
最終更新日:2025.10.02
絶対やめとけ!SIerに未経験からのエンジニア転職はやばい?どんな人に向いていない?

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら
- SIerはやめとけって本当?
- どんな方がSIerに向いていない?
- エンジニアになるならSESがいいの?
エンジニアになるためにもSIerに入りたいけど、未経験だと難しいのか気になりますよね。
未経験からでもSIerに入ることはできますが、狭き門となっているのが現実です。
転職の難易度が高い割に、会社選びに失敗すると、キャリアアップが難しくなります。
未経験からSIerへの転職は、どんな方であれば向いていて、どんな方だと向いていないのでしょうか?
記事の要約
本記事では、「エンジニアになるために、どの会社に入るかを迷っている方」を対象に、未経験からSIerに転職するのは避けたほうがいいのか、どんな方ならSIerへの転職が向いているのかについて解説していきます。

1.未経験のエンジニア転職ならSIerはやめとけ
結論として、未経験の方がエンジニアに転職するのにSIerを選ぶのは避けるべきです。
転職の難易度が高いだけでなく、入社後に技術力が身に付かない恐れがあるからです。
このほかにも、以下のような問題点があります。
- 転職の難易度が高く採用されにくい
- プログラミングスキルが身に付かない
- 仕事が資料作成や調整業務ばかり
SIerの多くは、未経験の方にも学歴や英語力を求めるなど、採用基準が高いのが実情です。
運良く入社できたとしても、仕事内容は顧客折衝や設計書などの資料作成が中心になります。
そのため、本来身に付けたいはずの技術力を身に付ける機会がほとんどありません。
エンジニアとして「技術力を身に付けたい」のであれば、その目的を果たせないまま時間だけが過ぎていくのです。
その結果、数年後には、転職市場で評価されにくい「プロジェクト管理のスキル」しか残らないという事態になりかねません。
したがって、技術力を習得したい未経験の方にとって、SIerへの転職はミスマッチになる可能性が高いです。
エンジニアの転職に失敗したくないときは、エンジニアに特化した転職支援サービス「ユニゾンキャリア」にご相談ください。
SIerに限らず、エンジニアとしてスキルアップ・年収アップできる会社の求人を紹介するだけではなく、どのようなキャリアを歩むのがベストなのかまでお伝えします。
2.SIerはやめとけといわれる理由8選
未経験からSIerへの転職は、「やめとけ」といわれることがあります。
なぜなら、SIerという業態そのものが、エンジニアのキャリア形成において、いくつかの問題点を抱えているからです。
ここでは、SIerが抱える主な問題点を8つに分けて解説します。
- 長時間労働に陥りやすい業態
- 技術力が身に付きにくい
- 3次請け以下のSIerは避けたい
- 客先常駐より自社開発のほうがいい
- 仕様変更があっても納期が変わらない
- 大手ほど学歴や英語力を重視
- SIerだから年収が高いわけではない
- 未経験ならSESのほうが転職しやすい
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2-1.長時間労働に陥りやすい業態
SIerの仕事は、構造的に長時間労働に陥りやすいという問題を抱えています。
SIerは決められた納期までにシステムを開発する必要があるので、クライアントの都合が最優先され、無理なスケジュールでも受け入れざるを得ない場面が多くあります。
その結果、納期前には、連日、終電まで働き、休日出勤も当たり前、という状況になりかねません。特に、大規模なプロジェクトでは、この傾向が顕著です。
ワークライフバランスを重視する方にとっては、こうした働き方は、大きな苦痛となります。
健康やプライベートな時間を犠牲にしなくてはならない場面が出てくるのです。

2-2.技術力が身に付きにくい
特に、顧客との調整やプロジェクト管理を主に行うSIerでは、プログラミングなどの技術力が身に付きにくいという問題があります。
SIerで働くエンジニアの主な仕事は、顧客の要望を聞き、それを設計書にまとめることです。実際の開発は、下請けの会社や、プログラマーに任せることがほとんどです。
そのため、会議や資料作成に追われるばかりで、肝心の技術力が、まったく向上しないのです。
エンジニアとして、手を動かして、ものづくりがしたい、と考えている方にとっては、大きなミスマッチになります。
気がつけば、技術の話ができない、ただの調整役になってしまう恐れがあります。

2-3.3次請け以下のSIerは避けたい
SIerで働くうえで、3次請けや4次請けといった、商流の低い会社に入るのは避けるべきです。
なぜなら、多重下請け構造の下層にいくほど、会社の利益は少なくなり、エンジニアの給与も低く抑えられます。
しかも下流工程の仕事が多くなり、スキルアップできる機会にも恵まれません。例えば、以下のような仕事を担当することが多いです。
商流の低いSIer企業の主な業務内容
- テスト項目書に沿った単純なテスト
- システムに関するお問い合わせ対応
- 決まった仕様の簡単なプログラミング
こうした作業だけでは、エンジニアとしてのスキルは身に付きません。
同じSIerでも、何次請けの案件が多いかによって、年収が天と地ほどの差になります。

2-4.客先常駐より自社開発のほうがいい
SIerの仕事は、その多くが、クライアントのオフィスに常駐して、働くことになります。そのため、服装や、勤務時間など、クライアントのルールに従わなくてはなりません。
一方で、自社でサービスを開発している会社であれば、より自由な服装で、フレックスタイムなどを活用して、柔軟に働くことができます。
堅苦しい雰囲気が苦手な方や、自分のペースで仕事を進めたい方にとっては、SIerの客先常駐という働き方は、窮屈に感じるかもしれません。
帰属意識を持ちにくい、というデメリットもあります。自社の社員であるという感覚が、薄れてしまうのです。
2-5.仕様変更があっても納期が変わらない
開発の最終段階になって、クライアントから急な仕様変更があったとしても、契約で定められた納期は、決して変わらないことがあります。
このような理不尽な状況は、SIerでは日常茶飯事です。
クライアントの「もっと、こうしたい」という要望を無下に断ることは、ビジネス上、難しいからです。
その結果、すべてのしわ寄せは、現場のエンジニアに来ます。連日の徹夜作業で、心身をすり減らしながら、無理やり、システムを完成させるしかなくなるのです。
このように、あなたの努力やスキルとは無関係なところで、労働環境が悪化するのです。

2-6.大手ほど学歴や英語力を重視
大手SIerでは未経験の方に対して、学歴や英語力を選考基準にすることが多いです。
大手SIerが手掛けるのは社会インフラを支える大規模システムのため、採用する人材にも複雑な物事を理解できる地頭の良さを必要とします。
このような背景からそのポテンシャルを測る指標として学歴が使われています。
また、最新技術は海外から入ってくるため、英語の技術文書を読解する能力も不可欠です。
そのため、学歴や英語力がないと、面接にさえなかなか進めません。
これらの基準を満たしていない場合、中小SIerで経験を積むという選択も、視野に入れる必要があります。

2-7.SIerだから年収が高いわけではない
「SIerだから年収が高い」という考えは、間違いです。担当する仕事内容と会社の評価制度によって、給料は大きく変わります。
しかも、エンジニアのスキルが向上しても、会社の昇給スピードに追いつかないことがあります。そのため、仕事の成果が給与に正しく反映されていないのです。
このような拝見から、同じようなスキルを持つエンジニアが転職によって年収を100万円以上上げることも、この業界では頻繁に起こります。
SIerというだけで高い年収が保証されるわけではありません。自身の市場価値を把握し、それに見合った評価をする会社を選ぶ必要があります。

2-8.未経験ならSESのほうが転職しやすい
未経験から、一日でも早くエンジニアとしてのキャリアをスタートしたい場合、SIerよりもSESのほうが転職しやすいです。
なぜなら、SESのほうがポテンシャル採用の枠が、SIerに比べて多いからです。第二新卒であれば、資格がなくても、採用される可能性は十分にあります。
20代後半であっても、基本情報技術者試験などの資格があれば、内定を獲得できる可能性は低くありません。
まずはSESで実務経験を積み、そこから、SIerや自社開発の会社へステップアップしていくのも選択肢のひとつです。
いきなりSIerを目指すよりも、SESのほうが早くスキルアップできる可能性があります。
3.こんなSIerに入るのは絶対にやめとけ
SIerと一口に言っても、その中身は、千差万別です。その中には、エンジニアとしてスキルアップできない会社も存在します。
ここでは、未経験から入社してはいけないSIerの特徴を解説します。
- 下流工程の案件ばkりのSIer
- SIerと名乗りつつ実態はSES
- キャリアパスが不明確なSIer
- 不必要な天下りが多いSIer
- 営業力がなく案件が少ないSIer
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3-1.下流工程の案件ばかりのSIer
SIerの中には下流工程の案件しか扱っていない会社があり、このような会社への入社は避けるべきです。
このような会社では、エンジニアとして最も市場価値の高い顧客折衝や設計といった、上流工程のスキルが身に付かないからです。
あなたが担当するのは、プログラミングやテストといった、下流工程の作業ばかりになります。その結果、数年後の市場価値は、ほとんど上がらない可能性が高いです。
下流工程の経験ばかりだと、スキルアップができず、なかなか年収も上がりません。

3-2.キャリアパスが不明確なSIer
エンジニアがどのように成長し、どのようなキャリアを築くのかが不明確なSIerも避けるべきです。
キャリアパスが不明確なのは、会社が社員の成長を重視していないことの表れだからです。
例えば、以下のような点が、明確に示されているかを確認する必要があります。
キャリアパスが明確なSIerの特徴
- 等級ごとの役割と給与テーブル
- 上流工程に挑戦するための条件
- PMなど管理職への昇進ルート
こうした情報がなければ、何を目標に日々の仕事に取り組めば良いのか、分からなくなり、行き当たりばったりのキャリアを歩むことになるのです。
そのため、キャリアパスや評価制度についても、合わせて確認することが不可欠です。

3-3.不必要な天下りが多いSIer
大手SIerの子会社などで、親会社から管理職が「天下り」してくる会社は、避けるべきです。若手社員の昇進の機会が、構造的に奪われている可能性が高いからです。
こうした会社では、重要なポストが親会社からの出向者で埋め尽くされてしまうからです。
あなたがどれだけ成果を上げても、プロパー社員が就けるポストには限りがあります。これは、社員のモチベーションを、著しく低下させる原因になります
その結果、数年後には将来が見えなくなり、働く意欲を失います。周りの優秀な同僚は、昇進の機会を求めて、次々と転職していきます。
会社に残るのは、成長を諦めた人ばかり、という状況にもなりかねません。
会社の役員や管理職の経歴は、その会社の風通しの良さを示す指標です。入社前に、プロパー社員の昇進実績を確認する必要があります。

3-4.営業力がなく案件が少ないSIer
会社の営業力が弱く、常に案件不足に悩んでいるSIerも危険です。
なぜなら、案件が少なければ、あなたは、自分の希望や、スキルレベルに合わない仕事でも、受け入れざるを得なくなるからです。
スキルアップにつながらない仕事や、あなたの専門とは関係のない仕事を長期間、続けさせられる可能性もあります。
また、案件がないと待期期間が発生し、その間の給与が減る会社も存在します。
会社が安定して案件を獲得できていないと、実務経験を積めない期間が発生するので、それだけスキルアップできる機会が減る可能性が高いです。
そのため、会社のHPで取引先を確認して、大手との取引実績があるのか、取引先が多くて、案件に困る心配がないのかを確認しておきたいです。
4.第二新卒なら選考対策でSIerに転職可能
第二新卒であれば、選考対策を行うことでSIerに転職することは可能です。
多くのSIerは未経験であっても第二新卒を積極的に採用しているので、20代後半の方よりも転職の難易度が低くなっています。
社会人としての、基本的なマナーが身に付いており、かつ、特定の会社の色に染まりきっていない第二新卒は、SIerにとって教育しやすい人材です。
ただし、内定を獲得するためには、なぜこの会社に転職したいのか、これまでの社会人経験で何を学んだのかについて、自分の言葉で語れるように準備しておく必要があります。
会社によって評価基準が異なるため、面接で何を話すと評価されるのかが変わってきます。
そのため、SIerから内定を獲得したいのであれば、会社ごとの評価基準を把握することが大切です。
ユニゾンキャリアであれば、SIerの人事から採用の評価基準を確認しているため、面接で何を話すと評価されるのかを知っています。
もし未経験からSIerに転職したいのなら、まずはユニゾンキャリアにご相談ください。
5.SIerへの転職が向いていない人の特徴
特に、未経験からエンジニアを目指す場合、以下に紹介する特徴に当てはまる方は、安易に転職すると苦労する可能性が高いです。
- コミュニケーション能力がない
- プログラミングだけやりたい
- マネジメントをやりたくな
- 勉強が苦手だとついていけない
- 資料作成に必要な文章力がない
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5-1.コミュニケーション能力がない
人と話すのが苦手で、コミュニケーションを取るのを避けたい方はSIerへの転職をおすすめできません。
SIerで働くエンジニアはコミュニケーション能力が必要になることが多いです。
例えば、クライアントやプログラマー、インフラエンジニアなど、社内外の人と関わりながら、仕事を進めていきます。
それぞれの立場や言いたいことを理解し、円滑にプロジェクトを進める、調整役としての能力が不可欠です。そのため、黙々と一人で作業したいという方には向いていません。
技術力以前の問題として、人間関係の構築ができないと仕事になりません。
技術力は入社後に習得できますが、コミュニケーション能力はすぐには身に付かないので、SIerから内定を獲得することが困難です。

5-2.プログラミングだけやりたい
一日中、コードを書いていたいのなら、SIerへの転職は向いていません。
なぜなら、SIerにおけるエンジニアの仕事に占めるプログラミングの割合は、それほど多くないからです。
主な仕事は、クライアントの要望を聞き、それを設計書にまとめることです。実際のプログラミングは、下請けの会社のプログラマーに任せています。
そのため、会議や資料作成、メンバーとの調整といった、非技術的な仕事のほうが多いです。
ものづくりの中でも、特に「手を動かして作る」ことが好きな方は、プログラマーを目指すべきです。
SIerでエンジニアとして働くのは、システムを作る人というよりは「作るものを決める人」「作る人を管理する人」です。

5-3.マネジメントをやりたくない
将来的に、プロジェクトの進捗管理やメンバーの育成といった、マネジメントをしたくない方も、SIerへの転職をおすすめできません。
なぜなら、多くのSIerではエンジニアのキャリアパスの終着点がプロジェクトマネージャー(PM)に設定されているからです。
年次が上がるにつれて、管理業務の割合が徐々に増えていきます。
もちろん、技術を極めるスペシャリストの道を用意している会社もあります。
しかし、会社によっては、管理職にならなければ、年収が頭打ちになる、というケースも少なくありません。そのため、入社前にその会社のキャリアパスを確認しておく必要があります。
技術専門職として、キャリアを終えたいのであれば、そうしたキャリアパスが用意されている会社を、選ばなくてはなりません。

5-4.勉強が苦手だとついていけない
勉強が苦手で、新しいことを学ぶのが苦痛なら、エンジニアとしてスキルアップしていくことはできません。
エンジニアが学ぶ必要があることは、新しい開発手法やクラウドサービス、セキュリティの知識など多岐にわたります。
これらの知識がなければ、顧客に対して、最適なシステムを提案することができません。日々の業務に追われ、勉強を怠っていると、あなたの知識はあっという間に時代遅れになります。
その結果、いつまでも、同じような仕事しか任せてもらえず、年収も上がらない、という事態に陥るのです。
技術だけでなく、担当する顧客の業界知識を学ぶこともエンジニアには不可欠です。

5-5.資料作成に必要な文章力がない
文章を読んだり、書いたりするのが苦手なら、エンジニアの仕事は向いていません。
なぜなら、エンジニアの仕事は「資料作成との戦い」といっても過言ではないからです。
顧客の要望をまとめた「要件定義書」、システムの仕様を記した「設計書」、プロジェクトの計画を立てる「WBS」、そして、日々の「議事録」や「報告書」を作成します。
エンジニアは膨大な量の資料を読み、誰が読んでも誤解のないように分かりやすく書く能力が必要です。
ただし、文章力があるから評価されるのではなく、文章力がある前提で仕事が進んでいきます。そのため、国語が苦手だったという方には、正直、おすすめできません。
このような背景から、論理的で分かりやすい文章を書くスキルはプログラミングスキルと同じくらい重要です。
6.SIerへの転職が向いている人の特徴
SIerへの転職が向いている方には、いくつかの特徴が存在します。
ここでは、SIerから評価が高い方の5つの特徴を解説します。
- 第二新卒かつ英語力がある
- マネジメント経験がある
- プログラミングを勉強中
- 短期離職ゼロかつ初転職
- 勉強が得意で資格取得が早い
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6-1.第二新卒かつ英語力がある
第二新卒であることは、未経験からSIerを目指すうえで、大きなアドバンテージになります。
社会人としての基本マナーが身に付いているため、教育コストが低いと判断されるからです。それに加えて、英語力があれば、特に大手SIerへの転職で、高く評価されます。
なぜなら、最新の技術情報は、多くが英語のドキュメントで提供されるからです。英語力は、あなたの学習能力の高さと、最新技術への追随能力を示す、分かりやすい指標になります。
この2つを兼ね備えた人材は、非常に貴重です。特にTOEICで700点以上あれば、書類選考で、有利に働く可能性が高いです。

6-2.マネジメント経験がある
IT業界での経験はなくても、前職で何らかのマネジメント経験がある方は、SIerへの転職で有利になります。
例えば、飲食店の店長として、アルバイトのシフト管理や売上管理を行っていた経験、あるいは、営業チームのリーダーとして、メンバーの目標達成を支援した経験などです。
これらの経験は、プロジェクトの進捗管理や、チームメンバーとの調整業務に役立ちます。
人をまとめ、目標達成に導いた経験は、業界を問わず評価されるポータブルなスキルです。

6-3.プログラミングを勉強中
未経験であっても、すでに入社前からプログラミングの学習を自分ではじめている姿勢は、高く評価されます。エンジニアになる本気度と学習意欲を示す、何よりの証拠になるからです。
Progateやドットインストールなどの学習サイトや書籍などで、基本的な文法を学んでいるだけでも構いません。
大切なのは、「会社に教えてもらうのを待つ」のではなく、自ら行動を起こしている、という事実です。
面接の場で、現在、何を、どのように勉強しているのかを語れるように準備しておくことが大切です。その熱意は、採用担当者に必ず伝わります。

6-4.短期離職ゼロかつ初転職
新卒で入社した会社を辞めておらず、今回の転職がはじめてならアドバンテージになります。
なぜなら、採用担当者は「継続力」と「ストレス耐性」を高く評価するからです。
例えば、20代で1回以上転職していたり、1度でも短期離職があると、「継続力」と「ストレス耐性」がないと見なされます。
特に、SIerの仕事は、プロジェクト期間が長く、顧客との関係性も、長期にわたります。
そのため、すぐに辞めてしまう可能性のある方よりも、ひとつの場所で、腰を据えて頑張れる人材を会社は求めています。

6-5.勉強が得意で資格取得が早い
勉強が得意で、資格取得のスピードが速いことも、SIerで働くうえでアドバンテージになります。
エンジニアの仕事は、技術だけでなく、顧客の業界知識やマネジメント手法など、常に新しい知識のインプットが必要です。
そのため、効率的に学び、それを吸収できる能力は高く評価されます。
例えば、ITの基礎知識を証明する「基本情報技術者試験」に、短期間で合格した実績などがあれば、学習能力の高さを客観的に示すことができます。
このような実績があると、採用担当者に入社後の成長を期待してもらうことが可能です。
7.未経験のエンジニアが転職で後悔しない方法
未経験からエンジニアへの転職で後悔しないためには、会社選びの段階で、気をつけるべき点があります。
ここでは、あなたの転職の失敗確率を下げるための4つの方法について解説します。
- 研修制度が充実したSESに転職する
- エンジニアの仕事内容の理解は必須
- キャリアパスを知らないと転職に後悔
- IT専門の転職エージェントを使う
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7-1.研修制度が充実したSESに転職する
未経験からエンジニアになるなら、研修制度が充実したSESに入るのがおすすめです。
多くのSESは、未経験の方をポテンシャルで採用し、自社の研修で育ててから現場に配属しています。そのため、ゼロからスキルを習得しやすい環境が整っているのです。
ただし、質の低い研修しか行わない会社も存在するため、注意が必要です。
例えば、CCNAやLPIC-1などの資格取得を研修のゴールに設定している会社は、信頼性が高いといえます。
まずはSESで給料をもらいながらスキルを身に付けることを意識することが大切です。
数年後にSESで身に付けたスキルを武器に、SIerや自社開発の会社へ転職することをおすすめします。

7-2.エンジニアの仕事内容の理解は必須
転職で後悔しないためには、「エンジニア」という言葉をひと括りにせず、職種ごとの仕事内容を理解することが不可欠です。
あなたがイメージする仕事と入社後の仕事内容が違えば、会社への不満につながります。
なぜなら、職種が違えば、日々の仕事内容も必要なスキルも異なるからです。
プログラマーとしてコードを書きたいのに、システムエンジニアとして顧客との会議ばかり、というミスマッチは頻繁に起こります。
自分の得意なことと、仕事で必要なことが正反対だったという事態にもなりかねません。
SIerで働くエンジニアの中には、主に以下のような職種があります。
SIerで働くエンジニアの主な職種
- システムエンジニア
- プログラマー
- インフラエンジニア
- Webエンジニア
- 組み込みエンジニア
これらはすべて同じエンジニアですが、仕事内容は異なります。
そのため、どのようなエンジニアになりたいのかを決めておかないと、自分に合った会社に転職できない恐れがあります。
7-3.キャリアパスを知らないと転職に後悔
入社後に自分がどのように成長していくのかを知るためにも、その会社のキャリアパスを確認することは転職で後悔しないために不可欠です。
キャリアパスが不明確な会社に入社してしまうと、何を目標に頑張れば良いのか分からず、キャリアが行き詰まってしまいます。
評価制度があいまいで、上司の気分で評価が決まるような会社では、モチベーションを維持するのは困難です。
例えば、面接の段階で、「3年目で高い評価を得ている社員は、どのような仕事をしていて、年収はいくらですか?」といった質問をします。
明確な回答が返ってくる会社は、社員の成長を考えている会社です。入社前に、その会社でどのようなキャリアを築けるのかについては把握しておくべきです。
7-4.IT専門の転職エージェントを使う
未経験からのエンジニア転職を成功させるには、IT専門の転職エージェントをうまく活用することが大切です。
なぜなら、あなた個人では決して得られない、会社の「内部情報」を持っているからです。
例えば、求人票には「研修制度あり」としか書かれていなくても、転職エージェントは、「その研修で本当にスキルが身に付くのか」「研修の勉強についていけるのか」といった、実態を把握しています。
こうした情報は、転職して後悔しない会社選びをするうえで欠かせません。
また、会社ごとに合わせた面接対策も行ってくれるので、自分一人で転職活動をやるよりも、より待遇のいい優良企業に転職することができます。
8.未経験からのエンジニア転職はユニゾンキャリア
SIerに転職した結果、技術力が身に付かず、希望とは違う仕事を任される恐れがあります。
そのため、最初の会社選びを間違えると、スキルアップやキャリアアップが遠回りになりかねません。
そんな転職の失敗を防ぎたい方は、エンジニア転職のプロ「ユニゾンキャリア」にご相談ください。
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8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。
せっかく未経験からシステムエンジニアに転職するのなら、絶対に後悔したくないですよね。
研修が充実していて、しっかり開発経験が積めて、キャリアの幅が広い会社に入りたいのが本音だと思います。
そんな理想といえる会社に入るためには、求人票に載っていない、会社ごとの働き方や入社後のキャリアについての内部情報を知らなくてはなりません。
ユニゾンキャリアであれば、人事から会社の内部情報を聞いているため、どのような働き方をしているのか、どのようなキャリアを歩んでいるのかをお伝えできます。
このほかにも、以下のような転職支援を行っています。
ユニゾンキャリアの転職支援
- 未経験からエンジニアになれる優良企業の紹介
- あなたの強みを伝えるための書類作成
- 企業の内部情報にもとづく面接対策
- 理想の年収を実現するための条件交渉
- 入社後の長期的なキャリア相談
このような転職支援を行い、SIerに転職できるだけではなく、転職の失敗を防げるように会社紹介を行っています。
この一人ひとりのキャリアに真剣に向き合う姿勢が評価され、Googleの口コミは400件以上で★4.8を獲得しています。
口コミ評価
「まずは話だけ聞いてみたい」という情報収集の段階でも歓迎です。
ご相談から内定まで、すべてのサービスは「完全無料」ですので、お気軽にご相談ください。
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8-2.SIerへの転職成功インタビュー

成功者インタビューより
転職しようと思ったきっかけは何ですか?
手に職をつけたいと思ったのがきっかけです。
新卒でホテルの営業をしていたんですが、基本給が変わらずインセンティブ中心の給料体系だったので、給与が安定しなかったんです…。
そういう環境だったので、将来を考えたときに、専門性のあるスキルを身に付けて安定して長く働きたいと思うようになりました。
「専門的なスキルが身につく仕事ってなんだろう」と思ってネットで色々調べていた時に、たまたまエンジニアに関する記事を見つけて、良いかも!と思い転職活動を始めました。
ユニゾンキャリアでどのような選考対策を行いましたか?
IT業界について詳しく教えてもらったうえで、面接対策を行いました。
担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんがIT業界や職種、業務内容など全て教えてくれたので、面接で「エンジニアの種類」「システム開発の流れ」などについて質問があってもスラスラと話せました。
あと、Javaというプログラミング言語の入門書を読んでいたことで評価された場面もありました。
開発エンジニアを目指すなら「Javaを少しでも勉強していると評価される」と佐瀬さんから教えてもらったんです。
具体的にここまでの範囲を言語化できるようになると面接で評価されますよ、ということまで教えてもらえたので無駄なく学習できました。
採用担当の方にも「未経験なのにそこまで理解してるんですね」と褒めてらえたので嬉しかったですし、佐瀬さんはとても的確にアドバイスしてくれたんだなと思いました!
ユニゾンキャリアを利用してどうでしたか?
本当に利用してよかったです。
担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんがIT業界やエンジニアの仕事内容について、一から教えてくれたことが面接にもすごく役立ちました。
佐瀬さんのおかげでやりたいことができる企業に転職できたので、とても感謝しています!
ユニゾンキャリアでは、未経験からSIerに転職したい方を支援しています。
実際に、資格がなくても転職に成功し、上流工程に携われる会社に転職できました。
各社の採用要件を把握しているため、適切な面接対策ができるようになり、面接をした3社のうち1社から内定を獲得しています。