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最終更新日:2025.05.23
CCNA合格者の年収はどのくらい上がる?取得後に年収を上げるコツも解説

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本日のトピックスはこちら!
- CCNA合格で年収が上がる?
- CCNA保持者の平均年収は?
- CCNA合格後に年収を上げる方法は?
CCNAはインフラエンジニアの登竜門とされる資格であり、合格によって年収を上げられる可能性があります。
しかし、所属企業の商流や参画できる案件によっては、必ずしも年収が上がるわけではありません。
そのため、「CCNAを取得したけど、年収が上がらなかった」なんてことがないように、CCNAの取得が評価される環境で働けるようにすることが重要です。
記事の要約
本記事では「CCNAの取得を目指して勉強中の方」に向けて、CCNA合格者の平均年収と年収を上げる方法について解説します。
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1.CCNA合格後に年収が上がる理由
CCNA合格によって年収が上がる理由は、以下のとおりです。
- 資格取得によって年収が上がる
- 単価が高い案件に参画できる
1-1.資格手当によって年収が上がる
CCNAに合格すると、企業によっては資格手当が支給されることが一般的です。
相場は月5,000円~1万円(年間6万円~12万円)程度ですが、約4万円の受験費用や参考書の購入費用を賄うには十分な金額です。
しかし、企業によっては資格手当がない場合もあります。
特に受験費用のみ補助する企業や、研修を通じて資格合格を目指す企業では手当が支給されない可能性があります。
資格の合格によって年収を上げる場合は、転職先に資格手当があるか確認が必要です。ただし、資格手当の有無だけで転職先を決めるのはおすすめできません。

1-2.単価が高い案件に参画できる
CCNAに合格することで、より単価の高い案件に携わるチャンスが増え、年収が上がります。
エンジニアの給料は参画する案件の単価と連動しているため、上流工程に関われるかが年収アップのカギです。
例えば、未経験の方が最初に関わることが多い「監視・運用」の業務は、ITの基礎知識があればできるため、単価が低く年収も300万円台です。
一方、CCNAを取得すると、より上流工程の「保守・設計・構築」に関われるチャンスが上がり、年収400万円以上も期待できます。
総務省が発表したデータによると、2022年時点でネットワーク機器市場における支出額の約半数がCisco社製です。

CCNAに合格することで、様々な現場で利用されているネットワーク機器が扱えることを証明できるため、市場から高い評価を受けやすく、年収アップにつながります。
CCNAは年収アップに役立つ資格ですが、きちんと評価される企業で働かないと思うように年収が上がらないこともあります。もし、「自分でCCNAを評価してくれる企業を見つけられるかな」と不安な方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。
2.CCNA合格者の平均年収は高いのか?
結論を言えば、CCNA合格者の平均年収は高い傾向にあります。
なお、平均年収の算出は、「平成25年分 民間給与実態統計調査」と「令和5年分 民間給与実態統計調査」を参照にしています。※参照:平成25年民間給与実態統計調査・令和5年民間給与実態統計調査
2-1.CCNA合格者の平均年収は高い
CCNAを提供しているCisco Japanが2013年に発表したデータによると、Cisco資格保有者の平均年収は次のとおりです。
資格の種類 | 合格に必要な平均経験年数 | 平均年収 |
---|---|---|
CCNA(初心者向け) | 2年以上 | 404万~578万円 |
上記のとおり、実務経験を積んだCCNA合格者であれば、年収500万円の大台を突破しています。
ただ、調査データは2013年と少し古く、その当時の日本の平均年収は「平成25年分 民間給与実態統計調査」によると414万円です。
「令和5年分 民間給与実態統計調査」では460万円になっているので、現在におけるCCNA合格者の平均年収も上がっていると予想できます。年収を上げたいインフラエンジニアにとって、CCNAは必須資格といえます。
CCNAを取得して年収を上げたい方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。
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2-2.CCNA合格で初年度の年収300万円以上
未経験からインフラエンジニアに転職する場合でも、資格がない方は年収200万円台が多い中、CCNAに合格していると未経験でも年収300万円以上で採用されるケースが多いです。
CCNAが単なる知識の証明にとどまらず、ネットワーク設定の即戦力であることをアピールできる資格だからです。
現場でも必要とされる資格であるため、転職前に合格しておけば資格がない方よりも早い段階で年収アップを目指すことが可能です。
ただし、4次請けなど商流が深い企業や地方企業では、年収200万円台にとどまる危険性もあります。転職時には企業の待遇や案件内容を確認することが重要です。
3.CCNA合格後に年収が上がらないケース
CCNA合格後に年収が上がらないケースは、以下のとおりです。
- 低単価の監視・運用の案件しかない
- 異業種からの転職時で前職の年収が高い
3-1.低単価の監視・運用の案件しかない
CCNAに合格しても、所属している会社自体に監視・運用の案件しかない場合は年収アップが難しいです。
監視・運用は単価が低い下流工程であり、資格なし・未経験でもこなせる業務が多いです。
ルーティン業務を行うためスキルアップの機会も限られ、上流工程へキャリアアップしにくい環境に陥ることもあります。同僚の多くが監視・運用にとどまっている環境は、商流が低く、下流工程の案件しか扱っていない可能性が高いです。
転職先を選ぶ際には、会社が扱う案件の種類やキャリアパスの有無を確認するのが重要です。

3-2.異業種からの転職で前職の年収が高い
異業種からインフラエンジニアへ転職する際、前職の年収が高いと一時的に収入が下がる恐れがあります。
例えば、大手住宅メーカーの営業職で年収500万円だった人が、未経験からインフラエンジニアに転職すると、最初の年収はそれより低くなることが一般的です。
転職時には前職の経験も評価されますが、初年度からエンジニアとして高年収を得るのは難しく、まずは実務経験を積む必要があります。
ただし、先述のとおりCCNA合格者の平均年収は404万円から578万円のため、資格に合格して経験年数を積めば前職の年収を超える可能性は高いです。
さらにAWS認定資格などほかの資格も取得して上流工程に携われれば、前職が高年収でも超えることが可能です。
4.CCNA合格後に年収を上げる方法
CCNA合格後に年収を上げる方法は、以下のとおりです。
- CCNAの次はCCNPに合格して年収アップ
- 保守以上の工程に携われる企業に転職
4-1.CCNAの次はCCNPに合格して年収アップ
CCNAを取得した後、さらに年収を上げるためには上位資格のCCNPに合格するのが効果的です。
事実、Cisco Japanの調査結果によると、CCNP合格者の平均年収は経験年数3年で496万円から701万円とCCNA合格者よりも高いです。
資格の種類 | 合格に必要な平均経験年数 | 平均年収 |
---|---|---|
CCNP(中級者向け) | 3年以上 | 496万~701万円 |
CCNA(初心者向け) | 2年以上 | 404万~578万円 |
CCNAはあくまで基礎資格なため、年齢やポテンシャルによっては合格後も監視・運用の業務にとどまるケースがあり、キャリアアップが頭打ちになる危険性もあります。
一方でCCNPに合格すると、設計・構築などの上流工程に関われるチャンスが増え、単価の高い案件に参画できる可能性が高まるのです。よりキャリアアップを目指すのであれば、CCNPの合格まで目指してください。
4-2.保守以上の工程に携われる企業に転職
CCNA合格後に年収を上げるためには、単価の高い保守以上の案件に携われる企業に転職することが重要です。
特に保守以上の設計・構築といった工程に携われる企業であるかは、今後のキャリアアップの可能性に大きく関わります。
また、上流工程の業務に携わるには、無資格者よりもCCNA合格者のほうが圧倒的に有利です。CCNAのスキルがあれば、たとえ保守未経験であっても業務をすぐにこなせる可能性があります。
年収を高めるにはCCNA合格後、保守以上の業務ができる企業に転職して、上流工程を狙うのがおすすめです。
ユニゾンキャリアでは、CCNA合格後のキャリアや合格に向けた取り組みなどを、「完全無料」でご案内しているので、ぜひご相談ください。
5.CCNA合格によって年収が上がる職業
CCNA合格によって年収があがる職業は、以下のとおりです。
- インフラエンジニアはCCNA取得で市場価値アップ
- ネットワークエンジニアは年収アップ率が高い
5-1.インフラエンジニアはCCNA取得で市場価値アップ
CCNAはインフラエンジニアを目指す方が内定獲得するのに役立つ資格です。
インフラエンジニアの業務ではネットワーク領域が約7割、サーバー領域が約3割のような複合的な案件が多く、ネットワークの知識は重要視されます。
現場ではCiscoのネットワーク機器が広く使われているため、CCNAに合格していると即戦力の評価を受けやすいのです。
ネットワーク案件は需要が高いので、市場価値を高めるのに必要な経験を積むのにも、CCNAを取得しておいて損をすることはありません。
5-2.ネットワークエンジニアは年収アップ率が高い
CCNAはネットワークエンジニアの年収アップに最も影響を与える資格です。
CCNA合格者の平均年収は404万~578万円と無資格者より高い水準でありため、多くの企業が重要視していることがわかります。
事実、研修で合格を目指す企業もあるほど需要が高いため、事前に合格しておけば即戦力として高い評価を得やすいです。
さらに、ポテンシャルの高さからより単価の高い案件を保有している会社に入れるチャンスにも恵まれます。資格がない場合よりも高い年収で入れる可能性も高く、より良い条件からキャリアをはじめられる点も魅力です。
6.CCNA勉強中ならユニゾンキャリアで転職を加速!
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6-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
本記事を読んでいただき、ありがとうございます。
資格取得をしても、企業によっては年収を上げられないケースも少なくありません。
CCNAを率先して勉強している頑張り屋の方には、ぜひ入る企業を間違えず順当にキャリアアップして欲しいのが私の願いです。
求人票に「上流工程の案件あり!」と書かれていても、実際は保有案件の多くが下流工程だったというケースも珍しくありません。
IT業界に精通した転職アドバイザーが、あなたのキャリアプランを一緒に考えながら最適な企業をご提案いたします。
ユニゾンキャリアはおかげさまでお客様からご支援いただき、Googleの口コミ件数400件を突破し、総合評価で★4.8をいただいております。
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6-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
転職しようと思ったきっかけを教えてください!
インフラエンジニアとして、上流の仕事にキャリアアップしたいという思いがあったからです。
実際、キャリアアップのために、業務の空き時間などを使って資格の勉強を進めていました。
ただ、上流工程に携われる現場の空きがなかなか出なかったこともあり、キャリアアップ出来ない状況が続いていて…
このまま足踏みし続けるのも違うかな、と思ったので転職に踏み切ることにしました!
転職活動を進めていくなかで、不安だったことは何かありますか?
エンジニア経験者としての転職だったので、専門的な内容についての質問にしっかり答えられるかが一番不安でした。
実際、転職に向けてインフラ関連の資格をいくつか取得しましたが、詳しい内容について聞かれたら…と考えると、正直自信がなかったんです。
選考を進めるうえで必要だと感じたスキルや資格は何ですか?
業務経験をしっかり言語化できることですね!「こういう点を意識していました」と具体的に伝えるのが、私なりの面接のコツです。
あとは資格も武器になりましたね。継続的にインフラ系の資格を取り続けていたので、モチベーションの高さをアピールできたんじゃないかと思いますね。
CCNAの取得は未経験からの転職を有利にしたり、年収アップやキャリアアップにも役立ちます。
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