
最終更新日:2025.06.10
情報処理安全確保支援士試験(登録セキスペ)とは?メリットや難易度、受験方法を解説
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IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- 情報処理安全確保支援士試験ってどんな試験?
- 情報処理安全確保支援士試験の難易度は?
- 情報処理安全確保支援士試験の取得メリットって何?
「情報処理安全確保支援士試験(登録セキスぺ)」は、情報セキュリティ分野の知識とスキルを証明する国家資格です。
サイバー攻撃や情報漏洩への対応が重視されている現代において、情報処理安全確保支援士試験に合格したエンジニアは企業に重宝され、転職やキャリアアップに有利になります。
一方、情報処理安全確保支援士試験は難易度が高く、適切な対策を講じなければ合格が難しいのも事実です。
記事の要約
本記事では、情報処理安全確保支援士試験の受験を考える方に向けて、資格取得のメリットや試験の難易度、効率的な勉強方法について解説します。

1.情報処理安全確保支援士試験(登録セキスペ)とは
情報処理安全確保支援士試験について一から解説します。「どんな試験なの?」という疑問が解消します。
- 情報セキュリティの知識を証明するIPA唯一の国家資格
- 出題範囲は午前Ⅰ+Ⅱ、午後Ⅰ+Ⅱの全4種
- 試験概要
1-1. 情報セキュリティの知識を証明するIPAの国家資格
「情報処理安全確保支援士試験(SC)」は、情報処理推進機構(IPA)が実施する試験の中で唯一の国家資格であり、最高難易度のスキルレベル4に位置付けられています。
この試験の合格者は、登録手続きを行うことで、弁護士や公認会計士などと同じ「士業」である名称独占資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」を名乗ることが可能です。
試験では、脆弱性診断やインシデントレスポンスといった技術的な対策はもちろん、セキュリティポリシーの策定、リスクアセスメント、関連法規(個人情報保護法など)の遵守といったマネジメント面の知識まで、極めて広範かつ深い専門性が問われます。
そのため、この資格は、サイバーセキュリティに関する高度な知識とスキルを保有していることの客観的かつ公的な証明となります。
企業のセキュリティ部門やCSIRT、コンサルタントとしてキャリアを築く上で絶大な信頼性を与え、転職や昇進において非常に有利に働く、極めて価値の高い資格です。

1-2. 出題範囲は午前Ⅰ+Ⅱ、午後Ⅰ+Ⅱの全4種
情報処理安全確保支援士試験は、午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱの4つの試験で構成されています。各試験の形式と出題範囲は以下のとおりです。
試験 | 形式 | 出題範囲 |
---|---|---|
午前Ⅰ | 多肢選択式 | テクノロジー系・ストラテジ系・マネジメント系から出題 |
午前Ⅱ | 多肢選択式 | テクノロジー系(セキュリティ)・マネジメント系から出題 |
午後Ⅰ | 記述式 | 以下の1~5 1. 情報セキュリティシステムの企画・要件定義・開発・運用・保守に関すること 2. 情報セキュリティの運用に関すること 3. 情報セキュリティの技術に関すること 4. 開発の管理に関すること 5. 情報セキュリティ関連の法的要求事項などに関すること |
午後Ⅱ | 論述式 |
午前Ⅰ・Ⅱは知識を問う選択式の問題で構成されており、午後Ⅰ・Ⅱでは、知識を活用し自身の言葉で解答する記述式や論述式の問題が出題されます。

1-3. 試験概要
情報処理安全確保支援士試験の試験日・試験会場・受験料は以下のとおりです。
試験日 | 4月・10月(年2回) |
試験会場 | 全国47都道府県の主要都市 |
受験料 | 7,500円 |
試験は4月と10月に実施されます。年に2回しか受験できないため、申し込みを忘れないよう注意してください。
試験会場は受験票に記載されているため、事前に確認しておく必要があります。
受験料の支払い方法は、クレジットカード・コンビニ・ATM・バウチャーチケットから選択できます。
2.情報処理安全確保支援士試験(登録セキスペ)のメリット3選
情報処理安全確保支援士試験は、キャリア形成や年収アップに役立ちます。
- セキュリティエンジニアへの転職で役立つ
- セキュリティが重要な業界への転職に有利
- 官公庁向けの案件を持つ企業で手当が充実
2-1.セキュリティエンジニアへの転職で役立つ
情報処理安全確保支援士は、セキュリティエンジニアへの転職において、単なる歓迎資格に留まらず「選考の決め手」にさえなり得る強力な武器です。
その理由は、情報処理安全確保支援士が技術とマネジメントの両面にわたる体系的な知識を証明する、国内で最も権威ある国家資格だからです。
採用企業は、保有者に対して「セキュリティの基礎から応用、関連法規までを深く理解し、即戦力として活躍できる人材」という高い評価を与えます。
さらに、官公庁の入札案件などでは、この資格保有者の在籍が参加要件となるケースも多く、企業にとって直接的なビジネスメリットに繋がります。そのため、多くの求人で優遇されるのです。
特に、インフラエンジニアとしての実務経験を持つ方がこの資格を取得した場合、その価値は計り知れません。
「現場で培ったインフラの知見」と「体系化されたセキュリティの知識」を併せ持つ人材は極めて希少であり、実現可能なセキュリティを構築できるプロとして、他の候補者を圧倒する評価を得ることができます。
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2-2.セキュリティが重要な業界への転職に有利
金融、医療、通信や電力といった重要インフラ業界への転職において、情報処理安全確保支援士の資格は絶大な効果を発揮します。
これらの業界では、セキュリティ侵害が単なる情報漏洩では済まされず、顧客の全財産、患者の生命、そして社会機能そのものを脅かす重大な事態に直結するため、極めて厳格なセキュリティ対策が法規制や業界基準(例:FISC安全対策基準)によって義務付けられています。
このような業界で求められるのは、単なる技術力だけではありません。
業界特有の規制を深く理解し、遵守した上で最適なセキュリティを設計・運用できる高度な専門性です。
情報処理安全確保支援士試験は、技術だけでなく関連法規やリスクマネジメントの知識までを問うため、この資格を持つことは、まさに「業界の要求水準をクリアできるプロフェッショナル」であることの何よりの証明となります。
そのため、採用選考では高く評価され、責任あるポジションへの道が大きく開かれます。
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2-3.官公庁向けの案件を持つ企業で手当が充実
官公庁向けの案件を主力とするIT企業を目指すなら、情報処理安全確保支援士はキャリアと収入の両面で非常に大きなメリットをもたらします。
その最大の理由は、官公庁のシステム調達で採用される「総合評価落札方式」という入札制度にあります。
この制度では、企業の技術力が評価点として加算され、その評価項目に「情報処理安全確保支援士の在籍人数」が含まれることが少なくありません。
つまり、資格保有者が多ければ多いほど企業の評価点が上がり、大型案件を受注しやすくなるのです。
これは企業の売上に直結するため、各社は月5,000円~20,000円の資格手当や10万円以上のお祝い金といったインセンティブを設け、社員の資格取得を強力に後押ししています。
個人のスキルアップが会社の事業貢献に直接繋がるため、資格取得者は高く評価され、好待遇を受けられるのです。自身の市場価値を高め、収入アップを具体的に目指す方にとって、非常に投資対効果の高い資格は他にありません。
3.情報処理安全確保支援士試験(登録セキスペ)が役立つ仕事・職種
情報処理安全確保支援士の価値は、単一の専門職に留まらず、現代のIT社会を支える多様な職種で発揮されます。具体的には以下のような職種で役立ちます。
職種名 | 主な業務内容 | 資格の活かし方 |
---|---|---|
セキュリティエンジニア | セキュリティ製品の導入、インシデント対応、脆弱性診断 | セキュアなシステム設計、高度な脅威分析、インシデント対応の指揮 |
システムエンジニア (SE) | Webサービスや業務システムの要件定義、設計、開発 | 開発の初期段階から脆弱性を生まない「セキュアバイデザイン」の実践 |
ITコンサルタント | 企業の経営課題に対するIT戦略の立案・助言 | セキュリティリスクを経営課題として翻訳し、費用対効果の高い対策を提言 |
クラウドエンジニア/SRE | クラウド環境の設計・構築、サイト信頼性の維持・向上 | クラウド特有のセキュリティ設定(ID管理, ネットワーク)の最適化、インシデント対応の自動化 |
社内SE/情報システム部門 | 自社のITインフラ・システムの企画、運用、ヘルプデスク | 全社的なセキュリティポリシー策定・運用、従業員教育、IT統制の実現 |
IT監査人 | 企業のITガバナンスやシステムの妥当性を第三者視点で評価 | 独立した立場でセキュリティ体制の弱点を指摘し、改善策を勧告 |
CSIRTメンバー | サイバー攻撃発生時のインシデント対応専門業務 | 攻撃の技術的分析(フォレンジック)、被害の封じ込め、関係各所との連携を主導 |
この資格は、キャリアの可能性を大きく広げる「共通言語」であり、高度な専門知識を持つことの「品質保証」と言えます。
例えば、システムを「作る」立場のシステムエンジニアやクラウドエンジニアは、開発の初期段階からセキュリティを組み込むことで、堅牢で信頼性の高いサービスを生み出せます。
サイバー攻撃から組織を「守り、対応する」セキュリティエンジニアやCSIRT、社内SEは、日々の脅威を的確に分析し、有事の際には被害を最小限に食い止める最前線の要です。
そして、組織を「導き、評価する」ITコンサルタントやIT監査人は、経営的な視点や客観的な立場からセキュリティ体制全体を評価し、事業価値を守り高めるという戦略的な役割を担います。
これらの全ての職種において、技術からマネジメント、関連法規までを網羅した本資格の知識は、業務に深みと信頼性をもたらします。
どのキャリアパスを選択するにせよ、「セキュリティを体系的に理解し、ビジネスに貢献できるプロフェッショナル」であることの強力な証明となり、自身の市場価値を最大化することが可能です。
4.情報処理安全確保支援士試験(登録セキスペ)の難易度
情報処理安全確保支援士試験の難易度・合格率・勉強時間の目安を解説します。学習計画を立てるのに役立ちます。
- ITSSレベル4の難易度
- 合格率は15%前後
- 勉強時間の目安は200時間
4-1.ITSSレベル4の難易度
情報処理安全確保支援士試験の難易度を理解する上で重要なのが、経済産業省が定めるITスキル標準(ITSS)における「レベル4」という位置づけです。
これは、国内のIT系国家資格における最高レベルを意味します。
ITSSでは、レベル4の人物像を「高度な知識・技能を駆使し、プロフェッショナルとして未知の課題に対しても独力で解決策を導き出せる指導者(リーダー)」と定義しており、単なる知識量だけでは到達できない高みに設定されています。
応用情報技術者試験(レベル3)までが「与えられた課題を解決する力」を問うのに対し、本試験は「自ら課題を発見し、解決を主導する力」を測る点で質的に一線を画しているのが特徴です。
そのため、国内のセキュリティ関連資格の頂点に位置する、極めて挑戦しがいのある試験と言えるのです。
4-2.合格率は15%前後
情報処理安全確保支援士試験の合格率は、例年15%前後で推移しており、数ある高度情報処理技術者試験の中でも難関の一つに数えられています。
この合格率の低さの最大の要因は、150分にわたる「午後の長文読解・記述式問題」にあります。
午後試験では、実際のインシデント事例を模した数ページにわたる詳細なシナリオ(システム構成図、ネットワークログ、ソースコードの一部など)が提示されます。
受験者はその長文からセキュリティ上の問題点や脆弱性を迅速かつ的確に読み解き、「なぜそれが危険なのか」「どのような手順で、どんな対策を講じるべきか」を、採点者に伝わるよう簡潔かつ論理的に記述しなくてはなりません。
単なる知識の暗記では全く歯が立たず、実践的な課題発見能力と、具体的な解決策を提案する構成力そのものが問われます。
知識の応用力こそが情報処理安全確保支援士試験の難易度を高くしており、合否を分ける最大のポイントとなっています。
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4-3.勉強時間の目安は200時間
情報処理安全確保支援士試験の勉強時間は、応用情報技術者試験(AP)の合格者が「午前I試験免除」制度を活用した場合、一般的に約200時間が目安とされています。
平日に1~2時間、週末に3~4時間学習すれば、3~4ヶ月で到達できる計算です。ただし、セキュリティに関する実務経験によって大きく変動します。
200時間の学習時間のうち、その大半を試験の合否を分ける「午後対策」に充てるべきです。
具体的な配分としては、セキュリティ特化の知識が問われる「午前II対策」に約60時間、最難関の「午後対策」に約140時間というのが一つの目安になります。
応用情報で得た幅広いIT知識が新鮮なうちに学習を始めると、専門的なセキュリティ知識との繋がりをスムーズに理解でき、学習効率を最大化できます。計画的な時間配分と午後対策への集中が、合格への鍵となります。
5.情報処理安全確保支援士試験(登録セキスペ)の参考書・問題集
情報処理安全確保支援士試験の勉強に役立つ参考書と問題集を紹介します。効率的な学習が叶う教材を厳選しました。
- 午前Ⅰ・午前Ⅱの対策ができる参考書1選
- 午後Ⅰ・午後Ⅱの対策ができる参考書1選
- 午前Ⅰ・午前Ⅱの対策ができる問題集1選
- 午後Ⅰ・午後Ⅱの対策ができる問題集2選
5-1.午前Ⅰ・午前Ⅱの対策ができる参考書1選
「情報処理教科書 高度試験午前I・II」は、午前Ⅰ・Ⅱの試験範囲を網羅した参考書です。
過去問の解析や出題傾向をもとに、重要なポイントを効率よく習得できる構成となっています。
過去問や出題傾向を踏まえたうえで、赤シートを活用して暗記を進め、最後に演習問題で仕上げる学習方法がおすすめです。
頻出問題や出題傾向に重点を置いているため、短期間でのスコアアップが叶うのが本書の魅力です。
午前Ⅰ・Ⅱの対策を素早く完了させたいなら、「情報処理教科書 高度試験午前I・II」一冊で学習を進めてください。
5-2.午後Ⅰ・午後Ⅱの対策ができる参考書1選
午後Ⅰ・Ⅱの定番参考書は、「情報処理安全確保支援士の最も詳しい過去問解説」です。
午後Ⅰ・Ⅱを徹底的に研究し、午後問題を効果的に解くための指針が盛り込まれた内容になっています。
記述や論述問題の文章からヒントを読み解き、答えを導き出す思考プロセスが身に付くのが本書の魅力です。
また、記述式や論述式の正答以外がなぜ誤りなのかについても、納得のいく解説が提供されています。
問題へのアプローチから解答の導き方まで、すべてが明確に理解できる参考書です。
5-3.午前Ⅰ・午前Ⅱの対策ができる問題集1選
午前Ⅰ・Ⅱの問題集は、「情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ・Ⅱ 一問一答問題集」がおすすめです。
一問一答式で全320問が収録されており、問題を解いたらすぐに答えが確認できる構成になっています。
「スキマ時間を有効活用して1問解く」といった小さな積み上げにも最適です。
各問題には丁寧な解説が付いているため、理解を深めたり、弱点を補強したりするのに役立ちます。
また、問題は単元ごとに分類されているので、単元別の復習にも便利です。
5-4.午後Ⅰ・午後Ⅱの対策ができる問題集2選
午後Ⅰ・Ⅱの問題集は、「情報処理安全確保支援士『専門知識+午後問題』の重点対策」「うかる! 情報処理安全確保支援士 午後問題集」の2冊がおすすめです。
「情報処理安全確保支援士『専門知識+午後問題』の重点対策」は、厳選された午後問題に加え、効率的な学習方法の解説や暗記必須な用語集も収録されています。
「うかる! 情報処理安全確保支援士 午後問題集」は「ズルい攻略本」として知られており、午後問題でマルがつく答え方や、誤答回避のテクニックが解説されています。
効率的な学習の順序や方法を確認したい場合は、「情報処理安全確保支援士『専門知識+午後問題』の重点対策」を活用してください。
手っ取り早く正答パターンを頭に入れたい場合は、「うかる! 情報処理安全確保支援士 午後問題集」を活用するのがおすすめです。
6.情報処理安全確保支援士試験(登録セキスペ)の学習サイト
情報処理安全確保支援士試験の勉強に役立つ無料の学習サイトは、「情報処理安全確保支援士過去問道場」「情報処理安全確保支援士過去問対策.com」の2つです。
6-1. 情報処理安全確保支援士過去問道場
「情報処理安全確保支援士過去問道場」は、知識のインプットと定着に特化した学習サイトです。
最大の特徴は、スマートフォンに最適化された一問一答形式にあり、通勤中などのスキマ時間を活用してテンポ良く学習を進められます。
単元別・出題形式別など、弱点に合わせて問題を手軽に絞り込めるため、苦手分野の克服に絶大な効果を発揮します。
各問題には詳細な解説が付いているため、間違えた場合もその場で理解を深めることが可能です。また、ユーザー登録をすれば、正答率の記録や苦手問題の自動抽出といった便利な機能も利用できます。
学習初期の全体像の把握から、中期の反復演習、そして直前期の知識の総仕上げまで、あらゆる学習フェーズで中心的な役割を担う、合格に不可欠なツールです。
6-2. 情報処理安全確保支援士過去問対策.com
「情報処理安全確保支援士過去問対策.com」は、本番を想定したシミュレーションと実力測定に最適な学習サイトです。
実際の試験と全く同じ構成で年度・回ごとに過去問が掲載されており、時間を計って取り組むことで、本番さながらの緊張感の中で問題を解く練習ができます。
情報処理技術者試験は、時間配分と集中力の維持も合否を分ける重要な要素です。
このサイトを活用し、定期的に力試しを行うことで、自分の得意・不得意分野を客観的に把握できるだけでなく、時間内に解き終えるためのペース配分を体に染み込ませることができます。
学習がある程度進んだ週末や、試験直前期のリハーサルとして活用するのがおすすめです。
7.情報処理安全確保支援士試験(登録セキスペ)の受験方法
情報処理安全確保支援士試験の申し込みから合格発表までの流れを解説します。重要な注意点もあるので、受験する方は必ず確認してください。
- 申し込み方法
- 試験当日の流れ
- 試験結果の確認方法
7-1.申し込み方法
情報処理安全確保支援士試験の申し込みは、IPA受験者サイト(CBTS)から行います。具体的な手順は以下のとおりです。
- CBTSの利用者IDを新規作成(https://cbt-s.com/page/itee)
- CBTSにログイン(https://itee.ipa.go.jp/ipa/user/public/)
- 「応用情報技術者試験及び高度試験」をタップ
- 「お申し込み」をタップして申し込む
受験の申し込みは、受験料の支払いをもって正式に完了します。
コンビニやATMでの支払いを選択した方は、うっかり忘れることのないよう、早めに手続きを済ませてください。
受験票は後日発送されるため、試験当日までなくさないように保管してください。
7-2.試験当日の流れ
情報処理安全確保支援士試験の当日は、試験開始20分前に着席し、15分前から試験の説明が行われます。
試験が午前10時にはじまる場合、午前9時30分までに試験会場に到着し、9時45分までにトイレや準備を済ませておくと安心です。
試験開始時刻から30分以上遅れると試験会場に入室できなくなるため、注意が必要です。当日は時間に余裕を持って行動することを心がけてください。
試験開始までの流れがスムーズであれば、心を落ち着けて試験に臨むことができ、実力を最大限に発揮できます。
7-3.試験結果の確認方法
情報処理安全確保支援士試験の結果は、試験日から約2ヶ月後に発表されます。以下の手順で確認を行ってください。
- IPA受験者サイト(CBTS)にアクセス(https://cbt-s.com/page/itee)
- CBTSで作成した利用者IDとパスワードを入力
- 「受験結果一覧」に移動して結果を確認
合格証明書は合格発表日の数日後にCBTSに登録した住所に届きます。
IPAが主催する試験の中には、試験終了直後に結果が表示されるものもありますが、情報処理安全確保支援士試験の場合は、結果がCBTSで発表されるまで待つ必要がある点に注意してください。
8.資格勉強中の転職はユニゾンキャリア
「情報処理安全確保支援士試験に合格したら転職しよう」と考えている方は、ぜひユニゾンキャリアにご相談ください。
8-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
本記事をここまで読んでいただきありがとうございました。
情報処理安全確保支援士という資格が、あなたの市場価値を飛躍的に高める強力な武器となることを理解いただけたかと思います。
しかし、その価値を最大限に引き出し、理想のキャリアを実現するには、資格取得と同じくらい「戦略的な転職活動」が重要です。
自身の強みをどうアピールし、どの企業がそれを最も高く評価してくれるのか?その部分を追求することであなたの待遇を最大化することができます。
口コミ評価
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8-2.ユニゾンキャリアの転職成功インタビュー

成功者インタビューより
ー転職しようと思ったきっかけは何ですか?
年収を上げたかったですし、上流の仕事をしてみたいという思いがあったからです。また、前職では「もっとスキルを身につけたい」という思いの方が周りにあまりいなくて…自分とのやる気の差を感じて頑張りづらさがあったので、転職してモチベーションの高い人達と働きたい!という気持ちも強かったですね。
ー転職活動を進めていくなかで、不安だったことは何かありますか?
エンジニア経験が1年間しかなく、正直転職するには早いかな?と考えていました。もっとスキルを身につけてから転職した方が良いのかな?とも感じていて…担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんに何度も相談しました。その度に佐瀬さんから「絶対大丈夫!」と背中を押してもらっていたので、自分としても早くキャリアアップしたかったというのもあり、転職に踏み出しました。あとは「転職後に年収は上がるのかな」とか、「エンジニア歴が短いことで前職と同じような下流工程の業務に当たらないかな」という不安もありました。
ー内定が出るまでにどれくらいの期間がかかりましたか?
他のエージェントさんを利用していた時期もあったので、転職活動にかかった合計の期間としては、1ヶ月半ほどですね。ただ、ユニゾンキャリアを利用してからは3週間で内定が出ました。働きながらの転職活動だったのにめちゃめちゃ早かったです(笑)
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