります。

企業の採用サイトを見るだけでなく、面接の場で研修の具体的なカリキュラムや、研修後の配属実績について質問し、自身の成長環境として適切かを見極めることが重要です。

5-2.口コミを見る

良い口コミの多いSES(客先常駐)企業であれば、従業員満足度がわかります。口コミは以下のサイトで確認できます。

転職会議

転職会議は会員数700万人以上いる、転職口コミ情報サイトです。

元社員による口コミが多く掲載されており、口コミを確認するのはオススメです。

転職会議

参考:転職会議

openwork

openworkも元社員・現在働いている社員の口コミを確認することができます。全て鵜呑みにするのではなく、参考程度に確認しましょう。

OpenWork

参考:openwork

5-3.幅広い年代のエンジニアが活躍しているか

優良なSES企業を見極めるには、幅広い年代のエンジニアが活躍しているかを確認することが有効です。

特に設立から年数が経っているにもかかわらず、20代の若手社員ばかりという企業は注意が必要です。

若手しかいない場合、その企業がエンジニアにとっての「踏み台」になっており、数年で経験を積んだ社員がより良い条件を探して次々と辞めていく「離職率の高い企業」である可能性が疑われます。

一方で、30代、40代、さらには50代のベテランエンジニアが定着している企業は、年齢を重ねても安心して働き続けられる環境が整っている証拠です。

それは、正当な評価制度や多様なキャリアパス、ライフステージに合わせた柔軟な働き方が用意されていることを示唆しています。長期的なキャリア形成を支援する文化があるため、結果として人間関係や福利厚生も充実していることが多いのです。

企業のウェブサイトで紹介されている社員構成を見たり、面接の際に社員の年齢層について質問したりして、確認してみてください。

6.辛いSES(客先常駐)からの転職先

今のSES(客先常駐)企業が辛すぎて転職を検討する場合、エンジニア経験を活かした転職にするのがおすすめです。下記では、SES(客先常駐)からのおすすめ転職先を紹介します。

  • 他のSES企業
  • 自社開発企業
  • SIer
  • 社内SE

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6-1.他のSES企業

現在の会社に問題を感じているものの、客先常駐という働き方自体には抵抗がない場合、より条件の良い優良SES企業へ転職するのは有効な選択肢です。

全てのSES企業が同じではありません。重要なのは、よりクライアントに近い「一次請け」など商流が上の企業を目指すことです。

下請けである二次、三次請けの企業に比べ、一次請けの企業はクライアントから直接案件を受けているため中間マージンが少なく、その分エンジニアの給与や待遇に還元されやすい構造になっています。

そのため、商流を上げる転職が実現すれば、年収アップだけでなく、上流工程に携われる機会や、より良い労働環境を手に入れられる可能性が高まります。

現在の会社の給与体系や案件の質、評価制度に不満があるなら、別の優良SES企業を探すことは、あなたのキャリアを大きく好転させる一手となるでしょう。

6-2.自社開発企業

SESでの働き方に疲れたなら、自社のサービスやプロダクトを開発する自社開発企業への転職は有力な選択肢です。

客先常駐と違い、腰を据えて同じチームで自社製品の開発に携わるため、頻繁な環境の変化に悩まされることがありません。

企画や設計といった上流工程から開発、運用まで一貫して関われる機会が多く、断片的な作業では得られない、プロダクト全体を見通すスキルが身につきます。

また、会社の仲間と「自分たちのサービスを良くする」という共通の目標に向かって働くため、チームとしての一体感が生まれやすいのも大きな魅力です。

ユーザーからの反応が直接届くため、自分の仕事の成果が分かりやすく、大きなやりがいを感じられるでしょう。環境を変え、当事者意識を持って開発に取り組みたい人におすすめです。

6-3.SIer

Slerはクライアントからのニーズに応じてソフトウェアやシステムの開発・運用などをする企業です。

SIerとは
SIerとは

クライアントがいるという点ではSES(客先常駐)と同じですが、SIerの場合は客先常駐or自社オフィスで働きます。

客先常駐になったとしても、基本的にはチーム配属になるため、ひとり派遣の可能性があるSESとは少し違ってきます。

SES(客先常駐)がエンジニアの労働力を提供するのに対し、Slerは完成したシステム等を提供するのが仕事、という違いもあります。Slerはニーズに応じて仕事を請け負うため、幅広い知識を習得できます。

長期案件が多く、長期も短期も含めて案件そのものも十分なので安定でき、SES(客先常駐)のような「案件待ち」の時間がほとんど発生しません。規模によってはマネジメントなどの仕事も任せられるので、キャリアアップにも最適です。

SESとSIerの違いについてもっと知りたい方は以下の記事をご覧ください。

6-4.社内SE

社内SEとは、自社のシステム構築・保守運用・社内インフラの整備を請け負う職種です。

IT企業だけでなくありとあらゆる企業に設置されている職種(部門)でもあるため求人数が多く、社内システムの最適化だけに集中できるのがポイントです。

自社の経営課題解決につながる提案ができるなど、エンジニアの枠を超えた仕事も可能です。

社内で昇進・昇格していけばシステム部門のリーダーや管理職を任されることも多く、キャリアの道が拡がります。

7.本当にSESを辛いと感じたら転職すべき

SESでの働き方がどうしても「辛い」と感じるなら、我慢し続ける必要はありません。思い切って転職を考えるべきです。

ただし、転職で最も避けたいのは、次の職場でも同じように後悔してしまうこと。

求人票や企業の公式サイトだけでは、職場のリアルな雰囲気や、実際の残業時間、人間関係といった「内部情報」は分かりません。この情報不足が、ミスマッチの最大の原因です。

後悔しない転職を成功させるには、こうした内部情報に詳しいIT専門の転職エージェントを頼るのが最も確実な方法です。

私たちユニゾンキャリアは、IT業界に特化しているからこそ、ネットだけでは得られないリアルな情報をご提供できます。まずは一度、お気軽に「無料相談」であなたの悩みをお聞かせください。

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8.エンジニアの転職はユニゾンキャリア

志望動機の書き方に限らず、「エンジニア転職の進め方が分からない」と悩む方は多いです。そんなときは、エンジニア専門の転職アドバイザーと二人三脚で転職活動を進めてください。

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8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴

成功者インタビューより

エンジニアに転職しようと思ったきっかけを教えてください!

将来を見据えたときに、新しいキャリアを探す必要性を感じたからですね!

高校卒業後、寿司職人や焼肉店での料理長を務めていましたが、飲食業界特有のブラックな労働環境に不安を感じるようになって。

より自由な働き方を求めてUber Eatsの配達員になって、約4年間働いていました。

ただ、年を重ねるごとに、「このまま一生今の働き方でいいのかな」って考えるようになったんです。将来のことを考えたときに、「手に職をつけたい」という思いも強くなっていき…

そんな中で、エンジニアという職業に注目したんです。エンジニアって、わかりやすくスキルを身につけていける職業だなって感じたので、興味を持つようになりました。

ユニゾンキャリアのサポートで特に良かった点は何ですか?

担当キャリアアドバイザーの高成田さんとの面接対策ですね!すぐにフィードバックをいただけたのが特に良かったです。

「この言い回しは避けた方がいいですよ」みたいに、具体的なアドバイスをもらえたので本当に役立ちました。

とりわけ印象に残っているのは、「IT関連のニュースについて聞かれたときの答え方」についてのアドバイスです。

面接でIT関連のニュースについて聞かれたとき、ITmediaというサイトで情報収集を行っていることや能登半島地震での通信インフラ復旧の話題など、具体的に答えることができて。

面接官の反応も良かったですね!

もともと面接が苦手で、特に未経験だったので経験者とどう差別化していくか悩んでいたんですが、高成田さんのサポートのおかげで自信を持って臨むことができました。

最後に、ユニゾンキャリアを利用した感想をお聞かせください!

率直に言って、利用して本当に良かったです!特に担当キャリアアドバイザーの高成田さんのサポートには感動しました。

的確なフィードバックはもちろん、履歴書・職務経歴書の準備も手伝っていただき、面接対策も万全に行えました。

最初は少し緊張しましたが、フレンドリーに接していただけたので、最終的にはプライベートな話もできるほど気さくな方でした。

サポートが良すぎて、「本当に無料でいいんですか?」と思うほどでしたね(笑)

本当にお世話になりました!

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8-2.ユニゾンキャリアの転職成功インタビュー

成功者インタビューより

ーまず初めに、転職しようと思ったきっかけは何ですか?

エンジニアの転職は初めてで、最初の未経験からエンジニアになる際の転職でもユニゾンキャリアさんにお世話になりました。前回転職を支援してもらった際、担当のキャリアアドバイザーの佐瀬さんに、キャリアアップできるプランを考えてもらっていて、年収もキャリアも上げたいと考え、改めて相談させていただきました。

ー転職活動を進めていくなかで、不安だったことは何かありますか?

1社目でのエンジニア経験が1年間しかなく、正直転職するには早いかな?と感じていました。あとは「転職後に年収は上がるのかな」とか「エンジニア歴が短いことで前職と同じような下流工程の業務に当たらないかな」という不安もありました。

ー今回、転職した結果どのようになりましたか?

本当に満足いく転職でした。年収も上がったし、さらにスキルアップすることができると感じました。

ユニゾンキャリアでは、あなたの希望と異なる求人に応募させる、転職を急かすといったことは一切ありません。自身のペースで、納得のいく転職ができるように、企業を厳選して紹介します。

ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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