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SESで合わない現場を変えたい!人間関係を保ちながら「抜けたい」を実現する方法

SESで合わない現場を変えたい!人間関係を保ちながら「抜けたい」を実現する方法

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。

本記事のトピックスはこちら!

  • SESの現場を変えたいと伝えても大丈夫?
  • SESの現場を変えたいときはどうすれば良い
  • 希望のSES現場に入る方法って?

自社の担当営業やクライアントとの関係を考えると、「現場を変えたい」と切り出すのは相当な勇気が必要です。

下手に伝えて関係が悪化し、次の案件に響くのではないかと考えると、「辛いけど、案件終了までやるか」と我慢してしまう気持ち、よく分かります。私もそうでした。

しかし、現場を変えたいという気持ちを疎かにしてしまうと、結局あなた自身を一番苦しめる結果につながります

しっかりステップを踏めば、人間関係を壊さずに今の現場を変えることは可能です。

記事の要約

この記事では、「SESの現場を変えたいと考えている方」を対象に、現場を変える方法やポイント、希望する現場に行く方法を解説します。

目次

1.合わないSESの現場は変えても問題ない!ただし伝え方には要注意

まず大前提として、あなたに合わないSESの現場を変えてもまったく問題ありません

企業には労働契約法第5条にもとづき、労働者の安全や健康に配慮する「安全配慮義務」が課せられています。
参照:厚生労働省

つまり、心身の健康を害するほどの環境や、キャリアが大きく停滞する環境で我慢し続ける義務は、あなたにはないということです。

そのため、働く環境が合わないと感じた場合、それを改善・変更するよう要求することは、労働者として当然の権利といえます。

ただし、感情的に「辞めたい」「変えたい」と伝えるだけでは、人間関係に悪影響が出てしまうことには要注意です。

あなたが現場を変更するときは、自社の担当営業や上司を通じて、クライアントとの契約を調整してもらうプロセスが必ず発生します。

もし、あなたがネガティブな理由で「現場を変えたい」と伝えてしまうと、SES企業とクライアントとの関係性が悪化する恐れがあります。

その結果、あなたはSES企業から「扱いにくい人材」とみなされ、次の案件獲得が難しくなるリスクがあるんです。

そのため、関係性が悪化しないように、クライアントへ配慮しつつ、手続きを進めていくことが円満に現場を変えるためのコツです。

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2.SESの現場を変えたいと思う理由5選

「SESの現場を変えたい」と感じる方には、共通する悩みがあります。ここでは、多くのエンジニアが直面する5つの悩みを紹介します。

  • スキル不足で現場についていけない
  • 現場の人間関係が合わなくてつらい
  • 案件ガチャに外れてやりたい仕事ができない
  • 単調な仕事ばかりでスキルアップできない
  • 1人クライアント常駐で相談相手がいない

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2-1.スキル不足で現場についていけない

特に経験が浅い1年未満のエンジニアの方に多いのが、現場で必要とされるスキルレベルに自分の実力が追いつかないという悩みです。

まだ経験も浅いのに、現場では即戦力に近い働きを期待されると、「早く追いつかなきゃ」と焦ってしまう気持ちはよく分かります。

私も、エンジニア経験1年くらいの時期に、ほかのエンジニアの方は全員ベテランという環境で働いたことがありました。

即戦力とみなされて、質問や相談もしにくい環境だと、悩みは加速していくばかりです。

現場についていけない状態が続くと自信を失い、「自分はこの仕事に向いていないのでは」と悩んでしまうのも無理はありません。

このように、実際のスキルと実務で必要とされるスキルとのギャップが、現場を変えたいと感じる原因となることは多いです。

2-2.現場の人間関係が合わなくてつらい

技術的な問題以上に精神的な負担となるのが、現場の人間関係です。

SESの現場では、クライアントのプロパー社員や、ほかのSES企業のエンジニアなど様々な立場の方が一緒に働きます。そのため、どうしても価値観や仕事の進め方で「合う・合わない」が発生します。

その結果、高圧的な態度を取られたり、コミュニケーションが極端に少なくなったりして、「人間関係が合わない」と感じてしまう方は多いです。

クライアント先で働いているという立場上、なかなか相談相手も見つけられず、いつまでも人間関係のストレスが解消されないという話もよく耳にします。

このような状況が続くと、業務の報告・連絡・相談といった当たり前のコミュニケーションすら億劫になり、「もうこの現場を変えたい」と思ってしまうのは自然なことです。

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2-3.案件ガチャに外れてやりたい仕事ができない

SESが参画する案件を選べない状況、いわゆる「案件ガチャ」に外れてしまうのも現場変更を希望するきっかけになりやすいです。

例えば、インフラ領域を極めたいのに、任されるのはヘルプデスクやキッティングばかりといった状況がこれにあたります。

本当はやりたい仕事があるのに、案件ガチャに外れてできないという状況でモチベーションを保つのは至難の業です。

また、案件ガチャにいつまでも外れ続けると、今後のキャリアに影響が出る恐れもあります。

このように、あなたが描くキャリアプランから大きく外れる仕事ばかりアサインされると、働く意欲を失ってしまうのは当然といえます。

2-4.単調な仕事ばかりでスキルアップできない

日々の業務がヘルプデスクや運用・保守など「マニュアル通りの定型作業」ばかりだと、エンジニアとしての成長実感が得られません

これらの業務が、ITインフラを支える重要な仕事なのは間違いないです。しかし、定型作業が多くて退屈になりやすいのも、また事実。

決まりきったルーチンワークを数年間続けていて、「このままで自分の市場価値は上がるのか」と不安を覚えている方もいるのではないでしょうか?

日々の業務に慣れることはできても、市場で通用するスキルが身に付かない環境は、キャリアを考えるうえで大きなリスクとなります。

そのため、スキルアップできない環境で働き続けることに焦りを覚え、より成長できる環境を求めて「現場を変えたい」と考える方は多いです。

2-5.1人クライアント常駐で相談相手がいない

クライアント先でエンジニアが自分ひとりしかいない「1人クライアント常駐」は、孤立感やストレスを感じやすい働き方です。

この働き方は、同じ自社の仲間が現場にいないため、業務上の悩みやクライアントへの不満を気軽に共有できる相手がいないという辛さがあります。

特に、経験の浅いエンジニアの方が1人クライアント常駐になると、技術的な壁にぶつかった際にも自力で解決するしかなく、その辛さは倍増します。

さらに、自社の担当営業とも疎遠になりがちで、何か問題が起きたときに迅速に対応してもらえないなんてことも…。

この孤立感とストレスが積み重なり、相談できる仲間がいる現場へ移りたいと考えるようになるのです。

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3.現場を変えたいと思ったらまず理由を明確にしよう

「現場を変えたい」と思ったら、まずは一度立ち止まり、その理由を明確にしてください。

お辛い気持ちは分かりますが、正直にいうと、理由をはっきりさせないままで今の状況が好転することはありません。

衝動的に「つらいから現場を変えたい」と伝えても、担当営業は具体的な対処ができず、「単なるわがまま」と受け取られ、あなたの評価を下げてしまう恐れすらあります。

そのため、紙に書き出すなどして、現場を変えたい理由を一度整理することをおすすめします。

例えば、「人間関係が合わない」のであれば、誰とどのように合わないのか、「スキルアップできない」のであれば、具体的にどのようなスキルを身に付けたいのか、などを紙に書き出してください。

理由を整理することで、それが一時的な感情なのか、それともあなたの力では変えられない問題なのかが見えてきます。

その結果、次に取るべき行動が「現場変更の交渉」なのか、「スキルアップの要望」なのか、あるいは「転職活動」なのかを明確にできるのです。

しかし、「その見極めが難しい」という方もいると思います。問題の当事者であるほど、客観的な判断は難しいものですよね。

ご自身での判断に迷う場合は、ぜひIT転職特化の転職エージェントである当社までご相談ください。ご相談は「完全無料」でご利用いただけます。

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4.ストレスなく今の現場から抜けるための4つのポイント

現場を変えたい理由が整理できたら、次は実現するための行動に移ります。ここでは、クライアントや自社との関係性を悪化させず、スムーズに現場を抜けるための4つのポイントを解説します。

  • まず担当営業や上司に相談する
  • 直接相談が難しい場合はメールを送る
  • 現場変更の相談は遅くとも契約更新の1か月以上前に
  • 次の案件獲得のため引き継ぎは丁寧に

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4-1.まず担当営業や上司に相談する

現場を変えたいという意思は、必ず自社の担当営業や上司に最初に相談してください。

契約交渉や現場調整は、すべてSES企業の担当者が行うため、クライアントに伝えても意味はありません。

意味がないだけではなく、クライアントの担当者に直接「抜けたい」と伝えてしまうのは、契約違反や信頼関係の崩壊につながる最悪の行動です。

そのため、まずは担当営業や上司に現場変更の相談をするのが鉄則です。

「お時間がある際に、現在の業務についてご相談したいことがあります」と切り出し、まずは面談の場を設けてもらいましょう。

担当営業に相談する際は、感情的にならず、事前に整理した「現場を変えたい理由」を明確に説明することが重要です。

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4-2.直接相談が難しい場合はメールを送る

担当営業が忙しく、なかなかつかまらない場合や、対面や電話では感情的になってしまいそうな場合は、メールで相談するのがおすすめです。

メールであれば、冷静に内容を整理して伝えられますし、相談したという履歴も残ります。口頭では説明しづらい人間関係の悩みなども、文章にすれば客観的に事実を伝えやすくなります。

メールで現場を変えたい旨を伝える際は、内容を具体的にすることやポジティブに伝えることを心掛けましょう

以下に3つの理由に分けたテンプレートを記載しますので、参考にしてください。

●スキルのミスマッチを理由にする時のテンプレート

スキルのミスマッチを理由にするときのメールのテンプレートは、以下の通りです。

スキルのミスマッチを理由にするときのメールのテンプレート

件名:現在の案件に関するご相談

◯◯様

お疲れ様です。現在◯◯プロジェクトに参画している△△です。

突然のご連絡で恐縮ですが、現在の案件について相談させていただきたく、メールいたしました。

現在の案件では、◯◯の技術スキルが要求されていますが、私の現在のスキルレベルでは十分に対応できず、チームに迷惑をかけている状況です。具体的には、◯◯の実装で遅延が発生し、客先からも指摘を受けております。

このままでは、客先にもご迷惑をおかけし続けることにもなり、また私自身も成長できないと感じております。つきましては、次回の契約更新(◯月末)のタイミングで、別の案件に変更していただくことは可能でしょうか。

私としては、◯◯の分野でスキルを伸ばしたいと考えており、そういった案件があれば積極的に挑戦したいと思っております。

お忙しいところ恐縮ですが、一度お時間をいただき、ご相談させていただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

△△

この場合、単に「ついていけない」と伝えるだけでなく、「客先にも迷惑がかかる」という客観的な視点と、「○○の分野で成長したい」という前向きな意欲を添えることが重要です。

●キャリアプランを理由にする時のテンプレート

キャリアプランを理由にするときのテンプレートは、以下の通りです。

キャリアプランを理由にするときのテンプレート

件名:今後のキャリアに関するご相談

◯◯様

お疲れ様です。△△です。

現在の◯◯案件では、◯◯の業務を担当させていただいておりますが、今後のキャリアについて考える中で、ご相談させていただきたいことがあります。

私は将来的に◯◯エンジニアとして専門性を高めていきたいと考えており、そのためには◯◯の経験を積むことが必要だと考えております。現在の案件は◯◯が中心で、私のキャリアプランとは方向性が異なると感じております。

次回の契約更新(◯月末)を機に、◯◯の技術を使う案件に変更していただくことは可能でしょうか。◯◯の資格取得も目指しており、そういった案件で実践経験を積みたいと考えております。

お忙しいところ恐縮ですが、一度お時間をいただき、今後のキャリアについてご相談させていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

△△キャリアプランを理由にするときのテンプレート

この理由では、「現在の業務への不満」ではなく、「将来のキャリアプランとの方向性の違い」という形で、あくまでポジティブな理由として交渉するのがポイントです。

●労働環境を理由にする時のテンプレート

労働環境を理由にする時のテンプレートは、以下の通りです。

労働環境を理由にする時のテンプレート

件名:現在の案件に関する緊急のご相談

◯◯様

お疲れ様です。△△です。

現在参画している◯◯案件について、緊急でご相談したいことがあります。

現在の案件では、月の残業時間が◯◯時間を超えており、休日出勤も頻繁に発生している状況です。体調面でも不調を感じ始めており、このまま継続するのは難しいと判断いたしました。

つきましては、次回の契約更新(◯月末)のタイミングで、労働環境がより適切な案件に変更していただくことを希望します。もし難しい場合は、早急にご対応いただけますと幸いです。

お忙しいところ恐縮ですが、至急ご連絡いただけますようお願い申し上げます。

△△

特に健康に関わる問題は緊急性が高いため、具体的な残業時間や体調不良の事実を明確に記載し、相談ではなく「対応の依頼」としてはっきりと伝えることが大切です。

4-3.現場変更の相談は遅くとも契約更新の1か月以上前に

現場変更を相談するタイミングは、契約更新の1か月以上前にしてください。

SESの契約では、担当営業は契約が切れる1か月以上前からクライアントと更新交渉をはじめるのが一般的だからです。そのため、契約更新の交渉がはじまる前に「現場を変えたい」と伝えておけば、現場変更もスムーズに進められます。

例えば、3月末に契約が切れる現場であれば、遅くとも2月中旬までには相談を開始するのがベストなタイミングです。

逆に、もし相談が遅れて営業が「契約更新」の手続きを進めてしまった後だと、変更のハードルが一気に上がってしまいます。

このように、適切なタイミングで現場変更の相談をすることで、あなたの希望も通しつつ、担当営業との関係も良好に保つことができます

4-4.次の案件獲得のため引き継ぎは丁寧に

無事に現場変更が認められたら、次の案件獲得を有利に進めるためにも、最後の引き継ぎは丁寧に行いましょう

あなたのエンジニアとしての評価は、この「引き継ぎ」という最後の仕事で決まるといってよいほど重要だからです。

もちろん、引き継ぎだけちゃんとやればよいという話ではありませんが、「終わりよければすべて良し」という言葉もあるように、最後の印象が人に与える影響は大きいです。

もしいい加減な引き継ぎをしてしまうと、「あのエンジニアは最後が雑だった」というネガティブな評判が担当営業に残ってしまいます。

その結果、良い案件があってもアサインされないという事態も十分あり得る話なんです。

そうならないためにも、後任者や残されたメンバーが困らないよう、ドキュメントを整備し、しっかりと引き継ぎをすることが重要です。

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5.希望が遠のく!現場を変える時のNG行動

現場を変えたいという気持ちが強いあまり、焦って不適切な行動をとってしまうと、円満に抜けるどころか、かえって状況を悪化させてしまいます。

ここでは、現場を変える際に避けるべきNG行動を3つ紹介します。

  • 変えたい意思をクライアントに伝えてしまう
  • 即日で現場を変えたいと伝えてしまう
  • ネガティブな理由をそのまま伝えてしまう

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5-1.変えたい意思をクライアントに伝えてしまう

これは絶対にやってはいけないNG行動です。

あなたが契約しているのはあくまで所属先のSES企業であり、クライアントではありません。そのため、まず現場変更の意思を伝えるべき相手は担当営業です。

さらに、クライアントに直接「変えたい」と伝えることで、クライアントと所属先との関係性が悪化するリスクもあります。

契約関係を無視した行動をあなたが取ることで、「あの企業は管理体制がずさんだ」という不信感につながるためです。

その結果、所属先からの信用を完全に失ってしまうなんてことも。最悪の場合、次の案件を紹介してもらえなくなるなど、あなた自身のキャリアに深刻なダメージを与えかねません。

あなたのキャリアを考えてもデメリットしかない行為なので、変えたい意思をクライアントに直接伝えるのは絶対にやめてください

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5-2.即日で現場を変えたいと伝えてしまう

「明日からもう行きたくありません」といった、即日の現場変更を求めるのも避けましょう

SESという働き方は、企業間の契約があり、後任者の手配や引き継ぎの期間がどうしても必要になるためです。

そのため、「即日で現場を変えたい」という一方的な要求は、担当営業を困らせるだけです。

私が知る限り、即日で現場変更を求めて、円満に解決したケースはひとつもありません。

現場でのハラスメントや健康問題など、よほど緊急性が高い事情がある場合は別ですが、原則として即日変更はできないと考えてください。

あなたの希望を通すためにも、契約更新のタイミングを見計らうなど、計画的に交渉を進める必要があります。

5-3.ネガティブな理由をそのまま伝えてしまう

現場を変えたい理由って、正直ネガティブなものが大半だと思います。ですが、「人間関係が最悪」「仕事がつまらない」などの不満をそのままストレートに伝えると、単なる愚痴や文句と捉えられがちです。

これでは、担当営業も「どう対処すべきか」ではなく「どう説得して我慢させるか」という思考になってしまいます。

そのため、もし不満があっても、ポジティブな理由に変換して伝えることが、円満な現場変更のコツです。

例えば「今の現場ではテスト業務が中心だが、今後は開発フェーズの経験を積みたい」と伝えるほうが、担当営業も次の案件を探しやすくなります。

単に不満を伝えるのではなく、前向きな相談の形に変換することが、担当営業を味方につける秘訣です。

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6.希望の現場に入るための3つの方法

現場を抜けることが決まったら、次は希望の現場に入ることを目指してください。

「SESは案件ガチャ」と運任せにするのではなく、希望のキャリアを実現するために行動することが重要です。

  • 希望条件を担当営業に明確に伝える
  • 現場にマッチする資格やスキルを習得する
  • SES面談の準備を念入りに行う

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6-1.希望条件を担当営業に明確に伝える

担当営業は、あなたのキャリアプランをエスパーのように読み取ることはできません。そのため、あなたの希望する条件を具体的かつポジティブに伝えるようにしてください

例えば、「上流工程の経験をもっと積みたいので、次は基本設計に携われる案件に入りたいです」といった内容です。

希望条件が明確であればあるほど、担当営業も案件を探しやすくなります。

また、定期的に希望を伝えるのも重要です。営業との定期面談の際には、「今月はスキルアップにつながる案件ありませんか?」と聞いてみることで意欲を示せます。

積極的にコミュニケーションを取ることで、営業も「この人には良い案件を紹介したい」と思ってくれるようになります

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6-2.現場にマッチする資格やスキルを習得する

担当営業に希望を伝えるのはもちろん重要ですが、それだけでは案件ガチャの確率が少し上がるだけに過ぎません。

希望する案件に参画するためには、「その希望を叶えるために、あなたはどんな努力をしていますか?」と問われたときに、胸を張って回答できる準備が必要です。

例えば、インフラで上流を目指すならLPICやAWS認定資格、開発でモダンな環境に行きたいならJava GoldやPython3エンジニア認定基礎試験など、希望分野に関連する資格の勉強をはじめます。

資格取得までいかなくても、「現在〇〇の資格取得に向けて勉強中です」と具体的に示すだけでも意欲を伝えるには十分です。

自主的にスキルアップしている姿勢は、担当営業にとってもクライアントへ提案する際の交渉材料となります。

このように、希望と努力がセットになることで、より良い案件を紹介してもらえる可能性が高まります

6-3.SES面談の準備を念入りに行う

希望の案件に参画するためには、クライアントとの「SES面談」に合格しなければなりません。そのため、面談対策を徹底することも重要です。

まず、SES面談でよく聞かれる「自己紹介」「過去の経験」「保有スキル」「今後やりたいこと」など、よく聞かれる質問には、スムーズに答えられるよう準備しましょう。次に、クライアントの企業研究も重要です。事業内容やプロジェクトの目的、使用する技術などを事前に調べておくようにしてください。

面談の準備のためには、営業に過去の面談でどんな質問をされたかを聞くのも有効です。「この客先は◯◯をよく聞いてきます」という情報があれば、対策がしやすくなります。

このように、自己PRのブラッシュアップやクライアントの企業研究などを徹底することで、希望する案件に入る可能性を高められます

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7.あなたの「変えたい」は現場じゃなくて企業かも?

ここまで、SESの現場を変える方法について解説してきました。

しかし、もしあなたが「単調な仕事ばかりでスキルアップできない」「案件ガチャに外れ続けている」といった悩みを抱えている場合、変えるべきなのは現場ではなく所属先の可能性があります。

特に、エンジニア経験が1年〜3年未満で、ヘルプデスクや運用監視、キッティングなど下流工程ばかりを任されている場合は要注意です。

どれだけスキルアップを希望しても下流工程の案件しか紹介されない場合、所属している企業が、下流工程の案件しか獲得できない営業力の弱い企業である危険性があります。

営業力が弱い企業に所属している限り、スキルアップすることはできません

たとえ勇気を出して現場変更を申し出ても、結局は似たようなスキルアップできない現場をループするだけ、なんて話もよく聞きます。

もし担当営業にキャリアプランを相談しても、まともに取り合ってもらえなかったり、精神論で丸め込まれたりすることがあれば、率直にいって転職を考えたほうが良いです。

「とはいっても、自分のスキルで転職できるか不安…」という方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。当社は実務経験1年の方の上流工程へのキャリアチェンジをサポートした実績もございます。

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8.SESからおすすめの転職先は経験年数で異なる

SESからの転職を考えた場合、あなたの「経験年数」と「経験業務」によって、狙うべき転職先は大きく異なります。ここでは、年数に分けておすすめの転職先を紹介します。

  • 経験年数1年目のおすすめ転職先
  • 経験年数2年目のおすすめ転職先
  • 経験年数3年目のおすすめ転職先

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8-1.経験年数1年目のおすすめ転職先

運用保守やヘルプデスクなどの経験が1年目の場合、実務経験としてはまだ弱いと評価されがちです。

しかし、IT業界の基礎知識と「現場で働いた」という経験は武器になります。IT業界は人手不足が続いており、ポテンシャル採用を行う企業も多いです。

経験年数1年の場合、より教育体制が整っており、上流工程の案件を多く持つ「優良SES企業」への転職が現実的な選択肢です。

なお、面接では「どんな経験をしていたか」よりも「どんな勉強をしているか」「どんな資格を持っているか」などポテンシャルをアピールすることが重要となります。

1年という経験を土台にしつつ、学習意欲や保有資格といったポテンシャルを積極的にアピールすることが、より良い環境へのキャリアアップにつながります

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8-2.経験年数2年目のおすすめ転職先

経験が2年目になると、監視から運用・保守など少しずつ業務範囲が広がる時期です。

この段階では、「優良SES企業」に加え、より上流工程へ関わりやすい「SIer」も視野に入ってきます。

私の知人で、2年間の運用経験をアピールし、設計・構築に強みを持つSIerへ転職した方がいました。

ただ、SIerだからといって必ず上流工程に関われるというわけではないため、企業の見極めは重要です。

実務経験2年目は、1年目より選択肢が広がるため、キャリアの方向性を定める重要な時期です。この時期にスキルアップできる環境を選ぶことが、その後のキャリアを大きく左右します。

8-3.経験年数3年目のおすすめ転職先

経験3年目は、キャリアの大きな分岐点です。このまま下流工程を続けるのか、上流工程や専門分野に進むのかを決める必要があります。

もし現在の環境で上流への道筋が見えないなら、率直にお伝えして転職したほうが良いです。

もちろん今の環境に満足しているなら別ですが、経験年数は長いのに下流工程しかできない、市場価値の低いエンジニアとしてのキャリアしか歩めなくなってしまいます。

経験年数が3年あれば、「優良SES企業」「SIer」に加え、「社内SE」や「自社開発エンジニア」も現実的な選択肢です。

この段階では、ポテンシャル枠ではなく即戦力として評価されるようになるため、これまでの経験を棚卸し、しっかりと自分の言葉で話せるようにすることが重要です。

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9.SESからの転職で失敗しない3つのコツ

現場を変えるのではなく、企業を変えると決めたあなたにお伝えしたい3つの転職のコツがあります。このコツを理解して、SESから失敗しない転職を実現してください。

  • 経歴を明確に伝えるためスキルシートを充実させる
  • 実務経験を面接で伝えられるように対策
  • 本当はネガティブでも転職理由はポジティブに

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9-1.経歴を明確に伝えるためスキルシートを充実させる

エンジニアの転職活動において、スキルシートを充実させることは、書類選考の通過率と面談での評価を高めるうえで重要です。

採用担当者はスキルシートを見て、「自社で即戦力として活躍できるか」を判断するためです。単に経験した業務や技術を並べるだけでは、あなたの実績やスキルは伝わりません。

例えば、「〇〇プロジェクトで監視業務に従事」と書くだけでなく、「△△という課題に対し、××を実施して運用工数を月間10時間削減した」といった成果まで記述することが大切です。

こうした具体的にどう貢献したかを記載することで、採用担当者に「採用するメリット」を明確に伝えられます。

このように、スキルシートを「単なる経歴書」から「自身の価値を証明する資料」へ変える意識が、転職成功につながるのです。

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9-2.実務経験を面接で伝えられるように対策

面接では、これまでの実務経験を「いかに具体的に伝えるか」が合否を分ける重要なポイントです。

採用担当者は、単に「何をやっていたか」という業務の羅列ではなく、「どのように考え、行動し、貢献したか」を評価します。

もし、あなたが経験が浅いと見られがちなヘルプデスクや運用・保守の経験しかない場合でも心配する必要はありません。伝え方次第で評価はまったく変わります。

例えば、「障害発生時にマニュアル外の対応で最短復旧に貢献した」経験や、「キッティング業務の効率化を提案し、作業時間を〇%短縮した」といった行動は、立派なアピール材料です。

このような「課題解決のために主体的に行動した」経験を整理し、あなたの言葉で話せるように準備することが重要です。

あなたの問題解決能力や改善意識を示す具体的なエピソードは、面接を通過する強力な武器となります。

9-3.本当はネガティブでも転職理由はポジティブに

転職理由を聞かれた際、「現場が合わなかった」「スキルアップできなかった」というネガティブな理由をそのまま伝えるのは避けてください

そのまま伝えてしまうと、採用担当者は「うちに来ても同じ理由で辞めるのでは?」と不安になってしまい、内定が遠のいてしまいます。

例えば、下流工程ばかりの環境を変えたい場合は、「より上流工程にチャレンジできる環境で、貴社の事業に貢献したい」など、将来のキャリアプランにもとづいたポジティブな理由を伝えてください。

つまり、退職理由がネガティブな場合は嘘をつきましょうということではなく、事実の解釈を変えてポジティブに伝えるようにしましょう、ということです。

このように前向きな姿勢を示すことが、採用担当者からの信頼を得るために不可欠です。

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10.SESからの転職はユニゾンキャリア

SESから転職を考えている方はユニゾンキャリアにご相談ください。

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10-1.ユニゾンキャリアの転職成功事例①

成功者インタビューより

転職しようと思ったきっかけを教えてください!

インフラエンジニアとして働くことに慣れてきて、改めてインフラ技術が好きだなと思うようになり、今よりもっと仕事の幅を広げたい、スキルが身につく環境で働きたいと考えるようになったからです。

あとは、インフラ技術や仕事について語り合えるような友達ができたらいいな、という気持ちもありました!やっぱり自分で色々調べて勉強している方と喋るのが楽しいなって思うので!

数ある転職エージェントの中からユニゾンキャリアを選んだ理由とは?

とにかく色んな転職エージェントに登録していたので、最初の1週間は色んな方との面談が入っていました。

もちろん皆さん良い方だったんですけど、ユニゾンキャリアの土肥さんは持ってきてくれる求人が私にビタハマりというか、こちらの要望に合わせて本当に厳選して持ってきてくれたんだなっていうのがすごく分かったんです。

他のエージェントさんも色々紹介してくれたんですけど、採用要件が自分と合っていなかったり、とにかくたくさん受けましょう!と言われて100社くらい大量に求人が送られてきたり…

こちらの条件や要望は見ずに、50個くらい出さないと受からないので!と言われて履歴書も添削してもらえずに出されてて、本当に大丈夫かなって不安になることが多かったです。

そんな時に土肥さんに出会えたのが本当に幸運だなと思います。ちょうど他のエージェントさんも並行して色々使ってたので、ちゃんと比較して良さも分かったので。

ユニゾンキャリアを利用した感想を教えてください!

めちゃめちゃ良かったです。なんというか転職活動をすごく楽しく行えたなと思います。

もしユニゾンキャリアさんを利用していなかったら、もっときつくて、お祈りもたくさんもらって、なかなか決まらなくて…みたいな感じだったと思うんです。

面談のなかで自分でも分からなかった「こういうところに行きたい」っていう思いを引き出していただけたので、自分のようなタイプにはすごく合っているサービスでした。

他にも、求人紹介は的確で、レスポンスはとても早かったので、安心感が桁違いでした…もうめちゃくちゃ感謝しています!本当にありがとうございました。

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10-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例②

成功者インタビューより

どんな軸で転職活動を進めていましたか?

一番は年収よりも「やりたいこと」がやれるか。特に、AWSに携われる環境があるか、というのを一番の軸にしていましたね。

当時はちょうどオンプレからクラウドへの移行期で、「今、一番来ているAWSを学ぶ方が良い」「早くその環境に飛び込みたい」という思いがめちゃ強かったです。

もちろん「オンプレが分からないとクラウドは分からない」っていう面もあるので、このままオンプレをやっていくのもアリかな、ていう葛藤もありました(笑)

それでもやっぱり今後のキャリアを考えると、今すぐにアツい技術に早く飛び込む方が良いだろうな、と判断しました!

ただ、当時携わっていたメールセキュリティサービスの業務では、AWSに関わる可能性がまったくなくて…。やりたいことをやるには、この会社にいたままでは厳しいな、と思って転職活動をはじめたんです。

転職活動を振り返ってどんなことで悩んでたか覚えてます?

正直なところ、1年での転職に大きな不安、というのはなかったんですよね。

前回の転職活動があまり上手くいかなかった経験があったので、「今回もまた何社も落ちたら嫌だな」ぐらいでした。

1年で6つ資格を取ったので、「自分の市場価値って今どれくらいなんだろう?」と気になってもいたので、転職自体に不安はなかったです。

ただ、「どのタイミングで活動を始めたほうが良いんだろう?」っていう悩みはありました。

1年で転職すると決めて資格取得を進めてはいたんですけど、本当にこのタイミングで良いのか迷いがあって、担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんに相談した、という感じですね。

そうしたら「もう資格も十分持っているんで、今でいいんじゃないですか」と背中を押してもらえたので、転職活動をはじめることにしました。

インタビュアー:確かに思ったより早く転職できたっていう話よく聞きますね

ユニゾンキャリアを利用するのは今回2回目だと思うんですけど、イチオシポイントを教えてください!(笑)

転職活動中だけじゃなく、転職後のアフターフォローが本当にありがたかったですね。

正直なところ、ユニゾンキャリアさんを使ったっていう感覚はあまりなくて、佐瀬さんにずっとサポートしてもらった、という感じのほうが強いんです。(笑)

例えば、「次にこの資格を取ろうと思うんですけど、どうですか?」とか、「この案件ってどう思いますか?」みたいな転職以外のところまで、親身に相談に乗ってくれました。

かなり長文で相談することもあったんですけど、いつも丁寧に返信してもらって、本当に心強かったです。

正直転職エージェントさんって、転職した後はなかなか質問を聞きづらいじゃないですか?

だから、こちらから相談するだけでなく、佐瀬さんのほうからも「最近、調子どうですか?」って定期的に連絡をくれたのは、結構ありがたかったです。

あまり褒めすぎるとわざとらしく聞こえるかもしれないんですけど、転職後もそのまま相談して良いっていうのは本当にありがたかったです!

ユニゾンキャリアでは、あなたの希望と異なる求人に応募させる、転職を急かすといったことは一切ありません。自身のペースで、納得のいく転職ができるように、企業を厳選して紹介します。

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