
最終更新日:2025.08.13
QAエンジニアの勉強内容と勉強方法は?未経験・経験者ごとに解説

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- QAエンジニアになるために、何から勉強すべき?
- おすすめの勉強方法が知りたい
- 必要なスキルやおすすめの資格を知りたい
「QAエンジニアは未経験でも目指しやすい」と聞き、興味を持った方は多いのではないでしょうか?確かに、QAエンジニアは開発職に比べてプログラミングスキルが必須ではない場合もあり、挑戦しやすい職種といえます。
しかし、安易に「簡単そう」と考えるのは危険です。
品質保証という重要な役割を担うには、専門的な知識とスキルが不可欠だからです。そのため、正しい知識を身に付けずにいると、実務で壁にぶつかってしまうリスクも高まります。
他職種と同様に、QAエンジニアとして活躍するためにはあなたのスキルに合った勉強が欠かせないのです。
記事の要約
本記事では、「QAエンジニアを目指すすべての方」を対象に、レベル別に勉強内容から学習の進め方、おすすめの資格まで解説します。

1.【 レベル別】QAエンジニアの勉強内容一覧
QAエンジニアが勉強すべきことをレベル別に解説します。
- QAエンジニアになるために学ぶこと
- 経験者がスキルアップのために学ぶこと
- 経験者がキャリアアップのために学ぶこと
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1-1.QAエンジニアになるために学ぶこと
未経験からQAエンジニアを目指すなら、まずITとテストの基礎知識を学んでおくと良いです。QAエンジニアは開発チームの一員として働くので、ITの共通言語を知っていると、エンジニアとの会話が円滑に進みます。
例えば、ウォーターフォールやアジャイルといったソフトウェア開発の流れや、単体テスト、結合テストといったテストの基本的な種類に関する知識が挙げられます。
こういった知識がないと、会議で「スプリント」や「デプロイ」といった単語が出たときに、話についていくのが難しいかもしれません。
また、Webサイトがどのような仕組みで表示されるのか、といった基礎を理解しているだけでも、不具合の原因を推測するのに役立ちます。
基礎知識があれば、現場のエンジニアとの会話や業務の理解でつまずくことが少なくなるはずです。未経験からQAエンジニアを目指すには、ITとテストの基礎学習が最初のステップになります。

1-2.経験者がスキルアップのために学ぶこと
現職がQAエンジニアの方は、テスト自動化やパフォーマンスを計測する負荷テストのスキルを学ぶことで、ご自身の市場価値を高めることができます。
多くの開発現場では、開発スピードを上げるために、時間のかかる手動テストからの脱却や、開発プロセス全体の効率化が課題になっているためです。
例えば、SeleniumやPlaywrightといった自動化ツールや、JMeterを使った負荷テストの知識が役に立ちます。
また、手動で行っていたテストを自動化できれば、その分の時間をより複雑なテスト設計に充てることが可能です。このように、自動化や負荷テストのスキルはサービスの信頼性向上にも直接つながり、現場で高く評価されます。
これらのスキルを習得することで、単なる品質保証の担当者ではなく、開発スピードと品質の両方を向上させるエンジニアとして、キャリアアップや年収アップの機会が大きく広がります。
スキルアップを目指す経験者には、テスト自動化や負荷テストの学習がおすすめです。
1-3.経験者がキャリアアップのために学ぶこと
QAエンジニアとしてキャリアアップを目指すなら、テスト戦略の策定や品質マネジメントのスキルが必要になります。
チームリーダーやマネージャーになると、個別のテストを見るだけでなく、プロジェクト全体の品質を管理する視点を持たなければいけません。
例えば、テスト計画書の作成業務では、いつ、何を、どのようにテストするのか、リソースを考慮しながらプロジェクト全体の方針を決定します。
また、品質を数値で示す品質指標(メトリクス)の管理業務では、発見した不具合の数を分析し、データに基づいて客観的な品質報告をするのもQAエンジニアの役割です。
さらに、後輩メンバーの育成や指導も、チーム全体の生産性を上げるためには重要です。これらのことから、個々のテストを実行するスキルに加えて、組織全体の品質を高めるスキルがあなたのキャリアを拓きます。
マネージャーなどを目指すには、プロジェクトを俯瞰する品質マネジメントの視点を学ぶことが重要です。
ユニゾンキャリアではITエンジニア専門の転職支援サービスを行っています。
QAエンジニア未経験の方から、既にQAエンジニアでさらにキャリアアップしたいと考えている方まで、転職に関する些細な不安からご相談に乗りますので、どなたでもお気軽にご利用ください。
2.QAエンジニアが基礎を学ぶ流れ
QAエンジニアの勉強は、以下のような順番で学ぶことがおすすめです。
- ソフトウェアテストの基礎を学ぶ
- 品質保証、品質管理について学ぶ
- テスト設計の基本的な技法を習得
- 簡単なコードでテストを自動化
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2-1.ソフトウェアテストの基礎を学ぶ
QAエンジニアの学習は、まずソフトウェアテストの目的や「テストの7原則」といった基礎理論を理解することからはじめます。
この基礎が、テスト活動全体の判断基準となります。「なぜこのテストを行うのか」という本質を理解するために不可欠な知識だからです。
例えば、7原則の中には「全数テストは不可能」というものがあります。これは、すべての組み合わせをテストするのは現実的ではない、という考え方です。
QAエンジニアは、やみくもにテストをしているのではありません。後から学ぶテスト設計の技法を用いて、効果的なテストを見極める力が必要になるのです。
JSTQBの公式シラバスや関連書籍を読めば、こうしたテストの役割や専門用語の知識を身に付けられます。この基礎理論を学ぶことで、その後のテスト技法やツールの学習がスムーズに進むはずです。
QAエンジニアの学習は、ソフトウェアテストの基礎理論を理解することからはじめるのが良いです。
2-2.品質保証、品質管理について学ぶ
次に、品質保証(QA)と品質管理(QC)の違いと、それぞれの役割を学びます。QAエンジニアの仕事は、バグを見つけるだけでなく、バグの発生を防ぐ仕組み作りまで含まれるためです。
例えるなら、完成したジュースの味をチェックするのが品質管理(QC)です。一方で、ジュースの製造工程そのものを見直し、常に美味しいジュースが作れるように改善するのが品質保証(QA)にあたります。
単に不良品を見つけるだけでなく、不良品が生まれない環境を整えるわけです。
ソフトウェア開発においても同じことがいえます。品質管理は完成した製品のテストが中心ですが、品質保証は開発プロセスの改善まで含むのです。
この違いが分かると、テストを実行するスキルだけでなく、開発の進め方に対しても意見ができるようになります。品質保証と品質管理を学ぶことで、より上流の工程から品質向上に関わることができるのです。

2-3.テスト設計の基本的な技法を習得
基礎を学んだら、同値分割法や境界値分析といったテスト設計技法を習得します。これらの技法を使えば、勘や経験だけに頼らず、効率良くバグを発見できるテストケースを作成できるためです。
例えば、20歳から60歳までが対象のサービスで年齢を入力する場合を考えます。不具合は仕様の境界で発生しやすいため、境界の値(19、20、60、61歳など)を重点的に確認するのが境界値分析です。
また、同じように扱える値をグループに分ける「同値分割法」も使います。
この例では「19歳以下」「20歳から60歳」「61歳以上」の3つのグループに分け、各グループから代表的な値を一つずつテストします。
同値分割法の代表的な値の例
- 有効な値のグループ: 20歳~60歳(例:35歳をテスト)
- 無効な値のグループ(下限): 19歳以下(例:10歳をテスト)
- 無効な値のグループ(上限): 61歳以上(例:70歳をテスト)
これらのテスト設計技法は、テストの品質と効率を上げるためのQAエンジニアの必須スキルです。テスト設計技法を習得すると、漏れや無駄のないテストケースを作成できるようになります。

2-4.簡単なコードでテストを自動化
最後に、SeleniumやPlaywrightを使い、簡単なWeb操作を自動化するコードを書いてみます。テストの自動化は、近年のQAエンジニアにとって重要なスキルであり、実際に手を動かすことが理解への近道だからです。
例えば、ログイン画面を開き、IDとパスワードを入力してログインボタンをクリックする、という一連の流れを自動化します。
まずはPythonのような、初心者でも比較的読み書きしやすい言語からはじめてみるのがおすすめです。
もちろん、最初はエラーが出て、きっとうまく動きません。そのエラーの原因をひとつずつ調べて解決していく、その地道な過程こそが、あなたの実力に変わります。
ツールがどう動くかを実際に体験することで、テスト自動化の仕組みが分かり、自分の書いたコードでブラウザが動くのを確認できれば、自動化への理解がぐっと進むはずです。

3.QAエンジニアのおすすめ勉強方法4選
QAエンジニアのおすすめ勉強方法を4つ紹介します。
- 本・書籍で学ぶ
- 学習サイトや動画で学ぶ
- 資格取得を目指す
- 生成AIを有効活用する
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3-1.本・書籍で学ぶ
本や書籍での学習は、知識を順序立ててインプットするのにおすすめの方法です。
専門家によって情報が整理されているため信頼性が高く、知識の抜け漏れを防ぎやすいというメリットがあります。
Webの情報は手軽ですが、中には古かったり誤っていたりする情報も少なくありません。その点、本はひとつのテーマについて、深く掘り下げて解説してくれます。
例えば、「ソフトウェアテスト教科書」のように有名な本や、JSTQBの公式シラバスなどが挙げられます。
流行りのツールと違い、テストの普遍的な考え方は書籍から学ぶのがおすすめです。
分からない部分に付箋を貼ったり、大切な箇所にマーカーを引いたりして、自分だけの教科書に育てていくことも可能です。
そうして一冊を読み通すことで、QAに関する知識の全体像が頭に入り、自信にもつながります。本や書籍は、QAの知識を順序立てて、かつ正確に学ぶための優れた手段です。

3-2.学習サイトや動画で学ぶ
学習サイトや動画は、視覚的に分かりやすく、自分のペースで学習を進めたい方におすすめです。特にテストツールの操作方法など、文章だけでは分かりにくい内容も、動画なら視覚的・直感的に理解できます。
例えばUdemyなどの動画学習プラットフォームや、YouTubeで公開されているQA関連の解説動画が挙げられます。
実際にコードを書くハンズオン形式の演習が含まれている講座を選ぶと、知識が定着しやすくなります。動画であれば、分からなかった部分を一時停止して、自分のペースで何度も見返すことが可能です。
講座によっては講師に質問できる機能もあり、疑問点を専門家に聞けます。また、学習サイトや動画は、再生速度を調整できるものも多く、時間を有効活用したい方にも合っています。
通勤時間などのすきま時間を活用して、手軽に学習できるのも良い点です。学習サイトや動画は、ツールの使い方を学んだり、すきま時間で勉強したりするのに適しています。

3-3.資格取得を目指す
資格取得を目標にすると、学習のモチベーションを維持しやすくなります。ゴールが明確になるので、日々の勉強に意味を見出しやすいからです。
独学だとつい後回しにしがちな勉強も、試験日が決まっていれば集中して取り組めます。試験日から逆算して学習計画を立てるため、「何を」「いつまでに」学ぶべきかが明確になります。
例えば、JSTQB認定テスト技術者資格は、QAの知識を証明する代表的な資格です。試験勉強を通じて、これまで何となく行っていたテスト作業の背景にある理論を学べます。
知識を整理することで、自分のテストスキルの自信にもつながるはずです。また、合格すれば、自身のスキルを客観的に証明することになり、就職や転職で有利に働きます。
このように、資格取得を目標にすることで、学習のモチベーション維持とスキルの証明ができます。
3-4.生成AIを有効活用する
ChatGPTなどの生成AIは、学習の補助ツールとして役立ちます。分からない専門用語をすぐに質問したり、テストケースのアイデアを出してもらったりできるため、学習を効率化できます。
例えば、「同値分割法を分かりやすく教えて」と質問したり、「ECサイトの会員登録機能について、テスト観点を10個挙げて」と依頼したりといった使い方があります。
ほかにも、自分が書いたテストコードをレビューしてもらう、といった活用方法もおすすめです。
コードが完成していない段階や、エラーの原因が分からない時にも、そのままチャットに書き出して「不完全なところを教えて」などと、ヒントをもらうこともできます。
生成AIを自分だけの家庭教師として使うことで、学習の質を高めることが可能です。生成AIを活用することで、疑問点をすぐに解消し、学習効率を上げられます。

4.QAエンジニアの勉強に役立つ資格5選
QAエンジニアの勉強に役立つ資格を5つ紹介します。
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- JSTQB認定テスト技術者資格
- ソフトウェア品質技術者資格認定
- IT検証技術者認定試験(IVEC)
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4-1.基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、IT全般の基礎知識を証明する国家試験です。QAエンジニアがテスト対象のシステムを理解し、開発者と円滑に連携するために役立ちます。
QAエンジニアもITエンジニアの一員であり、開発者と共通の言葉で話せることは、認識の齟齬を防ぎ、プロジェクトをスムーズに進めるうえで重要です。
試験では、コンピュータの仕組みからネットワーク、データベース、開発手法まで、幅広い知識が問われます。この資格の勉強を通じて、ITの様々な分野の知識をバランス良く身に付けることが可能です。
開発者が普段話している専門用語や、システムが内部でどう動いているかを理解できるようになります。
例えば、データベースの知識があれば、データ不整合のバグを特定しやすくなりますし、ネットワークの知識があれば、通信が遅いといった問題の原因を切り分けるときに役立ちます。
基本情報技術者試験の学習は、開発の背景を理解し、より的確なテストを行うための知識につながるのです。
4-2.応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験より発展的なIT知識を証明する国家試験です。
テスト計画の立案など上流工程に携わるうえで、技術的な背景を踏まえた判断が必要になるため、キャリアアップを目指す方におすすめします。
この試験の特徴は、選択式だけでなく記述式の問題が出題される点です。
例えば、「なぜこのデータベース技術を選ぶのか」といった問いに対し、技術選定の理由やメリット・デメリットを論理立てて説明する力が試されます。
プロジェクトマネジメントに関する知識も問われるため、開発全体の流れを管理する視点も養われます。
これらの知識は、単にテストを行うだけでなく、チームリーダーとしてテスト全体の計画を立てたり、メンバーに的確な指示を出したりする際に直接役立つものです。
技術的な意思決定や、チームの管理に必要な知識を身に付けることができます。応用情報技術者試験は、将来的にチームリーダーやQAマネージャーを目指す方におすすめの資格です。
4-3.JSTQB認定テスト技術者資格
JSTQB認定テスト技術者資格は、ソフトウェアテストの専門知識を証明する国際的な資格です。
テストに関する知識を学べる、QAエンジニアとしての専門性を示す代表的な資格です。Foundation Levelではテストの基礎、Advanced Levelではテストマネジメントなどの専門知識が問われます。
この資格の学習を通じて、世界標準のテスト用語や技法を学ぶことができます。また、多くの企業で認知されている資格でもあるため、取得者はテストの専門家として評価される資格です。
「テストについてきちんと学んできた」という証明になるため、実務経験が少ない方にとっても、特に転職活動で役立ちます。
JSTQBは、QAエンジニアとしての専門性を高めたいすべての方におすすめの資格です。
4-4.ソフトウェア品質技術者資格認定
ソフトウェア品質技術者資格認定(JCSQE)は、ソフトウェア品質全般の知識を問う、日本独自の資格です。テストだけでなく、品質保証や品質管理、プロセス改善といった、より広い視点での品質の知識が問われます。
例えば、初級では品質管理の基本、中級では品質技術の実践的な知識が問われます。レビュー技法や品質データの分析方法など、品質向上のための手法が学べる内容です。
これは、単に不具合を見つけるだけでなく、不具合の発生を未然に防ぐ仕組みを考えるための知識です。
JSTQBがテスト技法に強いのに対し、JCSQEは品質マネジメントの知識を証明するのに適しています。そのため、開発プロセス全体を見渡し、上流工程から品質を作り込みたいという志向の方に合っています。
ソフトウェア品質技術者資格認定(JCSQE)は、品質の専門家として、プロジェクトの早い段階から品質向上に貢献したい方におすすめの資格です。
4-5.IT検証技術者認定試験(IVEC)
IVECは、テスト現場での実践的なスキルを重視した資格です。
JSTQBなどが知識を問うのに対し、IVECはテスト設計や実行といった実務能力を評価することに特徴があります。
例えば試験では、実際の業務と同じように仕様書を読み、そこからテストケースを作成する形式の問題が出題されます。
これは、単に知識を覚えているかではなく、その知識を使って実際にテスト設計ができるスキルが重要です。そのため転職の際にも、この資格を持つことで、知識だけでなく、現場で即戦力となるスキルがあることを示せます。
IVECは、QAエンジニアとしての実務スキルを身に付けたい方、転職に先立ってスキルを客観的に証明したい方におすすめです。

5.QAエンジニアの転職はユニゾンキャリア
それでは最後に、ITエンジニア専門の転職支援サービス、ユニゾンキャリアについて紹介します。
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5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございます。
本記事を読んで、QAエンジニアの勉強について、具体的なイメージが湧いてきた方も多いのではないでしょうか?
しかし、学習すべきことは分かっても、「自分のスキルレベルで転職できるのか」「どんな企業が自分に合っているのか」をひとりで判断するのは難しいのが現実です。
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5-2.ユニゾンエンジニアへの転職成功事例

成功者インタビューより
転職しようと思ったきっかけを教えて下さい!
僕は少し特殊で、大学を半年ほど留年してしまったので、新卒の枠がなかったんですよね。
卒業後はたまたま見つけた某大手企業の子会社に契約社員として入ったんですが、そこであまりうまくいかなくて…精神的にしんどくなってしまったのが転職を決めた理由です。
というのも、面接でITエンジニアの仕事ができますよと言われて採用されたはずなのに、実際に業務が始まると事務作業しかさせてもらえなかったんです。
一向にエンジニアの仕事をさせてもらえなくて騙された気持ちになりましたし、そもそも自分のやりたい仕事じゃないことをやり続けるのはとても苦痛で…時間が過ぎるのが遅く感じてきつかったです。
それでも、いつかエンジニアの業務ができるかも…と思って頑張っていたんですが、僕のOJT担当だった先輩が4年間ずっと事務作業しかさせてもらえていなくて、もう無理だなと思い転職を決断しました。
転職活動を始めた時の経歴を教えてください!
大学を9月に卒業後、そのまま契約社員として就職し8ヶ月間従事しました。その後、6月に転職しましたが、そこでの業務が自分には合っていないと思い…入社して2ヶ月で転職活動を始めました。
今の会社に入社する前に前職を辞めているので、2〜3ヶ月間のブランク期間もあります。なので、経歴は正直キレイとは言えないですね…。
転職活動時に不安はありましたか?
あまり綺麗な経歴では無かったので不安は常にありました。
書類が通ったとしても面接にほとんど受からなくて、働きたいなと思っている企業の面接にやる気を持って挑んでも、不採用通知しかもらえず苦労した時期があったので…。
あとは、前職と同じようにエンジニアとは無関係の業務をさせられたらどうしよう…という思いはありましたね。
ただ、キャリアアドバイザーの和田さんが、メリットだけでなくデメリットも含めてとても丁寧に企業の紹介をしてくださったので、以前よりかなり安心して選考に臨めました。
ユニゾンキャリアでは、IT業界に精通した転職アドバイザーがキャリアの相談を行っています。QAエンジニアへの転職を目指している方は、お気軽にお問い合わせください。